JP2959253B2 - ハウジング内の差動装置の潤滑構造 - Google Patents

ハウジング内の差動装置の潤滑構造

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JP2959253B2 JP3357973A JP35797391A JP2959253B2 JP 2959253 B2 JP2959253 B2 JP 2959253B2 JP 3357973 A JP3357973 A JP 3357973A JP 35797391 A JP35797391 A JP 35797391A JP 2959253 B2 JP2959253 B2 JP 2959253B2
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    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
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    • F16H57/0482Gearings with gears having orbital motion
    • F16H57/0483Axle or inter-axle differentials

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハウジング内に配置し
た差動装置の潤滑構造に関し、特に、ハウジングがトラ
ンスアクスルのハウジングの一部である場合に好適な、
差動装置の潤滑構造に関する。
【0002】
【従来の技術】トランスミッションと差動装置とが一緒
になった、自動車の駆動系に設置するトランスアクスル
の潤滑構造として、トランスアクスルのハウジングに潤
滑油の供給路を設けるとともに、この供給路を圧力源に
接続し、供給路を経て強制的に供給される潤滑油を、差
動装置のディファレンシャルケースに設けた窓を経てデ
ィファレンシャルケース内に導くようにしたものがある
(特開昭59-140128 号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記潤滑構造では、前
記供給路の出口は噴出口となっており、噴出口から噴出
される潤滑油は、止め板に突き当って向きを変え、止め
板の下方に設けた樋に達する。その後、樋に設けた孔か
ら落下し、ディファレンシャルケースの窓を経てディフ
ァレンシャルケース内に導かれる。しかし、樋が後方へ
向けて傾斜し、孔がその傾斜面に設けられていること、
潤滑油の供給が、樋を介して間接的に行われることか
ら、差動装置への潤滑油の供給量が少ない。
【0004】本発明の目的は、差動装置へ十分な量の潤
滑油を供給できるハウジング内の差動装置の潤滑構造を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、潤滑油の供給
路を有するハウジング内に配置した差動装置であってデ
ィファレンシャルケースを備え、このディファレンシャ
ルケースが潤滑油受入れ用の窓を有する差動装置を潤滑
する構造である。前記ハウジングは、前記供給路の上方
の前記ハウジングの内周面と前記窓との間で前記ハウジ
ングに設けられたリブからなり、前記供給路の出口を上
方側で覆う第1のガイド部と、前記供給路の出口を前記
差動装置の回転方向側で覆う、第2のガイド部および第
3のガイド部とを有する。この第2のガイド部および第
3のガイド部は、前記ディファレンシャルケースの前記
窓に対向して位置し、この窓に向けて傾斜されている。
【0006】
【作用および効果】潤滑油は供給路の出口から流出し、
ディファレンシャルケースの窓を経てディファレンシャ
ルケースの内部に至る。差動装置の回転中、ディファレ
ンシャルケースの窓を除く部分にぶつかり、跳ね上げら
れた潤滑油が周囲へ飛散するのを、第2および第3のガ
イド部によって防止する。第1のガイド部に突き当った
潤滑油は、そこから落下し、第2および第3のガイド部
に沿って流出する。
【0007】供給路の出口を差動装置のディファレンシ
ャルケースの窓に対向して位置させうること、潤滑油の
供給が直接的であること、第2および第3のガイド部に
よって潤滑油を確実に導きうることから、十分な量の潤
滑油を差動装置に供給することができる。
【0008】跳ね上げられた潤滑油の飛散を第2および
第3のガイド部によって防止でき、また第1のガイド部
に突き当たった潤滑油をそこから落下させ、第2および
第3のガイド部に沿って流出させるため、潤滑油が差動
装置から離れたハウジング内の箇所に集まるのを防止で
きる。したがって、ハウジングがトランスアクスルのハ
ウジングの一部である場合、トランスミッションへの潤
滑油の集中を防止し、撹拌損失を低減できる。また、第
1のガイド部がハウジングに設けられたリブからなるた
め、ハウジングの剛性を高めることができる。
【0009】
【実施例】潤滑構造10は、図1および図2に示すよう
に、ハウジング12内に配置した差動装置14の潤滑に
供される。ハウジング12は、潤滑油の供給路16を有
し、差動装置14は、ディファレンシャルケース18を
備える。
【0010】ハウジング12は、図示の実施例では、ト
ランスアクスルのハウジングの一部を構成するもので、
一方の端部にフランジ部20を、他方の端部に軸部21
を備える。フランジ部20は、図示しないトランスミッ
ション側のハウジングに結合される。軸部21は、そこ
に装着したころがり軸受22を介してディファレンシャ
ルケース18を支持する。ハウジング12の上方部分
に、ディファレンシャルドライブピニオンを支持するこ
ろがり軸受の装着部24が設けられている。
【0011】ハウジング12の供給路16は、ハウジン
グ12に設けた通路26に連通し、通路26は、ポンプ
のような圧力源に連通する。この構成自体は公知であ
る。供給路16は、図示の実施例では、チューブによっ
て形成したもので、その一方の端部29を通路26に接
続し、他方の端部28を非貫通の孔に接続し、その中間
部分に孔を設け、出口としてある。
【0012】差動装置14はそれ自体公知のものであっ
て、ディファレンシャルケース18を備え、ディファレ
ンシャルケース18は、潤滑油受入れ用の窓30(図
3)を有する。ディファレンシャルケース18は、図1
に示すように、偏平な形状であり、窓30は、図1の上
下となる2箇所の部分に設けられている。
【0013】潤滑構造10は、ハウジング12に設けら
れた、第1のガイド部32、第2のガイド部33および
第3のガイド部34からなる。第1のガイド部32は、
供給路16の出口を上方側で覆い、第2のガイド部33
と第3のガイド部34とは、供給路16の出口を差動装
置14の回転方向側で覆う。第2のガイド部33および
第3のガイド部34は、ディファレンシャルケース18
の窓30に対向して位置し、窓30に向けて傾斜してい
る。
【0014】図示の実施例では、第1のガイド部32
は、水平面からわずかに傾斜して設けられたリブであ
る。このリブは、図1に示すように、ハウジング12の
壁面36からころがり軸受の装着部24までハウジング
12を横切って伸び、さらに、図3に示すように、ハウ
ジング12の端部21の近くの壁面37から差動装置の
シャフトの軸線方向へ伸び、窓30を覆っている。
【0015】第2のガイド部33と第3のガイド部34
とは、差動装置14の中心にほぼ向くように傾斜して設
けられたリブである。これらリブは、図3に示すよう
に、ハウジング12の端部21の近くの壁面37から差
動装置のシャフトの軸線方向へ伸び、窓30を覆ってい
る。第2のガイド部33であるリブは、ころがり軸受の
装着部24に結合され、第3のガイド部34であるリブ
は、壁面36に結合されている。
【0016】通常、ハウジング12は鋳造されることか
ら、第1ないし第3のガイド部としてのリブを鋳造によ
り作り出すことができる。このように、ガイド部にリブ
としての機能を持たせることにより、ハウジング12の
剛性を高めることができ、特に、第1のガイド部32で
あるリブと、第2のガイド部33であるリブとは、ころ
がり軸受の装着部24の剛性を高めるのに役立つ。
【0017】潤滑油は供給路16の出口から下方へ向け
て矢印Aのように流出し、ディファレンシャルケース1
8の窓30を経てディファレンシャルケース18の内部
に至る。差動装置14の回転中、ディファレンシャルケ
ース18の窓30を除く部分にぶつかり、跳ね上げられ
た潤滑油が周囲へ飛散するのを、第2のガイド部33と
第3のガイド部34とによって防止する。そして、第1
のガイド部32に突き当った潤滑油は、そこから落下
し、矢印Bのように、第2のガイド部33および第3の
ガイド部34に沿って流出する。
【0018】自動車が前進し、差動装置14が、図1に
おいて時計方向Cへ回転するとき、第2のガイド部33
は、差動装置14の回転によって飛散される潤滑油を受
け止める。また、自動車が後進し、差動装置が半時計方
向Dへ回転するとき、第3のガイド部34は、差動装置
14の回転によって飛散される潤滑油を受け止める。こ
のように、第2のガイド部33と第3のガイド部34と
は、供給路16から噴出される潤滑油の飛散を防止する
上、差動装置14の回転に伴なって生ずる潤滑油の飛散
を防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る差動装置の潤滑構造をハウジング
に取り付けた状態を示す断面図で、差動装置のシャフト
の軸線に直交する面で切断したものである。
【図2】図1の2−2線に沿って切断した断面図であ
る。
【図3】潤滑構造と、差動装置のディファレンシャルケ
ースの窓との関係を模式的に示した断面図で、ディファ
レンシャルケースは図2の位置から90°回転した位置
にある。
【符号の説明】
10 潤滑構造 12 ハウジング 14 差動装置 16 供給路 18 ディファレンシャルケース 30 窓 32 第1のガイド部 33 第2のガイド部 34 第3のガイド部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 57/00 - 57/04 F16H 48/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潤滑油の供給路を有するハウジング内に
    配置した差動装置であってディファレンシャルケースを
    備え、このディファレンシャルケースが潤滑油受入れ用
    の窓を有する差動装置を潤滑する構造であって、 前記ハウジングは、前記供給路の上方の前記ハウジング
    の内周面と前記窓との間で前記ハウジングに設けられた
    リブからなり、前記供給路の出口を上方側で覆う第1の
    ガイド部と、前記供給路の出口を前記差動装置の回転方
    向側で覆う、第2のガイド部および第3のガイド部とを
    有し、 この第2のガイド部および第3のガイド部は、前記ディ
    ファレンシャルケースの前記窓に対向して位置し、この
    窓に向けて傾斜された、ハウジング内の差動装置の潤滑
    構造。
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DE4410984C1 (de) * 1994-03-30 1995-02-16 Bayerische Motoren Werke Ag Achsgetriebegehäuse mit einem Deckel für ein Kraftfahrzeug
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JP6509084B2 (ja) * 2015-09-14 2019-05-08 ジヤトコ株式会社 車両用変速装置のトランスミッションケース
JP7310400B2 (ja) * 2019-07-22 2023-07-19 スズキ株式会社 変速機の潤滑構造

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