JP2921070B2 - 音響再生装置 - Google Patents
音響再生装置Info
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- JP2921070B2 JP2921070B2 JP24090590A JP24090590A JP2921070B2 JP 2921070 B2 JP2921070 B2 JP 2921070B2 JP 24090590 A JP24090590 A JP 24090590A JP 24090590 A JP24090590 A JP 24090590A JP 2921070 B2 JP2921070 B2 JP 2921070B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、操作部及び表示部の一部を開閉自在な蓋体
内部に収納した音響再生装置に関するものである。
内部に収納した音響再生装置に関するものである。
従来の技術 従来この種音響再生装置は、第９図に示すように、操
作手段及び表示手段が天面部あるいは前面部に露出して
いる。
作手段及び表示手段が天面部あるいは前面部に露出して
いる。
発明が解決しようとする課題 ところがこのような音響再生装置では、操作手段が外
部に露出している為、機能が増えるに従って釦などが増
え、デザイン上の制約事項が多く、美観的にも悪い物と
なる。また、スイッチあるいはボリュームが天面部ある
いは前面部に露出している事により、釦とキャビネット
の隙間からほこりが内部に侵入し、性能への影響あるい
は商品寿命を短くするなど、機能障害を起こし易く、そ
の解決の為に余分なコストがかかる恐れもある。また表
示手段が一定の位置に決まっている為、使用者と商品の
位置関係の自由度が狭く、時には表示確認が出来ないこ
ともあり、使用者が十分に満足出来ない事もある。
部に露出している為、機能が増えるに従って釦などが増
え、デザイン上の制約事項が多く、美観的にも悪い物と
なる。また、スイッチあるいはボリュームが天面部ある
いは前面部に露出している事により、釦とキャビネット
の隙間からほこりが内部に侵入し、性能への影響あるい
は商品寿命を短くするなど、機能障害を起こし易く、そ
の解決の為に余分なコストがかかる恐れもある。また表
示手段が一定の位置に決まっている為、使用者と商品の
位置関係の自由度が狭く、時には表示確認が出来ないこ
ともあり、使用者が十分に満足出来ない事もある。
本発明はこのような従来の問題点を解決するものであ
り、デザイン，機能共に付加価値の高い音響再生装置を
提供する事を目的とするものである。
り、デザイン，機能共に付加価値の高い音響再生装置を
提供する事を目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記従来の問題を解決するために本発明の音響再生装
置は複数の再生手段を有する音響再生装置であって、閉
蓋時に本体の天面部に収納されて複数の停止位置を有し
回動可能な蓋体と、前記蓋体の内面に設けられた表示部
と、前記蓋体の閉蓋時に前記本体において前記表示部と
対向する位置に設けられた操作手段を備えたものであ
る。
置は複数の再生手段を有する音響再生装置であって、閉
蓋時に本体の天面部に収納されて複数の停止位置を有し
回動可能な蓋体と、前記蓋体の内面に設けられた表示部
と、前記蓋体の閉蓋時に前記本体において前記表示部と
対向する位置に設けられた操作手段を備えたものであ
る。
作用 上記のような構成によれば、内面に表示部が設けられ
た蓋体は回動可能で複数の停止位置を有しているため
に、操作者の視線と表示部の位置関係を自由に変化させ
ることができるので、音響再生装置の置き場所の自由度
が拡がる。また操作手段は本体において蓋体の表示部と
対向する位置に設けられるため、蓋体の閉蓋時に操作手
段は蓋体によって覆われることになり、防塵効果が高め
られ品質が安定し、外観上の見栄えもよいものとなる。
た蓋体は回動可能で複数の停止位置を有しているため
に、操作者の視線と表示部の位置関係を自由に変化させ
ることができるので、音響再生装置の置き場所の自由度
が拡がる。また操作手段は本体において蓋体の表示部と
対向する位置に設けられるため、蓋体の閉蓋時に操作手
段は蓋体によって覆われることになり、防塵効果が高め
られ品質が安定し、外観上の見栄えもよいものとなる。
実施例 以下本発明の一実施例の音響再生装置について、図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
第１図は本発明の実施例に於ける音響再生装置の全体
図を示すものであり、蓋体が閉じた状態を示す。第２図
は蓋体が開いた状態の全体図を示すものである。第３図
は表示用LCDの表示状態を示す平面図である。第１図に
於いて特に図示はしないが本体内にはカセットテープ再
生手段、ディスク再生手段及びチューナー再生手段が設
けられ、パワースイッチ２、ディスク装着開閉操作釦
３、カセット装着開閉操作釦４は外部に露出している。
したがって蓋体１を開けなくても、電源のオン，オフが
可能であり、またカセットテープやディスクの交換も可
能となる。この状態では後述する操作釦６は蓋体１に覆
われており、外部からほこり等が入らない。第２図に於
いて表示用LCD5は第３図に示すように、通常はａのよう
な時計表示をしているが、再生手段の種類により、ｂの
カセットテープ再生表示、ｃのディスク再生表示、ｄの
チューナー再生表示と変化し、この表示用LCD5のみで全
ての機能を確認する事が出来る。また蓋体１を開けると
操作釦６が本体の天面側に配され、本体操作はこの操作
釦６で集中的に行なうことが可能となっている。第４図
は蓋体１の保持全体図であり、第５図は蓋体１の右軸部
分の斜視図である。
図を示すものであり、蓋体が閉じた状態を示す。第２図
は蓋体が開いた状態の全体図を示すものである。第３図
は表示用LCDの表示状態を示す平面図である。第１図に
於いて特に図示はしないが本体内にはカセットテープ再
生手段、ディスク再生手段及びチューナー再生手段が設
けられ、パワースイッチ２、ディスク装着開閉操作釦
３、カセット装着開閉操作釦４は外部に露出している。
したがって蓋体１を開けなくても、電源のオン，オフが
可能であり、またカセットテープやディスクの交換も可
能となる。この状態では後述する操作釦６は蓋体１に覆
われており、外部からほこり等が入らない。第２図に於
いて表示用LCD5は第３図に示すように、通常はａのよう
な時計表示をしているが、再生手段の種類により、ｂの
カセットテープ再生表示、ｃのディスク再生表示、ｄの
チューナー再生表示と変化し、この表示用LCD5のみで全
ての機能を確認する事が出来る。また蓋体１を開けると
操作釦６が本体の天面側に配され、本体操作はこの操作
釦６で集中的に行なうことが可能となっている。第４図
は蓋体１の保持全体図であり、第５図は蓋体１の右軸部
分の斜視図である。
第５図において軸10は蓋体１と一体となっており、こ
の軸10が軸受け８に入り込んでいる。軸受け８はシャー
シ９にビス固定されており、軸10に付けられたオープン
バネ７によって蓋体１に開放方向の力が与えられる。但
し、蓋体１の開放量はわずかであり、その後は手動で開
く事になる。
の軸10が軸受け８に入り込んでいる。軸受け８はシャー
シ９にビス固定されており、軸10に付けられたオープン
バネ７によって蓋体１に開放方向の力が与えられる。但
し、蓋体１の開放量はわずかであり、その後は手動で開
く事になる。
第６図は蓋体１の左軸部分の斜視図、第７図及び第８
図は左軸部分の断面図である。第７図に示すように蓋体
１が閉じた状態では左軸12の水平部分と板金軸受け11の
水平部分が平行の為、左軸12に力は加わらない。しか
し、蓋体１が開き始めると、第８図に示すように板金軸
受11のＤカット部がふくらみ、左軸12に対して締め付け
力が発生し、蓋体１を任意の位置で停止させる事が可能
となる。
図は左軸部分の断面図である。第７図に示すように蓋体
１が閉じた状態では左軸12の水平部分と板金軸受け11の
水平部分が平行の為、左軸12に力は加わらない。しか
し、蓋体１が開き始めると、第８図に示すように板金軸
受11のＤカット部がふくらみ、左軸12に対して締め付け
力が発生し、蓋体１を任意の位置で停止させる事が可能
となる。
発明の効果 以上のように本発明の音響再生装置は、可動可能かつ
複数の停止位置を有した蓋体を設ける事により、蓋体の
内面に設けられた表示部の角度を自由に変化させて操作
者と表示部の位置関係を自由に変化させることができる
ので音響再生装置の置き場所の自由度が拡がる。また操
作手段は蓋体の閉蓋時に蓋体によって覆われるので、蓋
体の防塵効果が大きく、ほこりによる品質不良も減少で
きる。
複数の停止位置を有した蓋体を設ける事により、蓋体の
内面に設けられた表示部の角度を自由に変化させて操作
者と表示部の位置関係を自由に変化させることができる
ので音響再生装置の置き場所の自由度が拡がる。また操
作手段は蓋体の閉蓋時に蓋体によって覆われるので、蓋
体の防塵効果が大きく、ほこりによる品質不良も減少で
きる。
第１図は本発明の実施例に於ける音響再生装置の蓋体の
閉蓋状態を示す斜視図、第２図は第１図において蓋体の
開蓋状態を示す斜視図、第３図（ａ），（ｂ），（ｃ）
及び（ｄ）は表示用LCDの表示状態を示す平面図、第４
図は蓋体の左右の軸による保持状態を示す斜視図、第５
図は蓋体の右軸部分の斜視図、第６図は蓋体の左軸部分
の斜視図、第７図は蓋体の閉蓋状態の左軸断面図、第８
図は蓋体１の開蓋状態の左軸断面図、第９図は従来の音
響再生装置の全体斜視図である。 １……蓋体、２……パワースイッチ、３……ディスク装
着開閉操作釦、４……カセット装着開閉操作釦、５……
表示用LCD、６……操作釦。
閉蓋状態を示す斜視図、第２図は第１図において蓋体の
開蓋状態を示す斜視図、第３図（ａ），（ｂ），（ｃ）
及び（ｄ）は表示用LCDの表示状態を示す平面図、第４
図は蓋体の左右の軸による保持状態を示す斜視図、第５
図は蓋体の右軸部分の斜視図、第６図は蓋体の左軸部分
の斜視図、第７図は蓋体の閉蓋状態の左軸断面図、第８
図は蓋体１の開蓋状態の左軸断面図、第９図は従来の音
響再生装置の全体斜視図である。 １……蓋体、２……パワースイッチ、３……ディスク装
着開閉操作釦、４……カセット装着開閉操作釦、５……
表示用LCD、６……操作釦。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗本 昌彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平３−235283（ＪＰ，Ａ) 実開 平４−53635（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G11B 33/02 H05K 5/02
Claims (2)
- 【請求項１】複数の再生手段を有する音響再生装置であ
って、閉蓋時に本体の天面部に収納されて複数の停止位
置を有し回動可能な蓋体と、前記蓋体の内面に設けられ
た表示部と、前記蓋体の閉蓋時に前記本体において前記
表示部と対向する位置に設けられた操作手段を備えたこ
とを特徴とする音響再生装置。 - 【請求項２】表示部はカセットテープ再生，ディスク再
生及びラジオ受信の状態を表示することを特徴とする請
求項１記載の音響再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24090590A JP2921070B2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 音響再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24090590A JP2921070B2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 音響再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04119586A JPH04119586A (ja) | 1992-04-21 |
| JP2921070B2 true JP2921070B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=17066421
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24090590A Expired - Fee Related JP2921070B2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 音響再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2921070B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH076995U (ja) * | 1992-12-29 | 1995-01-31 | 幸一 佐々木 | 上方操作盤付テープレコーダー |
-
1990
- 1990-09-10 JP JP24090590A patent/JP2921070B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04119586A (ja) | 1992-04-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |