JP2923241B2 - ２軸の車軸ロータ型小形管理機 - Google Patents
２軸の車軸ロータ型小形管理機Info
- Publication number
- JP2923241B2 JP2923241B2 JP3255896A JP3255896A JP2923241B2 JP 2923241 B2 JP2923241 B2 JP 2923241B2 JP 3255896 A JP3255896 A JP 3255896A JP 3255896 A JP3255896 A JP 3255896A JP 2923241 B2 JP2923241 B2 JP 2923241B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- claw
- drive shaft
- shafts
- gear case
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Soil Working Implements (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、２軸の車軸ロータ
により圃場を耕うんすることができる２軸の車軸ロータ
型小形管理機に関する。
により圃場を耕うんすることができる２軸の車軸ロータ
型小形管理機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ギヤケースの前後位置には左右側
に延長して平行になるとともに相互に回転方向が相違す
る前爪駆動軸と後爪駆動軸の２軸をそれぞれ軸架し、機
体の後方にハンドル杆を延設して構成する小形管理機に
おいて、特公昭５５−３２３２１号公報に見られるよう
に、前記前爪駆動軸および後爪駆動軸にそれぞれ配備し
た前後の耕うん爪群のいずれかに重心をかけて前進させ
たり後退させたりすることは知られており、また、特開
平７−８７８０１号公報に見られるように、前記前爪駆
動軸に配備した耕うん爪により機体を前進させたり、機
体上方を上げてその耕うん爪を圃場より浮かせ、後爪駆
動軸に配備した小形耕うん爪の逆転により後退させたり
することは知られている。
に延長して平行になるとともに相互に回転方向が相違す
る前爪駆動軸と後爪駆動軸の２軸をそれぞれ軸架し、機
体の後方にハンドル杆を延設して構成する小形管理機に
おいて、特公昭５５−３２３２１号公報に見られるよう
に、前記前爪駆動軸および後爪駆動軸にそれぞれ配備し
た前後の耕うん爪群のいずれかに重心をかけて前進させ
たり後退させたりすることは知られており、また、特開
平７−８７８０１号公報に見られるように、前記前爪駆
動軸に配備した耕うん爪により機体を前進させたり、機
体上方を上げてその耕うん爪を圃場より浮かせ、後爪駆
動軸に配備した小形耕うん爪の逆転により後退させたり
することは知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
公昭５５−３２３２１号公報に見られる従来技術は、エ
ンジンがギヤケースの前方側上方に取付けられているの
で機体の前後方向のバランスが悪くて、ハンドル操作も
難しくなり、しかも、エンジンから両爪駆動軸にいたる
伝動構造が複雑であって、機体は大形化し、操作性も悪
い、といった不具合を呈している。
公昭５５−３２３２１号公報に見られる従来技術は、エ
ンジンがギヤケースの前方側上方に取付けられているの
で機体の前後方向のバランスが悪くて、ハンドル操作も
難しくなり、しかも、エンジンから両爪駆動軸にいたる
伝動構造が複雑であって、機体は大形化し、操作性も悪
い、といった不具合を呈している。
【０００４】また、前記特開平７−８７８０１号公報に
見られる従来技術は、エンジンがギヤケースの前方側に
取付けられるとともに、そのエンジンの上方からハンド
ル杆が延設されているので、前進時には前荷重となって
操作性が悪く、後退時には前荷重の機体が持上げにくく
なって操作性が悪く、そのために、安定した耕うん作業
が行なえず、しかも、エンジン出力軸の前後に設けられ
た両ウオームギヤにそれぞれウオームホイルが噛合され
るので伝動構造が複雑で大形化してしまう、といった不
具合を呈している。
見られる従来技術は、エンジンがギヤケースの前方側に
取付けられるとともに、そのエンジンの上方からハンド
ル杆が延設されているので、前進時には前荷重となって
操作性が悪く、後退時には前荷重の機体が持上げにくく
なって操作性が悪く、そのために、安定した耕うん作業
が行なえず、しかも、エンジン出力軸の前後に設けられ
た両ウオームギヤにそれぞれウオームホイルが噛合され
るので伝動構造が複雑で大形化してしまう、といった不
具合を呈している。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明はそのような不具
合を課題として解決し、機体を２軸の車軸ロータにより
安定した耕うん作業ができるとともに軽量で小形となる
ようにコンパクト構造にして、操作性良く有効に操縦可
能とするものであり、そのため、ギヤケースの前後位置
には左右側に延長して平行になるとともに相互に回転方
向が相違する前爪駆動軸と後爪駆動軸の２軸をそれぞれ
軸架し、機体の後方にハンドル杆を延設して構成する小
形管理機において、前記ギヤケースの前後方向中間部よ
り上方へ垂立させた伝動筒体の上部にエンジンを架設
し、該エンジン側から前記伝動筒体の内部を通し前記ギ
ヤケースの前後方向中間部の内方に向け垂設される伝動
軸の下部側にはウオームギヤを設け、前記前爪駆動軸と
後爪駆動軸にそれぞれ嵌着した前記ギヤケース内の同径
となる前ウオームホイールと後ウオームホイールを前記
ウオームギヤの前後部面にそれぞれ噛合したものであ
る。
合を課題として解決し、機体を２軸の車軸ロータにより
安定した耕うん作業ができるとともに軽量で小形となる
ようにコンパクト構造にして、操作性良く有効に操縦可
能とするものであり、そのため、ギヤケースの前後位置
には左右側に延長して平行になるとともに相互に回転方
向が相違する前爪駆動軸と後爪駆動軸の２軸をそれぞれ
軸架し、機体の後方にハンドル杆を延設して構成する小
形管理機において、前記ギヤケースの前後方向中間部よ
り上方へ垂立させた伝動筒体の上部にエンジンを架設
し、該エンジン側から前記伝動筒体の内部を通し前記ギ
ヤケースの前後方向中間部の内方に向け垂設される伝動
軸の下部側にはウオームギヤを設け、前記前爪駆動軸と
後爪駆動軸にそれぞれ嵌着した前記ギヤケース内の同径
となる前ウオームホイールと後ウオームホイールを前記
ウオームギヤの前後部面にそれぞれ噛合したものであ
る。
【０００６】また、本発明は前記の２軸の車軸ロータに
よる耕うん幅を一段と幅広にすることができて安定して
有効に耕うん可能とするものであり、そのため、前記前
爪駆動軸および後爪駆動軸の両端にそれぞれ連結する両
前爪軸および両後爪軸を一方が短く他方が長くなるよう
に形設し、短い両爪軸のその全長範囲にわたり耕うん爪
をそれぞれ配設するとともに、その短い両爪軸の先端よ
り外側方となる長い両爪軸の端部に耕うん爪をそれぞれ
配設して構成したものである。
よる耕うん幅を一段と幅広にすることができて安定して
有効に耕うん可能とするものであり、そのため、前記前
爪駆動軸および後爪駆動軸の両端にそれぞれ連結する両
前爪軸および両後爪軸を一方が短く他方が長くなるよう
に形設し、短い両爪軸のその全長範囲にわたり耕うん爪
をそれぞれ配設するとともに、その短い両爪軸の先端よ
り外側方となる長い両爪軸の端部に耕うん爪をそれぞれ
配設して構成したものである。
【０００７】
【発明の実施の態様】図１は小形管理機の側面図を示
し、機体の前後方向に長くなるギヤケース１の前後方向
中間部の上面には、内部がギヤケース１の内部に連通す
る垂立した伝動筒体５の下端側フランジ５ａを各ボルト
ナット１１を介して固設し、前記伝動筒体５の上端部に
形設したクラッチケース部５ｂの上方には、上部に燃料
タンク１２を有するとともに機体後方に向けたシリンダ
部１３を有したエンジンＥの下部を連結して固定し、前
記ギヤケース１の前後方向中間部の内方に向けて前記伝
動筒体５の内部に垂設する伝動軸６の上端部には、前記
エンジンＥの出力軸側のクラッチシューと遠心クラッチ
を構成することができるクラッチドラム１４を固設し、
また、前記伝動筒体５の前部に両ボルト１５を介して固
定するステー１６には、後方にゴム垂れ１７を有するロ
ータリカバー１８を架着した支持フレーム１９を連結す
る。
し、機体の前後方向に長くなるギヤケース１の前後方向
中間部の上面には、内部がギヤケース１の内部に連通す
る垂立した伝動筒体５の下端側フランジ５ａを各ボルト
ナット１１を介して固設し、前記伝動筒体５の上端部に
形設したクラッチケース部５ｂの上方には、上部に燃料
タンク１２を有するとともに機体後方に向けたシリンダ
部１３を有したエンジンＥの下部を連結して固定し、前
記ギヤケース１の前後方向中間部の内方に向けて前記伝
動筒体５の内部に垂設する伝動軸６の上端部には、前記
エンジンＥの出力軸側のクラッチシューと遠心クラッチ
を構成することができるクラッチドラム１４を固設し、
また、前記伝動筒体５の前部に両ボルト１５を介して固
定するステー１６には、後方にゴム垂れ１７を有するロ
ータリカバー１８を架着した支持フレーム１９を連結す
る。
【０００８】前記ギヤケース１の前後方向中間部の内部
にはウオームギヤ７を縦軸にして軸架するが、筒状に形
設したウオームギヤ７の軸部７ａの上下部は、前記伝動
筒体５の下部に嵌着したベアリング２０と、ギヤケース
１の下面に嵌着したベアリング２１にそれぞれ嵌装し
て、軸部７ａの上部に前記伝動軸６の下端部をスプライ
ン嵌合２２し、また、ギヤケース１の前後位置には、左
右側横方向に延長して相互に平行となる前爪駆動軸２と
後爪駆動軸３を軸架するが、前記ギヤケース１は椀状の
ケース本体１ａの開口側に蓋体１ｂをボルト２５により
固定して構成するものであり、前記ケース本体１ａの内
側面と前記蓋体１ｂの内側面に嵌着した各ベアリング２
３に前記両軸２，３をそれぞれ挿着し、ギヤケース１内
の両軸２，３の中間部には同径となる前ウオームホイー
ル８と後ウオームホイール９をキー２４を介してそれぞ
れ嵌着し、前ウオームホイール８と後ウオームホイール
９を相互の回転方向が相違するように前記ウオームギヤ
７の前後部面にそれぞれ噛合させる。
にはウオームギヤ７を縦軸にして軸架するが、筒状に形
設したウオームギヤ７の軸部７ａの上下部は、前記伝動
筒体５の下部に嵌着したベアリング２０と、ギヤケース
１の下面に嵌着したベアリング２１にそれぞれ嵌装し
て、軸部７ａの上部に前記伝動軸６の下端部をスプライ
ン嵌合２２し、また、ギヤケース１の前後位置には、左
右側横方向に延長して相互に平行となる前爪駆動軸２と
後爪駆動軸３を軸架するが、前記ギヤケース１は椀状の
ケース本体１ａの開口側に蓋体１ｂをボルト２５により
固定して構成するものであり、前記ケース本体１ａの内
側面と前記蓋体１ｂの内側面に嵌着した各ベアリング２
３に前記両軸２，３をそれぞれ挿着し、ギヤケース１内
の両軸２，３の中間部には同径となる前ウオームホイー
ル８と後ウオームホイール９をキー２４を介してそれぞ
れ嵌着し、前ウオームホイール８と後ウオームホイール
９を相互の回転方向が相違するように前記ウオームギヤ
７の前後部面にそれぞれ噛合させる。
【０００９】上端部に双ハンドル４ａを連結したハンド
ル杆４の先端部を前記ギヤケース１の後部に固設する
が、前記ハンドル杆４の先端部には、ハンドル杆４に対
し直交する方向の両間筒２６，２６を間隔をおいて挿着
するとともに溶接Ｗにより固定し、ギヤケース１の後部
の上下位置にそれぞれ先端を螺着した両支持ボルト２
７，２７を前記両間筒２６，２６にそれぞれ嵌挿すると
ともに、両支持ボルト２７，２７の後端にはワッシャ２
８およびタブルナット２９をそれぞれ取付けて固設す
る。
ル杆４の先端部を前記ギヤケース１の後部に固設する
が、前記ハンドル杆４の先端部には、ハンドル杆４に対
し直交する方向の両間筒２６，２６を間隔をおいて挿着
するとともに溶接Ｗにより固定し、ギヤケース１の後部
の上下位置にそれぞれ先端を螺着した両支持ボルト２
７，２７を前記両間筒２６，２６にそれぞれ嵌挿すると
ともに、両支持ボルト２７，２７の後端にはワッシャ２
８およびタブルナット２９をそれぞれ取付けて固設す
る。
【００１０】前記後爪駆動軸３の両端には全長範囲にわ
たり耕うん爪１０が配設された短い両後爪軸３ａ，３ｂ
の一端部をそれぞれ嵌装するとともに、ヘアピン３０を
挿着できる係止ピン３１を図４に示すようにそれぞれに
挿着して係止し、また、前記前爪駆動軸２の両端には、
前記後爪軸３ａ，３ｂより長くなってその後爪軸３ａ，
３ｂの先端より外側方となる端部に耕うん爪１０がそれ
ぞれ配設された両前爪軸２ａ，２ｂの一端部をそれぞれ
嵌装するとともに、ヘアピン３０を挿着できる係止ピン
３１を図４に示すようにそれぞれに挿着して係止し、両
前爪軸２ａ，２ｂの耕うん爪１０が両後爪軸３ａ，３ｂ
の耕うん爪１０に対し側面より見て図１および図３に示
すように重なって、矢印イおよびロで示すように相互に
回転方向が相違するように取付けるが、前爪駆動軸２の
左右端に後爪軸３ｂ，３ａの一端部をそれぞれ取付ける
とともに、後爪駆動軸３の左右端に前爪軸２ｂ，２ａの
一端部をそれぞれ取付けて実施することもできる。な
お、前記両前爪軸２ａ，２ｂの回転方向を矢印ロ方向と
同様にし、前記両後爪軸３ａ，３ｂの回転方向を矢印イ
方向と同様にすることもできる。
たり耕うん爪１０が配設された短い両後爪軸３ａ，３ｂ
の一端部をそれぞれ嵌装するとともに、ヘアピン３０を
挿着できる係止ピン３１を図４に示すようにそれぞれに
挿着して係止し、また、前記前爪駆動軸２の両端には、
前記後爪軸３ａ，３ｂより長くなってその後爪軸３ａ，
３ｂの先端より外側方となる端部に耕うん爪１０がそれ
ぞれ配設された両前爪軸２ａ，２ｂの一端部をそれぞれ
嵌装するとともに、ヘアピン３０を挿着できる係止ピン
３１を図４に示すようにそれぞれに挿着して係止し、両
前爪軸２ａ，２ｂの耕うん爪１０が両後爪軸３ａ，３ｂ
の耕うん爪１０に対し側面より見て図１および図３に示
すように重なって、矢印イおよびロで示すように相互に
回転方向が相違するように取付けるが、前爪駆動軸２の
左右端に後爪軸３ｂ，３ａの一端部をそれぞれ取付ける
とともに、後爪駆動軸３の左右端に前爪軸２ｂ，２ａの
一端部をそれぞれ取付けて実施することもできる。な
お、前記両前爪軸２ａ，２ｂの回転方向を矢印ロ方向と
同様にし、前記両後爪軸３ａ，３ｂの回転方向を矢印イ
方向と同様にすることもできる。
【００１１】なお、前爪駆動軸２の両端に取付ける両前
爪軸と、後爪駆動軸３の両端に取付ける両後爪軸の長さ
を同じにして、両前爪軸と両後爪軸には、側面より見て
オーバーラップしたり、または先端が干渉しないように
耕うん爪の回転軌跡を側面より見て離間するようにそれ
ぞれ配設して実施することもできる。
爪軸と、後爪駆動軸３の両端に取付ける両後爪軸の長さ
を同じにして、両前爪軸と両後爪軸には、側面より見て
オーバーラップしたり、または先端が干渉しないように
耕うん爪の回転軌跡を側面より見て離間するようにそれ
ぞれ配設して実施することもできる。
【００１２】したがって、前記のように２軸の車軸ロー
タ型小形管理機を構成したので、全体を軽量小型でコン
パクト構造にすることができることになり、組み立ても
容易となって、梱包や運搬も便利となり、安価に製造で
きる。
タ型小形管理機を構成したので、全体を軽量小型でコン
パクト構造にすることができることになり、組み立ても
容易となって、梱包や運搬も便利となり、安価に製造で
きる。
【００１３】エンジンＥを起動させて圃場の耕うん作業
を行なう場合には、ウオームギヤ７の前後部面に噛合す
る同径の前ウオームホイール８と後ウオームホイール９
が矢印イおよびロで示すように相互に回転方向が相違す
ることになって、前爪駆動軸２側の耕うん爪１０群が矢
印イで示すように、また、後爪駆動軸３側の耕うん爪１
０群が矢印ロで示すように、それぞれ同じ回転数で回転
することになるが、双ハンドル４ａを握って操縦するオ
ペレータが双ハンドル４ａを矢印ニで示すように少しく
持ち上けると、後爪駆動軸３側の耕うん爪１０群が少し
く持ち上げられることになって、その分、負荷が大きく
なる前爪駆動軸２側の耕うん爪１０群の回転により機体
は矢印ハ方向へ前進することになり、また、双ハンドル
４ａを矢印ホで示すように少しく押し下げると、前爪駆
動軸２側の耕うん爪１０群が少しく持ち上げられること
になって、その分、負荷が大きくなる後爪駆動軸３側の
耕うん爪１０群の回転により機体を逆矢印ハ方向へ後退
させることができる。
を行なう場合には、ウオームギヤ７の前後部面に噛合す
る同径の前ウオームホイール８と後ウオームホイール９
が矢印イおよびロで示すように相互に回転方向が相違す
ることになって、前爪駆動軸２側の耕うん爪１０群が矢
印イで示すように、また、後爪駆動軸３側の耕うん爪１
０群が矢印ロで示すように、それぞれ同じ回転数で回転
することになるが、双ハンドル４ａを握って操縦するオ
ペレータが双ハンドル４ａを矢印ニで示すように少しく
持ち上けると、後爪駆動軸３側の耕うん爪１０群が少し
く持ち上げられることになって、その分、負荷が大きく
なる前爪駆動軸２側の耕うん爪１０群の回転により機体
は矢印ハ方向へ前進することになり、また、双ハンドル
４ａを矢印ホで示すように少しく押し下げると、前爪駆
動軸２側の耕うん爪１０群が少しく持ち上げられること
になって、その分、負荷が大きくなる後爪駆動軸３側の
耕うん爪１０群の回転により機体を逆矢印ハ方向へ後退
させることができる。
【００１４】この小形管理機では、エンジンＥがギヤケ
ース１の前後方向中間部の上方に架設されて、ギヤケー
ス１の後部にハンドル杆４の先端部が固設されているの
で、前記のようなハンドル操作は容易に、しかも適確に
行なえることになり、また、安定した耕うん作業を行な
うことができる。
ース１の前後方向中間部の上方に架設されて、ギヤケー
ス１の後部にハンドル杆４の先端部が固設されているの
で、前記のようなハンドル操作は容易に、しかも適確に
行なえることになり、また、安定した耕うん作業を行な
うことができる。
【００１５】また、前記前爪駆動軸（２）および後爪駆
動軸（３）の両端にそれぞれ連結する両前爪軸（２ａ）
（２ｂ）および両後爪軸（３ａ）（３ｂ）を一方が短く
他方が長くなるように形設し、短い両爪軸のその全長範
囲にわたり耕うん爪（１０）をそれぞれ配設するととも
に、その短い両爪軸の先端より外側方となる長い両爪軸
の端部に耕うん爪（１０）それぞれ配設して構成する
と、前記のようにハンドル操縦を行ないながら、図２に
示すように耕うん幅Ｗを広くして有効に耕うん作業を行
なうことができる。
動軸（３）の両端にそれぞれ連結する両前爪軸（２ａ）
（２ｂ）および両後爪軸（３ａ）（３ｂ）を一方が短く
他方が長くなるように形設し、短い両爪軸のその全長範
囲にわたり耕うん爪（１０）をそれぞれ配設するととも
に、その短い両爪軸の先端より外側方となる長い両爪軸
の端部に耕うん爪（１０）それぞれ配設して構成する
と、前記のようにハンドル操縦を行ないながら、図２に
示すように耕うん幅Ｗを広くして有効に耕うん作業を行
なうことができる。
【００１６】
【発明の効果】このように本発明は、２軸の車軸ロータ
型小形管理機を軽量で小形となるコンパクト構造にする
ことができることになり、組み立ても容易で、梱包や運
搬も便利となって、安価に製造できることになり、耕う
ん作業時には、ハンドルを少しく持ち上げたり押し下げ
たりするだけで、機体を前進させたり後退させるハンド
ル操作を容易に、しかも適確に行なえることになり、ま
た、安定した耕うん作業を行なうことができることにな
って、好適に実施できる。
型小形管理機を軽量で小形となるコンパクト構造にする
ことができることになり、組み立ても容易で、梱包や運
搬も便利となって、安価に製造できることになり、耕う
ん作業時には、ハンドルを少しく持ち上げたり押し下げ
たりするだけで、機体を前進させたり後退させるハンド
ル操作を容易に、しかも適確に行なえることになり、ま
た、安定した耕うん作業を行なうことができることにな
って、好適に実施できる。
【００１７】また、前記前爪駆動軸（２）および後爪駆
動軸（３）の両端にそれぞれ連結する両前爪軸（２ａ）
（２ｂ）および両後爪軸（３ａ）（３ｂ）を一方が短く
他方が長くなるように形設し、短い両爪軸のその全長範
囲にわたり耕うん爪（１０）をそれぞれ配設するととも
に、その短い両爪軸の先端より外側方となる長い両爪軸
の端部に耕うん爪（１０）それぞれ配設して構成する
と、ハンドル操縦を適確に行ないながら、耕うん幅を広
くして有効に耕うん作業を行なうことができる。
動軸（３）の両端にそれぞれ連結する両前爪軸（２ａ）
（２ｂ）および両後爪軸（３ａ）（３ｂ）を一方が短く
他方が長くなるように形設し、短い両爪軸のその全長範
囲にわたり耕うん爪（１０）をそれぞれ配設するととも
に、その短い両爪軸の先端より外側方となる長い両爪軸
の端部に耕うん爪（１０）それぞれ配設して構成する
と、ハンドル操縦を適確に行ないながら、耕うん幅を広
くして有効に耕うん作業を行なうことができる。
【図１】小形管理機を示した側面図である。
【図２】小形管理機の下部を概略示した平面図である。
【図３】図１の一部を示した側断面図である。
【図４】図１の一部を示した平断面図である。
１ ギヤケース ２ 前爪駆動軸 ３ 後爪駆動軸 ４ ハンドル杆 ５ 伝動筒体 Ｅ エンジン ６ 伝動軸 ７ ウオームギヤ ８ 前ウオームホイール ９ 後ウオームホイール １０ 耕うん爪 ２ａ，２ｂ 前爪軸 ３ａ，３ｂ 後爪軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A01B 33/00 - 33/08
Claims (2)
- 【請求項１】 ギヤケース（１）の前後位置には左右側
に延長して平行になるとともに相互に回転方向が相違す
る前爪駆動軸（２）と後爪駆動軸（３）の２軸をそれぞ
れ軸架し、機体の後方にハンドル杆（４）を延設して構
成する小形管理機において、前記ギヤケース（１）の前
後方向中間部より上方へ垂立させた伝動筒体（５）の上
部にエンジン（Ｅ）を架設し、該エンジン（Ｅ）側から
前記伝動筒体（５）の内部を通し前記ギヤケース（１）
の前後方向中間部の内方に向け垂設される伝動軸（６）
の下部側にはウオームギヤ（７）を設け、前記前爪駆動
軸（２）と後爪駆動軸（３）にそれぞれ嵌着した前記ギ
ヤケース（１）内の同径となる前ウオームホイール
（８）と後ウオームホイール（９）を前記ウオームギヤ
（７）の前後部面にそれぞれ噛合したことを特徴とする
２軸の車軸ロータ型小形管理機。 - 【請求項２】 前記前爪駆動軸（２）および後爪駆動軸
（３）の両端にそれぞれ連結する両前爪軸（２ａ）（２
ｂ）および両後爪軸（３ａ）（３ｂ）を一方が短く他方
が長くなるように形設し、短い両爪軸のその全長範囲に
わたり耕うん爪（１０）をそれぞれ配設するとともに、
その短い両爪軸の先端より外側方となる長い両爪軸の端
部に耕うん爪（１０）をそれぞれ配設してなる請求項１
記載の２軸の車軸ロータ型小形管理機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3255896A JP2923241B2 (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | ２軸の車軸ロータ型小形管理機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3255896A JP2923241B2 (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | ２軸の車軸ロータ型小形管理機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09191702A JPH09191702A (ja) | 1997-07-29 |
| JP2923241B2 true JP2923241B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=12362247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3255896A Expired - Lifetime JP2923241B2 (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | ２軸の車軸ロータ型小形管理機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2923241B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103975660A (zh) * | 2014-04-28 | 2014-08-13 | 贵州高桥实业科技发展有限公司 | 一种手推式四轮驱动微耕机 |
| CN104041211B (zh) * | 2014-06-04 | 2016-03-02 | 南京沃杨机械科技有限公司 | 中央传动中间立铣式双轴分层切削旋耕机 |
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-
1996
- 1996-01-16 JP JP3255896A patent/JP2923241B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09191702A (ja) | 1997-07-29 |
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