JP2930527B2 - 眼科検査装置 - Google Patents

眼科検査装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、眼底像とこの眼底像を
基にした演算したC/D比を眼底像と共に記録する眼底
検査装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】失明に至ることも多い緑内障の検査で
は、(1) 眼圧の測定、(2) 眼底像による乳頭部の形態変
化や神経繊維層の欠損、(3) C/D比の測定が有効であ
ると云われている。このC/D比とは眼底乳頭(Disk略
してD)の直径寸法に対するその内側に生ずる陥凹(Cu
p 略してC)の直径寸法の比であり、Dは被検眼固有の
数値であるが、Cは緑内障の進行状態に関連する視神経
の傷害を示すものであると云われている。 【0003】そして、前述の(1) は接触型又は非接触型
の眼圧計によって測定され、(2) は眼底像の直接又は写
真撮影等の記録画像での判定により、(3) は写真等の記
録画像上での測定及びその測定結果の計算等によってい
る。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】従来では、緑内障を判
定するために、眼底像及び乳頭陥凹没径と乳頭直径の比
の状態を同時に出力し得る装置は存在せず、このため検
者はそれぞれの検査機を用意して被検眼を検査しなけれ
ばならず、場所、時間、設備費用等の面から極めて不経
済であり、またそれぞれの検査結果が関連を持たずに出
力されるため、取り違えたり演算された数値データを無
くしたりする危険性も有している。 【0005】本発明の目的は、上述の従来例の欠点を除
去し、1台の装置に眼底像出力機能と眼底計測機能とを
持たせ、眼底像と測定した眼底部位の計測し演算された
C/D比を眼底像と共に記録することにより、眼底像と
C/D比とを視覚により確認でき、例えば緑内障の総合
的な判断がその場でできると共に、データを取り違えた
りする虞れのない眼底検査装置を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る眼底検査装置は、被検眼の眼底からの光
を光電変換手段に導く結像光学系と、前記光電変換手段
に形成される眼底像の乳頭部の乳頭の直径Dとその内側
の陥凹部の直径Cを計測する眼底部位計測手段と、該眼
底部位計測手段による計測値を基にC/D比を演算する
演算手段と、前記結像光学系により得られた眼底像と共
に前記C/D比を記録する記録手段を有することを特徴
とする。 【0007】 【作用】上述の構成を有する眼底検査装置は、撮影され
た眼底像から所定部位の計測を行い、眼底像と共にC/
D比を記録する。 【0008】 【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は本発明に係る実施例の構成図を示し、Eは
被検眼、Tは公知の非接触眼圧計である。非接触眼圧計
Tは被検眼Eに対向してノズル1を有する対物レンズ2
が配置され、その後部には透明な窓ガラス3が配置され
ると共に、シリンダ4が接続されている。シリンダ4に
はピストン5が内挿され、このピストン5はロッド6、
アーム7を介して回転プランジャ8により作動するよう
になっている。また、被検眼Eの斜め前方には投影光源
10が配置され、この光源10からの出射光は投影レン
ズ11を経て被検眼Eの角膜Ecに投影され、その反射光
を受光レンズ12を経て受光素子13により受光するよ
うになっている。 【0009】対物レンズ2、窓ガラス3の背後には、光
路外に退避できる観察レンズ14、有孔ミラー15、合
焦レンズ16、結像レンズ17、回動ミラー18、フィ
ルム19が順次に配置されている。なお、20は記録用
表示器であり、この表示内容はレンズ21、ミラー22
を介してフィルム19上に投影されるようになってい
る。また、有孔ミラー15の反射側には、順次にリレー
レンズ23、円形開口を有するリングスリット板24、
コンデンサレンズ25、ストロボ管から成る撮影光源2
6、コンデンサレンズ27、赤外フィルタ28、観察光
源29が順次に配置されている。更に、回動ミラー18
の反射側のフィルム19と共役な位置にはテレビカメラ
30が設けられ、このテレビカメラ30の出力はテレビ
モニタ31に接続され、被検眼Eの眼底像を映出するよ
うになっており、この眼底像の部位を測定するための例
えば電気出力付のデジタルノギス等から成る計測手段3
2が準備されている。 【0010】この計測手段32の出力はデータ選択部3
3に送られ、演算部34を介してデータ出力制御部35
に接続されており、データ選択部33には識別指令部3
6からの指令信号も接続されている。データ出力制御部
35には、非接触眼圧計Tの制御測定部37を介して受
光素子13の出力が接続され、更に指令発生部38を介
して眼圧測定スイッチ39の出力が接続されている。な
お指令発生部38からは、非接触眼圧計Tの制御測定部
37を介して回転プランジャ8を作動する指令信号、撮
影光源26を作動するための撮影用電源40への指令信
号、回動ミラー18を回動するためのミラー駆動回路4
1への指令信号、フィルム19を巻き上げる巻き上げモ
ータ42への指令信号、表示器20を作動させるための
表示用電源43への指令信号が出力されるようになって
いる。そして、データ出力制御部35からは表示器20
やその他の機器に情報信号が出力されている。 【0011】非接触眼圧計Tを被検眼Eに適正にアライ
メントするためには、外眼照明光Lで照らされた被検眼
Eの前眼部を、非接触眼圧計Tの対物レンズ2、窓ガラ
ス3、光路上に挿入された観察レンズ14、有孔ミラー
15、合焦レンズ16、結像レンズ17、光路上に挿入
された回動ミラー18の光学系を介してテレビカメラ3
0上に結像し、テレビモニタ31上で観察しながら行え
ばよい。 【0012】非接触眼圧計Tが被検眼Eに適正にアライ
メントされ、眼圧測定のために眼圧測定スイッチ39を
操作すると、指令発生部38、制御測定部37を介して
プランジャ8が回転しピストン5が駆動される。そし
て、シリンダ4内の空気圧が次第に高まりノズル1から
角膜Ecに空気流が噴射される。一方、投影光源10から
発し投影レンズ11による平行光が被検眼Eの角膜Ecに
投影され、角膜Ecからの反射光が受光レンズ12を経て
受光素子13で検知される。ノズル1から噴射される空
気圧が弱過ぎる場合或いは強過ぎる場合には、角膜Ecは
凸面及び凹面となり、受光素子13により検知される反
射光は少ないが、その中間の角膜Ecがほぼ平面となると
き最大値をとるので、これから被検眼Eの眼内圧IOP が
制御測定部37により算出され、データ出力制御部35
に送られる。 【0013】観察レンズ14を実線のように光路外に退
避させ観察光源29を点灯すると、観察光源29から発
した光が、赤外フィルタ28、コンデンサレンズ27、
25、リングスリット板24、リレーレンズ23を経
て、リレーレンズ23に関してリングスリット板24と
略共役な位置の有孔ミラー15により被検眼Eの方向に
反射されて、窓ガラス3、対物レンズ2を経て被検眼E
の前眼部に一旦結像し眼底Efを照明するので、今度はそ
の反射光は同じ光路を逆行し、有孔ミラー15の孔部を
通過してテレビカメラ30上に結像し、眼底像がテレビ
モニタ31上に表示される。赤外フィルタ28を用いて
近赤外光で照明し、テレビカメラ30を同波長域にもの
感度を有するものとすれば、被検眼Eの瞳孔は照明光に
よる縮瞳を生ずることがない。更に、外眼照明光Lも赤
外ダイオードによる不可視光とすれば同じ理由で好都合
である。 【0014】また、眼底像を撮影記録するためには、回
動ミラー18を上昇させ撮影光源26を極く短時間だけ
発光させれば、テレビカメラ30と共役な位置に設けら
れたフィルム19上に可視光による像が記録される。な
おこの場合の眼底観察時に、テレビカメラ30の結像面
と略近傍に置かれた発光ダイオード等の小型の固視灯を
可動とすることにより被検眼Eの視線を誘導することが
できる。 【0015】さて、眼底像観察状態でテレビモニタ31
上に表示された眼底像上で、計測手段32により乳頭部
の直径寸法D及び陥凹部の直径寸法Cを計測し、識別指
令部32からの指示によりデータ選択部33を経て演算
部34に送ってC÷Dの計算を行い、その結果を記憶さ
せておく。次に、眼底像撮影及び眼圧の測定を行うわけ
であるが、これは指令により先ず撮影、次に測定が極め
て短時間の間隔でこの順に行うように制御される。 【0016】即ち、測定スイッチ39を押すと接点が閉
じ、指令発生部38がミラー駆動回路41を作動させ
て、回動ミラー18を上昇させる一方で、撮影用電源4
0を作動し撮影用光源26を点灯させて、眼底Efの眼底
像がフィルム19上に記録される。更に、非接触眼圧計
Tをも作動させて、眼圧数値データがデータ出力制御部
35に送られ、演算部34の記録内容と共に、発光制御
を行う表示器電源43を経て表示器20に表示され、レ
ンズ21、ミラー22によりフィルム19上の眼底像の
近傍に結像記録される。そして、更にこの記録が完了し
た後に、フィルム巻上モータ42が作動してフィルム1
9を1駒分巻き上げる。図2はフィルム19上への記録
例を示し、眼底像の近傍に、眼圧値及びC/D比の演算
された数値データが写し込まれている。 【0017】なお、写真撮影と眼圧測定とを上述の順と
するのは、眼圧測定のための空気噴射による眼球の変形
及び眼球の僅かな移動以前に、1mS程度で行える写真
撮影を先に実行し、光刺激によるまばたきや眼球の僅か
な移動によるアライメントのずれが生じる以前に測定も
終了してしまうためである。 【0018】図3は図1における眼底像測定方法を変更
した実施例である。図1のテレビカメラ30の前方に
は、図4に示すようなラインマーク50aを有する透明
板50を挿入できるようにし、これを再結像レンズ51
を経てテレビカメラ30に結像するようになっている。
透明板50はその一端にラック50bが設けられ、この
ラック50bと噛合するピニオン52、軸53を経てノ
ブ54を廻すことにより、ラインマーク50aを図3で
紙面と直交する方向つまり図4の左右方向に可動とする
ことができる。 【0019】ラインマーク50aの像は眼底像と重ね合
わせて、テレビモニタ31上にラインマーク像50Aと
して映出されるので、これを乳頭像又は陥凹部像の端に
合わせることにより、その位置をポテンショメータ55
により検出し、データ選択部33に送ることができる。
なお、この場合に識別指令部36は乳頭像、陥凹部像の
区別の他に左右何れの端であるか等の指令をすることは
勿論である。更に、透明板50を光軸を中心に所要範囲
で任意の方向に回転すれば、乳頭像、陥凹部像の任意の
径線方向の寸法が測定できることになる。 【0020】 【発明の効果】以上説明したように本発明に係る眼底検
査装置によれば、眼底の所定部位の演算されたC/D比
を眼底像と共に記録するので、C/D比と眼底像とを視
覚により確認でき、例えば緑内障の総合的な判断ができ
ると共に、データを取り違えたりする虞れがない。
【図面の簡単な説明】 【図1】実施例の構成図である。 【図2】フィルムの正面図である。 【図3】他の実施例の要部構成図である。 【図4】図2の透明板の光軸方向から見た正面図であ
る。 【符号の説明】 1 ノズル 2 対物レンズ 15 有孔ミラー 16 合焦レンズ 17 結像レンズ 18 回動ミラー 19 フィルム 20 表示器 24 リングスリット板 25 撮影光源 28 赤外フィルタ 29 観察光源 30 テレビカメラ 31 テレビモニタ 32 計測手段 34 演算部 35 データ出力制御部 37 制御測定部 50 透明板 50a ラインマーク

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.被検眼の眼底からの光を光電変換手段に導く結像光
    学系と、前記光電変換手段に形成される眼底像の乳頭部
    の乳頭の直径Dとその内側の陥凹部の直径Cを計測する
    眼底部位計測手段と、該眼底部位計測手段による計測値
    を基にC/D比を演算する演算手段と、前記結像光学系
    により得られた眼底像と共に前記C/D比を記録する記
    録手段を有することを特徴とする眼底検査装置。
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