JP2959511B2 - データストローブ装置 - Google Patents

データストローブ装置

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JP2959511B2 JP9065237A JP6523797A JP2959511B2 JP 2959511 B2 JP2959511 B2 JP 2959511B2 JP 9065237 A JP9065237 A JP 9065237A JP 6523797 A JP6523797 A JP 6523797A JP 2959511 B2 JP2959511 B2 JP 2959511B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータストローブ装
置に関し、特にディジタル周波数変調信号を再生するデ
ータストローブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル信号を変調する方式の一つと
してディジタル信号をいわゆる周波数変調信号に変調す
るディジタル周波数変調方式があるが、中でもEFM
(Eight to Fourteen Modula
tion)方式で変調されるEFM信号は、コンパクト
ディスクのディジタル記録変調方式としてよく知られて
いる。このEFM信号は所定の規則のもとに8ビットの
ディジタル信号を14ビットのディジタル信号に変換
し、更に直流成分が発生しないように直流成分抑圧ビッ
ト(DSV:Digital Sum Variati
on)を付加した上で、個有ビット周期Tに対して3
T,4T,5T,…,11Tの状態反転間隔で周波数変
調されたディジタル周波数変調信号である。
【0003】従来、EFM信号の復元は伝送されてきた
EFM信号を基準とする同期クロックをPLL(Pha
se Locked Loop)回路で再生し、その同
期クロックで伝送されてきたEFM信号をストローブす
る方法が知られている。例えば、その方法の一例として
実開昭60−67556号公報に開示されたクロック再
生回路がある。このクロック再生回路は電圧制御発振器
と、電圧制御発振器の出力に基づいてクロックを生成す
る回路と、EFM信号をクロックでラッチする第1のラ
ッチ回路と、第1のラッチ回路の入出力間の位相差を検
出する第1の位相差検出手段と、EFM信号をクロック
のタイミングで整合した信号をクロックでラッチする第
2のラッチ回路と、第2のラッチ回路の入出力間の位相
差を検出する第2の位相差検出手段と、第1の位相差検
出手段と第2の位相差検出手段とで検出される2つの位
相差が所定の関係になるように、電圧制御発振器を制御
する手段とを備えた構成となっている。
【0004】この公報記載のクロック再生回路によれ
ば、電圧制御発振器に基づいてクロックを生成し、EF
M信号をそのクロックでラッチし、このラッチ前後の信
号の位相差が所定の状態となるように電圧制御発振器の
発振周波数を制御することによって同期クロックを再生
し、この同期クロックで伝送されてきたEFM信号をス
トローブするように動作している。
【0005】一般に、伝送されてきたEFM信号は符号
間干渉やジッタ雑音等の影響を受けており、伝送されて
きたEFM信号の最良識別点である波形中心時点で再識
別を行い、EFM信号を復元する必要がある。しかしな
がら、ストローブ回路のストローブポイントの偏差、す
なわち復元されたEFM信号の最良識別点に対して再生
クロックの立上り点または立下り点にずれがあると、デ
ータ再生過程で符号誤り率に大きな影響を与える要因と
なる。
【0006】このずれは伝送されてきたEFM信号の固
有ビット周波数1/Tと電圧制御発振器の非同期状態周
波数foとの周波数差によって生ずるのであって、第1
の位相差検出手段と第2の位相差検出手段とで検出され
る2つの信号の位相差をローパスフィルタで平滑して電
圧制御発振器の発振制御電圧とするので、同期クロック
を得るためには伝送されてきたEFM信号と同期クロッ
クとに対応する位相差がなければならないためである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
ストローブ装置では、伝送されてきたEFM信号の固有
ビット周波数1/Tが変動したり、または固有ビット周
波数1/Tと電圧制御発振器の非同期状態周波数foと
に周波数偏差がある場合には、伝送されてきたEFM信
号の最良識別点に対する再生クロックの立上り点または
立下り点にずれが生じ、その結果、データ再生過程で符
号誤り率に大きな影響を与える恐れがある。
【0008】上記の問題を解決するために、伝送されて
きたディジタル周波数変調信号を基準としてクロックを
再生するクロック再生回路と、クロックをトリガとして
ディジタル周波数変調信号をデータ再生するストローブ
回路とを少なくとも具備したデータストローブ装置があ
る。このデータストローブ装置ではストローブ回路の入
出力信号を用いて得たストローブポイント位相偏差信号
及びストローブ回路の入出力信号とクロックとを用いて
生成したストローブポイント制御基準信号各々の積分値
の差を用いてクロックの位相を制御するクロック移相器
を自動制御することによって、ストローブポイントの偏
差を自動補正するように構成しており、ディジタル信号
の伝送データ列に依存することなく、ストローブポイン
トの偏差を自動補正することができ、再生データの符号
誤り率を低減することができる。このデータストローブ
装置については、特開昭61−9058号公報に詳述さ
れている。
【0009】しかしながら、上記のデータストローブ装
置においても、クロックの位相を制御するクロック移相
器と、それを自動制御する信号を生成するためのストロ
ーブポイント位相偏差信号及びストローブポイント制御
基準信号各々の積分値信号を得るための積分器とがアナ
ログ回路で構成されているので、積分器の積分定数偏差
の経年変化やクロック移相器の特性の経年変化等によっ
てディジタル周波数変調信号の最良識別点に対する識別
点位相にオフセットが生じる恐れがある。また、これら
の回路はアナログ回路を含むので、ディジタル回路との
プロセス整合性の観点からディジタル回路と同一プロセ
ス上でLSI(大規模集積回路)等に集積し難い。
【0010】そこで、本発明の目的は上述した問題点を
解消し、当該回路をディジタル回路のみで構成してスト
ローブポイントの偏差を自動的に補正することができ、
再生データの誤り率を低減することができるデータスト
ローブ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるデータスト
ローブ装置は、ディジタル周波数変調信号に変調されて
送られてきたディジタル信号を基準として再生される同
期クロック信号を基に前記ディジタル信号のデータ再生
を行うストローブ回路を含むデータストローブ装置であ
って、前記ディジタル信号を基準として前記同期クロッ
ク信号のn倍(nは正の整数)の周波数のクロック信号
を生成するクロック生成手段と、前記ディジタル信号の
変化点を前記クロック生成手段で生成された前記クロッ
ク信号に基づいて検出するエッジ検出手段と、前記エッ
ジ検出手段の出力を前記クロック生成手段で生成された
前記クロック信号に基づいて順次シフトするn段のシフ
トレジスタと、前記シフトレジスタの各段のタップ出力
信号各々を計数して前記変化点の出現位置の分布を計測
する分布計測手段と、前記クロック生成手段で生成され
た前記クロック信号を1/n分周して前記同期クロック
信号を生成しかつ前記分布計測手段の計測結果を基に前
記同期クロック信号を補正する分周手段とを備え、前記
分周手段の出力を基に前記ストローブ回路で前記ディジ
タル信号のデータ再生を行うようにしている。
【0012】本発明のデータストローブ装置には、少な
くとも同期クロック再生回路及びストローブ回路を備え
ており、同期クロック再生回路が同期クロックのn倍
(nは正の整数)の周波数のクロックを再生している。
【0013】すなわち、本発明のデータストローブ装置
はディジタル周波数変調信号の信号変化点をn倍の同期
クロックによって検出するエッジ検出手段と、エッジ検
出手段の出力をn倍の同期クロックにしたがって順次シ
フトするn段のシフトレジスタと、シフトレジスタ各々
の出力状態を補正された同期クロックにしたがって計数
をして計数値がm(mは正の整数)となった時にキャリ
ーを出力するn個の計数カウンタと、n個の計数カウン
タのキャリー出力を論理和する論理和手段と、n個の計
数カウンタのうちi番目(iは正の整数、i≦n)の計
数カウンタがキャリーを出力した時に数値iがプリセッ
トされかつn倍の同期クロックを1/n分周する1/n
分周器とを具備し、1/n分周器の出力を補正された同
期クロックとしてディジタル周波数変調信号をストロー
ブするように構成している。
【0014】このように構成することで、本発明のデー
タストローブ装置は当該回路をディジタル回路のみで構
成することができ、特性の経年変化がなく、プロセス整
合性も良く、LSI(大規模集積回路)等への集積が容
易となる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例の構
成を示すブロック図である。図において、本発明の一実
施例によるデータストローブ装置は同期クロック再生回
路2と、同期クロック生成回路3と、ストローブ回路4
と、入力端子11と、出力端子12,13とから構成さ
れている。
【0016】同期クロック再生回路2は入力端子11に
入力されるディジタル信号100の同期クロックを再生
する回路であって、位相比較器21と、チャージポンプ
回路22と、ローパスフィルタ23と、電圧制御発振器
24と、1/n分周器25とから構成されている。
【0017】同期クロック生成回路3はエッジ検出回路
31と、シフトレジスタ32と、計数カウンタ331〜
33nからなる計数カウンタ群33と、論理和回路34
と、1/n分周器35とから構成されている。
【0018】図2は図1の同期クロック再生回路2の動
作を示すタイミングチャートであり、図3は図1の同期
クロック生成回路3及びストローブ回路4の動作を示す
タイミングチャートである。これら図1〜図3を用いて
本発明の一実施例の動作について説明する。
【0019】ディジタル周波数変調信号に変調されて伝
送されてきたディジタル信号100は入力端子11に入
力され、同期クロック再生回路2と同期クロック生成回
路3とストローブ回路4とに夫々伝送される。
【0020】同期クロック再生回路2はディジタル信号
100の同期クロックを再生する回路であって、その基
本構成は一方法として上述した従来の技術と同様であ
る。すなわち、ディジタル信号100は位相比較器21
に入力され、1/n分周器25からのクロックφによっ
て位相比較される。
【0021】位相比較器21は、図2に示すように、デ
ィジタル信号100の固有周波数1/Tに対して、電圧
制御発振器24の出力クロックnφを1/n分周器25
によって分周したクロックφの周波数が高い時は位相進
みを、低い時は位相遅れを夫々示す位相差検出信号U
と、クロックφの1/2周期の幅を有しかつ位相差検出
信号Uに対応した位相差参照信号Dとを生成する。
【0022】生成された位相差検出信号U及び位相差参
照信号Dはともにチャージポンプ回路22に送られ、チ
ャージポンプ回路22で合成されて電圧制御発振器制御
信号Cpとして出力される。また、電圧制御発振器制御
信号Cpはローパルフィルタ23によってクロックφの
キャリア成分が除去され、電圧制御発振器制御信号Vt
として電圧制御発振器24に入力される。電圧制御発振
器24は電圧制御発振器制御信号Vtにしたがって同期
クロックのn倍(nは正の整数)の周波数の出力クロッ
クnφを生成する。
【0023】このように、同期クロック再生回路2は電
圧制御発振器24の発振周波数が制御電圧のレベルに正
比例して増加する特性を有する時、位相比較の結果、電
圧制御発振器制御信号Vtの出力レベルがクロックφに
対してディジタル信号100の固有周波数1/Tより低
い(位相が進んでいる)場合は低く、高い(位相が遅れ
ている)場合は高くなるように動作し、電圧制御発振器
24で出力クロックnφを、1/n分周器25で同期ク
ロックφを夫々再生する。
【0024】同期クロック生成回路3のエッジ検出回路
31はディジタル信号100の信号変化点を電圧制御発
振器24の出力クロックnφによって検出し、n段のシ
フトレジスタ32はエッジ検出回路31の出力を電圧制
御発振器24の出力クロックnφにしたがって順次シフ
トする。
【0025】計数カウンタ群33はn段のシフトレジス
タ32の各タップ出力に対応して配設された計数カウン
タ331〜33nから構成されており、計数カウンタ3
31〜33n各々は対応するシフトレジスタ32のタッ
プ出力がアクティブ、つまりエッジ検出回路31でディ
ジタル信号100の信号変化点が検出されたことを示す
検出信号となった回数を1/n分周器35からの同期ク
ロックψにしたがって計数する。また、計数カウンタ3
31〜33nは各々の計数値が予め設定された所定値m
(mは正の整数)となった時にキャリーを出力する。つ
まり、計数カウンタ群33ではエッジ検出回路31のエ
ッジ検出信号(信号変化点)の出現位置の分布を計測す
る。
【0026】論理和回路34は各計数カウンタ331〜
33nのキャリー出力を論理和演算し、その演算結果を
各計数カウンタ331〜33n及び1/n分周器35に
出力する。各計数カウンタ331〜33nは論理和回路
34の出力がアクティブになると、その計数値をリセッ
トする。1/n分周器35は電圧制御発振器24からの
出力クロックnφを1/n分周して同期クロックψを生
成する。この場合、同期クロックψは計数カウンタ群3
3で計測されたエッジ検出信号の出現位置の分布に応じ
てディジタル信号100の同期クロックを補正した信号
である。すなわち、1/n分周器35では各計数カウン
タ331〜33nからのキャリー出力に応答して、キャ
リーを出力した計数カウンタ331〜33nに対応する
値がプリセットされる。例えば、i番目(iは正の整
数、i≦n)の計数カウンタ33iからキャリーが出力
されると、1/n分周器35には数値iがプリセットさ
れる。
【0027】同期クロック生成回路3の一連の動作は時
間間隔1/ψにおける出力クロックnφで標本化された
検出エッジ信号Edの出現分布を計測し、出力確率の最
も高い相対時刻位置を得て、最適なストローブポイント
を与える補正された同期クロックψを生成するものであ
る。
【0028】すなわち、ディジタル信号100を出力ク
ロックnφで標本化した検出エッジ信号Edはn段のシ
フトレジスタ32に入力され、出力クロックnφにした
がって順次シフトされて出力Qiに出力される。これら
各出力Qiが入力された計数カウンタ33iは夫々補正
された同期クロックψにしたがって、同期クロックψの
立上りエッジのタイミングにおける出力Qiの状態が
“H”レベルであれば計数し、計数値が所定値mとなっ
た時にキャリーを出力する。計数カウンタ33iからの
キャリー出力は論理和回路34によって論理和され、そ
の論理和出力は計数カウンタ群33をリセットし、同時
に出力クロックnφを1/n分周して補正された同期ク
ロックψ(=信号101)を出力する1/n分周器35
に数値iをプリセットするように作用する。
【0029】上記の図3はn=8の場合に、計数カウン
タ群33のうちi=2、すなわち計数カウンタ332に
対する検出エッジ信号Edの出現確率が高い時の補正さ
れた同期クロック生成の過程を示している。この場合の
動作について以下詳述する。
【0030】処理過程のある時刻aで信号101が立上
った時、n段のシフトレジスタ32の出力Q2がアクテ
ィブになると、計数カウンタ332はカウントアップ
し、その計数値が「m−2」から「m−1」となる。時
刻bでn段のシフトレジスタ32の出力Q1がアクティ
ブになると、計数カウンタ331がカウントアップし、
計数カウンタ332はカウントアップされない。さら
に、時刻cでn段のシフトレジスタ32の出力Q2がア
クティブになると、計数カウンタ332はカウントアッ
プし、その計数値が「m−1」から「m」となる。この
時、計数カウンタ332からは論理和回路34と1/n
分周器35とに対してキャリーが出力される。論理和回
路34の出力は各計数カウンタ331〜33n全てのリ
セット端子に入力されて各々の計数値をリセットすると
ともに、1/n分周器35に数値i=2をプリセットす
るように作用する。
【0031】よって、i/n分周器35の出力はその信
号反転タイミングが更新され、補正された同期クロック
ψとなる。同期クロックψの信号反転タイミングの更新
動作は各計数カウンタ331〜33nの計数値が「m」
となる度に行うことになるので、時間間隔1/ψにおけ
る出力クロックnφで標本化された検出エッジ信号Ed
の出現分布を計測し、出現確率の最も高い相対時刻位置
を得て、最適なストローブポイントを与える補正された
同期クロックψを自動的に生成するのである。
【0032】ストローブ回路4はディジタル信号100
を同期クロック生成回路3で補正された同期クロックψ
によってストローブし、再生データ信号102を出力端
子13に出力する。尚、ストローブは同期クロック生成
回路3で検出エッジ信号Edの出現分布を計測する時の
同期クロックψのタイミングの裏側(図3においては立
下りエッジ)で行い、ディジタル信号100の最良識別
点である波形中心時点で行う。
【0033】以上、本発明の一実施例の動作をn=8の
場合について詳細に説明したが、nはこれに限らず、要
求する性能に合わせて適時選択すれば良いことは言うま
でもない。
【0034】このように、同期クロック再生回路2の電
圧制御発振器24でディジタル信号100の同期クロッ
クのn倍の周波数の出力クロックnφを生成し、同期ク
ロック生成回路3のエッジ検出回路31で出力クロック
nφを基にディジタル信号100から標本化した検出エ
ッジ信号Edの出現分布をn段のシフトレジスタ32及
び計数カウンタ群33で計測し、出現確率の最も高い相
対時刻位置を基に補正された同期クロックψを1/n分
周器35で生成することによって、ストローブポイント
の偏差を自動的に補正し、再生データの符号誤り率を低
減することができる回路をディジタル回路のみで構成す
ることができるので、特性の経年変化がなく、プロセス
整合性も良く、容易にLSI等に集積することができ
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ィジタル信号を基準として同期クロック信号のn倍(n
は正の整数)の周波数のクロック信号を生成し、そのク
ロック信号に基づいてディジタル信号の変化点を検出す
るとともに、検出された変化点の出現位置の分布を計測
し、その計測結果を基に同期クロック信号を補正するこ
とによって、ディジタル回路のみで構成してストローブ
ポイントの偏差を自動的に補正することができ、再生デ
ータの誤り率を低減することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の同期クロック再生回路の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図3】図1の同期クロック生成回路及びストローブ回
路の動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
2 同期クロック再生回路 3 同期クロック生成回路 4 ストローブ回路 21 位相比較器 22 チャージポンプ回路 23 ローパスフィルタ 24 電圧制御発振器 25,35 1/n分周器 31 エッジ検出回路 32 シフトレジスタ 33 計数カウンタ群 34 論理和回路 331〜33n 計数カウンタ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル周波数変調信号に変調されて
    送られてきたディジタル信号を基準として再生される同
    期クロック信号を基に前記ディジタル信号のデータ再生
    を行うストローブ回路を含むデータストローブ装置であ
    って、前記ディジタル信号を基準として前記同期クロッ
    ク信号のn倍(nは正の整数)の周波数のクロック信号
    を生成するクロック生成手段と、前記ディジタル信号の
    変化点を前記クロック生成手段で生成された前記クロッ
    ク信号に基づいて検出するエッジ検出手段と、前記エッ
    ジ検出手段の出力を前記クロック生成手段で生成された
    前記クロック信号に基づいて順次シフトするn段のシフ
    トレジスタと、前記シフトレジスタの各段のタップ出力
    信号各々を計数して前記変化点の出現位置の分布を計測
    する分布計測手段と、前記クロック生成手段で生成され
    た前記クロック信号を1/n分周して前記同期クロック
    信号を生成しかつ前記分布計測手段の計測結果を基に前
    記同期クロック信号を補正する分周手段とを有し、前記
    分周手段の出力を基に前記ストローブ回路で前記ディジ
    タル信号のデータ再生を行うようにしたことを特徴とす
    るデータストローブ装置。
  2. 【請求項2】 前記分布計測手段は、前記シフトレジス
    タの各段に対応して設けられかつ対応する前記タップ出
    力信号の状態を基に前記変化点の出現回数を前記分周手
    段の出力に同期して計数するn台の計数手段を含むこと
    を特徴とする請求項1記載のデータストローブ装置。
  3. 【請求項3】 前記n台の計数手段のうちi番目(iは
    正の整数でかつi≦n)の計数手段の計数値が予め設定
    された所定数となった時に前記分周手段に数値iを設定
    するよう構成したことを特徴とする請求項2記載のデー
    タストローブ装置。
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