JP2941379B2 - 火災警報装置 - Google Patents

火災警報装置

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、火災現象に基づく物理量から複数の検出値
を得、該得られた検出値から火災判断値を得て火災監視
を行うようにした火災警報装置に関するものである。
[従来の技術] 例えば本件出願人により昭和63年10月13日に「火災警
報装置」という名称で出願された特願昭63−255840号に
は、火災現象に基づく物理量を検出値として複数種類検
出し、該検出された複数種類の検出値のパターンを信号
処理構造が総合的に処理することにより、火災確度や危
険度等の火災判断値を得るようにしたものが記載されて
いる。また、同じく本件出願人により昭和63年12月2日
に「火災警報装置」という名称で出願された特願昭63−
304177号には、火災現象に基づく物理量を表わすセンサ
・レベルを検出値として時系列的に複数検出し、時系列
的に検出された該複数のセンサ・レベルのパターンを信
号処理構造が総合的に処理することにより、同じく火災
確度や、危険度等の火災判断値を得るようにしたものが
記載されている。
[発明が解決しようとする問題点] 例示的に示した上記特許出願においては、複数の検出
値から成るパターンが与えられると、各パターンに対す
る火災判断値はあらかじめ決定されているが、もし、各
パターン対火災判断値の関係を現場対応に設定変更可能
にすることができれば好ましい。
[問題点を解決するための手段] 従って、本発明の目的は、上記特許出願の発明等のも
のを一歩進め、各パターン対火災判断値の関係を現場対
応に設定変更可能にすることである。具体的には、現場
への設置後、実際に検出されたデータもしくはセンサ・
レベルのパターンを保存しておき、保存されたデータの
パターンに対する火災確度等の火災判断値を現場の実際
の状況に応じて入力することにより、パターン対火災判
断値の定義を変更可能にすることである。これにより、
その場所特有の火災パターンもしくは非火災パターンが
定義されることとなり、一層精度の高い火災監視が可能
となる。
この目的を達成するため、本発明によれば、少なくと
も1つの火災現象検出手段から出力される複数の検出値
のパターンを信号処理して火災判断値を得、該火災判断
値に基づいて火災監視を行うようにした火災警報装置に
おいて、 前記少なくとも1つの火災現象検出手段から実際に得
られた前記複数の検出値のパターンが入力されたとき
に、該実際に得られた複数の検出値の各々に対応の重付
けを行い、該重付けされた値に基づいて、前記火災判断
値を演算するように構成された信号処理網と、 複数の検出値の特定のパターンを前記信号処理網に与
えたときに演算される火災判断値を、前記特定のパター
ンが与えられたときに得られるべき火災判断値に近似さ
せるように調整されてなる、前記複数の検出値の各々に
対応の重付けを行うための重付け値を記憶する記憶手段
と、 実際に得られた前記複数の検出値のパターンのうち、
所定の条件にあるものを保存可能とすると共に、該保存
された各パターンに対する火災判断値を設定可能とする
現場登録定義手段と、 複数の検出値の前記特定のパターン及び前記現場登録
定義手段に保存された前記パターンを前記信号処理網に
与えたときに演算される火災判断値を、それぞれ、前記
特定のパターンが与えられたときに得られるべき前記火
災判断値及び前記現場登録定義手段に設定された前記火
災判断値に近似させるように前記記憶手段内の前記重付
け値を再調整可能とする調整手段と、 を備えたことを特徴とする火災警報装置が提供される。
[作用] 現場登録定義手段により、実際に得られた前記複数の
検出値のパターンのうち、所定の条件にあるものを保存
可能としている。これにより、誤報や失報等、将来に何
等かの不具合が生じた場合にその原因となるデータが保
存されていることとなり、該データに対して検討を加え
ることが可能となる。また、このように検討が加えられ
た結果に基づいて、該保存された各パターンに対する火
災判断値を設定することが、該現場登録定義手段により
可能とされる。調整手段は、最初に定義されている特定
のパターン及び該特定のパターンに対する火災判断値の
組に加うるに、このようにして保存された検出値のパタ
ーン及び該パターンに対して現場対応に設定された火災
判断値の組をも考慮して、新しい重付け値を再調整して
記憶手段に記憶させることができる。信号処理網は、こ
のようにして再調整された新しい重付け値を用い、入力
された検出値のパターンに対して重付けを行って火災判
断値を得るので、一層精度の高い火災監視が可能であ
る。
[実施例] 以下、本発明の実施例について説明するが、それに先
立って作用について説明する。
本発明は、前述したように、火災情報に関する複数の
センサ・レベルすなわち検出値を総合的に判断すること
を可能ならしめ、そのような総合判断に基づいて火災確
度や危険度、燻焼火災の確度のような火災判断値を少な
くとも1つ以上得るようにした火災警報装置に関するも
のであり、そのような火災警報装置において、上記総合
判断過程における処理を現場対応に修正することを可能
ならしめたことにある。ここに、上記火災情報に関する
上記複数のセンサ・レベルとしては、多種類の火災感知
器から得られる熱や煙、ガス等の複数種類のセンサ・レ
ベルや、同種類の火災感知器から時系列的に得られる時
間的に推移した複数のセンサ・レベルや、火災感知器の
検出に影響を与える周囲温度、室内の人数、湿度等の環
境情報を検出する環境検出器及び該火災感知器の双方か
らの複数のセンサ・レベル等が挙げられる。
第1図は、このような複数のセンサ・レベルに基づい
て火災検出を行うための作用を説明するためのネット構
造もしくは信号処理網を示す図であり、左側の入力層IN
の各々INi(i=1〜I)にはそれぞれ上述したような
複数の(すなわちこの場合I個の)センサ・レベルの組
が入力され、右側の出力層OTの各々OTk(k=1〜K)
からはそれぞれ上述した火災確度や危険度、燻焼火災確
度のようなK個の火災判断値が出力される。第1図にお
いて、真ん中の中間層IMの各々IMj(j=1〜J)は、
各入力層INiからの信号を受けるように信号線で結ば
れ、そして出力層OTkの各々は、中間層IMjの各々からの
信号を受けるように信号線で結ばれて示されている。従
って、入力層−中間層間の信号線の数は(I×J)であ
り、中間層−出力層間の信号線の数は(J×K)であ
る。
(I×J+J×K)本の信号線の各々には、各入力層
に任意の組合わせの信号すなわちセンサ・レベルが与え
られたとき、該組合わせのセンサ・レベルに対応した所
望の値すなわち火災判断値が出力層から出力されるよう
に重付け値もしくは結合度が付与されている。これら重
付け値もしくは結合度は、入力されるセンサ・レベルの
値もしくはその組合わせには無関係に各信号線ごとにあ
らかじめ固定された値である。
今、各入力層に与えられるセンサ・レベルを任意の方
法により0〜1の値に変換して用いるものとし、また、
入力層INiと中間層IMjとの間の重付け値を と表わし、中間層IMjと出力層OTkとの間の重付け値を と表わすものとすると(i=1〜I、j=1〜J、k=
1〜K)、入力層IN1〜INIに、或る組合わせの0〜1に
変換されたセンサ・レベルが与えられたとき、出力層OT
kから出力される火災判断値は、後述するネット構造計
算プログラムにより、以下のように求められる。ここ
に、重付け値 はそれぞれ正、ゼロ、負の値をとるものとし、入力層の
1つINiにおける0〜1に変換された入力値すなわちセ
ンサ・レベルをINiで表わせば、中間層の各々IMjにおけ
る入力の総和NET1(j)は と表わされ、この値NET1(j)を、例えばシグモイド
(sigmoid)関数により0〜1の値に変換し、それをIMj
で表わすこととすると、 となる。同様に出力層OTkに対する入力の総和NET
2(k)は と表わされ、この値NET2(k)を同じくシグモイド関数
により0〜1の値に変換し、それをOTkで表わすことと
すると、 となる。このように、第1図のネット構造における、入
力値IN1〜INIと、出力値OT1〜OTkとの関係は、重付け値
を用いて式1〜式4のように表わされる。ここに、γ
及びγはシグモイド曲線の調整係数である。これら調
整係数によりシグモイド曲線の傾きを調整することがで
き、それにより誤差を減少させるときの収束速度を調整
することが可能である。なお、上式中、入力層、中間
層、出力層の値を0〜1に変換する場合を示したが、必
ずしも0〜1に変換する必要はなく、そのように0〜1
に変換しない場合は、(式2)及び(式4)は不要であ
る。また、中間層の層数は1つで、1つの層にJ個の素
子が有る場合を示したが、中間層の層数を増やして2
層、3層とすることができ、その場合には精度は一層向
上する。
次に、各信号線に付与されている重付け値 の設定方法について説明すると、まず、I個のセンサ・
レベルの決められた複数通りの組合わせごとに正確な火
災判断値を定義した定義テーブルを用意し、その定義テ
ーブルの内容を第1図の信号処理網に覚え込ませること
により行われる。このようにして定義テーブル内のセン
サ・レベルのすべての組合わせについて信号処理網(も
しくはネット構造)に教え込むと、該信号処理網は、定
義テーブルの内容だけではなく、定義テーブルに無いあ
らゆるセンサ・レベルの組合わせパターンについても正
確な火災判断値を出力することができるようになる。
重付け値の設定方法について、さらに続けて詳しく説
明するが、説明を簡単にするため、0〜1に変換された
I個のセンサ・レベルSLV1〜SLVIが入力層INに与えられ
たとき、それらセンサ・レベルに基づいて出力層から出
力される、同じく0〜1に変換された出力値は、ただ1
つの火災判断値(例えば火災確度)OT1だけである場合
の重付け値の設定方法について説明する。その場合のネ
ット構造(もしくは信号処理網)が第1A図に示されてい
る。
まず、第2図に示されるような定義テーブルの基本定
義パターンが用意される。該基本定義パターンは、I個
のセンサ・レベルSLV1〜SLVIの或る組合わせもしくはパ
ターンが与えられたときに、該組合わせに対して、真実
のもしくはかなり精度の高い火災判断値を学習用データ
OTk(T)[本実施例の場合k=1でOT1(T)]として
定義するものであり、第2図ではそのようなセンサ・レ
ベルの組合わせのM通りについて、それぞれの火災判断
値OT1(T)が示されている。センサ・レベル組合わせ
の各々に対して、学習用データもしくは教師信号データ
としての真実のもしくは精度の高い火災判断値を示す。
このような基本定義パターンは、火災感知器の特性やデ
ータの確率論的な信憑性を考慮して設置場所ごとに実験
を行う等して正確に作成することができる。
第2図に示されたような基本定義パターンが用意され
ると、センサ・レベルSLV1〜SLVIのM通りある組合わせ
のうちの、まず、1番の組合わせのセンサ・レベルをそ
れぞれ第1A図に示された入力層IN1〜INIに与えて出力層
OT1から火災判断値OT1を得る。すなわち、1番の組合わ
せのセンサ・レベルSLV1〜SLVIに対して前述の(式1)
〜(式4)に従って演算処理を施し、ただ1つの火災判
断値OT1を(式4)から得る。このようにして得られた
火災判断値OT1を第2図の学習用データとしての火災判
断値OT1(T)と比較し、そのときの誤差Em(m=1〜
M)を下記の式で表わす。
誤差emをM通りのパターンの組合わせ、すなわち第2
図の基本定義パターンのM通りの組合わせすべてについ
て合計した値Eは となる。
最後に、式6における値Eが最小となるように、望ま
しくは0となるように各信号線の重付け値を1本1本調
整する動作がとられ、値Eが最小となったときの各重付
け値が記憶領域に格納される等して設定され、このよう
にして設定された重付け値は以後の火災監視動作で用い
られる。すなわち、実測されて入力層INから与えられた
センサ・レベルの組合わせに対し、設定された重付け値
により前述の(式1)〜(式4)を用いて演算が施さ
れ、火災確度のような火災判断値が決定され得る。
以上に説明してきた作用に加え、本発明によれば、火
災監視動作中、火災判断値が異常側に所定レベルを超え
た等の所定の条件の過去のセンサ・レベルを保存してお
き、保存されている過去のセンサ・レベル並びに発生し
た状況に基づいて分析及び判断を行い、定義テーブルの
内容と実際の環境状態との間の整合性の不一致等に起因
して誤報や失報が発生すると判定されるような場合に
は、現場対応に定義テーブルの追加や変更を行い、該変
更された定義テーブルの内容に基づいて、信号処理網す
なわちネット構造における重付け値を修正もしくは再調
整することができる構成が提供される。
以下、火災感知器を散乱光式の煙感知器とし、入力層
に与えられる火災情報としては、該煙感知器から時系列
的に得られる時間的に推移した複数のセンサ・レベルで
ある、例えば本件出願人になる特願昭63−304177号に記
載されたような火災警報装置に適用した場合を例にとっ
て具体的実施例について説明する。この場合一例とし
て、入力層に与えられる0〜1に変換される煙センサ・
レベルは、煙センサにより検出される煙濃度0〜20%/m
に対応するものとする。
第3図は、各火災感知器で検出された火災現象に基づ
くアナログ物理量のセンサ・レベルを受信機や中継器等
の受信手段に送出し、該受信手段では収集されたセンサ
・レベルに基づいて火災判断を行ういわゆるアナログ式
の火災警報装置に本発明を適用した場合のブロック回路
図である。もちろん、本発明は各火災感知器側で火災判
断を行い、その結果だけを受信手段に送出するオン・オ
フ式の火災警報装置にも適用可能なものである。
第3図において、REは火災受信機、DE1〜DENは、例え
ば一対の電源兼信号線のような伝送ラインLを介して火
災受信機REに接続されるN個のアナログ式の火災感知器
であり、その1つについてのみ内部回路を詳細に示して
いる。
火災受信機REにおいて、 MPU1は、マイクロプロセッサ、 ROM11は、後述する本発明の動作に関係したプログラ
ムを格納したプログラム記憶領域、 ROM12は、火災感知器すべてについて、火災判別基準
等の各種定数テーブルを格納するための各種定数テーブ
ル記憶領域、 ROM13は、各火災感知器のアドレスを格納した端末ア
ドレステーブル記憶領域、 RAM11は、火災感知器すべてについて、第2図で説明
したような定義テーブルを格納するための定義テーブル
記憶領域、 RAM12は、火災感知器すべてについて、信号線の重付
け値を格納するための重付け値の記憶領域、 RAM13は、所定時間分のセンサ・レベルを時系列的に
記憶していくためのセンサ・レベル記憶領域、 RAM14は、記憶領域RAM13内の所定時間分のセンサ・レ
ベルが所定の条件にあるときにそれらセンサ・レベルを
保存するためのセンサ・レベル保存用記憶領域、 RAM15は、作業用領域、 TRX1は、直・並列変換機や並・直列変換器等で構成さ
れる信号送受信部、 DPは、CRT等の表示器、 KYは、後述する学習データ入力用テンキー、 IF11、IF12及びIF13は、インターフェース、 である。
また、火災感知器DE1において、 MPU2は、マイクロプロセッサ、 ROM21は、プログラムの記憶領域、 ROM22は、自己アドレスの記憶領域、 RAM21は、作業用領域、 FSは、火災現象に基づく熱、煙、あるいはガス等の物
理量を検出する火災現象検出手段であり、本実施例では
散乱光式の煙センサ部としている。該煙センサ部FSは、
図示しないが、増幅器、サンプルホールド回路、アナロ
グ・ディジタル変換器等を有している。
TRX2は、TRX1と同様の信号送受信部、 IF21及びIF22は、インターフェース、 である。
第4図及び第5図は、第3図の記憶領域ROM11に格納
されているプログラムによる本発明の動作を説明するた
めのフローチャートである。
第4図において、最初に、第3図に示されるN個の各
火災感知器ごとに、1番の火災感知器から順番にネット
構造作成プログラムが実行される。
n番火災感知器(n=1〜N)におけるネット構造作
成プログラムの動作について説明すると、まず、第2図
で説明した定義テーブルの基本定義パターンのI個のセ
ンサ・レベルのM通りの組合わせと各組合わせに対応す
る火災確度のような火災判断値OT1(T)とが学習デー
タ入力用テンキーKYから教師用入力もしくは学習用入力
として定義テーブル用の記憶領域RAM11に格納される
(ステップ408)。
記憶領域RAM11は、各火災感知器ごとに定義テーブル
を格納することができるように火災感知器個数分の部分
領域に分けられており、各火災感知器の部分領域ごと
に、第2図に示したような定義テーブルが格納される。
さらに、各火災感知器ごとの定義テーブルの部分領域
は、第2図に示すように、最初に重付け値を設定するた
めの基本定義パターンを格納する領域部分と、稼働状態
に入った後に、設置場所ごとの状況に応じて設定変更可
能とするための現場登録定義パターンを格納する領域部
分とを含んでいる。各火災感知器ごとの基本定義パター
ンは、火災感知器ごとに設置環境や、火災感知器自体の
個々の特性が異なっているので、各火災感知器ごとに用
意されるが、もし環境条件や特性条件が同じである場合
には、同じ条件のものについて同一の基本定義パターン
を用いることができるのは勿論である。
n番火災感知器用の基本定義パターンの内容がテンキ
ーKYから定義テーブルの記憶領域RAM11内の当該n番火
災感知器用領域部分に格納されてしまうと(ステップ40
6のY)、第6図にも示されるネット構造の作成プログ
ラム600の実行に移る。
最初に、記憶領域RAM12の当該n番火災感知器用領域
に格納される、第1図で説明した入力層−中間層間の
(I×J)本、並びに中間層−出力層間の(J×K)本
(本実施例ではK=1だからJ本)の合計(I×J+
J)本の信号線の重付け値 が或る値に一定に設定される(ステップ601)。次に、
一定に設定された重付け値に基づいて前述の(式1)〜
(式6)に従って、第2図の定義テーブルのM通りの組
合わせすべてについての実際の出力値OT1と教師出力値O
T1(T)との誤差の二乗の合計値(式6のE)を求めそ
れをE0とする(ステップ602)。
次に、同じ定義テーブルの入力を与えたときに該誤差
の合計値E0が最小となるように、まず、中間層と出力層
との間のJ本の信号線の重付け値を1本1本調整する動
作が取られる(ステップ603のN)。中間層と出力層と
の間のみの重付け値の調整なので、前述の(式1)及び
(式2)までの値には変化は無い。まず最初の1本の信
号線の に変化させて(ステップ604)、(式3)〜(式6)の
同様の計算を行い、(式6)により求められる最終的な
誤差の合計値EをESとする(ステップ605)。そして該E
Sを、重付け値を変える前の誤差の合計値E0と比較する
(ステップ606)。
もしES≦E0ならば(ステップ606のN)、該ESを新た
なE0として設定すると共に(ステップ609)、変更され
た重付け値 を作業用領域RAM15の適当な位置に格納しておく。
また、もしES>E0ならば(ステップ606のY)、重付
け値を変える方向が誤りであるため、元の重付け値 を基準として反対側に重付け値を変え、重付け値 の値を用いて前述と同様に(式3)〜(式6)に基づい
てESを計算し(ステップ607、608)、この計算されたES
の値を新たなE0として設定すると共に(ステップ60
9)、変更された重付け値 を作業用領域RAM15の適当な位置に格納しておく。
ここに、βは|ES−E0|に比例した係数であり、また、
Sは重付け値の変更回数により可変で変更回数が大きく
なるとSは小さな値になる。
ステップ604〜609で、 についての変更調整が終了すると、次に、残りの信号線
の重付け値 についての変更調整がステップ604〜609で同様に順次行
われていく。
このようにして、中間層−出力層間のすべての信号線
の重付け値 が調整されてしまうと(ステップ603のY)、次に、入
力層−中間層間の信号線の重付け値 についてもステップ610〜616で、今度は(式1)〜(式
6)すべてに基づいて同様に誤差を少なくするように調
整が行われていく。
すべての信号線の重付け値が調整されてしまうと(ス
テップ610のY)、このようにして小さくされてきたE0
が所定の値Cと比較され、もし該Cより未だ大きいなら
ば(ステップ617のN)、さらに誤差を少なくするため
にステップ603に戻り、ステップ604〜609での中間層−
出力層間の重付け値の調整からの上述の過程が再び繰り
返される。繰り返し調整を行いE0が所定の値C以下とな
ると(ステップ617のY)、第4図のステップ412に行
き、変更調整された(J+I×J)本の信号線の各重付
け値 記憶領域RAM12内の当該n番火災感知器用領域の対応ア
ドレスにそれぞれ格納される。
以上の動作において、S、α、β、C等の値は各種定
数テーブルの記憶領域ROM12に格納されている。
なお、E0の最終的な誤差は0とはならないので、適当
なところで信号線の重付け値の調整は打ち切られること
となるが、ステップ617に示すように所定の値C以下と
なったときに調整を終了するようにする他に、重付け値
の調整回数を予め定めておいてその回数に達したときに
自動的に打ち切るようにしても良い。
このように、時系列的なI個のセンサ・レベルの入力
情報と、教師信号としての火災確度のような火災判断値
とをM通りのパターンとして定義することにより、入力
情報の組合わせが定義テーブルに無くてもその間をネッ
ト構造は埋めて、最適な出力を答えとして出力する。な
お、出力情報としての火災判断値としては例えば火災確
度として示したが、火災確度の他に、非火災である確
率、見通し距離、歩行速度、消化可能の確率等、種々に
組合わせたものとすることができる。
このような信号線の重付け値の調整が火災警報装置内
のN個のすべての火災感知器について行われてしまい
(ステップ414のY)、再学習の必要性が無いと判定さ
れれば(ステップ416のN)、次に、1番に火災感知器
から順番に火災監視の動作が行われていく。
n番火災感知器DEnに対する火災監視動作について説
明すると、まず、n番火災感知器DEnに対してインター
フェースIF11を介し信号送受信部TRX1から信号線L上に
データ返送命令が送出される(ステップ422)。
n番火災感知器DEnがデータ返送命令を受信すると、
該火災感知器DEnは、プログラム記憶領域ROM21に格納さ
れたプログラムにより、センサ部すなわち火災現象検出
手段FSで検出され内蔵のアナログ・ディジタル変換器に
よりディジタル量に変換されたセンサ・レベル(火災現
象に関する煙、熱、またはガス等の物理量に基づくセン
サ・レベルで、本実施例では散乱光式の煙に基づくセン
サ・レベルとしている)をインターフェースIF21を介し
て読込み、それをインターフェースIF22を介して信号送
受信部TRX2から返送する。
n番火災感知器DEnのセンサ部からの返送が有れば
(ステップ424のY)、返送されたセンサ・レベルはセ
ンサ・レベル記憶領域RAM13に格納される(ステップ42
6)。
第8図に示すように、センサ・レベル記憶領域RAM13
には各火災感知器ごとに複数の(I個分の)センサ・レ
ベルを格納するための領域SLV1〜SLVIが割当てられてお
り、領域SLV1〜SLVIに格納されているセンサ・レベルは
各ポーリングごとに図中1つずつ右にシフトされ、領域
SLVIに格納されていた一番古いセンサ・レベル・データ
は捨てられ、そして空きとなった領域SLV1には当該番号
の火災感知器から返送された新しいセンサ・レベルが格
納される。このようにしてセンサ・レベル記憶領域RAM1
3には、常時、最近のI個分のセンサ・レベルが更新さ
れて格納されていく。例えば、火災受信機REの火災感知
器DE1〜DENに対する1ポーリング周期が5秒で25秒間分
のセンサ・レベルを保存するものとすれば、各火災感知
器ごとに6(=I)回分のポーリングのセンサ・レベル
が常時更新されて格納されることとなる。
n番火災感知器DEnから返送されたセンサ・レベルが
センサ・レベル記憶領域RAM13の当該n番火災感知器用
領域に格納され一番古いデータが捨てられると(ステッ
プ426)、次に、当該n番火災感知器用領域に格納され
ているそれらI個分のセンサ・レベルはそれぞれ0〜1
の値INi(i=1〜I)に変換されてネット構造計算プ
ログラムに入れられ、これにより第7図にも示されてい
る該ネット構造計算プログラム700が実行される。
ネット構造計算プログラム700においては、前述の
(式1)に従ってNET1(j)を計算して(ステップ70
3)、それを(式2)に従ってIMjの値に変換する(ステ
ップ704)。IM1〜IMJまでのすべてのIMjの値が決定され
ると(ステップ705のY)、次に、それらIMjの値を用い
前述の(式3)に従ってNET2(k)を計算し(ステップ
708)、それを式4に従ってOTkの値に変換する(ステッ
プ709)。OTk(本実施例ではk=1)、すなわち火災確
度のような火災判断値OT1の値が決定されると(ステッ
プ710のY)、第5図のフローチャートに戻る。
従って、第5図では、まず、OT1の値がそのまま火災
判断値(例えば火災確度)Fとして表示されると共に
(ステップ427)、該OT1すなわちFの値は各種定数テー
ブル記憶領域ROM12から読出された火災判断値の基準値
Aと比較され(ステップ428)、該基準値Aより小さけ
れば(ステップ428のN)、予警報基準値もしくはプリ
アラーム基準値とも言うべき値Bとも比較される(ステ
ップ430)。
比較の結果、OT1≧Aでもなく(ステップ428のN)、
また、OT1≧Bでもなければ(ステップ430のN)、当該
火災感知器DEnからのセンサ・レベルからは何等異常が
発見されなかったことを意味するので、何等対応動作を
取ることなく次の火災感知器DEn+1のための同様の監視
動作に行く。
もし、A>OT1≧Bならば(ステップ430のY)、重付
け値用記憶領域RAM12に格納されている重付け値の分析
・変更を行う際の資料として後で用いるために、センサ
・レベル用記憶領域RAM13内の当該n番火災感知器DEn
領域に現在格納されている時系列的なI個のセンサ・レ
ベルを、当該火災感知器番号及び符号0と共にセンサ・
レベル保存用記憶領域RAM14に複写する(ステップ43
6)。
また、OT1≧Aならば(ステップ428のY)、まず火災
表示が行われて火災発生を報知し(ステップ444)、そ
の後、センサ・レベル用記憶領域RAM13内の当該n番火
災感知器DEn用領域に現在格納されている時系列的なI
個のセンサ・レベルを、同じく後で重付け値の分析・変
更を行う際の資料として用いるために、当該火災感知器
番号及び符号1と共にセンサ・レベル保存用記憶領域RA
M14に複写する(ステップ446)。
このように、A>OT1≧Bの場合には符号0が付さ
れ、OT1≧Aの場合は符号1が付されて、プリアラーム
以上の火災判断値が示されたときのI個のセンサ・レベ
ルが、後での分析・変更に具されるために記憶領域RAM1
4に保存される。
センサ・レベル保存用記憶領域RAM14のフォーマット
の一例が第9図に示されており、第9図では、n番火災
感知器DEnからの1回目のポーリングによるセンサ・レ
ベルのパターン処理の結果がA>OT1≧B(符号0)で
あったのでそのときのI個分のセンサ・レベル・データ
が格納され、また、2回目及び3回目のポーリングによ
るセンサ・レベルのパターン処理の結果はOT1≧A(符
号1)であったので、それらそれぞれのI個分のセンサ
・レベルが格納された様子を示している。
なお、OT1≧Aのとき(ステップ428のY)、センサ・
レベル保存用記憶領域RAM14に以前にすでにn番火災感
知器のデータが符号1と共に保存されていた場合には
(ステップ440のY及びステップ442のN)、火災表示は
すでに行われているはずなので、再度の火災表示動作は
行われない。
また、A>OT1≧Bであったとき(ステップ430の
Y)、センサ・レベル保存用記憶領域RAM14にすでにn
番火災感知器のデータが符号1と共に保存されていた場
合には(ステップ434のN)、符号1の意味するところ
がすでに火災が発生してしまっていることであるので、
そのときのI個のセンサ・レベルは保存されない。なぜ
ならば、このように火災発生後にOT1がAよりも小さく
なる状況は、ステップ444ですでに行われている火災表
示に基づいて消化活動等の何等かの火災動作が取られて
火災が沈静の方向に向かっている場合に生じるものであ
るので、このような状況下での人為的な消火活動等に基
づく環境状態を表わすセンサ・レベルを保存しても無意
味であるからである。
以上、n番火災感知器に対する火災監視動作を説明し
たが、他の火災感知器についても同様に監視動作が行わ
れて行き、センサ・レベル保存用記憶領域RAM14には、
判断結果がOT1≧Bとなったすべての火災感知器のI個
のセンサ・レベル組合わせのすべてが保存されていく。
このようにして、N個の火災感知器までの火災監視動
作が行われてしまうと(ステップ438のY)、1番の火
災感知器に対する火災監視動作に戻る前に、重付け値の
設定変更が望まれるか否かが判定される(ステップ44
8)。
もし、誤報もしくは失報が多い等の理由により、重付
け値の設定変更が望まれる場合には、操作者もしくはオ
ペレータは操作部KYからその旨の指令を入力している。
従ってステップ448では、そのような指令が入力されて
いるか否かが判定され、入力されていれば(ステップ44
8のY)、1番の火災感知器に対する火災監視動作に行
く前に、以下に説明する学習動作すなわち重付け値の設
定変更動作が行われる。
まず、センサ・レベル保存用の記憶領域RAM14に格納
されているI個ずつのセンサ・レベル組合わせが対応の
火災感知器番号と共にCRT等の表示器DPに表示される
(ステップ450)。操作者もしくはオペレータはその表
示を見て、重付け値設定変更に具されるデータか否かを
判断し、重付け値設定変更に具されるデータと判断した
場合には、そのI個のセンサ・レベルからなる組合わせ
データを、第2図に示されたような定義テーブル用記憶
領域RAM11内の当該火災感知器用領域の現場登録定義パ
ターン部分に転送する(ステップ454)。このようにし
てセンサ・レベル保存用記憶領域RAM14に保存されてい
るデータが、定義テーブル用記憶領域RAM11の対応の番
号の火災感知器領域の現場登録定義パターン部分に転送
されて格納されると(ステップ454)、次に、操作者
は、転送された各センサ・レベルの組合わせごとに、誤
報や失報等の実際の現場状況を考慮して一層確かな火災
判断値、すなわち本実施例の場合火災確度を決定し、決
定された火災確度を、操作者KYから、第2図に示される
現場登録定義パターン部分のOT1(T)の箇所に教師信
号データとして入力する(ステップ456)。その後定義
テーブル用記憶領域RAM11へ転送されてしまったセンサ
・レベル保存用記憶領域RAM14内のデータはクリアされ
る(ステップ458)。
以上の準備が完了すると、新たに現場登録定義パター
ンが登録された各番号の火災感知器ごとに、基本定義パ
ターン並びに該新たに登録された現場登録定義パターン
でもって前述したネット構造作成プログラム600が行わ
れ、その結果の新しい重付け値が、各火災感知器番号ご
とに重付け値用記憶領域RAM12に格納され、以後の火災
監視動作はこれら新しい重付け値でもって行われる。
なお、上記実施例では、時系列的に得られるI個のセ
ンサ・レベルに基づいて火災判断値を得るものを示した
が、火災情報に関する複数のセンサ・レベルとしては、
時系列的に得られるものに限らず、多種類の火災感知器
から得られる熱や煙、ガス等の複数種類のセンサ・レベ
ルとしても良く、さらに、火災感知器の検出に影響を与
える周囲温度、室内の人数、湿度等の環境情報を検出す
る環境検出器及び該火災感知器の双方から得られる複数
のセンサ・レベルとすることもできる。
また、上記実施例では、設置後、定義テーブルの記憶
領域RAM11に人為的に基本定義パターンを入力し、該入
力データに基づいてネット構造作成プログラムにより重
付け値を求めて記憶領域RAM12に格納するようにしたも
のを示したが、基本定義パターンに基づく最初の重付け
値については、設置前に、例えば工場等での生産段階に
おいてネット構造作成プログラムにより求めてEPROM等
のROMに記憶させておき、このROMを火災受信機等に取り
付けて用いるようにすることもできる。
[発明の効果] 以上、本発明によれば、実際に得られた前記複数の検
出値のパターンのうち所定の条件にあるものを保存し、
該保存された各パターンに対する火災判断値を現場対応
に検討して設定するようにすることにより、あらかじめ
定義されているセンサ・レベルの特定のパターン及び火
災判断値の組に加うるに、このようにして保存されたセ
ンサ・レベルのパターン及び火災判断値の組をも考慮し
て、新しい重付け値を再設定できるようにしたので、常
に現場対応に重付け値を修正して用いることができ、一
層精度の高い火災監視を行うことができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第1A図は、本発明の実施例に用いられる信号
処理網を概念的に説明するための図、第2図は、複数の
検出値の特定のパターンに対して定義された火災判断値
の定義テーブルを示す図、第3図は、本発明の実施例に
よる火災警報装置を示すブロック回路図、第4図及び第
5図は、第3図の動作を説明するためのフローチャー
ト、第6図は、第4図及び第5図に示されるネット構造
作成プログラム(重付け値の調整手段)を説明するため
のフローチャート、第7図は、第5図に示されるネット
構造計算プログラムを説明するためのフローチャート、
第8図は、第3図に示されたセンサ・レベル記憶領域RA
M13のフォーマットの一例を示す図、第9図は、同じく
第3図に示されたセンサ・レベル保存用記憶領域RAM14
のフォーマットの一例を示す図、である。 図において、REは火災受信機、ROM11はプログラムの記
憶領域、RAM11は定義テーブルの記憶領域、RAM12は重付
け値の記憶領域、RAM13はセンサ・レベルの記憶領域、R
AM14はセンサ・レベル保存用の記憶領域、RAM15は作業
用領域、KYは学習データ入力用テンキー、DE1〜DENは火
災感知器、FSはセンサ部(火災現象検出手段)、 は重付け値、IN1〜INIはセンサ・レベル、OT1〜OTKは火
災判断値、である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つの火災現象検出手段から出
    力される複数の検出値のパターンを信号処理して火災判
    断値を得、該火災判断値に基づいて火災監視を行うよう
    にした火災警報装置において、 前記少なくとも1つの火災現象検出手段から実際に得ら
    れた前記複数の検出値のパターンが入力されたときに、
    該実際に得られた複数の検出値の各々に対応の重付けを
    行い、該重付けされた値に基づいて、前記火災判断値を
    演算するように構成された信号処理網と、 複数の検出値の特定のパターンを前記信号処理網に与え
    たときに演算される火災判断値を、前記特定のパターン
    が与えられたときに得られるべき火災判断値に近似させ
    るように調整されてなる、前記複数の検出値の各々に対
    応の重付けを行うための重付け値を記憶する記憶手段
    と、 実際に得られた前記複数の検出値のパターンのうち、所
    定の条件にあるものを保存可能とすると共に、該保存さ
    れた各パターンに対する火災判断値を設定可能とする現
    場登録定義手段と、 複数の検出値の前記特定のパターン及び前記現場登録定
    義手段に保存された前記パターンを前記信号処理網に与
    えたときに演算される火災判断値を、それぞれ、前記特
    定のパターンが与えられたときに得られるべき前記火災
    判断値及び前記現場登録定義手段に設定された前記火災
    判断値に近似させるように前記記憶手段内の前記重付け
    値を再調整可能の調整手段と、 を備えたことを特徴とする火災警報装置。
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