JP2951801B2 - モータ回転速度制御回路 - Google Patents

モータ回転速度制御回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの回転速度を制
御する回路に関し、さらに詳しくはモータトルクむらま
たは回転速度検出器(以下FGという)着磁むら等によ
って生じる回転むらを補正抑制する機能を有するモータ
回転速度制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の説明の前に回転むらの原因と
なる主なものを挙げ、その中でモータトルクむらについ
て発生原理を詳細に説明する。回転むらは主にモータ軸
受け部のでの負荷変動、モータFG、回転位置検出器
(以下PGという)の取り付けむら、モータ駆動電流切
り換え等によるモータトルクむらによって発生する。モ
ータトルクむらはロータマグネット、駆動コイルが図9
に示すような8極、6コイルの三相ブラシレスモータの
場合、1/4回転ごとにロータマグネットのN極、S極
の周期があらわれ三相を合成したコイルの駆動電流切り
換えは6回あらわれ、これを一回転でみると(6×4
=)24回の駆動電流切り換えが行われこれがモータト
ルクむらとなる。しかしモータトルクむらは回転数の2
4倍の成分だけでなく、例えばロータマグネットの着磁
むら、駆動コイルの巻むら及び配置誤差、駆動電流切り
換え用ホール素子の配置誤差、ロータとステータの間隔
の不均一等によって、回転数の整数倍のモータトルクむ
らが大きく発生する可能性がある。この傾向は特に組み
立て精度の低い安価なモータを使用した時に強く現れ
る。
【0003】次に従来のモータ回転速度制御技術として
モータに取り付けたFG、PGを制御情報として制御を
行う一例を図8を用いて説明する。図8において1は図
9に示すようなモータ、4はモータ回転速度の検出を行
うFG、5はFG波形整形回路、80は速度情報を電圧
値に変換するF−V変換器、81は速度目標値とF−V
変換器出力との誤差量を出力する比較演算器、82は前
記演算出力のゲイン、位相補償量を設定する特性設定回
路、12は速度指令信号Dを入力してモータを駆動する
駆動回路である。図8においてFG4はFG波形整形回
路によって波形整形される。その後FG信号はF−V変
換器80に入力され電圧レベルに変換される。FGレベ
ル信号は目標値と比較演算され誤差情報となり該誤差情
報は特性設定回路82でサーボゲイン、位相補償量が設
定され速度指令信号Dとなりモータ駆動回路12に入力
されモータ1の回転数が制御される。
【0004】また従来の回転むらの補正抑制技術例とし
ては、特開昭59−165983、特開平2−2901
75が挙げられる。該技術の一方はモータに取り付けら
れた位置検出器及び速度検出器の出力に応じて補正デー
タを呼び出し速度制御系の利得を制御するもの、またも
う一方は回転むら成分から設定した周波数成分を抜き出
し該周波数成分と同位相同レベルの正弦波を作成して駆
動回路基準信号にミックスするものである。以上のよう
な技術で回転むらの補正抑制が行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来補正技術には、以下に述べる課題を含んでい
る。まず補正データによって速度制御系の利得を制御す
るものについては、補正データの作成が困難である、ま
たは補正データの測定が困難であるという課題を含んで
いる。このことを少し説明すると、元来トルクむらTw
の成分はその大部分がモータ回転数の整数倍の周波数を
持った成分であり、該トルクむらTwはフーリエ展開す
ることにより以下の式で表される。
【0006】 Tw=A1sin(θ+α1)+A2sin(2θ+α2)+・・+Ansin(nθ+αn)+・・ よって上式のトルクむらを抑制すべく利得補正データC
jaは、 Cja=K1/Tw =K1/[A1sin(θ+α1)+A2sin(2θ+α2)+・・ +Ansin(nθ+αn)+・・] なる無限式となり正確な補正データの作成は困難であ
り、また測定により補正データを求める場合も測定誤差
を含んでしまう可能性が高く、正確な測定は困難であ
る。
【0007】更に通常の使用においてはトルクむらTw
の全ての成分を補正する必要はなく、数個の大きな成分
のみを補正すればよい場合が多い。例えば上記トルクむ
らTwの式において第1項目の成分A1sin(θ+α1)を
補正する場合、利得補正データCjbを、 Cjb=K2/A1sin(θ+α1) とし該利得補正データCjbで利得を制御すると、トルク
指令Toは To=Tw×Cjb であらわされる事になり、上記トルクむらTwの式にお
いて第1項目の成分は除去できるが第2項目以降の成分
については悪化してしまう可能性がある。
【0008】上記の理由によって着目した成分について
補正精度を上げる場合、他成分の補正データも含め全て
の補正データを変更しなくてはならず、該変更を実現す
るための回路規模は増大してしまい、また自動調整も困
難である。
【0009】次にトルクむら成分から所定の周波数成分
を抜き出して該成分と同位相、同振幅の正弦波を作りモ
ータ駆動回路に入力する方法においては、位相、振幅が
自動設定できる点は便利であるが、複数成分について補
正する場合は該成分と同数の補正回路が必要となり、ま
たモータ回転数が変化するような場合では周波数を同期
させる回路が必要となってしまい回路規模の増加、調整
箇所の増加が懸念される。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のモータ回転速度
制御回路は、一回転中に1以上の整数であるm個の回
位置パルスを出力する回転位置検出手段を備えたモータ
の回転速度を、制御信号に基づいて制御するモータ回転
速度制御回路において、前記回転位置パルスをnてい倍
し疑似回転速度信号を生成するてい倍手段と、前記疑似
回転速度信号に基づいてアドレス信号を生成するととも
に、前記回転位置パルスに基づいて前記アドレス信号を
予め設定された開始アドレスにリセットするアドレス手
段と、リプル補正データとして一周期がモータ回転数の
整数倍なる正弦波データを記憶しており、前記アドレス
信号にしたがって、前記正弦波データに基づいて正弦波
信号を出力する記憶手段と、該記憶手段から出力された
前記正弦波信号の振幅を調整してリプル補正信号を生成
するゲイン手段と、前記リプル補正信号に基づき前記制
御信号を補正する補正手段と、を備えてなることを特徴
とする
【0011】また、前記補正手段が、前記リプル補正信
号を前記制御信号に加算する加算手段からなることを特
徴とする
【0012】また、前記リプル補正データは、一周期が
モータ回転数の整数倍となる正弦波データであって、少
なくとも位相、振幅、一周期間隔のうちの一つが異なる
2種類以上の正弦波データを合成したデータであること
を特徴とする
【0013】更に、前記ゲイン手段は、平均モータトル
クに比例して、前記振幅を調整することを特徴とする
【0014】また、モータのトルクむらに応じて、前記
開始アドレス、及び、前記ゲイン手段による前記振幅の
調整量を演算する演算手段を備えてなることを特徴とす
【0015】
【作用】本発明は上記の構成によって、モータ回転数の
整数倍で発生するトルクむら成分を補正するリプル補正
信号を出力し回転むらを低減させる。
【0016】
【実施例】具体的な実施例の説明の前に本発明の回転む
ら補正の原理を説明する。
【0017】トルクむらTwの成分はその大部分がモー
タ回転数の整数倍の周波数を持った成分であり、該トル
クむらをフーリエ展開すると前述の如く次式で示すよう
に無限式となる。 Tw=A1sin(θ+α1)+A2sin(2θ+α2)+・・+Ansin(nθ+αn)+・・ 尚、上式におけるトルクむらTw成分は前述のように主
に速度検出用FGの取り付けむら、モータトルクむら、
モータ軸受け部の負荷変動等である。ここで例えば上式
において第1項目の成分が大きく、該成分を補正する場
合は、該成分と逆位相で、該成分振幅A1を駆動回路・
モータの発生トルク定数Ktで除算した振幅Kを持った
正弦波を補正値Cj1とし該補正値をモータ駆動回路に入
力される速度指令信号に加算すればよい。すなわち補正
値Cj1を、 Cj1=−Ksin(θ+α1) とし駆動回路に入力すると補正値Cj1は発生トルク定数
Kt倍され、そのモータトルクTは、 T=−A1sin(θ+α1) となり上式のトルクむらTwから第1項目の成分を除去
することができる。また複数の成分を補正するには上記
のように一成分づつについて補正値Cjnを求め、その後
各補正値を合成すればよいのである。このように本発明
によれば着目した成分の補正を行うには該成分の補正デ
ータのみを調整・設定するだけでよく自動調整も容易に
行え、回路規模も少なく実現できる。また調整時間も少
なくできる。
【0018】つづいて本発明の実施例の一具体例の説明
を図面を参照して行う。
【0019】(参考例1)まず、本発明の参考例を図1
に示す。図1において1は例えば図9に示すようなモー
タ、2はモータの回転位置検出を行うPG、3は該PG
信号を整形するPG波形整形回路、4はモータの回転速
度検出を行うFG、5は該FG信号を整形するFG波形
整形回路、ここで該PG、該FGはモータ駆動用ホール
素子を利用してもよく、またモータロータに新たに取り
付けてもよい。6はFG信号AでカウントアップしPG
信号Bで開始アドレス7の値にリセットされるカウンタ
で構成されたFGアドレス回路、8はリプル補正データ
となる正弦波データが記憶されている例えばROMで構
成された記憶回路、9はゲイン設定値10によってリプ
ル補正信号Cの振幅が可変可能なリプル補正データを入
力とする乗算型D/Aで構成されたゲイン回路、11は
リプル補正信号Cと例えば図8のように構成した(図示
しない)回転速度制御回路の速度指令信号Dとを加算す
る加算器、12は加算器出力Eを速度制御端子入力とす
るモータを回転駆動させる駆動回路である。
【0020】次に参考例の動作を、分かりやすくモータ
回転数の二倍の回転むらを補正する場合について説明す
る。モータ1は駆動回路12によって回転しているが本
発明の補正を行わないときは、図2のトルクむら波形F
のようにモータ回転数の二倍成分の回転変動が生じてい
る。またモータが回転しているのでFG信号A、PG信
号Bは図2に示すような波形となる。FG信号A、PG
信号BはFGアドレス回路6に入力され、該FGアドレ
ス回路6は前記のようにFG信号でカウントアップしP
G信号によって開始アドレス7の値にリセットされるカ
ウンタで構成されており出力であるカウント信号が記憶
回路8に入力される。記憶回路8にはトルクむらFと同
じくモータ回転数二倍の補正データが記憶されている。
記憶回路8は前記カウント信号にしたがって補正データ
を出力し、ゲイン回路9なる乗算型D/A回路でゲイン
設定値10により振幅が設定されたアナログ信号である
リプル補正信号Cが得られる。ここで該開始アドレスは
トルクむらFの位相と逆位相のリプル補正信号が得られ
る値に、ゲイン設定値10はトルクむらFの振幅を駆動
回路12・モータ1での発生トルク定数Ktで除算した
振幅のリプル補正信号が得られる値に調整、設定してあ
る。リプル補正信号Cは速度指令信号Dと加算器11で
加算され加算器出力Eは駆動回路12に入力される。駆
動回路12・モータ1は加算器出力Eの信号を発生トル
ク定数Kt倍し補正モータトルクGのようなトルクむら
Fと逆位相、同振幅のモータトルクを発生する。該補正
モータトルクGはトルクむらFを打ち消し、補正後のト
ルクむらHは回転数二倍成分の除去されたものとなる。
【0021】また、開始カウント数、ゲイン設定値はト
ルクむらをオシロスコープ等で観測しながら簡単に調整
でき、またはFFT(FirstFourierTransform)アナライ
ザーで補正すべくトルクむら成分を観察しながら行えば
更に簡単に調整できる。
【0022】このように本参考例によればモータ回転数
の整数倍の回転むらにおいて補正除去が可能となる。ま
たFG信号、PG信号よりリプル補正信号を得ているの
でモータ回転数を変化させて使用する場合にも回路を再
調整する必要はなく的確な補正除去が行われる
【0023】(実施例1) 本発明の一実施例を図3に示す。本実施例において図1
と同一番号同一記号のものは参考例と同様の機能、動作
を有する。本実施例はモータはFGを必要とせずに参考
と同様の効果を奏するものである。図3においてPG
信号Bは参考例と同様にFGアドレス回路6のリセット
端子に入力されるとともにてい倍回路20に入力され
る。てい倍回路20は例えばPLL回路で構成されPG
信号のn倍(nは2以上の整数)の疑似FG信号Aを出
力し、該疑似FG信号Aは参考例のFG信号Aと同様に
FGアドレス回路6のカウントアップ端子に入力され
る。このように回路構成され、その後のトルクむらFの
補正動作は参考例と同様であり、これによりモータFG
を必要とせずともトルクむらFの除去が可能となる。
【0024】ここでモータ回転数の変化により疑似FG
信号Aが一定とならずFGアドレス回路6のカウント出
力値がモータ回転ごとに微妙に変動することが懸念され
るが、てい倍回路20のてい倍数nの値を大きくするこ
とでカウント出力値変動によるリプル補正信号Cでの位
相ズレは極小化でき、補正効果は変わらない。またてい
倍数nを大きくすることは回路定数を設定するだけでよ
く、大きな手間を取ることはない。
【0025】(実施例2) 本実施例の説明を図4を用いて行う。本実施例において
の回路構成は図1、図3に示す通りであり補正動作も参
考例、実施例1に示すのと同様である。
【0026】本実施例は図4のトルクむら成分F’のよ
うな複数の成分を同時に、なおかつ回路点数を増加させ
ることなく補正するものである。例えば第4図のトルク
むらF’のように二種類の成分を補正除去する場合は、
まず補正C1’、補正C2’のように一つづつの成分に
ついて各成分を除去すべくリプル補正信号を求めその後
二つの成分を合成した補正データを作成し該補正データ
より得られるリプル補正信号C’で補正することで実現
できる。ここで各成分の補正及び合成した補正データで
の補正は参考例、実施例1と同様に行われる事は言うま
でもない。尚合成補正データの作成はそれぞれの成分補
正での開始カウント数、ゲイン設定値を記録し、これを
元にすることで容易に作成できる。
【0027】また本実施例では二種類の成分について述
べたが、これに限定されず二種類以上の成分についても
同時補正が可能である事は言うまでもない。
【0028】(実施例3) 本実施例の説明を図5図6を用いて行う。本実施例にお
いて図1と同一番号同一記号のものは参考例と同様の機
能、動作を有しており、本実施例における補正動作は
考例、実施例1、実施例2に示すのと同様である。図5
においてゲイン設定値10はモータトルクに比例した
値、例えば駆動回路12のモータ駆動電流検出端子の出
力を低域通過フィルタ40で高域を取り除いた値と加算
器41で加算されてゲイン回路9に入力される。
【0029】通常モータトルクが増加すると例えばモー
タトルクむらも同様に増加し、回転むらは図6のトルク
むらF”のように増加してしまう。このような場合はモ
ータトルクはモータ駆動電流Iに比例する事を利用して
ゲイン回路9でのゲイン設定をモータ駆動電流Iに比例
させて行えばリプル補正信号C”のような信号が得られ
該リプル補正信号により補正を行うことでトルクむら
F”の補正除去が可能となる。
【0030】このようにモータトルクが変動することが
多い状況において本発明は非常に効果的である。また本
実施例においては駆動回路12のモータ駆動電流検出端
子の出力信号をモータトルクとして利用したが本発明は
これに限定されず、モータトルクに比例した信号であれ
ば構わない。
【0031】(実施例4) 本実施例の説明を図7を用いて行う。図7において50
はDSP、CPU等で構成された演算器である。演算器
50にはモータトルクむらFが入力される。尚モータト
ルクむらFは例えばFG信号Aから求めればよく、その
手段について本発明は限定されるものではない。演算器
50はトルクむらFから、該トルクむらFを補正除去す
るために最適な開始アドレス7及びゲイン設定値10の
値を、演算によって求め出力する。出力された信号は図
1あるいは図3あるいは図5の開始アドレス7、ゲイン
設定値10にそれぞれ接続され最適リプル補正信号Cが
求められ、その結果トルクむらFは補正除去が可能とな
る。
【0032】このように本発明によればモータの経時変
化等による回転むら成分の変動が多い場合にも確実に回
転むらを補正除去できる。
【0033】
【発明の効果】本発明を用いる事により、モータ回転む
らの主原因であるモータトルクむら等のモータ回転数の
整数倍で発生するむら成分を補正除去できる。また複数
のむら成分を補正する場合でも回路規模、コストが増加
することなく対応できる。またモータ回転数、平均モー
タトルクを変化させて使用する場合にも無調整で対応で
きる。更に着目した成分の補正を行うには該成分の補正
データのみを調整・設定するだけでよく自動調整も容易
に行え、回路規模も少なく実現できる。また調整時間も
少なくできる
【0034】以上のように、簡単に高精度で円滑なモー
タ回転が得られるという効果を奏すると共に、安価なモ
ータを使用した場合でも円滑なモータ回転が得られるの
でモータにかかるコストを安くできるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるブロック図の説明のための波形
図。
【図3】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す波形図である。
【図5】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図6】図5におけるブロック図の説明のための波形図
である。
【図7】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図8】従来技術を示すブロック図である。
【図9】三相ブラシレスモータの一例を示すステータ、
ロータ図である。
【符号の説明】
1 モータ 2 PG 3 PG波形整形回路 4 FG 5 FG波形整形回路 6 FGアドレス回路 7 開始アドレス 8 記憶回路 9 ゲイン回路 10 ゲイン設定 11 加算器 12 駆動回路 20 てい倍回路 40 低域通過フィルタ 50 演算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−79694(JP,A) 特開 昭62−18988(JP,A) 特開 平2−246786(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02P 5/00 G11B 15/46 H02P 6/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一回転中に1以上の整数であるm個の回
    転位置パルスを出力する回転位置検出手段を備えたモー
    タの回転速度を、制御信号に基づいて制御するモータ回
    転速度制御回路において、 前記回転位置パルスをnてい倍し疑似回転速度信号を生
    成するてい倍手段と、 前記疑似回転速度信号に基づいて
    アドレス信号を生成するとともに、前記回転位置パルス
    に基づいて前記アドレス信号を予め設定された開始アド
    レスにリセットするアドレス手段と、 リプル補正データとして一周期がモータ回転数の整数倍
    なる正弦波データを記憶しており、前記アドレス信号に
    したがって、前記正弦波データに基づいて正弦波信号を
    出力する記憶手段と、 該記憶手段から出力された前記正弦波信号の振幅を調整
    してリプル補正信号を生成するゲイン手段と、 前記リプル補正信号に基づき前記制御信号を補正する補
    正手段と、を備えてなることを特徴とするモータ回転速
    度制御回路
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のモータ回転速度制御回
    路において、 前記補正手段は、前記リプル補正信号を前記制御信号に
    加算する加算手段からなることを特徴とするモータ回転
    速度制御回路
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のモータ
    回転速度制御回路において前記リプル補正データは、一周期がモータ回転数の整数
    倍となる正弦波データであって、少なくとも位相、振
    幅、一周期間隔のうちの一つが異なる2種類以上の正弦
    波データを合成したデータであることを特徴とするモー
    タ回転速度制御回路
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    のモータ回転速度制御回路において前記ゲイン手段は、平均モータトルクに比例して、前記
    振幅を調整することを 特徴とするモータ回転速度制御回
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    のモータ回転速度制御回路においてモータのトルクむらに応じて、前記開始アドレス、及
    び、前記ゲイン手段による前記振幅の調整量を演算する
    演算手段を備えてなることを特徴とするモータ回転速度
    制御回路
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