JP2947980B2 - 排紙装置 - Google Patents

排紙装置

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JP2947980B2
JP2947980B2 JP3158827A JP15882791A JP2947980B2 JP 2947980 B2 JP2947980 B2 JP 2947980B2 JP 3158827 A JP3158827 A JP 3158827A JP 15882791 A JP15882791 A JP 15882791A JP 2947980 B2 JP2947980 B2 JP 2947980B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プロセスを用
いたレーザープリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像
形成装置用の排紙装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来のレーザープリンタの概略
構成図である。
【0003】給紙装置1から底板上昇レバーでピックア
ップローラに圧接されレジストローラ対方向に給送され
た記録紙2は、レジストローラ対3によってタイミング
がとられてドラム状の感光体4から成る潜像担持体へ搬
送される。感光体4は図でみて反時計方向に回転駆動さ
れ、その際帯電チャージャ5によって表面を帯電され、
レーザー光学系6からのレーザー光を照射されて感光体
上に静電潜像が形成される。この潜像は現像装置7を通
るときトナーによって可視像化され、この可視像は感光
体4へ搬送された記録紙2に転写チャージャ8により転
写され、転写された記録紙上の可視像は定着装置9によ
って定着される。一方、可視像転写後の感光体4はクリ
ーニングブレード10を有するクリーニング装置によっ
て残留トナーを除去される。感光体4から除去されたト
ナーは、トナー回収タンク12に回収され収容される。
定着装置9から排出された記録紙2は、片面記録の場合
にはそのまま排紙部11に収納され、両面記録の場合に
は回動可能な両面入口ガイド13により両面搬送ローラ
対14へ導かれる。両面搬送ローラ対14により記録紙
2は、当該記録紙2を給紙装置方向に送るように回転し
ている反転ローラ対15に搬送され、反転センサー16
を通過する。記録紙2が反転センサー16を通過して所
定時間後、反転ローラ対15は回転方向を変え、さらに
回動可能な反転ガイド17を切り換えることにより記録
紙2をレジストローラ対方向に搬送させる。再びレジス
トローラ対3に給送された記録紙2は、レジストローラ
対3によってタイミングがとられて感光体4へ搬送さ
れ、上記と同様の手順を経てトナー像が記録紙2に転写
定着される。この時、給紙装置1から給送された場合と
反対面が感光体4と接するので、記録紙2に両面記録が
なされる。両面記録がなされた記録紙2は定着装置9を
通過後、両面入口ガイド13により排紙部11に排出さ
れ収納される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、特にレ
ーザプリンタ等においては、通常の記録紙、いわゆるカ
ット紙だけでなく、封筒へのプリントの要求も高まって
いる。ところがカット紙と封筒とを比較すると、1枚あ
たりの重量については、大きさ、材料にもよるが、概ね
カット紙(A4サイズ)が3.7〜5.6gであるのに
対して普及率の高い封筒が3〜5.5gとほぼ同じであ
るにもかかわらず、厚みについては、カット紙が0.1
mmであるのに対して封筒が約1mmと10倍程度の差
がある。封筒のフラップ部が開きぎみになっていると、
封筒はそれ以上の厚みになってしまう。また幅について
は、カット紙が210〜216mmであるのに対して封
筒が90〜120mmとほぼ1/2程度の差となってい
る。
【0005】そのため、排紙トレイに封筒をスタックさ
せると、その枚数が、カット紙の1/10以下で一杯に
なってしまう。
【0006】そこで、封筒にプリントする場合にも、適
切なスタックがなされることが要請される。
【0007】カット紙においてスタック性能を挙げるた
めに、例えば、実開昭60−19551号公報に記載さ
れた、コピー紙の量に応じて下降自在な排紙皿を設けた
排紙装置や、特開昭62−27273号公報に記載され
た、用紙収容枚数の増加に伴って、スプリング等で水平
方向に変位させ収容枚数を増大させた用紙受け装置のよ
うに、記録紙をスタックさせる排紙トレイ側において、
重量によりスタック量を調整した様式のものがある。こ
れを図2に示される従来構造の排紙トレイで説明する
と、排紙トレイ21内にスプリング23付きの底板22
が揺動可能に設けられており、カット紙のスタック重量
にしたがい、スプリング23がたわみ、底板22が揺動
するようになっている。
【0008】しかしながら、このような排紙トレイにあ
っては、カット紙におけるスタック性能を向上させるこ
とはできても、上記したように、封筒がカット紙に比べ
てほぼ同じ重量にもかかわらず約10倍の厚さを有して
いるため、封筒をスタックする場合には、例えば、カッ
ト紙では、底板22が15mm沈むのに100枚、約4
60g、厚さにして10mm必要であるならば、封筒2
0では、100mmの厚さを要することになり、図3に
示されるように、底板22が、スタックの厚みに比べ
て、ほどんど動かず、その枚数がカット紙の1/10以
下の時点で、底板の可動機能を発揮させることなく、排
紙出口近傍に設けられた満杯検知器24が作動してしま
い、スタック枚数をふやすことができない。即ち、上記
した要請に応えることができない。
【0009】実開平1−143756号公報に記載され
た、スプリング等で上下動可能な排紙トレイに紙の入り
込み防止機構を設け、スタック不良をなくすようにした
排紙装置でも、封筒にプリントする場合には、適切なス
タックを行なうことができない。
【0010】そこで本発明は、カット紙、封筒のいずれ
の場合においても、スタック性能を向上させることを課
題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題
を、積載量に応じて可動する底板を内部に設けた排紙ト
レイを有する排紙装置において、積載量に応じて弾性力
に抗して揺動可能な第一底板と、その内側にあって積載
量に応じて弾性力に抗して揺動可能な第二底板とを設け
て、第一底板での弾性力が第二底板での弾性力よりも大
きくなるように調整して、解決した。
【0012】第一底板と第二底板とを一体に揺動可能と
する連結手段を設けるようにすれば、より好適である。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【実施例】本発明の詳細を、図に示す実施例に基づいて
説明する。
【0019】図4、図5に本発明にかかる排紙トレイを
示す。第一底板であるスプリング26付きコの字状底板
25に、第二底板である封筒用スプリング28付き封筒
用底板27のボスが嵌め込まれ、封筒のスタック重量に
したがい、スプリング28がたわみ、当該封筒用底板2
7がコの字状底板25に対して揺動するようになってい
る。これにより、図6、図7に示されるように、従来に
比べて、封筒のスタック量を数倍にすることができるよ
うになる。また排紙トレイに設けられたコの字状底板2
5と封筒用底板27とは、コの字状底板25に取り付け
られた連結手段としてのクリップ29を内側にスライド
させることで、一体状にすることができる。カット紙を
スタックする場合には、カット紙のスタック重量にした
がい、スプリング26、28がたわみ、一体となった底
板25、27が揺動して、カット紙のスタック量も増や
すことができる。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】請求項1の排紙装置においては、積載量に
応じて弾性力に抗して揺動可能な第一底板と、その内側
にあって積載量に応じて弾性力に抗して揺動可能な第二
底板とを設けて、しかも第一底板での弾性力が第二底板
での弾性力よりも大きくなるように調整されているの
で、厚く幅の狭い封筒等がスタックされる場合には、弾
性力の小さな第二底板上にスタックすることができ、薄
く幅の広いカット紙がスタックされる場合には、弾性力
の大きな第一底板上でスタックすることができ、カット
紙、封筒のいずれの場合においても、スタック性能を向
上させることができる。
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のレーザープリンタの概略構成図である。
【図2】従来構造の底板可動排紙トレイの概略斜視図で
ある。
【図3】図2の排紙トレイに封筒をスタックした状態を
示す概略図である。
【図4】本発明にかかる排紙トレイの組立概念図であ
る。
【図5】図4の排紙トレイの概略斜視図である。
【図6】図4の排紙トレイに封筒をスタックした状態を
示す概略端面図である。
【図7】図6に対する概略斜視図である。
【符号の説明】
11 排紙部 18 排紙搬送ローラ対 20 封筒 21 排紙トレイ 25 底板 26 スプリング 27 封筒用底板 28 封筒用スプリング 29 クリップ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積載量に応じて可動する底板を内部に設
    けた排紙トレイを有する排紙装置において、積載量に応
    じて弾性力に抗して揺動可能な第一底板と、その内側に
    あって積載量に応じて弾性力に抗して揺動可能な少なく
    とも一つの第二底板とを設けて、第一底板での弾性力が
    第二底板での弾性力よりも大きくなるように調整したこ
    とを特徴とする排紙装置。
  2. 【請求項2】 前記第一底板と前記第二底板とを一体に
    揺動可能とする連結手段を設けることを特徴とする請求
    項1に記載の排紙装置。
JP3158827A 1991-06-28 1991-06-28 排紙装置 Expired - Fee Related JP2947980B2 (ja)

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