JP3029195B2 - 画像伝送装置及びその方法 - Google Patents

画像伝送装置及びその方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、画像データを伝送
する画像伝送装置及びその方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、例えば情報圧縮伝送方式において
時間軸軸変換帯域圧縮方式(Time Axis Transformation
以下TATと記す)が発表されているが、このTAT方
式は情報信号の帯域圧縮を行う場合において、情報信号
の粗密が場所により異なることを利用して情報信号を圧
縮し伝送する方式である。 【0003】図2は一次元的な信号の処理においてTA
T方式を用いた場合の原理を示したものである。 【0004】図2において、まず、原信号は点線にて示
す如く所定の情報量毎に分割し、分割されたグループ毎
に情報が粗であるか密であるかを判別する。そして、密
と判断されたグループにおいては原信号をサンプリング
して得たデータの全てを伝送データとして伝送し、粗と
判断されたグループに於いては全てのデータ中の一部の
みを伝送データとし、他を間引きデータとして伝送しな
いものとする。なお、図の○印で示したものが伝送され
るデータ(伝送データ)で×印で示したものが伝送され
ないデータ(間引きデータ)である。 【0005】これら○印で示された伝送データを一定間
隔で伝送することにより、単位時間当りに伝送されるデ
ータの数は減少し、伝送情報の帯域が圧縮される。 【0006】以上の様にして伝送されたデータは復号時
に伝送されなかった間引きデータを伝送された伝送デー
タを用いて近似的に復元し補間データ(図中の○印)を
得る。なお、この補間データは情報が粗な部分に対応し
ており、間引きデータに極めて近似されたデータとして
復元される為、全てのデータを伝送した場合に比べ実質
的な情報量が変化せず、情報信号の伝送帯域については
大幅に圧縮されたことになる。 【0007】この時、各グループにおいて全てのデータ
を伝送するか、データの一部を伝送するかの判定は原信
号の詳細さを調べて決定され、この判定情報は伝送モー
ド情報信号として同時に伝送される。 【0008】また、画像情報信号の場合は、水平方向の
サンプリング間隔だけでなく、垂直方向のサンプリング
間隔を変え、二次元的に処理する様にすることにより、
画像情報の伝送帯域を圧縮することが出来る。 【0009】画像情報信号の様な二次元的に信号を処理
する場合には一画面をm×n個の画素毎のグループに分
割し、各グループに対して画像の粗密の状態を判別す
る。そして、密と判断されたグループにおいては全ての
画素より得られるデータを伝送データとして伝送し、粗
と判断されたグループにおいては該画素のうちの一部の
画素より得られるデータを伝送データとして伝送し、残
りの画素のデータについては間引きデータとして伝送し
ないものとする。 【0010】ここで、全画素より得られるデータを伝送
する場合をEモード、一部の画素についてのデータのみ
を伝送する場合をCモードと呼ぶとすると、各伝送モー
ドにおいてデータが伝送される画素と伝送されない画素
との関係は図3に示した様になる。 【0011】図3は4×4個の画素グループにおけるE
モードとCモードのデータが伝送される画素を示したも
ので、(a)はEモード、(b)はCモードを示してい
る。 【0012】伝送する画像情報の一画面を画面の左上よ
り右下に順に4×4個の画素グループに分割して行き、
各グループ毎に画像の粗密に応じて、上記の様な2種の
伝送モードを選択し、選択された伝送モードに応じて伝
送する。 【0013】図4は上記の方法によりNTSC方式のテ
レビ画面をコンポーネント復調し、時分割多重したテレ
ビ画面のうちの1フィールド分の画面を4×4個の画素
グループ毎に分割し、各グループに対して図3に示した
Eモード及びCモードの伝送モードを割当てた図であ
る。なお、○印はデータが伝送される画素、×印はデー
タが伝送されない画素である。 【0014】この様にして伝送される画素のデータを一
定の間隔で伝送することにより伝送帯域が圧縮され伝送
されることになる。 【0015】なお、伝送されない画素のデータについて
は復号時に近傍の伝送された画素のデータを用いて近似
的に復元される為、全てのデータを伝送した場合に比べ
実質的な情報量が変化せず、情報信号の伝送帯域につい
ては大幅に圧縮されたことになる。また、上述の様な情
報圧縮伝送方式を用いて情報の伝送を行った場合、特に
記録媒体等に記録し、これを再生する場合には伝送モー
ドが異なる情報が記録媒体上に記録されているため該モ
ード情報を誤って検出した場合には原信号を復元するこ
とが出来なくなってしまうが、この点を解決すべく、基
本画素群と追加画素群を所定量毎に分離して伝送すると
いう方法が提案されている。ここで基本画素というのは
EモードおよびCモードの両者において伝送される画素
を、追加画素とはEモードのみにおいて伝送される画素
のことを示す。 【0016】この方法によれば、モード情報を誤って検
出した場合においても、分離伝送した基本画素群の情報
信号のみを取りだし、追加画素を補間することで情報信
号の復元が可能となる。 【0017】 【発明が解決しようとする課題】従来例において、さら
に高圧縮率を得る場合には、EモードとCモードの配分
比を、追加画素が少なくなる方向つまりCモードを多く
する方向に変更する必要がある。 【0018】しかしながら、Eモードで伝送する情報が
少なくなればなる程、画像情報信号の場合は画質劣化が
大きくなるという問題点を有する。 【0019】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、画像データの質的な劣化を増大せずに、伝送
される画像データを復元に適した状態にて適応的に符号
化して伝送することのできる画像伝送装置及びその方法
を提供することを目的とする。 【0020】 【課題を解決するための手段】本発明の画像伝送装置
は、画像データを入力する入力手段と、前記入力手段に
よって入力された画像データを複数画素から成るブロッ
クに分割する分割手段と、前記分割手段により分割され
た各ブロックの画像データを、前記ブロック内の基本情
報を表し、前記ブロックによらず固定のビット数となる
第1の符号化データと、前記ブロック内の基本情報以外
の情報を表し、前記ブロックに応じて可変のビット数と
なる第2の符号化データとに符号化する符号化手段と、
所定データ量の前記画像データを伝送する際の符号量が
所定範囲となるように、前記第2の符号化データの伝送
を制御する制御手段とを有することを特徴とする。ま
た、本発明の画像伝送方法は、画像データを入力し、前
記入力された画像データを複数画素から成るブロックに
分割し、前記分割された各ブロックの画像データを、前
記ブロック内の基本情報を表し、前記ブロックによらず
固定のビット数となる第1の符号化データと、前記ブロ
ック内の基本情報以外の情報を表し、前記ブロックに応
じて可変のビット数となる第2の符号化データとに符号
化し、所定データ量の前記画像データを伝送する際の符
号量が所定範囲となるように、前記第2の符号化データ
の伝送を制御することを特徴とする。 【0021】 【0022】 【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例に基づき説
明する。 【0023】ここでは、本発明の一実施例として本発明
をVTRに適用した場合を例として説明する。また、こ
こで扱う情報信号はNTSC方式のテレビジョン信号を
コンポーネント復調して時分割多重した信号とし、1フ
ィールドのテレビ画面を複数の画素グループに分割する
際、その4×4個の画素グループにより構成するものと
する。そして、前記画素グループは図5に示すように1
個の基本画素と3個の追加画素から成る、サブ画素グル
ープより構成される。 【0024】図1は本発明をVTRの記録系に適用した
場合の概略構成を示す図である。 【0025】図1に示す実施例では、Eモードで伝送を
行う場合は、基本画素データを直接所定の量子化ビット
数(例えば8ビット)に符号化して伝送し、追加画素デ
ータについては、各サブ画素グループの基本画素との差
分値を可変長符号化する差分符号化を行う事により得た
データとして伝送する。また、Cモードで伝送を行う場
合は帯域制限を行った基本画素データをEモードの基本
画素データと同様に伝送する。 【0026】図1において入力された1フィールド分の
アナログ・ビデオ信号はディジタル・アナログ(A/
D)変換器1によってディジタル・ビデオ信号に変換さ
れ、Eモードのディジタル・ビデオ信号としてスイッチ
2、プリフィルタ3、ブロック歪演算回路18に供給さ
れる。 【0027】プリフィルタ3は入力されたEモードのデ
ィジタル・ビデオ信号の高周波成分を除去する二次元的
なローパスフィルタで、該ディジタル・ビデオ信号を平
均化するものである。そして該プリフィルタ3により平
均化された図3(a)に示す様なEモードのディジタル
・ビデオ信号は間引き回路5で図3(b)に示す様に1
/4画素分のCモードのディジタル・ビデオ信号に間引
く処理が行われるものである。なお、間引き回路5にお
いて処理されたCモードのディジタル・ビデオ信号は第
4メモリ6に記憶されると共にブロック歪演算回路18
に供給される。 【0028】前記スイッチ2において図中のG側に接続
された時は、該ディジタル・ビデオ信号はスイッチ9に
供給される。そして該スイッチ9では図中のI側に接続
された時は、入力信号が第1メモリ11に供給され、図
中のH側に接続された時は、遅延回路15により遅延さ
れたサブ画素グループの基本画素に対応するディジタル
・ビデオ信号と、入力された追加画素に対応するディジ
タル・ビデオ信号との差分信号が減算器27より出力さ
れ符号器16において、可変長符号化され、第2メモリ
10に供給される。 【0029】また、前記スイッチ2において、図中のF
側に接続された時には、該ディジタル・ビデオ信号は減
算器28において第1メモリ11に保持されているサブ
画素グループの基本画素に対応するディジタル・ビデオ
信号と差分演算され、差分信号が前記減算器18により
出力される。そして、該差分信号は符号器17におい
て、可変長符号化され、第3メモリ8に供給される。 【0030】ここで符号器16,17は、入力差分信号
が、例えばモード判定の閾値付近にある場合は4ビッ
ト、他の場合は8ビット以上で符号化するものであり、
Eモードとして出現頻度の高い追加画素に対応する差分
信号が、短い符号に変換される。これにより差分信号の
平均符号長を短くする事が出来る。 【0031】なお、スイッチ2,9のスイッチ動作は同
期信号発生回路7より発生される各種同期信号により制
御されている。該同期信号発生回路7からは1ライン分
の入力ビデオ信号の入力タイミングに同期した水平同期
信号がスイッチ2に、1画素分の入力ビデオ信号の入力
タイミングに同期した画素同期信号がスイッチ9に入力
される。 【0032】スイッチ2,9の動作により図3(a)に
示した様なEモードのディジタル・ビデオ信号は図6に
おいて◎,△,▽印で示す様に4×4個の画素グループ
を分割し、第1メモリ11には◎印の画素に対応する信号
が記憶され、第2メモリ10には△印の画素の基本画素
との差分値を可変長符号化した信号が記憶され、第3メ
モリ8には▽印の画素の基本画素との差分値を可変長符
号化した信号が記憶されることになる。 【0033】ブロック歪演算回路18にはEモードとC
モードのディジタル・ビデオ信号が入力されており、C
モードのディジタル・ビデオ信号に対しては、補間処理
を行った後、1グループ毎にEモードのディジタル・ビ
デオ信号による画像信号と補間処理Cモードのディジタ
ル・ビデオ信号による画像信号とを比較して、その誤差
情報を演算し、該誤差情報をブロック歪値として符号長
メモリ19及び歪メモリ20に供給する。 【0034】符号長メモリ19では該ブロック歪値を持
つ画素グループの追加画素すべての符号長を総和し、符
号長情報を各ブロック歪値毎に記憶しておく。 【0035】モード設定回路4では、設定されるブロッ
ク歪閾値よりブロック歪値が大きい場合にはEモード
で、小さい場合にはCモードで伝送される様該グループ
に伝送モードの割当てを行うモード情報信号を発生す
る。つまり、このモード情報信号は1フィールドの画面
上の密な部分のグループにはEモード、粗の部分のグル
ープにはCモードのモード情報信号が対応する様に発生
される。 【0036】ここで閾値の設定も前記モード設定回路4
において以下のように行う。1フィールド単位で各ブロ
ック歪値ごとに算出されている符号長情報信号を符号長
メモリ19より入力し、ブロック歪値の大きいものから
順次符号長情報信号を加算し、該符号長の総和が、所定
量(例えば、追加画素に対応する信号の記録領域の大き
さ)を越えない範囲において上述の様な符号長情報信号
の加算動作をくり返し、動作終了後ブロック歪値を用い
て閾値を設定する。これにより追加画素の記録可能範囲
内において入力ビデオ信号がなるべく多くEモードにて
伝送される様な閾値が設定される。 【0037】この様にモード設定回路4において発生さ
れたモード情報信号はモードメモリ12に記憶される。 【0038】図7は上述の様にして設定されたモード情
報信号の画面上の配置例を示したもので、この様に配置
されたモード情報信号に応じて伝送されるべき画素の画
面上の配置は図8に示す様になる。 【0039】しかしながら、前述の様に実際に伝送され
るのは図9に示す様な画面の各グループの基本画素全部
と図10に示す様なEモードと設定されたグループの追
加画素の情報で、基本画素の情報は第1メモリ11及び
第4メモリ6に記憶され、追加画素の差分情報は第3メ
モリ8、第2メモリ10に分割されて記憶されているの
で、これらメモリに記憶されている情報を該モード情報
に応じて図11に示す様な形で出力される。 【0040】以下、第1メモリ11、第2メモリ10、
第3メモリ8、第4メモリ6の読み出し動作について説
明する。 【0041】該モード判定回路4において発生されたモ
ード情報はモードメモリ12に記憶されている為、メモ
リ制御回路13によりモードメモリ12から記憶されて
いるモード情報信号を読み出す。読み出されたモード情
報信号はメモリ制御回路13、アドレス演算回路14、
スイッチ21に供給される。 【0042】メモリ制御回路13は入力されるモード情
報信号に応じて第1メモリ11からEモード時の基本画
素情報信号、第4メモリ6からCモード時の基本画素情
報信号をスイッチ21に供給し、やはりモード情報信号
に応じてスイッチ動作を行い図9に示した様な基本画素
情報信号をスイッチ23に供給する。 【0043】また、アドレス演算回路14では入力され
たモード情報信号に応じて第3メモリ8、第2メモリ1
0の読み出しアドレスを演算し、該2つのメモリからの
データの出力を制御するもので、特に該モード情報信号
においてEモードが指定された時には出力すべき画素デ
ータのアドレスを演算して出力し、またCモードの時は
所定量の画素データを読み飛ばす様にアドレスを変化さ
せる様にするもので、この様にアドレス演算回路14に
より読み出された画素データはスイッチ22に供給され
る。 【0044】スイッチ22は前記同期信号発生回路7か
ら発生される水平同期信号に同期して1ライン毎に切換
わるスイッチでこのスイッチ動作によりスイッチ22の
出力は図10に示した様な追加画素情報信号となり、ス
イッチ23に供給される。 【0045】スイッチ23は前記同期信号発生回路7よ
り発生される同期信号に同期して0.5フィールド毎に
切換わるスイッチで、このスイッチ動作により出力され
る信号は図11に示す様に基本画素データと追加画素デ
ータが分離され時系列で出力され、ディジタル・アナロ
グ(D/A)変換器24に供給され、再びアナログ信号
に変換されてからローパスフィルタ(LPF)25を介
して帯域制限された後、該モード情報信号と共に記録部
26において記録される。 【0046】以上の様に画像情報信号は分割された全グ
ループについて基本画素の固定長符号化情報信号とEモ
ードに設定されたグループの追加画素の可変長符号化差
分情報信号とに分割された上で伝送される為、伝送情報
信号を質的劣化を抑え圧縮する事が出来、また、復号時
にはモード情報信号が誤った場合でも少なくとも基本画
素の情報信号により復号することが可能となる。 【0047】図12は本発明をVTRの再生系に適用し
た場合の概略構成を示す図である。以下図12を用いて
再生時の動作について説明する。 【0048】図12においてシステムコントローラ42
において再生動作が選択されると再生部29で再生され
た画素情報信号、モード情報信号はそれぞれA/D変換
器30、メモリ制御回路34に入力される。 【0049】画素情報信号はA/D変換器30によりア
ナログ信号からディジタル信号に変換されスイッチ31
に入力される。スイッチ31には再生部29において発
生される1/2フィールド期間に同期した同期信号が入
力されており、このスイッチ31により図11の様に記
録されている該ディジタルの画素情報信号を基本画素と
追加画素の情報信号とに分離し、それぞれを基本画素メ
モリ32と追加画素メモリ33とに記憶する。該スイッ
チ31の切換え動作は該同期信号に同期して1/2フィ
ールド期間毎に図中のL側からM側へ切換わる。 【0050】一方、再生されたモード情報信号はメモリ
制御回路34に入力され、メモリ制御回路34では入力
されたモード情報信号に応じて基本画素メモリ32及び
追加画素メモリ33からおのおの記憶されている画素情
報信号を読み出す。 【0051】なお、基本画素メモリ32に記憶されてい
る基本画素情報にはEモードのものとCモードのものと
がある。そこで、スイッチ35によってCモードの基本
画素情報はCモード補間回路36において伝送されなか
った画素情報を伝送された画素情報を用いて補間してか
ら、Eモードの基本画素情報はそのままフィールドメモ
リ35に記憶する。 【0052】つまり、スイッチ35には再生されたモー
ド情報信号が入力されており、該モード情報に応じてC
モードの場合には図中のC側へ、またEモードの場合に
は図中のE側へ接続される様に制御される。 【0053】また、基本画素メモリ32より読み出され
たEモードの基本画素情報は遅延回路38にも供給され
ており、該遅延回路38にて遅延された後、加算器39
に供給される。該加算器39のもう一方の入力には追加
画素メモリ33から読み出され、復号器40にて可変長
符号から固定長符号に復号された差分画素情報が供給さ
れており、これら2つの入力情報が加算器39により加
算され、Eモードの追加画素情報が復元されて前記フィ
ールドメモリ37に記憶される。 【0054】以上の様に1フィールド分の画素情報信号
がフィールドメモリ37に記憶された後、メモリ制御回
路34からの制御信号によりフィールドメモリ37に記
憶されている画素情報信号が画像情報信号として読み出
されD/A変換器41においてアナログのビデオ信号に
変換された後に出力される。 【0055】尚、本実施例中では追加画素データについ
ては各サブ画素グループの基本画素との差分値を可変長
符号化する様にしたが、追加画素データ同志の差分値を
可変長符号化する様にしても良い。 【0056】また、可変長符号化の方法は上記の方法以
外に例えばランレングス符号化等を行えば良いが、これ
に限るものではない。 【0057】また、本実施例中ではVTRを例に説明し
て来たが、本発明では情報信号を伝送するものであれば
適用することが可能で、例えばディスク装置や伝送装置
等にも適用出来る。 【0058】 【発明の効果】以上のように、本発明によれば、画像劣
化を防止しながら所定データ量の画像データを伝送する
際の符号量が所定範囲となるように符号化データを伝送
することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例として本発明をVTRの記録
系に適用した場合の概略構成図である。 【図2】一次元的な信号の処理においてTAT方式を用
いた場合の原理図である。 【図3】(a)は4×4個の画素グループにおけるEモ
ードの伝送される画素パターン、(b)はCモードの伝
送される画素パターンを示した図である。 【図4】NTSC方式のテレビ信号をコンポーネント復
調して時分割多重した信号の1フィールドのテレビ画面
を4×4個の画素グループに分割し、各グループに対し
てEモードおよびCモードの伝送モードを割当てた場合
を示した図である。 【図5】4×4個の画素グループを構成する2×2個の
サブ画素グループを示した図である。 【図6】図1において4×4個の各画素と、該各画素情
報を記憶するメモリとの対応を示す図である。 【図7】モード情報信号の画面上の配置例を示した図で
ある。 【図8】図7のように配置したモード情報信号に応じて
伝送されるべき画素の画面上の配置を示した図である。 【図9】画面上の画素において、基本画素の配置を示し
た図である。 【図10】画面上の画素において、追加画素の配置を示
した図である。 【図11】基本画素と追加画素の情報信号の伝送形態を
示した図である。 【図12】図1の再生系の概略構成を示す図である。 【符号の説明】 2,9,21,22,23,31,35 スイッチ 5 3/4間引き回路 6,8,10,11 メモリ 4 モード判定回路 12 モードメモリ 13,34 メモリ制御回路 15,38 遅延回路 16,17 符号器 18 ブロック歪演算回路 5 3/4間引き回路 19 符号長メモリ 4 モード判定回路 20 歪メモリ 26 記録部 27,28 減算器 29 再生部 32 基本画素メモリ 33 追加画素メモリ 36 補間回路 37 フィールドメモリ 39 加算器 40 復号器 42 システムコントローラ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/24

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.画像データを入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された画像データを複数画素
    から成るブロックに分割する分割手段と、 前記分割手段により分割された各ブロックの画像データ
    を、前記ブロック内の基本情報を表し、前記ブロックに
    よらず固定のビット数となる第1の符号化データと、前
    記ブロック内の基本情報以外の情報を表し、前記ブロッ
    クに応じて可変のビット数となる第2の符号化データと
    に符号化する符号化手段と、 所定データ量の前記画像データを伝送する際の符号量が
    所定範囲となるように、前記第2の符号化データの伝送
    を制御する制御手段とを有することを特徴とする画像伝
    送装置。 2.画像データを入力し、 前記入力された画像データを複数画素から成るブロック
    に分割し、 前記分割された各ブロックの画像データを、前記ブロッ
    ク内の基本情報を表し、前記ブロックによらず固定のビ
    ット数となる第1の符号化データと、前記ブロック内の
    基本情報以外の情報を表し、前記ブロックに応じて可変
    のビット数となる第2の符号化データとに符号化し、 所定データ量の前記画像データを伝送する際の符号量が
    所定範囲となるように、前記第2の符号化データの伝送
    を制御することを特徴とする画像伝送方法。
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