JP2952889B2 - 現像装置及び現像装置に使用される現像スリーブ - Google Patents

現像装置及び現像装置に使用される現像スリーブ

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリンタ、複写機のような画像形成装置に
おける現像装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の現像装置には様々なタイプのものが見受けら
れるが、その中に回転駆動される現像ローラと、該現像
ローラの周長よりも長めの周長を有し、該現像ローラに
外装された、現像スリーブと、該現像スリーブ両端部を
前記現像ローラから駆動力を受けるように該現像ローラ
に押し付けるガイド部材と、前記スリーブのうち前記現
像ローラに接する部分の表面に圧接して該現像スリーブ
外周面に現像トナー薄層を形成するための薄層形成手段
とを備えた現像装置が知られている。
このような現像装置における前記現像スリーブは、外
周面はトナー搬送を有利に行えるように微少凹凸面に形
成されていることがあっても、内周面は平滑面に形成さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述のような現像スリーブは、その内周面が平滑面に
形成されているため、現像ローラからの駆動力伝達に不
確かな面があり、従って現像ローラに対し現像スリーブ
がスリップし、現像ローラ回転に現像スリーブが円滑に
追随回転できないおそれがある。
このような問題を解決するため、前記ガイド部材によ
る現像スリーブの現像ローラへの押し付け力を強めるこ
とが考えられるが、押し付けられた現像スリーブ両端が
損傷し易くなる。
そこで本発明は、回転駆動される現像ローラと、該現
像ローラの周長よりも長めの周長を有し、該現像ローラ
に外装された現像スリーブと、該現像スリーブ両端部を
前記現像ローラに押しつけるとともに該押しつけにより
該現像ローラの前面部側に被現像面に接触させるための
現像スリーブ弛み部分を形成するガイド部材と、前記現
像スリーブのうち前記現像ローラに接する部分の表面に
圧接して該現像スリーブ外周面に現像トナー薄層を形成
するための薄層形成手段を備えた現像装置に使用する現
像スリーブ及び該現像装置であって次の利点を有するも
のを提供することを目的とする。すなわち、 現像スリーブについては、ガイド部材によって現像ロ
ーラへ押しつけられる現像スリーブ両端部が現像スリー
ブの他の部分に比べてはやく損傷してしまう恐れがな
く、それでいて現像ローラの回転に円滑に追随回転で
き、良好な現像を行える現像スリーブを提供する。
現像装置については、ガイド部材によって現像ローラ
へ押しつけられる現像スリーブ両端部が現像スリーブの
他の部分に比べてはやく損傷してしまう恐れがなく、そ
れでいて該現像スリーブが現像ローラの回転に円滑に追
随回転でき、良好な現像を行える現像装置を提供する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的に従い次の現像スリーブ及び現像装
置を提供する。
a)回転駆動される現像ローラと、該現像ローラの周長
よりも長めの周長を有し、該現像ローラに外装された現
像スリーブと、該現像スリーブ両端部を前記現像ローラ
に押しつけるとともに該押しつけにより該現像ローラの
前面部側に被現像面に接触させるための現像スリーブ弛
み部分を形成するガイド部材と、前記現像スリーブのう
ち前記現像ローラに接する部分の表面に圧接して該現像
スリーブ外周面に現像トナー薄層を形成するための薄層
形成手段を備えた現像装置に使用される現像スリーブで
あって、前記ガイド部材による前記現像ローラへの押し
つけにより該現像ローラの回転に追随回転するための微
小凹凸が内周面に形成されていることを特徴とする現像
スリーブ。
b)回転駆動される現像ローラと、該現像ローラの周長
よりも長めの周長を有し、該現像ローラに外装された現
像スリーブと、該現像スリーブ両端部を前記現像ローラ
に押しつけるとともに該押しつけにより該現像ローラの
前面部側に被現像面に接触させるための現像スリーブ弛
み部分を形成するガイド部材と、前記現像スリーブのう
ち前記現像ローラに接する部分の表面に圧接して該現像
スリーブ外周面に現像トナー薄層を形成するための薄層
形成手段を備えた現像装置において、前記現像スリーブ
は、前ガイド部材により前記現像ローラへの押しつけに
より該現像ローラの回転に追随回転するための微小凹凸
が内周面に形成されていることを特徴とする現像装置。
〔作用〕
前記a)の現像スリーブは、現像装置に搭載され、そ
の両端部が前記ガイド部材により前記現像ローラへ押し
つけられるが、その内周面には、該現像ローラの回転に
追随回転するための微小凹凸が形成されているので、ガ
イド部材による押しつけ力を格別大きくする必要なく、
従ってガイド部材によって現像ローラへ押しつけられる
現像スリーブ両端部が現像スリーブの他の部分に比べて
はやく損傷してしまう恐れなく、現像ローラの回転に追
随して円滑に回転できる。
前記b)の現像装置によると、それに搭載されている
現像スリーブが、前記a)に記載の現像スリーブと同じ
利点を有しており、それだけ良好な現像を行うことがで
きる。
〔実 施 例〕
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図示の現像装置は通常の複写機またはプリンタに採用
される一成分現像方式の静電潜像現像装置である。
第1図は現像装置1の断面を示しており、この装置1
は矢印a方向に回転する感光体ドラム100の側部に配置
されている。
該現像装置1は現像槽2に現像ローラ10をそのシャフ
ト10aによって回転自在に支持し、該ローラ10に現像ス
リーブ11を外装したものである。
現像槽2は現像スリーブ11の後方から該スリーブ下方
へ伸びる壁体3と、スリーブ11の上方に配置した前壁6
と、壁体3および前壁6の両端に固着した側壁4、4
と、上端開口を閉じる蓋5とを備えている。
現像ローラ10のシャフト10aの一端部は側壁4外へ突
出し、図示しない駆動手段により駆動される。
また、現像スリーブの後方において現像槽内に攪拌装
置14が配置されており、この装置は図示しない駆動手段
により図上c方向へ駆動回転され、現像槽2内に収容し
た一成分非磁性トナーTの撹拌と、スリーブ11へのトナ
ー供給を行う。
現像ローラ10はアルミニュウム等の導電性部材の上に
ゴム等の弾性部材を被覆したもので現像バイアス電圧Vb
を印加される。
現像スリーブ11はその周長が現像ローラ10の周長より
長めに形成されており、両端部は現像槽側壁4、4と該
スリーブの間に配置されたガイド部材9、9によって現
像ローラ10に押しつけられている。また、現像槽2を構
成する壁体3のうちスリーブ11の下方部分3aとスリーブ
11との間には側壁4、4間にわたってトナー漏れ防止の
シール部材13が配置されている。ガイド部材9およびシ
ール部材13はいずれも発泡ウレタンフォーム等の弾性材
からなっている。
かくして現像スリーブ11はガイド部材9、9により現
像ローラ10に押しつけられるとともに現像ローラ10の前
面部分に該ローラ10の周長よりも長めに形成されている
スリーブ11の余長部分が集中し、該スリーブと現像ロー
ラ10との間に空間部Sが形成される。この空間部を覆う
スリーブ11の弛み部分外周面が感光体ドラム100の外周
面に接触している。
また、現像装置1は現像スリーブ11のうち現像ローラ
10に接触する部分に接するトナー薄層形成ブレード12を
備えている。
該ブレード12は現像スリーブ11に供給されるトナーの
帯電およびトナーの付着量規制を行いつつ現像スリーブ
上に所定のトナー薄層を形成するものである。
前記現像装置によると、図示ない駆動手段により現像
ローラ10が図上矢印b方向に回転駆動されるとともに撹
拌装置14が矢印c方向に回転駆動され、ブレード12によ
って現像スリーブ11上に形成されたトナー薄層が現像領
域Xに運ばれ、ここで感光体ドラム上に形成されている
静電潜像に供給され、該潜像が現像される。
ここで再び現像スリーブ11について説明する。
現像スリーブ11は、第2図および第3図に示すよう
に、現像領域Xへのトナー搬送を円滑に行うために表面
が微小凹凸面11aに形成されている。また、第4図に示
すように、スリーブ内周面11c全体も微小凹凸面に形成
されている。一部断面を拡大して見ると、第5図に示す
ように形成されている。
しかし、スリーブ11両端部のガイド部材9、9が当た
る部分11b、11bは鏡面に形成されている。
このようにスリーブ11表面11aが凹凸面に形成されて
いるので、該スリーブによるトナー搬送が円滑に行われ
るとともにスリーブ内面11cも微小凹凸面に形成されて
いるため、スリーブ11が現像ローラ10から回転駆動力を
確実に伝達され、スリーブ11は現像ローラ10の回転にス
リップすることなく確実に追随回転し、現像領域Xへの
確実なトナー搬送が実現され、良好な画質を得ることが
できる。
このような現像スリーブ11の有利な製造方法には、プ
ラスチック樹脂による射出成形法・押出成形法ないしは
電鋳による製造法を例示することができる。ここでは、
電鋳による製造法について説明する。
すなわち、現像スリーブ11のトナー搬送領域11aに対
応するように表面を微小凹凸面に形成した電鋳用マスタ
ーを応力減少剤を添加した電鋳浴に浸漬して該マスター
上に所定凹凸表面を有する電鋳スリーブを析出させると
ともに前記応力減少剤により該電鋳スリーブに圧縮応力
を発生さ、該圧縮応力を利用して前記マスターから該電
鋳スリーブを抜き取り、かくしてトナー搬送領域11a全
面に所定微小凹凸を有するとともに該領域11aに対応す
るスリーブ11内面にも微小凹凸を有し、両端部のガイド
部材9当接部分は鏡面に形成された現像スリーブ11を得
るのである。
前記現像スリーブの製法において、マスターから電鋳
スリーブを抜き取るにあたっては、電鋳スリーブ析出
後、空中でマスターからそのまま該電鋳スリーブを抜き
取る場合、電鋳スリーブをマスターとともに熱処理液に
浸漬して加熱または冷却処理し、電鋳スリーブとマスタ
ーの熱膨張係数の差を利用する場合が考えられる。スリ
ーブを空中で抜き取る場合の空気、熱処理液で処理する
場合の該液(以下、これらを「スリーブ抜き媒体」とい
う)がスリーブとマスターの間に作用する浸透圧もスリ
ーブ抜けに寄与する。
前記マスター表面の微小凹凸形状としては、第6図に
示すように研削加工、切削加工等によるマスター円周方
向に連続した凹凸形状、または第7図に示すようにホー
ニング加工、レーザー加工、化学エッチング等による不
連続凹凸形状が考えられる。
マスター表面の微小凹凸形状の粗さとしては、特に限
定はされないが、電鋳後のスリーブ抜けを考慮すると、
他の様々な条件にもよるが、Rz=約5μm以下であるこ
とが望ましい。
前記電鋳浴の組成は、どのような材質の電鋳スリーブ
を得ようとするか等に応じ、適宜選択決定することがで
き、そのようなスリーブ材質としては、Al、Ti、Cr、M
o、W、Ni、Ni−Co系合金、Ni−Co−Fe系合金、黄銅、
ステンレス鋼等を含有するものを例示することができ
る。
前記応力減少剤には、サッカリンナトリウム、ナフタ
リンジスルフォン酸ナトリウム、パラトルエンスルフォ
ンアミド、ベンゼンジスルフォン酸ナトリウム等を例示
できる。
ところで、電鋳工程中のマスターおよび析出するスリ
ーブにおける応力関係条件を図示すると、第9図に示す
ようになる。第9図において、 F1はスリーブとマスターの密着力、 F2はスリーブ内部応力(圧縮力)、 F3はスリーブとマスターの熱膨張または熱収縮差によ
り発生する界面での力、 F4はスリーブ抜き用媒体による浸透圧、である。
電鋳工程中にはスリーブがマスターから離れたり、ス
リーブに皺が発生しないことが必要であり、そのための
条件式は、 F1>F2の垂直分力 …式 である。
また、電鋳スリーブがマスターから抜けるための条件
式は、 F1<F2の垂直分力+F3の垂直分力+F4の垂直分力 …
式 である。
前記応力減少剤の種類および添加量は、析出する電鋳
スリーブに前記式およびを満足させ得る圧縮応力を
発生させるものであることが必要であり、他の様々の条
件にもよるが、通常の画像形成装置の現像スリーブを形
成する場合を例にとると、圧縮応力約3kgf/mm2以上(ス
パイラル応力計による測定値)である。
また、前記電鋳用マスターの材質は、オーステナイ
ト系ステンレス鋼やフェライト系ステンレス鋼、クロ
ムメッキまたはニッケルメッキした鉄、ニッケル、チ
タン、クロームまたはニッケルメッキしたアルミニュ
ウムや黄銅等が考えられる。マスターの材質によりマス
ターとその上の電鋳スリーブとの密着力が異なるが、マ
スターからの電鋳スリーブの抜き取り易さではオーステ
ナイト系ステンレス鋼が良い。
なお、スリーブ抜き取りにあたり、加熱または冷却処
理するときには、熱膨張または熱収縮差を利用した力を
有効に発生させるためにマスターに大きい熱容量を持た
せないようにマスターを中空管とすることが望ましい。
現像スリーブ11の製法のさらに具体例を説明すると次
のとおりである。
ここで該現像スリーブの材質、各部寸法を例えば材質
ニッケル、厚さ35μm、外径25mm、長さ250mm、表面の
うち両端に幅12mmの鏡面部11bを有し、他は微小凹凸面1
1aとする。
先ず、オーステナイト系ステンレス鋼(SUS304)から
なるマスター用断面円形中空管を準備し、該管のうち前
記現像スリーブの両端鏡面部分に相当する部分をテープ
等にてマスキングし、そのあと該中空管の露出表面にガ
ラスビーズによるホーニング加工にて微小凹凸加工を施
して電鋳用マスターを準備する。該凹凸面の粗さは最終
的に得られるスリーブ表面の凹凸粗さがRz=約2μmと
なるように決定されている。
この電鋳用マスターを適当な支持体にて支持し、回転
させつつ電鋳浴に浸漬し、該マスター上に電鋳スリーブ
を析出させる。
該電鋳浴は、 スルファミン酸ニッケル 220〜450g/ H3BO3 40g/〜60g/ および応力減少剤(サッカリンナトリュウム)を含む
安定した組成よりなり、pH4.0〜4.7、温度約50℃の液で
ある。
析出する電鋳スリーブの内部応力とサッカリンナトリ
ウム濃度との関係は約10図に示すとおりであり、ここで
は前記式およびを満足させるように析出電鋳スリー
ブに約3kgf/mm2(スパイラル応力計による測定値)以上
の圧縮応力が発生するように、10ppm以上添加されてい
る。
比較のため、スリーブ内部応力が圧縮応力で3kgf/mm2
より小さい場合、なしの場合、引っ張り応力の場合のス
リーブ抜け状態を実験したが、いずれもスリーブはマス
ターから抜けなかった。
かくして析出した電鋳スリーブを電鋳用マスターとと
もにスリーブ抜き媒体(ここでは約28℃の水)に浸漬し
て冷却する。
スリーブの内径は前記応力減少剤による圧縮応力の作
用でマスター外径より10〜20μm大きくなるので、該ス
リーブをマスターより抜き出す。
かくして表面のトナー搬送領域11aにのみ所定の微小
凹凸を有する現像スリーブ11が得られる。
この現像スリーブはその表面凹凸に対応して内面11c
にも凹凸を有し、これは現像装置1において現像スリー
ブ11に現像ローラ10から回転駆動力を伝達する上で有利
である。また、現像スリーブ両端の鏡面部分11bには現
像スリーブ11を現像ローラ10に押し当て接触させるガイ
ド部材9が円滑に接触できる。
なお、比較のため、前記例において、電鋳用マスター
材質をフエライト系ステンレス鋼(SUS430)、軸受鋼
(SUJ)、クロムメッキした黄銅、ニッケルメッキした
黄銅にかえてスリーブ抜け状態を試してみたが、SUS43
0、SUJについては抜けず、他の二つについては抜けが困
難であった。
なお、電鋳用マスターの微小凹凸部の形状は、第8図
(1)〜(4)に示すように、任意の形状のものが作成
可能であり、例えばホーニング処理により微小凹凸を得
る場合、ホーニングビーズの粒径、粒径分布、材質、形
状およびホーニング応力、処理時間等により選択でき
る。
〔発明の効果〕
本発明によると、回転駆動される現像ローラと、該現
像ローラの周長よりも長めの周長を有し、該現像ローラ
に外装された現像スリーブと、該現像スリーブ両端部を
前記現像ローラに押しつけるとともに該押しつけにより
該現像ローラの前面部側に被現像面に接触させるための
現像スリーブ弛み部分を形成するガイド部材と、前記現
像スリーブのうち前記現像ローラに接する部分の表面に
圧接して該現像スリーブ外周面に現像トナー薄層を形成
するための薄層形成手段を備えた現像装置に使用する現
像スリーブ及び該現像装置であって次の利点を有するも
のを提供することができる。すなわち、 現像スリーブについては、ガイド部材によって現像ロ
ーラへ押しつけられる現像スリーブ両端部が現像スリー
ブの他の部分に比べてはやく損傷してしまう恐れがな
く、それでいて現像ローラの回転に円滑に追随回転で
き、良好な現像を行える現像スリーブを提供することが
できる。
現像装置については、ガイド部材によって現像ローラ
へ押しつけられる現像スリーブ両端部が現像スリーブの
他の部分に比べてはやく損傷してしまう恐れがなく、そ
れでいて該現像スリーブが現像ローラの回転に円滑に追
随回転でき、良好な現像を行える現像装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である現像装置の断面図、第
2図は第1図に示す現像装置における現像槽、現像ロー
ラ、現像スリーブおよびガイド部材の斜視図、第3図は
第1図の現像装置おける現像ローラおよび現像スリーブ
と感光体ドラムの斜視図、第4図は現像スリーブの内面
展開図、第5図は現像スリーブの一部の断面図である。
第6図は第1図に示す現像スリーブの製法に用いる電鋳
用マスター表面の凹凸状態例の説明図、第7図は第1図
に示す現像スリーブの製法に用いる電鋳用マスター表面
の凹凸状態の他の例の説明図、第8図は電鋳用マスター
表面の凹凸部の各種断面形状を示す図、第9図は電鋳用
マスターと電鋳スリーブにおける応力関係条件を説明す
る図で、第9図(1)はマスターとスリーブの斜視図、
第9図(2)は第9図(1)中のA部の拡大説明図であ
る。第10図は電鋳浴におけるサッカリンナトリウムの添
加量と析出スリーブ内部応力の関係を示すグラフであ
る。 1……現像装置 9……ガイド部材 10……現像ローラ 11……現像スリーブ 11a……微小凹凸外面 11b……鏡面部 11c……微少凹凸内面 12……トナー薄層形成ブレード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新川 博昭 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 江ノ口 裕次 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (56)参考文献 特開 昭64−37573(JP,A) 特開 昭63−202770(JP,A) 特開 昭59−168474(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動される現像ローラと、該現像ロー
    ラの周長よりも長めの周長を有し、該現像ローラに外装
    された現像スリーブと、該現像スリーブ両端部を前記現
    像ローラに押しつけるとともに該押しつけにより該現像
    ローラの前面部側に被現像面に接触させるための現像ス
    リーブ弛み部分を形成するガイド部材と、前記現像スリ
    ーブのうち前記現像ローラに接する部分の表面に圧接し
    て該現像スリーブ外周面に現像トナー薄層を形成するた
    めの薄層形成手段を備えた現像装置に使用される現像ス
    リーブであって、前記ガイド部材による前記現像ローラ
    への押しつけにより該現像ローラの回転に追随回転する
    ための微小凹凸が内周面に形成されていることを特徴と
    する現像スリーブ。
  2. 【請求項2】回転駆動される現像ローラと、該現像ロー
    ラの周長よりも長めの周長を有し、該現像ローラに外装
    された現像スリーブと、該現像スリーブ両端部を前記現
    像ローラに押しつけるとともに該押しつけにより該現像
    ローラの前面部側に被現像面に接触させるための現像ス
    リーブ弛み部分を形成するガイド部材と、前記現像スリ
    ーブのうち前記現像ローラに接する部分の表面に圧接し
    て該現像スリーブ外周面に現像トナー薄層を形成するた
    めの薄層形成手段を備えた現像装置において、前記現像
    スリーブは、前記ガイド部材による前記現像ローラへの
    押しつけにより、該現像ローラの回転に追随回転するた
    めの微小凹凸が内周面に形成されていることを特徴とす
    る現像装置。
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