JP2936793B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2936793B2
JP2936793B2 JP3127169A JP12716991A JP2936793B2 JP 2936793 B2 JP2936793 B2 JP 2936793B2 JP 3127169 A JP3127169 A JP 3127169A JP 12716991 A JP12716991 A JP 12716991A JP 2936793 B2 JP2936793 B2 JP 2936793B2
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靖典 岸
正 永井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手ぶれ補正装置を有す
る撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、撮像装置は小型化,軽量化,低価
格化,高画質化などが図られており、高付加価値商品を
提供する上では、多機能化についても重要な要素となっ
てきている。
【0003】図3は従来の手ぶれ補正機能を有する撮像
装置のブロック図の一例である。図3において、301
はレンズ、302は撮像素子、303は信号処理回路、
304は信号処理回路303の出力信号を少なくとも1
フィールド以上記憶することが可能なメモリ、305は
撮像装置本体のぶれを動きベクトルとして検出し出力す
る動き情報検出回路、306は拡大率を設定する拡大率
設定回路、307はメモリ303に記憶された映像信号
のうち動きベクトルをもとに任意の場所の拡大動作を行
う画像拡大部である。
【0004】以上のように構成された従来の撮像装置の
手ぶれ補正機能について図3及び図4を用いて説明す
る。
【0005】図3において信号処理回路303の出力信
号をメモリ304に入力する。また、動き情報検出回路
305にて撮像装置のぶれを図4に示した動きベクトル
1として検出する。そして、この動きベクトル1をもと
にメモリ304で記憶された映像信号の場所を画像拡大
部307で制御することにより、図4における画像Aか
ら画像Bへ平行移動し、拡大率設定回路306で設定し
た拡大率でもって画面を1画面分の大きさに拡大し、手
ぶれを仰圧した画面を出力することができる。
【0006】ここで、図4において、Hはメモリに入力
された映像信号の水平方向の範囲であり、HA,HBは画
像A,画像Bに対するメモリから読み出す範囲である。
また、動きベクトル1の水平成分がha2以上であれば補
正は不可能となり、よってH/HAの値(拡大率)が大
きいほど補正可能な範囲が大きくなり手ぶれ補正の効果
が向上する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、手ぶれ補正の効果を向上させるため拡大
率を上げた場合、同時に残像による画質劣化の度合も上
がるという課題を有していた。
【0008】本発明は上記の課題を鑑み、拡大率が或レ
ベル以上の時は拡大率の大きさに応じて動きベクトルに
利得をかけ、手ぶれ補正精度を落とさず、かつ残像によ
る画質劣化を抑圧することを特徴とする手ぶれ補正機能
付き撮像装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の撮像装置は撮像素子と、映像信号として出力
する信号処理回路と、動きベクトルを検出する動き情報
検出回路と、少なくとも1フィールド以上の前記映像信
号を記憶するメモリと、メモリの任意の場所を拡大動作
する画像拡大部と、拡大率を設定する拡大率設定回路
と、前記拡大率に応じて所定の利得を設定する利得設定
回路と、前記動きベクトルに利得設定回路の出力を乗算
する乗算器という構成をそなえたものである。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成によって、拡大率の大き
さに応じて動きベクトルに対し所定の利得をかけ、補正
効果を低くすることにより、残像による画質劣化を抑圧
することができる。つまり、撮像装置においては、手ぶ
れを補正を行うと撮影画像において残像が生じてしま
い、この状態から使用者が拡大率設定回路で任意に拡大
率を上げると、手ぶれ補正により生じた残像までもが拡
大され、非常に見にくい画像となってしまう。このた
め、本発明では拡大率設定回路にて拡大率が所定値より
も大きく設定されると、利得設定回路にて利得を低く設
定し、手ぶれ補正の補正効果を弱めることにより、画質
劣化を抑圧している。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例の撮像装置について、
図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は、本発明の実施例における撮像装置
のブロック図である。図1において、101はレンズ、
102は撮像素子、103は映像信号として出力する信
号処理回路、104は前記映像信号を少なくとも1フィ
ールド以上記憶することが可能なメモリ、105は撮像
装置のぶれを動きベクトルとして検出し出力する動き情
報検出回路、106は拡大率を設定する拡大率設定回
路、107は拡大率に応じて所定の利得を設定する利得
設定回路、108は前記動きベクトルに利得設定回路1
07の出力を乗算し動きベクトルAとして出力する乗算
器、109はメモリ103に記憶された映像信号のうち
前記動きベクトルAをもとに任意の場所の拡大動作を行
う画像拡大部である。
【0013】図2は、拡大率設定回路106で設定した
拡大率に応じて動きベクトルに乗算する利得を設定する
利得設定回路107での特性図である。
【0014】以上のように構成された撮像装置につい
て、以下、図1及び図2を用いて、その動作を説明す
る。
【0015】まず図1において、信号処理回路103の
出力信号をメモリ104に入力する。また、動き情報検
出回路105にて手ぶれによる撮像装置の動きを動きベ
クトルとして検出する。拡大率設定回路106において
設定した拡大率に応じて、利得設定回路107において
拡大率1倍からKthまで利得を1倍に、手ぶれ補正効果
を向上させるため拡大率をKthより上げた場合は、拡大
率に応じて利得を1倍からα倍(0<α<1)の間で変
化させる(図2参照のこと)。そして、前記動きベクト
ルと利得設定回路107の出力とを乗算器108にて乗
算し動きベクトルAとして出力する。この動きベクトル
Aをもとにメモリ104で記憶された映像信号の場所を
画像拡大部107で制御し、拡大率設定回路106で設
定した拡大率でもって画面を1画面分の大きさに拡大す
ることにより、手ぶれを抑圧し、かつ残像による画質劣
化を抑圧した画面を出力することができる。
【0016】なお、図2において拡大率KthからKmax
の利得を線形で変化させたが、非線形でも構わない。ま
た、拡大率KthからKmaxの利得はぶれ補正の効果を落
とさない程度に設定する必要がある。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は、手ぶれ補正の効
果を向上させるため拡大率を上げた時、残像による画質
劣化の度合が大きくなるのを抑圧することを可能にした
撮像装置を実現できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における撮像装置のブロック図
【図2】同実施例における拡大率と利得との関係を示し
た特性図
【図3】従来の撮像装置のブロック図
【図4】同動きベクトルをもとに手ぶれ補正を行う時の
原理図
【符号の説明】
101 レンズ 102 撮像素子 103 信号処理回路 104 メモリ 105 動き情報検出回路 106 拡大率設定回路 107 利得設定回路 108 乗算器 109 画像拡大部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像した画像を使用者が設定した任意の倍
    率に拡大可能であるとともに、本装置のぶれによる画像
    のぶれを補正可能な撮像装置であって、被写体より入射
    される光学信号を電気信号に変換する撮像素子と、前記
    撮像素子の出力信号を映像信号として出力する信号処理
    回路と、前記映像信号に含まれる撮像装置本体のぶれに
    よる画像の動きを検出する動き情報検出回路と、前記映
    像信号を少なくとも1フィールド記憶させるメモリと
    本装置の出力画像信号と前記メモリに記憶された映像信
    号との大きさの比である拡大率を使用者が任意に設定可
    能な拡大率設定回路と、前記拡大率設定回路により設定
    された拡大率が所定値K th (K th ≧1)以下の時は利得
    を1倍とし拡大率が所定値K th よりも大きい時は利得を
    1倍未満に設定する利得設定回路と、前記動き情報検出
    回路にて検出された動き情報である動きベクトルに前記
    利得設定回路の出力を乗算する乗算器と、前記乗算器に
    より利得制御された動きベクトルにより前記メモリに記
    憶された映像信号のうち任意の場所を拡大する画像拡大
    部とを備えたことを特徴とする撮像装置。
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