JP2959008B2 - 伝送装置及び伝送方法 - Google Patents

伝送装置及び伝送方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、伝送装置、特にデジタル画像信号の帯域
幅をフレームオフセットサブサンプリングによって圧縮
する伝送装置及び伝送方法に関する。
〔従来の技術〕
デジタル画像信号を伝送する場合に、伝送するデータ
量を圧縮する技術として、フレームオフセットサブサン
プルによって画素を間引くものが知られている。この種
の技術では、伝送するデータを良好に補間すると共にデ
ータ量を圧縮するため、静止画、動画の判別が必要とさ
れる。
従来の画像の動き検出に際しては、単純なフレーム差
分が用いられていた。即ち、フレームを複数のブロック
に分割すると共に、空間的に対応する位置にあるブロッ
ク間での画素データのレベル差、つまりフレーム差分を
検出し、このブロック毎のフレーム差分を絶対値化して
集計し、この集計されたフレーム差分が所定値を越えた
場合には動画と判断するものである。
フレーム差分によって動き検出を行う従来の技術が第
6図に示されている。
第6図に示される構成に於いて、入力端子41の前段に
は、図示せぬブロック化回路が配されており、このブロ
ック化回路で、1フレームの画像が所定の画素数を有す
る複数のブロックBLKに分割される。従って、入力端子4
1には画素データDPが各ブロックBLK毎に供給される。こ
の画素データDPは、減算器42、フレームメモリ43、動画
用プリフイルタ44、静止画用プリフイルタ45に、夫々、
供給される。
一方、フレームメモリ43から供給され、第8図に示さ
れる前のフレームF1のブロックBLK1に於ける画素データ
DPが減算器42に供給される。
減算器42では、入力端子41から供給され、第7図に示
される現在のフレームF2のブロックBLK2内の画素データ
DPから、前フレームF1のブロックBLK1内で対応する位置
の画素の画素データDPが減算される。減算器42の出力、
即ち、フレーム差分が判定回路46に供給される。
判定回路46では、上述のフレーム差分の絶対値がとら
れ、ブロックBLK単位で集計される。そして、このブロ
ックBLK単位に集計され絶対値化されたフレーム差分が
所定の閾値と比較され、フレーム差分が閾値よりも大き
い時は動きブロックと判断され、動きブロックに対応す
る制御信号SCが合成回路47に供給される。また、フレ
ーム差分が閾値よりも小さい時は静止ブロックと判断さ
れ、静止ブロックに対応する制御信号SCが合成回路47
に供給される。また、この制御信号SCが、動き判定の
結果を表す信号として端子48から取出され、図示せぬ伝
送路を介してデコーダ側に供給される。
前述の動画用プリフイルタ44では、画素データDPの2
次元周波数特性が動き領域に適合するように帯域制限さ
れ、この動画用プリフイルタ44を通過した画素データDP
は、サブサンプリング回路49に供給される。静止画用プ
リフイルタ45は、弱い時空間のフイルタ特性〔即ち、あ
まり帯域制限のきつくない特性〕を有しており、この静
止画用プリフイルタ45を通過した画素データDPは、サブ
サンプリング回路50に供給される。
サブサンプリング回路49、50では、夫々、フレーム相
補型、例えば、水平(1/2)サブサンプリングが行われ
る。このフレームオフセットのサブサンプリングの例が
第7図及び第8図に示されている。
第7図及び第8図に示されるように、時間方向に順次
配された前フレームF1、現在のフレームF2の夫々にブロ
ックBLK1、BLK2(6ライン×6サンプル=36画素)が形
成されており、このブロックBLK1、BLK2内では、データ
の伝送される伝送画素(18画素)が○印で示され、サブ
サンプリングで間引かれる非伝送画素(18画素)が×印
で夫々示されている。更に、第1フイールドの走査線が
実線で示され、第2フイールドの走査線が破線で示され
ている。
サブサンプリング回路49、50からは、伝送画素のデー
タDPが合成回路47に、夫々、供給される。合成回路47で
は、上述の制御信号SCに基づいて、サブサンプリング
後の画素データDPが選択される。即ち、判定回路46に於
いて、動きブロックと判断される場合には、制御信号S
Cによりサブサンプリング回路49から供給された画素デ
ータDPが選択される。また、判定回路46に於いて、静止
ブロックと判断される場合には、制御信号SCによりサ
ブサンプリング回路50から供給された画素データDPが選
択される。このようにして、選択された画素データDP
は、ADRCエンコーダ51に供給される。
このADRCエンコーダ51は、2次元ADRCエンコーダであ
り、1ブロックBLK内の画素データDPに基づいて、最小
値MIN、ダイナミックレンジDR、コード信号DTが求めら
れ、端子52から取出される。上述のダイナミックレンジ
DR、最小値MIN、コード信号DTは、図示せぬ伝送路を介
してデコーダ側に供給される。図示せぬもののデコーダ
側では、ダイナミックレンジDR、最小値MIN、コード信
号DTに基づいて画素データの復元がなされる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の技術では、動き検出
が、入力される画素データDPのみの比較に基づいてなさ
れるため、実際にデコーダ側で受信するデータを考慮し
た動き検出は、エンコーダ側では行えないという問題点
があった。このため、デコーダ側に於いて画質劣化が発
生するという問題点があった。
例えば、第9図に示されるフレームFA〜FDに於いて、
エンコーダ側でフレームFA及びFBが動きフレームM、フ
レームFC及びFDが静止フレームSと判定された場合、フ
レームFA及びFBでは動画処理及びサブサンプリングの施
された画素データがデコーダ側に供給され、フレームFC
及びFDでは静止画処理及びサブサンプリングの施された
画素データDPがデコーダ側に供給される。
デコーダ側に於けるフレームFCの画素データの復元
は、フレームFB、FC画素データに基づいてなされる。デ
コーダ側では、動画処理の施されたフレームFBの画素デ
ータが、第9図中矢印の如くフレームFCの非伝送画素の
画素データとして補間されるため、フレームFCには、動
画処理の施された画素データと、静止画処理の施された
画素データとが混在している状態になり、このため画質
が劣化してしまうものである。
動きフレームMであるフレームFBを第7図の前フレー
ムF1に対応させ、前フレームF1中の画素データDP10がホ
ワイトレベルWである場合、非伝送画素の補間値を隣接
する3画素の平均値でとると、この補間値は((1/3)
・W)となる。
また、静止フレームSであるフレームFCを第8図の現
在のフレームF2に対応させるとすると、フレームF2中の
非伝送画素の補間値には、上述の補間値((1/3)・
W)が用いられる。このため、第8図中、Xに示される
ように、斜めの折曲がった線の発生することがある。
従って、この発明の目的は、デコーダ側で受信するデ
ータを考慮した動き検出を行え、また、画質の劣化を防
止できる伝送装置及び伝送方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1の発明は、時間方向にサブサンプリングされ
た画素データをブロック単位で符号化して伝送する伝送
装置において、 入力された画素データに対して所定の帯域制限を加え
る静止画処理が施された信号と、所定の帯域制限よりき
つい帯域制限を加える動画処理が施された信号とを、制
御信号に応じて合成してサブサンプル出力を得る手段
と、 サブサンプル出力が所定時間遅延された信号と、入力
された画素データとを比較する手段と、 比較する手段からの出力をブロック単位で集計すると
共に、集計結果に応じた制御信号を発生する手段と を備える伝送装置である。
また、請求項4の発明は、時間方向にサブサンプリン
グされた画素データをブロック単位で符号化して伝送す
る伝送方法において、 入力された画素データに対して所定の帯域制限を加え
る静止画処理が施された信号と、所定の帯域制限よりき
つい帯域制限を加える動画処理が施された信号とを、制
御信号に応じて合成してサブサンプル出力を得るステッ
プと、 サブサンプル出力が所定時間遅延された信号と、入力
された画素データとを比較するステップと、 比較するステップで得られた出力をブロック単位で集
計すると共に、集計結果に応じた制御信号を発生するス
テップと を備える伝送方法である。
〔作用〕
この発明では、入力された画素データから動画処理し
た信号と、静止画処理した信号とが形成される。そし
て、制御信号に応じて、上述の動画処理した信号と、静
止画処理した信号とが合成されて、ブロック毎のサブサ
ンプリング出力が求められる。
所定単位期間、遅延せしめられた上述のサブサンプリ
ング出力と、入力された画素データとが比較され、この
比較出力がブロック単位で集計される。
上述のブロック単位の集計結果が、所定のレベルと比
較され、動き判定がなされる。そして、動き判定の結果
に対応する制御信号が発生され、これによって、ブロッ
ク毎に動き判定の結果に対応する画素データが選択さ
れ、保持される。
従って、デコーダ側で受信するデータを考慮した動き
を検出をエンコーダ側で行え、このため、画質の劣化が
防止される。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について第1図乃至第5図
を参照して説明する。
第1図に示される構成に於いて、入力端子1の前段に
は、図示せぬもののブロック化回路が配されており、こ
のブロック化回路にて、1フレームの画像が所定の画素
数を有する複数のブロックBLKに分割される。従って、
入力端子1には画素データDPが各ブロックBLK毎に供給
される。この画素データDPは、減算器2、動画用プリフ
イルタ3及び、静止画用プリフイルタ4に、夫々、供給
される。
一方、フレームメモリ5からは、動き判定に基づいて
選択された、第3図に示される前フレームF1のブロック
BLK1の画素データDPが、減算器2に供給される。
減算器2では、入力端子1から供給され、第2図に示
される現在のフレームF2のブロックBLK2内の画素データ
DPと、前フレームF1のブロックBLK1内で対応する位置に
ある画素データDPとの減算がなされる。そして、減算器
2から減算出力CPが判定回路6に供給される。
判定回路6では、上述の減算出力CPの絶対値がとら
れ、この絶対値化された減算出力CPが、ブロックBLK単
位で集計される。尚、以上及び以下の説明では、特にこ
とわらない限り、減算出力CPは絶対値化されたものを意
味するものとする。そして、集計された減算出力CPが所
定の閾値と比較され、減算出力CPが閾値よりも大きい時
は、動きブロックと判断され、動きブロックに対応する
制御信号SCが構成回路7に供給される。
また、減算出力CPが閾値よりも小さい時は、静止ブロ
ックと判断され、静止ブロックに対応する制御信号SC
が合成回路7に供給される。また、この制御信号SC
が、動き判定の結果を表す信号として端子8から取出さ
れる。この制御信号SCは、図示せぬ伝送路を介してデ
コーダ側に供給される。
前述の動画用プリフイルタ3では、画素データDPの2
次元周波数特性が動き領域に適合するように帯域制限さ
れ、この動画用プリフイルタ3を通過した画素データDP
は、サブサンプリング回路9に供給される。
静止画用プリフイルタ4は、弱い時空間のフイルタ特
性〔即ち、あまり帯域制限のきつくない特性〕を有して
おり、この静止画用プリフイルタ4を通過した画素デー
タDPは、サブサンプリング回路10に供給される。
サブサンプリング回路9、10では、夫々、フレーム相
補型のサブサンプリングが行われる。上述のフレーム相
補型のサブサンプリングの例として第2図及び第3図に
は、各ブロックBLK1、BLK2が(6ライン×6サンプル=
36画素)とされているフレームオフセットサブサンプリ
ング、この実施例では、水平(1/2)サブサンプリング
のサンプリング格子が示されている。
第2図及び第3図に示されるように、時間方向に順次
配された前フレームF1、現在のフレームF2の夫々にブロ
ックBLK1、BLK2が形成されており、このブロックBLK1、
BLK2内では、データの伝送される伝送画素(18画素)が
○印で示され、サブサンプリングで間引かれる非伝送画
素(18画素)が×印で夫々示されている。更に、第1フ
イールドの走査線が実線で示され、第2フイールドの走
査線が破線で示されている。
サブサンプリング回路9、10からは、伝送画素の画素
データDPが合成回路7に、夫々、供給される。
合成回路7では、上述の制御信号SCに基づいて、現
在のブロックBLK2のサブサンプリング後の画素データDP
が選択される。即ち、判定回路6に於いて、現在のブロ
ックBLK2が動きブロックと判断される場合には、制御信
号SCによりサブサンプリング回路9から供給された画
素データDPが選択される。また、判定回路6に於いて、
現在のブロックBLK2が静止ブロックと判断される場合に
は、制御信号SCによりサブサンプリング回路10から供
給された画素データDPが選択される。このようにして、
選択された画素データDPは、ADRCエンコーダ13に供給さ
れる。
前フレームF1のブロックBLK1が動きブロック、そして
現在のブロックF2のブロックBLK2が静止ブロックであっ
た場合、入力端子1から供給されるブロックBLK2の画素
データDPの信号は、波形劣化していないのに対し、フレ
ームメモリ5から供給される画素データDPの信号は、動
画処理が施されているため、波形劣化を起こして、いわ
ゆる、なまった状態となっている。
上述の減算器2では、ブロックBLK1、BLK2の画素デー
タDPの信号間のレベル差に対応する減算出力CPが判定回
路6に供給される。
判定回路6では、ブロックBLK毎に減算出力CPが集計
されており、この現在のブロックBLK2に於ける減算出力
CPが所定値以上になると、判定回路6では動きブロック
と判定され、上述の制御信号SCが合成回路7に供給さ
れる。
合成回路7では、動画用プリフイルタ3及びサブサン
プリング回路9を経た画素データDPが選択され、フレー
ムメモリ5及びADRCエンコーダ13に供給される。
尚、この実施例の説明では、減算出力CPと閾値の比較
によって、サブサンプリング回路9、10から供給される
画素データDPの内、一方が選択されるものとしている
が、これに代えて、上述の減算出力CPに対応して混合比
を設定し、この混合比に基づいて、新たな画素データDP
0を形成するようにしてもよい。
この場合には、例えば、判定回路6から合成回路7に
混合比αが供給されると、合成回路7では、上述の混合
比αに基づいて、サブサンプリング回路9、10から出力
される画素データDPが混合されることによって新たな画
素データDP0が形成され、この画素データDP0がフレーム
メモリ5及びADRCエンコーダ13に供給される。
ADRCエンコーダ13の構成が第4図に示されている。こ
のADRCエンコーダ13は、2次元ADRCエンコーダであり、
端子21から供給される画素データDP、DP0が、最大値及
び最小値検出回路〔以下、単に検出回路と称する。〕22
及び遅延回路23に供給される。
検出回路22では、1ブロックBLKに含まれる18個の画
素データDPの中の最大値MAXと、最小値MINが検出され
る。そして、最大値MAXが減算器24に供給され、最小値M
INが減算器24、25及び端子29に、夫々、供給される。
遅延回路23では、検出回路22にて最大値MAX及び最小
値MINが検出される時間、供給される画素データDP、DP0
が遅延される。
減算器24では、(MAX−MIN)が求められることによっ
て、ダイナミックレンジがDRが得られる。このダイナミ
ックレンジDRがROM26及び端子30に供給される。ダイナ
ミックレンジDRがROM26及び端子30に供給されることに
よって、例えば、4ビットのコード信号DTを得る時には
ダイナミックレンジDRは(1/16)とされる。このROM26
からは量子化ステップΔが得られ、量子化回路27に供給
される。
減算器25では、遅延回路23からの画素データDPから最
小値MINが減算され、この減算器25からは最小値MINの除
去された画素データPDIが得られる。減算器25に於ける
最小値除去によって正規化された画素データPDI及び量
子化ステップΔが、量子化回路27に供給される。
量子化回路27では、ダイナミックレンジDRに適応した
量子化が行われることによって、元の画素データDPのビ
ット数(8ビット)より少ないビット数のコード信号DT
が、端子28から得られる。例えば、コード信号DTのビッ
ト数を2ビットとすると、ダイナミックレンジDRを(22
=4)等分した量子化ステップΔで、最小値MINの除去
された画素データDPが除算され、得られた商の小数部分
を切り捨てて整数化された値がコード信号DTとされる。
この量子化回路27は、除算回路或いはROMで構成でき
る。第5図で示されるL0、L1、L2、L3が復号レベルとさ
れる。
上述のようにして形成されたダイナミックレンジDR、
最小値MIN、コード信号DTは、ADRCエンコーダ13から図
示せぬ伝送路を介してデコーダ側に供給される。図示せ
ぬもののデコーダ側では、ダイナミックレンジDR、最小
値MIN、コード信号DT、及び上述の制御信号SCに基づい
て画素データの復元がなされる。
この実施例の説明では、2次元ブロックBLKの単位で
動き検出が行なわれる例について説明されているが、こ
れに限定されるものではなく、3次元ブロック単位での
動き検出を行う場合についても同様に適用できる。ま
た、この発明では、ADRC以外の高能率符号例えばDCT
(ディスクリート・コサイン変換)を用いても良い。し
かしながら、圧縮符号を行うことは、必ずしも必要な
い。
また、実施例の説明では、フレームオフセットサブサ
ンプリングの例として、水平(1/2)サブサンプリング
を説明しているが、これに限定されるものではなく、他
のフレームオフセットサブサンプリング、例えば五の目
格子型のサンプリングパターンに対しても適用し得るも
のである。
更に絶対値化された減算出力CPの集計値以外に、例え
ば、その最大値等に基づいて、動き判定を行ってもよ
い。
〔発明の効果〕
この発明によれば、前ブロックの動き検出の結果に基
づいて選択された前ブロックの画素データを保持すると
共に、この保持されている前ブロックの画素データと、
現在のブロックの画素データを用いて現在のブロックの
動き検出をしているので、デコーダ側で受信するデータ
を考慮した動き検出を、エンコーダ側で行うことがで
き、このため、画質の劣化が防止されるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図及び
第3図は夫々フレーム相補型(水平(1/2))のサンプ
リング格子を示す略線図、第4図はADRCエンコーダの詳
細を示すブロック図、第5図はダイナミックレンジと量
子化ステップの関係を示す略線図、第6図は従来例のブ
ロック図、第7図及び第8図は夫々フレーム相補型(水
平(1/2))のサブサンプリング格子及び画質劣化を説
明する図、第9図は従来の補間の例を示す図である。 図面における主要な符号の説明 2:減算器、3、44:動画用プリフイルタ、4、45:静止画
用プリフイルタ、5:フレームメモリ、6:判定回路、7:合
成回路、9、10、49、50:サブサンプリング回路、F1:前
フレーム、F2:現在のフレーム号、DP、DP0、PDI:画素デ
ータ、BLK、BLK1、BLK2:ブロック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 7/24 - 7/68

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時間方向にサブサンプリングされた画素デ
    ータをブロック単位で符号化して伝送する伝送装置にお
    いて、 入力された画素データに対して所定の帯域制限を加える
    静止画処理が施された信号と、上記所定の帯域制限より
    きつい帯域制限を加える動画処理が施された信号とを、
    制御信号に応じて合成してサブサンプル出力を得る手段
    と、 上記サブサンプル出力が所定時間遅延された信号と、上
    記入力された画素データとを比較する手段と、 上記比較する手段からの出力をブロック単位で集計する
    と共に、上記集計結果に応じた上記制御信号を発生する
    手段と を備える伝送装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記比較する手段は、上記サブサンプル出力が所定時間
    遅延された信号と、上記入力された画素データとの誤差
    を出力する伝送装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 上記誤差が所定閾値以上のとき、上記動画処理用の上記
    合成を行うための上記制御信号を発生する伝送装置。
  4. 【請求項4】時間方向にサブサンプリングされた画素デ
    ータをブロック単位で符号化して伝送する伝送方法にお
    いて、 入力された画素データに対して所定の帯域制限を加える
    静止画処理が施された信号と、上記所定の帯域制限より
    きつい帯域制限を加える動画処理が施された信号とを、
    制御信号に応じて合成してサブサンプル出力を得るステ
    ップと、 上記サブサンプル出力が所定時間遅延された信号と、上
    記入力された画素データとを比較するステップと、 上記比較するステップで得られた出力をブロック単位で
    集計すると共に、上記集計結果に応じた上記制御信号を
    発生するステップと を備える伝送方法。
  5. 【請求項5】請求項4において、 上記比較するステップは、上記サブサンプル出力が所定
    時間遅延された信号と、上記入力された画素データとの
    夫々の誤差を出力する伝送方法。
  6. 【請求項6】請求項5において、 上記夫々の誤差の少なくとも一方が所定閾値を下回った
    とき、上記静止画処理用の上記合成を行うための上記制
    御信号を発生する伝送方法。
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