JP2939980B2 - テレビ通信装置 - Google Patents

テレビ通信装置

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JP2939980B2
JP2939980B2 JP1012386A JP1238689A JP2939980B2 JP 2939980 B2 JP2939980 B2 JP 2939980B2 JP 1012386 A JP1012386 A JP 1012386A JP 1238689 A JP1238689 A JP 1238689A JP 2939980 B2 JP2939980 B2 JP 2939980B2
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【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を詳述する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術(第8図) D発明が解決しようとする問題点 E問題点を解決するための手段(第2図及び第5図) F作用(第2図及び第5図) G実施例(第1図〜第7図) (G1)テレビ通信装置の構成(第1図〜第3図) (G1−1)ローカルモード(第1図及び第2図) (G1−2)テレビ通話モード(第1図及び第2図) (G1−3)テレライテイングモード(第1図〜第7図) (G1−4)表示装置の構成(第1図〜第3図) (G1−5)タブレツト入力表示装置の構成(第1図〜第
3図) (G2)実施例の動作(第1図〜第7図) (G3)実施例の効果 (G4)他の実施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明はテレビ通信装置に関し、特に書画又は人物の
映像に加えて、所望の線画を伝送し得るようになされた
テレビ通信装置に適用して好適なものである。
B発明の概要 本発明はテレビ通信装置において、カーソル移動用の
操作子を通話用の数字操作子で兼用することにより、当
該テレビ通信装置全体の構成を簡略化することができ
る。
C従来の技術 従来、例えば専用デイジタル回線を介して、通話者の
映像を音声信号と共に伝送し得るようになされたテレビ
通信装置が提案されている。
すなわち第8図に示すように、テレビ通信装置1にお
いては、人物撮像装置2で通話者を撮像して映像信号を
形成し、当該映像信号を制御回路3を介してデータ圧縮
伸長回路4で情報圧縮して伝送対象に送出する。
またこれに代えて書画撮像装置5で、オペレータがセ
ツトした書画を撮像し、通話者の映像にかえて伝送す
る。
これとは逆に、伝送対象から送られてきた映像信号に
おいては、情報伸長してビデオ信号に変換した後、所定
の表示装置6で表示する。
これにより、お互いが対面したような状態で、又は図
面等を検討しながら、通話し得るようになされている。
さらにテレビ通信装置にテレライテイング装置を組み
合わせて、例えば端末の入力装置から入力された線画を
別途通話対象に伝送するようにすれば、遠隔地の通話対
象との間で例えば図面等を検討しながら、お互いに意見
を交換し得る。
D発明が解決しようとする問題点 ところで、テレビ通信装置において、表示された画像
の上から線画等を入力し、当該画像に重畳表示すること
ができれば、テレビ通信装置の使い勝手を一段と向上す
ることができると考えられる。
さらにこのようにすれば、テレビ通信装置をテレライ
テイング装置として使用することもできる。
ところがこのようにすると、テレビ通信装置の操作子
の構成が煩雑になり、操作性が劣化する恐れがある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、操作子
の構成を簡略化して、表示された画像の上から線画等を
入力し、当該画像に重畳表示することができるテレビ通
信装置を提案しようとするものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点においては、音声情報及び画像情報を通
信回線L2を介して伝送するテレビ通信装置10において、
画像情報に基づく画像を表示する表示手段19と、表示手
段19に表示された画像情報に基づく画像に重畳してカー
ソルを表示する制御手段12と、通話対象の電話番号を特
定するための複数の数字操作子22と、カーソルを移動す
るためのカーソル移動モードに数字操作子22を切り換え
る切換手段27とを設け、制御手段12は、複数の数字操作
子22にそれぞれカーソルの移動方向を示すベクトルデー
タを設定し、切換手段27によって複数の数字操作子22が
カーソル移動モードに切り換えられたとき、複数の数字
操作子の22のうち操作された数字操作子22に設定されて
いるベクトルデータをベクトル合成することによって得
られるベクトルデータの方向及び大きさに応じてカーソ
ルを移動するようにした。
F作用 通話用の数字操作子22を、カーソル移動用の操作子に
兼用すれば、その分操作子全体の構成を簡略化すること
ができる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)テレビ通信装置の構成 第1図において、10は全体としてテレビ通信装置を示
し、操作端末装置11及び制御装置12とが別体に構成され
るようになされている。
操作端末装置11においては、当該テレビ通信装置10の
操作に必要なキー入力装置13、タブレツト入力表示装置
15及び撮像装置17が、表示装置19を介して制御装置12に
接続されるようになされ、これによりキー入力装置13、
タブレツト入力表示装置15、撮像装置17及び表示装置19
と、制御装置12間との接続を簡略化し得るようになされ
ている。
かくしてオペレータにおいては、例えば自分の机の上
に配置した操作端末装置11を制御装置12と接続するだけ
で、簡易にテレビ通信装置を設置し得るようになされて
いる。
第2図に示すようにキー入力装置13は、ハンドセツト
20、オンフツクスイツチ21に加えて「0」〜「9」まで
の通話用の数字操作子22、「*」及び「#」の記号を付
した操作子23及び24、短縮ダイヤル、保留等の電話器の
操作子26とモード切換操作子27を有し、これらの操作子
を所定周期で順次スキヤンすることにより、各操作子の
オン操作を検出するようになされている。
さらにキー入力装置13は、各操作子がオン操作される
と、各操作子に割り当てられたキーコードを制御装置12
に出力し、これにより所望の伝送対象との間で通話し得
るようになされている。
これに対して制御装置12は、キー入力装置13から出力
されるキーコードを検出し、これにより各操作子21〜26
のオン操作に応動して当該テレビ通信装置10の動作モー
ドを切り換えるようになされている。
(G1−1)ローカルモード すなわち制御装置12は、テレビジヨン信号受信モード
及びビデオテープレコーダ再生モードの2つのモード切
換操作子27A及び27Bがそれぞれオン操作されると、テレ
ビ通信装置10の動作モードをローカルモードに切り換え
る。
このときテレビジヨン信号受信モードのモード切換操
作子27Aがオン操作された場合は、続いて操作される数
字操作子22及び「#」記号の操作子24の操作に応じて、
制御装置12に接続された受信装置32の受信チヤンネルを
切り換え、当該受信装置32から出力されるビデオ信号S
V1及びオーデイオ信号を、制御装置12を介して表示装置
19に出力する。
すなわち、「1」「0」「#」の順に操作子22及び24
が操作されると、受信チヤンネルを10チヤンネルに切り
換え、これにより10チヤンネルのテレビジヨン信号を受
信し得るようになされている。
従つて、通話用の数字操作子をチヤンネル切り換え用
の操作子と兼用し得、これによりキー入力装置13の構成
を簡略化することができる。
これに対して、ビデオテープレコーダ再生モードのモ
ード切換操作子27Bがオン操作された場合は、制御装置1
2に接続されたビデオテープレコーダ(図示せず)から
出力されるビデオ信号SV2及びオーデイオ信号を、当該
制御装置12を介して表示装置19に出力し、これによりテ
レビ通信装置10をビデオテープレコーダのモニタ装置と
して使用し得るようになされている。
かくして、テレビ通信装置10をテレビジヨン受像機及
びモニタ装置として使用することができ、その分当該テ
レビ通信装置10の使い勝手を向上することができる。
(G1−2)テレビ通話モード これに対して第3図に示すように、制御装置12におい
ては、テレビ通話モードの操作子27Cがオン操作される
と、テレビ通話モードに切り換り、ステツプSP1からス
テツプSP2に移つて、続く操作子22〜24の操作を検出し
て情報圧縮伸長装置16Aにコマンドを送出し、これによ
り回線接続処理を実行する。
これにより当該テレビ通信装置10を専用デイジタル回
線L2を介して所望の伝送対象のテレビ通信装置10Bに接
続するようになされている。
因に当該制御装置12においては、テレビ通話モードの
操作子27Cに代えてオンフツクスイツチ21がオフ操作さ
れても、同様にテレビ通話モードに切り換わり、回線L2
が接続されるようになされている。
さらに制御装置12においては、続いてステツプSP3に
移つて通話中の所定の処理を実行した後、ステツプSP4
に移つて回線切断処理を実行した後、ステツプSP5に移
つて、通話モードを終了する。
このとき、通話中の処理においては、モード切換操作
子27の書画撮像操作子27Dがオン操作されると、オペレ
ータがセツトした書画を書画撮像装置17Aで撮像し、そ
の結果得られるビデオ信号を表示装置19を介して制御装
置12に取り込む。
さらに制御装置12は、取り込んだビデオ信号をハンド
セツト20を介して得られる音声信号と共に、後段の情報
圧縮伸長装置16Aでデイジタル信号に変換し、これによ
り情報圧縮されたビデオ信号及び音声信号を伝送対象に
送出するようになされている。
また通話対象となるテレビ通信装置10Bから専用デイ
ジタル回線L2を介して入力されるデイジタル化されたビ
デオ信号及び音声信号を、情報圧縮伸長装置16Aで情報
伸長した後、制御装置12はビデオ信号及び音声信号に変
換し、表示装置19を介してタブレツト入力表示装置15に
出力する。
これにより、例えば専用デイジタル回線L2を介して接
続された通話対象でなるテレビ通信装置10Bのオペレー
タと、1つの書画を検討しながら通話し得るようになさ
れている。
これに対して人物撮像操作子27Eがオン操作される
と、制御装置12は、撮像装置17を書画撮像装置17Aから
人物撮像装置17Bに切り換え、当該撮像装置17の撮像対
象を書画から表示装置19の前面に位置するオペレータに
切り換えるようになされている。
これにより、制御装置19には、表示装置19を介して書
画のビデオ信号に代えて人物を撮像したビデオ信号が入
力され、当該ビデオ信号が音声信号と共にデイジタル信
号に変換された後、情報圧縮して伝送対象に伝送され
る。
かくして当該動作モードにおいては、表示装置19及び
伝送対象のテレビ通信装置10Bの表示装置において、相
互に通話者の姿が表示され、これにより通話者同士が対
面通話し得るようになされている。
さらに制御装置12においては、静止画モードの操作子
27Fがオン操作されると、表示装置19を介して入力され
るビデオ信号を当該操作子27Fがオン操作されたタイミ
ングで取り込み、所定フオーマツトのデイジタル信号に
変換して音声信号と共に出力する。
これにより、撮像装置17の書画又は人物の撮像画像を
静止画に変換して解像度の高い画像を伝送し得るように
なされている。
(G1−3)テレライテイングモード これに対してカーソル操作子27Gがオン操作される
と、テレライテイングモードに切り換わり、ビデオ信号
及び音声信号に加えてタブレツト入力表示装置15から入
力された描画データDB2を伝送対象に送出する。
さらに伝送対象からビデオ信号、音声信号に加えて描
画データDB1を受け、当該ビデオ信号、音声信号及び描
画データDB1を表示装置19及びタブレツト入力表示装置1
5に出力する。
このとき第4図に示すようにスーパインポウズ操作子
27Hがオン操作されると、表示装置19に制御信号を出力
し、当該表示装置19の表示をスーパインポウズ表示に切
り換える。
これにより、表示装置19及びタブレツト入力表示装置
15の各表示は、受信側の撮像結果から発信側の撮像結果
に切り換えられる。このとき、カーソル操作子27Gが再
度オン操作されると、表示装置19及びタブレツト入力表
示装置15に制御信号を出力し、表示装置19及びタブレツ
ト入力表示装置15の表示画面上に、位置指示用のマーカ
として例えば表示画面上の直線、円等を指示する矢印、
十字印等の記号でなるポインテイングデザインを表示す
る。
この状態で通話用の数字操作子22が操作されると、制
御装置12は当該操作に応動して表示装置19及びタブレツ
ト入力表示装置15に表示位置情報を出力し、ポインテイ
ングデザインの表示位置を制御すると共に、当該表示位
置情報を伝送対象に出力するようになされている。
すなわち制御装置12においては、キー入力装置13から
出力されるキーコードに基づいて、数字操作子22の左上
側に配置された数字「1」の操作子がオン操作される
と、ポインテイングデザインの表示位置を左上に移動さ
せる。
これに対して上段中央及び右側に配置された数字
「2」及び「3」の操作子がオン操作されると、ポイン
テイングデザインの表示位置をそれぞれ上方向及び右上
方向に移動させる。
これに対して中央段の左及び右側に配置された数字
「4」及び「6」の操作子がオン操作されると、ポイン
テイングデザインの表示位置をそれぞれ左方向及び右方
向に移動させる。
さらに下段左側、中央及び右側に配置された数字
「7」、「8」及び「9」の操作子がオン操作される
と、ポインテイングデザインの表示位置をそれぞれ左下
方向、下方向及び右下方向に移動させる。
これに対して中央に配置された数字「5」の操作子が
オン操作されると、ポインテイングデザインの表示位置
を表示画像の中央に移動させる。
かくして、移動方向を矢印で示せば、通話用の数字操
作子22を第5図に示すようなカーソル移動用の操作子と
して兼用するようになされている。
実際上、従来のテレライテイング装置においては、マ
ウス、ジヨイステイツク、カーソル移動用の操作子等の
操作に応じて、ポインテイングデザインが移動するよう
になされている。
この場合、マウス、ジヨイステイツク等の入力手段を
用いて、ポインテイングデザインの表示位置を入力する
と、入力装置の構成が煩雑になり、結局テレビ通信装置
の全体構成が煩雑になる。
これに対して、別途カーソル移動用の操作子等をキー
入力装置13に設ける場合、キー入力装置13の構成が煩雑
になる。
かくしてこの実施例においては、通話用の数字操作子
22をカーソル移動用の操作子として兼用することによ
り、キー入力装置13の構成を簡略化して、テレビ通信装
置全体の構成を簡略化するようになされている。
因にこの実施例においては、数字「0」の数字操作子
22、記号「*」及び「#」の操作子23及び24を、ポイン
テイングデザインの移動量を切り換える操作子として兼
用するようになされ、各操作子22、23及び24がカーソル
移動用の操作子と同時にオン操作された場合は、操作子
22、23及び24に割り当てられた移動量で、ポインテイン
グデザインの表示位置を移動するようになされている。
さらにこの実施例においては、操作子22の操作に応動
してポインテイングデザインを移動させるため、操作子
22にそれぞれベクトルデータを割り当て、これによりカ
ーソル移動用の数字操作子22が同時に2つ以上操作され
た場合でも、同時に操作された操作子に応じてポインテ
イングデザインの移動方向及び移動量を制御するように
なされている。
すなわち制御装置12においては、数字操作子22のキー
コードが入力されると、メモリ回路(図示せず)に格納
された各キーコードのベクトルデータを加算し、その加
算結果に基づいてポインテイングデザインの表示位置情
報を更新するようになされている。
第6図に示すようにベクトルデータは、各操作子22に
対応して、右方向及び上方向を正にとつて、x及びy方
向の移動量を表すデータが割り当てられるようになさ
れ、これにより、例えばカーソル移動用の操作子22が1
つだけオン操作された場合は、当該操作子22のキーコー
ドに基づいて、ベクトルデータで表わされる方向にポイ
ンテイングベクトルを移動させる。
これにより第7図に示すように数字「2」又は「6」
の操作子22がオン操作された場合は、上又は右方向にポ
インテイングデザインを移動させる。
これに対して例えば数字「2」及び「3」の操作子が
同時にオン操作された場合は、次式 (0,1)+(1,1)=(1,2) ……(1) の加算結果が得られ、右方向に値1、上方向に値2だけ
ポインテイングデザインを移動するようになされてい
る。
かくして、右方向から上方向に向かつて約63度の方向
に(すなわち数字「2」の操作子及び「3」の操作子の
移動方向の中間の方向でなる)、操作子を1つだけオン
操作した場合の移動量に対して51/2倍の移動量で、ポ
インテイングデザインを移動させることができる。
従つて同時に2つの操作子をオン操作することによ
り、操作子に割り当てられた方向以外の方向にポインテ
イングデザインを移動させることができる。
さらに、数字「2」、「3」及び「6」の操作子が同
時にオン操作された場合は、次式 (0,1)+(1,1)+(1,0)=(2,2) ……(2) の加算結果が得られることから、数字「3」の移動方向
に、数字「3」の操作子を1つだけオン操作した場合の
移動量に対して、約2倍の移動量で、ポインテイングデ
ザインを移動させることができる。
これに対して、数字「3」、「6」及び「9」の操作
子が同時にオン操作された場合は、次式 (1,1)+(1,0)+(1,−1)=(3,0) ……(3) の加算結果が得られることから、数字「6」の移動方向
に、数字「6」の操作子を1つだけオン操作した場合の
移動量に対して、約3倍の移動量で、ポインテイングデ
ザインを移動させることができる。
従つて操作子を選択して同時にオン操作すれば、所望
の移動量でポインテイングデザインを移動させることが
できる。
かくしてカーソル移動用の操作子にベクトルデータを
割り当て、カーソル移動用の操作子が同時にオン操作さ
れた場合は、そのベクトルデータのベクトル合成結果に
基づいて、ポインテイングデザインを移動させることに
より、ポインテイングデザインを所望の移動方向及び移
動量で移動させることができる。
さらにこの実施例においては、数字操作子22が連続し
てオン操作され続けると、上述の加算結果に基づいて所
定周期でポインテイングデザインの表示位置情報を更新
するようになされ、これにより数字操作子22が連続して
オン操作された場合は、オン操作された操作子に応じた
方向及び移動速度でポインテイングデザインを移動する
ようになされている。
従つて、同時に2つ以上の操作子をオン操作し続ける
と、当該操作子に応じた所望の方向に、ベクトル合成結
果に応じた速度で、ポインテイングデザインを移動させ
ることができる。
かくして、カーソル移動用の操作子にベクトルデータ
を割当て、カーソル移動用の操作子が同時にオン操作さ
れた場合は、そのベクトルデータのベクトル合成結果に
基づいて、ポインテイングデザインを移動させることに
より、ポインテイングデザインを所望の移動方向及び移
動量又は移動速度で移動させることができる。
さらに伝送対象側において、カーソル操作子27Gがオ
ン操作されると、当該伝送対象から伝送されるポインテ
イングデザインの表示情報を表示装置19及びタブレツト
入力表示装置15に出力し、所定位置にポインテイングデ
ザインを表示するようになされている。
かくして、伝送対象と共に表示画像上にポインテイン
グデザインが表示され、これにより当該ポインテイング
デザインを用いて、表示画像上の所望の位置を指定し得
るようになされている。
(G1−4)表示装置の構成 表示装置19は、制御装置12の動作モードの切り換えに
応動して制御装置12から出力されるビデオ信号を表示す
るようになされている。
すなわちローカルモード及びテレビ通話モードにおい
ては、制御装置12から出力されるビデオ信号を表示す
る。
これに対して、テレライテイングモードにおいては、
制御装置12及びタブレツト入力表示装置15から出力され
る描画データに応じて表示画像を形成し、当該表示画像
を表示するようになされている。
さらにポインテイングデザインの表示位置情報が入力
されると、当該表示位置情報に基づいて表示画面上に、
黒色の矢印の周囲を白色で縁取りしたポインテイングデ
ザインを表示し、これにより伝送対象との間でポインテ
イングデザインで表示画像上に所望の位置を指定して意
見を交換し得るようになされている。
さらに表示装置19においては、制御装置12から出力さ
れる制御信号に応動して、描画データDB1及びDB2から作
成されたビデオ信号を制御装置12から出力されるビデオ
信号にスーパインポウズ表示するようになされ、これに
より当該テレビ通信装置10の使い勝手を向上し得るよう
になされている。
すなわち表示装置19においては、描画データDB1及びD
B2から作成されたビデオ信号に基づいてキー信号を作成
し、当該キー信号を基準にして、制御装置12から出力さ
れるビデオ信号の表示画面上に、線画を重ねて表示し得
るようになされている。
(G1−5)タブレツト入力表示装置の構成 タブレツト入力表示装置15は、液晶表示画面の後面に
電極を張り付けるようになされ、当該液晶表示画面上を
スタイラス40(第3図)で走査することにより、線画を
xy座標データで入力し得るようになされている。
すなわちタブレツト入力表示装置15は、テレライテイ
ングモードにおいて、液晶表示画面上に直線、円、手書
入力等のメニユーを表示するようになされ、スタイラス
40で当該メニユーを押圧することにより、押圧されたメ
ニユーのモードに入力モードを切り換えるようになされ
ている。
さらにタブレツト入力表示装置15は、各入力モードに
おいて、スタイラス40を介して続いて入力される座標デ
ータに基づいて、当該モードの描画データDB2を生成す
ると共に、作成した描画データDB2を表示装置19を介し
て制御装置12に出力するようになされている。
さらにタブレツト入力表示装置15は、座標データに基
づいて、液晶表示画面上にスタイラス40の走査軌跡を表
示すると共に、制御装置12から入力された描画データD
B1を表示装置19と同様に処理して液晶表示画面上に表示
する。
(G2)実施例の動作 以上の構成において、テレビジヨン信号受信モード又
はビデオテープレコーダ再生モードの2つのモード切換
操作子27A又は27Bがオン操作されると、テレビ通信装置
10はテレビジヨン受像機又はモニタ装置に切り換わり、
表示装置19にテレビジヨン放送又はビデオテープレコー
ダの再生画像が表示される。
これに対して、テレビ通話モードの操作子27Cがオン
操作され、又はハンドセツト20がオフフツクされると、
専用デイジタル回線L2を介して伝送対象のテレビ通信装
置10Bに接続される。
この状態で書画撮像操作子27Dがオン操作されると、
オペレータがセツトした書画を書画撮像装置17Aで撮像
し、その結果得られるビデオ信号が音声信号と共に送出
されると共に、専用デイジタル回線L2を介して入力され
るビデオ信号及び音声信号が表示装置19及びハンドセツ
ト20に出力され、これによりテレビ通信装置10Bのオペ
レータと、1つの書画を検討しながら通話するようにな
されている。
これに対して人物撮像操作子27Eがオン操作される
と、書画のビデオ信号に代えて人物を撮像したビデオ信
号が伝送対象に伝送され、これにより通話者同士が対面
通話するようになされている。
さらに静止画モードの操作子27Fがオン操作される
と、ビデオ信号に代えて人物又は書画の静止画が伝送さ
れる。
これに対してカーソル操作子27Gがオン操作される
と、テレライテイングモードに切り換わり、タブレツト
入力表示装置15から入力された描画データDB2が伝送対
象に送出されると共に、当該描画データDB2が伝送対象
から入力された描画データDB1と共に表示装置19に出力
される。
このとき再びカーソル操作子27Gがオン操作される
と、ポインテイングデザインが表示画面上に表示され
る。
さらに数字操作子22がオン操作されると、オン操作さ
れた操作子に応じてポインテイングデザインの表示位置
が移動し、これにより必要に応じて操作子を同時にオン
操作して、ポインテイングデザインを所望の方向に所望
の移動量又は移動速度で移動させることができる。
これに対して、スーパインポウズ操作子27Hがオン操
作されると、伝送対象から伝送されるビデオ信号を表示
すると共に、当該表示画像上に線画がスーパインポウズ
表示される。
(G3)実施例の効果 以上の構成によれば、通話用の数字操作子22をカーソ
ル移動用の操作子と兼用したことにより、表示された画
像の上から線画等を入力し当該画像に重畳表示するにつ
き、キー入力装置13の構成を簡略化し得、これによりテ
レビ通信装置全体の構成を簡略化することができる。
(G4)他の実施例 なお上述の実施例においては、カーソルとしてポイン
テイングデザインを移動させる場合について述べたが、
本発明はポインテイングデザインを移動させる場合に限
らず、種々のカーソルを移動させる場合に広く適用する
ことができる。
さらに上述の実施例においては、操作子のオン操作に
応動してテレライテイングモードに切り換える場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、テレビ通話モー
ドにおいて、回線が接続されると自動的にテレライテイ
ングモードに切り換えるようにしてもよい。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、通話用の数字操作子を
カーソル移動用の操作子と兼用したことにより、電話機
の構成を簡略化し得、これにより全体の構成を簡略化し
たテレビ通信装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるテレビ通信装置を示す
ブロツク図、第2図はキー入力装置を示す平面図、第3
図は制御装置の動作の説明に供するフローチヤート、第
4図はスーパーインポウズ表示を示す斜視図、第5図は
カーソル移動用の操作子を示す略線図、第6図はその操
作子に割り当てられたベクトルデータを示す略線図、第
7図はその操作子がオン操作された場合の動作の説明に
供する略線図、第8図は従来のテレビ通信装置を示すブ
ロツク図である。 10……テレビ通信装置、13……キー入力装置、15……タ
ブレツト入力表示装置、17……撮像装置、19……表示装
置。
フロントページの続き (72)発明者 諏訪 昌利 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−12784(JP,A) 特開 昭60−128769(JP,A) 特開 昭61−23230(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 11/00 - 11/10 G06F 3/02 H04N 7/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声情報及び画像情報を通信回線を介して
    伝送するテレビ通信装置において、 上記画像情報に基づく画像を表示する表示手段と、 上記表示手段に表示された上記画像情報に基づく画像に
    重畳してカーソルを表示する制御手段と、 通話対象の電話番号を特定するための複数の数字操作子
    と、 上記カーソルを移動するためのカーソル移動モードに上
    記数字操作子を切り換える切換手段と を具え、上記制御手段は、上記複数の数字操作子にそれ
    ぞれカーソルの移動方向を示すベクトルデータを設定
    し、上記切換手段によって上記複数の数字操作子が上記
    カーソル移動モードに切り換えられたとき、上記複数の
    数字操作子のうち操作された数字操作子に設定されてい
    る上記ベクトルデータをベクトル合成することによって
    得られるベクトルデータの方向及び大きさに応じて上記
    カーソルを移動する ことを特徴とするテレビ通信装置。
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