JPS6341069Y2 - - Google Patents

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JPS6341069Y2
JPS6341069Y2 JP1983106603U JP10660383U JPS6341069Y2 JP S6341069 Y2 JPS6341069 Y2 JP S6341069Y2 JP 1983106603 U JP1983106603 U JP 1983106603U JP 10660383 U JP10660383 U JP 10660383U JP S6341069 Y2 JPS6341069 Y2 JP S6341069Y2
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JP
Japan
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scraper
rotor
rotors
scrapers
screen
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JP1983106603U
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JPS6017245U (ja
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  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、スリツタ形クラツシヤーに関し、プ
ラスチツクランナー、成形不良品等を粉砕するの
に利用される。
(従来の技術) スリツタ形クラツシヤー、例えば、スリツタ形
粉砕機としては第13図に示すようなものがあ
り、これでは、ハウジングa内に、回転刃bを軸
心方向に列設して成るローターcを平行に並設
し、各ローターcの回転刃bを、他のローターc
における隣接する回転刃b側面間の溝部内に位置
させることで、ローターc同士を咬合状とし、ロ
ーターcの溝部に対してスクレーパ作用をなすス
クレーパeと、ローターc下方側に位置する粒度
制御用スクリーン(図示省略)とを備えたものが
ある。
ところで、従来においては、スクレーパeによ
り、ローターc咬合部とは反対側でスクレーパ作
用を行わせていたため、スクレーパeにより剥離
せしめられた剥離物はスクレーパeが障害となつ
てスクレーパe前方側のスクリーン上に滞溜し易
すく、これが良好な粉砕作業を阻害する一因とな
つていた。
また、実公昭58−6502号公報に開示された技術
は、上記不具合を解決するものとして有意義であ
る。
すなわち、ローターの咬合部近傍における材料
排出側の溝部に対してスクレーパ作用をなす前後
一対のスクレーパを備えるとともに、ローターの
外周で材料排出側に、材料粒度規制用スクリーン
を備えたものである。
(考案が解決しようとする問題点) 前述刊行物記載の技術はそれなりに有意義では
あるけれども、前後一対のスクレーパが一体構造
で、しかも、スクリーンとなるグリル板もスクレ
ーパと一体構造とされている。
従つて、前後一対のスクレーパのいずれか一方
が損耗したり、欠けたりすると、他方のスクレー
パおよびグリル板も、一緒に交替しなければなら
ず、これは、重量物である故に交替が非常に面倒
であるばかりか経済性に欠けることになる。
また、スクレーパは前後一対のものが均等に摩
耗するとは限らず、各スクレーパ毎に異なること
が多く、このため、各スクレーパを個別に調整す
る必要があるにも拘らず、これが不可能であつ
た。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記実情に鑑み考案されたものであつ
て、その特徴とする処は、回転刃を軸心方向に列
設して成るローターを平行に前後一対並設し、各
ローターの回転刃を、他のローターにおける隣接
する回転刃側面間の溝部内に位置させることで、
ローター同士を咬合状とするとともに、該咬合部
近傍でかつ材料排出側に、各ローターの溝部に対
してスクレーパ作用をなすスクレーパを前後一対
備え、更に、ローター外周で材料排出側に粒度規
制用スクリーンを備えたものにおいて、 両ローターの咬合部下方側に、上方に突出する
凸形状断面とされた取付部をローターハウジング
両側壁における下端部の前後方向中央部を連結し
て架設し、該取付部の上方突出部前後各面に、各
スクレーパを、それぞれ個々に上下方向移動調整
自在として、前後方向のボルトにより、スクリー
ンの端面フランジと共締めして、各端面フランジ
と取付部の上方突出部とにより、各スクレーパを
幅方向略全長にわたつて挟持し、取付部の前後各
突出部と各スクレーパ間に、各スクレーパをそれ
ぞれ個々に上下方向に移動調整させる調整具を備
え、該調整具の前後方向に露出した露出部分を端
面フランジにより覆被した点にある。以下、本考
案をランナや成形不良品等を粉砕するスリツタ形
粉砕機に適用した第1実施例を第1図乃至第8図
の図面に基き説明すれば、1は中空直方体形状の
ハウジングで、その前後面側には開閉自在な扉2
が備えられている。
3は相互に内向きに回転駆動される前後一対の
ローターで、ハウジング1内部に軸受4を介して
平行に軸架されている。ローター3は、ギヤーや
チエーン巻掛機構等から成る伝動機構5を介して
モーターにより回転駆動されるもので、回転主軸
6に、回転刃7とデイスタンスカラー8を軸心方
向に交互に套嵌してキー9又はスプライン結合に
より同行回転自在として成る。各ローター3の回
転刃7は、他方側ローター3における回転刃7側
面間の溝部10内に位置することで、両ローター
3同士が咬合状とされており、各ローター3の回
転刃7は、他方側ローター3の対応する回転刃7
とその側面同士が摺接咬合状とされている。回転
刃7の外周部には、粉砕材料を両ローター3間に
引込むための引込爪11が周方向等間隔に一体形
成されている。
12は取付部で、ハウジング1両側壁の下端部
の前後方向中央部を連結状とするもので、両ロー
ター3の咬合部下方側に位置し、上方に突出する
凸形状断面とされている。
13は前後一対のスクレーパで、取付部12の
前後方向中央部の上方突出部前後面に取付ボルト
14により上下方向移動調整自在で且つ着脱自在
に取付けられている。15はロツクナツト16を
備える調整用ボルトで、スクレーパ13下端面
と、取付部12前後部間に介装されており、取付
ボルト14及びロツクナツト16を緩めて、調整
用ボルト15を回動することにより、スクレーパ
13を的確に上下方向に移動調整できる。調整用
ボルト15及びロツクナツト16が調整具として
示されている。両スクレーパ13は取付部12上
方側で前後方向に関して接当状とされると共に、
上方に突出する櫛歯状とされ、その上方に突出す
る部分が、両ローター3の咬合部近傍でローター
3の溝部10に対してスクレーパ作用をなすスク
レーパ部17とされて、溝部10内に挿入状とさ
れ、両ローター3の咬合部側で、スクレーパ13
とローター3は咬合状とされている。スクレーパ
部17の先端は溝部10底面に対して少隙を介し
て対向状とされている。
両スクレーパ13のスクレーパ部17の対向面
は、夫々対応するローター3とは反対側のロータ
ー(即ち、スクレーパ作用を行わない側のロータ
ー)3における引込爪11の先端軌跡18に対し
て近接する弯曲凹状の第1ガイド面19とされて
いる。又、各スクレーパ13の隣接するスクレー
パ部17間の溝部底面は、夫々対応するローター
3の先端軌跡18に対して近接する傾斜状の第2
ガイド面20とされている。
21は前後一対のスクリーンで、各ローター3
における下方側から前方側又は後方側にかけて配
設されて、各ローター3の先端軌跡18に近接し
て沿う弯曲凹状とされ、ハウジング1の前壁側又
は後壁側と、取付部12に取付ボルト22,23
により着脱自在に取付けられ、各スクレーパ13
は取付ボルト23によりスクリーン21の端面フ
ランジと共締め状とされている。スクリーン21
の端面フランジは、取付部12の上方突出部と協
働して、各スクレーパ13を幅方向全長にわたつ
て挟持すると共に、調整用ボルト15及びロツク
ナツト16の前後方向の露出部分を覆被してい
る。各スクリーン21における各溝部10下方側
には、夫々円形状の粒度制御孔24が溝部10に
沿つて列設されている。
上記のように構成した実施例によれば、ラン
ナ、成形不良品等の粉砕材料をハウジング1内に
その上部開口から投入すれば、粉砕材料は、各回
転刃7の引込爪11により両ローター3間に引込
まれて、各ローター3の回転刃7と、他方側ロー
ター3の対応する回転刃7の側面同士により粉砕
されると共に、引込爪11と、溝部10底面とさ
れるカラー8外周面間でも粉砕されて、粉砕物と
なる。
上記粉砕物は引込爪11による作用を受けて、
更に下方側に送られて、スクリーン21に臨むの
であるが、スクリーン21には、回転刃7下方側
ではなく、溝部10下方側に粒度制御孔24が溝
部10に沿つて列設されているので、これら粒度
制御孔24には回転刃7からその側方側に逃げた
粉砕物のみが臨んで、粒度制御孔24より小さい
粉砕物のみが自由状態で粒度制御孔24から落下
することとなり、粒度制御孔24より大きい粉砕
物は粒度制御孔24に強制的に押込まれたりし
て、目詰りを生じたりすることなく、回転刃7と
共廻りして、再度両ローター3による粉砕作用を
受け、上記同様の作用が繰り返されて、良好な粉
砕作業が行われる。
そして、各スクレーパ13のスクレーパ部17
が、対応する各ローター3の溝部10、特に底面
側に対してスクレーパ作用をなし、溝部10内に
付着した粉砕物等を剥離せしめるのであるが、各
スクレーパ13のスクレーパ部17により、両ロ
ーター3の咬合部近傍でスクレーパ作用を行わせ
るようにしているので、各ローター3の溝部10
内から剥離せしめられた剥離物は、この溝部10
内に入り込んでいる他方側ローター3の引込爪1
1により該ローター3の下方側に引込まれて、ス
クレーパ部17近傍に滞溜することがなく、良好
な粉砕作業を行える。
特に、実施例では、両スクレーパ13のスクレ
ーパ部17の対向面は、夫々対応するローター3
とは反対側のローター3における引込爪11の先
端軌跡18に対して近接する弯曲凹状の第1ガイ
ド面19とされると共に、各スクレーパ13の隣
接するスクレーパ部17間の溝部底面は、夫々対
応するローター3の先端軌跡18に対して近接す
る傾斜状の第2ガイド面20とされていることか
ら、各スクレーパ13のスクレーパ部17により
剥離せしめられた剥離物はスクレーパ部17の第
1ガイド面19及び、他方側スクレーパ13の対
応する第2ガイド面20のガイドを受けて、回転
刃7の引込爪11により好適且つ確実に引込まれ
るのであり、スクレーパ部17近傍に、剥離物が
滞溜する惧れは全くない。
第9図乃至第12図は本考案を、都市ゴミや各
種廃棄物を破砕するスリツタ形破砕機に適用した
第2実施例を示すもので、スクリーン21におけ
る各ローター3の溝部10下方側には、ローター
3の回転方向に長孔とされた粒度制御孔24が、
溝部10に沿つて夫々一対宛形成されている。
又、第1ガイド面19は平面状とされている。
(考案の効果) 本考案によれば、両ローターの咬合部下方側
に、上方に突出する凸形状断面とされた取付部を
ローターハウジング両側壁における下端部の前後
方向中央部を連結して架設しているので、該取付
部によつてローターハウジングの剛性を増大でき
るし、しかも、取付部が上方に突出する凸形状断
面とされているので、前後面に一対のスクレーパ
の取付面を形成できて部品点数を少なくし、構造
が簡単である。
更に、一対のスクレーパは取付部の上方突出部
前後面に、それぞれ個々に上下方向移動自在に取
付けられているので、個々のスクレーパが欠損し
たり、摩耗したりしても個々のスクレーパ毎に交
替、研磨補修等ができ、個々のスクレーパ毎に処
理することから、補修作業も容易となる。
また、前後一対のスクレーパは取付部の前後面
に、前後一対のスクリーンの端面フランジととも
にボルトで着脱固定自在に共締めされていること
から、取付部の前後面はスクレーパとスクリーン
の両部材の取付面を共用して部品点数の節減がで
きるし、更に、スクリーンの各端面フランジと取
付部の上方突出部とにより、各スクリーンを幅方
向略全長にわたつて挟持したので、端面フランジ
を利用して、スクレーパを幅方向略全長にわたつ
て取付部に剛強に取付けることができ、それ故、
スクレーパに作用する力を確実に受止めることが
できて、耐久性の向上を図りながら、確実なスク
レープを行うことができる。
更に、調整具の前後方向に露出した露出部分を
端面フランジにより覆被したので、別途カバーを
設けることなく、粉砕物が調整具に付着すること
を防止でき、従つて、粉砕物の付着により、調整
具の機能が損われたりすることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本考案の第1実施例を示
し、第1図は平面断面図、第2図は背面断面図、
第3図は第1図のA−A線矢視断面図、第4図は
スクレーパの背面図、第5図は同平面図、第6図
は第4図のB−B線矢視断面図、第7図は第3図
におけるスクリーンのC矢視図、第8図は第7図
のD−D線矢視断面図、第9図乃至第12図は本
考案の第2実施例を示し、第9図は正面断面図、
第10図第第9図のE−E線矢視断面図、第11
図は第10図におけるスクリーンのF矢視図、第
12図は第11図のG−G線矢視断面図、第13
図は従来1例を示す縦側断面図である。 1……ハウジング、3……ローター、6……回
転主軸、7……回転刃、10……溝部、13……
スクレーパ、17……スクレーパ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転刃を軸心方向に列設して成るローターを平
    行に前後一対並設し、各ローターの回転刃を、他
    のローターにおける隣接する回転刃側面間の溝部
    内に位置させることで、ローター同士を咬合状と
    するとともに、該咬合部近傍でかつ材料排出側
    に、各ローターの溝部に対してスクレーパ作用を
    なすスクレーパを前後一対備え、更に、ローター
    外周で材料排出側に粒度規制用スクリーンを備え
    たものにおいて、 両ローターの咬合部下方側に、上方に突出する
    凸形状断面とされた取付部をローターハウジング
    両側壁における下端部の前後方向中央部を連結し
    て架設し、該取付部の上方突出部前後各面に、各
    スクレーパを、それぞれ個々に上下方向移動調整
    自在として、前後方向のボルトにより、スクリー
    ンの端面フランジと共締めして、各端面フランジ
    と取付部の上方突出部とにより、各スクレーパを
    幅方向略全長にわたつて挟持し、取付部の前後各
    突出部と各スクレーパ間に、各スクレーパをそれ
    ぞれ個々に上下方向に移動調整させる調整具を備
    え、該調整具の前後方向に露出した露出部分を端
    面フランジにより覆被したことを特徴とするスリ
    ツタ形クラツシヤー。
JP10660383U 1983-07-08 1983-07-08 スリッタ形クラッシャー Granted JPS6017245U (ja)

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JP10660383U JPS6017245U (ja) 1983-07-08 1983-07-08 スリッタ形クラッシャー

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JP10660383U JPS6017245U (ja) 1983-07-08 1983-07-08 スリッタ形クラッシャー

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Publication Number Publication Date
JPS6017245U JPS6017245U (ja) 1985-02-05
JPS6341069Y2 true JPS6341069Y2 (ja) 1988-10-27

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ID=30249403

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JP10660383U Granted JPS6017245U (ja) 1983-07-08 1983-07-08 スリッタ形クラッシャー

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH084142Y2 (ja) * 1989-08-25 1996-02-07 日新製鋼株式会社 金属板の多目的表面処理ライン
JP2015071132A (ja) * 2013-10-02 2015-04-16 ウエノテックス株式会社 二軸破砕機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53145155A (en) * 1977-05-24 1978-12-18 Motan Gmbh Pulverizer for glanurating plastic foils
JPS586502U (ja) * 1981-07-02 1983-01-17 日産自動車株式会社 給電閉塞制御システムの自走車輌

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JPS6017245U (ja) 1985-02-05

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