JP2922728B2 - 作業車の走行用変速連係装置 - Google Patents

作業車の走行用変速連係装置

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JP2922728B2
JP2922728B2 JP4239454A JP23945492A JP2922728B2 JP 2922728 B2 JP2922728 B2 JP 2922728B2 JP 4239454 A JP4239454 A JP 4239454A JP 23945492 A JP23945492 A JP 23945492A JP 2922728 B2 JP2922728 B2 JP 2922728B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、芝刈機やローントラク
タ等の作業車における走行用の変速連係装置に係り、詳
しくは、走行用の摩擦式無段変速装置と走行用の前後進
切換装置との連係装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の作業車、つまり、摩擦式無段変
速装置を備えた作業車では、この装置のみでは前後進の
切換ができないため、別途、前後進のための切換装置を
設けることになる。例えば、特開平2‐209651号
公報で示されたもののように、テーパコーン利用の無段
変速装置で走行速度の増減速を、かつ、前後進切換装置
によって前進と後進の選択を夫々行う構成とし、それら
の変速レバーと切換レバーとを各別に備えることで操作
自由度を大きくして操作性を高める、という構造を採る
ものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、変速レ
バーを最大操作しての最高速度が前進時のみならず後進
時でも現出可能であるから、高速で前進中に誤って前後
進の切換を行うと予期せぬ速い速度での後進状態がもた
らされて操縦が行い難いということが起こりうるため、
何らかの対策を施すことが望ましい。本発明の目的は、
各別に操作レバーを備えての大きい操作自由度という利
点を活かしながら、上記不都合おそれの解消される走行
用変速連係装置を得る点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
第1発明は、走行用の高低変速用無段変速装置を高低速
変速操作具によって増減速操作する状態に、これら高低
変速用無段変速装置と高低速変速操作具とを連動連結す
る変速連係機構と、走行用の前後進切換装置を前後進切
換操作具によって切換操作する状態に、これら前後進切
換操作具と前後進切換装置とを連動連結する切換連係機
構とを夫々備えるとともに、変速連係機構と前記切換連
係機構とを連係する変速連係装置を設け、この変速連係
装置には、前後進切換操作具が前進状態であるときの高
低速変速操作具の前進側での操作量よりも、前後進切換
操作具が後進状態であるときの高低速変速操作具の後進
側での操作量を少なくするように操作量を設定する操作
量設定手段と、前後進切換操作具の前後進切換を、高低
速変速操作具による高低速操作位置が最低速操作位置で
あるときにのみ許す切換許容手段とを備えていることを
特徴とする。
【0005】第2発明は、走行用の摩擦式無段変速装置
を変速操作具によって増減速操作する状態に、これら無
段変速装置と変速操作具とを連動連結する変速連係機構
と、走行用の前後進切換装置を切換操作具によって切換
操作する状態に、これら切換操作具と前後進切換装置と
を連動連結する切換連係機構とを夫々備えるとともに、
変速連係機構と切換連係機構とを連係する変速連係装置
を設け、この変速連係装置は、変位可能なカム板部材
と、このカム板部材に形成された操作溝に係合する係合
部を有した変位可能なアーム部材とで成るカム機構を備
え、変速連係機構が操作されるとカム板部材又はアーム
部材が移動操作され、かつ、切換連係機構が操作される
とアーム部材又はカム板部材が移動操作されるように、
カム板部材とアーム部材とを変速連係機構と切換連係機
構とに振り分けて連動連結し、前後進切換装置が前進状
態にあるときには無段変速装置の最低速から最高速迄を
現出するべく変速操作具のフルストローク操作が許容さ
れた前進用溝部と、前後進切換装置が後進状態にあると
きには無段変速装置の最低速から最高速未満速迄を現出
するべく変速操作具の所定ストローク操作が許容された
後進用溝部と、無段変速装置が最低速状態であるときに
前後進切換装置の自由な切換操作を許容する切換用溝部
とを連通接続して成るJ字状に、操作溝の形状を設定し
てあることを特徴とする。
【0006】
【作用】請求項1の構成によれば、高低変速用無段変速
装置の操作具と前後進切換装置の操作具とを夫々備えな
がら、操作量設定手段によって、前進時の最高速度より
も後進時の最高速度が遅くなり、かつ、切換許容手段に
よって、前後進切換操作が、高低変速用無段変速装置が
最低速操作状態であるときにのみ行えるように制御され
る。つまり、従来のように、いきなり高速後進状態が現
出されることが無く、前後進の切換えは必ず走行速度が
十分に遅いときに行われるようになり、操縦し易いよう
になるとともに、後進時には不必要な高速状態が生じな
いようになり、不用意に或いは誤って目一杯操作具を高
速側に操作しても現出される後進最高速度は前進側より
も低いものとなり、この点でも操縦し易いようになる。
【0007】請求項2の構成による作用を、図1,図2
を参照して説明すると、カム板部材52を揺動移動自在
に構成して変速ペダル50とベルト無段変速装置Aとに
亘る変速連係機構Fに連動連結するとともに、アーム部
材53を揺動移動自在に構成して切換レバー51と前後
進切換装置Iに亘る切換連係機構Gに連動連結し、アー
ム部材53のピン53aをカム板部材52の操作溝Wに
係合させる。
【0008】先ず、切換レバー51が前進位置にある
と、ピン53aは円弧長孔状の前進用溝部Wfに位置
し、この前進用溝部Wfは変速ペダル50のフルストロ
ーク踏み込みが可能であり、前進速度を最低速度から最
高速度迄の間で調節できる。切換レバー51が後進位置
にあると、ピン53aは円弧長孔状の後進用溝部Wrに
位置するが、この後進用溝部Wrは前進用溝部Wfに比
べて支点Z周りでの角度が半分に構成されているため、
変速ペダル50のハーフストローク踏み込みが可能であ
り、前進速度を最低速度から最高速度の半分の速度迄の
間で調節できる。そして、前進用溝部Wfと後進用溝部
Wrとは、夫々の最低速度側端において切換用溝部Wk
で連通されているため、変速ペダル50が踏み込み解除
された最低速度状態でのみ、切換レバー51の揺動操作
が、すなわち前後進の切換操作が可能となる。
【0009】つまり、後進時では前進時に可能な高速状
態が現出されないよう、後進最高速度を自動的に抑制す
るとともに、無段変速装置が最低速状態のときにしか前
後進の切換操作ができないようにするものである。従っ
て、間違えて高速で後進するとか、最高速度状態で前進
から後進に切り換わるといった不都合のおそれを、その
ための特別な操作を行うことなく解消できるようにな
る。そして、そのための構造が、変速連係機構と切換連
係機構との構成を利用することにより、カム板部材とア
ーム部材等の簡単な機械構造を付加することで構成でき
るので、大幅なコスト増を招くことがない。
【0010】
【発明の効果】請求項1又は2に記載の作業車の走行用
変速連係装置では、走行速度の高低変速と前後進切換え
とを各別の操作具で行える操作自由度の高いものとしな
がら、予期せぬ高速後進状態が生じないようにして、走
行操作性をより向上させることができた。
【0011】請求項2に記載の走行用変速連係装置で
は、変速連係機構と切換連係機構との動きを利用したカ
ム板部材とアーム部材との機械的な連係機構を設ける工
夫により、予期せぬ高速後進状態の牽制機能を経済的に
現出できる利点がある。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の実施例を、作業車の一例で
あるミッドマウント乗用型芝刈機に適用した場合につい
て図面に基づいて説明する。図11にミッドマウント型
芝刈機の側面図が、図8にその後部側面の拡大断面図が
夫々示され、1は操向前輪、2は駆動後輪、5は縦軸型
のエンジン、Bは操縦部、Cは伝動部、3はモーア、4
は機体フレームである。
【0013】操縦部Bは、ハンドル10を備えたフロン
トパネル11と、ステップフロア12と、運転座席13
とから構成され、運転座席13をエンジン5の直前に位
置させてあるとともに、運転座席13の下方を覆うフロ
アカバー14の内部にバッテリー15と燃料タンク16
を配備してある。伝動部Cは、ベルト式の無段変速装置
(高低変速用無段変速装置の一例)Aと、前後進切換装
置Iを内装するミッション7とから構成され、このミッ
ション7に後車軸17を備えている。
【0014】次にモーア3、及びその伝動構造について
詳述する。図4〜図8、及び図11に示すように、モー
ア3は前後の操作リンク25,26と立ち姿勢の前後の
ロッド27,28とで構成される4連リンク機構Dによ
って機体フレーム4に吊設されるとともに、入力刈刃軸
22とクランク軸20の下部プーリ43とに亘る第2ベ
ルト連動機構29で連動駆動される回転刃31を刈刃ハ
ウジング32に装備した単ブレードタイプに構成されて
いる。
【0015】昇降レバー33が取付けられる後部リンク
26と前部リンク25とは連結リンク34で連動連結さ
れ、昇降レバー33は運転座席13の左側に配備されて
いる。刈刃ハウジング32の後部には、両端に固着され
た2個の取付けブラケット35を介して丸棒36が左右
に亘って固着状態で架設してあり、この丸棒36の左右
両端部分に左右一対の後部ロッド28,28を支承する
とともに、第2ベルト連動機構29のベルト張力に対向
する左右一対の突っ張りリンク39,39が丸棒36と
ミッションケース7Cの左右に設けたブラケット7b,
7bに亘って架設されている。
【0016】図7に示すように、丸棒36には溶接固定
された2枚のワッシャ40,40間に揺動自在な状態の
2枚の連結板41,41を取外し不能に嵌装してあり、
突っ張りリンク39の後部を2個のボルトで挟持固定す
ることにより、この突っ張りリンク39と丸棒36とを
着脱自在に連結させる構造である。
【0017】図6に示すように、第2ベルト連動機構2
9のテンションプーリ44を利用したPTOクラッチ・
ブレーキ機構Eが構成してある。すなわち、テンション
プーリ44を回転自在に支持する上下支点P回りで揺動
自在なテンションアーム45に、入力プーリ42に接触
作用可能なブレーキシュー45aを取付けてあるととも
に、テンションアーム45をブレーキ側に付勢するブレ
ーキバネ46と、テンションバネ47を介装した操作ワ
イヤ48とがテンションアーム45に連結されている。
【0018】つまり、PTOクラッチレバー49を入り
側に操作するとブレーキバネ46の付勢力に抗して操作
ワイヤ48が引張られ、テンションバネ47によってベ
ルトが緊張されて第2ベルト連動機構29が機能する刈
刃クラッチの入り状態になり、PTOクラッチレバー4
9を切り側に操作すると、操作ワイヤ48が弛緩されて
テンションバネ47が機能せず、第2ベルト連動機構2
9が伝動しなくなる刈刃クラッチの切り状態になるとと
もに、ブレーキバネ46によってブレーキシュー45a
が入力プーリ42に圧接され、刈刃クラッチ切りと同時
に回転刃31の慣性回転を直ちに停止させるのである。
また、下部プーリ43部位には円弧状のベルト押さえ板
37が、入力プーリ42とテンションプーリ44部位に
は計4個の棒材で成るベルト押さえ38が配置してあ
る。
【0019】図1〜図3に示すように、クランク軸20
の上部プーリ30と中間軸24に設けた割りプーリ23
とから無段変速装置Aが、かつ、中間軸24に設けた中
間プーリ19とミッション7の走行用の入力プーリ18
とから第1ベルト連動機構9が夫々構成されている。割
りプーリ23は、可動プーリ片23aを巻きバネ23c
によって固定プーリ片23bに接近付勢させる構造であ
り、これにより無段変速装置Aでは、テンションプーリ
8の強制的なベルト緊張方向への揺動移動による増速操
作と、テンションプーリ8の強制操作力を解除しての巻
きバネ23cによる両プーリ片23a,23bの相対接
近による減速操作とが現出される。
【0020】テンションプーリ8のテンションアーム6
と操縦部Bの変速ペダル(高低速変速操作具の一例)5
0とを連動連結する変速連係機構Fと、前後進切換装置
Iと操縦部Bの切換レバー(前後進切換操作具の一例)
51とを連動連結する切換連係機構Gを夫々備えるとと
もに、無段変速装置Aが最低速状態であるときにのみ前
後進の切換操作を可能にする変速連係装置Hを設けてあ
る。
【0021】つまり、軸心Z周りで揺動変位可能なカム
板部材52と、このカム板部材52に形成された操作溝
Wに係合するピン状の係合部53aを有した軸心Y周り
で天秤揺動変位可能なアーム部材53とで成るカム機構
54を備え、変速連係機構Fが操作されるとカム板部材
52が揺動移動操作され、かつ、切換連係機構Gが操作
されるとアーム部材53が揺動移動操作されるように、
カム板部材52と変速連係機構53と、すなわち変速ペ
ダル50側のペダルロッド55とテンションアーム6側
のアームロッド56とを連動連結し、アーム部材53と
切換連係機構Gと、すなわち切換レバー51と一体に揺
動操作されるレバー支点アーム51Aとを切換ロッド5
7で連動連結してある。
【0022】そして、前後進切換装置Iが前進状態にあ
るときには無段変速装置Aの最低速から最高速迄を現出
するべく変速ペダル50のフルストローク操作である踏
み切りが許容された前進用溝部Wfと、前後進切換装置
Iが後進状態にあるときには無段変速装置Aの最低速か
ら最高速の半分の速度迄を現出するべく変速ペダル50
のハーフストローク操作である中途踏み込みが許容され
た後進用溝部(操作量設定手段62の一例)Wrと、無
段変速装置Aが最低速状態であるときに前後進切換装置
Iの自由な切換操作を許容する切換用溝部(切換許容手
段63の一例)Wkとを連通接続して成るJ字状に、操
作溝Wの形状を設定してある。前進用溝部Wfと後進用
溝部Wrは軸心Zを中心とした円弧経路であり、切換用
溝部Wkは軸心Zに向かう直線経路に形成されている。
【0023】これによれば、切換レバー51が前進位置
にあると係合部53aは前進用溝部Wfにあり、変速ペ
ダル50の踏み込みによる最低速から最高速迄の変速操
作が行え、切換レバー51が後進位置にあると係合部5
3aは後進用溝部Wrにあり、最低速から中間速度迄の
変速操作が行えるとともに、無段変速装置Aが最低速と
なる変速ペダル50の踏み込み解除においてのみ切換レ
バー51の切換操作が可能となるように連係されるので
ある。
【0024】図9,図10に示すように、パイプ材を逆
U字状に屈曲して成るパネルフレーム58を機体フレー
ム4に固定されたステアリング台59に固着し、そのパ
ネルフレーム58に、操作ワイヤ48が連動連結された
PTOクラッチレバー49と、操作ワイヤ48の受け部
60と、変速ペダル50の支点軸50aと、操向ハンド
ル10のハンドル軸61とを支承する構造である。
【0025】 〔別実施例〕 後進用溝部Wrの長さは前進用溝部Wfの3分の1や3
分の2でも良く、要するに前進用溝部Wfによる最高速
未満であれば良い。J字状の操作溝Wの形状変更によ
り、カム板部材52を切換連係機構Gに、アーム部材5
3を変速連係機構Fに夫々連動連結するものでも良い。
又、走行用にテーパコーン利用の摩擦式無段変速装置
(所謂CVT)を用いた運搬車等の作業車に本発明を適
用しても良く、このCVTやベルト無段変速装置を総称
して「高低変速用無段変速装置」と定義する。
【0026】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】変速連係装置の構造を示す中立状態での系統図
【図2】変速連係装置の構造を示す前進状態での系統図
【図3】ベルト無段変速装置の側面図
【図4】PTOクラッチ・ブレーキ機構を示す側面図
【図5】モーアへの伝動構造を示す平面図
【図6】PTOクラッチ・ブレーキ機構の構造示す平面
【図7】突っ張りリンクのモーア側取付け構造を示す斜
視図
【図8】芝刈り機体後部側面の断面図
【図9】フロントパネル内部の構造を示す側面図
【図10】フロントパネル内部の構造を示す正面図
【図11】芝刈機の全体側面図
【符号の説明】
50 変速操作具 51 切換操作具 52 カム板部材 53 アーム部材 53a 係合部 54 カム機構 62 操作量設定手段 63 切換許容手段 A 高低変速用無段変速装置 F 変速連係機構 G 切換連係機構 H 変速連係装置 I 前後進切換装置 W 操作溝 Wf 前進用溝部 Wr 後進用溝部 Wk 切換用溝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−113074(JP,A) 特開 昭59−160432(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 61/26 - 63/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行用の高低変速用無段変速装置(A)
    を高低速変速操作具(50)によって増減速操作する状
    態に、これら高低変速用無段変速装置(A)と高低速変
    速操作具(50)とを連動連結する変速連係機構(F)
    と、走行用の前後進切換装置(I)を前後進切換操作具
    (51)によって切換操作する状態に、これら前後進切
    換操作具(51)と前後進切換装置(I)とを連動連結
    する切換連係機構(G)とを夫々備えるとともに、前記
    変速連係機構(F)と前記切換連係機構(G)とを連係
    する変速連係装置(H)を設け、 この変速連係装置(H)には、前記前後進切換操作具
    (51)が前進状態であるときの前記高低速変速操作具
    (50)の前進側での操作量よりも、前記前後進切換操
    作具(51)が後進状態であるときの前記高低速変速操
    作具(50)の後進側での操作量を少なくするように操
    作量を設定する操作量設定手段(62)と、 前記前後進切換操作具(51)の前後進切換を、前記高
    低速変速操作具(50)による高低速操作位置が最低速
    操作位置であるときにのみ許す切換許容手段(63)と
    を備えている 作業車の走行用変速連係装置。
  2. 【請求項2】 走行用の摩擦式無段変速装置(A)を変
    速操作具(50)によって増減速操作する状態に、これ
    ら無段変速装置(A)と変速操作具(50)とを連動連
    結する変速連係機構(F)と、走行用の前後進切換装置
    (I)を切換操作具(51)によって切換操作する状態
    に、これら切換操作具(51)と前後進切換装置(I)
    とを連動連結する切換連係機構(G)とを夫々備えると
    ともに、前記変速連係機構(F)と前記切換連係機構
    (G)とを連係する変速連係装置(H)を設け、 この変速連係装置(H)は、変位可能なカム板部材(5
    2)と、このカム板部材(52)に形成された操作溝
    (W)に係合する係合部(53a)を有した変位可能な
    アーム部材(53)とで成るカム機構(54)を備え、 前記変速連係機構(F)が操作されると前記カム板部材
    (52)又は前記アー ム部材(53)が移動操作され、
    かつ、前記切換連係機構(I)が操作されると前記アー
    ム部材(53)又は前記カム板部材(52)が移動操作
    されるように、前記カム板部材(52)と前記アーム部
    材(53)とを前記変速連係機構(F)と前記切換連係
    機構(I)とに振り分けて連動連結し、 前記前後進切換装置(I)が前進状態にあるときには前
    記無段変速装置(A)の最低速から最高速迄を現出する
    べく前記変速操作具(50)のフルストローク操作が許
    容された前進用溝部(Wf)と、前記前後進切換装置
    (I)が後進状態にあるときには前記無段変速装置
    (A)の最低速から最高速未満速迄を現出するべく前記
    変速操作具(50)の所定ストローク操作が許容された
    後進用溝部(Wr)と、前記無段変速装置(A)が最低
    速状態であるときに前記前後進切換装置(I)の自由な
    切換操作を許容する切換用溝部(Wk)とを連通接続し
    て成るJ字状に、前記操作溝(W)の形状を設定してあ
    る作業車の走行用変速連係装置。
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