JP2940298B2 - 秘密通信方式 - Google Patents

秘密通信方式

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JP2940298B2
JP2940298B2 JP4111586A JP11158692A JP2940298B2 JP 2940298 B2 JP2940298 B2 JP 2940298B2 JP 4111586 A JP4111586 A JP 4111586A JP 11158692 A JP11158692 A JP 11158692A JP 2940298 B2 JP2940298 B2 JP 2940298B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクランブル・デスク
ランブルシステムに関し、特に、弱電界対策用スクラン
ブル・デスクランブルシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来例は、図2に示すように、送り側の
スクランブル装置100(以下、エンコーダという)、
受け側のデスクランブル装置200(以下、デコーダと
いう)で構成される。エンコーダは個別情報cを暗号化
する暗号化回路1と、番組情報bを暗号化する暗号化回
路2と、通信信号aをスクランブルするスクランブル回
路3と、スクランブル鍵ks を発生する鍵発生回路6
と、スクランブルタイミング信号を発生するタイミング
信号発生回路4と、スクランブルされた通信信号aを1
2GHz帯の信号に変調するSHF変調器7とを有
る。ここで、鍵発生回路6により得られたスクランブル
鍵k S はスクランブル回路3の他に個別情報の一部とし
て暗号化回路2にも入力されている。デコーダは、12
GHz帯の信号を通信信号aに復調するSHF受信器8
と、暗号化された個別情報cを復号する復号化回路10
と、暗号化された番組情報bを復号する復号化回路11
と、番組情報bと個別情報cとの内容を照合する照合回
路12と、スクランブルされた通信信号aを復号するデ
スクランブル回路14と、デスクランブル動作をオンオ
フするデスクランブル動作制御回路13とを有する。エ
ンコーダでは、デコーダと共通に持っているマスタ鍵k
m でワーク鍵kW を含む個別情報cを暗号化回路1で暗
号化し、暗号化回路2はワーク鍵kW でスクランブル鍵
s を含む番組情報bを暗号化し、スクランブル回路3
はスクランブル鍵ks で通信信号aのスクランブルを行
う。スクランブル鍵ks はタイミング信号発生回路4で
発生するタイミング信号に従って短時間で更新される。
暗号化された個別情報cおよび番組情報bはスクランブ
ル回路3でスクランブルされた通信信号aに多重され、
SHF変調器7で12GHz帯の信号に変調される。デ
コーダでは、送られて来た12GHz帯の信号をSHF
受信器8で復調し、通信信号aに多重され暗号化されて
いる個別情報cおよび番組情報bを取り出す。暗号化さ
れた個別情報cは復号化回路10でエンコーダと共通に
持っているマスタ鍵km を用いて復号化され、暗号化さ
れた番組情報bは復号化回路11で個別情報に含まれる
ワーク鍵kW を用いて復号化される。復号化された個別
情報cおよび番組情報bは照合回路12でその内容が照
合され、送られて来ている。通信信号aが視聴可能と判
断されると、デスクランブル制御回路13をオンにし、
デスクランブル回路14で番組情報bに含まれるスクラ
ンブル鍵ks を用いて暗号化された通信信号aをデスク
ランブルする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】SHF変調された通信
信号が伝送路中降雨等の影響を受けてC/Nが劣化し、
多重されている番組情報にエラーが発生した場合にスク
ランブル鍵ks が正しく復号できなくなることがあり、
そのときにデスクランブル動作が止まってしまう欠点が
あった。
【0004】本発明は、このような欠点を除去するもの
で、C/Nが劣化したときでもデスクランブルを継続で
きる手段をもつ秘密通信方式を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、与えられたタ
イミング信号に応じて短時間に更新されるスクランブル
鍵を発生するスクランブル鍵発生手段、およびこのスク
ランブル鍵を初期値として発生する疑似ランダム雑音信
号を用いてデータ信号をスクランブルするスクランブル
手段を含むスクランブル装置と、このスクランブル装置
からのスクランブルされたデータ信号とともに到来する
スクランブル鍵を抽出する抽出手段、およびこの抽出手
段で抽出されたスクランブル鍵を初期値として発生する
疑似ランダム雑音信号を用いて上記スクランブル装置で
スクランブルされたデータ信号をデスクランブルするデ
スクランブル手段を含むデスクランブル装置とを備えた
秘密通信方式において、上記デスクランブル装置は、自
装置に到来する信号の伝送誤り率が所定値を超えたこと
を検出するとエラー信号を発生する検出手段を備え、こ
の検出手段が発生したエラー信号を上記スクランブル装
置に帰還する別回線の端末を備え、上記スクランブル装
置は、この別回線の端末を経由して到来するエラー信号
に応じて上記スクランブル鍵発生手段へのタイミング信
号の供給を阻止し、スクランブル鍵の更新を停止する制
御回路を備えたことを特徴とする。
【0006】ここで、上記制御回路は、上記別回線の端
末を経由して到来するエラー信号が絶えたときに上記ス
クランブル鍵発生手段へのタイミング信号の供給を回復
する手段を備えても良い。
【0007】
【作用】C/Nが劣化してデスクランブル装置に到来す
る伝送信号にエラーが出始めたときに、エラー発生を知
らせる信号を電話回線を通じてスクランブル装置にフィ
ードバックし、スクランブル鍵の更新をストップさせ、
このストップ時点で固定されたスクランブル鍵でスクラ
ンブルおよびデスクランブルを行う。これによりスクラ
ンブル鍵が正しく復号できずデスクランブルが不能にな
るのを防ぐことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。この実施例は、図1に示すように、与えられた
タイミング信号に応じて短時間に更新されるスクランブ
ル鍵ks を発生するスクランブル鍵発生手段であるタイ
ミング信号発生回路4および鍵発生回路6、およびこの
スクランブル鍵ks を初期値として発生する疑似ランダ
ム雑音信号を用いて通信信号をスクランブルするスクラ
ンブル回路3を含むスクランブル装置100と、このス
クランブル装置100からのスクランブルされた通信信
号とともに到来するスクランブル鍵ks を抽出する抽出
手段であるSHF受信器8、復号化回路10および復号
化回路11、およびこの抽出手段で抽出されたスクラン
ブル鍵ks を初期値として発生する疑似ランダム雑音信
号を用いてスクランブル装置100でスクランブルされ
た通信信号をデスクランブルするデスクランブル回路1
4を含むデスクランブル装置200とを備え、さらに、
本発明の特徴とする手段として、デスクランブル装置2
00は、自装置に到来する信号の伝送誤り率が所定値を
超えたことを検出するとエラー信号を発生する検出手段
であるエラー検出回路9を備え、この検出手段が発生し
たエラー信号をスクランブル装置100に帰還する電話
回線端末15および16を備え、スクランブル装置10
0は、この電話回線端末15および16を経由して到来
するエラー信号に応じて上記スクランブル鍵発生手段へ
のタイミング信号の供給を阻止し、スクランブル鍵の更
新を停止し、電話回線端末15および16を経由して到
来するエラー信号が絶えたときに上記スクランブル鍵発
生手段へのタイミング信号の供給を回復する制御回路で
あるタイミング信号入切回路5を備える。ここで、鍵発
生回路6により得られたスクランブル鍵k S はスクラン
ブル回路3の他に個別情報の一部として暗号化回路2に
も入力されている。
【0009】次に、この実施例の動作を説明する。エン
コーダ側では、各デコーダと共通でもっているマスタ鍵
m によってそのデコーダの契約内容やワーク鍵kW
含まれている個別情報cを暗号化回路1で暗号化し、ワ
ーク鍵kW でその番組の分類やスクランブル鍵ks が含
まれている番組情報bを暗号化回路2で暗号化する。ス
クランブル鍵ks はタイミング信号発生回路4から得ら
れるスクランブルタイミング信号によって短時間で更新
され、通信信号aはスクランブル鍵ks を初期値として
発生する擬似ランダム雑音信号PNによりスクランブル
回路3でスクランブルされ、暗号化した個別情報cおよ
び番組情報bを多重化し、SHF変調器7で12GHz
帯に変調される。デコーダ側では12GHz帯に変調さ
れている通信信号aをSHF受信器8でベースバンドに
復調し、多重化されているデジタル信号を取り出しエラ
ー検出器9でフレーム同期のエラー検出を行い暗号化さ
れている個別情報cおよび番組情報bを取り出す。復号
化回路10でエンコーダと共通に持っているマスタ鍵k
m を使って個別情報cを復号し、復号化回路11で個別
情報cに含まれているワーク鍵kW を使って番組情報b
を復号する。復号された個別情報cおよび番組情報bは
照合回路12でその内容が照合され、送られてきている
通信信号aが視聴可能と判断されると、デスクランブル
制御回路13をオンにし番組情報bに含まれるスクラン
ブル鍵ks をデスクランブル回路14に送る。通信信号
aはスクランブル時とは逆にスクランブル鍵ks を初期
値として発生する擬似ランダム雑音信号PNによりデス
クランブル回路14でデスクランブルされる。ここで、
12GHz帯の変調波が伝送路伝搬中に降雨などによる
影響を受けてC/Nが劣化すると、デコーダ側でフレー
ム同期エラー検出回路9内でのエラー発生回数が多くな
り、それが所定レベル以上になるとエラー信号が出力さ
れ、電話回線端末15および16を通りエンコーダに送
られる。エラー信号はエンコーダ内のタイミング信号入
切回路5に入力され、スクランブルタイミング信号の出
力を阻止してスクランブル鍵ks の更新をストップさ
せ、C/Nが回復するまで最後に受け渡しを行ったスク
ランブル鍵ks を初期値として発生している擬似ランダ
ム雑音信号でスクランブルおよびデスクランブル動作を
行う。
【0010】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、降雨等
によるC/N劣化で通信信号に多重されている番組情報
にエラーが発生し、スクランブル鍵ks が正しく復号で
きずデスクランブルができなくなる場合に、スクランブ
ル鍵の受け渡しを一時中断するので、C/N劣化に強い
システムを実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成を示すブロック構成図。
【図2】従来例の構成を示すブロック構成図。
【符号の説明】
1 暗号化回路 2 暗号化回路 3 スクランブル回路(SC回路) 4 タイミング信号発生回路 5 タイミング信号入切回路 6 鍵発生回路 7 SHF変調器 8 SHF受信器 9 エラー検出回路 10 復号化回路 11 復号化回路 12 照合回路 13 デスクランブル制御回路(DSC制御回路) 14 デスクランブル回路(DSC回路) 15 電話回線端末 16 電話回線端末 100 スクランブル装置 200 デスクランブル装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 与えられたタイミング信号に応じて短時
    間に更新されるスクランブル鍵を発生するスクランブル
    鍵発生手段、およびこのスクランブル鍵を初期値として
    発生する疑似ランダム雑音信号を用いてデータ信号をス
    クランブルするスクランブル手段を含むスクランブル装
    置と、このスクランブル装置からのスクランブルされた
    データ信号とともに到来するスクランブル鍵を抽出する
    抽出手段、およびこの抽出手段で抽出されたスクランブ
    ル鍵を初期値として発生する疑似ランダム雑音信号を用
    いて上記スクランブル装置でスクランブルされたデータ
    信号をデスクランブルするデスクランブル手段を含むデ
    スクランブル装置とを備えた秘密通信方式において、 上記デスクランブル装置は、自装置に到来する信号の伝
    送誤り率が所定値を超えたことを検出するとエラー信号
    を発生する検出手段を備え、 この検出手段が発生したエラー信号を上記スクランブル
    装置に帰還する別回線の端末を備え、 上記スクランブル装置は、この別回線の端末を経由して
    到来するエラー信号に応じて上記スクランブル鍵発生手
    段へのタイミング信号の供給を阻止し、スクランブル鍵
    の更新を停止する制御回路を備えたことを特徴とする秘
    密通信方式。
  2. 【請求項2】 上記制御回路は、上記別回線の端末を経
    由して到来するエラー信号が絶えたときに上記スクラン
    ブル鍵発生手段へのタイミング信号の供給を回復する手
    段を備えた請求項1記載の秘密通信方式。
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