JP2950515B2 - 賦形シート - Google Patents

賦形シート

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱硬化性化粧板または湿式不飽和ポリエス
テル化粧板の製造時に、それらの表面に凹凸模様を形成
するための賦形シートの改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、熱硬化性化粧板または湿式不飽和ポリエステル
化粧板の製造時に、それらの表面に凹凸模様を形成する
ための賦形シートとしては、PET(ポリエチレンテレフ
タレート)などの耐熱性フィルム、また、熱をかけない
場合には、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ビニロンなどのフィルムが用いられていた。又、
特公昭61−28000号には上質紙、クラフト紙等の紙にポ
リオレフィン樹脂を積層した賦形フィルムが開示されて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、PETなどの耐熱性フィルムを賦形シー
トとして用いた場合は、熱圧をかけてもシートが変形し
ないという長所があるものの、硬度が高すぎるために微
細のエンボス加工を施すことができないという欠点があ
った。また、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエ
チレン、ビニロンなどを用いた場合は、エンボス加工は
容易な反面、熱圧をかけるとシートが伸び、変形してし
まうという欠点があった。さらに、強度が低いためフィ
ルムが切れやすいといった欠点もあった。また、これら
のフィルムには、加工対象となる化粧板を構成する樹脂
の種類によって、その離型性に適、不適であり、使用範
囲が限定されていた。またプラスチックフィルム基材を
用いた場合、一般の欠点として、帯電による成形後の離
型のしにくさ、塵埃の吸引、ポリオレフィンとの積層に
よるカール等の欠点があった。
従来の紙とポリオレフィンの積層賦形フィルムの場合
はカール、帯電防止、離型性は良好でも熱硬化性化粧板
に用いると、熱圧により紙の地合、繊維の跡が化粧板に
写ってしまい表面の凹凸が賦形フィルムの凹凸を忠実、
且つきれいに再現できない欠点があった。
本発明は、上記従来技術の問題点を解消するために提
案されたもので、その目的は、微細なエンボス加工が可
能で、熱圧による変形を受けにくい、適用範囲の広い賦
形シートを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、上記の目的を達成すべく検討を重ねた結
果、熱や各種テンションによって変形することの少ない
基材シートと、微細のエンボス加工が可能な熱可塑性フ
ィルムとを積層して賦形シートを形成することにより、
両者の長所を生かした、適用範囲の広い賦形シートが得
られることを見出した。
即ち、本発明の賦形シートは、以下の点を特徴とする
ものである。
(1) 熱圧又はテンションに強い基材シートに、熱可
塑性を有するポリオレフィン系の樹脂層を積層してシー
トを形成し、前記ポリオレフィン系の樹脂層に深さ1〜
100μのエンボス模様を設けると共に該面に離形性のよ
い熱硬化性樹脂層を設けたものである。
(2) 基材シートがポリオレフィン系樹脂層よりも熱
変形温度が高いプラスチックシートであり、賦形シート
が熱硬化性化粧板用である上記(1)記載の賦形シー
ト。
(3) 基材シートがグラシン紙、パーチメント紙、硫
酸紙、コート紙、アート紙のいずれかである上記(1)
記載の賦形シート。
なお、本発明に用いられる基材シートとしては、一般
に用いられるプラスチックフィルムの内、ナイロ6、ナ
イロン66等のナイロン、ポリエチレンテレフタレートな
どが適している。また、ポリアクリレート、ポリイミ
ド、ポリエーテルエーテルケトン、トリアセチルセルロ
ース、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリ4フッ
化エチレン、ポリビニルアルコール、セロハン、無可塑
ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のプラスチック
フィルム又はグラシン紙、パーチメント紙、トレーシン
グペーパー、謄写版厚紙、硫酸紙、コート紙、アート紙
等の地合が均一で表面平滑性の高い紙などを用いること
ができる。また、その厚さは3〜250μが好ましく、よ
り好ましくは12〜100μが望ましい。
前記基材で特に熱硬化性化粧板に用いる場合はポリオ
レフィン樹脂層の熱圧による変形を制御する為、ポリオ
レフィンよりも熱変形温度の高いプラスチックフィル
ム、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリイミド、
ポリアクリレート、ポリエーテルエーテルケトン、トリ
アセチルセルロース等又は、グラシン紙、パーチメント
紙、コート紙、アート紙等の紙を選定する。一方、特に
湿式不飽和ポリエステル化粧板に使用する場合は、ポリ
オレフィン樹脂よりも酸素の透過度が低いプラスチック
フィルム、例えばナイロン6、ナイロン66、セロハン、
ポリエチレンテレフタレート、無可塑ポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデン、エチレン、ビニルアルコール共重
合体を選定する。
また、ポリオレフィン系の樹脂層としては、ポリメチ
ルペンテン、ポリプロピレン、ポリエチレンなどを用い
ることができる。なお、樹脂層の厚さは、加工するエン
ボスの深さに応じて設定される。
さらに、前記基材シートとポリオレフィン系の樹脂層
とを第1図(A)(B)に示した様に積層する方法とし
ては、一般に用いられるドライラミネート、ウェットラ
ミネート、ポリオレフィン系樹脂のエクストルージョン
コート、熱圧エンボスと同時に熱圧で融着する所謂ダブ
リングエンボスなどを用いることができる。
また、積層して形成された賦形シートのポリオレフィ
ン樹脂側に施すエンボス加工方法としては、公知のエン
ボス加工方法を用いることができる。即ち、平板または
ロール版を用いる熱圧エンボス法、また、エクストルー
ジョンコート時に用いられる冷却ロール上の凹凸形状を
転移させる方法、あるいは、溶融状態の樹脂をキャステ
ィングする方法などを用いることができる。
形成されるエンボス形状としては、第2図に示した様
な精密エンボスパターンが望ましい。即ち、平行な直線
または曲線を形成する凹凸ないし溝の群とそれを囲む閉
じた境界線とからなるパターンの集合体であって、境界
線を共有して隣り合うパターンの平行な直線または直線
の群の方向が異なり、線の深さおよび間隔が1〜100
μ、好ましくは5〜50μであって、境界線を介して隣接
する線群の方向差は5゜以上のものである。この種のパ
ターンは、視差によって各閉領域の光沢が変ることに、
その意匠の特色がある。隣接する線群の方向がすべて異
なるようにするには、位相幾何学の「4色問題の定理」
から、方向差の種類が4種類以上であることが必要十分
である。
ポリオレフィン系樹脂層と離形性を有する熱硬化性樹
脂層としては熱硬化タイプのアクリルエマルジョン、メ
ラミン樹脂添加アクリルエマルジョン、メラミン樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂、2液硬化タイプのアクリルウ
レタン、ポリエステルウレタンなどをベースとして、顔
料もしくは染料の着色剤、可塑剤、安定剤、分散剤、充
填剤、溶剤及び希釈剤等を添加し混練してなるものを用
いる。必要に応じて、顔料として金粉、銀粉、アルミニ
ウム粉等の金属顔料及び/又は酸化チタン、雲母、水酸
化アルミニウム等のパール顔料を用いると紙への直刷り
では得られない高級感のあるメタリック調、パール調化
粧板が得られる。顔料、染料を用いない透明層でも、着
色透明層でも良い。熱硬化樹脂層は、グラビア、グラビ
アオフセット、シルクスクリーン、ロールコート、リバ
ースロールコート、コンマコート等の手法を用い第1図
の如くエンボス模様の凹凸を被覆充填する様にして設け
る。厚みは、2〜100μの範囲で可能である。熱硬化性
樹脂層を設けた後、同樹脂系のインキで絵柄層を設けて
もよい。
また、本発明でいう熱硬化性化粧板は、酸化チタン顔
料を混抄したチタン紙に、必要に応じ、表面に印刷を施
したメラミン、ジアリルフタレート、フェノール、グア
ナミン、尿素樹脂、ポリエステルなどの樹脂を含浸した
もの1枚以上と、必要に応じ印刷面画側に透明性のある
紙に上記樹脂を含浸したオーバーレイ紙を、また、印刷
面と反対側にコア紙を積層し、熱圧にて上記樹脂を硬化
させて作成される。
この際、該印刷紙又は該オーバーレイ紙と熱盤又は鏡
面板の間に本発明の賦形シートを該熱硬化性樹脂層側が
該印刷紙又は該オーバーレイ紙側を向く様にして積層
し、成型後、該賦形シートを離型する(第3図、第4図
参照)。
さらに、本発明でいう湿式不飽和ポリエステル樹脂化
粧板は、基材に絵柄を有する化粧紙を貼り、不飽和ポリ
エステル牛を含浸硬化させてなる。
上記基材は、化粧材として必要な厚さおよび強度を与
えるためのものであり、たとえば、合板またはパーティ
クルボードを適宜に選択すればよい。
化粧紙は、酸化チタンなどの不透明顔料を混抄した通
常米坪50〜150g/m2程度の「チタン紙」とよばれる紙
に、グラビア印刷、オフセット印刷またはシルクスクリ
ーン印刷など既知の技術で絵柄を印刷したものを使用す
る。
基材と化粧紙とは、従来と同様に接着剤で粘着する。
接着剤としては、酢酸ビニル系エマルジョン型接着剤が
好適である。
〔作 用〕
本発明によれば、熱の各種テンションによって変形す
ることの少ない基材シートを用いることにより、熱硬化
性化粧板のプレス成形時の賦形フィルムの変形を防止
し、また、微細なエンボス加工が可能な熱可塑性フィル
ムをエンボス面側に用いることにより、立体感のある、
意匠的にすぐれたエンボス加工を施すことができる。
そして、該エンボス面に設けたポリオレフィン 系樹
脂層と離型性を有する熱硬化性樹脂層がエンボス凹凸を
充填した構造の為、化粧板の製造時に加わる熱圧によっ
てエンボス模様が変形乃至は消失する事を防止出来る。
該熱硬化性樹脂層は賦型シート剥離後は、熱硬化性化粧
板表面に残留しこれと一体化する為、化粧板の表面物性
の低下を来たすことも無い。
また、基材シートにグラシン紙等地合が細かく、平面
に平滑度のよい紙を用いることにより、賦形シートのカ
ール、帯電による離型しにくさ、塵埃の吸引等がなく且
つ、熱圧による地合や繊維圧の化粧板への賦形もなく忠
実なエンボス模様が再現できる等熱硬化性化粧板用にす
ぐれたエンボス加工を施することができる。
以下に、本発明の具体的内容を実施例を用いて詳述す
る。
〔実施例1〕 基材シートポリエチレンテレフタレート(PET)(帝
人 GS50μ)にポリプロピレン(PP)フィルム(二村化
学 FHK−20μ)をドライラミネート(カネボウNSC製
ウレタン系接着剤使用)し、PP側に熱をかけ(150
℃)、平板プレスにて第2図の精密エンボスパターン
(平行線の間隔が20μm、深さが10μm、平行線の角度
は0゜(基準)、30゜、60゜、90゜の4種)エンボスを
形成する。
上記エンボス面に、2液硬化型ウレタン樹脂をベヒク
ルとする熱硬化性インキ((株)昭和インク工業所製
「Uタイプ」)を用い、ロールコートで厚さ50μの透明
樹脂層を設ける。あるいは、メラミン、エポキシの混合
樹脂をベヒクルとし、黄金色顔料を着色剤とする熱硬化
性インキ((株)昭和インク工業所製「ME−Tゴール
ド」)をグラビアコートで厚さ10μ設けてもよい。
この様にして得られた賦形シートを用いて圧力100kg/
cm2、加熱130℃、20分の条件で高圧メラミン樹脂化粧板
を成型したところ、ごく微細なエンボスを形成でき、ま
た、化粧板の成型時に熱やテンションを加えても変形は
起こらなかった。また、賦形シートの離型性も良好であ
った。
〔実施例2〕 基材シートPET(東洋紡 E−5100 50μ)にPP樹脂
(三井石油化学製)を20μ押出して、シートを作製し、
PP側に熱をかけ(150℃)、実施例1と同様のエンボス
を形成し、該面に透明樹脂層を設ける。
この様にして得られた賦形シートにおいても、実施例
1と同様の効果が得られた。
〔実施例3〕 実施例1で用いた賦形シートを、第3図に示した様な
熱硬化性化粧板を作成する際に使用した。
即ち、PET(帝人 GS50μ)/PP(二村化学 FHK−20
20μ)をドライラミネートし、PP側実施例1と同じに
微細エンボス面および透明樹脂層を設けて、賦形シート
を作成した。
また、黒チタン紙(80g/m2 興人(株)製)にジアク
リルフタレート樹脂を含浸させ、乾燥したものをパーテ
ィクルボードにのせ、上記賦形シートのエンボス面が含
浸紙側に接するように重ね、その上に鏡面板を重ね、13
0℃,10kg/cm2,10分間の条件でプレスした。
その結果、賦形シートを剥離したところ、立体感があ
り、意匠的にすぐれた化粧板が得られた。
〔実施例4〕 実施例1及び実施例3で用いた賦形シートを、第4図
に示した様な熱硬化性化粧板を作成する際に使用した。
即ち、バランスシート、コア紙、メラミン樹脂含浸チ
タン紙(黒 興人(株)製)、メラミン樹脂含浸のオー
バーレイ紙(大幅製紙(株)製)、賦形シート(エンボ
ス面がオーバーレイに接するようにする)を順次重ね、
この上に鏡面板をのせ、150℃,80kg/cm2,30分間の条件
でプレスを行った。
この場合も、実施例3と同様に、立体感であり、意匠
的にすぐれた化粧板が得られた。
〔実施例5〕 PETフィルム(東洋紡 E−5000 25μ)にホリエチレン
樹脂(三井ポリケミカル製)をエクストルージョンコー
ト法で膜厚20μでコートし〔あるいはPEフィルム(三井
ポリケミカル製20μ)をドライラミし〕、PE側に熱ロー
ルプレスで実施例1と同じ微細エンボスおよび透明樹脂
層を設け賦形シートとする。
〔実施例6〕 パーチメント紙(大王製紙製)にOPP(二村化学製 FO
R 20μ)をドライラミネートし、OPP側に実施例1と同
じエンボスを施す。次にバランスシート、変性フェノー
ルコーア紙(太田産業製)、メラミン樹脂含浸チタン
紙、メラミン樹脂含浸オーバーレイ(太田産業製 OL−2
5)上記賦形シート(エンボス面がオーバーレイに接す
るよう)を順次積層し、熱圧プレス(80kg/cm2、135
℃、15分)したところ、シート自体にカールがなく静電
気も生じないので、離型時の作業性よく、塵の吸引もな
い為きれいな成型品を得ることができた。また、プレス
成形の熱圧で紙の地合ムラ、繊維跡が成形品へ移行する
こともなく又、紙の裏打の為プレス成形時の熱圧でのエ
ンボス凹凸模様の伸び、歪みも無く忠実に賦形シートの
凹凸が高圧メラミン化粧板に賦形できた。
〔実施例7〕 SKコート紙(山陽国策パルプ(製)104.7g/m2)にOPP
(二村化学製 FOR 20μ)をドライラミネートし、OPP側
に実施例1と同じエンボスおよび透明樹脂層を施す。次
にバランスシート、変性フェノールコーア紙(太田産業
製)、メラミン樹脂含浸チタン紙、メラミン樹脂含浸オ
ーバーレイ(太田産業製 OL−25)上記賦形シート(エ
ンボス面がオーバーレイに接するよう)を順次積層し、
熱圧プレス(80kg/cm2、135℃、15分)したところ、シ
ート自体にカールがなく静電気も生じないので、離型時
の作業性よく、塵の吸引もない為きれいな成型品を得る
ことができた。また、プレス成形の熱圧で紙の地合ム
ラ、繊維跡が成形品へ移行することもなく又、紙の裏打
の為プレス成形時の熱圧でのエンボス凹凸模様の伸び、
歪みも無く忠実に賦形シートの凹凸が高圧メラミン化粧
板に賦形できた。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように構成されているから、
種々の化粧板の成形時に用いることのできる、熱及びテ
ンションに強く、オレフィン層に設けた微細なエンボス
の形状及び色、艶を忠実に熱硬化性化粧板に再現できる
賦形シートが提供され、産業上益とするところである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の賦形シートの一実施例を示す断面図、
第2図は本発明の賦形シートに形成される精密エンボス
パターンの一例を示す平面図、第3図及び第4図は本発
明の賦形シートを熱硬化性化粧板の成形時に用いた場合
の断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B44C 1/165 B44C 1/165 F

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱圧又はテンションに強い基材シートに、
    熱可塑性を有するポリオレフィン系の樹脂層を積層して
    シートを形成し、前記ポリオレフィン系の樹脂層に深さ
    1〜100μの微細エンボス模様を設けると共に該エンボ
    ス面にポリオレフィン系樹脂層と離形性を有する熱硬化
    性樹脂層を該微細エンボス模様を被覆充填する様に設け
    たことを特徴とする賦形シート。
  2. 【請求項2】基材シートがポリオレフィン系樹脂層より
    も熱変形温度が高いプラスチックシートであり、賦形シ
    ートが熱硬化性化粧板用である請求項1記載の賦形シー
    ト。
  3. 【請求項3】基材シートがグラシン紙、パーチメント
    紙、硫酸紙、コート紙、アート紙のいずれかである請求
    項1記載の賦形シート。
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