JP2933029B2 - デジタル信号符号化/復号化回路 - Google Patents

デジタル信号符号化/復号化回路

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JP2933029B2
JP2933029B2 JP25863696A JP25863696A JP2933029B2 JP 2933029 B2 JP2933029 B2 JP 2933029B2 JP 25863696 A JP25863696 A JP 25863696A JP 25863696 A JP25863696 A JP 25863696A JP 2933029 B2 JP2933029 B2 JP 2933029B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル信号の符号
化/復号化を制御する回路に関し、特に符号化復号化の
前処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリで使用する2値画像の符号
化/復号化アルコリズムの国際標準としてMH(モディ
ファイド・ハフマン)方式とMR(モディファイド・リ
ード)方式から知られている。MH方式は水平方向1ラ
イン単位の符号化方式である。一方、MR方式は垂直方
向の符号化であり、ある1ライン(符号化ラインとい
う)を符号化する時、そのラインの1つ前のライン(参
照ラインという)を参照しなければならない。このた
め、1ラインの符号化を行うために2ラインのメモリ読
みだしを行うことになり、メモリアクセス回数がMH方
式に比べて2倍必要となる。しかしながら、精度及び解
像度がMH方式に比べて、良好であることから、現在M
R方式が主流となっている。
【0003】MR方式の符号化/復号化回路を実現する
には、前述したように前後2ラインの情報が必要である
ため、メモリアクセス回数が多いという問題がある。こ
れを解決するために、符号化ラインとしてメモリから読
みだした1ライン分の情報を次のラインの符号化のため
の参照ラインとして1ライン分の容量をもつバッファに
一時格納する、いわゆるラインバッファ制御方式が提案
されている。しかしながら、高解像度、高精度の符号化
/復号化を行うためには、1ライン分の情報量が多くな
り、大容量のラインバッファが必要となる。たとえば1
mmを16本の走査線でスキャンする場合、A4版の画
像では3456ビットの容量が必要となる。実際にはラ
インバッファへの格納と符号化は並行に行われるので、
ラインバッファは2個必要となる。かかる大容量のライ
ンバッファを符号化/復号化回路と同一の半導体チップ
上に集積化することは非常に困難である。
【0004】このような課題に対して圧縮ラインバッフ
ァを利用することにより、少ないラインバッファでメモ
リアクセス回数を減らす方式が特開昭62−23016
4号公報で提案されている。本提案によると、画像メモ
リ上のビットデータを一定間隔で分割し、その分割した
特定ビット長がすべて同一色である場合には特定のコー
ドを割り当て、異なる色が含まれる場合にはそれと異な
るコードを割り当て、この割り当てられたコードのみを
ラインバッファに格納することにより、少ないラインバ
ッファメモリで、メモリアクセスの少ない符号化/復号
化回路を提案するものであった。この技術について説明
する。図8はこの技術、ないし本発明が適用されるファ
クシミリあるいはイメージワークステーションのシステ
ム構成図である。
【0005】スキャナー6によって走査されたデジタル
信号に変換されたイメージ情報はホストプロセッサ1の
制御によりシステムバス9を介して主メモリ5内のイメ
ージメモリエリア10に記憶される。記憶されたイメー
ジ情報を電話回線等の通信手段を用いてそのまま伝送す
る際、伝送量を圧縮するために圧縮/伸長回路を含む符
号化/復号化制御回路2が用いられる。この制御回路2
は主メモリ5のイメージメモリエリアから1ライン毎に
イメージ情報を読みだしてMR方式で符号化し、符号化
した情報を通信コントローラ7へ転送する。一方、通信
コントローラ7を介して入力された符号化された情報は
ホストプロセッサ1の制御によって一旦主メモリ5に記
憶される。主メモリ5に記憶された情報は符号化/復号
化制御回路2によって1ラインずつ読み出され元のイメ
ージ情報へ復号化され、主メモリ5のイメージメモリエ
リア10に格納される。ホストプロセッサ1は、復号化
されイメージメモリエリア10に書き込まれたイメージ
情報を主メモリ5から読みだしてイメージプリンタ3へ
印字もしくはCRT4へ表示したり、磁気ディスク8に
保存することができる。
【0006】図9は前記公報で提案されている符号化/
復号化回路2の内部ブロック図を示す。なお、図には符
号化に必要な回路が示されている。この符号化/復号化
制御回路2は、前記したように符号化すべき情報を主メ
モリ5からライン単位で読みだして符号化し、符号化し
た情報を通信コントローラ7へ転送しなければならな
い。このうち、主メモリ5からの情報の読みだしをホス
トプロセッサ1が実行すると、ホストプロセッサ1の処
理能力が低下するため、ホストプロセッサ1に代わって
主メモリ5をアクセスするDMAC(ダイレクトメモリ
アクセスコントローラ)900が用いられている。DM
AC900はシステムバス9に接続され、主メモリ5の
イメージメモリエリア10から1ラインずつ情報を読み
出す。読み出された1ラインの情報は符号化のために符
号化ラインFIFO回路901に入力されるとともに、
黒画素検出器904に入力され、全て白か否かを判定さ
れ、16ビット単位のデータが1ビットのコード情報と
され、そのコード情報のみが、ラインバッファ制御回路
905を介してラインバッファ906に一時的に蓄えら
れる。
【0007】そして、ラインバッファ制御回路905は
符号化ラインFIFO回路901に入力された1ライン
の情報をMR符号化回路903にて圧縮するために、前
ラインの情報を参照すべく、該当するデータをラインバ
ッファ906から読みだし、このときに前記コード情報
に基づき全て白であれば白画素発生器907を用いてデ
ータを再生し、これを符号化参照ラインFIFO回路9
02に入力する。全て白でなければDMAC900を用
いてシステムバス9を介して主メモリ5より読み出す。
したがって、この方法では、白画素が多い画像データで
は、コード情報に基づいて白画素発生器907で再生さ
れるデータを用いることができるため、その際のメモリ
アクセスが不要となり、メモリアクセスの回数が減少さ
せることが可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案によると、特定ビット長のデータが全て例えば白画素
であればメモリアクセスは行われないため効率よく圧縮
が進行するが、特定ビット長内に1点でも黒画素が存在
すれば通常と同様のメモリアクセスを行う必要があるた
め、一般的に白画素が多い画像に対しては効率良く圧縮
が進行するが、黒画素が多い画像に対しては通常と同じ
だけのメモリアクセス回数が必要となるため効果が少な
いという問題が存在する。
【0009】本発明の目的はこのような黒画素が多いよ
うな画像に対しても、上述した提案と同様な効果が得ら
れる圧縮ラインバッファ方式の符号化/復号化回路を提
供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ラインバッフ
ァに書き込まれるべきデジタル信号の所定ビット長内の
各データを、その所定ビットに隣接する特定データと一
定の演算を施すことにより、各データが全て同一の場合
の第1の圧縮コードと、同一でない場合の第2の圧縮コ
ードのいずれかを作成する第1の回路と、前記第1の回
路によって作成された圧縮コードを前記ラインバッファ
に書き込み、読出す制御を行う第2の回路と、第2の回
路によって読出された圧縮コードが前記第1の圧縮コー
ドであれば対応する所定ビット長と隣接する特定データ
との特定の演算を施すことにより白画素または黒画素の
データを作成して前記符号化/復号化回路に供給し、前
記第2の圧縮コードであれば当該第2の圧縮コードに対
応する元となるデータを当該元となるデータが格納され
ているメモリから読みだして前記符号化/復号化回路に
供給する第3の回路とを有することを特徴とする。
【0011】ここで、第1の回路は、隣接データの1ビ
ットデータと所定データのビットデータとを比較し、所
定データが全て同一画素であることを検出したときに第
1の圧縮コードを出力するように構成される。あるい
は、隣接データと所定データの対応するビットデータの
XOR演算を施すように構成される。また、第3の回路
は、白画素を生成する手段と、黒画素を生成する手段
と、第1の圧縮コードと所定データとをそれぞれ入力
し、これらの入力を演算して得られた信号に基づいて前
記白画素生成手段と黒画素生成手段のいずれかを選択す
る手段とを備える構成とされる。さらに、第3の回路
は、第2の圧縮コードが入力されたときに、元となるデ
ータが格納されているメモリに対する読み出し信号を出
力する手段を備える。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施形態例による
圧縮/伸長制御回路を含む符号化/復号化回路のブロッ
ク図である。図8に示したようなシステム構成のシステ
ムバス9に接続されたDMAC(ダイレクト・メモリ・
アクセス・コントローラ)20には、参照ラインFIF
O回路23と、符号化ラインFIFO回路24と、ビッ
ト演算回路27、白画素発生器28と、黒画素発生器2
9とが接続されている。そして、前記ビット演算回路2
7には第1隣接ビット保持回路26Aと、ラインバッフ
ァ制御回路21が接続され、このラインバッファ制御回
路21にはラインバッファ22が接続されている。ま
た、前記白画素発生器28と黒画素発生器29には第2
隣接ビット保持回路26Bが接続され、この第2隣接ビ
ット保持回路26Bは前記参照ラインFIFO回路23
とラインバッファ制御回路21にそれぞれ接続される。
さらに、前記各FIFO回路23,24にはMR符号化
回路25が接続されている。すなわち、この回路におい
ては、第1隣接ビット保持回路26A、ビット演算回路
27、黒画素発生器29、白画素発生器28、第2隣接
ビット保持回路26Bを設けたことを特徴としている。
【0013】次に動作を説明する。情報圧縮時、DMA
C20はシステムバス9を用いて図8に示した主メモリ
5内のイメージメモリエリア10から2値画像情報を1
6画素単位で読みだし、ビット演算回路27と符号化ラ
インFIFO回路24に同時に送る。ビット演算回路2
7は、図2に示される回路で構成されており、DMAC
20から送られた16ビット単位のデータ(D0〜D1
5)をNORゲート30とANDゲート32に受け、そ
れぞれの出力はマルチプレクサ33に入力される。マル
チプレクサ33の制御信号は第1隣接ビット保持回路2
6Aから与えられ、“1”であればANDゲート32の
出力が選択され、“0”であればNORゲート30の出
力が選択される。マルチプレクサ33の出力はフリップ
フロップ31に印加される。今、白情報が“0”、黒情
報が“1”とすると、ORゲート30に入力された16
画素のデータが全て白で、隣接ビット保持回路Aからの
信号が0ならばORゲートの出力は“1”なり、フリッ
プフロップ31には“1”がセットされる。一方、16
画素のうちいずれかの画素に1ビットでも黒があり、第
1隣接ビット保持回路26Aからの信号が“0”であれ
ば、NORゲート30の出力は“0”となりフリップフ
ロップ31は“0”にセットされる。
【0014】第1隣接ビット保持回路26Aは入力デー
タの最右端の16ビットを、次ワードの演算のためにラ
ッチする。フリップフロップ31の出力はラインバッフ
ァ制御回路21を介してラインバッファ22に書き込ま
れる。黒画素検出器27によって、DMAC20から供
給される16ビット単位のワードデータは1ビットのコ
ード情報に圧縮される。すなわち、隣接する1ワードの
16ビットの最右端16ビット目と同一画素であれば
“1”、そうでなければ“0”とする。したがって、G
4モードのファクシミリの場合A4版で1ライン当たり
3456ビットのイメージ情報が、本実施形態例によれ
ば3456÷16=216ビットに圧縮され、ラインバ
ッファの容量は従来の1/16でよくなり、LSI化に
好適となる。
【0015】前述したように、ラインバッファ22に書
き込まれる情報はMR符号化において参照ライン(符号
化されるラインの1つ前のライン)情報として必要なも
のである。しかるに、本実施形態では参照ライン情報を
圧縮してラインバッファ22に記憶しているため、符号
化に際しては圧縮した情報を元の情報に戻さなければな
らない。この操作を簡便にするために本実施形態では白
画素発生器28、黒画素発生器29、第2隣接ビット保
持回路26Bを設けている。これら白画素発生器28、
白画素発生器29、第2隣接ビット保持回路26Bの具
体回路は図3に示されている。
【0016】白画素発生器28は16個のバッファB0
〜B15を有しており、各バッファの入力はすべてGN
Dに接続されている。バッファはラインバッファ22か
ら読み出される圧縮コードLWと第2隣接ビット保持回
路26Bによって制御され、LWが“1”で第2隣接ビ
ット保持回路26Bの出力が“0”の時に活性化され各
出力に“0”を発生する。この結果、LW=0の時は1
6ビットのデータD0〜D15がオール“0”である情
報が発生され、参照ラインFIFO回路23に入力され
る。
【0017】黒画素発生器29は16個のバッファIB
0〜IB15を有しており、各バッファの入力はすべて
VCCに接続されている。バッファはラインバッファ2
2から読み出される圧縮コードLWと第2隣接ビット保
持回路26Bによって制御され、LWが“1”で隣接ビ
ット保持回路Bの出力が“1”の時に活性化され各出力
に“1”を発生する。この結果、LW=0の時は16ビ
ットのデータD0〜D15がオール“1”である情報が
発生され、参照ラインFIFO回路23に入力される。
【0018】一方、LW=1の時、すなわち隣接ビット
と同一画素でない時は、バッファB0〜B15、IB0
〜IB15は活性化されず、各バッファの出力端はハイ
インピーダンスとなる。なお、バッファのかわりにスイ
ッチングトランジスタを使ってもよい。この時は、LW
=1に対応する16ビットの情報を主メモリ5のイメー
ジメモリエリア10の対応する領域からDMAC20を
使って読みださなければならない。したがって、白画素
発生器はLW=1の時DMAC20に参照ライン情報の
アクセスを要求するREQ(要求)信号を出力する。こ
のREQ信号の発生回路としては例えば図3に示すよう
にORゲート34,36、ANDゲート33、インバー
タ35およびT−F/F32で構成される。このREQ
信号は後述するタイミング信号S3およびS4のいずれ
か一方が“1”になった時、状態が反転するT型フリッ
プ・フロップ32の出力CSELとLW信号との論理が
〔CSEL+CSEL×LW〕を満足する時に発生され
る。白画素発生器28からREQ信号が発生されると、
DMAC20は対応する参照ラインアドレスを主メモリ
5に送り、必要な16ビットイメージ情報を取り込みこ
れを参照ラインFIFO回路23に入力する。この結
果、符号化されるべき16ビットのイメージ情報が符号
化ラインFIFO回路24にセットされ、これに対応す
る参照ラインの16ビットイメージ情報が参照ラインF
IFO回路23にセットされる。このタイミングにおい
て第2隣接ビット保持回路26Bには入力16ビットデ
ータのうち最右端の16ビット目がラッチされる。
【0019】図4にラインバッファ制御回路21とライ
ンバッファ22との内部ブロック図を示す。ラインバッ
ファ制御回路21は黒画素検出器27から出力される圧
縮コードLXを入力するマルチプレクサ40,42と、
ラインバッファ22への書き込みアドレスを発生する書
き込みアドレス発生回路44と、ラインバッファ22へ
の読みだしアドレスを発生する読みだしアドレス発生回
路45と、書き込みアドレスおよび読みだしアドレスを
入力とするマルチプレクサ41,43と、マルチプレク
サ40〜43へ切り換え信号を印加する切り換え制御回
路48とを有する。マルチプレクサ40,42はライン
バッファに接続され、ラインバッファから出された圧縮
コードLWを出力する機能を有する。ラインバッファ2
2は2つのラインバッファメモリ46,47を有し、そ
のデータ入出力はマルチプレクサ40,42に対応して
接続され、アドレス入力端はマルチプレクサ41,43
に対応して接続される。
【0020】マルチプレクサ41を介して書き込みアド
レスがラインバッファメモリ46に供給されると、黒画
素検出器27から出力された圧縮コードLXマルチプレ
クサ40を介してラインバッファメモリ46に書き込ま
れる。ラインバッファメモリ46に圧縮コードの書き込
みが行われる時はラインバッファメモリ47からは以前
に書き込まれている圧縮コードLWが読みだされる。一
方ラインバッファメモリ47に圧縮コードLXが書き込
まれる時は、ラインバッファメモリ46から圧縮コード
LWが読み出される。このように2つのラインバッファ
メモリ46,47Bへのリード/ライトを交互に実行す
ることによって高速にMR符号化を行う事ができる。ラ
インバッファメモリ46,47はいずれも216ビット
の容量を持つものであればよい。ラインバッファメモリ
46は奇数ラインのイメージ情報を格納するために用い
られ、ラインバッファメモリ47は偶数ラインのイメー
ジ情報を格納するために用いられる。書き込みアドレス
発生回路44および読みだしアドレス発生回路はともに
0〜215番地指定が可能なカウンタでよく、1つの圧
縮コードに対応して1つずつインクリメントされるもの
でよい。
【0021】図5はDMAC20の内部ブロック図であ
る。DMAC20は主メモリ5内のイメージメモリエリ
ア10を指定するアドレスを参照ラインと符号化ライン
との両方について作成する機能が必要である。このた
め、参照ラインアドレスレジスタ50と符号化ラインア
ドレスレジスタ51とを有し、その出力はマルチプレク
サ52を介して交互にアドレスインクリメンタ53に印
加される。アドレスインクリメンタ53はマルチプレク
サ52を介して入力されたアドレスに+1を加算し、そ
の出力をアドレスバッファ54を介してシステムバス9
に送り、主メモリ5をアクセスするとともに、インクリ
メントした結果を対応するアドレスレジスタ50,51
へフィードバックする。この結果、アドレスレジスタ5
0,51の各内容は交互に+1ずつ足される。符号化ラ
インアドレスレジスタ51は符号化すべきラインを読み
出すためのアドレスレジスタとして用いられ、このアド
レスによって主メモリ5から読み出されたライン情報は
データバッファ59を介して符号化ラインFIFO回路
24に入力されるとともに黒画素検出器27に入力さ
れ、次のラインの符号化のための参照ライン情報として
圧縮して、ラインバッファメモリ46,47のいずれか
一方に格納される。
【0022】図8に示したホストプロセッサ1は、DM
Aの開始時に参照ラインアドレスレジスタ50と符号化
ラインアドレスレジスタ51とに初期値を設定するとと
もに、参照ラインエンドアドレスレジスタ55と符号化
ラインエンドアドレスレジスタ56に各ラインの終了ア
ドレスを設定する。マルチプレクサ57はCSEL信号
に応答して参照ラインエンドアドレスと符号化ラインエ
ンドアドレスとを交互に比較器58に与え、アドレスイ
ンクリメンタ53の内容と比較し、一段するとDMA終
了を示す信号(END)をホストプロセッサ1に伝送す
る。マルチプレクサ52と57とはともに同一のCSE
L信号に応答して切り換え制御されるので、比較器58
は参照ラインアドレスと参照ラインエンドアドレスとの
比較および符号化ラインアドレスと符号化ラインエンド
アドレスとの比較を交互に同期して実行する。前記DM
AC20はさらにタイミング制御回路60を有してお
り、その詳細は図6に示されている。
【0023】図6に示すように、前記タイミング制御回
路60は、4種類のタイミング信号S1〜S4が使用さ
れ、各々は接続された4つの遅延型フリップフロップ
(DFF)61〜64の各出力から取り出される。初期
状態もしくはリセット信号によりDFF61のみがセッ
トされる。DFF62はクロックCKの立下がりエッジ
でDFF61の出力を入力しS2を発生する。同様にD
FF63はクロックCKの立下がりエッジでDFF62
の出力を入力しS3を発生する。DFF63の出力はC
SELとLWとを入力とするANDゲート65の出力を
入力とするANDゲート66を介してDFF64へクロ
ックCKの立下がりエッジで入力される。DFF61の
入力にはDFF64の入力およびDFF63の出力とR
EQ信号とをうけるANDゲート67の出力を入力とす
るORゲート68の出力が印加される。ここで、CSE
L信号は図3に示したように、タイミング信号S3とS
4のいずれかが、“1”になる毎に状態が反転されるフ
リップフロップ32の出力であり、CSELはその反動
出力である。この実施形態例ではCSEL=“0”の時
は参照ラインが選択され、“1”の時は符号化ラインが
選択される。LW信号はラインバッファから読みだされ
る圧縮コード信号であり、LWはその反動信号である。
【0024】図6において、S1、S2、S3はクロッ
クの1周期に同期してそれぞれこの順に順次発生される
ものであるが、S4はCSELが“1”でかつLWが
“1”の時のみ発生される。すなわち、S4信号はライ
ンバッファから読み出された圧縮コードが“0”の時
(参照ライン情報がすべて白の時)のみ発生されるもの
である。換言すれば、ラインバッファから読み出された
圧縮コードが“1”の時にはS4は発生されない。この
時は図3に示すREQ信号が発生されるので、図6のA
NDゲート67の出力が“1”となり、S1が発生され
る。すなわち、DMAC20はS1〜S3なるサイクル
とS1〜S4なるサイクルとの2つのサイクルで動作
し、これらは圧縮コード“0”か“1”かによって選択
される。この理由は圧縮コードが“0”であれば、白画
素発生器28かまたは黒画素発生器29から16ビット
がオール“0”またはオール“1”の信号が作り出され
るので、これをそのまま参照ラインFIFO回路23に
入力すればよいので、S4で示される1クロック期間で
実行されうるが、圧縮コードが“1”の時はDMAC2
0を用いてこれに対応する16ビットの情報を主メモリ
5から読みださなければならないためS1〜S3の3ク
ロック期間が必要となるからである。
【0025】図5に戻って、データバッファ59は符号
化ライン情報の入力と圧縮コードが“1”の時の参照ラ
イン情報の入力とを許可しなければならないので、RE
Q信号によって活性化される。一方、アドレスバッファ
54は符号化ラインを読み出す時に必要なアドレスと圧
縮コードが“1”の時に参照ラインを読み出す時に必要
なアドレスとを出力するものであるから、タイミング信
号S1〜13が発生されている時に活性化されればよ
い。したがって、アドレスバッファ54はS1〜S3を
入力とするORゲート61の出力によって活性化され
る。
【0026】図7は本発明におけるビット演算回路の他
の例を示すブロック図であり、ここでは隣接ワードを保
持するラッチ(隣接ビット保持回路)71と、16ビッ
トのXOR演算回路72を有している。ファクシミリの
入力画像として、入力信号をディザ変換した白黒画像を
使用する場合がある。この変換後の画像は16ビット単
位で規則正しいデータ例が連続して生成される。したが
って、このような画像では隣接ワード単位でXOR演算
を行うと全て“0”から構成される1ワードが得られ
る。このようにXOR演算後のデータを全0検出器73
において検出し、フリップフロップ74を動作させるこ
とで、演算後のデータが全て“0”であるときに圧縮符
号として“1”、そうでない場合に“0”をコードとし
て用いる。符号化ラインの生成ではこの逆演算を実行す
ることにより容易に符号化ラインを生成できる。
【0027】ここで、前記実施形態ではMR方式の例を
説明しているが、本発明はMR方式のみならず、MMR
方式にも適用できる。また本発明は大容量の情報を圧縮
して小容量のメモリに記憶するときにも使用できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、一定画素
長内のデータが隣接するデータと同一規則であるかを検
出してそれぞれ対応する圧縮コードをラインバッファに
書き込み、ラインバッファから読みだされた圧縮コード
が隣接ビットと同一のとき一定画素長の白画素、または
黒画素を発生し参照ラインに送出する手段を有するの
で、ラインバッファの容量は、従来の一定画素長内に対
して圧縮ビットデータ分で良いことになり大幅に縮小で
きる効果がある。したがって、本発明では画像の性質か
ら白画素が多い画像、黒画素が多い画像のいずれでも効
果的な圧縮の効果が得られる。またディザ画像のような
一定規則で生成される2値画像にも効果があることは言
うまでもない。したがって、本発明によれば、LSI化
が容易な圧縮・伸長回路が得られることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の符号化/復号化回路の一実施形態のブ
ロック図である。
【図2】ビット演算回路のブロック図である。
【図3】白画素発生器と黒画素発生器のブロック図であ
る。
【図4】ラインバッファ制御回路とラインバッファのブ
ロック図である。
【図5】DMACの内部構成のブロック図である。
【図6】タイミング制御回路の内部構成のブロック図で
ある。
【図7】本発明におけるビット演算回路の他の例のブロ
ック図である。
【図8】本発明が適用されるシステムブロック図であ
る。
【図9】従来の制御回路の内部構成のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 ホストプロセッサ 2 符号化/復号化制御回路 3 イメージプリンタ 4 CRT 5 主メモリ 6 スキャナー 7 通信コントローラ 8 磁気ディスク 9 システムバス 10 イメージメモリエリア 20 DMAC 21 ラインバッファ制御回路 22 ラインバッファ 23 参照ラインFIFO回路 24 符号化ラインFIFO回路 25 MR符号化回路 26A 第1隣接ビット保持回路 26B 第2隣接ビット保持回路 27 ビット演算回路 28 白画素発生器 29 黒画素発生器

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されるデジタル信号の符号化/復号
    化回路と、前記デジタル信号の書き込みが可能なライン
    バッファとを有するデジタル信号制御回路において、前
    記ラインバッファに書き込まれるべきデジタル信号の所
    定ビット長内の各データを、その所定ビットに隣接する
    特定データと一定の演算を施すことにより、各データが
    全て同一の場合の第1の圧縮コードと、同一でない場合
    の第2の圧縮コードのいずれかを作成する第1の回路
    と、前記第1の回路によって作成された圧縮コードを前
    記ラインバッファに書き込み、読出す制御を行う第2の
    回路と、第2の回路によって読出された圧縮コードが前
    記第1の圧縮コードであれば対応する所定ビット長と隣
    接する特定データとの特定の演算を施すことにより白画
    素または黒画素のデータを作成して前記符号化/復号化
    回路に供給し、前記第2の圧縮コードであれば当該第2
    の圧縮コードに対応する元となるデータを当該元となる
    データが格納されているメモリから読みだして前記符号
    化/復号化回路に供給する第3の回路とを有することを
    特徴とするデジタル信号符号化/復号化回路。
  2. 【請求項2】 第1の回路は、隣接データの1ビットデ
    ータと所定データのビットデータとを比較し、所定デー
    タが全て同一画素であることを検出したときに第1の圧
    縮コードを出力するように構成される請求項1のデジタ
    ル信号符号化/復号化回路。
  3. 【請求項3】 第1の回路は、隣接データと所定データ
    の対応するビットデータのXOR演算を施すように構成
    される請求項1のデジタル信号符号化/復号化回路。
  4. 【請求項4】 第3の回路は、白画素を生成する手段
    と、黒画素を生成する手段と、第1の圧縮コードと所定
    データとをそれぞれ入力し、これらの入力を演算して得
    られた信号に基づいて前記白画素生成手段と黒画素生成
    手段のいずれかを選択する手段とを備える請求項2また
    は3のデジタル信号符号化 /復号化回路。
  5. 【請求項5】 第3の回路は、第2の圧縮コードが入力
    されたときに、元となるデータが格納されているメモリ
    に対する読み出し信号を出力する手段を備える請求項4
    のデジタル信号符号化/復号化回路。
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