JP2939621B2 - 原稿搬送装置 - Google Patents

原稿搬送装置

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JP2939621B2
JP2939621B2 JP1034242A JP3424289A JP2939621B2 JP 2939621 B2 JP2939621 B2 JP 2939621B2 JP 1034242 A JP1034242 A JP 1034242A JP 3424289 A JP3424289 A JP 3424289A JP 2939621 B2 JP2939621 B2 JP 2939621B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、複写機等や画像読取装置等のプラテンガ
ラス(原稿台)上に原稿を自動給送し、処理後の原稿を
該原稿台上から排出させる原稿搬送装置の改良に関する
ものである。
〔発明の背景〕
一般に、この種の原稿搬送装置では、原稿台の側部に
配設された原稿収納部(給紙トレイ)と、該給紙トレイ
から原稿を1枚毎前記原稿台に向けて給送する原稿給送
手段と、前記原稿台上に配設され、前記原稿給送手段か
ら給送される原稿を搬送し、前記原稿台面上の露光位置
に定置させ所定枚数の露光が終了したとき原稿を前記原
稿台上から排出する原稿搬送手段と、露光の終了した原
稿を回収して排紙トレイ上に載置させる排紙手段とから
構成される。
上記原稿搬送装置は、複写機上面の原稿台(プラテン
ガラス)に対して開閉自在な構造をなし、立体原稿、ブ
ック原稿、特殊サイズ原稿、特殊な原稿操作や、ジャム
原稿の除去や、プラテンガラス等の清掃を可能にしてい
る。
また、原稿搬送装置の開閉方向には、原稿搬送方向と
同一方向に開閉する横開き型と、原稿搬送方向と直交す
る方向に開閉する前開き型とが一般に使用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような原稿搬送装置では、装置本体の上側または
側方に給紙トレイを設け、露光処理の終わった原稿は、
プラテンガラス面から直進させてその外側に延設された
排紙トレイ、ないしはUターンさせて装置本体の上側あ
るいは前記給紙トレイの斜め上方に設けた排紙トレイ上
に排紙する方式をとっていたため、装置の全長や全高が
大きくなり、小型化が困難になっていた。
また、上記の大型化・重量化した原稿搬送装置を複写
機上面のプラテンガラスに対して開閉するための本体構
造やヒンジ構造は強固に作られ、構造が複雑となり、更
に原稿搬送装置の開閉操作も容易ではない。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、上記の点に鑑み、原稿搬送装置の本体骨
格と外装とを兼ねているハウジング基体を、の字形状
に形成することにより、強度の向上と軽量化を達成し
て、操作性すなわち装置を開閉する際に軽く引き上げる
ことを可能にし、更に給紙部、搬送部、排紙部の各部を
装置本体内にコンパクトに内蔵して一体化した薄型の原
稿搬送装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、この原稿搬送装置は、原
稿が載置される給紙トレイと、前記給紙トレイイ上に載
置された原稿を一枚づつ給紙する原稿給紙手段と、原稿
台上で原稿を搬送する搬送手段と、前記原稿台上で露光
処理された原稿を排出する排紙手段と、前記給紙トレイ
の下方に配置され、前記排紙手段により原稿が排出され
る排紙トレイとを有する原稿搬送装置において、本体骨
格と外装とを兼ねたハウジング本体の上部をコ字形に突
出させ、その突出した三方の周壁をそれぞれ箱形に形成
するとともに、該三方の周壁に囲まれた低面部を前記排
紙トレイとし、第1の箱形周壁部内に前記原稿給紙手段
を配置し、前記第1の箱形周壁部に対向する第2の箱形
周壁部内に前記排紙手段を配置し、前記第1,第2の箱形
周壁部を接続する第3の箱形周壁部内に前記原稿給紙手
段,搬送手段,排紙手段を駆動するための駆動手段を配
置し、前記第1の箱形周壁部の内壁に給紙開口を形成
し、前記第2の箱形周壁部の内壁に排出開口を形成し、
前記ハウジング本体を前記原稿台に対して開閉可能とす
るためのヒンジ手段を前記第3の箱形周壁部に設けたこ
とを特徴としているため、強度向上と小型軽量化および
空間を有効利用できるように構成したものである。
〔実施例〕
以下、この発明の添付図面に示す一実施例によって説
明する。
第1図はこの発明による原稿搬送装置の断面図、第2
図はその斜視図、第3図は同平面図、第4図はこの原稿
搬送装置全体の駆動系統図、第5図は該搬送装置の本体
骨格と外装とを兼ねているハウジング本体の斜視図、第
6図は原稿搬送装置を起立開放状態にした複写機の斜視
図である。
これらの図において、10は複写機本体、11はプラテン
ガラス(原稿台)、12は原稿後端ストッパ板(突当て
板)であり、原稿搬送装置は上記プラテンガラス11の上
方に搭載される。該原稿搬送装置は、複写機本体10の上
部のヒンジ手段110に装着され揺動可能な構造をなし、
プラテンガラス11の上面を開閉自在にしている。上記原
稿搬送装置は、給紙部200、搬送部300、排紙部400およ
びこれら各部を収容するハウジング本体100から構成さ
れている。
原稿搬送装置の上部には、ハウジング本体100に固設
された固定給紙皿201と、折畳み可能な可動給紙皿202と
から成る給紙トレイが何れも傾斜して設けられている。
該給紙トレイには原稿Dが積層状に記載可能であり、原
稿Dの先端は給紙部200の送り出し部に挿入されるよう
になっている。また、上記固定給紙皿201上には原稿D
をセットするときにその横幅を規制するための用紙幅規
制板203が幅方向に移動可能に設けられている。
上記固定給紙皿201の給紙方向下流側の中央付近は凹
状に切り欠かれていて、該凹状切欠部には、可動ガイド
板204が、固定給紙皿201の上面より上下方向に揺動自在
になっている。該可動ガイド板204は図示しないソレノ
イドに接続している。
一方、上記可動ガイド板204の上方には、送り出しレ
バー205が揺動自在に支持されている。即ち、送り出し
レバー205の一端の軸部はハウジング本体100の給紙開口
106の上方に回転自在に軸支され、他端は送り出しレバ
ー205の自重により下降して、原稿Dの上面を押圧す
る。
原稿を給紙する際には、前記可動ガイド板204は上昇
位置に在り、送り出しローラ212の外周上面よりやや上
方に停止している。この状態で固定給紙皿201、可動給
紙皿202上に原稿Dをセットし、原稿Dを給紙方向前方
に向けて押し出すと、原稿Dの先端は上記可動ガイド板
204の上面に沿って押し出されるとともに、上方に支持
され自重で垂下している送り出しレバー205の下面を押
し上げて後述するの重送防止ローラ213の外周面および
ハウジング本体100のリブに当接して停止する。第1図
はこの原稿セット状態を示す断面図である。
給紙開始信号により前記ソレノイドに通電すると、可
動ガイド板204が揺動されその先端部が下降し、前記固
定給紙皿201の上面より沈下する。
次に原稿搬送装置の左側(第1図)で、前記給紙トレ
イ201,202の給送下流側に設けられた給紙部200は、給紙
トレイ上から挿入された原稿Dの束を送り込み、更にそ
の最下層から1枚ずつ分離して送出するための送出手段
(第1給紙手段)と、分離した原稿Dを複写機本体10の
プラテンガラス11上に給紙する第2給紙手段とを備えて
いる。
この送出手段は、第1駆動軸210の中央部に遊嵌さ
れ、第2駆動軸211によって駆動される送り出しローラ
(第1給紙ローラ)212と、該送り出しローラ212の斜上
方に設けた重送防止ローラ取付板214軸支された重送防
止ローラ213とから構成されている。
第4図は原稿搬送装置全体の駆動系統図である。メイ
ンモータ215の駆動軸は歯車216,217、タイミングプーリ
218,219とタイミングベルト220、タイミングプーリ219
と同軸の歯車221、第2駆動軸211と一体をなす歯車222
を経由して前記第2駆動軸211を回転させる。該第2駆
動軸211の一方の軸端には一方向クラッチ223を内蔵した
歯車224を有する。この歯車224は、前記第1駆動軸210
に遊嵌された送り出しローラ212と一体をなす歯車225と
歯合している。即ち、正逆回転するメインモータ215に
対し、第1駆動軸210に遊嵌された送り出しローラ212
は、メインモータ215の逆回転時にのみ第2駆動軸211か
ら動力伝達されて回転するが、メインモータ215の正転
時には動力伝達されずフリー回転する。
一方、第2駆動軸211の軸上で、前記送り出しローラ2
12の両側には、それぞれ第2給紙ローラ226,226が軸止
されていて駆動軸と一体に回転する。
また、上記第1駆動軸210の軸端付近には、一方向ク
ラッチを内蔵する2個の歯車227,228と、軸止された歯
車229がそれぞれ取付けられている。
一方、前記第2駆動軸211の軸端には、歯車230が軸止
され、該歯車230はアイドラ歯車231を介して上記第1駆
動軸210の軸端の歯車227に歯合している。
かくして、第1駆動軸210およびこれと一体をなす第
2給紙ローラ226,226はメインモータ215の正逆回転に対
し、常に給紙方向へ一定回転する機能をもつ。
上記第1駆動軸210に軸止された歯車229は、アイドラ
歯車232を介して、一方の軸端に固定された歯車233を有
する第3駆動軸(トルクリミッタ軸)234に動力伝達し
ている。第3駆動軸234の他方の軸端には、トルクリミ
ッタ235を有する歯車236が設けられている。該歯車236
はアイドラ歯車237を介して前記重送防止ローラ213と一
体をなす歯車238と歯合している。重送防止ローラ213は
前記送り出しローラ212に所定圧力で圧接してニップを
形成している。
前述したように前記第1駆動軸210は、メインモータ2
15の正逆回転に拘わらず一方向回転し、これと歯車結合
する重送防止ローラ213も一方向回転可能である。
上記送り出しローラ212と重送防止ローラ213とによる
原稿給送中に、送り出しローラ212を遊嵌支持する第1
駆動軸210に軸止された第2給紙ローラ226,226も送り出
しローラ212と等しい速度で同方向に回転して、原稿D
をUターン給送させる補助的役割をなしている。
給紙手段200の第2給紙手段は、前記第1駆動軸210に
遊嵌した前記送り出しローラ212の両サイドに固定した
2個の第2給紙ローラ226,226と、該ローラ226,226の下
面側で従動回転可能に圧接した従動ローラ240とから成
っている。
この第2給紙ローラ226,226は前記送り出しローラ212
より若干大径であるとともに、送り出しローラ212とは
独立駆動可能で、しかも送り出しローラ212が回転する
ときは、同方向に回転して原稿Dの送出を妨げないよう
になっている。
上記送り出しローラ212と重送防止ローラ213とのニッ
プ位置より給送下流側の搬送路で前記従動ローラ240の
圧接位置近傍には、原稿検出センサ241が設けられてい
る。該原稿検出センサ241は、前記原稿束のうち、ニッ
プ位置で分離送出された1枚の原稿の先端が通過すると
ONとなり、該原稿Dの後端が通過するとOFFするように
なっている。
前記原稿検出センサ241が原稿先端を検出すると、そ
の検出信号を発生してから一定時間後にソレノイドをON
となして、リンク機構の各部材を作動させ、可動ガイド
板204を下降させる。
また、これと同時に、メインモータ215は逆回転から
正回転に移行するが、このとき第2駆動軸211の歯車23
0、アイドラ歯車232、一方向クラッチを内蔵した歯車22
7を経由して(前記一方向クラッチを内蔵する歯車228に
は回転伝達が行われない)、第1駆動軸210は依然同方
向に回転を継続し、該軸210に軸止した第2給紙ローラ2
26も同方向に連続回転する。
しかし、メインモータ215の正回転移行に伴って、第
2駆動軸211も逆回転から正回転に移行するが、該第2
駆動軸211の軸端に設けた一方向クラッチ223によって歯
車224はフリー回転となり、これと歯合する歯車225、お
よび歯車225と一体をなす送り出しローラ212は何れも回
転伝達が行われなくなる。
ここで、原稿Dの先端が前記第2給紙ローラ226と従
動ローラ240に圧接挟持されると、フリー回転する送り
出しローラ212と正回転する第2給紙ローラ226とに密着
巻回された原稿Dは、送り出しローラ212を給紙方向に
従動回転させる。
なお、重送防止ローラ213は、第1駆動軸210が正回転
を持続しているから引続き正回転して2枚目以降の原稿
の重送を防止して戻す動作を行っている。また、第2給
紙ローラ226はその後も継続回転して分離した1枚の原
稿Dを引き続き搬送部300へ給紙する。
搬送部300はプラテンガラス11上で原稿Dを搬送する
ためのもので、白色シート部材304と原稿搬送ローラ30
1,302,303を主構成要素として備えている。白色シート
部材304(以下シート部材と称す)は露光時に原稿Dを
押圧するためのもので、固体潤滑性に富むプラスチック
材料(本実施例ではPET=ポリエチレンテレフタレー
ト)からなり、プラテンガラスの上面を全面覆ってい
る。該シート部材304は一端が給紙部200側のハウジング
本体100の端部に固定され、他端が排紙部400側のハウジ
ング本体100の固定部101aにばねを介して固定されてい
る。また、シート部材304の中心線に沿った適所には、
透孔305,306,307が設けてあり、原稿搬送ローラ301,30
2,303の端部が突出するようになっている。
原稿搬送ローラ301,302,303は、プラテンガラス11上
の原稿Dを搬送するためのもので、透孔305,306,307を
通して原稿Dを押圧しながら回転して摩擦力で搬送でき
るよう、シート部材304の裏面側の各透孔305,306,307に
対応させて設けてある。該ローラ301,302,303の表面
は、摩擦力の大きい弾性材料(例えば発泡ポリウレタン
ゴムまたはプラスチックのスポンジ体)で覆われ、透孔
305,306,307を通して端部がプラテンガラス11の表面に
接している。また、原稿搬送ローラ301,302,303は、露
光時に原稿Dの最終位置を微調整できるよう正逆転可能
になっている。
前記シート部材304の給紙部200側の左端部304aは、シ
ート止め板361の折曲部内に接着固定されている。該シ
ート止め板361の突出した両端部は給紙部200の枠体にね
じ固定されている。
一方、上記シート部材304の排紙部400側の右端部304b
はUターンしたのち、他のシート止め板362の折曲部内
に接着固定されている。該シート止め板362の中央部
は、搬送部300の固定部に、図示しないコイルばね363に
よってばね付勢されて接続されている。
シート部材押圧手段360は、原稿露光時にシート部材3
04をプラテンガラス11に密接させて露光状態を良好にな
し、原稿搬送時にはプラテンガラス11面より上昇させて
原稿の搬送をスムーズにするためのもので、シート部材
304に押圧力が加わらない限り、該シート部材304を上方
に引き上げるようになっている。該押圧手段360は、押
圧板360A(スイングバック板)と押圧駆動軸360Bとから
構成されている。押圧板360Aは前記シート部材304を均
一な力で突当て板12に向けて押圧できるようシート部材
304と同軸で、シート部材304との接触側に凸曲面を有す
る弾性部材である。
押圧駆動軸360Bの端部は、歯車列を介してメインモー
タ215に接続し、駆動伝達される(第4図のスイングバ
ック板部(E)参照)。上記押圧駆動軸360Bの端部には
トルクリミッタが設けられていて、上記押圧板360Aが突
当て板12に当接した際、その当接状態を維持するととも
に無理な負荷が加わらないよう作用する。
前記メインモータ215は前記給紙部200と搬送部300を
同時に駆動する。即ち、メインモータ215のモータ軸と
一体をなす歯車216は、歯車列を経て搬送駆動部340と接
続して駆動軸(ステーション軸)341を回転駆動する。
上記駆動搬送部340の給送上流側には、タイミングベ
ルトを介して第1の搬送ローラ部310が配設されてい
る。また給送下流側にはタイミングベルトを介して第2
の搬送ローラ部320が、更に給送下流側にはタイミング
ベルトを介して第3の搬送ローラ部330がそれぞれ配設
されている。
このように構成された第1の搬送ローラ部310の原稿
搬送ローラは、プラテンガラス11にばね付勢されて押圧
されるとともに、タイミングプーリに巻回されたタイミ
ングベルトによって駆動が伝達される。
第2の搬送ローラ部320の原稿搬送ローラ302も同様に
してばね付勢されるとともに、タイミングベルトの回動
によってタイミングプーリが回転して回転が伝達され
る。
第3の搬送ローラ部330の原稿搬送ローラ303は、タイ
ミングプーリとタイミングベルトの駆動力をタイミング
プーリで受け、該タイミングプーリと一体となって回転
される。ばね付勢力も前記同様に搬送ローラ303を押圧
してプラテンガラス11側に加圧する。
これらの図において、シート部材304の適所に、前記
原稿搬送ローラ301,302,303がプラテンガラス11面を圧
接するための貫通する透孔305,306,307が設けてある。
上記搬送ローラ301,302,303は前述のように、各回転軸
上にそれぞれ2個の弾性ローラを備えているから、上記
透孔305,306,307もこれに対応してそれぞれ2個の開
口、合計6個の開口を形成している(第4図参照)。
次に、原稿Dの搬送・排紙過程を説明する。
給紙部200からプラテンガラス11へ向けて給送された
原稿Dは第1図に示す搬送部300の搬送ローラ301,302,3
03により、プラテンガラス11上を滑走し、原稿Dの後端
が原稿後端ストッパ(突き当て板)12を通過する。
給送中の原稿Dの後端が前記原稿検出センサ241を通
過し、後端検出信号を発生してから一定パルスをカウン
トする。
このパルス数をカウントアップすると、メインモータ
215は正転から再び逆転に変えられ、第2給紙ローラ226
は僅かに逆転して原稿Dの後端を突き当て板12に突き充
てることにより、原稿Dはプラテンガラス11上の所定位
置にセットされる。
こののち、所定のパルスカウント後に、シート部材30
4が原稿Dをプラテンガラス11に圧接し、引続き複写機
本体10内で原稿の露光走査および画像形成処理が開始さ
れる。
露光走査を終了した原稿Dは搬送部300を通過して、
排紙部400の排紙ローラ401、ピンチローラ402,403によ
って圧接挟持されて排出され、ハウジング本体100の排
出開口107から外部の排紙皿104上に放出され載置され
る。
上記排紙部400の搬送経路中に設けた排紙センサ404に
よって、原稿Dの先端または後端が検出されると、2枚
目以降の原稿の給紙動作が上記と同様に繰り返される。
前記ハウジング本体100は、本体骨格と外装とを兼ね
たモノコック構造をなし、変性PPO(ポリフェニレンオ
キシド)等の耐熱性熱可塑性樹脂を成形加工して作られ
た強固な構造体である。即ち、該ハウジング本体100の
三方の周壁は、第5図に示すようにそれぞれ箱形に形成
される。第1の箱形周壁部101の内側には、前記給紙部2
00の部材が収容されている。第2の箱形周壁部102の内
側には、前記排紙部400の部材が収容されている。上記
第1,第2の箱形周壁部を字形に接続する第3の箱形周
壁部103には、原稿を搬入・搬送・排出させるメインモ
ータ215を含む駆動手段および動力伝達手段が収容され
る。該ハウジング本体の背部には、複写機本体に対し
て、ハウジング本体を開閉可能にするヒンジ手段が設け
られている。
上記字形に接続する箱形周壁部101,102,103の全高
は、内蔵する各部材によって必要高さに形成される。こ
れら周壁部101,102,103に囲まれた中央付近の低い平板
部は、排出された原稿を載置する排紙トレイ104であ
り、前記周壁部101,102,103と一体に形成されている。
なお該排紙トレイ104の上面には複数本の突起条104aが
設けられ、排出される原稿Dの滑走性を良好にしてい
る。また、排紙トレイ104の平板部よりやや低い凹部104
bは、排紙トレイ104上に排出・載置された原稿Dを取り
出すとき、指先を該凹部104bにさし込んで原稿束を容易
に掴むことができるようにしてあるから、原稿束を給紙
トレイ下の狭い排紙空間から容易かつ確実に取り出すこ
とができる。また、上記排紙トレイ104の内方の空間に
は、前記原稿搬送ローラ301,302,303、動力伝達手段、
およびシート部材304が収容され、薄型構造となってい
る。
更に、ハウジング本体100の前面側の把手部105は、原
稿搬送装置を複写機本体10の上面に対して開閉操作する
ための指掛けである。
ハウジング本体100の背面側、即ち第3の箱形周壁部1
03の一部には、2個のヒンジ手段110が一体に取り付け
られて揺動自在になっていて、その基部は複写基本体10
に固定されている。
ハウジング本体100の背面側の周壁部103には、重量の
ある駆動部が収容されているから、重心は背面側に偏っ
ている。また、原稿搬送装置全体の重量を負担するヒン
ジ手段110は、上記背面側に偏った重心位置に近接して
設けられているから、原稿搬送装置を持ち上げて揺動す
る開閉操作は軽快に行うことができる。
また、ハウジング本体100の三方の周壁部101,102,103
は、字形に強固な枠体構造を形成しているから、上記
開閉操作時や、立体原稿を押圧して複写するときにも、
ハウジング本体100が歪曲変形することはない。
〔発明の効果〕
上述のように、この発明の原稿搬送装置は、装置の薄
型化と小型軽量化と保守性向上を実現した原稿搬送装置
であり、特に、給紙部、排紙部、駆動部を収容するハウ
ジング本体は、三方の周囲を字形の箱形形状で固め、
三方の周壁に囲まれた底面部を排紙トレイとして、排紙
トレイの上方に給紙トレイを配置した構造であるため、
ハウジング本体がモノコック構造の軽量強固な枠体とな
っている。
また、駆動部をヒンジ手段側に配置することにより、
重心をヒンジ手段に近接し、原稿搬送装置の開閉操作が
容易かつ軽快となった。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による原稿搬送装置の断面図、第2図
はその斜視図、第3図は同平面図、第4図はこの原稿搬
送装置の全体の駆動系統図、第5図は該搬送装置のハウ
ジング本体の斜視図、第6図は原稿搬送装置を起立開放
状態にした複写機の斜視図である。 10……複写機本体 11……プラテンガラス(原稿台) 100……ハウジング本体 101……第1の箱形周壁部 102……第2の箱形周壁部 103……第3の箱形周壁部 104……排紙トレイ、105……把手部 106……給紙開口、107……排出開口 110……ヒンジ手段 200……給紙部(原稿給紙手段) 300……搬送部(搬送手段) 301,302,303……原稿搬送ローラ 304……白色シート部材(シート部材) 305,306,307……透孔 400……排紙部(排紙手段) D……原稿
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 合議体 審判長 酒井 進 審判官 水垣 親房 審判官 小橋 立昌 (56)参考文献 特開 昭63−180642(JP,A) 特開 昭63−41328(JP,A) 特開 昭57−73768(JP,A) 特開 昭62−105837(JP,A) 特開 昭57−82869(JP,A) 特開 昭61−179466(JP,A) 実開 昭56−108138(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿が載置される給紙トレイと、 前記給紙トレイ上に載置された原稿を一枚づつ給紙する
    原稿給紙手段と、 原稿台上で原稿を搬送する搬送手段と、 前記原稿台上で露光処理された原稿を排出する排紙手段
    と、 前記給紙トレイの下方に配置され、前記排紙手段により
    原稿が排出される排紙トレイとを有する原稿搬送装置に
    おいて、 本体骨格と外装とを兼ねたハウジング本体の上部をコ字
    形に突出させ、その突出した三方の周壁をそれぞれ箱形
    に形成するとともに、該三方の周壁に囲まれた低面部を
    前記排紙トレイとし、 第1の箱形周壁部内に前記原稿給紙手段を配置し、 前記第1の箱形周壁部に対向する第2の箱形周壁部内に
    前記排紙手段を配置し、 前記第1,第2の箱形周壁部を接続する第3の箱形周壁部
    内に前記原稿給紙手段,搬送手段,排紙手段を駆動する
    ための駆動手段を配置し、 前記第1の箱形周壁部の内壁に給紙開口を形成し、 前記第2の箱形周壁部の内壁に排出開口を形成し、 前記ハウジング本体を前記原稿台に対して開閉可能とす
    るためのヒンジ手段を前記第3の箱形周壁部に設けたこ
    とを特徴とする原稿搬送装置。
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