JP2945352B2 - 2軸剪断型破砕機 - Google Patents

2軸剪断型破砕機

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JP2945352B2
JP2945352B2 JP14461397A JP14461397A JP2945352B2 JP 2945352 B2 JP2945352 B2 JP 2945352B2 JP 14461397 A JP14461397 A JP 14461397A JP 14461397 A JP14461397 A JP 14461397A JP 2945352 B2 JP2945352 B2 JP 2945352B2
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JP
Japan
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shafts
blade
casing
shaft
slits
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JP14461397A
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JPH10314613A (ja
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浩央 山口
木島  崇
西  昌彦
信行 片桐
恭一 矢萩
博能 末田
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Kawasaki Motors Ltd
Original Assignee
Kawasaki Jukogyo KK
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伐採木、建築廃
材、粗大ごみ等の廃棄物を破砕処理する2軸剪断型破砕
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の2軸剪断型破砕機として
は、特公表5−505558号公報記載の物体を破砕す
る装置が知られている。この装置は、底部にその幅方向
のほぼ全幅に及ぶ多数のスリットを奥行方向へ適宜に離
隔して平行に設けた矩形箱状のケーシングと、ケーシン
グの底部上にスリットと直角をなして互いに平行に配設
され、互いに異なる方向へ正、逆回転される2本の軸
と、軸の回転方向へ開口したU字状の複数のエッジを有
する半円状を呈して両軸に位相をずらして取り付けら
れ、周縁が両軸のもの同士で間隔を置き、かつ各スリッ
トに挿入可能になした回転刃と、両軸の間に位置させて
底部における各スリットの一側面に取り付けられ、回転
刃の一側面と摺接するようになした固定刃とを備えてい
る。上記構成の装置は、ケーシングに上方から供給され
る伐採木、建築廃材、粗大ごみ等の廃棄物を、両軸の正
回転に伴って回転する各回転刃によって両軸間に移送す
ると共に、底部と相俟って折り曲げかつ引き裂き、又、
固定刃と協働して剪断して破砕し、底部のスリットから
砕製品として落下させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
2軸剪断型破砕機では、ケーシングの底部上面、特に両
軸間における底部上面に回転刃の正回転によって移送さ
れる廃棄物が直接接触するので、この部分の摩耗、変形
を生じ、補修に手間が掛かる不具合がある。又、固定刃
がスリットの一側面に取り付けてあるので、破砕能率が
低いという不具合もある。そこで、本発明は、ケーシン
グの底部の摩耗や変形を防止し得ると共に、破砕能率を
大幅に向上し得る2軸剪断型破砕機を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の2軸剪断型破砕機は、底部に多数のスリッ
トを平行に設けた箱状のケーシングと、ケーシングの底
部上にスリットと直角をなして互いに平行に配設され、
互いに異なる方向へ回転される2本の軸と、軸の回転方
向へ開口したU字状の複数のエッジを有する半円状を呈
して両軸に取り付けられ、周縁が両軸のもの同士で間隔
を置き、かつ各スリットに挿入可能になした回転刃と、
両軸の間に位置させて底部に取り付けられ、各回転刃と
協働して廃棄物を剪断する固定刃とを備える2軸剪断型
破砕機において、前記固定刃を、隣り合うスリット間の
底部に跨がる逆U字状を呈し、かつ両側面を隣り合う回
転刃の側面と摺接するようになしたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1、図2及び図3は本発
明に係る2軸剪断型破砕機の実施の形態の一例を示す平
面図、図1におけるII−II線拡大断面図及び図1におけ
るIII −III 線拡大断面図である。図中1は底部1aに
その幅方向(図2においては左右方向)のほぼ全幅に及
ぶ多数のスリット2を奥行方向(図1においては左右方
向)へ適宜に離隔して平行に設けた矩形箱状のケーシン
グで、このケーシング1は、砕製品を搬出するコンベヤ
(図示せず)を有する架台3に載置されている。ケーシ
ング1の底部1a上には、2本の軸4がそれぞれ複数の
軸受ブラケット5を介しスリット2と直角をなして互い
に平行に配設されていると共に、一端部(図1において
は右端部)に連設したギヤボックス(図示せず)や油圧
モータ6等の駆動装置により互いに異なる方向へ正(図
2における矢印A方向)、逆回転可能に設けられてい
る。両軸4には、軸4の回転方向へ開口したU字状の複
数のエッジ7a,7b,7c(正転方向2個、逆転方向
1個)を有する半円状の回転刃7が、各スリット2と対
応させて両軸4に取り付けたフランジ8を介して位相を
ずらして取り付けられると共に、周縁を両軸4のもの同
士で微小の間隔を置き、かつ各スリット2に挿入可能に
なされ、又、両側面をケーシング1の内側面に取り付け
たスクレーパ9の側面と摺接するようになされている。
一方、ケーシング1の底部1aにおける両軸4の間に
は、隣り合うスリット2間の底部1aに跨がる逆U字状
の固定刃10が、両外側面を隣り合う回転刃7の側面と
摺接するようになして取り付けられており、各固定刃1
0の外側面は、下方になるに従って回転刃7の側面から
離れるように傾斜されている。
【0006】上記構成の2軸剪断型破砕機において、ケ
ーシング1の上方から供給される伐採木、建築廃材、粗
大ごみ等の廃棄物は、両軸4の正回転に伴って回転する
回転刃7によって両軸4間に移送されると共に、固定刃
10の上面と相俟って折り曲げられ、かつ引き裂かれ、
又、固定刃7の両側面と隣り合う固定刃10の側面との
協働によって2個所で剪断されて破砕され、底部1aの
スリット2から砕製品として落下し、架台3のコンベヤ
によって機外へ搬出されるものである。上記廃棄物の破
砕処理に際し、回転刃7に付着した付着物は、その両側
面と摺接するスクレーパ9によって拭い取られる一方、
回転刃7に過負荷が掛かった場合は、軸4の逆回転によ
って廃棄物がケーシング1の内側面側に移動される。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の2軸剪断
型破砕機によれば、固定刃が両軸間の底部上面を覆うプ
ロテクターとして機能するので、両軸間の底部の摩耗や
変形を防止することができる。又、廃棄物が回転刃の両
側面と隣り合う固定刃との2個所で剪断されるので、従
来に比べて破砕能率を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る2軸剪断型破砕機の実施の形態の
一例を示す平面図である。
【図2】図1におけるII−II線拡大断面図である。
【図3】図1におけるIII −III 線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 1a 底部 4 軸 7 回転刃 7a エッジ 7b エッジ 7c エッジ 10 固定刃
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片桐 信行 千葉県八千代市上高野1780番地 川崎重 工業株式会社 八千代工場内 (72)発明者 矢萩 恭一 千葉県八千代市上高野1780番地 川崎重 工業株式会社 八千代工場内 (72)発明者 末田 博能 千葉県八千代市上高野1780番地 川崎重 工業株式会社 八千代工場内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B02C 18/00 - 18/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に多数のスリットを平行に設けた箱
    状のケーシングと、ケーシングの底部上にスリットと直
    角をなして互いに平行に配設され、互いに異なる方向へ
    回転される2本の軸と、軸の回転方向へ開口したU字状
    の複数のエッジを有する半円状を呈して両軸に取り付け
    られ、周縁が両軸のもの同士で間隔を置き、かつ各スリ
    ットに挿入可能になした回転刃と、両軸の間に位置させ
    て底部に取り付けられ、各回転刃と協働して廃棄物を剪
    断する固定刃とを備える2軸剪断型破砕機において、前
    記固定刃を、隣り合うスリット間の底部に跨がる逆U字
    状を呈し、かつ両側面を隣り合う回転刃の側面と摺接す
    るようになしたことを特徴とする2軸剪断型破砕機。
JP14461397A 1997-05-19 1997-05-19 2軸剪断型破砕機 Expired - Lifetime JP2945352B2 (ja)

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JPH10314613A JPH10314613A (ja) 1998-12-02
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CN108654791A (zh) * 2018-06-27 2018-10-16 江阴双马重工装备有限公司 一种钢包预碎机构

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JPH10314613A (ja) 1998-12-02

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