JP2956202B2 - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
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Description
記録媒体に画像情報などをディジタル記録する記録装置
に関する。
・テープ・レコーダ(VTR)のように、大量情報を記録
する用途に幅広く使用されている。近年は、この技術
を、音声は静止画像を符号化してディジタル記録再生す
る装置にも適用されるようになった。静止画像の場合に
は、1画面を数トラックないし数百トラックに分割して
記録することになる。検索の便宜から、各トラックに静
止画像の題目や番号をIDワードとして所定領域に記録す
るようになっている。
かし、記録された静止画そのものを素速く検索すること
は不可能であった。高速再生する場合、1つの画像のデ
ータを記録する複数のトラックを、それぞれ部分的に再
生することになり、画像データのかなりの部分が欠落す
る。従って、観賞に耐える再生画像を得られなかった。
装置を提示することを目的とする。
段と、前記入力手段により入力される画像信号を符号化
して通常再生用の画像信号を生成する第1の生成手段
と、前記入力手段により入力される画像信号を符号化し
て高速再生用の画像信号を生成する第2の生成手段と、
回転ヘッドによりテープ状記録媒体上に多数のヘリカル
トラックを形成すると共に各ヘリカルトラックを複数の
領域に分割し、前記多数のヘリカルトラックの第1の所
定領域に前記通常再生用の画像信号を記録し、第2の所
定領域に前記高速再生用の画像信号を記録する記録手段
と、前記高速再生用の画像信号の1画面を複数の部分に
分割し、各部分の前記高速再生用の画像信号をそれぞれ
1本の前記ヘリカルトラックの前記第2の所定領域に記
録すると共に、前記各部分の高速再生用の画像信号に対
してそれぞれ所定数の前記ヘリカルトラックを形成し
て、前記各部分の高速再生用の画像信号をそれぞれ所定
回、記録するべく前記記録手段を制御する制御手段とを
備えることを特徴とする。
記第2の領域から低画質ではあるが1つの画像を構成す
る全部又はほとんどの画像データを再生できる。従っ
て、高速再生を実現できる。
ーン及びトラック内の記録内容を説明する。第2図は記
録媒体である磁気テープのトラック・パターンを示す。
第2図に示すように、本実施例では、テープ幅方向にA,
Bの2つの領域を設け、A領域には通常通り画像信号を
ディジタル記録し、B領域には高速再生用の画像情報を
ディジタル記録する。G領域はガードバンドである。本
実施例では、1画面の記録に、トラック番号#1,#2,#
3,・・・,#nのn本のトラックを使用する。
領域及びB領域共に、同期信号、ID及びブロック・アド
レス、パリティ、データ部並びに誤り検出訂正符号(EC
C)からなり、A領域のデータ部には、画面番号iのデ
ータの一部が記録され、他方、B領域のデータ部には、
A領域のデータ部に記録される画像情報を一部間引いた
データが、複数組(図示例では8組)記録される。
を示す。10は撮像素子のように画像信号を出力する画像
出力回路、12,16は画像出力回路10から出力される輝度
信号Yをディジタル化するA/D変換器、14,18は画像出力
回路10から出力される色信号I,Qをディジタル化するA/D
変換器である。但し、A/D変換器12,14のサンプリング周
波数及び1サンプリング当たりのビット数は通常の画質
が得られるように設定されており、他方、A/D変換器16,
18のサンプリング周波数及び1サンプリング当たりのビ
ット数は、A/D変換器12,14のそれよりも低く設定されて
いる。
22はA/D変換器16,18の出力データを記憶するメモリ、24
はメモリ20の記憶データを符号化してA領域に記録する
信号を形成するエンコーダ、26はメモリ22の記憶データ
を符号化してB領域に記録する信号を形成するエンコー
ダ、28はエンコーダ24,26の出力をシリアル化するスイ
ッチ、30,32は180゜対向して回転ドラム(図示せず)に
取り付けられた磁気ヘッド、34は磁気テープ、36は全体
を制御するシステム制御回路である。
回路10が出力する輝度信号Y及び色信号I,Qを、通常の
サンプリング周波数でサンプリングしてディジタル化
し、その出力データはメモリ20に記憶される。エンコー
ダ24はメモリ20の記憶データを、各トラックに記録する
データ毎に第3図(1)に示すようなフォーマットにし
てスイッチ28にシリアル出力する。
度信号Y及び色信号I,Qを、A/D変換器12,14より低いサ
ンプリング周波数でサンプリングし、より低いビット数
でディジタル化する。従って、A/D変換器16,18から出力
される画像データは、間引いた形になり、A/D変換器12,
14の出力データ数より少ない。A/D変換器16,18の出力デ
ータはメモリ22に記憶される。エンコーダ26はメモリ22
の記憶データを、各トラックに記録するデータ毎に第3
図(2)に示すようなフォーマットにしてスイッチ28に
シリアル出力する。
B領域でb接点に接続する。スイッチ28の出力は磁気ヘ
ッド30,32により磁気テープ34に記録される。即ち、ヘ
リカル・スキャンの同じヘッド走査線上のA領域に、通
常画質の画像データが記録され、B領域に、高速再生用
の低画質の画像データが複数組(図示例では8組)記録
される。
す。40は第2図に示すようなトラック・フォーマットで
静止画像が記録された磁気テープ、42,44は磁気ヘッ
ド、46は波形等化回路、48はA領域からの再生データと
B領域からの再生データとを区分するスイッチ、50はA
領域からの再生データを復号するデコーダ、52はB領域
からの再生データを復号するデコーダ、54,56はそれぞ
れデコーダ50,52による復号データを記憶するメモリ、5
8,60はメモリ54に記憶される輝度データ及び色データを
アナログ信号に変換するD/A変換器、60,62はメモリ56に
記憶される輝度データ及び色データをアナログ信号に変
換するD/A変換器、66はD/A変換器58,60の出力からビデ
オ信号を形成する画像出力処理回路、68はD/A変換器62,
64の出力からビデオ信号を形成する画像出力処理回路、
70は画像処理回路66,68の出力を選択するスイッチ、72
は再生画像信号の出力端子、74は全体を制御するシステ
ム制御回路である。
ド42,44は磁気テープ40のトラックに沿って移動し、磁
気テープ40の記録信号は磁気ヘッド42,44により再生さ
れ、波形等化回路46により最適波形に等化される。波形
等化回路46の出力の内のA領域の信号が、スイッチ48を
介してデコーダ50に印加される。デコーダ50は、同期検
出、誤り訂正などを行ない、再生データをメモリ54に供
給する。トラック#1〜#nまで再生することにより、
1画面分の画像データがメモリ54に記憶される。メモリ
54の記憶データはその後読み出され、D/A変換器58,60に
よりアナログ信号に変換され、画像出力処理回路66によ
り標準ビデオ信号に変換される。通常再生時にはスイッ
チ70はa接点に接続しており、画像出力処理回路66から
出力される再生画像信号は、スイッチ70及び出力端子72
を介して図示しない外部モニタ装置に供給される。
で、省電力の観点からデコーダ52、メモリ56、D/A変換
器62,64は休止状態にしておくのがよい。
磁気テープの走行速度が記録時より速くなるので、記録
された画像データの一部しか読み取ればい。しかし、第
3図(2)に示すように、本実施例では、1つのトラッ
クのB領域に同じデータが8組記録されているので、磁
気ヘッドが斜めに横切る際にトラックの1/8以上のデー
タを読み取れれば、このトラックのB領域の記録データ
を再生できることになる。
り最適波形に等化される。波形等化回路46の出力の内の
B領域の信号が、スイッチ48を介してデコーダ52に印加
される。デコーダ52は同期検出、誤り訂正などを行な
い、復号されたデータが、ブロック・アドレスに従いメ
モリ56の対応箇所に記憶される。トラック#1〜#nま
で走行し、各トラックから少なくとも1/8以上のデータ
が再生されれば、メモリ56には低画質ではあるが1画面
分の画像データが記憶されている。メモリ56の記憶デー
タはその後読み出され、D/A変換器62,64によりアナログ
信号に変換され、画像出力処理回路68により標準ビデオ
信号に変換される。高速再生時にはスイッチ70はb接点
に接続しており、画像出力処理回路68から出力される再
生画像信号は、スイッチ70及び出力端子72を介して図示
しない外部モニタ装置に供給される。
に走査するので、例えば画面番号iの画像に対して、画
面番号i−1及び画面番号i+1の画像データも一部、
メモリ56に記憶されるが、メモリ56内では、デコーダ52
から順次供給される再生データで更新していく。
見できた時、図示しないスイッチなどによりテープ走行
を止め、当該スイッチなどが操作されたときに出力して
いた画像が記録されているY一に磁気テープを巻き戻
し、そのトラック#1〜#nまでのA領域を記録信号を
通常再生する。これにより、通常画質で所望の画像を再
生表示できる。
タを複数組記録するようにしたが、例えば、第5図に示
すように、Ai1〜Ai8に記録される画像データを間引いた
データをBi1に記録し、Bi2〜Bi8にも同じデータを記録
するようにしてもよい。即ち、8トラックを1グループ
として、B領域の1グループ内に記録されるデータを全
て同じにするようにしても、同様に、B領域のデータか
ら高速再生画像を得ることができる。
ノントラッキング方式が提案されている。これは再生時
には、回転ヘッドを記録時の2倍の速度で回転させ、2
重に記録信号を読み取り、メモリ内で完全な再生データ
を得るという方法がある。このような方式に対しても本
実施例は有効であり、記録時のテープ速度よりも速い速
度で磁気テープを走行させる高速再生を実現できる。
れば、通常再生用の画像信号と高速再生用の画像信号を
テープ状記録媒体に記録するので、低画質ではあるが充
分に鑑賞に耐え得る高速再生を実現できる。
第2図は磁気テープのトラック・パターン、第3図は画
面番号iのトラック#1の記録構成、第4図は再生系の
構成ブロック図、第5図は画面番号iのトラック#1の
B領域の変更記録構成である。 10:画像出力回路、12,14,16,18:A/D変換器、20,22:メモ
リ、24,26:エンコーダ、28:スイッチ、30,32:磁気ヘッ
ド、34:磁気テープ、36:システム制御回路、40:磁気テ
ープ、42,44:磁気ヘッド、46:波形等化回路、48:スイッ
チ、50,52:デコーダ、54,56:メモリ、58,60,60,62:D/A
変換器、66,68:画像出力処理回路、70:スイッチ、72:出
力端子、74:システム制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】画像信号を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力される画像信号を符号化して通
常再生用の画像信号を生成する第1の生成手段と、 前記入力手段により入力される画像信号を符号化して高
速再生用の画像信号を生成する第2の生成手段と、 回転ヘッドによりテープ状記録媒体上に多数のヘリカル
トラックを形成すると共に各ヘリカルトラックを複数の
領域に分割し、前記多数のヘリカルトラックの第1の所
定領域に前記通常再生用の画像信号を記録し、第2の所
定領域に前記高速再生用の画像信号を記録する記録手段
と、 前記高速再生用の画像信号の1画面を複数の部分に分割
し、各部分の前記高速再生用の画像信号をそれぞれ1本
の前記ヘリカルトラックの前記第2の所定領域に記録す
ると共に、前記各部分の高速再生用の画像信号に対して
それぞれ所定数の前記ヘリカルトラックを形成して、前
記各部分の高速再生用の画像信号をそれぞれ所定回、記
録するべく前記記録手段を制御する制御手段 とを備えることを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30806690A JP2956202B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30806690A JP2956202B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04178903A JPH04178903A (ja) | 1992-06-25 |
JP2956202B2 true JP2956202B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=17976473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30806690A Expired - Fee Related JP2956202B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2956202B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05244556A (ja) * | 1992-02-28 | 1993-09-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像信号記録再生装置および映像信号のフィールド間引き方法 |
-
1990
- 1990-11-14 JP JP30806690A patent/JP2956202B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04178903A (ja) | 1992-06-25 |
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