JPH0946672A - デスクランブル装置および方法 - Google Patents

デスクランブル装置および方法

Info

Publication number
JPH0946672A
JPH0946672A JP7191449A JP19144995A JPH0946672A JP H0946672 A JPH0946672 A JP H0946672A JP 7191449 A JP7191449 A JP 7191449A JP 19144995 A JP19144995 A JP 19144995A JP H0946672 A JPH0946672 A JP H0946672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
key
program
decoder
scramble key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7191449A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3682785B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Yoshida
洋之 吉田
Makoto Shiroma
真 城間
Masami Yamashita
雅美 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP19144995A priority Critical patent/JP3682785B2/ja
Publication of JPH0946672A publication Critical patent/JPH0946672A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3682785B2 publication Critical patent/JP3682785B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクランブル鍵が盗用されるのを抑制する。 【解決手段】 デコーダ31に対して装着されるICカ
ードなどよりなるセキュリティモジュール32に、暗号
器54を設ける。この暗号器54により、スクランブル
鍵を暗号化してデコーダ31に出力する。デコーダ31
においては、復号器42で、この暗号化されたスクラン
ブル鍵を復号化し、デスクランブラ41に供給する。デ
スクランブラ41は、復号器42より供給されたスクラ
ンブル鍵を用いて、スクランブルされているデータをデ
スクランブルする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デスクランブル装
置および方法に関し、特にスクランブル鍵が不用意に解
読され、不正に利用されるのを抑制するようにしたデス
クランブル装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】有料放送においては、スクランブル放送
と呼ばれる放送方式が用いられることが多い。このスク
ランブル放送は、放送局側において、元の信号を所定の
方法で意図的に乱す(スクランブルする)ことにより、
放送局と契約していない者が放送を受信しても、正常な
画像、音声、およびデータなどを利用することができな
いようにするものである。
【0003】すなわち、放送局と契約した者のデコーダ
に対しては、このスクランブルを解除する鍵信号を与
え、この鍵信号によりデコーダがスクランブルされてい
るデータを元の形にデスクランブルすることで、正常な
画像、音声、およびデータなどを得ることができるよう
にしている。
【0004】有料放送を視聴する契約のうち、チャンネ
ル単位で契約する場合をフラット、視聴した番組に応じ
て課金される場合をペイパービューという。ペイパービ
ューのうち、視聴者が急に所定の番組を見たくなった場
合、所定の操作を行うだけでそれを見ることができる、
事前連絡が不要のものを特にインパルスペイパービュー
といい、事前連絡が必要なものを、コールアヘッドペイ
パービューという。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、スクラン
ブル放送をデスクランブルするには、鍵信号が必要とな
るが、従来のスクランブル装置においては、この鍵が不
正に取得され、視聴契約をしていない者が、スクランブ
ル放送を不正に視聴するおそれがあった。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、視聴契約をしていない番組が、不正に視聴
されることを抑制するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のデスク
ランブル装置は、抽出手段は、スクランブル鍵を暗号化
してスクランブル手段に供給する暗号化手段を備え、デ
スクランブル手段は、暗号化手段により暗号化されたス
クランブル鍵を、復号化する復号化手段を備えることを
特徴とする。
【0008】請求項2に記載のデスクランブル方法は、
抽出手段において、スクランブル鍵を暗号化してスクラ
ンブル手段に供給し、デスクランブル手段において、暗
号化されたスクランブル鍵を、復号化することを特徴と
する。
【0009】請求項1に記載のデスクランブル装置にお
いては、抽出手段が、スクランブル鍵を暗号化してスク
ランブル手段に供給する暗号化手段を備え、デスクラン
ブル手段が、暗号化手段により暗号化されたスクランブ
ル鍵を、復号化する復号化手段を備える。
【0010】請求項2に記載のデスクランブル方法にお
いては、抽出手段において、スクランブル鍵を暗号化し
てスクランブル手段に供給し、デスクランブル手段にお
いて、暗号化されたスクランブル鍵を、復号化する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を応用した有料放
送システムの一実施例の構成を示すブロック図である。
送信側システム21のエンコーダ1(1A乃至1E)
は、5チャンネル分の映像信号や音声信号をディジタル
化し、圧縮するようになされている。多重化器2は、複
数(5チャンネル分)のエンコーダ1の出力や複数の関
連情報をパケット化し、時分割多重する。ここで関連情
報とは、番組に関する情報とデスクランブルのためのス
クランブル鍵を含む「共通情報(番組情報)」、加入者
(視聴者)毎の契約情報(例えばフラットやペイパービ
ューなどの契約形態など)および共通情報の暗号を解く
ための契約鍵を含む「個別情報」などからなるものとす
る。
【0012】スクランブラ3は、関連情報送出装置4か
らのスクランブル鍵により、多重化器2の出力信号の所
定のものに対して選択的にスクランブルを施すようにな
されている。
【0013】スクランブル制御システム6は、関連情報
送出装置4に契約鍵(ワーク鍵)を供給するとともに、
受信端末22に固有の個別鍵(スクランブル制御システ
ム6に記憶されている)により契約鍵を暗号化し、個別
情報の一部として多重化器2に供給するようになされて
いる。
【0014】関連情報送出装置4は、スクランブラ3に
スクランブル鍵を供給するとともに、スクランブル制御
システム6から供給された契約鍵により、スクランブル
鍵を暗号化し、共通情報(番組情報)の一部として多重
化器2に供給するようになされている。
【0015】番組制御システム5は、所定の制御信号を
発生し、番組に応じてエンコーダ1を制御する。すなわ
ち、デジタル化や圧縮の方法を制御する。また、いま、
エンコーダ1においてエンコードされている番組の番組
IDや対応するチャンネルのチャンネルID(serv
ice−id)等を発生し、関連情報送出装置4に供給
する。視聴情報収集処理システム7は、多数の受信端末
22から電話回線24を介してアップロードされる視聴
情報(例えば視聴した番組ID、対応するチャンネルI
D、および視聴した時間など)や、視聴者からの契約要
求を処理し、契約情報としてスクランブル制御システム
6に供給するようになされている。
【0016】一方、受信端末22のデコーダ31(デス
クランブル手段)は、内蔵するデスクランブラ41(図
4)により、セキュリティモジュール32(抽出手段)
から供給されたスクランブル鍵により、スクランブルさ
れた信号を元の信号にデスクランブルするようになされ
ている。また、番組に付加された個別情報や番組情報を
抽出し、出力するようになされている。
【0017】セキュリティモジュール32は、デコーダ
31に対して着脱自在に装着される例えばICカード等
により構成され、内蔵するEEPROM53(図4)
に、受信端末22に固有の個別鍵を記憶しており、デコ
ーダ31よりスクランブルされていない個別情報が供給
されたとき、この個別鍵を用いて個別情報を復号し、契
約鍵と契約情報をそれぞれ取り出し、記憶する。また、
デコーダ31を介して供給された番組に付随する共通情
報を取り込み、契約鍵により共通情報を復号し、スクラ
ンブル鍵を取り出し、暗号化した後、デコーダ31に供
給するようになされている。
【0018】次にその動作について説明する。まず、送
信側システム21より受信端末22に個別情報が送信さ
れる場合の動作について説明する。この個別情報は、図
2に示すように、契約鍵に対応する契約鍵番号、契約
鍵、契約したチャンネルに対応するチャンネルID(s
ervice−id)、および契約タイプなどを含んで
いる。また、個別情報は、送信先の受信端末22のID
番号(Card ID)も含んでいる。
【0019】契約鍵は、例えば、8ビットの契約鍵番号
とともに送信され、複数の契約鍵を使い分けることがで
きるようになっている。契約したチャンネルIDを、例
えば16ビットのService_idで表すものとす
る。契約タイプは、フラット、ペイパービュー、特別契
約を識別することができるもので、例えば4ビットとす
る。
【0020】この個別情報は、スクランブル制御システ
ム6において、この個別情報が送信されるべき送信先の
受信端末22に固有の個別鍵を用いて暗号化される。ス
クランブル制御システム6は、全ての受信端末22につ
いて、受信端末22に固有の個別鍵を受信端末22のI
D番号(Card ID)に対応させて記憶しており、
送信先の受信端末22のID番号からその個別鍵を検索
することができるようになっている。従って、送信先の
受信端末22のID番号に対応する個別鍵を検索し、そ
れに基づいて、個別情報が暗号化されることになる。暗
号化された個別情報は多重化器2に供給される。
【0021】多重化器2においては、エンコーダ1より
供給された所定の番組に対応するディジタル化され、圧
縮された映像信号や音声信号と、スクランブル制御シス
テム6より供給された個別情報がパケット化され、時分
割多重された後、スクランブラ3に供給される。スクラ
ンブラ3に供給されたディジタル信号は、関連情報送出
装置4より供給されたスクランブル鍵を用いて番組部分
(映像データと音声データ)だけがスクランブルされ、
個別情報の部分はスクランブルされずに伝送路23に送
出される。
【0022】なお、この個別情報の受信端末22への送
信は、個別情報の更新が必要とされる時に、必要に応じ
て随時行われる。この個別情報には、上述した契約情報
が含まれている。
【0023】次に、通常の番組とそれに付加された番組
情報(共通情報の構成要素)が送信側システム21から
受信端末22に送信される場合の動作について説明す
る。
【0024】番組情報は、例えば図3に示すように、契
約タイプ、契約鍵の番号を示す契約鍵番号、スクランブ
ル鍵、チャンネルIDに相当するService_i
d、番組を識別するための番組IDなどを含んでいる。
このうちスクランブル鍵は、スクランブル制御システム
6より供給された契約鍵(ワーク鍵)によって暗号化さ
れている。また、契約タイプには、特別番組であるか否
かを識別するためのフラグが含まれている。
【0025】関連情報送出装置4において生成された上
述したような構成の所定の番組情報は、多重化器2に供
給される。多重化器2においては、エンコーダ1から供
給された所定の番組に対応するディジタル化され、圧縮
された映像信号や音声信号と、関連情報送出装置4より
供給された番組情報がパケット化され、時分割多重さ
れ、スクランブラ3に供給される。
【0026】スクランブラ3には、番組を構成する圧縮
された映像信号や音声信号と番組情報がパケット化さ
れ、時分割多重されたディジタル信号が入力されるが、
このうちの番組部分(映像信号と音声信号)だけが関連
情報送出装置4より供給されたスクランブル鍵によって
スクランブルされ、番組情報の部分はスクランブルされ
ずに伝送路23に送出される。
【0027】このようにして、所定の番組とそれに付随
する番組情報が送信側システム21より受信端末22に
送信される。
【0028】次に、受信端末22側の動作について説明
する。
【0029】図4は、受信端末22において、視聴許可
の制御を行う場合の原理的な動作を説明するための図で
ある。デコーダ31は、例えば、デスクランブラ41と
復号器42(復号化手段)により構成され、セキュリテ
ィモジュール32は、復号器51,52、EEPROM
53および暗号器54(暗号化手段)より構成されてい
る。
【0030】正式に契約した視聴者の受信端末22に
は、個別情報が送信される。送信側システム21より、
伝送路23を介して送信されたスクランブルされた所定
の番組と、スクランブルされていない個別情報が時分割
多重されたディジタル信号が、受信端末22の図示せぬ
チューナにより受信されると、スクランブルされた番組
に対応するディジタル信号は、デスクランブラ41に供
給される。
【0031】一方、スクランブルされていない個別情報
の非暗号部に付加された受信端末22のID番号(Ca
rd ID)と、セキュリティモジュール32のEEP
ROM53に予め記憶されている受信端末22のID番
号(Card ID)とが比較され、両者が一致した場
合、その個別情報が(すなわち自分自身宛の個別情報
が)取り込まれ、復号器51に供給される。
【0032】復号器51に供給された個別情報のうち、
暗号化されている部分は、EEPROM53に記憶され
ている受信端末22に固有の個別鍵によって解読され、
契約鍵、および契約情報が取り出され、EEPROM5
3に供給され、記憶される。この契約鍵は、番組情報の
解読に使用される。また、契約情報は、受信した番組が
契約した番組であるか否かを判断するとき使用される。
【0033】受信端末22において、視聴者が番組を視
聴しているとき、受信端末22は、伝送路23を介して
送信されてきたスクランブルされた所定の番組と、それ
に付随した番組情報を受信している。スクランブルされ
た所定の番組に対応するディジタル信号は、デスクラン
ブラ41に供給され、それに付随した番組情報は、復号
器52に供給される。
【0034】所定の番組のチャンネルに対応する契約鍵
が、上述したようにして、すでに復号器51において復
号され、EEPROM53に記憶されている場合、復号
器52が動作し、EEPROM53より供給されたその
契約鍵によって番組情報のうちの暗号化されている部分
が復号化される。これにより、番組情報に含まれている
スクランブル鍵が取り出される。
【0035】復号器52により復号化されたスクランブ
ル鍵は、暗号器54に入力され、暗号化される。この暗
号化には、EEPROM53に記憶されているCard
IDとCa_System_ID(これについては、
後述する)の少なくとも一方が利用される。
【0036】この場合、Card IDとCa_Sys
tem_IDの少なくとも一方を、そのまま暗号化のた
めの鍵として用いたり、所定の演算を施すことにより、
暗号化を行うことができる。
【0037】次に、番組情報は、EEPROM53にす
でに記憶している契約情報との照合が行われる。照合の
結果、番組情報が付加された番組が、契約した番組であ
ると認識された場合、暗号器54において得られたスク
ランブル鍵(暗号化されている)は、セキュリティモジ
ュール32からデコーダ31の復号器42に供給され
る。
【0038】デコーダ31側においては、復号器42
が、入力された暗号化されているスクランブル鍵を復号
化する。この復号化には、上述したように、セキュリテ
ィモジュール32の暗号器54において暗号化のために
用いられたCard IDまたはCa_System_
IDが必要となるが、これらは図5を参照して後述する
ように、セキュリティモジュール32をデコーダ31に
装着したとき、セキュリティモジュール32からデコー
ダ31に供給され、デコーダ31側において、記憶され
ている。
【0039】復号器42は、復号したスクランブル鍵
を、デスクランブラ41に供給する。デスクランブラ4
1においては、スクランブルされている所定の番組のデ
ィジタル信号が、復号器42より供給されたスクランブ
ル鍵(復号化されている)によってデスクランブルさ
れ、正常に視聴可能な元の信号に戻された後、出力され
る。
【0040】図4の実施例における暗号器54と復号器
42を省略した構成にすると、セキュリティモジュール
32を他の装置で駆動し、その出力をメモリなどに取り
込むようにすると、スクランブル鍵が第3者に不正に取
得され、悪用されるおそれがある。しかしながら、実施
例のように、暗号器54により暗号化した状態でスクラ
ンブル鍵を出力するようにしておくと、セキュリティモ
ジュール32より出力されたスクランブル鍵を単に取り
込んだだけでは、このスクランブル鍵は暗号化されてい
るため、そのままでは用いることができない。従って、
スクランブル鍵の盗用を抑制することができる。
【0041】なお、デコーダ31は、これを分解する
と、内部の回路が正常に動作しないように構成されてい
たり、分解すると、分解されたことが視聴情報としてE
EPROM53に記憶され、さらに視聴情報収集処理シ
ステム7に転送されるように構成されているので、デコ
ーダ31の分解により、スクランブル鍵が盗用されるお
それは抑制されている。
【0042】次に、図5を参照して、ICカードで構成
されるセキュリティモジュール32を、デコーダ31に
装着した場合に行われる動作について説明する。
【0043】セキュリティモジュール32は、独自に動
作を行うことがなく、常にデコーダ31からの指令に対
応して、所定の返事を返す機能のみを有している。
【0044】デコーダ31は、セキュリティモジュール
32が装着されたとき、最初に、Reset信号を発生
し、セキュリティモジュール32に出力する。セキュリ
ティモジュール32は、このReset信号が入力され
ると、リセット動作を行い、リセット動作が完了する
と、Answer To Reset信号をデコーダ3
1に出力する。
【0045】デコーダ31は、このAnswer To
Reset信号の入力を受け、セキュリティモジュー
ル32のリセットが完了したことを検知すると、次に、
セキュリティモジュール32に対して、ID Requ
est信号を出力する。セキュリティモジュール32
は、このID Request信号の入力を受けたと
き、EEPROM53に記憶されているCard ID
とCa_System_IDをデコーダ31に出力す
る。
【0046】このCard IDは、セキュリティモジ
ュール32に個別に与えられたセキュリティモジュール
32に固有のIDである。セキュリティモジュール32
は、受信した個別情報のうち、自分自身の個別情報とし
て、EEPROM53に取り込むべき個別情報であるの
か否かを判定するのに、このCard IDを用いてい
る。
【0047】一方、Ca(Conditional a
ccess)_System_IDは、複数の限定受信
システムが共存する場合において、各受信システムを識
別するための識別子である。
【0048】デコーダ31は、このCard IDとC
a_System_IDが供給されたとき、これを内蔵
するRAMに記憶する。そして、上述したように、これ
らを復号器42における復号の鍵として用いるようにす
る。
【0049】次に、デコーダ31は、受信した個別情報
(EMM:EntitlementManagemen
t Message)をセキュリティモジュール32に
出力する。セキュリティモジュール32は、この個別情
報(EMM)の入力を受けたとき、Card IDに対
応するものを抽出し、対応するResponseをデコ
ーダ31に返す。
【0050】また、デコーダ31は、番組情報(EC
M:Entitlement Control Mes
sage)を、セキュリティモジュール32に出力す
る。セキュリティモジュール32は、供給された番組情
報から、上述したように、スクランブル鍵Ksを復号
し、これをさらに暗号化して、デコーダ31に出力す
る。
【0051】セキュリティモジュール32は、スクラン
ブル鍵Ks以外にも、Copy RightとFing
er Printingを、デコーダ31に出力する。
このCopy Rightは、対応する番組をコピーす
ることが許可されているか否かを表すフラグである。ま
た、Finger Printingは、その番組に対
応されているCard IDを強制的にモニタに表示さ
せるか否かを表すフラグである。
【0052】以下、デコーダ31より個別情報(EM
M)が供給されると、セキュリティモジュール32は、
それに対応するメッセージを返し、また、デコーダ31
より番組情報(ECM)が供給されると、セキュリティ
モジュール32は、対応するメッセージを返す動作が適
宜行われる。
【0053】上記実施例においては、伝送路23を放送
波であるものとして説明したが、これに限定されるもの
ではなく、光ファイバケーブルやその他の伝送媒体とす
ることも可能である。
【0054】また、暗号器54と復号器42で用いる鍵
としては、Card IDまたはCa_System_
ID以外のものを用いることも可能である。ただし、こ
れらを用いれば、これらはセキュリティモジュール32
からデコーダ31に最初に必ず伝送されるものなので、
他の鍵を設定した場合のように、その鍵を伝送するシー
ケンスを新たに追加する必要がない。
【0055】
【発明の効果】請求項1に記載のデスクランブル装置お
よび請求項2に記載のデスクランブル方法によれば、抽
出手段において、スクランブル鍵を暗号化してデスクラ
ンブル手段に供給し、デスクランブル手段において、暗
号化されたスクランブル鍵を、復号化するようにしたの
で、スクランブル鍵が不用意に解読され、悪用されるの
を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を応用した有料放送システムの構成例を
示すブロック図である。
【図2】個別情報の一部を示す図である。
【図3】番組情報の一部を示す図である。
【図4】図1の受信端末22の動作の原理を説明するた
めの図である。
【図5】図1のデコーダ31とセキュリティモジュール
32の間の信号の授受を説明する図である。
【符号の説明】
1,1A乃至1E エンコーダ 2 多重化器 3 スクランブラ 4 関連情報送出装置 5 番組制御システム 6 スクランブル制御システム 7 視聴情報収集処理システム 21 送信側システム 22 受信端末 23 伝送路 24 電話回線 31 デコーダ 32 セキュリティモジュール 41 デスクランブラ 42,51,52 復号器 53 EEPROM 54 暗号器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送されてきた複数の情報を分離すると
    ともに、スクランブルされている所定のチャンネルの番
    組の情報をデスクランブルするデスクランブル手段と、 前記デスクランブル手段に対して着脱され、放送されて
    きた情報から前記スクランブルを解除するためのスクラ
    ンブル鍵を抽出し、前記デスクランブル手段に供給する
    抽出手段とを備えるデスクランブル装置において、 前記抽出手段は、前記スクランブル鍵を暗号化して前記
    スクランブル手段に供給する暗号化手段を備え、 前記デスクランブル手段は、前記暗号化手段により暗号
    化された前記スクランブル鍵を、復号化する復号化手段
    を備えることを特徴とするデスクランブル装置。
  2. 【請求項2】 放送されてきた複数の情報を分離すると
    ともに、スクランブルされている所定のチャンネルの番
    組の情報をデスクランブルするデスクランブル手段と、 前記デスクランブル手段に対して着脱され、放送されて
    きた情報から前記スクランブルを解除するためのスクラ
    ンブル鍵を抽出し、前記デスクランブル手段に供給する
    抽出手段とを備えるデスクランブル装置のデスクランブ
    ル方法において、 前記抽出手段において、前記スクランブル鍵を暗号化し
    て前記スクランブル手段に供給し、 前記デスクランブル手段において、暗号化された前記ス
    クランブル鍵を、復号化することを特徴とするデスクラ
    ンブル方法。
JP19144995A 1995-07-27 1995-07-27 デスクランブル装置および方法 Expired - Fee Related JP3682785B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19144995A JP3682785B2 (ja) 1995-07-27 1995-07-27 デスクランブル装置および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19144995A JP3682785B2 (ja) 1995-07-27 1995-07-27 デスクランブル装置および方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0946672A true JPH0946672A (ja) 1997-02-14
JP3682785B2 JP3682785B2 (ja) 2005-08-10

Family

ID=16274819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19144995A Expired - Fee Related JP3682785B2 (ja) 1995-07-27 1995-07-27 デスクランブル装置および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3682785B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000003541A1 (fr) * 1998-07-13 2000-01-20 Sony Corporation Multiplexeur de donnees, systeme de diffusion de programme, systeme d'emission de programme, systeme de diffusion a peage, procede d'emission de programme, systeme de reception limitee et recepteur de donnees
US6970564B1 (en) 1998-07-13 2005-11-29 Sony Corporation Data multiplexing device, program distribution system, program transmission system, pay broadcast system, program transmission method, conditional access system, and data reception device
US7023992B1 (en) 1997-06-11 2006-04-04 Sony Corporation Data multiplexing device, program distribution system, program transmission system, pay broadcast system, program transmission method, conditional access system, and data reception device
US7113523B1 (en) 1997-06-11 2006-09-26 Sony Corporation Data multiplexing device, program distribution system, program transmission system, pay broadcast system, program transmission method, conditional access system, and data reception device
JP2008060802A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Toppan Printing Co Ltd コンテンツ管理システム
JP2010130462A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、受信装置、受信方法、プログラム、および受信システム
KR100980523B1 (ko) * 2002-03-19 2010-09-06 엔엑스피 비 브이 보안 데이터 처리 시스템, 전자 장치와 그의 보호 방법, 스마트 카드 및 컴퓨터 판독가능 저장 매체

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7023992B1 (en) 1997-06-11 2006-04-04 Sony Corporation Data multiplexing device, program distribution system, program transmission system, pay broadcast system, program transmission method, conditional access system, and data reception device
US7072472B2 (en) 1997-06-11 2006-07-04 Sony Corporation Data multiplexing device, program distribution system, program transmission system, pay broadcast system, program transmission method, conditional access system, and data reception device
US7072471B2 (en) 1997-06-11 2006-07-04 Sony Corporation Data multiplexing device, program distribution system, program transmission system, pay broadcast system, program transmission method, conditional access system, and data reception device
US7082197B2 (en) 1997-06-11 2006-07-25 Sony Corporation Data multiplexing device, program distribution system, program transmission system, pay broadcast system, program transmission method, conditional access system, and data reception device
US7085381B2 (en) 1997-06-11 2006-08-01 Sony Corporation Data multiplexing device, program distribution system, program transmission system, pay broadcast system, program transmission method, conditional access system, and data reception device
US7113523B1 (en) 1997-06-11 2006-09-26 Sony Corporation Data multiplexing device, program distribution system, program transmission system, pay broadcast system, program transmission method, conditional access system, and data reception device
US7769053B2 (en) 1997-06-11 2010-08-03 Sony Corporation Data multiplexing device, program distribution system, program transmission system, pay broadcast system, program transmission method, conditional access system, and data reception device
WO2000003541A1 (fr) * 1998-07-13 2000-01-20 Sony Corporation Multiplexeur de donnees, systeme de diffusion de programme, systeme d'emission de programme, systeme de diffusion a peage, procede d'emission de programme, systeme de reception limitee et recepteur de donnees
US6970564B1 (en) 1998-07-13 2005-11-29 Sony Corporation Data multiplexing device, program distribution system, program transmission system, pay broadcast system, program transmission method, conditional access system, and data reception device
KR100980523B1 (ko) * 2002-03-19 2010-09-06 엔엑스피 비 브이 보안 데이터 처리 시스템, 전자 장치와 그의 보호 방법, 스마트 카드 및 컴퓨터 판독가능 저장 매체
JP2008060802A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Toppan Printing Co Ltd コンテンツ管理システム
JP2010130462A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、受信装置、受信方法、プログラム、および受信システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3682785B2 (ja) 2005-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0787391B1 (en) Conditional access system
JP4438237B2 (ja) 受信装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
EP1110399B1 (en) System and method for copy protecting transmitted information
JP2003152698A (ja) コンテンツ利用制御送信方法、コンテンツ利用制御受信方法およびコンテンツ利用制御送信装置、コンテンツ利用制御受信装置ならびにコンテンツ利用制御送信プログラム、コンテンツ利用制御受信プログラム
JP4043669B2 (ja) 限定受信方式における関連情報の処理装置
JPH0795725B2 (ja) 放送設備におけるトランスコントロール方法および装置
EP1440578B1 (en) Conditional access system and copy protection
KR100722650B1 (ko) 지역코드를 이용한 위성방송의 시청제한 방법
JP4174326B2 (ja) セキュリティモジュール、限定受信装置、限定受信方法および限定受信プログラム
JP2000295541A (ja) 放送受信装置,放送受信装置の契約情報処理方法および放送受信装置の契約情報処理プログラム記録媒体
JP3682785B2 (ja) デスクランブル装置および方法
JP3837753B2 (ja) スクランブル放送システム、およびスクランブル方法、並びにスクランブル装置、およびデスクランブル装置
KR100989473B1 (ko) 유료 텔레비전 시스템, 이와 같은 시스템에서 권리를취소하는 방법, 관련된 디코더 및 스마트 카드, 및 이와같은 디코더로 전송되는 메시지
JP4692070B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JPH0946334A (ja) 情報処理装置および方法
JP2007266734A (ja) コンテンツ配信システム、配信方法および受信機
CN108650549B (zh) 数字电视数据管理方法及***
JP4112342B2 (ja) チューナモジュール,受信システム,および暗号化処理方法
JP2000004431A (ja) 有料放送受信方法および装置
JPH0946331A (ja) 情報処理装置および方法
JP2008294707A (ja) デジタル放送受信装置
JP3763320B2 (ja) スクランブル放送システム、およびスクランブル方法、並びにスクランブル装置、およびデスクランブル装置
EP2597883A1 (en) Method, cryptographic system and security module for descrambling content packets of a digital transport stream
JPH1079730A (ja) 復号化装置
JP4483825B2 (ja) スクランブル放送システム、スクランブル装置、スクランブル方法、デスクランブル装置、およびデスクランブル方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050506

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050519

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090603

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100603

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100603

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110603

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120603

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120603

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130603

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees