JP2941011B2 - 線材供給装置 - Google Patents

線材供給装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、線材を連続して所定量だけ供給する線材供
給装置に関するものである。
従来の技術 従来この種の線材供給装置は、第9図に示すような構
成になっている。すなわち、第9図において、リール1
に捲回された線材2を所定量だけ送り出す供給ローラ3
(手前側の供給ローラは省略されている)と、この供給
ローラ3を所定量だけ回転させるためのパルスモータ4
と、線材の有無を検知するセンサ5とが設けられてい
る。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構成のものでは、線材2が無くな
った状態をセンサ5が検知し、装置が自動停止した後、
その旨を作業者にライト表示やブザー報知などで知らせ
ていた。
このとき、少なくとも供給ローラ3の部分から線材供
給装置の後工程の装置までの間で線材2が送られないま
ま残ってしまう。したがって、作業者は装置の途中に残
った線材2を取り去り、新しいリール1と交換し、線材
2を引き回しをした後供給ローラ3にセットしなければ
ならない。
つまり、1リール消費時間より長い時間の無人運転を
行うことができなくなってしまう。また、仮に1リール
消費時間が無人運転時間より長いとしても、線材2を最
後まで使った後新しいリール1を使うとすると、その線
材2が無くなるタイミナングがうまく作業者のいる時間
帯と一致するとは限らない。
このように、線材2が無くなった状態になってから、
リール1の交換および線材2の引きまわしをしていたの
では、装置の稼働率を上げることに対する障害となって
しまう。
本発明は、上記問題を解決するもので、線材が無くな
ったときに残りの線材を取り去り、新しいリールからの
線材を供給ローラにセットするまでの行程を自動的に行
い、無人運転時間を増大させて、稼働率を向上させるこ
とのできる線材供給装置を提供することを目的とするも
のである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の線材供給装置
は、線材供給時には線材を挟持して送り運動をし、かつ
線材補給時には残り線材を送り終えた後、挟持状態を開
放可能な線材供給部と、複数のリールからの線材をそれ
ぞれ独立に挟持でき、かつ線材供給時には前記線材供給
部への補給線材の受渡しを可能にするように移動する線
材補給部と、同線材供給時に前記線材供給部が送り終え
た残り線材を挟持し、廃棄するため引き抜く残り線材処
理部とを備えたものである。
作用 上記した構成により、線材供給時に線材を挟持して送
り運動をする線材供給部は、線材補給時に挟持状態を開
放し、残り線材処理部は線材供給部内に残っている線材
の先端を挟持して他の場所に引き抜き、複数のリールか
らの線材をそれぞれ独立に挟持できる線材補給部は、線
材供給時には、現在供給されている線材は開放して線材
供給部による送りを許すとともに、線材補給時には、線
材送り方向と直交する方向に移動して別に挟持している
補給線材の線材供給部による挟持を可能にするように動
作して、線材が無くなったときの補給線材の取り替えを
自動的に行い、装置の稼働率の向上を図ることができ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の線材供給装置の一実施例である電子
部品挿入装置の概要構成を示す側面断面図、第2図は同
電子部品挿入装置における線材供給部および線材補給部
の上面図である。
第1図および第2図において、10は線材供給部であ
り、リール11A,11Bから各ローラ12A,12Bを経て案内され
てきた線材13A,13Bを挟持可能な供給ローラ14A,14Bを備
え、第4図に示すように、一方の供給ローラ14Aはベー
ス15に設けられたパルスモータ16の回転軸17Aの先端の
固定され、他方の供給ローラ14Bは回転軸17Aに並設され
た軸17Bの先端に固定され、それぞれの軸17A,17Bはそれ
ぞれに固設されて互に噛合するギア18A,18Bによって連
動連結されている。さらに軸17Bはベース15に設けられ
た回転シリンダ19の軸に直交する方向で軸受部を介して
取り付けられ、回転シリンダ19の回転により供給ローラ
14Bは第4図(a)の一点鎖線で示すように開放され、
線材13Aまたは13Bに対する挟持を解除できるようになっ
ている。
20は線材供給部10を含む位置に設けられた線材補給部
であり、スライドベース21上で、供給ローラ14A,14Bに
よる線材送り方向に沿って互いに平行に配設された各一
対の線材チャック22A,22Bと23A,23Bを備え、かつ一方の
線材チャック22Aと23Aは供給ローラ14A,14Bの前方位置
で、他方の線材チャック22Bと23Bは供給ローラ14A,14B
の後方位置でそれぞれ相対応した位置に設けられてい
る。また、スライドベース21は、一端に形成されたラッ
ク24がベース15に設けられたパルスモータ25により駆動
されるピニオン26に噛合することにより、パルスモータ
25の回転により供給ローラ14A,14Bによる線材送り方向
と直交する方向に移動可能である。さらに線材補給部20
は供給ローラ14A,14Bによる線材送り経路の上方位置で
かつ一対の線材チャック22A,22Bまたは23A,23Bに対応で
きる位置でベース15に設けられたシリンダ27A,27Bを備
え、第5図に示すように、シリンダ27A,27Bはロッド先
端に取り付けられたくさび体28A,28Bが下降して線材チ
ャック22A,22Bまたは23A,23Bに係合したときに線材チャ
ック22A,22Bまたは23A,23Bによる線材挟持動作は解除さ
れる。第5図(a)は線材チャック22A,22Bまたは23A,2
3Bが線材を挟持している状態を示し、第5図(b)はく
さび体28A,28Bが線材チャック22A,22Bまたは23A,23Bに
係合して線材を開放している状態を示す。29はリール11
A,11Bからローラ12A,12Bに至る間の線材13A,13Bの有無
を検出するセンサで、センサ20が線材13A,13Bの無くな
ったことを検出すると、線材補給動作が開始される。
30は線材供給部10、線材補給部20に隣接して設けられ
た切断挿入部であり、線材13A,13Bを切断するカッタ31
と切断された線材を所定の形状に成形し、基板32に挿入
する挿入ユニット33を備えている。
40は切断挿入部30に隣接して設けられた残り線材処理
部であり、ベース41に設けられたシリンダ42のロッド先
端に取り付けられて、線材送り方向に移動可能なプレー
ト43を備え、このプレート43には、第5図と同じような
構造の線材チャック44が設けられ、さらに同様のくさび
体を有して線材チャック44による線材挟持を解除できる
シリンダ45が設けられている。また、プレート43を移動
させるシリンダ42は線材送り方向に第7図に示す距離l
より大きいストロークを持つように構成されている。
このように構成された電子部品挿入装置について以下
にその動作を説明する。
まず、装置各部の原点状態について説明する。線材供
給部10および線材補給部20では、スライドベース21上の
2組の線材チャック22A,22Bおよび23A,23Bのうち、線材
送り方向に対して左側(第2図において上側)の一対の
線材チャック22A,22Bの中心線が供給ローラ22A,22Bによ
る線材13Aの送りの中心線と一致する位置にあり、シリ
ンダ27A,27Bは下降していて、線材チャック22A,22Bは開
放状態となっている。リール11Aより供給される線材13A
はローラ12A、開放した線材チャック22A、線材13Aを挟
持する状態にある供給ローラ14A,14B、開放した線材チ
ャック22Bを経て、その先端は、第1図に示すように、
切断挿入部30のカッタ31の位置にある。もう1組の一対
の線材チャック23A,23Bはリール11Bよりローラ12Bを経
て供給される線材13Bを挟持しており、この線材13Bは線
材チャック23A,23B間ではたるみのないように挟持さ
れ、第2図に示すように、その先端は線材チャック23B
の直後で切断され、線材補給待機状態となっている。
残り線材処理部40ではシリンダ42は伸びた状態で、プ
レート43は切断挿入部30に最も近づいた位置にあり、か
つシリンダ45は下降して線材チャック44は開放状態とな
っている。
次に、線材13Aの供給動作について説明する。パルス
モータ16により供給ローラ14A,14Bが回転し、線材13Aは
所定量だけ切断挿入部30へ送られる。次に、カッタ31に
より線材13Aは切断され、挿入ユニット33により所定の
形状に成形された後、基板32に挿入される(切断挿入部
30の動作の詳細は省略する)。この動作をくり返すこと
により、線材13Aを連続して基板32に挿入することがで
きる。
次に、線材の補給動作を説明する。第6図において、
リール11Aが空になって線材13Aが無くなったことをセン
サ29が検知すると、その直後の挿入は行なわないように
切断挿入部30は動作一時停止する。この状態において残
り線材46の先端はカッタ31の位置にある。次に、パルス
モータ16が所定時間(残り線材46の終端が供給ローラ14
A,14Bを通過し、供給ローラ14A,14Bから外れてしまうま
で)回転し、第7図に示すように、停止する。その結
果、先ほどカッタ31の位置にあった残り線材46の先端は
切断挿入部30を通り抜けて残り線材処理部40まで送られ
る。このとき、残り線材46は線材チャック44の爪の間に
位置しており、次にシリンダ45が上昇することにより挟
持される。さらに線材チャック44が残り線材46を挟持し
たままシリンダ42によりプレート43を介して線材送り方
向に移動する。シリンダ42は第7図に示すlより大きな
ストロークを有するために、第8図に示すように、残り
線材46の終端まで完全に残り線材処理部40に移動し、次
にシリンダ45が下降することにより線材チャック44が開
放状態となり、残り線材46はトレイ47上に落ちる。その
後シリンダ42は切断挿入部30の方へ移動し、第1図の状
態に戻る。
次に、新しい線材13Bの補給については、まず、回転
シリンダ19が回転することにより、供給ローラ14Bは第
4図(a)の一点鎖線で示すように移動して開放状態と
なる。またシリンダ27A,27Bは上昇して新しい線材13Bを
挟持した線材チャック23A,23Bが移動してくるのを待機
する。次にパルスモータ25の回転により、スライドベー
ス21が第3図に示すように線材送り方向に直交するB方
向に移動し、垂下されたままの供給ローラ14Aのローラ
面に線材13Bが当接したところで移動を完了する。そし
て、回転シリンダ19により供給ローラ14Bが第4図
(a)の一点鎖線で示す位置から実線で示す位置まで移
動することにより再び閉じた状態になり、新しいリール
11Bからの線材13Bが供給ローラ14A,14Bにより挟持され
る。さらに、シリンダ27A,27Bが下降して線材チャック2
3A,23Bを開放状態にすることにより線材13Bは送り可能
となる。最後に、供給ローラ14A,14Bにより線材13Bの先
端が線材チャック23Bの位置からカッタ31の位置へ移動
するまで線材13Bを送ることにより、補給動作は完了
し、第1図と同じ状態となる。
その後、一時停止させておいた切断挿入部30の動作を
復活させることにより、引き続き、切断挿入動作を続け
ることができる。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、線材が無くなったと
きに、自動的に残りの線材を取り去り、新しいリールか
らの線材を供給ローラにセットするまでの動作を行うた
めに、無人運転時間を増大させることができ、装置の稼
働率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の線材供給装置の一実施例である電子部
品挿入装置の概要構成を示す側面断面図、第2図は同電
子部品挿入装置の供給部および補給部を示す上面図、第
3図は同補給部の動作状態を示す上面図、第4図(a)
(b)は同電子部品挿入装置の供給部を示す正面図およ
び側面図、第5図(a)(b)は同補給部の線材チャッ
クの詳細構成および動作を示す正面図、第6図〜第8図
は残り線材処理時の動作を示す側面断面図、第9図は従
来の線材供給装置の側面断面図である。 10……線材供給部、11A,11B……リール、13A,13B……線
材、14A,14B……供給ローラ、15……ベース、16……パ
ルスモータ、19……回転シリンダ、20……線材補給部、
21……スライドベース、22A,22B,23A,23B……線材チャ
ック、25……パルスモータ、27A,27B……シリンダ、29
……センサ、30……切断挿入部、31……カッタ、40……
残り線材処理部、41……ベース、42……シリンダ、43…
…プレート、44……線材チャック、45……シリンダ、46
……残り線材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線材供給時には線材を挟持して送り運動を
    し、かつ線材補給時には残り線材を送り終えた後、挟持
    状態を開放可能な線材供給部と、複数のリールからの線
    材をそれぞれ独立に挟持でき、かつ線材供給時には前記
    線材供給部への補給線材の受渡しを可能にするように移
    動する線材補給部と、同線材供給時に前記線材供給部が
    送り終えた残り線材を挟持し、廃棄するため引き抜く残
    り線材処理部とを備えた線材供給装置。
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