JP2959093B2 - フレキシブルディスク駆動装置 - Google Patents

フレキシブルディスク駆動装置

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JP2959093B2 JP27217990A JP27217990A JP2959093B2 JP 2959093 B2 JP2959093 B2 JP 2959093B2 JP 27217990 A JP27217990 A JP 27217990A JP 27217990 A JP27217990 A JP 27217990A JP 2959093 B2 JP2959093 B2 JP 2959093B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、フレキシブルディスクに対するヘッドの
衝撃力の緩和手段に関するものである。
[従来の技術] 第6図ないし第10図は従来のフレキシブルディスク駆
動装置を示すもので、これらの図において1はフレー
ム、2はスピンドルモータ、3はキャリッジアセンブ
リ、3−1はヘッド(0)、3−2はこれを搭載させた
キャリッジ、3−3はヘッド(1)、3−4はこれを搭
載させたアームであり、このアーム3−4は板バネ3−
5及び平板3−6を介してキャリッジ3−2に固定され
ている。
またアーム3−4にはその端部の両外側面にアームリ
フタ受け3−7を備えている。3−8はアーム加圧バネ
であり、アーム3−4をキャリッジ3−2側へ付勢して
いる。3−9はガイドロッドであり、キャリッジ3−2
に挿通されフレーム1に固定されている。4はステッピ
ングモータでありそのロータと直結した送りねじ4−1
を備え、その先端はフレーム1に設けられた軸受け部1
−1によって支持されている。キャリッジアセンブリ3
の他端には針状部材が送りねじ4−1のリード角度とお
おむね同角度に取り付けられており、この針状部材は送
りねじ4−1の溝部に当接されており、そしてこの針状
部材と対向した位置には加圧バネがキャリッジアセンブ
リ3に取り付けられ送りねじ4−1を加圧している。5
は制御回路基板、6はカートリッジホルダでありディス
クカートリッジ16を保持しており、その両外側面には案
内ピン6−1が対称に複数個設けられている。7は案内
部材でありその両外側面には上記案内ピン6−1と同数
の案内部7−1が設けられていて、各案内ピン6−1は
それぞれ案内部7−1に係接されている。
また上記案内部材7は、ガイドピンを介してフレーム
1に対して摺動可能になっている。そして上記アームリ
フタ受け3−7は後述するアンローディング状態ではカ
ートリッジホルダ6の一端に設けられたアームリフタ部
6−2と係接しており、この時アーム3−4は第9図に
示すようにキャリッジ3−2側より離反した状態になっ
ている。またアームリフタ受け3−7は後述するローデ
ィング状態ではカートリッジホルダ6との間に隙間があ
るようになっており、この時アーム3−4は第8図に示
すようにキャリッジ3−2側に当接した状態になってい
る。9は引張りバネであり、その一端をフレーム1に係
止され、他端を案内部材7に係止されている。
10はシャッタオープナであり、ディスクカートリッジ
16に設けられた保護シャッタ16−1の開閉を行う。な
お、16−2はディスクカートリッジ16内に収納されてい
るフレキシブルディスクであり、上記シャッタオープナ
10はフレーム1に保持されたポスト1−2に対し回動可
能に挿入されている。
11はポスト1−2に対し回動可能に挿入されたレバー
であり、その一端は案内部材7に係合されていて、ポス
ト1−2に対する回動により案内部材7との係合が解除
され、そして上記シャッタオープナ10及びレバー11は、
それぞれひねりコイルバネ12、13により各々が一定方向
に付勢されており、その付勢方向は、シャッタオープナ
10は閉成した保護シャッタ16−1を開放することが可能
な方向であり、またレバー11は案内部材7に係合してい
る方向である。14はノブであり、案内部材7に取り付け
られている。15はトラックセンサであり、これは基準ト
ラックである最外周のトラック0を検知するものであ
る。
次に、上記従来のフレキシブルディスク駆動装置の動
作について説明する。ディスクカートリッジ16がカート
リッジホルダ6に挿入されると、ディスクカートリッジ
16とシャッタオープナ10が当接する。さらにディスクカ
ートリッジ16の挿入を続けると、シャッタオープナ10は
回動し保護シャッタ16−1が開放する。さらにディスク
カートリッジ16の挿入を続けると、レバー11は回動を開
始し、さらにディスクカートリッジ16の挿入を続ける
と、レバー11の案内部材7に対する係合がはずれる。こ
の時、シャッタオープナ10はレバー11に係合される。
レバー11の案内部材7に対する係合がはずれると、案
内部材7は引張りバネ9の戻し力により摺動する。案内
部材7が摺動すると、カートリッジホルダ6の案内ピン
6−1が案内部7−1に沿って下降する。従って、カー
トリッジホルダ6が下降し、カートリッジホルダ6に挿
入されたディスクカートリッジ16も下降する。
すると、アーム3−4も回動下降し、フレキシブルデ
ィスク16−2はヘッド(0)3−1とヘッド(1)3−
3との間にはさまれて第8図に示す状態となる。ディス
クカートリッジ16は、所定の位置まで下降すると位置決
め手段(図示しない)により位置決めされる。このディ
スクカートリッジ16が位置決めされると、カートリッジ
ホルダ6は、ディスクカートリッジ16を位置決め手段に
押し付けて下降運動を終了し、同時に案内部材7の摺動
運動も終わる。以上がローディング動作である。また、
ローディング動作が終わった状態をローディング状態と
云い、後述する読み書き動作が可能になる。
ローディング動作が終わると、スピンドルモータ2
は、制御回路基板5の中の制御回路の制御信号により回
転し、フレキシブルディスク16−2を回転させる。ま
た、ステッピングモータ4も上記制御信号により回転す
る。ステッピングモータ4のロータが回転すると、送り
ねじ4−1で係接されたキャリッジアセンブリ3がフレ
キシブルディスク16−2の半径方向に直線運動して指示
されたトラックまで移動し、ヘッド(0)3−1又はヘ
ッド(1)3−3とフレキシブルディスク16−2との間
で信号の読み書きが行われる。以上が読み書き動作であ
る。
上記のような読み書き動作が終了すると、操作者はノ
ブ14を押す。ノブ14が押し続けられると、引張りバネ9
は伸張して案内部材7が摺動する。案内部材7が摺動す
ると、カートリッジホルダ6は案内部7−1に沿って上
昇運動をし、同時にディスクカートリッジ16も上昇す
る。さらにノブ14を押し続けると、レバー11が案内部材
7に係合し、シャッタオープナ10のレバー11に対する係
合が解除し、シャッタオープナ10が回動し、その回動力
によってディスクカートリッジ16が排出され、保護シャ
ッタ16−1が閉成する。また、カートリッジホルダ6の
上昇運動に伴って、このカートリッジホルダ6のアーム
リフタ部6−2はアームリフタ受け3−7と係接し、ア
ーム3−4はアームリフタ受け3−7にモーメントを受
けて回動し、第9図に示す状態になる。以上がディスク
カートリッジ16の排出動作である。また、上記のような
排出動作が完了した状態をアンローディング状態とい
う。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来のフレキシブルディスク駆動装置は以上のよ
うに構成されているので、以下に述べるように問題点が
あった。
ローディング動作時において、カートリッジホルダ6
の下降運動の動力源は引張りバネ9の戻し力である。従
って、カートリッジホルダ6の下降運動の加速度はかな
り大きい。また、アーム3−4の回動はカートリッジホ
ルダ6の下降運動と連動しているため、フレキシブルデ
ィスク16−2がヘッド(0)3−1とヘッド(1)3−
3との間にはさまれる時の衝撃力もかなり大きい。ま
た、上記衝撃力には、アーム加圧バネ3−8の加圧力も
加わることになる。そのために、もしもヘッド(0)3
−1やヘッド(1)3−3、あるいはフレキシブルディ
スク16−2上に塵埃が付着していた場合に、この塵埃に
よりフレキシブルディスク16−2に傷が付き、その結
果、正常な読み書き動作ができなくなる恐れがあるとい
う問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、フレキシブルディスク16−2がヘッド
(0)3−1とヘッド(1)3−3との間にはさまる時
の衝撃力を緩和させることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明の第1の発明はアンローディング状態からロ
ーディング状態に降下されるアームに、その降下速度を
減少させる回転式ダンパーを有する回動レバーを係合さ
せており、また第2の発明のものは第1の発明のものに
おける回動レバーに、これと共動して上記アームの降下
速度を減少させるための従回動レバーを設けている。さ
らにこれらの他の実施例では上記の回転式ダンパーにア
ームの降下時にのみ作用する摩擦クラッチを使用してい
る。
[作 用] この発明の第1の発明の場合は、アームの下降速度が
これに係接された回動レバーの回動支承端部に設けた回
転式ダンパーによって減少され、また第2の発明の場合
は共動する左右双方の回動レバーによってアームの降下
速度が減少されるので、アームに捩れが生ずることなく
その下降が円滑に行われることになる。さらに他の実施
例の場合はアームの降下時にのみ摩擦クラッチが作用し
てアームの降下速度が減少される。
[実施例] 以下この発明の第1の発明の一実施例について説明す
る。すなわち第1図ないし第3図(a)及び(b)にお
いて第6図ないし第10図のものと同一個所には同一符号
を付してその重複説明は省略することにするが、これら
の図において22は単一の回動レバーであり、その回動支
承端部には回転式ダンパー22−1を有し、この回転式ダ
ンパー22−1がカートリッジホルダ6上に設けられたポ
スト24に挿通固定され、上記の回転式ダンパーの制動力
を受けながら当該回動レバー22の自由端が回動するよう
になっている。22−2は上記回動レバー22に設けられた
係接突起であり、案内部材7に設けられた係接部7−3
と上述したアンローディング状態で係接している。また
22−4は上記回動レバー22の自由端にアーム3の外側面
と対向するように設けられた斜下方向きの傾斜面であ
る。また26はその一端を上記回動レバー22の自由端に掛
けられ、他端をカートリッジホルダ6上に設けられたバ
ネ掛け7−2に掛けられた引張りバネで回動レバー22の
自由端を第1図に示した上部側より見て時計方向に回動
させるように付勢している。
第3図における3−11はアーム3−4に設けられた突
起部であり、アーム3−4の両外側面の2箇所に対称に
設けられている。そして上記突起部3−11は、上述した
アンローディング状態で上記傾斜面22−4と係接するよ
うになっている。
次に、この発明の第1の発明のものの動作について説
明する。まず、ローディング動作においてディスクカー
トリッジ16を挿入してから案内部材7が摺動を開始する
までは上記従来例と同じであるので、その説明は省略す
る。案内部材7が摺動すると、カートリッジホルダ6及
びディスクカートリッジ16は下降して上述した位置決め
手段により位置決めされるが、一方では係接突起22−2
と係接部7−3が離反している。すると、上記の回動レ
バー22の自由端は引張りバネ26のバネ力によって時計方
向に回動を開始する。しかるに、この回動レバー22の回
動支承端部には回転式ダンパー22−1が設けられている
ため、この回動レバー22の回動には制動力がかかり、そ
の自由端の回動はゆっくりとしたものになる。
以上のように回動レバー22が回動するとアーム3−4
はその片側の突起部3−11が傾斜面22−4に沿いながら
下降する。この場合に回動レバー22の回動はゆっくりで
あるから、アーム3−4の下降もゆっくりになる。そし
て回動レバー22がさらに回動を続けると、やがて突起部
3−11は傾斜面22−4から離れ最終ローディング位置に
ローディング動作し、回動レバー22はストッパー(図示
しない)によってその回動が停止される。
この時フレキシブルディスク16−2がヘッド(0)3
−1とヘッド(1)3−3との間にはさまれるので、こ
れらとの衝撃力は小さくて済む。
以上がローディング動作であり、このローディング動
作を終了したローディング状態では、係接突起22−2と
係接部7−3との間に隙間があくように構成してある。
すなわち第3図(a)の破線で示す状態が回動レバー
22のローディング状態である。
次に、アンローディング動作について説明する。操作
者がノブ14を押すことによりカートリッジホルダ6が上
昇運動を開始し、それまでは上記従来例と同じであるの
で、その説明は省略する。カートリッジホルダ6が上昇
運動を開始すると、このカートリッジホルダ6のアーム
リフタ部6−2はアームリフタ受け3−7と係接し、ア
ーム3−4にモーメントを与える。このモーメントを受
けたアーム3−4は回動を開始し、ヘッド(1)3−3
はヘッド(0)3−1から離反し、上記第9図に示す状
態になる。さらにノブ14を押し続けるとディスクカート
リッジ16は排出されることになるが、その排出動作は上
記従来例と同じであるので、その説明は省略する。
一方で、ノブ14を押すことにより、案内部材7の係接
部7−3はやがて回動レバー22の係接突起22−2と係接
する。さらにノブ14を押し続けると、回動レバー22は反
時計方向に回動を開始する。さらにノブ14を押し続ける
と傾斜面22−4は第3図(b)に示すようにアーム3−
4の突起部3−11の下に入り込むことになる。さらにノ
ブ14を押し続けるとアンローディング状態となり、回動
レバー22は第3図(a)の実線で示す状態となる。
次にこの発明の第2の発明のものの一実施例について
説明する。すなわち第4図は第2図に相当するこの発明
の第2の発明に成るフレキシブルディスク駆動装置の完
成状態を示す斜視図、第5図(a)及び(b)は第3図
(a)及び(b)に相当する部分平面図で、第2図及び
第3図(a)(b)と同一または相当個所には同一符号
を付してその重複説明は省略することにするが、これら
の図において22は上記第1の発明のものと全く同一構成
の図において右側の回動レバーであり、その回動支承端
部には回転式ダンパー22−1を有している。22−3は上
記右側の回動レバー22の支承端部側に設けられたレバー
歯車であり、後述する従回動レバー23のレバー歯車23−
1と同じ歯数でかみ合わされている。23は上記の従回動
レバーであり、その回動支承端部はカートリッジホルダ
6上に設けられたポスト25に回動可能に挿通され、その
挿通された後に抜け止めが施されている。23−2は従回
動レバー23の自由端に上記傾斜面22−4と対向するよう
に設けられた対称状態の同一傾斜面である。また3−11
はアーム3−4の左右外側面に対称に設けられた突起部
であり、各突起部3−11の先端部は上述したアンローデ
ィング状態で傾斜面22−4及び傾斜面23−2と係接する
ようになっている。
次に上記この発明の第2の発明の一実施例であるフレ
キシブルディスク駆動装置のローディング動作について
説明する。
ディスクカートリッジ16を挿入してから案内部材7が
摺動を開始するまでの動作は上記従来例と同じであるの
でその説明は省略する。案内部材7が摺動すると、カー
トリッジホルダ6及びディスクカートリッジ16は下降し
て上述した位置決め手段により位置決めされるが、一方
では係接突起22−2と係接部7−3が離反する。する
と、右側の回動レバー22は引張りバネ26のバネ力によっ
て時計方向に回動を開始する。しかるに、この回動レバ
ー22の回動支承端部には、上記の回転式ダンパ22−1が
ある為、この回動レバー22の回動には制動力がかかり、
その自由端の回動はゆっくりとしたものになる。この状
態で回動レバー22が回動すると、回動レバー22と従回動
レバー23は、レバー歯車22−3とレバー歯車23−1とが
かみ合わされているため、従回動レバー23も回動を開始
する。この従回動レバー23の回動方向は、第4図に示し
た上部側から見て反時計方向であり、また回動の速さは
回動レバー22と同じである。回動レバー22及び従回動レ
バー23が回動すると、アーム3−4は、その両外側面の
各突起部3−11が傾斜面22−4及び傾斜面23−2に沿い
ながら下降する。この場合に、上述したように回動レバ
ー22及び従回動レバー23の回動は同一速度でゆっくりで
あるから、アーム3−4の下降運動もゆっくりである。
回動レバー22及び従回動レバー23がさらに回動を続ける
と、やがて各突起部3−11は傾斜部22−4及び傾斜部23
−2から離れ、最終的なローディング位置にローディン
グ動作する。
上記ローディング位置において、回動レバー22及び従
回動レバー23はストッパによって回動が停止される。こ
の時、フレキシブルディスク16−2がヘッド(0)3−
1とヘッド(1)3−3との間にはさまれるが、その時
の衝撃力は小さくて済む。以上がローディング動作であ
り、このローディング動作を終了したローディング状態
では、係接突起22−2と係接部7−3との間に隙間があ
くように構成してある。すなわち第5図(a)の破線で
示す状態が、回動レバー22及び従回動レバー23のローデ
ィング状態である。
次に、アンローディング動作について説明する。操作
者がノブ14を押すことによりカートリッジホルダ6が上
昇運動を開始するがそれまでは上記従来例と同じである
ので、その説明は省略する。カートリッジホルダ6が上
昇運動を開始すると、このカートリッジホルダ6のアー
ムリフタ部6−2はアームリフタ受け3−7と係接し、
アーム3−4にモーメントを与える。このモーメントを
受けたアーム3−4は回動を開始し、ヘッド(1)3−
3はヘッド(0)3−1から離反し、上記第9図に示す
ような状態になる。さらにノブ14を押し続けると、ディ
スクカートリッジ16は排出されることになるが、その排
出動作は上記従来例と同じであるので、その説明は省略
する。
一方で、ノブ14を押すことにより、案内部材7の係接
部7−3はやがて回動レバー22の係接突起22−2と係接
する。さらにノブ14を押し続けると、回動レバー22は反
時計方向に回動を開始し、これと同時に共動して従回動
レバー23も時計方向に回動を開始する。さらにノブ14を
押し続けると傾斜面22−4及び傾斜面23−2は第5図
(b)に示すようにアーム3−4の各突起部3−11の下
に入り込むことになる。さらにノブ14を押し続けるとア
ンローディング状態となり、回動レバー22及び従回動レ
バー23は第5図(a)の実線で示す状態となる。
以上述べたようにこの発明の第1及び第2の発明に成
るフレキシブルディスク駆動装置では単一の回動レバー
あるいは2つの回動レバーの中の一方の回動レバーに回
転式ダンパーを一体に設け、当該回動レバーの回動運動
に制動力を与え、これによりアームの下降速度を減少さ
せるようにした場合について説明したが、上記回転式ダ
ンパーに、上記アームの下降を許容する方向への当該回
動レバーの自由端の回動に対して制動力を作用させる摩
擦クラッチを使用してアームの復元動作を迅速にさせる
ようにしてもよい。
[発明の効果] この発明の第1、第2の発明及びこれらの他の実施例
に成るフレキシブルディスク駆動装置は以上のように構
成しているので、フレキシブルディスクが各ヘッド間に
はさまる時のその衝撃力を小さくすることができ、これ
により、ヘッドやフレキシブルディスクに傷を付けるこ
となく、特に第2の発明のものではアームの降下時にそ
れに捩れの発生がなく、その結果読み書き動作を安定的
に行うことができる。また他の実施例のものではアーム
の復元動作を迅速に行わせることができるなどの効果も
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の発明のフレキシブルディスク
駆動装置を示す一部分解斜視図、第2図は第1図のフレ
キシブルディスク駆動装置の完成状態を示す斜視図、第
3図(a)及び(b)は第1図のフレキシブルディスク
駆動装置の要部を示す部分平面図、第4図はこの発明の
第2の発明の完成状態を示す斜視図、第5図(a)及び
(b)はその要部を示す部分平面図、第6図は従来のフ
レキシブルディスク駆動装置を示す分解斜視図、第7図
はディスクカートリッジを示す斜視図、第8図及び第9
図は第6図のものにおけるキャリッジアセンブリのロー
ディング状態及びアンローディング状態を示す正面図、
第10図は第6図のフレキシブルディスク駆動装置の完成
状態を示す斜視図である。 なお図中3−2はキャリッジ、3−4はアーム、3−11
は突起部、22は回動レバー、22−1は回転式ダンパー、
22−4は回動レバーの傾斜面、23は従回動レバー、23−
2は従回動レバーの傾斜面である。 その他図中同一符号は同一または相当部分を示すものと
する。
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 宏 福島県郡山市栄町2番25号 三菱電機エ ンジニアリング株式会社東京事業所郡山 支所内 (56)参考文献 実開 平3−102166(JP,U) 実開 平3−115961(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 21/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャリッジと、これに対設されアンローデ
    ィング状態からローディング状態に降下されるアーム、
    このアームの一側面に設けた突起部と係接する上記アー
    ムの降下案内用傾斜面をその自由端に有し、かつこの自
    由端を上記アームの下降許容方向に回動させる引張りバ
    ネを設けた回動レバーを備え、この回動レバーの回動支
    承端部には上記引張りバネのバネ力に抗する回転式ダン
    パーを付設させたことを特徴とするフレキシブルディス
    ク駆動装置。
  2. 【請求項2】キャリッジと、これに対設されアンローデ
    ィング状態からローディング状態に降下されるアーム、
    このアームの一側面に設けた突起部と係接する上記アー
    ムの降下案内用傾斜面をその自由端に有し、かつこの自
    由端を上記アームの下降許容方向に回動させる引張りバ
    ネを設けた回動レバーを備え、この回動レバーの回動支
    承端部には上記引張りバネのバネ力に抗する回転式ダン
    パーを付設させたものにおいて、上記突起部を設けたア
    ームの反対側の他側面に同一突起部を対称に設け、この
    突起部に係接する上記アームの降下案内用傾斜面をその
    自由端に有し、その回動支承端部を上記回動レバーの回
    動支承端部に共動させた同一回動速度の従回動レバーを
    上記回動レバーに付設させたことを特徴とするフレキシ
    ブルディスク駆動装置。
  3. 【請求項3】回動レバーに付設させた回転式ダンパー
    に、アームの降下時にのみ作用する摩擦クラッチを使用
    した特許請求の範囲第1項及び第2項のいずれかに記載
    されたフレキシブルディスク駆動装置。
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