JP2927748B2 - 支索外径測定方法およびその装置 - Google Patents

支索外径測定方法およびその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、索道線の支索外径
を3方向から自動的に測定することにより、検査作業を
安全に完了させることができる支索外径の測定方法およ
びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ロープウェイは、空中に張設された支索
につり下げられて移動する索道線車両であり、例えば、
麓と頂上との間で、観光客などを往復輸送する目的で用
いられている。このロープウェイは、乗客を収容する客
室ゴンドラ部と、客室ゴンドラ部から上向きに突出して
支索に吊り下げられる吊り下げアーム部とからなる。そ
して、吊り下げアーム部の上端には、平行に延設される
2列のフレームが設けられいて、フレームの内側に設け
られた複数個の滑車が支索の上を転がるようになってい
る。索道線の支索は、定期的に外径寸法を測定すること
により、その良否を検査する必要がある。検査作業にお
いては、客室ゴンドラ部の上部に取り付けられた作業場
所に2名の係員が乗り込み、1名がノギスまたはマイク
ロメータを使って支索外径を3方向から測定する一方、
他の1名が測定結果を記録していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この検
査作業は、高所における作業であって、しかも、身を乗
り出して行うために、危険を伴うという問題点があっ
た。また、検査作業には少なくとも2名の係員を要する
という問題点があり、更に、支索には、油が固着してい
るので、これを一々そぎ落としながら測定する必要があ
るという煩雑さもあった。本発明は、上記の問題点に鑑
みてなされたものであって、客室ゴンドラ部の上部に登
る必要はなく、また、支索に固着した油を除去する必要
もなく、自動的に検査作業を完了させることのできる支
索外径の測定方法およびその装置を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る支索外径測定方法は、回転機構に
固定されて対向する一対の渦流センサを、空中に張設さ
れた支索につり下げられる索道線車両を移動させること
によって、支索の外径測定位置まで移動させ、その後、
昇降機構を動作させることによって、前記渦流センサを
前記支索の直径線上に位置決めし、前記回転機構を動作
させることにより、前記渦流センサを前記支索の回りに
回転させると共に、適宜な回転位置において、前記支索
の外周と前記渦流センサとの前記直径線上における間隔
を計測し、予め定まる前記渦流センサ間の離間距離から
前記計測結果を減算することによって前記支索の外径寸
法を算出することを特徴とする。また、請求項2に係る
支索外径測定装置は、空中に張設された支索につり下げ
られる索道線車両に固定されて一体的に移動する固定部
(2)と、前記固定部に取り付けられた上下シリンダ
(CY)の動作に応じて昇降する昇降部(1)とからな
り、前記昇降部には、複数個の位置決めシリンダのON
/OFF状態に応じて一直線上を移動するラック部材
と、前記ラック部材に噛合する歯車部材とからなる回転
機構が設けられ、前記歯車部材には、一対の渦流センサ
が対向して取り付けられており、前記索道線車両が吊り
下げられている支索の外周と、前記渦流センサとの間隔
を計測することによって、前記支索の外径寸法を算出す
るようにしている。
【0005】請求項2に記載の支索外径測定装置は、索
道線車両に固定されて一体的に移動する固定部と、前記
固定部に取り付けられた上下シリンダの動作に応じて昇
降する昇降部とからなり、前記昇降部には、複数個の位
置決めシリンダのON/OFF状態に応じて一直線上を
移動するラック部材と、前記ラック部材に噛合する歯車
部材とからなる回転機構が設けられ、前記歯車部材に
は、一対の渦流センサが対向して取り付けられており、
前記索道線車両が吊り下げられている支索の外周と、前
記渦流センサとの間隔を計測することによって、前記支
索の外径寸法を算出するようにしている。
【0006】請求項3の発明は、請求項2に記載の支索
外径測定装置において、前記上下シリンダと前記位置決
めシリンダは、全てエアーシリンダであり、前記昇降部
には、前記渦流センサと所定の位置関係にある当接部材
が取り付けられており、前記当接部材を支索に当接させ
ることによって、測定時の位置決めを行うようになって
いる。
【0007】
【発明の実施の態様】以下、実施例に基づいて本発明を
更に詳細に説明する。図1の概略図に示すように、本発
明に係る支索外径測定装置EQは、上下シリンダCYの
ピストンロッド13に連結されて上下動する昇降部1
と、上下シリンダCY1が取り付けられていると共に、
ロープウェイに固定されて一体的に移動する固定部2と
で構成されている。この支索外径測定装置EQは、必要
時に客室ゴンドラ部の上に登って、ロープウエイの吊り
下げアームの中央位置に取り付けるようになっており、
取り付けや取り外しに危険を伴うことはない。なお、昇
降部1は、測定時には図示の降下状態にあり、待機時に
は上昇状態となる。図示の通り、昇降部1は、支索3を
通過させる略円形の開口4aを備える平板状の側板4
と、側板4の背面に固着される一対のガイド軸5a,5
bと、側板4の表面側に設けられた位置決めシリンダ6
a,6b,6cと、位置決めシリンダ6cのピストンロ
ッド7cに連結されて水平方向に移動可能なラック8
と、ラック8と噛合して支索3の回りを回転する円弧状
の歯車9と、歯車9に固着されて互いに対向するセンサ
10a,10bとを中心的に備えている。
【0008】位置決めシリンダ6aの取付板11は、側
板4に固定されているが、位置決めシリンダ6b,6c
の取付板12は、側板4に設けられた水平方向のガイド
軸4b(図2)に沿ってスライドするようになってい
る。そして、位置決めシリンダ6a〜6cのピストンロ
ッド7a〜7cは、互いに連結されているので、各シリ
ンダ6a〜6cのON/OFF状態に応じて、取付板1
2が移動すると共に、ピストンロッド7cに連結された
ラック8が水平方向に移動するようになっている。な
お、位置決めシリンダ6a〜6cは、全てエアーシリン
ダからなるので、ピストンロッド7cの右端部が何かに
当接するようなことがあってもフェイルセーフ機能が実
現される。図2と図3は、昇降部1の詳細を示す平面図
と正面図である。また、図4は、昇降部1の側面図であ
り、測定位置(a)と待機位置(b)とを示している。
【0009】図4に示す通り、上下シリンダCYのピス
トンロッド13は、取付部4aにおいて側板4の背面に
固着されている。また、図2〜図4に示す通り、取付板
12の一部12a,12bは、側板4に固定されたガイ
ド軸4bに遊嵌されている。側板4からは、左右2組の
連結腕14a〜14c,14a〜14cが突設されてお
り、軸受を介してガイドローラ15が取り付けられてい
る。このガイドローラ15の外周15aは、支索3の外
周に対応した形状をしており、測定時には、ガイドロー
ラ15の外周15aが支索3に沿うようになっている。
なお、上下シリンダCYは、エアーシリンダからなるの
で、ガイドローラ15の外周15aが支索3の外周に当
接するとき、クッション機能が発揮される。
【0010】図5は、位置決めシリンダ6a〜6cと、
ラック8と、円弧状の歯車9と、センサ10a,10b
の位置関係を示す正面図であり、図6は、その平面図
(a)と側面図(b)である。図示の通り、位置決めシ
リンダ6cのピストンロッド7cは、連結板16を介し
てラック8に連結されており、ラック8は、押さえ板1
7の上端に形成された収容部17aの中で移動するよう
になっている。歯車9には、支索3の長さ方向に向けて
L字部材18が立設されており、L字部材18にセンサ
10a,10bが固定されることによって、センサ10
a,10bは、歯車9と共に回転するようになってい
る。なお、歯車9は、その一部が側板4に収容されて移
動可能に保持されている。図7は、固定部2の具体的構
成を示す平面図(a)と正面図(b)であり、基板20
から吊り下げアーム部のフレームFLに至るまでの連結
状態を示している。また、図8は、固定部2の側面状態
を図示している。図7(b)や図8に示す通り、上下シ
リンダCYは、取付板19を介して基板20に固定され
ている。そして、基板20の背面には、2枚のL字板2
1a,21bが固定されており、L字板21の頂面に
は、連結板22a,22bが固定されている。連結板2
2a,22bは、その途中で橋材23により連結されて
おり、橋材23には把手24が取り付けられている。ま
た、連結板22a,22bの端部は、平面板25に固定
されており、平面板25は、複数個の部材からなるL字
板26a,26bに固定されている。
【0011】L字板26a,26bからは、それぞれ、
下方に向けて取付板27a,27bが延設されており、
取付板27a,27bは、ロープウエイ吊り下げアーム
部のフレームFL,FLに固定されている。また、L字
板26a,26bの端部には板材28a,28bが固定
されていて、板材28a,28bからはネジ部材29が
立設されている。明らかなように、ロープウエイの吊り
下げアーム部は、複数個の滑車PUを介して支索3と係
合しているので、支索3と基板20の位置関係は、常に
同一である。図9は、支索外径測定装置EQの制御機構
を示すブロック図である。コンプレッサー30とシリン
ダ6a〜6c,CYとの間には、電磁弁31a〜31d
が設けられていて、シリンダ6a〜6c,CYの動作
は、コントローラ部33及びインターフェース部32を
介して、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンとい
う)34によって制御されている。また、センサ10
a,10bからのアナログ信号は、増幅器35で増幅さ
れてインターフェース部32に伝えられ、A/D変換器
36でデジタル化された後にパソコン34に供給されて
いる。センサ10a,10bは、支索3の外周との間隔
ΔL1 ,ΔL2 を測定する距離センサであり(図10参
照)、具体的には、コイル(図示せず)に電流を流して
磁界を発生させる一方、被測定物の渦電流に応じて生じ
るコイルの誘導電流を検知する渦流センサである。すな
わち、センサ10a,10bのコイルから磁界を発生さ
せて支索3に渦電流を生じさせた場合、支索3の渦電流
は、支索3の外周との距離ΔL1 ,ΔL2 に応じて変化
し、これに応じてコイルの誘導電流も変化するので、こ
の誘導電流に応じて、支索3の外周との間隔ΔL1 ,Δ
2 を測定するものである。なお、センサ10a,10
bの対向間隔Lは、機械的に固定されているので、支索
3の外径は、L−ΔL1 −ΔL2 として算出される。
【0012】続いて、以上の構成からなる支索外径測定
装置EQの使用方法などを説明する。索道線の支索につ
いては、索道線車両の安全性を確保するため、年に数
回、数10m毎に外径寸法を測定する必要があるが、こ
の外径測定作業について説明する。 (1)作業開始時 外径測定作業では、作業開始時に、作業員が客室ゴンド
ラの上に登って支索外径測定装置EQを取り付ければ良
い。その後は、客室ゴンドラ内部において全ての作業を
完了させることができるので、作業員が測定動作時に客
室ゴンドラの上に登る必要はない。なお、万が一、作業
途中にトラブルが生じた場合でも、この支索外径測定装
置EQは、吊り下げアームの中央位置に取り付けられて
いるので、特別な危険を伴うことなく保守作業を行うこ
とができる。 (2)初期状態 支索外径測定装置EQを取り付けた後、ロープウェイを
移動させて測定地点に達すると、パソコン34からの指
令に応じてコントローラ33が動作することにより、上
下シリンダCYのピストンロッド13が押し出され、昇
降部1が図1の降下状態となる。このとき、ガイドロー
ラ15の外周15aは、支索3に当接されるが、上下シ
リンダCYはエアーシリンダであるので、ガイドローラ
15が、無理なく支索3に当接される。この初期状態で
は、シリンダ6aはON状態、シリンダ6b,6cはO
FF状態であって、図10に示す状態となる。なお、こ
れ以降、ガイドローラ15の外周15aは、支索3に当
接したままであるので、センサ10a,10bは、測定
方向に係わらず、常に、支索3の直径線上で対向するこ
とになる。
【0013】(3)斜め30°方向 斜め30°方向の支索外径を測定する場合には、パソコ
ン34からの指令に応じてコントローラ33が動作する
ことにより、シリンダ6a,6bのみがON状態となる
(図11参照)。この動作によって、ラック8が右方向
に移動し、歯車9が支索3の回りを右方向に回転するの
で、センサ10a,10bは、図10の初期状態から3
0°移動した状態となる。そこで、パソコン34は、こ
の状態においてA/D変換器36からのデータを読み込
んで、支索3の外径をL−ΔL1−ΔL2 として算出す
る。そして、測定箇所や測定方向と共に、測定データを
ICカードなどに記録する。 (4)上下方向 上下方向の支索外径を測定する場合には、全てのシリン
ダ6a〜6cをON状態にする(図12参照)。この状
態では、センサ10a,10bは、図10の初期状態か
ら90°移動した状態となるので、パソコン34は、A
/D変換器36からのデータを読み込んで、改めて、支
索3の外径をL−ΔL1 −ΔL2 として算出する。ま
た、パソコン34は、測定箇所や測定方向と共に、測定
データをICカードなどに記録する。 (5)斜め−30°方向 斜め−30°方向の支索外径を測定する場合には、全て
のシリンダ6a〜6cをOFF状態にする(図13参
照)。そして、パソコン34は、A/D変換器36から
のデータを読み込んで、改めて、支索3の外径をL−Δ
1 −ΔL2 として算出して、測定箇所や測定方向と共
に、ICカードなどに記録する。 (6)測定動作が終われば、シリンダ6aのみをON状
態にして、図10の初期状態に戻した後、上下シリンダ
CYをOFF状態にして昇降部1を上昇させて、次の測
定地点に移動する。
【0014】続いて、図14、図15を参照して、本発
明の別の実施例を説明する。図14(b)(c)に示す
ように、この支索外径測定装置EQでは、側板4の背面
に補助板30が固定されており、位置決めシリンダ6
b,6cの取付板12は、補助板30のスライド溝を垂
直方向にスライドするようになっている。なお、位置決
めシリンダ6aの取付板11は、補助板30に固定され
ている。側板4の左右には、ガイド軸5a,5bを備え
る連結板31a,31bが取り付けられており、一方、
Π形組み立てられた基板20A,20Bは、吊り下げア
ーム部のフレームFLに連結されて(図15参照)、側
板4の左右に位置している。そして、基板20Bに形成
されたスライド溝には、ガイド軸5a,5bが遊嵌され
ており、上下シリンダCYのピストンロッド13が上下
動するのに応じて、側板4が昇降するようになってい
る。基板20Aには、位置決めシリンダ6cのピストン
ロッド7cが通過可能な挿通穴が設けられており、ピス
トンロッド7cには、連結板18を介してラック8が連
結されている。図14(b)に示すように、連結板18
は、断面視L字状になっていて、ピストンロッド7cの
動きを、側板4の前面のラック8に伝えるようになって
いる。したがって、この実施例では、位置決めシリンダ
6a〜6cのON/OFF状態に応じて、ラック8が垂
直方向に移動し、これに合わせて歯車9が回転すること
になる。このように、この実施例の場合には、ラック8
が上下方向にスライドされるので、吊り下げアームのフ
レームFLの間隔に関係なく、ラック8のスライド移動
量を大きくすることができる。
【0015】以上、本発明について2つの実施例を説明
したが、本発明の趣旨は、パソコンなどの制御に基づい
て支索外径を自動的に測定することであるから、昇降部
1や固定部2の具体的構成は、何ら本発明を限定するも
のではない。例えば、実施例の昇降部1では、3個の位
置決めシリンダと、ピストンロッドに連結されるラック
と、ラックに噛合する円弧状の歯車とを備えて、この歯
車にセンサを固定させたが、これに限定される必要はな
く、センサを支索の回りに回転させる構成を適宜に採用
すれば良い。また、位置決めシリンダ6b,6cやラッ
ク8をスライドさせる構成も、図示のものに限定される
必要はない。同様に、固定部1は、索道線車両と一体的
に移動すると共に、昇降部2を昇降させる機構を備えて
いれば、実施例の構成に限定されるものではない。な
お、センサは、支索外周に固着した油に係わらず、支索
の外径寸法を計測できる距離センサであれば特に限定さ
れないが、支索に渦電流を生じさせる渦流センサが好適
である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、索道
線の支索外径を、異なる方向から自動的に測定すること
ができるので、検査作業を安全に完了させることができ
る。すなわち、本発明によれば、客室ゴンドラ部の上部
に登る必要はなくなり、自動的に検査作業を完了させる
ことができる。また、センサとして渦流センサを用いる
ので、支索外周の油分に係わらず、支索の外径寸法を計
測できるので、支索に固着した油を除去する必要がな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】支索外径測定装置の要部を示す斜視図である。
【図2】昇降部の詳細を示す平面図である。
【図3】昇降部の詳細を示す正面図である。
【図4】昇降部1の待機状態(a)と測定状態(b)を
示す側面図である。
【図5】位置決めシリンダと、ラックと、歯車と、セン
サの位置関係を示す正面図である。
【図6】図5の平面図(a)と側面図(b)である。
【図7】固定部の具体的構成を示す平面図(a)と正面
図(b)である。
【図8】固定部の側面状態を図示したものである。
【図9】支索外径測定装置の制御機構を示すブロック図
である。
【図10】支索外径測定装置の測定状態を説明する図面
である。
【図11】支索外径測定装置の測定状態を説明する図面
である。
【図12】支索外径測定装置の測定状態を説明する図面
である。
【図13】支索外径測定装置の測定状態を説明する図面
である。
【図14】別の支索外径測定装置について図示した図面
である。
【図15】別の支索外径測定装置について図示した図面
である。
【符号の説明】
EQ 支索外径測定装置 CY 上下シリンダ 1 昇降部 2 固定部 3 支索 4 側板 6a〜6c シリンダ(位置決めシリンダ) 7c ピストンロッド 8 ラック 9 歯車 10a,10b 距離センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 茂一 大阪府羽曳野市西浦1丁目12番27号 近 畿日本鉄道株式会社 天王寺営業局 技 術部内 (72)発明者 工藤 芳男 大阪府羽曳野市西浦1丁目12番27号 近 畿日本鉄道株式会社 天王寺営業局 技 術部内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 7/00 - 7/30

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転機構に固定されて対向する一対の渦
    流センサを、空中に張設された支索につり下げられる
    道線車両を移動させることによって、支索の外径測定位
    置まで移動させ、 その後、昇降機構を動作させることによって、前記渦流
    センサを前記支索の直径線上に位置決めし、 前記回転機構を動作させることにより、前記渦流センサ
    を前記支索の回りに回転させると共に、適宜な回転位置
    において、前記支索の外周と前記渦流センサとの前記直
    径線上における間隔を計測し、 予め定まる前記渦流センサ間の離間距離から前記計測結
    果を減算することによって前記支索の外径寸法を算出す
    ることを特徴とする支索外径測定方法。
  2. 【請求項2】 空中に張設された支索につり下げられる
    索道線車両に固定されて一体的に移動する固定部(2)
    と、前記固定部に取り付けられた上下シリンダ(CY)
    の動作に応じて昇降する昇降部(1)とからなり、 前記昇降部には、複数個の位置決めシリンダのON/O
    FF状態に応じて一直線上を移動するラック部材と、前
    記ラック部材に噛合する歯車部材とからなる回転機構が
    設けられ、 前記歯車部材には、一対の渦流センサが対向して取り付
    けられており、 前記索道線車両が吊り下げられている支索の外周と、前
    記渦流センサとの間隔を計測することによって、前記支
    索の外径寸法を算出するようにしている支索外径測定装
    置。
  3. 【請求項3】 前記上下シリンダ(CY)と前記位置決
    めシリンダ(6a〜6c)は、全てエアーシリンダであ
    り、 前記昇降部(1)には、前記渦流センサ(10a,10
    b)と所定の位置関係にある当接部材(15)が取り付
    けられており、 前記当接部材を支索に当接させることによって、測定時
    の位置決めを行うようになっている請求項2に記載の支
    索外径測定装置。
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