JP2933342B2 - 分散染料混合物 - Google Patents
分散染料混合物Info
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- JP2933342B2 JP2933342B2 JP2034732A JP3473290A JP2933342B2 JP 2933342 B2 JP2933342 B2 JP 2933342B2 JP 2034732 A JP2034732 A JP 2034732A JP 3473290 A JP3473290 A JP 3473290A JP 2933342 B2 JP2933342 B2 JP 2933342B2
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- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B67/00—Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
- C09B67/0033—Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions
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- C09B67/0046—Mixtures of two or more azo dyes
- C09B67/0051—Mixtures of two or more azo dyes mixture of two or more monoazo dyes
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C09B29/00—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling
- C09B29/34—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from other coupling components
- C09B29/36—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from other coupling components from heterocyclic compounds
- C09B29/3604—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from other coupling components from heterocyclic compounds containing only a nitrogen as heteroatom
- C09B29/3617—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from other coupling components from heterocyclic compounds containing only a nitrogen as heteroatom containing a six-membered heterocyclic with only one nitrogen as heteroatom
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- Y10S8/922—Polyester fiber
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は分散染料混合物に関するもので、詳しくは、
湿潤堅牢度が著しく優れている上、染色時における染着
性及び温度依存性が優れた赤色系分散染料混合物に関す
るものである。
湿潤堅牢度が著しく優れている上、染色時における染着
性及び温度依存性が優れた赤色系分散染料混合物に関す
るものである。
［従来の技術］ 下記一般式［Ｉ］ （式中、Ｒはアルキル基、アルコキシアルキル基、アル
コキシアルコキシアルキル基などを表わす）で示される
赤色系の分散染料は、ポリエステル繊維を染色した場合
の湿潤堅牢度が著しく優れた染料として知られている。
（特公昭50−6336号参照） ［発明が解決しようとする課題］ 本発明は、この分散染料の性能例えば染色時における
染着性、温度依存性、高温分散等を更に向上させた染料
を提供することを目的とするものである。
コキシアルコキシアルキル基などを表わす）で示される
赤色系の分散染料は、ポリエステル繊維を染色した場合
の湿潤堅牢度が著しく優れた染料として知られている。
（特公昭50−6336号参照） ［発明が解決しようとする課題］ 本発明は、この分散染料の性能例えば染色時における
染着性、温度依存性、高温分散等を更に向上させた染料
を提供することを目的とするものである。
［課題を解決する手段］ 本発明者等は、前示一般式［Ｉ］で示される赤色系分
散染料を特定の組合せで用いると優れた湿潤堅牢度を維
持し、しかも染着性、温度依存性及び高温分散性が向上
することを見い出し本発明を完成した。
散染料を特定の組合せで用いると優れた湿潤堅牢度を維
持し、しかも染着性、温度依存性及び高温分散性が向上
することを見い出し本発明を完成した。
すなわち、本発明の要旨は、下記構造式［Ａ］ で示される赤色系分散染料と 下記一般式［Ｂ］ （式中、R1はC2〜４のアルキル基、C1〜４のアルコキシ
C2〜３アルキル基又はC1〜４アルコキシエトキシエチル
基を表わす）で示される赤色系分散染料の少なくとも１
種とを［Ｂ］／［Ａ］が0.1〜５（重量比）の割合で含
有する分散染料混合物に存する。
C2〜３アルキル基又はC1〜４アルコキシエトキシエチル
基を表わす）で示される赤色系分散染料の少なくとも１
種とを［Ｂ］／［Ａ］が0.1〜５（重量比）の割合で含
有する分散染料混合物に存する。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明においては、前示式［Ａ］と［Ｂ］で示される
同種の赤色系分散染料を混合して使用するが、その混合
割合は、［Ａ］成分に対して［Ｂ］成分が0.1〜５重量
倍、好ましくは0.2〜４重量倍更に好ましくは0.3〜２重
量倍である。［Ｂ］成分の使用量があまり少ない場合又
は多すぎる場合には、染着性及び温度依存性などの向上
効果が小さい。
同種の赤色系分散染料を混合して使用するが、その混合
割合は、［Ａ］成分に対して［Ｂ］成分が0.1〜５重量
倍、好ましくは0.2〜４重量倍更に好ましくは0.3〜２重
量倍である。［Ｂ］成分の使用量があまり少ない場合又
は多すぎる場合には、染着性及び温度依存性などの向上
効果が小さい。
前示一般式［Ｂ］におけるR1のアルキル基としては、
例えばエチル基、ｎ−プロピル基、iso−ブチル基など
が、アルコキシアルキル基としては、例えば、メトキシ
エチル基、エトキシエチル基、メトキシプロピル基など
が、また、アルコキシエトキシエチル基としては、例え
ば、メトキシエトキシエチル基、エトキシエトキシエチ
ル基などが挙げられる。本発明においては、R1がエチル
基のものが特に望ましい効果を得ることができる。これ
ら染料は一部新規な染料を含むがいずれも公知の方法例
えば特公昭50−6336号記載の方法に順じて製造すること
ができる。
例えばエチル基、ｎ−プロピル基、iso−ブチル基など
が、アルコキシアルキル基としては、例えば、メトキシ
エチル基、エトキシエチル基、メトキシプロピル基など
が、また、アルコキシエトキシエチル基としては、例え
ば、メトキシエトキシエチル基、エトキシエトキシエチ
ル基などが挙げられる。本発明においては、R1がエチル
基のものが特に望ましい効果を得ることができる。これ
ら染料は一部新規な染料を含むがいずれも公知の方法例
えば特公昭50−6336号記載の方法に順じて製造すること
ができる。
例えば、下記構造式［II］ で示されるアニリン誘導体をジアゾ化し、次いで、これ
と下記一般式［III］ （式中、Ｒはメチル基或いはR1で定義される基と同じ意
味を表わす） で示されるオキシナフタル酸誘導体とカップリングする
ことにより製造することができる。
と下記一般式［III］ （式中、Ｒはメチル基或いはR1で定義される基と同じ意
味を表わす） で示されるオキシナフタル酸誘導体とカップリングする
ことにより製造することができる。
本発明では赤色系成分として上述の同種の２種類の成
分染料を併用するものであるが、更に、必要に応じて他
の赤色染料を併用してもよい。また、勿論、希望する色
調に染色するために、青色成分及び黄色成分と配合して
使用することもできる。
分染料を併用するものであるが、更に、必要に応じて他
の赤色染料を併用してもよい。また、勿論、希望する色
調に染色するために、青色成分及び黄色成分と配合して
使用することもできる。
本発明の分散染料混合物を使用するに当っては、常法
により、例えば、ナフタレンスルホン酸−ホルムアルデ
ヒド縮合物、リグニンスルホン酸ナトリウムなどの公知
のアニオン系分剤と混合し、染料ケーキを分散処理して
分散染料組成物を調製する必要がある。
により、例えば、ナフタレンスルホン酸−ホルムアルデ
ヒド縮合物、リグニンスルホン酸ナトリウムなどの公知
のアニオン系分剤と混合し、染料ケーキを分散処理して
分散染料組成物を調製する必要がある。
本発明の分散染料混合物は主としてポリエステル繊維
を染色するために用いられる。対象となるポリエステル
繊維は単独でも、他の繊維との混合品でもよい。
を染色するために用いられる。対象となるポリエステル
繊維は単独でも、他の繊維との混合品でもよい。
染色方法としては種々の方法に適用できるが、特に吸
尽染色法に適用した場合に、優れた染着性及び温度依存
性更に高温分散性を示す。吸尽染色における染色条件は
特に限定されず、例えば、染色温度は120〜140℃程度で
あり、染色浴pHは４〜9.5程度である。
尽染色法に適用した場合に、優れた染着性及び温度依存
性更に高温分散性を示す。吸尽染色における染色条件は
特に限定されず、例えば、染色温度は120〜140℃程度で
あり、染色浴pHは４〜9.5程度である。
［実施例］ 次に、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、
本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に限定さ
れるものではない。
本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に限定さ
れるものではない。
実施例１ 下記構造式のＲを変えることによる得られる２種の分
散染料［ａ］と［ｂ］を50:50（重量比）で混合した混
合染料27gに、リグニンスルホン酸ナトリウム36gとナフ
タリンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合物37gおよび
水300gを加えサンドグラインダーで５時間湿式粉砕し、
公知の方法でスプレー乾燥することにより粉末状染料を
得た。
散染料［ａ］と［ｂ］を50:50（重量比）で混合した混
合染料27gに、リグニンスルホン酸ナトリウム36gとナフ
タリンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合物37gおよび
水300gを加えサンドグラインダーで５時間湿式粉砕し、
公知の方法でスプレー乾燥することにより粉末状染料を
得た。
この染料0.11gと酢酸0.03ml/L、硫酸アンモニウム2g/
L、ノニオン系分散助剤0.5g/Lとなる量に水を加えてTot
al150mlの染色浴を調製し、これにポリエステル（トロ
ピカル）布5gを投入し、130℃で60分間染色した。染色
布は水洗、還元洗浄（ハイドロサルファイトナトリウム
2g/L、NaOH2g/L、界面活性剤2g/L、液量150ml、80℃×1
0分処理）、水洗し、乾燥した。ここで得た赤色の染色
布につき、湿潤堅牢度及び染着率を測定するとともに、
染料の温度依存性、高温分散性を調べたところ、第１表
の結果を得た。なおNo.5〜８は比較例である。
L、ノニオン系分散助剤0.5g/Lとなる量に水を加えてTot
al150mlの染色浴を調製し、これにポリエステル（トロ
ピカル）布5gを投入し、130℃で60分間染色した。染色
布は水洗、還元洗浄（ハイドロサルファイトナトリウム
2g/L、NaOH2g/L、界面活性剤2g/L、液量150ml、80℃×1
0分処理）、水洗し、乾燥した。ここで得た赤色の染色
布につき、湿潤堅牢度及び染着率を測定するとともに、
染料の温度依存性、高温分散性を調べたところ、第１表
の結果を得た。なおNo.5〜８は比較例である。
実施例２ 実施例１のNo.1において、［ａ］成分と［ｂ］成分と
の混合割合を第２表に示す割合に変えて同様なテストを
行ったところ、第２表に示す結果を得た。
の混合割合を第２表に示す割合に変えて同様なテストを
行ったところ、第２表に示す結果を得た。
［発明の効果］ 特定の分散染料を組合せた本願の染料混合物は分散性
良好で、染色時における染着性、温度依存性に優れ、湿
潤堅牢度の優れた染色物を与えることができる。
良好で、染色時における染着性、温度依存性に優れ、湿
潤堅牢度の優れた染色物を与えることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平７−157682（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−270882（ＪＰ，Ａ) 特開 昭54−17735（ＪＰ，Ａ) 特公 昭50−6336（ＪＰ，Ｂ２) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) C09B 67/22 ＣＡ（ＳＴＮ) ＣＡＯＬＤ（ＳＴＮ) ＲＥＧＩＳＴＲＹ（ＳＴＮ)
Claims (1)
- 【請求項１】下記構造式［Ａ］ で示される赤色系分散染料と 下記一般式［Ｂ］ （式中、R1はC2〜４のアルキル基、C1〜４のアルコキシ
C2〜３アルキル基又はC1〜４アルコキシエトキシエチル
基を表わす）で示される赤色系分散染料の少なくとも１
種とを、［Ｂ］／［Ａ］が0.1〜５（重量比）の割合で
含有する分散染料混合物。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2034732A JP2933342B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | 分散染料混合物 |
| US07/654,055 US5114431A (en) | 1990-02-15 | 1991-02-12 | Disperse dye mixture: two red disperse dyes for polyester fibers-azo dyes containing naphthalic imide coupler |
| KR1019910002351A KR0143980B1 (ko) | 1990-02-15 | 1991-02-12 | 분산 염료 혼합물 |
| DE69109328T DE69109328T2 (de) | 1990-02-15 | 1991-02-13 | Mischung von Dispersionsfarbstoffen. |
| EP91102034A EP0442477B1 (en) | 1990-02-15 | 1991-02-13 | Disperse dye mixture |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2034732A JP2933342B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | 分散染料混合物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03237166A JPH03237166A (ja) | 1991-10-23 |
| JP2933342B2 true JP2933342B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=12422490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2034732A Expired - Lifetime JP2933342B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | 分散染料混合物 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5114431A (ja) |
| EP (1) | EP0442477B1 (ja) |
| JP (1) | JP2933342B2 (ja) |
| KR (1) | KR0143980B1 (ja) |
| DE (1) | DE69109328T2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102351792A (zh) * | 2011-08-09 | 2012-02-15 | 杭州福莱蒽特精细化工有限公司 | 偶氮萘二甲酰亚胺化合物及其组合物、制备与应用 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4057539A (en) * | 1971-12-03 | 1977-11-08 | Mitsubishi Chemical Industries Ltd. | Azo compounds containing a naphthalic imide coupler |
| DE2748720A1 (de) * | 1977-10-29 | 1979-05-03 | Bayer Ag | Azofarbstoffe |
-
1990
- 1990-02-15 JP JP2034732A patent/JP2933342B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-02-12 KR KR1019910002351A patent/KR0143980B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1991-02-12 US US07/654,055 patent/US5114431A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-02-13 EP EP91102034A patent/EP0442477B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-02-13 DE DE69109328T patent/DE69109328T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5114431A (en) | 1992-05-19 |
| KR0143980B1 (ko) | 1998-07-01 |
| EP0442477B1 (en) | 1995-05-03 |
| EP0442477A1 (en) | 1991-08-21 |
| DE69109328D1 (de) | 1995-06-08 |
| DE69109328T2 (de) | 1996-02-01 |
| KR910015668A (ko) | 1991-09-30 |
| JPH03237166A (ja) | 1991-10-23 |
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