JP2932308B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2932308B2 JP22491990A JP22491990A JP2932308B2 JP 2932308 B2 JP2932308 B2 JP 2932308B2 JP 22491990 A JP22491990 A JP 22491990A JP 22491990 A JP22491990 A JP 22491990A JP 2932308 B2 JP2932308 B2 JP 2932308B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は等電位リング又はフィールドプレートを有す
る半導体装置に関する。
[従来の技術] pn接合やショットキバリアの外周側に等電位リングを
形成した半導体装置がある。例えば、特開昭56−112752
号公報には等電位リングを有するトランジスタ装置が開
示されている。等電位リングはこの近傍の絶縁膜の電位
を固定し、結果としてpn接合やショットキバリアの周辺
耐圧を安定化させる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、この種の半導体装置に対して熱ストレスを
頻繁に加えると、等電位リングの上面を被覆する保護膜
に亀裂が生じることが判明した。この亀裂は、等電位リ
ングを半導体基体の端縁から離間させることによってあ
る程度まで防止できることが確認されたが、この様に設
計することは半導体基体の小型化又は高集積化の点で実
用的でない。半導体基体の外周側にフィールドプレート
を形成した場合にも同様の問題が生じる。
そこで、本発明は、小型化又は高集積化を損なうこと
なしに保護膜の亀裂を防ぐことが可能な等電位リング又
はフィールドプレートを有する半導体装置を提供するこ
とを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明は、実施例を示す図
面の符号を参照して説明すると、略四角形の平面形状を
有する半導体基体1と、絶縁膜2と、等電位リング又は
フイールドプレートを構成する導電性膜4と、保護膜5
とを具備しており、前記半導体基体1はこの一方の主面
に露出する第1の半導体領域7と、前記一方の主面に露
出し且つ前記一方の主面において前記第1の半導体領域
7を隣接して包囲するように前記半導体基体1の端縁側
に環状に形成された第2の半導体領域9とを備えてお
り、前記半導体基体1の一方の主面に露出した前記第1
の半導体領域7と前記第2の半導体領域9の界面11は前
記半導体基体1の端縁の辺部に対して略平行に延びてい
る直線状部分と、前記半導体基体1の一方の主面の角部
との最短間隔が前記辺部と前記直線状部分との間隔より
も大きくなるように形成された角部分とを有しており、
前記絶縁膜2は前記半導体基体1に対する前記導電性膜
4の接続領域を限定するように前記半導体基体1の前記
一方の主面上に形成されており、前記導電性膜4は前記
絶縁膜2の上に配置されている第1の部分と前記第2の
半導体領域9に接続されている第2の部分とを有して環
状に形成されており、前記導電性膜4の前記第2の部分
は前記半導体基体1の前記角部の近傍にすくなくとも設
けられており、平面的に見て、前記第1及び第2の半導
体領域7、9間の界面11の直線状部分における前記導電
性膜4の前記第1の半導体領域7に対向する領域の幅L1
が前記導電性膜4の前記第2の半導体領域9に対向する
領域のL2よりも大きくなっており、前記保護膜5は前記
絶縁膜2と前記導電性膜4とを覆うように形成されてい
ることを特徴とする半導体装置に係わるものである。
なお、導電性膜4の第2の部分は、界面11の直線状部
分C1〜C4及びこれ等の仮想延長線で形成される四角形か
ら外側に出ないように形成されていることが望ましい。
また、本発明はpn接合又はショットキバリア等の整流
障壁形成手段を有する半導体装置に好適である。
[作 用] 本発明の第1及び第2の半導体領域7、9の界面11の
角部分C1〜C4は半導体基体1の角部B1〜B4から離間する
ように形成されている。このため、界面11の角部分C1〜
C4の外側において第2の半導体領域9に導電性膜4を容
易に接続することが可能になる。また、導電性膜の幅L1
がL2よりも小さくなっているので、半導体基体1の端縁
と導電性膜4との間隔が大きくなり、熱ストレスを加え
た時に生じる導電性膜4に基づく保護膜2に対するスト
レスを低減し、この亀裂を防ぐことができる。
また、L1をL2よりも大きくすることによって導電性膜
4の第1の部分の面積S1を第2の部分の面積S2よりも大
きくして等電位リング又はフィールドプレートの効果を
確実に得ることができる。
請求項2に示すように導電性膜4の形状を決定すれ
ば、半導体基体1の端縁から導電性膜4の端縁までの間
隔が全領域において大きくなる。
[実施例] 以下、第1図〜第5図に示す本発明の一実施例のpn接
合ダイオードを説明する。
このpn接合ダイオードは、第2図に示すようにシリコ
ン半導体から成る半導体基体1と、半導体基体1の一方
の主面に形成されたシリコン酸化膜から成る絶縁膜2
と、半導体基体1の一方の主面に形成されたアルミニウ
ムから成るアノード電極3と、半導体基体1の一方の主
面に形成されたポリシリコン(多結晶シリコン)から成
る導電性膜4と、これらを被覆するように半導体基体1
の一方の主面に形成された保護膜5と、半導体基体1の
他方の主面に形成されたニッケルから成るカソード電極
とを有する。
半導体基体1は、その上面が半導体基体1の一方の主
面に露出しているn形領域(第1の半導体領域)7と、
その上面が半導体基体1の一方の主面に露出し且つn形
領域7に隣接して包囲されているp+形領域8と、その上
面が半導体基体1の一方の主面に露出し且つn形領域7
の外周側に隣接されている第1のn+形領域(第2の半導
体領域)9と、その下面が半導体基体1の他方の主面に
露出し且つn形領域7の下面に隣接している第2のn+
領域10とを有する。
半導体基体1の一方の主面を示す第4図から明らかな
ように、半導体基体1は略正方形の平面形状を有してお
り、第1のn+形領域9はこの半導体基体1の端縁に沿っ
て環状に形成されている。半導体基体1の中央側に配さ
れたp+形領域8はn形領域7に隣接して包囲されてい
る。n形領域7は半導体基体1の一方の主面のp+形領域
8と第1のn+形領域9との間に環状に露出していると共
に、これ等の下面に隣接している。半導体基体1の一方
の主面は、第4図に示すように4つの辺部A1、A2、A3、
A4と4つの角部B1、B2、B3、B4を有する。半導体基体1
の一方の主面において、n形領域7と第1のn+形領域9
の界面11は、半導体基体1の端縁に一致するように四角
形に形成されておらず、角が取られた形状になってお
り、半導体基体1の4つの辺部A1〜A4に平行に延びてい
る4つの直線状部分C1、C2、C3、C4とこれ等の間の4つ
の円弧状部分D1、D2、D3、D4を有している。なお、円弧
状部分D1〜D4は4つの直線状部分C1〜C4とこの延長線と
によって囲まれる四角形の内側に位置している。
p+形領域8、第1及び第2のn+形領域9、10は出発母
材のn形領域7に通常の不純物拡散を行うことによって
形成されており、第1及び第2のn+形領域9、10の不純
物濃度はn形領域7の不純物濃度よりも大きくなってい
る。
絶縁膜2は第5図から特に明らかなように、半導体基
体1の一方の主面に露出したn形領域7の全部を被覆す
るように環状に形成されており、その外周端は半導体基
体1の一方の主面に露出したn形領域7と第1のn+形領
域9の界面11を越えて第1のn+形領域9の上面に位置
し、その内周端は半導体基体1の一方の主面に露出した
p+形領域8とn形領域7の界面12即ちpn接合を越えてp+
形領域8の上面に位置する。また、絶縁膜2はn+形領域
9を形成するための拡散マスクとして使用されたもので
あり、この絶縁膜2の外周端は、半導体基体1の一方の
主面側から見て、n形領域7と第1のn+形領域9の界面
11に沿って形成されている。結果として、絶縁膜2の外
周端は、半導体基体1の端縁の辺部A1〜A4に平行な直線
状部分E1、E2、E3、E4と、これ等の間の円弧状角部分F
1、F2、F3、F4とを有する。なお絶縁膜2の外周端の円
弧状角部分F1〜F4は界面11の円弧状部分D1〜D4に沿って
屈曲している。半導体基体1の一方の主面において、絶
縁膜2の内側に形成された開口13内にp+形領域8が露出
し、絶縁膜2の外側に第1のn+形領域9が露出してい
る。なお、絶縁膜2は通常の熱酸化によって形成されて
いる。
第1図で斜線を付して説明的に示す導電性膜4は、半
導体基体1の端縁近傍に環状に形成されている。導電性
膜4の外周端は半導体基体1の辺部A1〜A4に平行な4つ
の辺部G1、G2、G3、G4を有し、四角形になっている。従
って、導電性膜4の外周端と半導体基体1の端縁との間
隔は導電性膜4の全周にわたってほぼ均一となってい
る。導電性膜4の辺部G1〜G4の大部分は絶縁膜2の外周
端の直線状部分E1〜E4よりも少し内側に位置している。
絶縁膜2の外周端が円弧状角部分F1〜F4を有するのに対
して導電性膜4の外周端は円弧状部分を有さないので、
導電性膜4の外周端の角部H1、H2、H3、H4は絶縁膜2の
外周端よりも外側に突出して第1のn+形領域9に電気的
に接続されている。また、導電性膜4は半導体基体1の
一方の主面に露出したn形領域7と第1のn+形領域9の
界面11を越えて半導体基体1の中央側に向って延在して
おり、この内側端縁14は絶縁膜2を介してn形領域7に
対向している。第1図及び第3図から明らかなように平
面的に見て導電性膜4の外側端縁の辺部G1〜G4と界面11
の直線状部分C1〜C4との間隔即ち幅L2は、導電性膜4の
内側端縁14と界面11の直線状部分C1〜C4との間隔即ち幅
L1よりも小さい。
導電性膜4は平面的に見てp+形領域8とn形領域7の
界面即ちpn接合12に離間してこれを包囲する等電位リン
グを構成し、後述のアノード電極3のフィールドプレー
ト効果によるpn接合の周辺耐圧の向上を補助する。導電
性膜4はポリシリコンから成るが、リンがドープされて
その導電性が十分に高められているから第1のn+形領域
9と低抵抗接続するし、その近傍の絶縁膜2の電位を固
定する効果も十分に高く得られ、等電位リングとして良
好に機能する。
第1図で斜線を付して説明的に示すアノード電極3は
第5図に示した開口13を通じてp+形領域8に電気的に接
続されており、その外周側は絶縁膜2を介してn形領域
と対向してフィールドプレートとして機能する。なお、
アノード電極3と導電性膜4は互いに電気的に離間して
いる。また、カソード電極6は半導体基体1の下面側の
略全面に形成されている。
第2図及び第3図に示されている保護膜5はリンがド
ープされたシリコン酸化膜から成り、アノード電極3の
外周側、絶縁膜2、導電性膜4及び第1のn+形領域9の
表面を被覆する。保護膜5の外周端は半導体基体1の端
縁よりも若干内側に位置し、保護膜5の外側には第1の
n+形領域9の外周部が幅狭に露出している。
上記のpn接合ダイオードによれば以下の効果が得られ
る。
(1) 導電性膜4の角部H1〜H4のみを第1のn+形領域
9に接続する構成であるので、導電性膜4の幅を小さく
でき、導電性膜4を小面積化することができる。従っ
て、保護膜5に対する導電性膜4の熱膨脹の影響が緩和
され、保護膜5の亀裂が防止され、信頼性の高い半導体
装置を提供することができる。
(2) 導電性膜4のうちn形領域7側に延在する幅を
小さくすることなしに導電性膜4の面積を減少できる。
従って、導電性膜4は小面積化したにもかかわらず等電
位リングとして良好に機能する。
(3) 導電性膜4がアノード電極3やカソード電極6
を形成する金属膜に比べてその線膨脹係数が保護膜5や
半導体基体1の線膨脹係数に近いポリシリコンによって
形成されているので、導電性膜4の小面積化と相俟って
保護膜5に対する導電性膜4の熱膨脹の影響をより効果
的に緩和できる。
(4) 保護膜5の亀裂が生じ難い半導体基体1の中央
側に配置されるアノード電極3はアルミニウムから成る
ので、アノード電極3とp+形領域9のオーミックコンタ
クトが良好にとれる。もちろんこれによる保護膜5の亀
裂も生じない。
(5) 導電性膜4が平面的に見て半導体基体1の端縁
の4つの辺部A1〜A4に対向する絶縁膜2の4つの外周端
の直線状部分E1〜E4とこれ等の延長線によって形成され
る四角形領域の内側に配置され、かつ導電性膜4の外周
端の辺部G1〜G4がn形領域7と第1のn+形領域9の界面
11の近傍に配置されるので、半導体基体1が小型化して
いる。
[他の実施例] 第8図及び第9図は本発明の別の実施例に係わるフィ
ールドプレートを有するトライアックの一部を第2図及
び第3図に対応させて示す。このトライアックの半導体
基体20は、n形領域21、p形領域22と、p形領域23と、
n形領域24と、n形領域25とから成り、四角形の平面形
状を有している。n形領域24にはA1から成るゲート電極
26が接続され、n形領域25及びp形領域22には主電極27
が接続され、p形領域22にA1から成るフィールドプレー
ト29が接続され、p形領域23にもフィールドプレート28
が接続されている。プレーナ構造であるので、基体21の
表面においてn形領域21を環状に囲むようにp形領域22
が配設されている。基体21の表面におけるn形領域21と
p形領域22とのpn接合はシリコン酸化膜30によって被覆
され、この上にフィールドプレート29が設けられてい
る。なお、フィールドプレート29は第1のダイオードの
場合と同様に基体21の四角形の表面の4っの角部で第8
図に示すようにp形領域22に接続されているが、その他
の領域では第9図に示すようにp形領域22に接続されて
いない。このフィールドプレート29はリンドープドシリ
コン酸化膜31によって被覆されている。第8図及び第9
図のトライアックと特許請求の範囲及び第1図〜第5図
のダイオードとの対応関係を説明すると、n形領域21が
第1の半導体領域又はn形領域7に対応し、p形領域22
が第2の半導体領域又はn+形領域9に対応し、シリコン
酸化膜30が絶縁膜2に対応し、リンドープドシリコン酸
化膜31が保護膜5に対応する。
[変形例] 本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、例え
ば次の変形が可能なものである。
(1) 半導体基体1の端縁の角部B1〜B4に対向する部
分の絶縁膜2の外周端の円弧状角部分F1〜F4を直線状に
して絶縁膜2の外周端縁を全体として8角形又は16角形
等の多角形にすることができる。要するに絶縁膜2の角
取りをどのような形状に行ってもよい。
(2) 第6図及び第7図に示すようにショットキバリ
アダイオードに本発明を適用することができる。第2図
及び第3図に対応する部分を示す第6図及び第7図にお
いて、第2図及び第3図と共通する部分には同一の符号
を付してその説明を省略する。第6図及び第7図では第
2図及び第3図のp+形領域8の代りにガードリング構成
のp+形領域8aが設けられ、これに囲まれたn形領域7に
ショットキバリア電極3が接続されている。その他は第
2図及び第3図と同一であるので、同一の作用効果を得
ることができる。なお、本発明は、勿論、バイポーラト
ランジスタ、絶縁ゲート型FET、サイリスタ等にも適用
できる。
(3) 半導体基体1の端縁の角部に対向する部分の導
電性膜4の外周端は、半導体基体1の端縁の辺部に対向
する部分の絶縁膜2の外周端の延長上又はそれよりも半
導体基体1の端縁側に位置していても良い。しかしなが
ら、保護膜5への熱応力の影響を有効に緩和するために
は実施例のように導電性膜4の外周端は上記延長上より
も半導体基体1の中央側に位置させるのが良い。この場
合、半導体基体1の端縁の角部に対向する導電性膜4の
外周端に曲部やテーパーを形成しても良い。
(4) 半導体基体1の角部B1〜B4から選択された1つ
又は複数に対応するn+形領域9の角部にのみ導電性膜4
を接続させてもよい。
(5) 絶縁膜2を半導体基体1の一方の主面のほぼ全
体に設け、半導体基体1の角部B1〜B4の近傍に貫通孔又
は切欠き等の開口を設け、この開口を通して導電性膜4
をn+形領域9に接続するようにしてもよい。
(6) 界面11の直線状部分C1〜C4の外側のn+形領域9
の極めて狭い幅の領域に導電性膜4を接続することがで
きる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば等電位リング又はフィ
ールドプレートを有し且つこの上面が保護膜で被覆され
た半導体装置の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係わるpn接合ダイオードを保
護膜形成前の状態で示す平面図、 第2図は第1図のII−II線断面図、 第3図は第1図のIII−III線断面図、 第4図は第1図の半導体基体の主面を示す平面図、 第5図は第4図の半導体基体の主面に絶縁膜を形成した
状態を示す平面図、 第6図は変形例のショットキバリアダイオードを第2図
に対応して示す断面図、 第7図は第6図のショットキバリアダイオードを第3図
に対応して示す断面図、 第8図は本発明の別の実施例のトライアックの一部を第
2図に対応する部分で示す断面図、 第9図は第8図のトライアックを第3図に対応する部分
で示す断面図である。 1……半導体基体、2……絶縁膜、3……アノード電
極、4……導電性膜、5……保護膜、6……カソード電
極、7……n形領域、8……p+形領域、9……第1のn+
形領域。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略四角形の平面形状を有する半導体基体
    (1)と、絶縁膜(2)と、等電位リング又はフィール
    ドプレートを構成する導電性膜(4)と、保護膜(5)
    とを具備しており、 前記半導体基体(1)はこの一方の主面に露出する第1
    の半導体領域(7)と、前記一方の主面に露出し且つ前
    記一方の主面において前記第1の半導体領域(7)を隣
    接して包囲するように前記半導体基体(1)の端縁側に
    環状に形成された第2の半導体領域(9)とを備えてお
    り、 前記半導体基体(1)の一方の主面に露出した前記第1
    の半導体領域(7)と前記第2の半導体領域(9)の界
    面(11)は前記半導体基体(1)の端縁の辺部に対して
    略平行に延びている直線状部分と、前記半導体基体
    (1)の一方の主面の角部との最短間隔が前記辺部と前
    記直線状部分との間隔よりも大きくなるように形成され
    た角部分とを有しており、 前記絶縁膜(2)は前記半導体基体(1)に対する前記
    導電性膜(4)の接続領域を限定するように前記半導体
    基体(1)の前記一方の主面上に形成されており、 前記導電性膜(4)は前記絶縁膜(2)の上に配置され
    ている第1の部分と前記第2の半導体領域(9)に接続
    されている第2の部分とを有して環状に形成されてお
    り、 前記導電性膜(4)の前記第2の部分は前記半導体基体
    (1)の前記角部の近傍にすくなくとも設けられてお
    り、 平面的に見て、前記第1及び第2の半導体領域(7)
    (9)間の界面(11)の直線状部分における前記導電性
    膜(4)の前記第1の半導体領域(7)に対向する領域
    の幅(L1)が前記導電性膜(4)の前記第2の半導体領
    域(9)に対向する領域の幅(L2)よりも大きくなって
    おり、 前記保護膜(5)は前記絶縁膜(2)と前記導電性膜
    (4)とを覆うように形成されていることを特徴とする
    半導体装置。
  2. 【請求項2】前記導電性膜(4)の前記第2の部分は、
    前記界面(11)の前記直線状部分(C1〜C4)及びこれ等
    の延長線で形成される四角形から外側に出ないように形
    成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】更に、前記導電性膜(4)よりも内側に電
    極(3)を有する整流障壁形成手段が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置。
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