JP2954918B2 - マイクロエンジンハンドピース - Google Patents
マイクロエンジンハンドピースInfo
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- JP2954918B2 JP2954918B2 JP3627098A JP3627098A JP2954918B2 JP 2954918 B2 JP2954918 B2 JP 2954918B2 JP 3627098 A JP3627098 A JP 3627098A JP 3627098 A JP3627098 A JP 3627098A JP 2954918 B2 JP2954918 B2 JP 2954918B2
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- Japan
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- rotating shaft
- rotation
- grip
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科医療におい
て、義歯の切削加工（技工用），生体歯牙の切削（治療
用）等に用いて好適なマイクロエンジンハンドピースに
関する。
て、義歯の切削加工（技工用），生体歯牙の切削（治療
用）等に用いて好適なマイクロエンジンハンドピースに
関する。
【０００２】
【従来の技術】歯科治療においては、義歯の切削加工
（技工用），生体歯牙の切削（治療用）等にマイクロエ
ンジンを用いる。このマイクロエンジンは、周知のよう
に、モータを内蔵する動力部と、該動力部に着脱自在に
連結される握持部（ハンドピース部）から成り、動力部
のモータ軸の回転を握持部の回転軸に伝達し、握持部先
端のヘッド部に着脱自在に装着される切削具に伝達し、
該切削具にて義歯の切削加工や生体歯牙の切削等を行う
ものである。
（技工用），生体歯牙の切削（治療用）等にマイクロエ
ンジンを用いる。このマイクロエンジンは、周知のよう
に、モータを内蔵する動力部と、該動力部に着脱自在に
連結される握持部（ハンドピース部）から成り、動力部
のモータ軸の回転を握持部の回転軸に伝達し、握持部先
端のヘッド部に着脱自在に装着される切削具に伝達し、
該切削具にて義歯の切削加工や生体歯牙の切削等を行う
ものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述のごときマイクロ
エンジンハンドピースにおいては、動力部と握持部とは
着脱自在に連結されるようになっており、これにより、
時々、握持部を動力部から切り離して、握持部の可動部
の調整を行っている。すなわち、上述のごときマイクロ
エンジンハンドピースは、動力部のモータの回転軸から
の回転が握持部の回転軸に伝達され、その回転が握持部
先端の切削具にまで伝達され、該切削具にて義歯や歯牙
の切削を行うものであるが、回転を伝達する機構中に、
ガタ等が発生すると、そのガタによる振動が切削具に伝
わり、義歯の加工（切削）或いは歯牙の治療（切削）が
正確にできなかったり、更には、ガタによって騒音が発
生し、作業現場が騒がしくなる等の問題があった。
エンジンハンドピースにおいては、動力部と握持部とは
着脱自在に連結されるようになっており、これにより、
時々、握持部を動力部から切り離して、握持部の可動部
の調整を行っている。すなわち、上述のごときマイクロ
エンジンハンドピースは、動力部のモータの回転軸から
の回転が握持部の回転軸に伝達され、その回転が握持部
先端の切削具にまで伝達され、該切削具にて義歯や歯牙
の切削を行うものであるが、回転を伝達する機構中に、
ガタ等が発生すると、そのガタによる振動が切削具に伝
わり、義歯の加工（切削）或いは歯牙の治療（切削）が
正確にできなかったり、更には、ガタによって騒音が発
生し、作業現場が騒がしくなる等の問題があった。
【０００４】
【０００５】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、特に、動力部の回転軸と握持部の回転軸と
の連結を、できるだけガタのないように連結するととも
に、振動，騒音等のトラブルが発生した時に、握持部を
動力部から容易に取り外すことができ、かつ、動力部の
回転軸と握持部の回転軸を連結する連結部材をも握持部
と一体的に取り外せるようにして、該連結部材をも含む
調整が容易にできるようにすることを目的としてなされ
たものである。
れたもので、特に、動力部の回転軸と握持部の回転軸と
の連結を、できるだけガタのないように連結するととも
に、振動，騒音等のトラブルが発生した時に、握持部を
動力部から容易に取り外すことができ、かつ、動力部の
回転軸と握持部の回転軸を連結する連結部材をも握持部
と一体的に取り外せるようにして、該連結部材をも含む
調整が容易にできるようにすることを目的としてなされ
たものである。
【０００６】
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、モー
タを収納する動力部と、該動力部に着脱自在に連結され
る握持部と、前記動力部の回転軸の回転を前記握持部の
回転軸に伝達する回転軸連結部材とを有し、前記動力部
の回転軸の回転を握持部の回転軸に伝達するマイクロエ
ンジンハンドピースにおいて、前記回転軸連結部材は、
内面側に軸方向に延長して設けられた複数条の凹部を有
する円筒体から成り、前記動力部の回転軸及び握持部の
回転軸は、前記円筒体の凹部に係合される凸部を軸方向
に複数条有し、前記円筒体は、前記握持部の回転軸と該
円筒体との間に介在されたＯリングにより該握持部の回
転軸に一体的に取り付けられており、前記握持部を動力
部から切り離した時に、前記回転連結部材が該握持部と
一体的に切り離されるようにしたものである。
タを収納する動力部と、該動力部に着脱自在に連結され
る握持部と、前記動力部の回転軸の回転を前記握持部の
回転軸に伝達する回転軸連結部材とを有し、前記動力部
の回転軸の回転を握持部の回転軸に伝達するマイクロエ
ンジンハンドピースにおいて、前記回転軸連結部材は、
内面側に軸方向に延長して設けられた複数条の凹部を有
する円筒体から成り、前記動力部の回転軸及び握持部の
回転軸は、前記円筒体の凹部に係合される凸部を軸方向
に複数条有し、前記円筒体は、前記握持部の回転軸と該
円筒体との間に介在されたＯリングにより該握持部の回
転軸に一体的に取り付けられており、前記握持部を動力
部から切り離した時に、前記回転連結部材が該握持部と
一体的に切り離されるようにしたものである。
【０００８】
【０００９】
【００１０】
【００１１】
【発明の実施の形態】図１は、本発明によるマイクロエ
ンジンハンドピースの一実施例を説明するための要部構
成図で、図１（Ａ）は電源コード部と動力部と握持部と
の連結状態を示す断面構成図、図１（Ｂ）は動力部の回
転軸と握持部の回転軸を連結する連結部材の一例を説明
するための構成図で、図１（Ａ）において、１０は握持
部の一部（動力部との接続側を示す）、２０は動力部、
３０は電源コード部で、握持部１０の回転軸１１と動力
部２０の回転軸２１とは、連結部材１によって連結さ
れ、動力部２０の回転軸２１の回転が握持部１０の回転
軸１１に伝達され、該回転軸１１の図示しない先端部に
連結され切削具を回転し、義歯の加工，生体歯牙の治療
等が行われる。
ンジンハンドピースの一実施例を説明するための要部構
成図で、図１（Ａ）は電源コード部と動力部と握持部と
の連結状態を示す断面構成図、図１（Ｂ）は動力部の回
転軸と握持部の回転軸を連結する連結部材の一例を説明
するための構成図で、図１（Ａ）において、１０は握持
部の一部（動力部との接続側を示す）、２０は動力部、
３０は電源コード部で、握持部１０の回転軸１１と動力
部２０の回転軸２１とは、連結部材１によって連結さ
れ、動力部２０の回転軸２１の回転が握持部１０の回転
軸１１に伝達され、該回転軸１１の図示しない先端部に
連結され切削具を回転し、義歯の加工，生体歯牙の治療
等が行われる。
【００１２】動力部２０の回転軸２１と握持部１０の回
転軸１１とを連結する連結部材１は、図１（Ｂ）に示す
ように、円筒状に形成され、その内壁部に軸方向に延長
する数条の凹部（又は凸部）１Ａが形成され、回転軸１
１及び２１には、この凹部（又は凸部）１Ａに対応し
て、凸部（又は凹部）１１Ａ及び２１Ａが形成され、こ
れら凹部と凸部（又は凸部と凹部）が係合するようにな
っており、これらを係合することにより、回転軸２１と
１１が連結部材１を介して連結され、回転軸２１の回転
が回転軸１１に伝達される。
転軸１１とを連結する連結部材１は、図１（Ｂ）に示す
ように、円筒状に形成され、その内壁部に軸方向に延長
する数条の凹部（又は凸部）１Ａが形成され、回転軸１
１及び２１には、この凹部（又は凸部）１Ａに対応し
て、凸部（又は凹部）１１Ａ及び２１Ａが形成され、こ
れら凹部と凸部（又は凸部と凹部）が係合するようにな
っており、これらを係合することにより、回転軸２１と
１１が連結部材１を介して連結され、回転軸２１の回転
が回転軸１１に伝達される。
【００１３】本発明は、上述のごとき連結部材を有する
マイクロエンジンハンドピースにおいて、握持部１０を
動力部２０から切り離す際に、前記連結部材１が握持部
１０と一体的に切り離せるようにし、これにより、連結
部材１をも含めて、動力伝達機構の調整を行い易くした
ものである。図１において、Ｏリング２は、そのための
一例を示すもので、図示のように、回転軸１１と連結部
材１との間にＯリング２を介在させることにより、回転
軸２１の回転を回転軸１１にガタなく連結することがで
き、しかも、握持部１０を動力部２０から切り離す際
に、連結部材１を握持部１０と一体的に切り離すことが
できる。
マイクロエンジンハンドピースにおいて、握持部１０を
動力部２０から切り離す際に、前記連結部材１が握持部
１０と一体的に切り離せるようにし、これにより、連結
部材１をも含めて、動力伝達機構の調整を行い易くした
ものである。図１において、Ｏリング２は、そのための
一例を示すもので、図示のように、回転軸１１と連結部
材１との間にＯリング２を介在させることにより、回転
軸２１の回転を回転軸１１にガタなく連結することがで
き、しかも、握持部１０を動力部２０から切り離す際
に、連結部材１を握持部１０と一体的に切り離すことが
できる。
【００１４】
【００１５】
【００１６】
【００１７】
【発明の効果】本発明は、モータを収納する動力部と、
該動力部に着脱自在に連結される握持部と、前記動力部
の回転軸の回転を前記握持部の回転軸に伝達する回転軸
連結部材とを有し、前記動力部の回転軸の回転を握持部
の回転軸に伝達するマイクロエンジンハンドピースにお
いて、動力部と握持部とをガタ少なく連結し、かつ、該
握持部を動力部から切り離した時に、動力部の回転軸と
握持部の回転軸とを連結する前記回転軸連結部材を、握
持部側に一体的に切り離すことができる。
該動力部に着脱自在に連結される握持部と、前記動力部
の回転軸の回転を前記握持部の回転軸に伝達する回転軸
連結部材とを有し、前記動力部の回転軸の回転を握持部
の回転軸に伝達するマイクロエンジンハンドピースにお
いて、動力部と握持部とをガタ少なく連結し、かつ、該
握持部を動力部から切り離した時に、動力部の回転軸と
握持部の回転軸とを連結する前記回転軸連結部材を、握
持部側に一体的に切り離すことができる。
【００１８】
【００１９】
【００２０】
【図１】 本発明によるマイクロエンジンハンドピース
の一実施例を説明するための要部断面構成図（図１
（Ａ））、及び、回転軸連結部材の拡大斜視図（図１
（Ｂ））である。
の一実施例を説明するための要部断面構成図（図１
（Ａ））、及び、回転軸連結部材の拡大斜視図（図１
（Ｂ））である。
１…回転軸連結部材、１Ａ…凹部、２…Ｏリング、１０
…握持部、１１…回転軸、１１Ａ，２１Ａ…凸部、２０
…動力部、２１…回転軸、２２…モータ、３０…電源コ
ード。
…握持部、１１…回転軸、１１Ａ，２１Ａ…凸部、２０
…動力部、２１…回転軸、２２…モータ、３０…電源コ
ード。
Claims (1)
- 【請求項１】 モータを収納する動力部と、該動力部に
着脱自在に連結される握持部と、前記動力部の回転軸の
回転を前記握持部の回転軸に伝達する回転軸連結部材と
を有し、前記動力部の回転軸の回転を握持部の回転軸に
伝達するマイクロエンジンハンドピースにおいて、前記
回転軸連結部材は、内面側に軸方向に延長して設けられ
た複数条の凹部を有する円筒体とから成り、前記動力部
の回転軸及び握持部の回転軸は、前記円筒体の凹部に係
合される凸部を軸方向に複数条有し、前記円筒体は、前
記握持部の回転軸と該円筒体との間に介在されたＯリン
グにより該握持部の回転軸に一体的に取り付けられてお
り、前記握持部を動力部から切り離した時に、前記回転
連結部材が該握持部と一体的に切り離されることを特徴
とするマイクロエンジンハンドピース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3627098A JP2954918B2 (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | マイクロエンジンハンドピース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3627098A JP2954918B2 (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | マイクロエンジンハンドピース |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13756799A Division JP3153807B2 (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | マイクロエンジンハンドピース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11226030A JPH11226030A (ja) | 1999-08-24 |
| JP2954918B2 true JP2954918B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=12465083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3627098A Expired - Fee Related JP2954918B2 (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | マイクロエンジンハンドピース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2954918B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100859846B1 (ko) | 2007-04-25 | 2008-09-23 | 이헌욱 | 차폐구조가 마련된 치기공용 마이크로 모터 핸드피스 |
-
1998
- 1998-02-18 JP JP3627098A patent/JP2954918B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11226030A (ja) | 1999-08-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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