JP2956266B2 - レーザ切断装置 - Google Patents

レーザ切断装置

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JP2956266B2
JP2956266B2 JP11811091A JP11811091A JP2956266B2 JP 2956266 B2 JP2956266 B2 JP 2956266B2 JP 11811091 A JP11811091 A JP 11811091A JP 11811091 A JP11811091 A JP 11811091A JP 2956266 B2 JP2956266 B2 JP 2956266B2
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laser beam
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英夫 坂本
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体製品封止済リード
フレームのタイバー部をレーザ光線で切断するレーザ切
断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体製品封止済リード
フレームのタイバー部を切断する方式は図4に示すよう
に、レーザ光線集光部15を円形に集束成形させ、かつ
2〜3ショットのビームを重ねるように配してリード1
2のタイバー9に照射し、半導体製品10のタイバー9
を溶断していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
製品封止済リードフレームのタイバーを切断する装置に
て、タイバーを切断(溶断)する場合には、レーザ光線
の径はφ0.2mm程度であり、タイバー太さは0.2
〜0.5mm程度であるため、切断に費やすショット数
は2〜3ショット必要であり、したがって、レーザ光線
を1つのタイバー当たり2〜3ショット費やして切断し
なければならず、加工時間が長いという欠点があった。
例えば、100PINを1タイバー当たり3ショット費
やして切断する場合は、レーザ照射インターバルを10
0パルス/秒とすると、約3.2秒必要である。
【0004】本発明の目的は、タイバーの切断に要する
加工時間を短縮したレーザ切断装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るレーザ切断装置は、レーザ光線部を有
し、半導体製品封止済リードフレームのタイバー部をレ
ーザ光線にて切断するレーザ切断装置であって、レーザ
光線部は、レーザ光線をタイバー部の長さに対応する楕
円形状に成形して、タイバー部に照射するものであり、
2つのシリンドリカルレンズを有し、 前記2つのシリン
ドリカルレンズは、平らな面を背中合わせに向き合って
いるものである。
【0006】
【作用】シリンドリカルレンズを用いて、レーザ光線を
楕円形状に成形する。その楕円形状の長軸方向の長さ
は、タイバーの切断箇所の長さに対応させて設定し、1
ショットによりタイバーを切断する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図により説明する。
【0008】(実施例1)図1(a)は、本発明の実施
例1を示す斜視図、(b)は、切断状態を示す図であ
る。
【0009】図において、レーザ発振器1から発射され
るレーザ光線の光路系には、レーザ光線を楕円形状に成
形するシリンドリカルレンズ2,光学系駆動部3,結像
レンズ5等が配置されている。また、結像レンズ5によ
る結像位置にはアシストガス供給部6及びアシストガス
吹き出し部7が配置され、その結像位置に向けて搬送部
13により半導体製品封止済リード12が搬送され、そ
のリード12のタイバー9が位置決めされる。8はアシ
ストガス供給部6及びアシストガス吹き出し部7を移動
させるアシストガス移動部、14はアシストガス移動部
8及びレーザ発振器1を駆動制御する制御部である。
【0010】この場合、図1(b)に示すようにレーザ
光線のタイバー9に対するレーザ光線集光部15は、シ
リンドリカルレンズ2を使って楕円形状に成形され、そ
の楕円形状の長軸方向の長さがリード12のタイバー9
を1ショットにより切断するのに必要な長さに設定され
ている。
【0011】レーザ発振器1から照射されるレーザ光線
は円形であるが、シリンドリカルレンズ2を通過させる
ことにより楕円のビームに成形する。楕円に成形したビ
ームを光学系駆動部3により位置決め制御をしながら、
結像レンズ5,アシストガス供給部6,アシストガス吹
き出し部7を通過させ、半導体製品のタイバー9に照射
する。
【0012】以下にレーザ切断方法を説明する。半導体
製品封止済リードフレーム11は搬送部13により送ら
れ、かつ位置決めが行われる。半導体製品封止済リード
フレーム11の切断箇所は予めデータとして制御部14
に登録しておく。その後レーザ発振器1からレーザ光線
4を出射し、出射されたレーザ光線4をシリンドリカル
レンズ2,ガルバノメータ等で構成されている光学系駆
動部3により、切断箇所のデータ通り切断箇所へ照射す
る。またアシストガス供給部6,アシストガス吹き出し
部7は、アシストガス移動部8により上記レーザ光の移
動位置と同じ径路に動作する。レーザ光線4は、アシス
トガス吹き出し部7を通り切断箇所へ到達する。以上の
動作により半導体製品10のタイバー9、リード13の
切断部に楕円状に集光されたレーザ光線集光部15が当
たり1ショットで切断が行われる。
【0013】(実施例2)図2(a),(b)は、本発
明の実施例2を示す斜視図、図3は、実施例2における
切断状態を示す図である。
【0014】本実施例では、基本的なレーザ側の構成及
び動作状態は実施例1と同一であるが、シリンドリカル
レンズの構成が異なる。
【0015】本実施例は、図3に示すように、X方向,
Y方向に切断が必要な半導体製品(例えばQFP)を切
断する場合に使用するものであり、シリンドリカルレン
ズがレーザ光線4を横向きの楕円形状に成形するシリン
ドリカルレンズ2aと、縦向きの楕円形状に成形するシ
リンドリカルレンズ2bとの組合せにて構成されてい
る。
【0016】図2(a)はX方向の切断時に、図2
(b)はY方向の切断時に使用している状態を示す。シ
リンドリカルレンズ2a,2bのX方向,Y方向の切換
えは、テーブル16に固定してあるシリンドリカルレン
ズ2a,2bをモーター17の回転を利用してモーター
軸上に平行移動させることにより行う。
【0017】本実施例によれば、X方向,Y方向2種類
の切断が必要な半導体製品においても、1タイバー,1
ショットでの切断が可能となり、生産性を上げることが
できるという利点がある。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、レーザ光
線を楕円形状にすることにより、従来1タイバー当たり
2〜3ショット費やしていたものを1ショットのみで加
工することができ、加工時間を大巾に短縮でき、生産性
を向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の実施例1を示す斜視図、
(b)は、実施例1における切断状態を示す図である。
【図2】(a),(b)は、本発明の実施例2を示す斜
視図である。
【図3】本発明の実施例2における切断状態を示す図で
ある。
【図4】従来例における切断状態を示す図である。
【符号の説明】
1 レーザ発振器 2 シリンドリカルレンズ 3 光学系駆動部 4 レーザ光線 5 結像レンズ 6 アシストガス供給部 7 アシストガス吹き出し部 8 アシストガス移動部 9 タイバー 10 半導体製品 11 半導体製品封止済リードフレーム 12 リード 13 搬送部 14 制御部 15 レーザ光線集光部 16 テーブル 17 モーター

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光線部を有し、半導体製品封止済
    リードフレームのタイバー部をレーザ光線にて切断する
    レーザ切断装置であって、 レーザ光線部は、レーザ光線をタイバー部の長さに対応
    する楕円形状に成形して、タイバー部に照射するもので
    あり、2つのシリンドリカルレンズを有し、 前記2つのシリンドリカルレンズは、平らな面を背中合
    わせに向き合っている こと特徴とするレーザ切断装置。
  2. 【請求項2】 前記レーザ光線部は、レーザ光線をタイ
    バー部のX,Y方向切断箇所に対応してレーザ光の成形
    方向を変えるものであることを特徴とする請求項1に記
    載のレーザ切断装置。
  3. 【請求項3】 前記レーザ光線部は、1ショットにより
    タイバーを切断することを特徴とする請求項1又は2に
    記載のレーザ切断装置。
JP11811091A 1991-04-22 1991-04-22 レーザ切断装置 Expired - Lifetime JP2956266B2 (ja)

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