JP2929975B2 - バスインタフェース回路の障害診断方法 - Google Patents

バスインタフェース回路の障害診断方法

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JP2929975B2
JP2929975B2 JP7182319A JP18231995A JP2929975B2 JP 2929975 B2 JP2929975 B2 JP 2929975B2 JP 7182319 A JP7182319 A JP 7182319A JP 18231995 A JP18231995 A JP 18231995A JP 2929975 B2 JP2929975 B2 JP 2929975B2
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泰弘 辻村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスインタフェー
ス回路の障害診断方法に係わり、詳細には半導体集積回
路装置に搭載されたバスインタフェース回路の障害を診
断するに好適なバスインタフェース回路の障害診断方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バスインタフェース回路を8ビッ
トの回路で構成するに際しては、図2に示すように、一
方の半導体集積回路50に双方向バッファ51〜58を
設け、他方の半導体集積回路60に双方向バッファ61
〜68を設け、各双方向バッファ51〜58をデータバ
ス71〜78を介してそれぞれ双方向バッファ61〜6
8に接続する構成が採用されている。
【0003】上記バスインタフェース回路の障害を診断
するに際しては、半導体集積回路50にテストデータ送
出回路80を設け、他方の半導体集積回路60に障害検
出回路81を設け、テストデータ送出回路80と障害検
出回路81とを障害通知信号線82を介して接続するよ
うになっている。
【0004】次に、上記バスインタフェース回路におけ
るバスの障害診断方法に説明する。まず、テストデータ
送出回路80から双方向バッファ51〜58の内部側に
テストデータを入力し、このテストデータを双方向バッ
ファ51〜58、データバス71〜78を介して双方向
バッファ61〜68へ伝送する。そして双方向バッファ
61〜68から出力されるテストデータに関するテスト
としてパリティチェックなどを障害検出回路81で行
い、データに誤りがあったときには、障害通知信号線8
2を介してテストデータ送出回路80へ障害の内容を伝
送するようになっている。
【0005】また特開平2─41540号公報に記載さ
れているように、受信側から送信側へデータを送信し、
送信側でデータを保持したあと、保持したデータを反転
し、反転したデータを受信側へ送信し、受信側が反転さ
れたデータを受信したか否かによって障害が発生したか
否かを判定する方法が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の障害診
断方法では、送信側から送信したテストデータが受信側
で正確に受信できたか否かを判定することはできるが、
障害が発生した場合、どの箇所で障害が発生したかを特
定することが困難である。
【0007】そこで本発明の目的は、バスインタフェー
ス回路で障害が発生したときに、テストデータを用いて
障害の箇所を判定することができるバスインタフェース
回路の障害診断方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)一方の双方向バッファと他方の双方向バッフ
ァとを結ぶデータバスの異常時に、一方の双方向バッフ
ァの内部側にテストデータを入力し、(ロ)このテスト
データと一方の双方向バッファのデータバス側から出力
されたテストデータとを比較し、(ハ)さらにテストデ
ータの発生タイミングとは異なるタイミングで他方の双
方向バッファの内部側にテストデータを入力し、(ニ)
このテストデータと他方の双方向バッファのデータバス
側から出力されたテストデータとを比較し、(ホ)各比
較結果を判定し、(ヘ)これらの比較結果が全て正常で
あるときには、データバスの切断と診断し、これらの比
較結果が全て異常であるときにはデータバスの短絡と診
断するバスインタフェース回路の障害診断方法を採用す
る。
【0009】すなわち請求項1記載の発明では、データ
バスに異常が発生したときには、一方の双方向バッファ
と他方の双方向バッファの内部側にそれぞれタイミング
をずらしてテストデータを入力し、各双方向バッファの
内部側のテストデータとデータバス側のテストデータと
を比較し、この比較結果を判定し、各判定結果が全て正
常であるときには、データバスの切断と診断し、各判定
結果が全て異常であるときにはデータバスの短絡と診断
することを特徴としている。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】以下実施例につき本発明を詳細に
説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例におけるバスイン
タフェース回路の全体構成図である。図1において、8
ビットで構成されたバスインタフェース回路は、半導体
集積回路10に搭載された双方向バッファ11〜18、
半導体集積回路20に搭載された双方向バッファ21〜
28を備えており、各双方向11〜18がデータバス3
1〜38を介して双方向バッファ21〜28にそれぞれ
接続されている。さらに半導体集積回路10には方向制
御回路40と障害検出回路41が設けられており、半導
体集積回路20には方向制御回路42と障害検出回路4
4が設けられている。方向制御回路40は双方向バッフ
ァ11〜18の方向性を制御し、方向制御回路42は双
方向バッファ21〜28の方向性を制御するようになっ
ている。
【0017】障害検出回路41は双方向バッファ11〜
18の内部側とデータバス側にそれぞれ接続されてお
り、双方向バッファ11〜18の内部側またはデータバ
ス側へテストデータを送出し、送出したデータの内容を
比較し、比較結果を判定し、この判定結果から障害箇所
を診断するようになっている。また障害検出回路44は
双方向バッハ21〜28の内部側とデータバス側にそれ
ぞれ接続されており、内部側またはデータバス側へテス
トデータを送出し、送出したデータと受信したデータと
を比較し、比較結果を判定し、判定結果から障害箇所を
診断するようになっている。さらに障害検出回路41と
障害検出回路44とは障害通知信号線45を介して接続
されており、一方の双方向バッファから他方の双方向バ
ッファへデータバス31〜38を介してデータが伝送さ
れないときには、データバス31〜38で異常が発生し
た旨を障害通知信号線45を介して伝送するようになっ
ている。
【0018】次に図1に示すバスインタフェース回路の
障害診断方法について説明する。
【0019】ここで、データバス31〜38に故障が生
じたときに、例えば、データバス31〜38を介して正
確なデータが伝送されなかったことを例に説明する。す
なわちデータバス31〜38の異常時には、障害検出回
路41は、双方向バッファ11〜18の内部側にテスト
データを送出し、各双方向バッファ11〜18のデータ
バス側から出力されるテストデータを入力し、送出した
データと入力したデータとを比較する。
【0020】次に、障害検出回路41からテストデータ
を送出したタイミングとは異なるタイミングで、障害検
出回路44から双方向バッファ21〜28の内部側へテ
ストデータを送出し、双方向バッファ21〜28のデー
タバス側から出力されるテストデータを入力する。そし
て送出したデータと入力したデータとを比較する。そし
て障害検出回路41、44でそれぞれ比較結果を判定
し、一方の判定結果を障害通知信号線45を介して他方
の信号検出回路へ伝送し、各判定結果から障害箇所を診
断する。このとき、各障害検出回路41、44の判定結
果が全て正常であればデータバス31〜38が切断され
ていると診断することができる。また障害検出回路4
1、44の全ての比較結果が異常となったときにはデー
タバス31〜38が短絡であると診断することができ
る。
【0021】一方、データバス31〜38が正常時に、
双方向バッファ11〜18と双方向バッファ21〜28
との間でデータの授受が正確にできないときには、前述
したと同じ方法で各双方向バッファ11〜18、21〜
28にそれぞれテストデータを入力し、入力したテスト
データに基づいたデータの判定を行う。そして障害検出
回路41、44の判定結果が異常と判定されたときに
は、異常の判定された双方向バッファの故障であること
を診断することができる。
【0022】データバス31〜38の正常時に、障害検
出回路41、44からそれぞれ異なるタイミングで双方
向バッファ11〜18、21〜28のデータバス側から
内部側へテストデータを送出し、送出したデータと内部
側へ伝送されたテストデータとを比較し、各比較結果を
判定し、いずれかの判定結果が異常となったときには、
異常と判定された双方向バッファの内部側に障害がある
ことを診断することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、データバスに異常が発生したときには、一方
の双方向バッファと他方の双方向バッファの内部側にそ
れぞれタイミングをずらしてテストデータを入力し、各
双方向バッファの内部側のテストデータとデータバス側
のテストデータとを比較し、この比較結果を判定し、
判定結果が全て正常であるときには、データバスの切断
と診断し、各判定結果が全て異常であるときにはデータ
バスの短絡と診断することにしたため、データバスの異
常時にインタフェース回路の障害箇所を診断することが
できる。
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるバスインタフェース
回路の全体構成図である。
【図2】従来例のバスインタフェース回路の全体構成図
である。
【符号の説明】
10、20 半導体集積回路 11〜18、21〜28 双方向バッファ 31〜38 データバス 40、42 方向制御回路 41、44 障害検出回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の双方向バッファと他方の双方向バ
    ッファとを結ぶデータバスの異常時に、前記一方の双方
    向バッファの内部側にテストデータを入力し、 このテストデータと前記一方の双方向バッファのデータ
    バス側から出力されたテストデータとを比較し、 さらに前記テストデータの発生タイミングとは異なるタ
    イミングで前記他方の双方向バッファの内部側にテスト
    データを入力し、 このテストデータと前記他方の双方向バッファのデータ
    バス側から出力されたテストデータとを比較し、 前記各比較結果を判定し、これらの比較結果が全て正常であるときには、前記デー
    タバスの切断と診断し、これらの比較結果が全て異常で
    あるときには前記データバスの短絡と診断する ことを特
    徴とするバスインタフェース回路の障害診断方法。
JP7182319A 1995-07-19 1995-07-19 バスインタフェース回路の障害診断方法 Expired - Lifetime JP2929975B2 (ja)

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