JP2943362B2 - 導電性インキならびに導電性厚膜パターンの形成方法 - Google Patents

導電性インキならびに導電性厚膜パターンの形成方法

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JP2943362B2
JP2943362B2 JP4661491A JP4661491A JP2943362B2 JP 2943362 B2 JP2943362 B2 JP 2943362B2 JP 4661491 A JP4661491 A JP 4661491A JP 4661491 A JP4661491 A JP 4661491A JP 2943362 B2 JP2943362 B2 JP 2943362B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回路基板に導電性厚膜パ
ターンを形成するための方法およびそれに用いる導電性
インキに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、最も一般的な回路基板への厚膜パ
ターン形成方法としてスクリーン印刷が用いられてい
が、工業製品として量産可能なパターン幅は100μm
が限度である。スクリーンのメッシュを変えることによ
りパターン幅30μmが可能であるとの報告が、池上、
後藤、徳丸により『電子材料;1989年5月号,P4
4;ハイブリッドマイクロエレクトロニクスにおけるパ
ターンニング技術』になされているが、まだ実験室レベ
ルの段階である。
【0003】また、導電性ペーストとして市販されてい
るスクリーン印刷用導電性ペーストでは、エチルセルロ
ース樹脂やアクリル樹脂をバインダに含んでいるものが
あり、インキの粘度は高く、オフセット印刷にはそのま
ま使用できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スクリーン印刷で工業
製品として量産可能なパターン幅が100μmが限度と
なる理由は、メッシュ状のスクリーンを用いるため、メ
ッシュの影響によりパターンの直線性の阻害、欠けによ
る断線が発生するために、スクリーン印刷で工業製品と
して量産可能なパターン幅は100μmが限度である。
【0005】これに対して日本国特許公告昭55−36
512でオフセット印刷による厚膜印刷法が示されてい
る。しかしここでは軟質物質のゴム硬度が30度以下で
あり、ピッチ100μm以下の微細パターンではパター
ンの忠実な再現は難しい。
【0006】また、導電性ペーストとして市販されてい
るスクリーン印刷用ペーストでは、エチルセルロース樹
脂やアクリル樹脂をビヒクルに含んでいるものがある。
日本国特許公開平2−228375では、厚膜ぺ−スト
の有機バインダーとして分子量5万〜50万のアクリル
樹脂が実施例で使用されている。しかし、このようなイ
ンキの粘度は高く、オフセット印刷にはそのまま使用で
きない。転写量を大きくし、印刷特性を向上させるため
に、樹脂量を増加させる方法がある。ところが、印刷特
性を保ちながら高分子量の樹脂を増加させるためには溶
剤量も増大させなければならず、インキ中の顔料濃度が
低下しインキ密度の低い膜になる問題がある。さらに、
樹脂の含有量を単に高くするだけでは樹脂の飛散性が悪
化し、焼成中にバインダが完全に飛散せずにカ−ボン粒
子となって残存し、抵抗値に大きく影響を与える。
【0007】本発明は上記課題を解決するためのもの
で、エッジの直線性に優れ、スケ、欠け等の発生が少な
い高品質の微細パターン、特にパターン幅が100μm
以下の微細パターンを得るために、オフセット印刷を用
いた導電性厚膜パターン製品を量産するための導電性厚
膜パターン形成法を提供することである。
【0008】また、本発明の別の課題は、上記パターン
形成法に適した導電性インキを供給することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の導電性厚膜パターンの形成方法は、導電性
インキを凹版の凹部に充填する工程、凹版の凹部中の導
電性インキをシリコーン樹脂を主体とする弾性体にて表
面被覆したブランケット上に転写する工程、前記ブラン
ケット上に転写された導電性厚膜パターンを基板上に転
写印刷する工程、転写された導電性厚膜パターンを焼成
して有機物を飛散させる工程、転写された導電性厚膜パ
ターンを焼結させる工程より構成されるものである。
【0010】さらに、本発明の導電性インキは、導電性
金属粉末、ガラスフリット、遷移金属酸化物、および分
散剤と、ポリiso−ブチルメタクリレート(i-BMA)、ポリ
iso−プロピルメタアクリレート(i-PMA)、ポリメチルメ
タクリレート(MMA)、ポリテトラフルオロエチレン、ま
たはポリ−α−メチルスチレン(α-MeSt)のうち少なく
とも1種以上から構成される有機バインダ、またはポリ
−α−メチルスチレンとポリiso−ブチルメタクリレー
トの共重合体、ポリ−α−メチルスチレン、ポリiso−
ブチルメタクリレートとポリメチルメタクリレートの共
重合体、ポリ−α−メチルスチレンとポリiso−プロピ
ルメタクリレートの共重合体、ポリ−α−メチルスチレ
ン、ポリiso−プロピルメタクリレートとポリメチルメ
タクリレートの共重合体のうち少なくとも1種以上を有
機バインダとして含むビヒクルから構成されるものであ
る。前記導電性金属粉末としては、銅、金、または銀の
うち少なくとも1種以上を用いるのが好ましい。前記有
機バインダの重量平均分子量は10万〜1300の値を
有するものが好ましい。前記有機バインダ量はインキ全
体に対して2〜15重量%の値が好ましい。
【0011】さらに厚膜パターンの基板への接着強度を
考えた場合、前記インキ中の遷移金属酸化物量はインキ
全体量に対して0.5〜2.0重量%の値が、前記イン
キ中のガラスフリット量はインキ全体量に対して3〜4
重量%の値が好ましい。また、厚膜パターンの基板への
接着強度を考えた場合、前記分散剤量としてはインキ全
体量に対して0.05〜5.0重量%の値が好ましい。
印刷パターンの直線性を考慮した場合、ビヒクルを構成
する有機溶媒量が全粉末量に対して重量比で0.04〜
0.18が好ましい。
【0012】
【作用】本発明は上記構成により、オフセット印刷に適
したインキの調製を可能とし、さらにオフセット印刷に
より、高精細のパターンを回路基板上に簡単に、しかも
従来のスクリーン印刷による方法よりもエッジの直線性
に優れ、スケ、欠け等の発生が少ない微細なパターンの
形成を可能とし、かつ精度の点からも高品質のパターン
が得られる点で有効である。
【0013】
【実施例】以下本発明の導電性厚膜パターンの形成方
法、ならびに導電性インキに関する一実施例について、
図面を参照しながら説明する。
【0014】(第1図(a))は、インキの凹版への充
填方法の断面図である。(第1図(a))において10
1は凹版である。最初に、導電性インキ102を凹版1
01に滴下し、スクレーパー103で凹版の全面をかき
とり、凹部のみにインキを残す。
【0015】(第1図(b))は、凹版からブランケッ
トへのパターンの転写方法の断面図である。(第1図
(b))において202は離型性の良好なゴム状弾性体
にて表面被覆されたブランケットである。ブランケット
は例えば、シリコーン樹脂・フッソ樹脂・ポリエチレン
樹脂等の中でシリコーン樹脂を主体としたゴム硬度30
〜60度(本発明中の硬度はすべて、JIS K−63
01,5−2,A形による。)の弾性体を5mm程度の
厚みで表面被覆したものでよい。203は前記ブランケ
ット202を凹版101に押しつけたことによりブラン
ケット上に形成されたパターンである。
【0016】(第1図(c))はブランケット上のパタ
ーンの基板への圧着転写方法の断面図である。302
は、ブランケット上のパターンを基板に圧着転写して得
られた所望のパターンである。凹版の凹部中のインキを
ブランケット上に転写する工程における転写圧力と、前
記ブランケット上に転写された導電性厚膜パターンを基
板上に転写印刷する工程における印刷圧力は2〜6kg
/cm2である。
【0017】以上(第1図(a))から(第1図
(c))に示す工程により基板上に所望のパターンを形
成した後に、厚膜組成中に含まれる溶剤分を蒸発除去さ
せる場合には、100〜150℃で10分間乾燥を行
う。続いて焼成、焼結は最高温度部での所用時間が10
分、全焼成時間が60分となるように電気炉をプログラ
ミングする。
【0018】導電性金属粉末が焼成時に酸化される場合
には、非酸化性雰囲気工程で焼成を行い、酸素濃度が1
0ppm以下であり焼成温度は850〜975℃であ
る。また、酸化性雰囲気工程での焼成は、焼成温度は8
50〜975℃である。
【0019】さらに導電性インキは、導電性金属粉末、
ガラスフリット、遷移金属酸化物、および分散剤と、ポ
リiso−ブチルメタクリレート、ポリiso−プロピルメタ
クリレート、ポリメチルメタクリレート、ポリテトラフ
ルオロエチレン、またはポリ−α−メチルスチレンのう
ち少なくとも1種以上から構成される有機バインダを含
むビヒクルから構成される。さらに有機バインダが、ポ
リ−α−メチルスチレンと、ポリiso−ブチルメタクリ
レートの共重合体、好ましくは、ポリ−α−メチルスチ
レン5〜20重量%、ポリiso−ブチルメタクリレート
80〜95重量%の比からなる共重合体、または、ポリ
−α−メチルスチレン、ポリiso−ブチルメタクリレー
トと、ポリメチルメタクリレートの共重合体、好ましく
は、ポリ−α−メチルスチレン5〜20重量%、ポリis
o−ブチルメタクリレート55〜 75重量%、ポリメチ
ルメタクリレート20〜25重量%の比からなる共重合
体、またはポリ−α−メチルスチレンと、ポリiso−プ
ロピルメタクリレートの共重合体、好ましくはポリ−α
−メチルスチレン5〜20重量%、ポリiso−プロピル
メタクリレート80〜95重量%の比からなる共重合
体、または、ポリ−α−メチルスチレン、ポリiso−プ
ロピルメタクリレートと、ポリメチルメタクリレートの
共重合体、好ましくは、ポリ−α−メチルスチレン5〜
20重量%、ポリiso−プロピルメタクリレート55〜
75重量%、ポリメチルメタクリレート20〜25重量
%の比からなる共重合体より構成される。
【0020】前記導電性金属粉末としては、銅、金、ま
たは銀のうち少なくとも1種以上を用いることが好まし
い。
【0021】また、前記インキ中の遷移金属酸化物とし
ては、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化第二クロム、酸化カ
ドミウム、一酸化ニッケルのうち少なくとも1種以上か
ら構成されることが好ましい。前記ビヒクルを構成する
有機溶媒はα−テルピネオール、ブチルカルビトール、
ブチルカルビトールアセテート、2、2、4-トリメチル1-3-
ヒドロキシペンチルイソブチレート、2-ブトキシエタノ
ール、2-エトキシエタノールのうち少なくとも1種以上
から構成されることが好ましい。
【0022】さらに、導電性インキはビヒクルを構成す
る有機溶媒量が3〜13重量%、ガラスフリット量が3
〜4重量%、遷移金属酸化物が0.5〜2.0重量%、
分散剤が0.05〜5.0重量%、導電性金属粉末が7
8〜86重量%の値から構成されることが好ましい。ま
た、導電性金属粉末の平均粒径は0.05〜3.0μm
であることが好ましい。
【0023】以下、一実施例を用いて具体的な説明をす
る。実施例1セラミック3本ロールを用い、下記組成の
ミルベースを6回通して練肉し、銅インキを作成した。
【0024】 ・銅(平均粒径1.0μm) ・・79(重量部) ・ガラスフリット(日本電気硝子株式会社製,GA−9) ・・ 3 ・酸化亜鉛(関東化学株式会社製) ・・ 1 ・i-BMA,α-MeSt樹脂(積水化成品工業株式会社製、IBS−6)・・10 重量平均分子量 4750 ・溶剤(関東化学株式会社製、ブチルカルビトールアセテート) ・・6.6 ・分散剤(ポリオキシエチレンアルキル(またはアルキルアリ ・・0.4 ル)のリン酸エステル) 上記の銅インキを用いて、アルミナ基板上に幅85,6
0,42,34,18μm、高さ4μmのパターンを印
刷した。以下に、印刷方法を示す。凹版は幅100,7
5,50,40,30μm、版の深さ13.5μmのパ
ターンをガラスにエッチングしたものを用い、上記銅イ
ンキを凹版上に滴下し、セラミック製のスクレーパーに
て凹版の全面をかきとり、版の凹部のみに銅インキを残
し、シリコーンゴム(JIS K−6301,5−2,
A形ゴム硬度で35度)で5mmの肉厚で表面被覆され
たブランケットを圧着し回転させて前記ブランケット上
にパターンを転写した。このときの印圧は5kg/cm
2で行った。さらに、前記パターンを形成したブランケ
ットを被転写体に圧着し回転させて被転写体上にパター
ンを転写した。得られたパターンは、直線性が良好で、
スケや欠け等の無い高品質のものであった。
【0025】ブランケットを表面被覆しているシリコー
ンゴムの硬度がタンポ印刷の様に非常に低い場合は(1
0度以下)、ゴム状弾性体の変形量が大きくなり凹版パ
ターンの忠実な再現ができなくなり、あまりに硬いとブ
ランケットとインキとの接触が悪くなり忠実なパターン
の再現が出来なくなった。表面被覆用の弾性体の硬度と
してJISゴム硬度の20度以上、望ましくは30〜6
0度の範囲のゴム硬度が最適であった。また印刷圧力が
低い場合(2Kg/cm2以下)では、ブランケットへ
のインキの転写量が少なくなり、印圧が大きい場合(6
Kg/cm2以上)では、ゴム状弾性体の変形量が大き
くなり凹版パターンの忠実な再現が出来なかった。印刷
圧力としては2〜6kg/cm2の範囲の圧力が最適で
あった。
【0026】実施例2セラミック3本ロールを用いて、
下記組成のミルベースを6回通して練肉し銅インキを作
成した。
【0027】 ・銅(平均粒径2.0μm) ・・79(重量部) ・ガラスフリット(日本電気硝子株式会社製,GA−9) ・・ 3 ・酸化亜鉛(関東化学株式会社製) ・・ 1 ・i-BMA,α-MeSt,MMA樹脂(積水化成品工業株式会社製、 ・・7.5 IBS−3)重量平均分子量 87340 ・溶剤(関東化学株式会社製、ブチルカルビトールアセテート)・・9.1 ・分散剤(ポリオキシエチレンアルキル(またはアル ・・0.4 キルアリル)のリン酸エステル) 実施例1と同じ凹版を用いて、実施例1と同様のグラビ
アオフセット方式により、アルミナ基板上に銅ファイン
パターンを印刷した。印刷されたパターンは、直線性、
膜厚精度共に良好であった。続いて基板上に印刷した銅
厚膜パターンを120℃で10分間乾燥させ、厚膜組成
中に含まれる溶剤分を蒸発除去させた。さらに窒素を用
いて、銅が酸化されないように酸素濃度が10ppm以
下である非酸化性雰囲気中で、有機バインダを完全に焼
失させるために高温保持部の温度を920℃に保った電
気炉で焼成を行った。焼成条件は、最高温度部での所要
時間が10分、全焼成時間が60分となるようにプログ
ラミングを設定した。この結果、印刷適正を持たせるた
めに含まれている有機ポリマ−が温度上昇と共に分解
し、エッジの直線性に優れ、スケ、欠けなどの発生が少
ない銅厚膜パターンを得ることが出来た。また剥離試験
にも耐えることができ、8〜15mΩ/□のシート抵抗
値であった。
【0028】(第2図)には実施例1、および実施例2
で用いた銅インキの有機バインダ量を変化させた場合
の、全インキ量に対する有機バインダの重量百分率と、
銅インキの被転写体への転写量曲線(ブランケットへ転
写したインキ量の、凹版の凹部に充填したインキ量に対
する重量比率)、401および402を現すグラフを示
す。この時、転写量が多い領域は有機バインダ重量百分
率が2〜15重量%の範囲であり、最も転写量が多い領
域は有機バインダ重量百分率が2〜10重量%の範囲で
あった。
【0029】(第3図)には、有機バインダの重量平均
分子量と、銅インキの被転写体への転写量曲線(ブラン
ケットへ転写したインキ量の、凹版の凹部に充填したイ
ンキ量に対する重量比率)301を現すグラフを示す。
この時、転写量が多い領域は有機バインダの重量平均分
子量が1300〜10万の範囲であり、最も転写量が多
い領域は有機バインダの重量平均分子量が1300〜4
万の範囲であった。
【0030】なお、図には導電性金属粉末が銅の場合の
みを示したが、他の導電性金属粉末についても同様の結
果であった。
【0031】実施例3セラミック3本ロールを用い、下
記組成のミルベースを6回通して練肉し、金インキを作
成した。
【0032】 ・金(平均粒径1.0μm) ・・79(重量部) ・ガラスフリット(日本電気硝子株式会社製,GA−9) ・・ 3 ・酸化亜鉛(関東化学株式会社製) ・・ 1 ・i-PMA,α-MeSt樹脂(積水化成品工業株式会社製、B−12) ・・ 9 重量平均分子量 1306 ・溶剤(関東化学株式会社製、ブチルカルビトールアセテート) ・・7.6 ・分散剤(ポリオキシエチレンアルキル(またはアル ・・0.4 キルアリル)のリン酸エステル) 上記の金インキを用いて、実施例1と同じ凹版を用い
て、実施例1と同様のグラビアオフセット方式により、
アルミナ基板上に幅85,60,42,34,18μ
m、高さ4μmのパターンを印刷した。得られたパター
ンは、直線性が良好で、スケや欠け等の無い高品質のも
のであった。さらに、実施例2と同一の非酸化性雰囲
気、焼成条件で金厚膜パターンを得た。剥離試験にも耐
えることができ、11〜21mΩ/□のシート抵抗値で
あった。
【0033】実施例4実施例1と同じ凹版を用いて、実
施例3と同じ金インキで、実施例1と同様のグラビアオ
フセット方式により、アルミナ基板上に金ファインパタ
ーンを印刷した。印刷されたパターンは、直線性、膜厚
精度共に良好であった。続いて基板上に印刷した金厚膜
パターンを120℃で10分間乾燥させ、厚膜組成中に
含まれる溶剤分を蒸発除去させた。さらに空気中で、高
温保持部の温度を850℃に保った電気炉で焼成を行っ
た。焼成条件は、最高温度部での所要時間が10分、全
焼成時間が60分となるようにプログラミングを設定し
た。この結果、印刷適正を持たせるために含まれている
有機ポリマ−が温度上昇と共に分解し、エッジの直線性
に優れ、スケ、欠けなどの発生が少ない金厚膜パターン
を得ることが出来た。また剥離試験にも耐えることがで
き、非酸化性雰囲気中で焼成した場合と同程度の13〜
22mΩ/□のシート抵抗値であった。
【0034】実施例5セラミック3本ロールを用いて、
下記組成のミルベースを6回通して練肉し銀インキを作
成した。
【0035】 ・銀(平均粒径2.0μm) ・・79(重量部) ・ガラスフリット(日本電気硝子株式会社製,GA−9) ・・ 3 ・酸化亜鉛(関東化学株式会社製) ・・ 1 ・i-BMA,α-MeSt,MMA樹脂(積水化成品工業株式会社製、 ・・10 IBM7L−3)重量平均分子量 32060 ・溶剤(関東化学株式会社製、ブチルカルビトールアセテート) ・・6.6 ・分散剤(ポリオキシエチレンアルキル(またはアル ・・0.4 キルアリル)のリン酸エステル) 実施例1と同じ凹版を用いて、実施例1と同様のグラビ
アオフセット方式により、アルミナ基板上に幅85,6
0,42,34,18μm、高さ3μmの銀ファインパ
ターンを印刷した。印刷されたパターンは、直線性、膜
厚精度共に良好であった。続いて基板上に印刷した銀厚
膜パターンを、実施例2と同一の非酸化性雰囲気条件で
焼結を行った。この結果、印刷適正を持たせるために含
まれている有機ポリマ−が温度上昇と共に分解し、エッ
ジの直線性に優れ、スケ、欠けなどの発生が少ない銀厚
膜パターンを得ることが出来た。また剥離試験にも耐え
ることができ、7.5〜14.5mΩ/□のシート抵抗
値であった。
【0036】実施例6 実施例1と同じ凹版を用いて、実施例5と同じ銀インキ
で、実施例1と同様のグラビアオフセット方式により、
アルミナ基板上に銀ファインパターンを印刷した。さら
に、実施例4と同一の条件で乾燥、焼成を行った。
【0037】この結果、印刷適正を持たせるために含ま
れている有機ポリマ−が温度上昇と共に分解し、エッジ
の直線性に優れ、スケ、欠けなどの発生が少ない銀厚膜
パターンを得ることが出来た。また剥離試験にも耐える
ことができ、非酸化性雰囲気中で焼成した場合と同程度
の10〜16mΩ/□のシート抵抗値であった。
【0038】実施例7 セラミック3本ロールを用い、下記組成のミルベースを
6回通して練肉し、銅インキを作成した。
【0039】 ・銅(平均粒径0.05μm) ・・79(重量部) ・ガラスフリット(日本電気硝子株式会社製,GA−9) ・・ 3 ・酸化亜鉛(関東化学株式会社製) ・・ 1 ・i-BMA,α-MeSt樹脂(積水化成品工業株式会社製、IBS−6)・・ 8 重量平均分子量 4750 ・溶剤(関東化学株式会社製、ブチルカルビトールアセテート) ・・8.6 ・分散剤(ポリオキシエチレンアルキル(またはアル ・・0.4 キルアリル)のリン酸エステル) 実施例1と同じ凹版を用いて、実施例1と同様のグラビ
アオフセット方式により、アルミナ基板上に銅ファイン
パターンを印刷した。続いて実施例2と同様の条件によ
り焼成を行った。この結果、エッジの直線性に優れ、ス
ケ、欠けなどの発生が少ない銅厚膜パターンを得ること
が出来た。また剥離試験にも耐えることができ、6〜1
3mΩ/□のシート抵抗値であった。平均粒径の小さい
粉末を使用することによりシート抵抗値が減少する。実
施例7では銅粉末について例を示したが、金、銀粉末、
及び混合物でも問題はない。
【0040】なお、樹脂として実施例1、7においてポ
リiso−ブチルメタクリレート(i-BMA)と、ポリ−α−
メチルスチレン(α-MeSt)の共重合品を用い、実施例
2,5,6においてポリiso−ブチルメタクリレート(i
-BMA)、ポリ−α−メチルスチレン(α-MeSt)と、ポ
リメチルメタクリレート(MMA)の共重合品を用い、実
施例3,4においてポリiso−プロピルメタクリレート
(i-PMA)と、ポリ−α−メチルスチレン(α-MeSt)の
共重合品を用いたが、それぞれ単体で用いても、また共
重合品を混合してもよい。
【0041】さらにポリiso−プロピルメタクリレート
(i-PMA)、ポリテトラフルオロエチレン、ポリiso−プ
ロピルメタクリレート(i-PMA)とポリ−α−メチルス
チレン(α-MeSt)とポリメチルメタクリレート(MMA)
の共重合品を用いることも可能である。もちろん樹脂相
互の相溶性、溶媒中への溶解量を鑑みての上である。し
かし、通常の一般的なアクリル樹脂(例えばポリn-ブチ
ルメタクリレート)では飛散性が悪く使用に耐えなかっ
た。さらに顔料分散を良好にするためグリシジルメタク
リレート等を5%以内で共重合したものも用いることが
可能である。しかし、前記樹脂中には少なくとも5〜2
0重量%のα−メチルスチレンを含むことが必要であ
り、この範囲を越える領域、あるいはアクリル樹脂だけ
では樹脂の飛散性が悪く、形成した導電性厚膜パターン
のシート抵抗値は高かった。また、アクリル樹脂として
ポリメチルメタクリレートを使用する際には、20〜2
5重量%であることが望ましい。この範囲を越える領域
では、インキの印刷性が悪く、樹脂の飛散性も悪くな
る。加えて、前記樹脂の平均分子量が10万以上の分子
量ではインキ粘度が高くなり印刷に不適となり、130
0未満では、焼成時における飛散性が悪化する。つま
り、前記樹脂の平均分子量は10万〜1300が好まし
く、最も好ましい平均分子量は(第3図)で示したよう
に4万〜1300であった。前記樹脂の含有量としては
インキ全体に対して15重量%以上ではインキ粘度が高
くなりなり印刷に不適となり、2重量%未満では逆にイ
ンキ粘度が低くなり印刷に不適であった。つまり前記樹
脂の含有量がインキ全体に対して2〜15重量%が好ま
しく、最も好ましいのは(第2図)で示したように含有
量がインキ全体に対して2〜10重量%であった。
【0042】導電性金属粉末として、実施例1,2,7
では銅を、実施例3,4では金を実施例5,6では銀を
用いたが、これらに限定されるものではなく、銅粉末を
実施例3,5で、金粉末を実施例1,2,5,6,7
で、銀粉末を実施例1,2,3,4,7で用いてもよ
く、また導電性金属粉末を混合して用いることも可能で
ある。
【0043】これらの導電性金属粉末はインキ全体に対
して78〜86重量%であることが好ましい。この範囲
よりも小さい場合には、焼成後の厚膜が緻密でない。こ
の範囲よりも大きい場合にはインキの粘度が大きくなり
印刷に不適である。さらに導電性金属粉末の平均粒径
は、0.05〜3.0μmであることが好ましい。0.
05μmよりも平均粒径が小さい場合には、粒子全体の
表面積が大きくなりインキ中のビヒクル量を増加させな
ければならず、導電性金属の含有率が低下する。3.0
μmよりも大きい場合には、焼成が緻密に行われないた
めにシート抵抗値が大きくなる問題がある。
【0044】ビヒクルを構成する有機溶媒として実施例
1,2,3,4,5,6,7においてはブチルカルビト
ールアセテートを用いたが、これらに限定されるもので
はなく、α−テルピネオール、ブチルカルビトール、2、
2、4-トリメチル1-3-ヒドロキシペンチルイソブチレー
ト、2-ブトキシエタノール、2-エトキシエタノールを、
それぞれ単体あるいは混合して用いてもよく、印刷条
件、乾燥条件にあわせ用いることが可能である。
【0045】また、遷移金属酸化物として実施例1,
2,3,4,5,6,7においては酸化亜鉛を用いた
が、これらに限定されるものではなく、酸化チタン、酸
化第二クロム、酸化カドミウム、一酸化ニッケルを、そ
れぞれ単体あるいは混合して用いてもよく印刷条件、乾
燥条件にあわせ用いることが可能である。前記遷移金属
酸化物の含有量がインキ全体量に対して0.5重量%未
満では、焼成した厚膜の基板への接着強度が低くわずか
な外力を加えただけでも剥離した。好ましい含有量はイ
ンキ全体量に対して0.5〜2.0重量%であり、この
時には剥離試験にも十分耐える結果であった。
【0046】ガラスフリット量としては、インキ全体量
に対して3〜4重量%が好ましい。3重量%未満では、
焼成した厚膜の基板への接着強度が低くわずかな外力を
加えただけでも剥離した。
【0047】さらに、分散剤量がインキ全体量に対して
0.05重量%未満では、インキの分散性が悪いために
保存安定性に欠け、5.0重量%以上では焼成後の厚膜
パターン中に残留する量が多くなりシート抵抗値が高く
なった。つまり前記分散剤の含有量がインキ全体に対し
て0.05〜5.0重量%の値であることが望ましい。
【0048】また、非酸化性雰囲気における焼成におい
て、酸素濃度が10ppm以上の場合には、有機物が飛
散する過程において酸素の影響が大きく、導電性厚膜中
の残留炭素、残留酸素濃度は酸化性雰囲気での焼成と同
水準となった。従って酸素濃度が10ppm以上では、
シート抵抗値が酸化性雰囲気での焼成と同じ値となり、
酸素濃度が10ppm以下の場合のシート抵抗値と比較
して2mΩ/□程度大きくなった。つまり、非酸化性雰
囲気の焼成では酸素濃度が10ppm以下の値であるこ
とが望ましい。さらに、銅インキの焼成は通常非酸化性
雰囲気で行われるので、非酸化性雰囲気で当発明の銀イ
ンキあるいは金インキと、銅インキを共存させることが
出来る。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明は、オフセット印刷
を用いて印刷パターンを形成すること、及び、非酸化性
雰囲気、あるいは酸化性雰囲気で焼成して有機物を飛散
することを特徴としており、従来のスクリーン印刷によ
る方法よりもエッジの直線性に優れ、スケ、欠け等の発
生が少ない微細なパターンの形成を可能とする点、およ
び、導電性金属粉末、ガラスフリット、遷移金属酸化
物、分散剤と、有機バインダを含むビヒクルから構成さ
れる上記印刷法に適した導電性インキの調製を可能とす
る点で有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)インキの凹版への充填方法の断面図であ
る。 (b)凹版からブランケットへのパターンの転写方法の
断面図である。 (c)ブランケット上のパターンの基板への圧着転写方
法の断面図である。
【図2】実施例1、および実施例2における全インキ量
に対する有機バインダ重量百分率と銅インキの被転写体
への転写量曲線を現すグラフである。
【図3】有機バインダの重量平均分子量と銅インキの被
転写体への転写量曲線を現すグラフである。
【符号の説明】
101 凹版 102 導電性インキ 103 スクレーパー 202 ブランケット 203 ブランケット上に形成されたパターン 301 基板 302 基板上に転写されたパターン 401 実施例1の転写量曲線 402 実施例2の転写量曲線 501 転写量曲線
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09D 11/10 H05K 1/09 H01B 1/16

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性金属粉末、ガラスフリット、遷移
    金属酸化物、および分散剤と、ポリ−α−メチルスチレ
    ンとポリiso−ブチルメタクリレートの共重合体、ポリ
    −α−メチルスチレンとポリiso−ブチルメタクリレー
    トとポリメチルメタクリレートの共重合体、ポリ−α−
    メチルスチレンとポリiso−プロピルメタクリレートの
    共重合体、ポリ−α−メチルスチレンとポリiso−プロ
    ピルメタクリレートとポリメチルメタクリレートの共重
    合体のうち少なくとも1種類以上から構成され、かつ重
    量平均分子量が10万〜1300である有機バインダを
    含むビヒクルから構成される導電性インキ。
  2. 【請求項2】 ポリ−α−メチルスチレン5〜20重
    量%、ポリiso−ブチルメタクリレート80〜95重
    量%の比からなる共重合体で構成される請求項1記載の
    導電性インキ。
  3. 【請求項3】 ポリ−α−メチルスチレン5〜20重
    量%、ポリiso−ブチルメタクリレート55〜75重
    量%、ポリメチルメタクリレート20〜25重量%の
    比からなる共重合体で構成される請求項記載の導電性
    インキ。
  4. 【請求項4】 ポリ−α−メチルスチレン5〜20重
    量%、ポリiso−プロピルメタクリレート80〜95
    重量%の比からなる共重合体で構成される請求項記載
    の導電性インキ。
  5. 【請求項5】 ポリ−α−メチルスチレン5〜20重
    量%、ポリiso−プロピルメタクリレート55〜75
    重量%、ポリメチルメタクリレート20〜25重量%
    の比からなる共重合体で構成される請求項記載の導電
    性インキ。
  6. 【請求項6】 ビヒクルを構成する有機溶媒量が3〜1
    3重量%、ガラスフリット量が3〜4重量%、遷移金属
    酸化物が0.5〜2.0重量%、分散剤が0.05〜
    5.0重量%、導電性金属粉末が78〜86重量%から
    構成される請求項1記載の導電性インキ。
  7. 【請求項7】 有機バインダの含有量がインキ全体に対
    して2〜15重量%である請求項1記載の導電性イン
    キ。
  8. 【請求項8】 ビヒクルを構成する有機溶媒量が全粉末
    量に対して重量比で0.04〜0.18である請求項1
    記載の導電性インキ。
  9. 【請求項9】 導電性金属粉末が銅、金、または銀のう
    ち少なくとも1種以上から構成される請求項1記載の導
    電性インキ。
  10. 【請求項10】 導電性金属粉末の平均粒径が0.05
    〜3.0μmである請求項1記載の導電性インキ。
  11. 【請求項11】 ビヒクルを構成する有機溶媒がα−テ
    ルピネオール、ブチルカルビトール、ブチルカルビトー
    ルアセテート、2、2、4-トリメチル1-3-ヒドロキシペンチ
    ルイソブチレート、2-ブトキシエタノール、2-エトキシ
    エタノールのうち少なくとも1種以上から構成される請
    求項1記載の導電性インキ。
  12. 【請求項12】 遷移金属酸化物が酸化亜鉛、酸化チタ
    ン、酸化第二クロム、酸化カドミウム、一酸化ニッケル
    のうち少なくとも1種以上から構成される請求項1記載
    の導電性インキ。
  13. 【請求項13】 請求項1から12のいずれかに記載の
    導電性インキを凹版の凹部に充填する工程、凹版の凹部
    中の導電性インキをシリコーン樹脂を主体とする弾性体
    にて表面被覆したブランケット上に転写する工程、前記
    ブランケット上に転写された導電性厚膜パターンを基板
    上に転写印刷する工程、導電性パターンを焼成して有機
    物を飛散させる工程,導電性パターンを焼結させる工程
    より構成されることを特徴とする導電性厚膜パターンの
    形成方法。
  14. 【請求項14】 シリコーン樹脂を主体とする弾性体の
    硬度が30〜60度であることを特徴とする請求項13
    記載の導電性厚膜パターンの形成方法。
  15. 【請求項15】 凹版の凹部中のインキをシリコーン樹
    脂を主体とする弾性体にて表面被覆したブランケット上
    に転写する工程における転写圧力と、前記ブランケット
    上に転写された導電性厚膜パターンを基板上に転写印刷
    する工程における印刷圧力が2〜6kg/cm2である
    ことを特徴とする請求項13記載の導電性厚膜パターン
    の形成方法。
  16. 【請求項16】 非酸化性雰囲気焼成工程の酸素濃度が
    10ppm以下であることを特徴とする請求項13記載
    の導電性厚膜パターンの形成方法。
  17. 【請求項17】 非酸化性雰囲気焼成工程の高温保持部
    の温度が850〜975℃であることを特徴とする請求
    13記載の導電性厚膜パターンの形成方法。
  18. 【請求項18】 酸化性雰囲気焼成工程の高温保持部の
    温度が800〜925℃であることを特徴とする請求項
    13記載の導電性厚膜パターンの形成方法。
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