JP2954488B2 - 航路表示装置 - Google Patents

航路表示装置

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JP2954488B2
JP2954488B2 JP16180494A JP16180494A JP2954488B2 JP 2954488 B2 JP2954488 B2 JP 2954488B2 JP 16180494 A JP16180494 A JP 16180494A JP 16180494 A JP16180494 A JP 16180494A JP 2954488 B2 JP2954488 B2 JP 2954488B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、目的地までの航路を現
在位置から見て遠近感が生じるよう表示する航路表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、各種航法装置において現在位
置から目的地に至る航路及びこの航路に対してどの程度
偏位しているかを表示する航路ずれ表示が行われてい
る。図8には、船舶等に搭載される装置において表示さ
れる航路ずれ表示画面の一例が示されている。
【0003】この図においては、装置を搭載する船舶、
すなわち自船を表すシンボルが符号1で表されており、
目的地が符号2で表されている。目的地シンボル2の上
側に表されている実線3は、目的地の方向を示す方向シ
ンボルであり、自船シンボル1の下方に表されている実
線4は、自船が目的地の方向、すなわち航路からどの程
度ずれているかを示す偏位目盛である。方向シンボル3
及び偏位目盛4は、幅シンボル5と合わせ台形又は三角
形をなすよう表示される。このような表示を行うことに
より、使用者は、装置の画面から自船の進むべき航路及
びこの航路に対する自船の位置ずれを直観的に、かつ遠
近感を伴って把握することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな航路ずれ表示画面によっては、目的地シンボル2に
よって表されている目的地のさらに次の目的地が、目的
地シンボル2によって表されている目的地から見てどの
方向にあるのかを知ることができない。すなわち、図9
に示されるように目的地7からさらに次の目的地8に至
る航路10が現在位置6から目的地7に至る航路9に対
して傾いていない場合であっても、また図10又は図1
1に示されるように傾いている場合であっても、同様の
航路ずれ画面が表示されることになる。したがって、使
用者は、航路ずれ表示画面を見るのみでは、現時点で設
定されている目的地に至った場合に自船をどのような方
向に進行させればよいのか知ることができない。これ
は、操船の遅れ、無駄な燃料の消費等の発生原因とな
る。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、航路ずれ表示画面
の表示態様を改良することにより、目的地からさらに次
の目的地に至る航路がどの程度現在の航路に対し傾いて
いるかを使用者が直観的に把握できるようにすることを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に係る航路表示装置は、現在位置を入
力する手段と、目的地及びその次の目的地を設定する手
段と、現在位置から目的地までの航路及び目的地からそ
の次の目的地までの航路を求める手段と、現在位置から
目的地までの航路に対する目的地からその次の目的地ま
での航路の方向差を求める手段と、現在位置から目的地
を経てその次の目的地に至る航路を、現在位置から目的
地までの航路に対して目的地からその次の目的地までの
航路が求めた方向差に応じて傾くよう、かつ現在位置か
ら見て遠近感が生じるよう表示する手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明においては、まず、現在位置が入力され
る一方で目的地及びその次の目的地が設定される。これ
らが入力又は設定されると、現在位置から目的地までの
航路と、目的地からその次の目的地までの航路が求めら
れる。さらに、現在位置から目的地までの航路に対し、
目的地からその次の目的地までの航路がどの程度の方向
差を有しているかの演算が行われ、その後、現在位置か
ら目的地を経てその次の目的地に至る航路が現在位置か
ら見て遠近感が生じるよう表示される。その際に、目的
地からその次の目的地までの航路は、求められている方
向差に応じ、現在位置から目的地までの航路に対して傾
くよう表示される。従って、使用者は、現在の目的地に
至った時点で搭載に係る船舶等をどのような方向に旋回
させればよいのかを先立ってかつ直観的に把握すること
が可能になる。これにより、操船の迅速化、操船の遅れ
の回避に伴う燃料消費の抑制等が実現されることとな
り、特に海上のように周囲に目標となる物体が乏しい領
域で有効な操船援助を実現することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。なお、図8乃至図11に示される従来
例と同様の構成には同一の符号を付し説明を省略する。
【0009】図1には、本発明の一実施例に係る航路表
示装置の構成が示されている。この図に示される装置
は、目的地入力部20、目的地記憶部22、航路設定部
24、航路記憶部26、方向差演算部28及び表示部3
0から構成されている。
【0010】まず、操船を開始するに当たっては、使用
者は、目的地入力部20を操作することにより最初の目
的地を航路設定部24に入力する。入力された目的地
は、目的地記憶部22に記憶される。航路設定部24
は、初期設定される現在位置と目的地入力部20から入
力される目的地に基づき、現在位置から目的地に至る航
路を設定し、これを航路記憶部26に記憶させる。な
お、現在位置は、従来周知の方法によって得ることがで
きる。表示部30は、航路記憶部26上に記憶されてい
る航路をその画面上に表示する。
【0011】使用者は、続いて、すでに入力されている
目的地の次に目的とする地点、すなわちさらに次の目的
地を目的地入力部20の操作によって入力する。入力さ
れた目的地は、目的地記憶部22に記憶されると共に航
路設定部24に入力される。航路設定部24は、前回設
定され目的地記憶部22上に記憶されている目的地と、
今回新たに入力された目的地とに基づき、目的地からさ
らにその次の目的地に至る航路を設定する。設定された
航路は、航路記憶部26により記憶されると共に方向差
演算部28に入力される。方向差演算部28は、前回設
定された航路、すなわち現在位置から目的地に至る航路
を航路記憶部26から読み出し、その一方で航路設定部
24から、目的地からさらにその次の目的地に至る航路
を入力する。方向差演算残部28は、入力した2種類の
航路の方向差、すなわちa)現在位置から目的地に至る
航路に対するb)目的地からさらにその次の目的地に至
る航路の方向差を演算する。演算した方向差は、表示部
30に出力される。表示部30は、目的地からさらにそ
の次の目的地に至る航路を、方向差演算部28により演
算された方向差に応じ、現在位置から目的地に至る航路
に対して傾くよう当該航路に継ぎ足して且つ遠近感が出
るよう表示する。
【0012】図2には、使用者によって入力される目的
地の一例が示されている。この図の例では、自船が次に
到達すべき目的地7とさらにその次に到達すべき目的地
8が設定されており、自船1から目的地7に至る航路9
と目的地7から目的地8に至る航路10は同一の直線上
にある。このような状態では、図3に示されるように、
自船シンボル1、目的地シンボル2及び次目的地シンボ
ル11が一直線上に表示される。図中、符号12で示さ
れる破線は航路シンボルであり、現在位置6から目的地
7を経てさらに次の目的地8に至る航路を示す。
【0013】図4には、目的地設定のさらに他の一例が
示されている。この例では、現在位置6から目的地7に
至る航路9に対し目的地7からさらにその次の目的地8
に至る航路10が左側に傾いている。このような目的地
設定が行われている場合、本実施例では、図5に示され
るように次目的地シンボル11が目的地シンボル2から
見て左側に傾き、航路シンボル12が左側に屈曲して表
示されることになる。
【0014】図6には、目的地設定のさらに他の一例が
示されている。この例では、航路10が航路9に対し右
側に傾いている。このような設定が行われた場合、表示
部30の画面上には図7に示されるような航路ずれ画面
が表示される。この例では、次目的地シンボル8が右側
に傾くと共に、航路シンボル12が右側に屈曲して表示
される。
【0015】このように、本実施例によれば、使用者に
よって入力される目的地7及びさらにその次の目的地8
に応じ、現在位置6から目的地7を経てさらにその次の
目的地8に至る航路を設定し、方向差演算部28により
演算される方向差に基づき目的地7からさらにその次の
目的地8に至る表示を傾けるようにしたため、目的地7
に至る以前であっても、航路ずれ表示画面からさらにそ
の次の目的地8に至るための自船の旋回等の操船を準備
することができ、操船の迅速化、燃料消費の低減等を実
現することができる。また、航路ずれ表示画面は遠近感
が生じるよう表示されるため、使用者が航路及び航路ず
れを直観的に把握することが可能になる。さらに、船舶
等において本実施例を使用する場合には、周囲に目標が
ない状態で航路ずれ画面を利用して操船を行うこととな
るから、本実施例のように操船上有為な情報を提供でき
る航路表示装置は、航海の利便性を向上させることとな
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現在位置から目的地までの航路に対する目的地からその
次の目的地までの航路の方向差を求め、求めた方向差に
応じ目的地からその次の目的地までの航路を現在位置か
ら目的地までの航路に対して傾け且つ遠近感が生じるよ
う表示するようにしたため、使用者が、目的地に至る以
前に、次の目的地に至る航路が傾いているのか否かを直
観的に把握することが可能になり、操船の迅速化、燃料
消費の低減、運行の利便性の向上等の効果を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る航路表示装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】この実施例における目的地設定の一例を示す図
である。
【図3】図2の設定における航路ずれ表示画面の概要を
示す図である。
【図4】目的地設定の他の一例を示す図である。
【図5】図4の設定における航路ずれ表示画面の概要を
示す図である。
【図6】目的地設定の他の一例を示す図である。
【図7】図6の設定における航路ずれ表示画面の概要を
示す図である。
【図8】従来における航路ずれ表示画面の一例を示す図
である。
【図9】目的地設定の一例を示す図である。
【図10】目的地設定の他の一例を示す図である。
【図11】目的地設定のさらに他の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 自船シンボル 2 目的地シンボル 4 偏位目盛 5 幅シンボル 6 現在位置 7,8 目的地 9,10 航路 11 次目的地シンボル 12 航路シンボル 20 目的地入力部 22 目的地記憶部 24 航路設定部 26 航路記憶部 28 方向差演算部 30 表示部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01C 21/00 - 21/24 G08G 3/00 - 3/02 B63B 22/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在位置を入力する手段と、 目的地及びその次の目的地を設定する手段と、 現在位置から目的地までの航路及び目的地からその次の
    目的地までの航路を求める手段と、 現在位置から目的地までの航路に対する目的地からその
    次の目的地までの航路の方向差を求める手段と、 現在位置から目的地を経てその次の目的地に至る航路
    を、現在位置から目的地までの航路に対して目的地から
    その次の目的地までの航路が求めた方向差に応じて傾く
    よう、かつ現在位置から見て遠近感が生じるよう表示す
    る手段と、 を備えることを特徴とする航路表示装置。
JP16180494A 1994-07-14 1994-07-14 航路表示装置 Expired - Fee Related JP2954488B2 (ja)

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