JP2935372B2 - 艶調整層を有するシート状物 - Google Patents

艶調整層を有するシート状物

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JP2935372B2 JP574390A JP574390A JP2935372B2 JP 2935372 B2 JP2935372 B2 JP 2935372B2 JP 574390 A JP574390 A JP 574390A JP 574390 A JP574390 A JP 574390A JP 2935372 B2 JP2935372 B2 JP 2935372B2
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美智子 藤平
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隆至 樽谷
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は繊細な艶変化による意匠性に富み、特に家
具、建材、家電製品等の艶変化表面化粧を要する物品に
安価に適用できる艶調整層を有するシート状物に関す
る。
〔従来の技術〕
壁、天井等の表装材、家具、家電製品ケース等の各種
物品の表面に艶変化による意匠性を付与するための手段
としては、種々のものが知られている。
例えば、凹凸エンボス版により艶調整用の微細凹凸を
表面に賦形したシート状原料や化粧材があり、また化粧
材としてエンボス版の凹凸パターンとして平行線からな
る線状凹凸の集合体であり且つ隣合う平行線の方向角度
が異なる微細凹凸を光線彫り等にて設けた凹凸エンボス
版を用いて該微細凹凸を形成した化粧材も知られている
(特開昭57−18300号など)。更に、離型性フィルムに
ヘアーライン加工、スピン加工等により艶調整用凹凸を
形成したものを基材として用いて構成した転写箔があ
り、この転写箔を用いて目的の物品表面に該凹凸を転写
賦形するもの等が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記シート状物や化粧材等は艶調整用
凹凸が一様で意匠性に乏しく、微細凹凸を賦形してなる
化粧材においても凹凸が粗く繊細感に欠けており、最近
では微細凹凸の凹凸ピッチが5〜200μmのものも提案
されているが、この化粧材ではエンボス版の製造が困難
で且つ高価となる欠点がある。一方、上記転写箔でも凹
凸が一様であり、その凹凸は見る角度により広角が変化
せず単調なものであり意匠性に欠け、しかも基材に凹凸
の賦形工程が別ラインとなり通常の転写箔の製造のよう
にオンラインとならないため生産効率面でも問題があ
る。
本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされたもので、
繊細な艶消し感が現出され、また視認する角度により異
なる意匠性も得られ、しかも安価に製造することができ
る艶調整層を有するシート状物を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
即ち本発明は、 (1) 一定の表面艶を有する基材上に、該基材の表面
艶と異なる艶を有するインキにて直線又は曲線の平行線
群と該線群を囲む閉じた境界線とからなり、且つ境界線
を介して隣接する平行線群の方向が相異なる線パターン
の集合体よりなる印刷パターン層を、基材面の一部が表
出されるように形成し、基材面と印刷パターン層との艶
の違いを有する艶調整層を少なくとも有することを特徴
とするシート状物。
(2) 請求項1記載のシート状物からなる化粧材。
(3) 一定の表面艶を有するとともに離型性を有する
基材フィルム上に、該基材フィルムの表面艶とは異なる
艶を有し、且つ基材フィルムに密着可能なインキにて、
直線又は曲線の平行線群と該線群を囲む閉じた境界線と
からなり、且つ境界線を介して隣接する平行線群の方向
が異なる線パターンの集合体よりなる印刷パターン層
を、基材フィルム面の一部が表出されるように形成し、
基材フィルムと印刷パターン層との艶の違いを有する艶
調整層を設けたことを特徴とする賦型用シート。
(4) 一定の表面艶を有するとともに離型性を有する
基材フィルム上に、該フィルムの表面艶とは異なる艶を
有し、且つ基材フィルムに密着可能なインキにて、直線
又は曲線の平行線群と該線群を囲む閉じた境界線とから
なり、境界線を介して隣接する平行線群の方向が異なる
線パターンの集合体よりなる印刷パターン層を、基材フ
ィルム面の一部が表出されるように形成し、基材フィル
ムと印刷パターン層との艶の違いを有する艶調整層を設
けた転写箔用基材上に、上記基材フィルムと印刷パター
ン層に対して共に剥離性を有する透明樹脂層を設け、該
透明樹脂層上に装飾層及び接着剤層を順次設けたことを
特徴とする転写箔。
(5) 平行線の線幅が10〜200μm、線間隔が10〜200
μmである請求項1記載のシート状物。
(6) 平行線の線幅が10〜200μm、線間隔が10〜200
μmである請求項2記載の化粧材。
(7) 平行線の線幅が10〜200μm、線間隔が10〜200
μmである請求項3記載の賦形用シート。
(8) 平行線の線幅が10〜200μm、線間隔が10〜200
μmである請求項4記載の転写箔。
を要旨とする。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明シート状物1の一実施例を示すもの
で、図中2は一定の表面艶を有する基材、3は該基材2
に基材2の表面艶とは艶の異なる艶調整インキを用いて
形成する印刷パターン層、4は基材2と印刷パターン層
3とからなり、基材2と印刷パターン層3との艶の違い
を有する艶調整層を示す。上記シート状物1は本発明の
化粧材1aとして構成することもできる。尚、化粧材とし
て構成する場合、基材2側に他のフィルムや素材を接着
積層した化粧材として構成してもよい。
上記印刷パターン層3は、基材2の表面艶とは艶の異
なる艶調整インキにて形成されるもので、第2図に示す
ように直線又は平行線5の群と該平行線群を囲む閉じた
境界線6とからなる線パターンの集合体であって、しか
も境界線6を介して隣接する平行線群の方向が異なる意
匠パターンからなるものである。従って艶調整層4によ
れば、印刷パターン層3が基材2の表面艶とは艶の異な
る艶調整インキからなることにより、平行線5と境界線
6の線パターンにより繊細で良好な艶変化による意匠外
観が得られる。また平行線5が第3図に示す如く各線が
離間して形成されるためその線間には基材2が若干露出
し、その結果、基材2の表面艶が微妙に現出し、見る角
度により変化のある艶変化感が得られる。
基材2としては、用途に応じた材質のものを使用する
ことができる。また後述の離型性をも必要とする基材フ
ィルムとしては一般に離型フィルムとして使用されてい
るものを同様に用いることができ、その具体例としては
ポリエステルフィルム、オレフィン系樹脂フィルム、フ
ッ素系樹脂フィルム、ナイロン等が挙げられる。
艶調整インキとしては、少なくとも基材の表面艶とは
艶の異なるインキであり、しかも基材に印刷にて密着す
るものであればよい。このようなインキとしては艶消し
インキや艶有りインキ等が挙げられる。艶調整インキと
しては例えば、基材2がポリエステルフィルムの場合、
アミノアルキッド樹脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、
エポキシ樹脂、熱硬化性アクリル樹脂、紫外線硬化性樹
脂、電子線硬化性樹脂或いはそれらの樹脂に炭酸カルシ
ウム、沈降性硫酸バリウム、シリカ、クレイ等の任意の
マット剤を混合したインキを使用することができる。特
にアミノアルキッド樹脂を使用する場合は、酸を含んだ
酸硬化型アミノアルキッド樹脂が好ましい。上記紫外線
硬化性樹脂としてはラジカル重合性不飽和二重結合を有
するプレポリマー、モノマー又はポリマーの1種又は2
種以上及び光重合性開始剤を必須成分とし、これに必要
に応じて有機ベントナイト、重合植物油、ワックス、体
質顔料、界面活性剤、増粘剤等の添加物、顔料、染料等
の着色剤、熱重合抑制剤等を配合したものである。尚、
本発明において艶消しインキ、艶出しインキとは便宜的
な表現であって、両者は特に区別されるものではない
が、本発明では基材よりも艶のないインキを艶消しイン
キ、基材よりも艶のあるインキを艶出しインキと呼ぶ。
艶調整インキの艶と基材の表面艶とのグロス(艶のあ
る部分)とマット(艶消し部分)との相対によって微細
な凹凸感が表出される。
印刷パターン層3の形成手段としては、グラビア印
刷、フレキソ印刷、凸版印刷、シルク印刷、オフセット
印刷等の一般の印刷方法を適用することができる。尚、
該層3は手書で形成してもよい。
第4図は本発明の賦形用シート7の一例を示すもので
あり、この賦形用シート7は特に上記した基材2とし
て、一定の表面艶の他に離型性をも有する基材フィルム
2bを使用するとともに、艶調整インキとして該基材フィ
ルム2bに密着可能なものを使用した艶調整層4bを設けて
構成されるものである。この賦形用シート7は印刷パタ
ーン層が設けられた表面形状を所望の対象物表面に賦形
し、結果として対象物表面の艶状態を調整することがで
きるものである。
賦形用シート7の具体的用途例としては、本発明の転
写箔のように被転写品に艶調整表面を付与するための転
写箔における基材フィルムとして利用したり、またエク
ストルージョンコーティング用賦形フィルム、熱プレス
エンボス用賦形フィルム又はロールプレス用賦形フィル
ムなどとして使用する等の用途が挙げられる。
第5図は本発明の転写箔8の一例を示すものであり、
この転写箔8は賦形用シート7における艶調整層4bから
なる転写箔用基材9を用い、該基材9上に基材フィルム
2bと印刷パターン層3に対して剥離性を有する樹脂材質
からなる透明樹脂層10を設け、該樹脂層10上に装飾層11
及び接着剤層12を順次設けて構成される。上記透明樹脂
層10の剥離性は艶調整インキと基材フィルムとの密着性
より小さいことが必要である。
上記装飾層11とは通常の転写箔において転写される各
種の層であり、例えば、絵柄層や着色層を設けることが
できる。接着剤層12は被転写物の材質等によって選定し
た接着剤からなり、例えば、アクリル樹脂、塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体、ゴム系樹脂、熱可塑性ウレタン
樹脂などを単独又は混合してなる接着剤が用いられる。
この転写箔8によれば被転写物に接着剤層が当接する
ように重ね合わせて圧着した後、基材9を剥離すること
により、艶調整層4bの表面状態が賦形された透明樹脂層
と装飾層を被転写物に転写することができる。
以上のシート状物、化粧材、賦形用シート、転写箔に
おいて、第3図に示すように印刷パターン層3の平行線
5の線幅:fを10〜200μmとし、平行線5の線間隔:dを1
0〜200μmとすることにより、より繊細で意匠性にも優
れた艶調整効果が得られるものとなる。
次に、具体的実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明
する。
実施例1 厚さ25μmのポリエチレンテレフタレートフィルム
(東洋紡績製)のコロナ処理面に、PL硬化剤C(大日本
インキ化学工業製)を5重量部添加した艶消しインキ
(大日本インキ化学工業製:TD−01墨マットNo.33)を微
細な直線又は曲線で構成される凹版を用いてグラビア印
刷して転写箔用基材とした。
次いで、上記基材の印刷面にニス(大日本インキ化学
工業製:TR−15)を塗布量が1〜1.5g/m2となるようにグ
ラビアコートした後、着色インキ(昭和インク工業製:B
C耐熱ブラックインク)と感熱性接着剤(昭和インク工
業製:HS ES−3)を順次グラビアコートして転写箔を
作成した。
上記転写箔を用いて成形品に転写を行ったところ、優
れた艶消し状態と艶変化のある高意匠な成形品が得られ
た。
実施例2 厚さ25μmのPETフィルム(ダイアホイル(株)製:
ダイアホイルT−600)に艶消しインキ(昭和インク
製:昭和マットコート)を実施例1と同様の凹版を用い
てグラビア印刷して基材とした。
次いで、上記基材の印刷面に実施例1と同様にニスを
コートした後、装飾インキ(昭和インク工業製:GGパー
ル)と感熱性接着剤(昭和インク工業製:HS ES−3)
を順次グラビアコートして転写箔を作成した。
上記転写箔により転写を行ったところ、実施例1と同
様に高意匠な成形品が得られ、しかもこの転写では装飾
層による意匠外観も現出され優れた結果が得られた。
実施例3 厚さ26μmのマット状PETフィルム(東レ製)のコロ
ナ放電処理面に酸触媒(昭和インク工業所製)を5重量
部添加した艶有りインキ(昭和インク工業所製:マット
メジウム)により実施例1と同様の凹版を用いてグラビ
ア印刷を行い、転写箔用基材とした。
次いで上記基材の印刷面に剥離層形成用インキ(昭和
インク工業所製:ハクリ45)を塗布量が1.5g/m2となる
ようにグラビアコートして剥離層を形成した後、着色イ
ンキ(昭和インク工業所製:BGブラック)と感熱性接着
剤(昭和インク工業所性:HSグレー)を順次グラビアコ
ートして転写箔を得た。この転写箔を用いて成形品表面
に転写を行ったところ、美麗な艶変化のある高意匠の成
形品が得られた。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明シート状物は、直線又は
曲線の平行線群と該線群を囲む閉じた境界線とからな
り、且つ境界線を介して隣接する平行線群の方向が異な
る印刷線パターンの集合体よりなる印刷パターン層を、
基材面の一部が表出されるように設けて形成した凹凸模
様を有することと、該凹凸模様の凸部と凹部との艶が異
なることとにより、繊細で見る角度により艶状態が変化
する意匠感に富んだ艶調整効果が得られる。また従来品
の如くエンボス版を用いて凹凸賦形を行う必要がなく、
通常の印刷により艶調整層(印刷パターン層)を形成す
ることができ、生産性が良く安価に提供することが可能
である。本発明において印刷パターン層を艶消しインキ
にて形成した場合には艶消しによる艶変化が得られ、ま
た印刷パターン層を艶有りインキ(基材の表面艶よりも
艶のあるインキ)で形成した場合には、艶消し状態と異
なった艶状態が得られ、いずれの場合にも艶(グロス)
と艶消し(マット)との対比による微細な艶変化効果が
得られる。
また本発明によれば、化粧材、賦形用シート、転写箔
として構成することにより、上述の如き繊細で意匠性に
も優れた艶変化を所望の箇所又は製品等に簡単に安価に
付与することができる。例えば、化粧材であれば一般の
化粧シートの如く使用して艶調整化粧を施すことがで
き、賦形用シートであれば所定の樹脂面等に印刷パター
ン層からなる表面形状を賦形して艶調整表面を付与する
ことができ、転写箔であれば一般の転写箔の如く使用し
て対象物表面に艶調整表面を転写付与することができ
る。特に転写箔においては艶調整層の形成が印刷手段を
適用できるため、一般の転写箔での装飾層、接着剤層等
と同様の印刷製造ラインで行うことができ、従来品に比
し製造効率の向上が図れる。更に印刷パターン層におけ
る平行線の線幅と線間隔を共に10〜200μmにして艶調
整層を構成することにより、より一層繊細で艶状態に更
に変化のある艶調整効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明シート状物の一例を示す断面図、第2図
は本発明における艶調整層の一例を示す拡大平面図、第
3図は第2図にIII−III線に沿う説明断面図、第4図は
本発明賦形用シートの一例を示す縦断面図、第5図は本
発明転写箔の一例を示す縦断面図である。 1……シート状物、1a……化粧材 2……基材、2a……基材フィルム 3……印刷パターン層、1、4b……艶調整層 5……平行線、6……境界線 7……賦形用シート、8……転写箔 9……転写箔用基材、10……透明樹脂層 11……装飾層、12……接着剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−113549(JP,A) 実開 昭63−72036(JP,U) 実開 昭60−150098(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B32B 33/00 B44C 1/17

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定の表面艶を有する基材上に、該基材の
    表面艶と異なる艶を有するインキにて直線又は曲線の平
    行線群と該線群を囲む閉じた境界線とからなり、且つ境
    界線を介して隣接する平行線群の方向が相異なる線パタ
    ーンの集合体よりなる印刷パターン層を、基材面の一部
    が表出されるように形成し、基材面と印刷パターン層と
    の艶の違いを有する艶調整層を少なくとも有することを
    特徴とするシート状物。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシート状物からなる化粧
    材。
  3. 【請求項3】一定の表面艶を有するとともに離型性を有
    する基材フィルム上に、該基材フィルムの表面艶とは異
    なる艶を有し、且つ基材フィルムに密着可能なインキに
    て、直線又は曲線の平行線群と該線群を囲む閉じた境界
    線とからなり、且つ境界線を介して隣接する平行線群の
    方向が異なる線パターンの集合体よりなる印刷パターン
    層を、基材フィルム面の一部が表出されるように形成
    し、基材フィルムと印刷パターン層との艶の違いを有す
    る艶調整層を設けたことを特徴とする賦型用シート。
  4. 【請求項4】一定の表面艶を有するとともに離型性を有
    する基材フィルム上に、該フィルムの表面艶とは異なる
    艶を有し、且つ基材フィルムに密着可能なインキにて、
    直線又は曲線の平行線群と該線群を囲む閉じた境界線と
    からなり、境界線を介して隣接する平行線群の方向が異
    なる線パターンの集合体よりなる印刷パターン層を、基
    材フィルム面の一部が表出されるように形成し、基材フ
    ィルムと印刷パターン層との艶の違いを有する艶調整層
    を設けた転写箔用基材上に、上記基材フィルムと印刷パ
    ターン層に対して共に剥離性を有する透明樹脂層を設
    け、該透明樹脂層上に装飾層及び接着剤層を順次設けた
    ことを特徴とする転写箔。
  5. 【請求項5】平行線の線幅が10〜200μm、線間隔が10
    〜200μmである請求項1記載のシート状物。
  6. 【請求項6】平行線の線幅が10〜200μm、線間隔が10
    〜200μmである請求項2記載の化粧材。
  7. 【請求項7】平行線の線幅が10〜200μm、線間隔が10
    〜200μmである請求項3記の賦型用シート。
  8. 【請求項8】平行線の線幅が10〜200μm、線間隔が10
    〜200μmである請求項4記載の転写箔。
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