JP2948666B2 - ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、迅速処理に適するカラ
ー感光材料の現像処理方法に関するもので、特に色再現
処理安定性に優れた迅速処理ができる撮影用カラー感光
材料の現像処理方法に関するものである。
【0002】
【発明の背景】近年、ハロゲン化銀カラー写真感光材料
の分野に於いては、ISO−1600〜3200で代表
される超高感度化と、ディスクフィルムに代表されるス
モールフォーマット化などが進み高画質化が求められて
いる。従って、ハロゲン化銀カラー写真感光材料に対す
る要請は益々厳しく、より高感度、優れた粒状性、高鮮
鋭性、低カブリ性及び広い露光域など広範囲にわたる写
真性能に対して、一層高水準の要求がなされている。
【0003】現在カラー写真については、カラーネガフ
ィルムで撮影し、カラーペーパーに引き伸ばしてカラー
プリントするいわゆるネガポジ方式が広く普及してい
る。
【0004】そのひとつの理由は、カラーネガフィルム
が非常に広い露光ラチチュードを有し、撮影時に失敗す
る確率が少なく専門知識のない一般ユーザーでも気軽に
カラー写真が撮れるということにある。 カラーネガフ
ィルムは、カラーリバーサルフィルムやカラーペーパー
と異なり、より広い露光量範囲にわたって階調を厳密に
制御することが必要な感光材料であり、この階調が劣る
と色素画像の色再現性、調子再現性が劣化してしまいプ
リントされたときに色調の破綻をきたす結果となる。
【0005】また、カラー写真に用いられる色素は、減
色法において理想的とされるブロック型色素つまり特定
の波長域にのみ感光性を有するものと異なり、スペクト
ルの他の領域にかなりの不整吸収を持ち、従って吸収し
て欲しくない光に対しても一部光を吸収するために、こ
のままでは十分な色再現ができない。このため例えばカ
ラーネガフィルムにおいては、この不整吸収を補正する
ためのカラードカプラーを用いたマスキングなどが行わ
れ、これにより良好な色再現性の実現を図っている。
【0006】またさらに減色法三原色の原理と人間の眼
の性質に基づく負の分光感度補正を行ったり、純色を強
調したりするためにインターイメージ効果を使ったりし
ている。
【0007】従来より、斯かる色画像の階調性や鮮鋭
性、粒状性、色再現性などの画質向上剤として、現像抑
制剤を放出するDIR化合物を用いることがよく知られ
ている。
【0008】さらに、DIR化合物による画像特性の改
良技術と並んで、ハロゲン化銀粒子中に沃化銀を含有さ
せ、現像時に放出される沃素イオンの現像抑制効果を利
用して画質の向上、並びに階調調整をはかる技術もよく
知られている。
【0009】又、沃臭化銀乳剤を用いる撮影用ネガフィ
ルムは高感度、層間重層効果など沃化銀を含む長所を最
大限に活用している反面、この沃化銀を含むために現像
処理の短縮を困難にしている。
【0010】即ち、脱銀処理液中に蓄積する沃素イオン
は銀の漂白及び定着を著しく遅らせ、処理の迅速化並び
に低補充化を阻害するという致命的な欠点を有してい
る。
【0011】そのため、近年急速に普及しているカラー
現像の短時間処理適性、いわゆる迅速処理性の面からは
負効果を招く結果となる。
【0012】一方、塩化銀含量の高い乳剤は、現像、漂
白定着の各プロセスを短縮する点で有利である。しかし
ながら塩化銀含有の乳剤は硬調化し易く、また粒状性、
色再現性に劣る傾向がある。
【0013】さらにカラーネガフィルムを始めとして、
各種のカラー写真感光材料の階調は、現像処理条件の変
動によって非常に影響を受け易く、特に色再現や調子再
現性などを劣化することが重要な問題として認識されて
いる。
【0014】特開昭60−156059号では、カラー
写真感光材料の現像進行性を改良する目的から、感光性
の異なる2つの乳剤層間に、実質的に感光性を持たない
ハロゲン化銀粒子を含む層を設けた技術が提案されてお
り、さらに特開昭60−128429号では、非感光性
のハロゲン化銀粒子を支持体から最も離れた感光性ハロ
ゲン化銀乳剤層の外側層に含有させることにより処理変
動性の影響を低減せしめる技術が開示されている。
【0015】しかしながら、これらの従来技術も、不十
分で、充分に処理安定性を改善するまでには至っておら
ず、前述の現像処理阻害性と併せてその解決が強く望ま
れていた。
【0016】塩化銀含有のハロゲン化銀乳剤を用いたカ
ラー写真感光材料は迅速な現像処理に優れているが、色
再現性に劣り、一般に撮影用カラー感光材料には用いら
れていない。
【0017】
【発明の目的】本発明の目的は、塩化銀含有のハロゲン
化銀乳剤を用いて、色再現性に優れたカラー画像を迅速
処理して、処理変動がなく、安定に得る事が出来るハロ
ゲン化銀カラー写真感光材料の現像処理方法を提供する
事である。
【0018】
【発明の構成】本発明者等は鋭意検討の結果、本発明の
目的が次のようにして達成される事を見出した。
【0019】即ち、本発明に係るハロゲン化銀カラー写
真感光材料の処理方法は、透明支持体上に、それぞれ少
なくとも1層の赤感性ハロゲン化銀乳剤層、緑感性ハロ
ゲン化銀乳剤層、青感性ハロゲン化銀乳剤層を有する
共に、同一の感色性で異なる写真感度を有する複数層を
有するハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法にお
いて、前記ハロゲン化銀カラー写真感光材料が、該感光
性ハロゲン化銀乳剤層の平均塩化銀含有率が10モル%
以上であると共に、発色現像開始時から終了時までに、
前記赤感性ハロゲン化銀乳剤層と青感性ハロゲン化銀乳
剤層の有効発色濃度の比D(R/B)及び/又は前記緑
感性ハロゲン化銀乳剤層と青感性ハロゲン化銀乳剤層の
有効発色濃度の比D(G/B)が0.2〜1.1の範囲
となる発色現像処理が行われるように沃素含有ハロゲン
化銀乳剤、DIRカプラー、現像主薬の酸化生成物と反
応して該酸化物をスカベンジし得る化合物あるいはこれ
らのプレカーサーを放出し得る化合物を有することを特
徴とする。
【0020】本発明に於ける有効発色濃度とは、最小発
色濃度からの発色濃度を云う。
【0021】本発明でいう赤感性層、緑感性層、青感性
層の有効発色濃度の比は以下の方法に従い決定するもの
とする。
【0022】本発明でいう赤感性層、緑感性層、青感性
層の有効発色濃度の比は以下の方法に従い決定するもの
とする。感光材料を白色光を用いて、センシトメトリ
ー用露光を施したのち、発色現像処理を行う。得られ
た試料について、各々、赤色光、緑色光、青色光を用い
て赤感性層、緑感性層、青感性層の各感色性層のセンシ
トメトリー濃度測定を行う。得られた試料のセンシト
メトリーについて、各同一露光点での青色有効発色濃度
(最小発色濃度からの発色濃度)に対する緑色、赤色の
各有効発色濃度の比率をD(G/B)、D(R/B)と
する。
【0023】以下、本発明について詳述する。
【0024】本発明に係るハロゲン化銀カラー写真感光
材料は、支持体上に複数の感光性ハロゲン化銀乳剤層を
有し、複数とは、写真特性の異なる乳剤から成る層が2
以上存在するものを言う。例えばその1例としては、赤
感性、緑感性、青感性などの異なる感色性を有するよう
な複数の層である。また本発明においては、同一の感色
性で異なる写真感度を有する複数層を有し、その例とし
ては、高感度層、中感度層、低感度層のように実質的に
同一の感色性を有しながら異なる写真感度を有するよう
な複数の層を指す。尚、ここで言う実質的に同一の感色
性とは、例えば青感性、緑感性、赤感性と言う点で同じ
であればよく、分光感度特性が全く同一である必要はな
い。
【0025】好ましい各層の最大分光感度波長は、例え
ば、青感性層が400〜500nm、緑感性層が520
〜580nm、赤感性層が570〜650nmにあるこ
とが挙げられる。
【0026】本発明に於いて特に好ましい層構成は、そ
れぞれ1乃至3層の異なる感度を有する青感性層、緑感
性層及び赤感性層を塗設してなる層構造であり、本発明
はこのような層構成のカラー写真感光材料に好適であ
る。
【0027】本発明に於いては、全体の写真構成層(支
持体を除く全層)の乾燥膜厚は30μm 以下であるのが
好ましいが、処理安定性や迅速処理適性を最も効果的に
発揮させるには上記乾燥膜厚は10〜25μm とするの
が特に好ましい。
【0028】本発明に係る感光材料に用いられるハロゲ
ン化銀粒子は、10モル%以上の塩化銀を含有するもの
である。塩化銀含有率は50モル%以上が好ましく、特
に好ましくは80モル%以上である。
【0029】塩化銀以外の構成要素は臭化銀又は沃化銀
が好ましく、ハロゲン化銀乳剤としては、塩臭化銀、塩
化銀及び塩沃臭化銀を包含する。
【0030】本発明に係るハロゲン化銀乳剤が塩臭化銀
もしくは塩沃臭化銀の如き固溶体結晶からなる場合、臭
化銀又は沃化銀がハロゲン化銀粒子結晶の特定部位に局
在しているものが好ましい。
【0031】本発明に係るハロゲン化銀乳剤が塩臭化銀
である場合、臭化銀がハロゲン化銀結晶の頂点又はその
近傍に局在することが好ましい。このようなハロゲン化
銀乳剤は塩化銀又は塩臭化銀粒子結晶上に増感色素又は
抑制剤を吸着させた後、臭化銀微粒子を添加して熟成す
るか、水溶性の臭化物の溶液を添加してハロゲン置換す
ることによって得ることができる。
【0032】さらにハロゲン化銀乳剤が塩沃臭化銀であ
る場合、沃化銀は粒子内部に局在したものであることが
好ましい。
【0033】粒子内部に沃化銀を局在させたハロゲン化
銀乳剤は沃化銀を含有したコア上に塩化銀もしくは塩臭
化銀を沈着させることにより得ることができる。塩化銀
もしくは塩臭化銀の沈着に際しては、ダブルジェット法
やオストワルド熟成法などの公知のハロゲン化銀結晶の
成長方法が用い得る。
【0034】コアは沃化銀含有率が10モル%以上であ
ることが好ましく、より好ましくは15乃至40モル%
である。
【0035】コアとしては沃臭化銀であることが好まし
い。 上記のハロゲン化銀乳剤は、特開昭64−694
1号、同64−26839号及び特開平1−12184
8号、同1−138550号公報に記載の方法などで作
ることができる。
【0036】本発明に係わるハロゲン化銀粒子が沃化銀
を含有する場合、粒子全体に対する含有率は20モル%
以下が好ましく、12モル%以下がより好ましく、0乃
至5モル%が特に好ましい。
【0037】本発明に係わるハロゲン化銀粒子は立方
体、14面体、8面体のような正常晶でもよく、平板状
のような双晶でもよいが、8面体又は平板状である場合
が特に好ましい。結晶の形状は混合時のpAg、pHなど
を適宜選択することによりコントロールできる。又、8
面体や平板状の粒子は例えば特開昭58−11935
号、同58−11936号、同58−11937号、同
58−108528号、同62−163046号、同6
3−41845号及び同63−212932号公報等に
見られるようにハロゲン化銀粒子に吸着性の増感色素又
は抑制剤などの存在下で結晶成長させることによって得
ることができる。
【0038】本発明に係わるハロゲン化銀粒子は平均粒
径が0.05乃至10μm であることが好ましく、より
好ましくは0.1乃至5μm 、特に好ましくは0.2乃
至3μm である。
【0039】本発明に係わるハロゲン化銀粒子は本発明
の効果を損なわない範囲で他のハロゲン化銀粒子を混合
して用いることができる。このとき本発明に係わるハロ
ゲン化銀粒子が重量で30%以上であることが好まし
く、より好ましくは50%以上、特に80%以上である
ことが好ましい。
【0040】ハロゲン化銀粒子内のハロゲンの局在はX
線回析法や、樹脂中に分散させたハロゲン化銀粒子の切
片をX線マイクロアナリシス法によって調べることによ
って確認できる。
【0041】本発明に係わるハロゲン化銀乳剤は単分散
性であることが好ましい。
【0042】本発明において、単分散性とは、平均粒径
dを中心に±20%の粒径範囲内に含まれるハロゲン化銀
重量が全ハロゲン化銀重量の70%以上であるものを言
い、好ましくは80%以上、更に好ましくは90%以上
である。
【0043】ここに平均粒径dは、粒径d1 を有する粒
子の頻度n1 とd1 3との積n1 ×d1 3が最大になるとき
の粒径d1 と定義する。(有効数字3桁、最小桁数字は
4捨5入する)ここで言う粒径とは、粒子の投影像を同
面積の円像に換算したときの直径である。
【0044】粒径は、例えば該粒子を平らな試料台上に
重ならないよう分散させ、電子顕微鏡で1万倍〜5万倍
に拡大して撮影し、そのプリント上の粒子直径又は投影
時の面積を実測することによって得ることができる。
(測定粒子個数は無差別に1000個以上あることとす
る。)本発明の特に好ましい高度の単分散乳剤は、 粒径標準偏差/平均粒径×100=分布の広さ(%) によって定義した分布の広さが20%以下のものであり、
更に好ましくは15%以下のものである。
【0045】ここに粒径測定方法は前述の測定方法に従
うものとし、平均粒径は算術平均とする。
【0046】平均粒径=Σd11 /Σn1 上記塩化銀含有乳剤を用いた本発明に係るハロゲン化銀
カラー感光材料においては、青感性層、緑感性層、赤感
性層の各感光性ハロゲン化銀乳剤の臭化銀含有率が青感
性層、緑感性層、赤感性層の順に高いのが好ましい。
【0047】各感色性層が感度の異なる複数層から成る
場合、少なくとも1層の間で上記関係があればよいが、
全ての層間で上記関係があることが好ましい。各感性層
の臭化銀含有率の差としては2モル%以上がより好まし
く、より好ましくは5モル%以上である。
【0048】本発明の特徴は上記ハロゲン化銀乳剤を用
いたカラー写真感光材料を迅速処理し、処理変動に対し
ても色再現上、優れた品質を安定にうる事にある。 本
発明者らは、鋭意検討の結果、上記塩化銀含有のハロゲ
ン化銀乳剤を用いたカラー感光材料の発色現像過程、色
再現性を決定する要因などを研究し、次のようにして本
発明の目的が達成される事を見いだした。つまり、上記
塩化銀含有のハロゲン化銀乳剤を用いたカラー感光材料
を白色露光し、発色現像する際に、前記D(R/B)及
び又はD(G/B)を0.2〜1.1にコントロールす
る事が、層間効果をより顕著に発現し、色再現性を良く
する事を見いだした。より好ましくは0.3〜0.9
する事が好ましい。
【0049】上記コントロールは、本発明に係る感光材
料の構成ないし組成によって行われる。
【0050】本発明において、下記本発明に係る素材に
よって生ぜしめられる層間効果は、層間効果を与える層
(例えばシアン層とする)において特定の波長(赤の波
長)における感光があった場合に、層間効果を受ける層
(例えばマゼンタ層)が層間効果を与える層(シアン
層)の発色に応じて発色が抑制されるような形態で使用
することができる。このようにすると、ある層での必要
な感光と同時に他の層での余分な発色が抑制されて、そ
の結果色純度が上がって色再現性が良くなる。
【0051】層間効果を生ぜしめる素材としては、本発
明においては、沃素含有ハロゲン化銀乳剤や、DIRカ
プラーや現像主薬の酸化生成物と反応して該酸化物をス
カベンジし得る化合物あるいはこれらのプレカーサーを
放出し得る化合物がある。このような化合物の具体例は
特願昭 62−162618号などに記載されている。
【0052】また、DIRカプラーとしては、例えば米
国特許第953,454号、米国特許第3,227,5
54号、同3,615,506号、同3,617,29
1号、同3,701,783号、同3,833,500
号、同4,095,984号、同4,149,886
号、同4,286,054号、同4,359,521
号、特開昭52−90932号、同56−116029
号、同57−151944号等に記載の化合物及び米国
特許第4,248,962号、同4,409,323
号、特開昭57−154234号、同58−16294
9号、同58−205150号、同59−195643
号、同59−206834号、同59−206836
号、同59−210440号等に記載のタイミングDI
Rカプラーを好ましく用いることができる。
【0053】DIR化合物としては、例えば米国特許第
3,632,345号、同3,928,041号、同
3,938,996号、同3,958,993号、同
3,961,959号、同4,046,574号、同
4,052,213号、同4,171,223号、同
4,186,012号、特開昭52−65433号、同
52−130327号、同57−128335号等に記
載の化合物及び特願昭61−40544号の52頁〜9
5頁に記載の例示化合物(D−1)〜(D−93)を好
ましく用いることができる。
【0054】現像主薬の酸化生成物と反応して該酸化物
をスカベンジし得る化合物としては例えば英国特許1,
546,837号明細書、特開昭52−150631
号、同57−111536号、同57−111537
号、同57−138636号、同60−185950
号、同60−203943号、同60−213944
号、同60−214358号、同61−53643号、
同61−84646号、同61−86751号、同61
−102646号、同61−102647号、同61−
107245号、同61−113060号、同61−2
31553号、同61−233741号、同61−23
6550号、同61−236551号、同61−238
057号、同61−240240号、同61−2490
52号、同62−81638号、同62−205346
号、同62−287249号公報等に記載されたものが
ある。
【0055】本発明に於けるハロゲン化銀カラー写真感
光材料の支持体としては、厚さ10〜200μm を有し
た透明の酢酸セルロース系フィルム、ポリエチレンテレ
フタレートフィルムなどが用いられてよい。
【0056】本発明に係る感光材料に用いる感光性ハロ
ゲン化銀乳剤は、常法により化学増感することができ、
増感色素を用いて所望の波長域に光学的に増感できる。
【0057】感光性ハロゲン化銀乳剤には、カブリ防止
剤、安定剤等の各種写真用添加剤を加えることができ
る。該乳剤のバインダーとしては、ゼラチンを用いるの
が有利である。
【0058】乳剤層、その他の親水性コロイド層は硬膜
することができ、又、可塑剤、水不溶性又は難溶性合成
ポリマーの分散物(ラテックス)を含有させることがで
きる。
【0059】本発明に係るカラー写真感光材料の感光性
ハロゲン化銀乳剤層には、カプラーが用いられる。カプ
ラーの種類に特別の制限はない。
【0060】更に色補正の効果を有しているカラードカ
プラー、競合カプラー及び現像主薬の酸化体とのカップ
リングによって現像剤、ハロゲン化銀溶剤、調色剤、硬
膜剤、カブリ防止剤、化学増感剤、分光増感剤及び減感
剤のような写真的に有用なフラグメントを放出する化合
物を用いることができる。
【0061】感光材料には、フィルター層、ハレーショ
ン防止層、イラジェーション防止層等の補助層を設ける
ことができる。これらの層中及び/又は乳剤層中には現
像処理中に感光材料から流出するか若しくは漂白される
染料が含有させられてもよい。
【0062】感光材料には、ホルマリンスカベンジャ
ー、マット剤、滑剤、画像安定剤、界面活性剤、色カブ
リ防止剤、現像促進剤、現像遅延剤や漂白促進剤等を添
加できる。
【0063】本発明に係る感光材料はネガ型感光材料と
して特に有用である。
【0064】本発明に係る感光材料を用いて色素画像を
得るには露光後、通常知られているカラー写真処理を行
うことができる。
【0065】本発明の感光材料の処理方法において、発
色現像処理直前にpH7.0〜12.0のアルカリ浴で処
理するのが好ましい。より好ましくはpH9.0〜11.
0である。
【0066】本発明に係る発色現像液に用いられる発色
現像主薬は、芳香族第1級アミン系が好ましく、特にp
−フェニレンジアミン系発色現像主薬が好ましい。
【0067】これら発色現像主薬は発色現像液1リット
ルについて、好ましくは0.1〜30gの濃度、更に好
ましくは、1〜15gの濃度で使用する。
【0068】本発明に係る感光材料を用いて色素画像を
得るには露光後、カラー写真処理を行う。カラー写真処
理は、一般に、発色現像処理工程、漂白処理工程、定着
処理工程、水洗処理工程及び必要に応じて安定化処理工
程を行うが、漂白液を用いた処理工程と定着液を用いた
処理工程の代わりに、1浴漂白定着液を用いて、漂白定
着処理工程を行うこともできるし、発色現像、漂白、定
着を1浴中で行うことができる1浴現像漂白定着処理液
を用いたモノバス処理工程を行うこともできる。また、
水洗処理工程に代えて水洗代替安定化処理を行うことも
できる。
【0069】これらの処理工程に組み合わせて前硬膜処
理工程、その中和工程、停止定着処理工程、後硬膜処理
工程等を行ってもよい。これら処理において発色現像処
理工程の代わりに発色現像主薬またはそのプレカーサー
を感光材料中に含有させておき、現像処理をアクチベー
ター液で行うアクチベーター処理工程を行ってもよい
し、そのモノバス処理にアクチベーター処理を適用する
ことができる。これらの処理中、代表的な処理を次に示
す。(これらの処理は最終工程として、水洗処理工程、
水洗処理工程及び安定化処理工程、または水洗代替安定
化処理ないし安定化処理のいずれかを行う。) ・発色現像処理工程−漂白処理工程−定着処理工程 ・発色現像処理工程−漂白定着処理工程 ・前硬膜処理工程−発色現像処理工程−停止定着処理工
程−水洗処理工程−漂白処理工程−定着処理工程−水洗
処理工程−後硬膜処理工程 ・発色現像処理工程−水洗処理工程−補足発色現像処理
工程−停止処理工程−漂白処理工程−定着処理工程 ・アクチベーター処理工程−漂白定着処理工程 ・アクチベーター処理工程−漂白処理工程−定着処理工
程 ・モノバス処理工程 ・前処理−発色現像処理工程−漂白処理工程−定着処理
工程 尚、上記代表的処理工程中の「水洗処理工程」に代えて
「水洗代替安定化処理」を行ってもよい。
【0070】処理温度は通常、10℃〜65℃の範囲に
選ばれるが、65℃をこえる温度としてもよい。好まし
くは25℃〜45℃で処理される。
【0071】発色現像液は、現像液に通常用いられるア
ルカリ剤、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
水酸化アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
硫酸ナトリウム、メタホウ酸ナトリウムまたは硼砂等を
含むことができ、更に種々の添加剤、例えばベンジルア
ルコール、ハロゲン化アルカリ金属、例えば、臭化カリ
ウム、又は塩化カリウム等、あるいは現像調節剤として
例えばシトラジン酸等、保恒剤としてヒドロキシルアミ
ンまたは亜硫酸塩等を含有してもよい。さらに各種消泡
剤や界面活性剤を、またメタノール、ジメチルホルムア
ミドまたはジメチルスルホキシド等の有機溶剤等を適宜
含有せしめることができる。
【0072】発色現像液のpHは通常7以上であり、好ま
しくは約9〜13である。
【0073】また、本発明に用いられる発色現像液には
必要に応じて酸化防止剤としてジエチルヒドロキシアミ
ン、テトロン酸、テトロンイミド、2−アニリノエタノ
ール、ジヒドロキシアセトン、芳香族第2アルコール、
ヒドロキサム酸、ペントースまたはヘキソース、ピロガ
ロール−1,3−ジメチルエーテル等が含有されていて
もよい。
【0074】発色現像液中には、金属イオン封鎖剤とし
て、種々のキレート剤を併用することができる。例え
ば、該キレート剤としてエチレンジアミン四酢酸、ジエ
チレントリアミン五酢酸等のアミンポリカルボン酸、1
−ヒドロキシエチリデン−1,1´−ジホスホン酸等の
有機ホスホン酸、アミノトリ(メチレンホスホン酸)も
しくはエチレンジアミンテトラリン酸等のアミノポリホ
スホン酸、クエン酸もしくはグルコン酸等のオキシカル
ボン酸、2−ホスホノブタン−1,2,4−トリカルボ
ン酸等のホスホノカルボン酸、トリポリリン酸もしくは
ヘキサメタリン酸等のポリリン酸等、ポリヒドロキシ化
合物等が挙げられる。
【0075】漂白処理工程は、前述したように定着処理
工程と同時に行われてもよく、個別に行われてもよい。
漂白剤としては、好ましくは有機酸の金属錯塩が用いら
れ、例えばポリカルボン酸、アミノポリカルボン酸又は
蓚酸、クエン酸等の有機酸で、鉄、コバルト、銅等の金
属イオンを配位したものが用いられる。上記の有機酸の
うちで最も好ましい有機酸としては、ポリカルボン酸又
はアミノポリカルボン酸が挙げられる。これらの具体例
としてはエチレンジアミンテトラ酢酸、ジエチレントリ
アミンペンタ酢酸、エチレンジアミン−N−(β−オキ
シエチル)−N,N´,N´−トリ酢酸、プロピレンジ
アミンテトラ酢酸、ニトリロトリ酢酸、シクロヘキサン
ジアミンテトラ酢酸、イミノジ酢酸、ジヒドロキシエチ
ルグリシンクエン酸(又は酒石酸)、エチルエーテルジ
アミンテトラ酢酸、グリコールエーテルジアミンテトラ
酢酸、エチレンジアミンテトラプロピオン酸、フェニレ
ンジアミンテトラ酢酸等を挙げることができる。
【0076】これらのポリカルボン酸はアルカリ金属
塩、アンモニウム塩もしくは水溶性アミン塩であっても
よい。
【0077】これらの漂白剤は好ましくは5〜450g
/l、より好ましくは20〜250g/lで使用する。
【0078】漂白液には前記の如き漂白剤以外に、必要
に応じて保恒剤として亜硫酸塩を含有する組成の液を用
いることができる。又、漂白液はエチレンジアミンテト
ラ酢酸鉄(III)錯塩漂白剤を含み、臭化アンモニウ
ムの如きハロゲン化物を多量に添加した組成からなる液
であってもよい。前記ハロゲン化物としては、臭化アン
モニウムの他に塩化水素酸、臭化水素酸、臭化リチウ
ム、臭化ナトリウム、臭化カリウム、沃化ナトリウム、
沃化カリウム、沃化アンモニウム等も使用することがで
きる。
【0079】漂白液には、特開昭46−280号、特公
昭45−8506号、同46−556号、ベルギー特許
第770,910号、特公昭45−8836号、同53
−9854号、特開昭54−71634号及び同49−
42349号等に記載されている種々の漂白促進剤を添
加することができる。
【0080】漂白液のpHは2.0以上で用いられるが、
一般には4.0〜9.5で使用され、望ましくは4.5
〜8.0で使用され、最も好ましくは5.0〜7.0で
ある。
【0081】定着液は一般に用いられる組成のものを使
用することができる。定着剤としては通常の定着処理に
用いられるようなハロゲン化銀と反応して水溶性の錯塩
を形成する化合物、例えば、チオ硫酸カリウム、チオ硫
酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニウムのごときチオ硫酸
塩、チオシアン酸カリウム、チオシアン酸ナトリウム、
チオシアン酸アンモニウムのごときチオシアン酸塩、チ
オ尿素、チオエーテル等がその代表的なものである。こ
れらの定着剤は5g/l以上、溶解できる範囲の量で使
用するが、一般には70〜250g/lで使用する。
尚、定着剤はその一部を漂白液中に含有することができ
るし、逆に漂白剤の一部を定着液中に含有することもで
きる。
【0082】尚、漂白液及び定着液には硼酸、硼砂、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、酢
酸、酢酸ナトリウム、水酸化アンモニウム等の各種pH緩
衝剤を単独で、あるいは2種以上組み合わせて含有せし
めることができる。さらに又、各種の蛍光増白剤や消泡
剤あるいは界面活性剤を含有せしめることもできる。
又、ヒドロキルアミン、ヒドラジン、アルデヒド化合物
の重亜硫酸付加物等の保恒剤、アミノポリカルボン酸等
の有機キレート化剤あるいはニトロアルコール、硝酸塩
等の安定剤、水溶性アルミニウム塩の如き硬膜剤、メタ
ノール、ジメチルスルホアミド、ジメチルスルホキシド
等の有機溶媒等を適宜含有せしめることができる。
【0083】定着液はpH3.0以上で用いられるが、一
般には4.5〜10で使用され、好ましくは5〜9.5
で使用され、最も好ましくは6〜9である。
【0084】漂白定着液に使用される漂白剤として上記
漂白処理工程に記載した有機酸の金属錯塩を挙げること
ができ、好ましい化合物及び処理液における濃度も上記
漂白処理工程におけると同じである。
【0085】漂白定着液には前記の如き漂白剤以外にハ
ロゲン化銀定着剤を含有し、必要に応じて保恒剤として
亜硫酸塩を含有する組成の液が適用される。また、エチ
レジアミン四酢酸鉄(III)錯塩漂白剤と前記のハロ
ゲン化銀定着剤の他に臭化アンモニウムの如きハロゲン
化物を少量添加した組成からなる漂白定着液、あるいは
逆に臭化アンモニウムのごときハロゲン化物を多量に添
加した組成からなる特殊な漂白定着液等も用いることが
できる。前記ハロゲン化物としては、臭化アンモニウム
の他に塩化水素酸、臭化水素酸、臭化リチウム、臭化ナ
トリウム、臭化カリウム、沃化ナトリウム、沃化カリウ
ム、沃化アンモニウム等も使用することができる。
【0086】漂白定着液に含有させることができるハロ
ゲン化銀定着剤として上記定着処理工程に記載した定着
剤を挙げることができる。定着剤の濃度及び漂白定着液
に含有させることができるpH緩衝剤その他の添加剤につ
いては上記定着工程におけると同じである。
【0087】漂白定着液のpHは4.0以上で用いられる
が、一般には5.0〜9.5で使用され、望ましくは
6.0〜8.5で使用され、最も好ましくは6.5〜
8.5である。
【0088】尚、安定化液については、水洗処理の後に
用いられる安定化のための液、水洗に代えて用いられる
水洗代替安定液等の従来、カラーネガ用感光材料に用い
られている安定化液を特別の制限なく用い得る。
【0089】本発明に用いられるハロゲン化銀カラー写
真感光材料において、ハロゲン化銀乳剤は、リサーチ・
ディスクロジャ308119(以下RD308119と
略す)に記載されているものを用いることができる。下
表に記載箇所を示す。 [項目] [RD308119の頁] ヨード組織 993 I−A項 製造方法 993I−A項及び994 E項 晶癖 正常晶 993 I−A項 双晶 〃 エピタキシャル 〃 ハロゲン組成 一様 993 I−B項 一様でない 〃 ハロゲンコンバージョン 994 I−C項 〃 置換 〃 金属含有 994 I−D項 単分散 995 I−F項 溶媒添加 〃 潜像形成位置 表面 995 I−G項 内部 〃 適用感材 ネガ 995 I−H項 ポジ(内部カブリ粒子含) 〃 乳剤を混合して用いる 995 I−J項 脱塩 995 II−A項 本発明において、ハロゲン化銀乳剤は、物理熟成、化学
熟成及び分光増感を行ったものを使用する。このような
工程で使用される添加剤は、リサーチ・ディスクロジャ
No.17643,No.18716及びNo.308
119(それぞれ、以下RD17643、RD1871
6及びRD308119と略す)に記載されている。
【0090】下表に記載箇所を示す。 [項目] [RD308119の頁] [RD 17643] [RD 18716] 化学増感剤 996 III-A 項 23 648 分光増感剤 996 IV-A-A,B,C,D,H,H,I,J項 23〜24 648〜9 強色増感剤 996 IV-A-E,J項 23〜24 648〜9 かぶり防止剤 998 VI 24〜25 649 安定剤 998 VI 24〜25 649 本発明に使用できる公知の写真用添加剤も上記リサーチ
・ディスクロジャに記載されている。下表に関連のある
記載箇所を示す。 [項目] [RD308119の頁] [RD 17643] [RD 18716] 色濁り防止剤 1002 VII-I項 25 650 色素画像安定剤 1001 VII-J項 25 増白剤 998 V 24 紫外線吸収剤 1003 VIII C,XIII C項 25〜26 光吸収剤 1003 VIII 25〜26 光散乱剤 1003 VIII フィルタ染料 1003 VIII 25〜26 バインダ 1003 IX 26 651 スタチック防止剤 1006 XIII 27 650 硬膜剤 1004 X 26 651 可塑剤 1006 XII 27 650 潤滑剤 1006 XII 27 650 活性剤・塗布助剤 1005 XI 26〜27 650 マット剤 1007 X VI 現像剤(感光材料中に含有)1011 XX-B 項 本発明に用いられる感光材料には種々のカプラーを使用
することができ、その具体例は、上記リサーチ・ディス
クロジャに記載されている。下表に関連ある記載箇所を
示す。 [項目] [RD308119の頁] [RD 17643][RD 18716] イエローカプラー 1001 VII-D項 VII C〜G 項 マゼンタカプラー 1001 VII-D項 VII C〜G 項 シアンカプラー 1001 VII-F項 VII C〜G 項 DIRカプラー 1001 VII-F項 VII F項 BARカプラー 1002 VII-F項 その他の有用残基放出カプラー 1001 VII-F項 アルカリ可溶カプラー 1001 VII-E項 本発明に使用する添加剤は、RD308119 XIV
に記載されている分散法などにより、添加することがで
きる。
【0091】本発明においては、前述RD17643
28頁、RD1871664 7〜8頁及びRD308
19のXIXに記載されている支持体を使用することが
できる。
【0092】本発明の感光材料には、前述RD3081
19 VII−K項に記載されているフィルタ層や中間
層等の補助層を設けることができる。
【0093】本発明の感光材料は、前述RD30811
9 VII−K項に記載されている順層、逆層、ユニッ
ト構成等の様々な層構成をとることができる。
【0094】本発明は、一般用もしくは映画用のカラー
ネガフィルム、スライド用もしくはテレビ用のカラー反
転フィルム、カラーペーパー、カラーポジフィルム、カ
ラー反転ペーパーに代表される様々のカラー感光材料に
適用することができる。
【0095】本発明の感光材料は前記以外については、
前述RD17643 28〜29頁、RD18716
647頁及びRD308119のXVIIに記載された
通常の方法によって、現像処理することができる。
【0096】
【発明の効果】本発明によれば、塩化銀含有のハロゲン
化銀乳剤を用いて、色再現性に優れたカラー画像を迅速
処理して、処理変動がなく、安定に得る事が出来るハロ
ゲン化銀カラー写真感光材料の現像処理方法を提供する
ことができる。
【0097】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例を述べるが、本
発明の実施態様はこれらに限定されない。
【0098】(EM−1の作成)塩臭化銀乳剤EM−1
を以下の様にして調整した。40℃に保温した2%ゼラ
チン水溶液1000ml中に下記(A液)及び(B液)を
pAg=6.6, pH=2.0に制御しつつ30分かけて
同時添加し、更に下記(C液)及び(D液)をpAg=
7.3, pH=5.8に制御しつつ180分かけて同時添
加した。
【0099】このとき、pAgの制御は特開昭59−4
5437号記載の方法により行い、pHの制御は硫酸又は
水酸化ナトリウムの水溶液を用いて行った。 (A液) 塩化ナトリウム 1.03g 臭化カリウム 0.006g 水を加えて 50ml (B液) 硝酸銀 3g 水を加えて 50ml (C液) 塩化ナトリウム 103.0g 臭化カリウム 0.63g 水を加えて 600ml (D液) 硝酸銀 300g 水を加えて 600ml 添加終了後、花王アトラスト社製デモールNの5%水溶
液と硫酸マグネシウムの20%水溶液を用いて脱塩を行
った後、ゼラチン水溶液と混合して平均粒径0.70μ
m 、粒径分布の変動係数が7%、塩化銀含有率99.7
モル%の単分散立方体乳剤EM−1を得た。
【0100】又、前記のEM−1の調製方法よりA液及
びC液のハロゲン化物組成を任意に変更し、C液及びD
液の添加時のpAg、pH、混合時間、添加量を任意に変
更し、表−1記載のEM−2〜27の単分散立方体乳剤
を得た。
【0101】さらに、上記乳剤はチオ硫酸ナトリウム、
塩化金酸およびチオシアン酸アンモニウムを用いて最適
に化学増感した。
【0102】
【表1】
【0103】実施例1 以下のすべての実施例において、ハロゲン化銀カラー写
真感光材料中の添加量は特に記載のない限り1m2当りの
グラム数を示す。また、ハロゲン化銀とコロイド銀は銀
に換算して示した。増感色素は、銀1モル当りのモル数
で示した。
【0104】トリアセチルセルロースフィルム支持体上
に、下記に示すような組成の各層を順次支持体側から塗
設して、多層カラー写真感光材料試料No.101を作
成した。
【0105】 第1層:ハレーション防止層(HC) 黒色コロイド銀 0.15 UV吸収剤(UV−1) 0.20 カラードシアンカプラー(CC−1) 0.02 高沸点溶媒(Oil−1) 0.20 〃 (Oil−2) 0.20 ゼラチン 1.6 第2層:中間層(IL−1) ゼラチン 1.3 第3層:低感度赤感性乳剤層(R−L) EM−3 0.4 EM−4 0.3 増感色素(S−1) 3.2×10-4(モル/銀1モル) 増感色素(S−2) 3.2×10-4(モル/銀1モル) 増感色素(S−3) 0.2×10-4(モル/銀1モル) シアンカプラー(C−1) 0.50 シアンカプラー(C−2) 0.13 カラードシアンカプラー(CC−1) 0.07 DIR化合物(D−1) 0.006 DIR化合物(D−2) 0.01 高沸点溶媒(Oil−1) 0.55 ゼラチン 1.0 第4層:高感度赤感性乳剤層(R−H) EM−2 0.9 増感色素(S−1) 1.7×10-4(モル/銀1モル) 増感色素(S−2) 1.6×10-4(モル/銀1モル) 増感色素(S−3) 0.1×10-4(モル/銀1モル) シアンカプラー(C−2) 0.23 カラードシアンカプラー(CC−1) 0.03 DIR化合物(D−2) 0.02 高沸点溶媒(Oil−1) 0.25 ゼラチン 1.0 第5層:中間層(IL−2) ゼラチン 0.8 第6層:低感度緑感性乳剤層(G−L) EM−3 0.6 EM−4 0.2 増感色素(S−4) 6.7×10-4(モル/銀1モル) 増感色素(S−5) 0.8×10-4(モル/銀1モル) マゼンタカプラー(M−1) 0.17 〃 (M−2) 0.43 カラードマゼンタカプラー(CM−1) 0.10 DIR化合物(D−3) 0.02 高沸点溶媒(Oil−1) 0.70 ゼラチン 1.0 第7層:高感度赤感性乳剤層(G−H) EM−2 0.9 増感色素(S−6) 1.1×10-4(モル/銀1モル) 増感色素(S−7) 2.0×10-4(モル/銀1モル) 増感色素(S−8) 0.3×10-4(モル/銀1モル) マゼンタカプラー(M−1) 0.03 〃 (M−2) 0.13 カラードマゼンタカプラー(CM−1) 0.04 DIR化合物(D−3) 0.004 高沸点溶媒(Oil−2) 0.35 ゼラチン 1.0 第8層:イエローフィルター層(YC) 黄色コロイド銀 0.1 添加剤(HS−1) 0.07 〃 (HS−2) 0.07 〃 (HS−3) 0.12 高沸点溶媒(Oil−2) 0.15 ゼラチン 1.0 第9層:低感度青感性乳剤層(B−L) EM−3 0.25 EM−4 0.25 増感色素(S−9) 5.8×10-4(モル/銀1モル) イエローカプラー(Y−1) 0.60 〃 (Y−2) 0.32 DIR化合物(D−1) 0.003 〃 (D−2) 0.006 高沸点溶媒(Oil−2) 0.18 ゼラチン 1.3 第10層:高感度青感性乳剤層(B−H) EM−1 0.5 増感色素(S−9) 5.8×10-4(モル/銀1モル) 〃 (S−11) 1.2×10-4(モル/銀1モル) イエローカプラー(Y−1) 0.18 〃 (Y−2) 0.10 高沸点溶媒(Oil−2) 0.05 ゼラチン 1.0 第11層:第1保護層(PRO−1) 微粒子塩化銀(平均粒径0.06μm ) 0.3 紫外線吸収剤(UV−1) 0.07 〃 (UV−2) 0.1 添加剤(HS−1) 0.2 〃 (HS−2) 0.1 高沸点溶媒(Oil−2) 0.05 〃 (Oil−3) ゼラチン 1.0 第12層:第2保護層(PRO−2) アルカリで可溶性のマット化剤(平均粒径2μm ) 0.13 ポリメチルメタクリレート(平均粒径3μm ) 0.02 ゼラチン 0.5 尚、各層には上記組成物の他に、塗布助剤Su−2、分
散助剤Su−1、硬膜剤H−1及びH−2、染料AI−
1、AI−2を適宜添加した。
【0106】
【化1】
【0107】
【化2】
【0108】
【化3】
【0109】
【化4】
【0110】
【化5】
【0111】
【化6】
【0112】
【化7】
【0113】
【化8】
【0114】次に試料No.101に対して、各感光性
乳剤層の乳剤に代り、表2に示す乳剤を用いて表2に示
す試料No.101〜104を作製した。
【0115】
【表2】
【0116】このようにして作成した試料を白色光を用
いてセンシトメトリー用露光を施した後、下記の現像処
理Aにおいて発色現像の時間だけを表3の記載のように
変化させ処理した。
【0117】得られた試料について、各々、赤色光、緑
色光、青色光を用いて赤感性層、緑感性層、青感性層の
各感色性層のセンシトメトリー濃度測定を行った。
【0118】得られた各試料のセンシトメトリーについ
て、各露光点での青色有効発色濃度(最小発色濃度から
の発色濃度)に対する緑色、赤色の各有効発色濃度の比
率の総平均(D(G/B), D(R/B))を求めた。
得られた結果を表3に示す。
【0119】更に同じ試料に対して、一様に試料に均一
に緑色分解露光を付与し、さらにセンシトメトリー用赤
色分解露光を付与した後、現像処理Aにおいて発色現像
時間を2分で処理した。最小赤色濃度を与える時の緑色
濃度に対して、赤色濃度が1.0を与える時の緑色濃度
の低下する程度によって評価した。この場合、低下幅
(△DG)が大きいほど色再現性(△DG)に優れてい
ることを示している。尚、低下幅(△DG)は試料N
o.101の値を100とした時の相対値で表示した。
【0120】結果を表3に示す。
【0121】処理A 処理工程(38℃) 発色現像 表3記載 漂 白 6分30秒 水 洗 3分15秒 定 着 6分30秒 水 洗 3分15秒 安定化 1分30秒 乾 燥 各処理工程において使用した処理液組成は下記の通りで
ある。
【0122】<発色現像液>4−アミノ−3−メチル−
N−エチル−N−(β−ヒドロキシエチル)アニリン・
硫酸塩 4.7
5g無水亜硫酸ナトリウム
4.25gヒドロキシルアミン・1/2硫
酸塩 2.0g無水炭酸カ
リウム 3
7.5g臭化ナトリウム
1.3gニトリロ酢酸・3ナトリウ
ム塩(1水塩) 2.5g 水酸化カリウム 1.0g 水を加えて1リットルとする。(pH=10.1) <漂白液> エチレンジアミン四酢酸アンモニウム塩 100g エチレンジアミン4−酢酸2アンモニウム塩 10.0g 臭化アンモニウム 150.0g 氷酢酸 10ml 水を加えて1リットルとし、アンモニア水を用いてpH6.0に調整する。
【0123】 <定着液> チオ硫酸アンモニウム 175.0g 無水亜硫酸ナトリウム 8.5g メタ亜硫酸ナトリウム 2.3g 水を加えて1リットルとし、酢酸を用いてpH6.0に調整する。
【0124】 <安定液> ホルマリン(37%水溶液) 1.5ml コニダックス(コニカ社製) 7.5ml 水を加えて1リットルとする。
【0125】
【表3】
【0126】表3から明らかな様に、特に現像初期にお
いて赤感性層、緑感性層、青感性層の各有効発色濃度の
比が0.2〜1.1の範囲に入っていない比較試料N
o.101, 102, 104は特にD(R/B)の値が
小さくなり、色再現性に劣っている。
【0127】一方、実質的に現像開始時から赤感性層、
緑感性層、青感性層の各有効発色濃度の比が0.2〜
1.1の範囲に入っている本発明No.103は比較に
比べ、色再現性において格段によくなっている事がわか
る。
【0128】実施例2 実施例1に使用した試料No.101〜104について
実施例1と同様に露光し、下記処理B、処理Cの処理方
法で、実施例1と同様にして、色再現性(△DG)、赤
感性層、緑感性層、青感性層の有効発色濃度の比(D
(G/B), D(R/B))を求めた。尚、処理B、C
の発色現像時間を表4に示す。その結果、実施例1と同
様の結果を得た。
【0129】
【表4】
【0130】処理B 処理工程 発色現像 時間(表4) 温度40℃ (発色現像工程および発色現像液以外は処理Aと同様) <発色現像液> 4−アミノ−3−メチル−N−(β−ヒドロキシエチル)アニリン・硫酸塩 11.1g 無水亜硫酸ナトリウム 4.25g ヒドロキシルアミン・1/2硫酸塩 2.0g 無水炭酸カリウム 30.0g 臭化ナトリウム 1.3g ニトリロ・三硫酸・3ナトリウム塩(1水塩) 2.5g 水を加えて1リットルとした。(pH=10.2) 処理C 処理工程 温 度 時 間 発色現像 38.0±0.3℃ 表4 漂白定着 35.0±0.5℃ 45秒 安定化 30〜34℃ 90秒 乾 燥 60〜80℃ 60秒 発色現像液 純水 800ml トリエタノールアミン 10g N,N−ジエチルヒドロキシルアミン 5g 臭化カリウム 0.02g 塩化カリウム 2g 亜硫酸カリウム 0.3g 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 1.0g エチレンジアミン四酢酸 1.0g カテコール−3,5−ジホスホン酸二ナトリウム 1.0g N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチル−3−メチル−4−アミノ アニリン硫酸塩 9g 蛍光増白剤(4,4´−ジアミノスチルベンジルスルホン酸誘導体) 1.0g 炭酸カリウム 27g 水を加えて全量を1リットルとし、pH10.10に調整する。
【0131】 漂白定着液 エチレンジアミン四酢酸第二鉄アンモニウム2水塩 60g エチレンジアミン四酢酸 3g チオ硫酸アンモニウム(70%水溶液) 1000ml 亜硫酸アンモニウム(40%水溶液) 27.5ml 水を加えて全量を1リットルとし、炭酸カリウムまたは氷酢酸でpH5.7に調 整する。
【0132】 安定化液 5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン 1.0g エチレングリコール 1.0g 1−ヒドロキシエチリデン1,1−ジホスホン酸 2.0g エチレンジアミン四酢酸 1.0g 水酸化アンモニウム(20%水溶液) 3.0g 蛍光増白剤(4,4´−ジアミノスチルベンジルスルホン酸誘導体) 1.5g 水を加えて全量を1リットルとし、硫酸または水酸化カリウムでpH7.0に調 整する。
【0133】実施例3 実施例1で使用した試料No.103に対して処理Aと
下記記載の処理Dで処理する他は全く実施例1と同様に
して、色再現性(ΔDG)、赤感性層、緑感性層、青感
性層の有効発色濃度の比(D(G/B),D(R/
B))を求めた。尚、色再現性(ΔDG)は試料103
の値を100とした時の相対値で表示した。得られた結
果を表5に示す。
【0134】処理D 処理工程(38℃) アルカリ浴 1分 発色現像 表5に記載 漂 白 6分30秒 水 洗 3分15秒 定 着 6分30秒 水 洗 3分15秒 安定化 1分30秒 乾 燥 各処理工程において使用した処理液組成は下記の通りで
ある。尚、発色現像過程以後は全く処理Aと同様の処理
である。
【0135】 <アルカリ浴> ヒドロキシルアミン・1/2硫酸塩 2.0g 無水炭酸カリウム 37.5g 臭化ナトリウム 1.3g ニトリロ酢酸・3ナトリウム塩(1水塩) 2.5g 水を加えて1リットルとし、pHを10.1に調整する。
【0136】 <発色現像液> 4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(β−ヒドロキシエチル)アニリ ン・硫酸塩 4.75g 無水亜硫酸ナトリウム 4.25g ヒドロキシルアミン・1/2硫酸塩 2.0g 無水炭酸カリウム 37.5g 臭化ナトリウム 1.3g ニトリロ酢酸・3ナトリウム塩(1水塩) 2.5g 水酸化カリウム 1.0g 水を加えて1リットルとする。(pH=10.1) <漂白液> エチレンジアミン四酢酸アンモニウム塩 100g エチレンジアミン4−酢酸2アンモニウム塩 10.0g 臭化アンモニウム 150.0g 氷酢酸 10ml 水を加えて1リットルとし、アンモニア水を用いてpH6.0に調整する。
【0137】 <定着液> チオ硫酸アンモニウム 175.0g 無水亜硫酸ナトリウム 8.5g メタ亜硫酸ナトリウム 2.3g 水を加えて1リットルとし、酢酸を用いてpH6.0に調整する。
【0138】 <安定液> ホルマリン(37%水溶液) 1.5ml コニダックス(コニカ社製) 7.5ml 水を加えて1リットルとする。
【0139】
【表5】
【0140】表5から明らかな様に、本発明に於ては、
発色現像過程の前にアルカリ浴を通すことで、色再現性
が向上することがわかる。
【0141】実施例4 実施例1で使用した試料No.103に対して第3層、
第4層に用いられている乳剤の代わりに、第9層にEM
−26,EM−27を、第10層にEM−25を用い、
また各感光性乳剤層に用いられているカプラーとDIR
化合物の代わりに、表6記載の様にカプラーとDSR化
合物を用いる他は全く同様にして試料No.401を作
成した。更に試料No.401に対して表6に示す様に
DSR化合物を変える他は全く同様にして試料No.4
02を作成した。
【0142】更に資料No.401,NO.402に対
して実施例1、実施例2、実施例3と同様に処理し、色
再現性(ΔDG)、赤感性層、緑感性層、青感性層の有
効発色濃度の比(D(G/B),D(R/B))を求め
た所、本発明に於ては実施例1、2、3と同様に色再現
性が向上することがわかった。
【0143】
【表6】
【0144】
【化9】
【0145】
【化10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−63044(JP,A) 特開 昭63−212932(JP,A) 特開 昭61−100751(JP,A) 特開 昭55−29882(JP,A) 特開 平3−138643(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03C 7/30 G03C 1/035 G03C 7/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明支持体上に、それぞれ少なくとも1層
    の赤感性ハロゲン化銀乳剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤
    層、青感性ハロゲン化銀乳剤層を有すると共に、同一の
    感色性で異なる写真感度を有する複数層を有するハロゲ
    ン化銀カラー写真感光材料の処理方法において、前記ハ
    ロゲン化銀カラー写真感光材料が、該感光性ハロゲン化
    銀乳剤層の平均塩化銀含有率が10モル%以上であると
    共に、発色現像開始時から終了時までに、前記赤感性ハ
    ロゲン化銀乳剤層と青感性ハロゲン化銀乳剤層の有効発
    色濃度の比D(R/B)及び/又は前記緑感性ハロゲン
    化銀乳剤層と青感性ハロゲン化銀乳剤層の有効発色濃度
    の比D(G/B)が0.2〜1.1の範囲となる発色現
    像処理が行われるように沃素含有ハロゲン化銀乳剤、D
    IRカプラー、現像主薬の酸化生成物と反応して該酸化
    物をスカベンジし得る化合物あるいはこれらのプレカー
    サーを放出し得る化合物を有することを特徴とするハロ
    ゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法。
  2. 【請求項2】請求項1において感光性ハロゲン化銀乳剤
    層のBr含有率が赤感性層<緑感性層<青感性層である
    ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、pH7.0〜1
    2.0のアルカリ浴で処理した後、発色現像処理するハ
    ロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法。
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