JP2947620B2 - 自動伴奏装置 - Google Patents

自動伴奏装置

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JP2947620B2 JP2416355A JP41635590A JP2947620B2 JP 2947620 B2 JP2947620 B2 JP 2947620B2 JP 2416355 A JP2416355 A JP 2416355A JP 41635590 A JP41635590 A JP 41635590A JP 2947620 B2 JP2947620 B2 JP 2947620B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は、さまざまな音色の楽音を発音
し、自動伴奏を行う自動伴奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子楽器では、複数のスタイルか
ら選択された伴奏スタイルや、テンポ等に従って自動伴
奏が行なえるようになってきている。ここで、「自動伴
奏」とは、自動伴奏パターンの発音タイミングにおい
て、指定された和音の構成音を自動的に発生させること
を指す。なお、上記「自動伴奏パターン」は、時間情報
を持つものであり、その形態は、符長を情報として持つ
タイプのものでも、イベントの発生タイミングを持つタ
イプのものでも良い。また、自動伴奏の進行に伴って和
音を変えることを「コードチェンジ」と呼ぶが、伴奏の
コードチェンジは、伴奏演奏用に押さえているキーを変
えることによって行われる。コードチェンジの際には、
楽音の遷移が不自然にならないように、一度、伴奏を停
止させた(キーオフ)後、新たなコードに合せて伴奏の
再発音を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したコ
ードチェンジは、オルガン等の持続系楽音を発音してい
る場合には、有効であるが、ピアノ等の減衰音を発音し
ている場合には、一旦、減衰し消音された音が再び発音
されることになり、演奏の流れが不自然になるという問
題を生じた。以下、このことを図面を参照して、具体的
に説明する。 図6(a)に示すパターンでCメジャー,
Aマイナーの和音進行(コードチェンジ)で自動伴奏を
行うとすると、図6(b)に示す構成音で、パターンの
符長に基づいて発音される。 ここで、図6(c)に示す
ように、初めの小節の2分音符の途中で指定和音に変更
(CメジャーからAマイナーへの変更)があった場合、
同図に示すように、和音の構成音も途中で変わる。この
とき、発生中の伴奏音は、全て、一旦停止され、それか
ら新しい和音で発音されることになる。 図6(c)に示
すように、一旦停止した後に、新しい和音で発音する場
合、持続系の音はアタック部の変化の小さいものが多い
ため、再発音してもアタック部が目立たない。また、本
来の伴奏パターンが指定するキーオンからキーオフまで
の時間は発音していて欲しい時間であるので、再発音し
たほうが良い。 一方、減衰系の音は、アタック部の大き
い波形が多いため、聴取者は、2分音符の途中におい
て、減衰系の音色で新たな音が発生した印象を受ける。
すなわち、本来のパターンが指定する発音指示タイミン
グでないときに楽音が発生した印象を受けるので、他の
パート(メロディやリズムなど)とのバランスが悪くな
る、という欠点を有していた。
【0004】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、自動伴奏におけるコードチェンジの際の不自然
さをなくし、滑らかな伴奏が行える自動伴奏装置を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、この発明では、和音を指示する和音指示手段
と、特定の和音を表す和音情報を記憶する和音情報記憶
手段と、前記和音指示手段によって和音の指示があった
ときに、指示された和音を表す和音情報を、前記和音情
報記憶手段に書き込む和音情報書込手段と、発生させる
伴奏音の音色を選択する音色選択手段と、伴奏パターン
を記憶する伴奏パターン記憶手段と、前記和音情報記憶
手段に記憶された和音情報に対応する音高に変換して伴
奏パターン記憶手段から読み出された伴奏パターンに基
づいて、所定周期で繰り返し自動伴奏を行う自動伴奏手
段と、前記自動伴奏手段によって自動伴奏が行われてい
るときに、伴奏音信号を発生させる伴奏音信号発生手段
とを備えた自動伴奏装置において、前記和音指示手段に
よる和音指示があったとき、発音されている伴奏音信号
を停止させる伴奏音停止手段と、前記和音指示手段によ
って和音指示があったときに、前記音色選択手段で選択
されている音色に対応して再発音するか否かを指示する
指示情報を出力する指示情報出力手段と、前記指示情報
出力手段によって出力された指示情報が再発音すること
を指示する場合、前記伴奏音停止手段で停止された伴奏
音に続いて、前記和音情報書換手段で書き換えられた新
たな和音情報に基づく音高で伴奏音信号発生手段に再発
音指示させる再発音指示手段とを備えることを特徴とす
る。
【0006】
【作用】本発明では、自動伴奏によって現実に音が発生
されているときに、和音指示手段による和音指示がある
と、伴奏音停止手段は、発音されている伴奏音信号を停
止させる。また、指示情報出力手段は、音色選択手段で
選択されている音色に対応して再発音するか否かを指示
する指示情報を出力する。そして、再発音指示手段は、
指示情報出力手段によって出力された指示情報が再発音
することを指示する場合、伴奏音停止手段で停止された
伴奏音に続いて、和音情報書換手段で書き換えられた新
たな和音情報に基づく音高で伴奏音信号発生手段に再発
音指示させる。
【0007】
【実施例】次に図面を参照してこの発明の実施例につい
て説明する。図1はこの発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。図において、鍵盤1は、複数の白鍵お
よび黒鍵からなるキーボードであり、各鍵(以下、キー
という)毎に押鍵、離鍵を検出するためのスイッチおよ
びその速度を検出する検出器等が設けられている。ま
た、鍵盤1の左側の所定範囲のキーは、自動伴奏におい
て、コードを入力する自動伴奏鍵となる。これらのキー
の状態、すなわち、押鍵されたキーのキーオン信号、キ
ーコードおよびキーベロシティなどの演奏情報は、デー
タバスDBを介してCPU2へ供給される。
【0008】次に、操作パネルスイッチ回路3は、音色
選択、伴奏のスタイルの選択、演奏を記憶するメモリ領
域を選択(ソング選択)するための複数の操作スイッチ
等からなり、これらの操作スイッチの状態は、データバ
スDBを介してCPU2へ供給される。テンポ発振器4
は、所定のクロックを発生し、これを後述する割込みテ
ンポクロックTINTとしてCPU2へ供給する。
【0009】上述したCPU2は、電子楽器全体を制御
するとともに、プログラムROM5に記憶されたプログ
ラムに従い、上述した演奏情報および操作スイッチの情
報等に基づいて自動伴奏ヘッダROM6、自動伴奏パタ
ーンROM7および自動伴奏リズムパターンROM8に
記憶された伴奏音に関するパラメータおよび伴奏のリズ
ム音に関するパラメータを読み出す。また、上記処理に
おいて生じる演算結果などは、ワーキングRAM9に記
憶される。
【0010】自動伴奏パターンROM7には、スタイル
毎に、伴奏パターン(音符)がテーブルとして記憶され
ている。伴奏パターンは、伴奏音を構成する複数の楽器
音の各々に対応して設定されている。また、自動伴奏ヘ
ッダROM6には、上記テーブルのうちいずれを用いる
かを示す情報を記憶しているとともに、コードチェンジ
した場合に、一旦、発音を停止した楽器音を再発音する
のか否かを示すフラグが第2図に示すテーブルTBL2
として記憶されている。このテーブルTBL2には、各
スタイル毎に、各楽器(音色)に対応させてMIDIチ
ャンネルと再発音フラグとが記憶されている。この実施
例では、例えば、バイオリンやオルガンなどの持続系楽
音の場合には再発音するために、フラグを”1”とし、
ピアノのような減衰音の場合には再発音しないようにフ
ラグを”0”としている。
【0011】なお、音色とMIDIチャンネルとの対応
および再発音フラグは任意に設定できる。また、1つの
スタイルを構成する音色は、複数に限らず、単一でもよ
く、さらに、MIDIチャンネルに必ずしも対応させず
に、何等かのコードを用いて対応させてもよい。次に、
上記自動伴奏リズムパターンROM8には、自動伴奏の
発音タイミングを示すリズムパターンが楽器(音色)
毎、およびスタイル毎に記憶されている。上述した伴奏
音に関するパラメータは、伴奏音信号発生回路10へ供
給され、伴奏のリズム音に関するパラメータは、リズム
音信号発生回路11へ供給される。また、通常の楽音に
関するパラメータは、楽音信号発生回路12へ供給され
る。
【0012】伴奏音信号発生回路10は、伴奏音に関す
るパラメータに従って伴奏音信号を生成し、これをサウ
ンドシステム13へ供給する。また、リズム音信号発生
回路11は、リズム音パラメータに従ってリズム音を生
成し、これをサウンドシステム13へ供給する。また、
楽音信号発生回路12は、楽音パラメータに従って楽音
(主旋律等)信号を生成し、これを上記サウンドシステ
ムへ供給する。サウンドシステム13は、上記伴奏音信
号、リズム音および楽音信号をアナログ信号に変換した
後、スピーカによって発音する。
【0013】次に、上述した構成による動作について、
図3、図4および図5に示すフローチャートを参照して
説明する。電源を入れると、CPU2は、図3に示すメ
インルーチンを実行する。図において、まず、ステップ
SA1において、レジスタ等の初期設定を行なう。次
に、ステップSA2では、自動伴奏のスタート/ストッ
プ・スイッチが押下されたか否かを判断する。そして、
ステップSA2における判断結果が「YES」の場合に
は、ステップSA3へ進む。ステップSA3では、自動
伴奏の動作を示すレジスタRUNを反転する。レジスタ
RUNが”1”の場合には、自動伴奏が動作している状
態を示しており、”0”の場合には、自動伴奏が停止し
ている状態を示している。次に、ステップSA4へ進
み、上記レジスタRUNが”1”であるか、すなわち、
自動伴奏が動作しているか否かを判断する。ここで、自
動伴奏が停止している場合には、ステップSA4におけ
る判断結果は「NO」となり、ステップSA5へ進む。
ステップSA5では、自動伴奏の停止処理を行なう。
【0014】一方、自動伴奏が動作している場合には、
レジスタRUNが”1”であるため、ステップSA4に
おける判断結果は「YES」となり、ステップSA6に
進む。ステップSA6では、自動伴奏の準備処理を行な
う。この準備処理では、自動伴奏パターンROM7から
伴奏の音色およびパターン等を読み出し、また、自動伴
奏リズムパターンROM8からテンポ(後述するテンポ
割込み処理のインタラプトのインターバル)を読み出し
て設定する。次に、ステップSA7に進み、リズム音を
発音するリズム処理を行なう。すなわち、リズム音信号
発生回路11は、リズム音に関するパラメータに従って
リズム音信号を生成し、これをサウンドシステム13へ
供給する。そして、サウンドシステム13は、リズム音
信号をアナログ信号に変換した後、リズム音として発音
する。
【0015】次に、上述したステップSA5における自
動伴奏停止処理が終了した場合、またはステップSA7
におけるリズム処理が終了した場合には、ステップSA
8へ進む。ステップSA8では、押鍵イベントがあった
か否かを判断する。ここで、押鍵イベントがあった場合
には、ステップSA8における判断結果は「YES」と
なり、ステップSA9へ進む。ステップSA9では、レ
ジスタRUNが”1”であるか否かを判断する。ここ
で、自動伴奏が動作している場合には、ステップSA9
における判断結果は「YES」となり、ステップSA1
0に進む。ステップSA10では、押鍵されたキーが自
動伴奏領域内のキーか否かを判断する。そして、このス
テップSA10における判断結果が「YES」の場合、
すなわち、押鍵されたキーが自動伴奏領域内で、かつ、
自動伴奏時の場合には、ステップSA11に進む。言換
えると、この場合には、押鍵されたキーは伴奏のコード
であるため、コードチェンジが発生したと判断する。ス
テップSA11では、コードの根音をレジスタCDRO
OTに格納し、コードのタイプ(メジャー、マイナーな
ど)をレジスタCDTYPEに格納する。次に、ステッ
プSA12へ進み、図4に示すコードチェンジ処理を実
行する。
【0016】コードチェンジ処理では、まず、ステップ
SB1において、自動伴奏ヘッダROM6に記憶された
テーブルTBL2の第1の音色(楽器)に対応するMI
DIチャンネルをレジスタMIDICHに格納する。し
たがって、この例の場合、レジスタMIDICHに
は、”10”が格納される。次に、ステップSB2へ進
み、レジスタMIDICHに対応するパートの発音中の
伴奏音(この例の場合には、バイオリン)をキーオフ処
理して消音する。ステップSB3では、図2に示すテー
ブルTBL2からレジスタMIDICHに対応するパー
トの再発音フラグを得て、ステップSB4へ進む。ステ
ップSB4では、再発音フラグREKONFLGが”
1”であるか否かを判断する。そして、このステップS
B4における判断結果が「YES」の場合には、ステッ
プSB5へ進む。ステップSB5では、キーオフ処理し
た伴奏音を上述したレジスタCDTYPEおよびレジス
タCDROOTに従って新たな伴奏音に変換し、この新
たな伴奏音のパラメータを伴奏音信号発生回路10へ出
力する。伴奏音信号発生回路10では、伴奏音に関する
パラメータに従って伴奏音信号を生成し、これをサウン
ドシステム13へ供給する。
【0017】そして、サウンドシステム13は、伴奏音
信号をアナログ信号に変換して発音する。次に、ステッ
プSB6へ進み、レジスタMIDICHが”15”であ
るか否かを判断する。これは、MIDIチャンネルが最
大に達したか否か、すなわち、全てのMIDIチャンネ
ルに対してコードチェンジ処理を行なったか否かを判断
している。ここでは、レジスタMIDICHは、”1
0”であるため、ステップSB6における判断結果は
「NO」となり、ステップSB7へ進む。ステップSB
7では、レジスタMIDICHをインクリメントして”
11”とし、その後、ステップSB2へ戻る。以下、ス
テップSB6における判断結果が「YES」になるま
で、すなわち、全てのMIDIチャンネルに対してのコ
ードチェンジ処理を終了するまで、上述したステップS
B2からSB7を繰返し実行する。そして、ステップS
B6における判断結果が「YES」となると、当該コー
ドチェンジ処理を終了し、図3に示すメインルーチンへ
戻る。
【0018】一方、押鍵イベントがあった場合でも、自
動伴奏を行なっていない場合、または押鍵されたキーが
自動伴奏領域内ではなかった場合には、上述したステッ
プSA10またはステップSA9における判断結果が
「NO」となり、ステップSA13へ進む。ステップS
A13では、発音処理を行なう。この発音処理では、押
鍵されたキーに対応する音程の楽音のパラメータを楽音
信号発生回路12へ出力する。そして、楽音信号発生回
路12は、パラメータに従って楽音信号を生成し、これ
をサウンドシステム13へ供給する。そして、サウンド
システム13は、楽音信号をアナログ信号に変換した
後、通常の演奏音として発音する。
【0019】前述したステップSA12におけるコード
チェンジ処理が終了した場合、またはステップSA13
における発音処理が終了した場合には、ステップSA1
4へ進む。ステップSA14では、離鍵イベントがあっ
たか否かを判断する。そして、ステップSA14におけ
る判断結果が「YES」の場合には、ステップSA15
へ進む。ステップSA15では、レジスタRUNが”
1”であるか否かを判断する。ここで、自動伴奏が動作
している場合には、ステップSA15における判断結果
は「YES」となり、ステップSA16に進む。ステッ
プSA16では、離鍵されたキーが自動伴奏領域内のキ
ーか否かを判断する。
【0020】そして、このステップSA16における判
断結果が「NO」の場合、すなわち、自動伴奏時であっ
ても、離鍵されたキーが自動伴奏領域内ではない場合に
は、ステップSA17へ進む。言換えると、この場合に
は、離鍵されたキーは通常の演奏によるものと判断す
る。ステップSA17では、離鍵されたキーに対応する
楽音を消音する。一方、離鍵イベントが生じても、自動
伴奏が動作していない場合には、ステップSA14の判
断結果は「YES」となり、さらに、ステップSA15
の判断結果が「NO」となり、ステップSA17へ進
む。そして、ステップSA17では、離鍵されたキーに
対応する楽音を消音する。
【0021】また、離鍵イベントがなかった場合、また
は、離鍵イベントが生じ、かつ自動伴奏時ではあるが、
離鍵されたキーが自動伴奏領域内ではなかった場合、あ
るいあは前述したステップSA17における消音処理が
終了した場合には、ステップSA18へ進む。ステップ
SA18では、演奏者が操作パネル3で選択した伴奏ス
タイルを示す自動伴奏スタイルナンバをレジスタAAS
TYLNに格納する。次に、ステップSA19へ進み、
その他の処理を行なった後、ステップSA2へ戻り、上
述したステップSA2〜SA19を繰返し実行し、所定
のコードチェンジ処理を行なう。
【0022】また、CPU2は、上述したルーチン以外
にも、図1に示すテンポ発振器4が前述したメインルー
チンのステップSA6において設定されたテンポに基づ
いて出力する割込みテンポクロックTINTに従って、
図5に示すテンポ割込みルーチンを実行する。このルー
チンでは、まず、ステップSC1において、レジスタR
UNが”1”であるか否かを判断する。そして、ステッ
プSC1における判断結果が「YES」の場合には、ス
テップSC2へ進む。このステップSC2では、自動伴
奏処理を行ない、終了するとそれまで処理していたルー
チンへ戻る。一方、レジスタRUNが”0”の場合に
は、何の処理も行なわず、それまで処理していたルーチ
ンへ戻る。
【0023】このように、本実施例では、自動伴奏時に
おけるコードチェンジの際に、一旦、停止した伴奏音の
うち、例えば、バイオリンやオルガンなどの持続系楽音
の場合には再発音し、ピアノのような減衰音の場合には
再発音しないようにして滑らかな伴奏を行う。最後に、
請求項記載の各手段と本実施例との対応関係を説明す
る。和音指示手段……鍵盤の伴奏鍵域 和音情報記憶手段……レジスタCDROOT,CDTY
PE 和音情報書込手段……ステップSA11 音色選択手段……自動伴奏ヘッダROM6,テーブルT
BL2 伴奏パターン記憶手段……自動伴奏パターンROM7 自動伴奏手段……ステップSC2 伴奏音信号発生手段……伴奏音信号発生回路10 伴奏音停止手段……ステップSB2 指示情報出力手段……ステップSB3 再発音指示手段……ステップSB5
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、持続系でも減衰系でも音色によらず、意図しない箇
所でアタック部が発生しないようにすることができるの
で、コードチェンジの際に、自然なコードチェンジを行
うことができ、その結果、滑らかな伴奏が行えるという
利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 伴奏音を構成する楽器に対応させて記憶され
た該楽器音を再発音するか否かを示すフラグからなるテ
ーブルである。
【図3】 本実施例のメインルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図4】 同実施例のコードチェンジ処理を示すフロー
チャートである。
【図5】 同実施例のテンポ割込み処理を示すフローチ
ャートである。
【図6】 従来の自動伴奏装置の課題を説明する説明図
である。
【符号の説明】
1……鍵盤、2……CPU(制御手段)、3……操作パ
ネル、6……自動伴奏ヘッダROM(記憶手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 和音を指示する和音指示手段と、 特定の和音を表す和音情報を記憶する和音情報記憶手段
    と、 前記和音指示手段によって和音の指示があったときに、
    指示された和音を表す和音情報を、前記和音情報記憶手
    段に書き込む和音情報書込手段と、 発生させる伴奏音の音色を選択する音色選択手段と、 伴奏パターンを記憶する伴奏パターン記憶手段と、 前記和音情報記憶手段に記憶された和音情報に対応する
    音高に変換して伴奏パターン記憶手段から読み出された
    伴奏パターンに基づいて、所定周期で繰り返し自動伴奏
    を行う自動伴奏手段と、 前記自動伴奏手段によって自動伴奏が行われているとき
    に、伴奏音信号を発生させる伴奏音信号発生手段とを備
    えた自動伴奏装置において、 前記和音指示手段による和音指示があったとき、発音さ
    れている伴奏音信号を停止させる伴奏音停止手段と、 前記和音指示手段によって和音指示があったときに、前
    記音色選択手段で選択されている音色に対応して再発音
    するか否かを指示する指示情報を出力する指示情報出力
    手段と、 前記指示情報出力手段によって出力された指示情報が再
    発音することを指示する場合、前記伴奏音停止手段で停
    止された伴奏音に続いて、前記和音情報書換手段で書き
    換えられた新たな和音情報に基づく音高で伴奏音信号発
    生手段に再発音指示させる再発音指示手段と を備えるこ
    とを特徴とする自動伴奏装置。
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