JP2920909B1 - ボルトナットの解体防止構造 - Google Patents

ボルトナットの解体防止構造

Info

Publication number
JP2920909B1
JP2920909B1 JP16153998A JP16153998A JP2920909B1 JP 2920909 B1 JP2920909 B1 JP 2920909B1 JP 16153998 A JP16153998 A JP 16153998A JP 16153998 A JP16153998 A JP 16153998A JP 2920909 B1 JP2920909 B1 JP 2920909B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nut
bolt
collar
opening
outer diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16153998A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11336735A (ja
Inventor
正義 越川
弘 山崎
剛生 工藤
伸幸 田中
真丈 阿部
Original Assignee
株式会社後関製作所
那須電機鉄工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社後関製作所, 那須電機鉄工株式会社 filed Critical 株式会社後関製作所
Priority to JP16153998A priority Critical patent/JP2920909B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2920909B1 publication Critical patent/JP2920909B1/ja
Publication of JPH11336735A publication Critical patent/JPH11336735A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】ボルトやナットを専門家であっても緩めること
ができないよう、これらの箇所をカラーで被い、当該カ
ラーを動かすことができないようにする。 【解決手段】ボルト2の外周に締め付けたナット3の外
側に突出したボルト2の端部に、外周にバネ効果を有す
る爪付き座金1を差し込み、この爪付き座金の爪1bは
上記ナット3の端面に対して適選の角度を設け、この座
金1の上から緩み止め金具4を上記ボルト2の端部に締
め付け、上記ナット3の外径より僅かに大きい内径を有
する環状体の内周に環状凹部5aを有し、一端に上記ボ
ルトの外径よりやや大きい内径の内周縁を有する開口部
5bを備えたカラー5を、その他端の開口部5cから挿
入し、当該カラー5で上記ナット3、爪付き座金1、緩
み止め金具4を被い、上記開口部5bに上記ボルト2の
端部を通し、上記爪付き座金1の爪1bの先端がカラー
5の内周の環状凹部5aに係止されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ボルトの外周に
ナットを締め付けた当該ボルトナットの解体防止構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来ボルトの外周に締め付けたナットの
緩み止め対策としては、当該ナットの上からさらにナッ
トを螺着して、ダブルナットにしたり、緩み止め金具や
リングを嵌める等の措置を採って、ナット又はボルトが
緩むのを防止していた。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】しかしながら、これらのボルト又はナット
の緩み止め対策では、外部からこれらの緩み止めナット
や金具乃至はリングを工具等で緩めたり、壊したりする
ことができ、これらのボルトやナットを故意に緩めるこ
とができる。これらのボルトやナットの緩みにより接続
部が外れて構築物が倒れる等の大きな事故になる恐れも
ある。
【0004】そこでこの発明は、このようなボルトやナ
ットを専門家であっても緩めることができないよう、こ
れらの箇所をカラーで被い、当該カラーを動かすことが
できないようにしたボルトナットの解体防止構造を提供
し、上記課題を解決しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1項の発明は、ボ
ルト外周に締め付けたナットの外側に突出したボルト端
に、外周にバネ効果を有する爪付き座金を差し込み、こ
の爪付き座金の爪は上記ナットの端面に対して適選の角
度を設け、この座金の上から上記ナットの外径以下の外
径を有する緩み止め用ナット又は金具を上記ボルト端に
螺着して締め付け、上記ナットの外径より僅かに大きい
内径を有する環状体の内周に環状凹部を有し、一端に内
径を狭めて上記ボルトの外径よりやや大きい内径の内周
縁を有する開口部を備えたカラーを、その他端の開口部
から挿入し、上記ナットの端面に対して適選の角度を設
けた爪をカラー内周で一時的に押しすぼめ、当該カラー
により上記ナット、爪付き座金、緩み止め用ナット又は
金具を被い、上記内周縁を有する開口部に上記ボルト端
を通し、上記押しすぼめた爪の先端がカラー内周の環状
凹部内で弾性により再び開き、当該環状凹部に係止され
ている、ボルトナットの解体防止構造とした。
【0006】また請求項2項の発明は、ボルト外周に締
め付けたナットの外側に突出したボルト端に、上記ナッ
トの外径とほぼ同じ外径を有する緩み止め用ナット又は
金具を螺着して締め付け、これらのナットと緩み止め用
ナット又は金具との重合外周縁によって形成された、断
面略横V字型の環状凹部に、環体の一箇所で切断され
た、断面略ハの字型の板バネリングを嵌め、当該板バネ
リングの外周縁が上記ナット及び緩み止め用ナット又は
金具の外周より外側に突出し、上記ナットの外径より僅
かに大きい内径を有する環状体の内周に環状凹部を有
し、一端に内径を狭めて上記ボルトの外径よりやや大き
い内径の内周縁を有する開口部を備えたカラーを、その
他端の開口部から挿入し、上記板バネリングの外周縁を
当該カラー内周で一時的に押しすぼめ、当該カラーによ
り上記ナット、板バネリング、緩み止め用ナット又は金
具を被い、上記内周縁を有する開口部に上記ボルト端を
通し、上記押しすぼめた板バネリングの外周縁がカラー
内周の上記環状凹部内で弾性により再び開き、当該環状
凹部に係止されている、ボルトナットの解体防止構造と
した。
【0007】また請求項3項の発明は、ボルト外周に締
め付けたナットの外側に突出したボルト端に、上記ナッ
トの外径以下の外径を有する緩み止め用ナット又は金具
を螺着して締め付け、さらにこの上から上記ナットの外
径より大きい外径のネジ付き座金を螺着して締め付け、
上記ネジ付き座金の外径より僅かに大きい内径を有する
環状体の外周面の複数箇所に、切り込み透孔により折込
み自在な爪部を有し、内径を狭めて上記ボルトの外径よ
りやや大きい内径の内周縁を有する開口部を備えたカラ
ーを、その他端の開口部から挿入し、当該カラーにより
上記ナット、緩み止め用ナット又は金具及びネジ付き座
金を被い、上記内周縁を有する開口部に上記ボルト端を
通し、この状態で上記折り込み自在な爪部をカラーの内
部に折り込み、各爪部の先端を上記ネジ付き座金の外周
縁の内側に突出させた、ボルトナットの解体防止構造と
した。
【0008】
【実施の形態例】以下この発明の実施の形態例を図に基
づいて説明する。図1乃至図10はこの発明の第1の実
施の形態例であり、まず図3に示すように、六角ナット
の各辺に相応する各辺から三個のバネ効果を有する爪1
a、1b、1cを下方に突出させた爪付き座金1を用意
し、この爪付き座金1を図6に示すごとく、ボルト2に
螺着して締め付けたダブルのナット3の上から当該ボル
ト2の端部に差し込み、ナット3の上に当該爪付き座金
1を重ねると、図7に示すように、当該爪付き座金1の
各辺の爪1aと1cは夫々ナット3の角部を被い、また
各辺の中央に位置する各爪1bは、ナット3の側面に対
して適選の角度を有している。
【0009】その後図8に示す如く、この爪付き座金1
の上から、当該爪付き座金1の上に突出するボルト2の
端部に緩み止め金具4を螺着する。この緩み止め金具4
は中央孔4aの内周縁の一箇所に切り込み4bを入れ、
この内周縁をボルト2のネジ山のピッチに合わせて曲げ
た板体の外周縁を折り曲げて六角ナットと同様な六面か
らなる立上り縁4cを設けたもので、ボルト2に螺着し
てこの立ち上がり縁4cを利用して工具等で締め付けた
際、当該内周縁が薄い板のため曲がってボルト2のネジ
山に食い込んで固定され、容易に回転しないものであ
る。
【0010】また、図4及び図5に示すように、上記ナ
ット3の外径より僅かに大きい内周径を有する管体の内
周に環状凹部5aを有するカラー5を用意し、このカラ
ー5の一端には、内径を狭めて上記ボルト2の外径より
やや大きい内径の内周縁を有する開口部5bを備え、ま
た他端は内周径がそのままの開口部5cを有している。
また上記開口部5bは、カラー5の内部に向かって一定
長のガイド内周縁5dを有している。このカラー5を図
9に示すごとく、その開口部5cから上記緩み止め金具
4及び爪付き座金1を装着したボルト2及びナット3の
上から被せる。この際、カラー5の内周径より上記爪付
き座金1の各座金1bは大きく広がって折り曲げられて
いるが、これらの爪1bの弾性を利用してカラー5で押
しすぼめる。そして緩み止め金具4の上に突出したボル
ト2の端部をカラー5の開口部5bに通す。そこで上記
各爪1bの先端箇所にカラー5の内周の環状凹部5aが
位置し、各爪1bの先端は弾性により再び拡がり、環状
凹部5a内に入り込み、この環状凹部5aに係止される
こととなる。
【0011】これにより、図1、図2及び図10で示す
如く、ボルト2に螺着したナット3の外周は、カラー5
ですっぽりと包まれ、当該カラー5を外方に引っ張る
と、上記爪付き座金1の各爪1bの先端がカラー5の内
周の環状凹部5aに係止されているため、各爪1bはカ
ラー5に押されて拡がり、係止がさらに強固になる。ま
たボルト2の端部はカラー5の開口部5bに通している
ため、ボルト2の端部外周には、これに沿ってカラー5
の開口部5bのガイド内周縁5dが近接しているのでカ
ラー5は安定し、動かず、これらの隙間から工具を入れ
ることもできない。従ってこのカラー5をナット3から
外すことはできず、解体を防止することができる。
【0012】次にこの発明の第2の実施の形態例を図1
1乃至図20に基づいて説明する。図13に示すよう
に、ボルト7にダブルナット8、8を螺着し、これらの
ダブルナット8の外面に突出したボルト7の端部に、上
記第1の実施の形態例で使用した緩み止め金具4を螺着
して締付ける。そして図14及び図15に示す如く、環
体の一箇所で切断された両端9a、9aが相互に重合し
た、断面がハの字型の板バネリング9を用意し、上記ナ
ット8と緩み止め金具4との重合外周縁箇所に形成され
た断面略横V字型の環状凹部10に、図11及び図20
に示す如く、上記板バネリング9を嵌め、当該板バネリ
ング9の外周縁が上記ナット8及び緩み止め金具4の外
周より外側に突出させる。
【0013】また、図18及び図19に示す如く、管体
の内周に環状凹部11aを有するカラー11を用意し、
このカラー11の一端に内周縁を設けて内径を狭め、上
記ボルト7の外径よりやや大きい内径の開口部11bを
備え、他端には環体の内径そのままの開口部11cを有
している。また上記開口部11bは、カラー11の内部
に向かって一定長のガイド内周縁11dを有している。
そしてこのカラー11の環状凹部11aに図16及び図
17に示すオーリング12を嵌め入れている。そしてこ
のカラー11をその開口部11cから上記ダブルナット
8、8、緩み止め金具4の外周に装着する。この際、カ
ラー11の内周径より上記板バネリング9の外周径が大
きいが、この板バネリング9の弾性を利用してカラー1
1でこれを押しすぼめる。そして緩み止め金具4の上に
突出したボルト7の端部をカラー11の開口部11bに
通す。そこで上記板バネリング9の外周縁はカラー11
の内周の環状凹部11aが位置し、この環状凹部11a
の中に嵌まったオーリング12に環状板バネ9が当た
り、環状板バネ9の外周縁は弾性により拡がり、環状凹
部11aに入り込み、係止されることとなる。図11及
び図20はこの状態を示すものである。
【0014】これにより、ボルト7に螺着したダブルナ
ット8、8の外周は、カラー11ですっぽりと包まれ、
当該カラー11を外方に引っ張ると、上記板バネリング
9の外周縁が環状凹部11aに係止されているため、板
バネリング9はカラー11に押されて拡がり、係止がさ
らに強固になる。またボルト7の端部はカラー11の開
口部11bに通しているため、ボルト7の端部の外周に
は、これに沿ってカラー11の開口部11bのガイド内
周縁11dが近接しているのでカラー11は安定し、動
かず、これらの隙間から工具を入れることもできない。
従ってこのカラー11をダブルナット8、8から外すこ
とはできず、解体を防止することができる。またカラー
11の環状凹部11a内にはオーリング12が入ってい
るため、これが板バネリング9を押さえ、板バネリング
9はガタガタ動かない。
【0015】図21はこの発明の第3の実施の形態例の
断面図である。この第3の実施の形態例は、上記第2の
実施の形態例のものとほぼ同じであり、ボルト7に螺着
したナット8がシングルナットである点が異なるもので
ある。
【0016】図22乃至図29はこの発明の第4の実施
の形態例を示す。図24に示す如く、ボルト14の外周
に螺着して締め付けたナット15の外側に突出したボル
ト14の端部に、上記第1の実施の形態例で使用した緩
み止め金具4を螺着して締め付け、さらにこの上から上
記ナット15の外径より大きい外径のネジ付き座金16
を螺着して締め付ける。このネジ付き座金16は、図2
5及び図26に示す如く、円板16aの中心孔16bの
内周にネジが切ってあり、当該中心孔16bの内周縁1
6cを円板16aの一側に突設したものである。
【0017】そして図27及び図28に示すように、上
記ネジ付き座金16の外径より僅かに大きい内径を有す
る管体の外周面の複数箇所に、切り込み透孔17aによ
り折込み自在な爪部17bを有し、一端に内径を狭めて
上記ボルト14の外径よりやや大きい内径の内周縁を有
する開口部17cを備えたカラー17を用意する。そし
て図29に示すように、このカラー17をその他端の開
口部17dから上記ナット15、緩み止め金具4及びネ
ジ付き座金16に被せ、上記ボルト14の端部をカラー
17の内周縁を有する開口部17cに通す。この状態で
図22及び図23に示すように、上記折り込み自在な爪
部17bをカラー17の内部に折り込み、各爪部17b
の先端を上記ネジ付き座金16の外周縁の内側に突出さ
せたものである。
【0018】これにより、ボルト14に螺着したナット
15の外周は、カラー17ですっぽりと包まれ、当該カ
ラー17を外方に引っ張っても、上記ネジ付き座金16
の外周縁の内側に、カラー17の複数の爪部17bが係
止されるため、カラー17はナット15等から抜けるこ
とがない。またボルト14の端部はカラー17の開口部
17cに通しているため、ボルト14の端部の外周に
は、カラー17の開口部17cが近接しているのでこの
隙間から工具を入れることもできない。従ってこのカラ
ー17をナット15等から外すことはできず、解体を防
止することができる。
【0019】なお上記第1の実施の形態例では、爪付き
座金1の六辺各辺に三個の爪1a、1b、1cを夫々設
けているが、必ずしも各辺にこれらの三個の爪を設けな
くても良い。外周にバネ効果を有する爪付き座金の爪
を、この爪付き座金を上から被せるナットの端面(側面
及び側面と側面の稜線を含む)に対して適選の角度を有
するものとしたものであれば良い。また上記各実施の形
態例では、緩み止め金具4を使用したが、この緩み止め
金具の構造は必ずしも上記のもので無くても良い。要は
緩み止めの機能があれば良く、構造は限定されない。ま
た緩み止め用のナットでも良い。また第1の実施の形態
例及び第2、第3の実施の形態例では、内径を狭めてボ
ルトの外径よりやや大きい内径の内周縁を有する開口部
を備え、さらにこの開口部5に、カラーの内部に向かっ
て一定長のガイド内周縁を設けているが、これはカラー
を装着した際、ボルトが当該開口部に通り、このガイド
内周縁によりカラーがより安定し、がた付きがないよう
にしたものであるが、必ずしもこのガイド内周縁を設け
なくても良い。また上記第2、第3の実施の形態例で
は、カラーの環状凹部にオーリングを挿入し、このオー
リングで板バネリングが動かない様に押さえているが、
このオーリングは必ずしも設け無くても良い。
【0020】
【発明の効果】請求項1項の発明においては、ボルトに
螺着したナットの外周が、カラーですっぽりと包まれ、
当該カラーを外方に引っ張ると、上記爪付き座金の爪の
先端がカラーの内周の環状凹部に係止されているため、
当該爪はカラーに押されて拡がり、係止がさらに強固に
なる。またボルトの端部はカラーの内周縁で内径をすぼ
めた開口部に通しているため、ボルトの端部外周は、カ
ラーの当該開口部が近接しているのでこの隙間から工具
を入れることもできない。従って簡単な工具等を使って
もこのカラーを動かすことができず、ボルトナットの解
体を防止することができる。
【0021】請求項2項の発明においては、ボルトに螺
着したナットの外周が、カラーですっぽりと包まれ、当
該カラーを外方に引っ張ると、上記板バネリングの外周
縁が環状凹部に係止されているため、板バネリングはカ
ラーに押されて拡がり、係止がさらに強固になる。また
ボルトの端部はカラーの内径をすぼめた開口部に通して
いるため、ボルトの端部外周は、カラーの当該開口部が
近接しているのでこの隙間から工具を入れることもでき
ない。従って簡単な工具等を使ってもこのカラーを動か
すことはできず、ボルトナットの解体を防止することが
できる。
【0022】また請求項3項の発明においては、ボルト
に螺着したナットの外周が、カラーですっぽりと包ま
れ、当該カラーを外方に引っ張っても、上記ネジ付き座
金の外周縁の内側に、カラーの複数の爪部が係止される
ため、カラーはナット等から抜けることがない。またボ
ルトの端部はカラーの内径をすぼめた開口部に通してい
るため、ボルトの端部の外周には、カラーの当該開口部
が近接しているのでこの隙間から工具を入れることもで
きない。従って簡単な工具等を使ってもこのカラーをナ
ット等から外すことはできず、ボルトナットの解体を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態例の一部断面正面
図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態例の平面図であ
る。
【図3】この発明の第1の実施の形態例に使用する爪付
き座金の斜視図である。
【図4】この発明の第1の実施の形態例に使用するカラ
ーの断面図である。
【図5】この発明の第1の実施の形態例に使用するカラ
ーの平面図である。
【図6】この発明の第1の実施の形態例におけるナット
を螺着したボルトに、爪付き座金を嵌める状態を示す斜
視図である。
【図7】この発明の第1の実施の形態例におけるナット
を螺着したボルトに、爪付き座金を嵌めた状態を示す平
面図である。
【図8】この発明の第1の実施の形態例における爪付き
座金の上に緩み止め金具を嵌める状態を示す斜視図であ
る。
【図9】この発明の第1の実施の形態例における緩み止
め金具の上にカラーを嵌める状態を示す斜視図である。
【図10】この発明の第1の実施の形態例におけるナッ
ト、爪付き座金及び緩み止め金具の上にカラーを被せた
状態を示す斜視図である。
【図11】この発明の第2の実施の形態例の一部断面正
面図である。
【図12】この発明の第2の実施の形態例の平面図であ
る。
【図13】この発明の第2の実施の形態例に使用するボ
ルトにナット及び緩み止め金具を装着した状態を示す正
面図である。
【図14】この発明の第2の実施の形態例に使用する板
バネリングの平面図である。
【図15】この発明の第2の実施の形態例に使用する板
バネリングの断面図である。
【図16】この発明の第2の実施の形態例に使用するオ
ーリングの平面図である。
【図17】この発明の第2の実施の形態例に使用するオ
ーリングの断面図である。
【図18】この発明の第2の実施の形態例に使用するカ
ラーの断面図である。
【図19】この発明の第2の実施の形態例に使用するカ
ラーの平面図である。
【図20】この発明の第2の実施の形態例の一部断面拡
大要図である。
【図21】この発明の第3の実施の形態例の一部断面正
面図である。
【図22】この発明の第4の実施の形態例の一部断面正
面図である。
【図23】この発明の第4の実施の形態例の平面図であ
る。
【図24】この発明の第4の実施の形態例に使用するボ
ルトにナット及び緩み止め金具を装着した状態を示す正
面図である。
【図25】この発明の第4の実施の形態例に使用するネ
ジ付き座金の平面図である。
【図26】この発明の第4の実施の形態例に使用するネ
ジ付き座金の正面図である。
【図27】この発明の第4の実施の形態例に使用するカ
ラーの平面図である。
【図28】この発明の第4の実施の形態例に使用するカ
ラーの正面図である。
【図29】この発明の第4の実施の形態例においてナッ
ト、緩み止め金具及びネジ付き座金の上にカラーを被せ
た状態を示す一部断面正面図である。
【符号の説明】
1 爪付き座金 2 ボルト 3 ナット 4 緩み止め金
具 5 カラー 5a 環状凹部 7 ボルト 8 ナット 9 板バネリング 10 環状凹部 11 カラー 11a 環状凹部 14 ボルト 15 ナット 16 ネジ付き座金 17 カラー 17a 環状凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 工藤 剛生 東京都新宿区新宿1丁目1番14号 那須 電機鉄工株式会社内 (72)発明者 田中 伸幸 東京都新宿区新宿1丁目1番14号 那須 電機鉄工株式会社内 (72)発明者 阿部 真丈 東京都新宿区新宿1丁目1番14号 那須 電機鉄工株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−293537(JP,A) 実開 昭61−61316(JP,U) 登録実用新案3052542(JP,U) 登録実用新案3054562(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16B 41/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボルト外周に締め付けたナットの外側に
    突出したボルト端に、外周にバネ効果を有する爪付き座
    金を差し込み、この爪付き座金の爪は上記ナットの端面
    に対して適選の角度を設け、この座金の上から上記ナッ
    トの外径以下の外径を有する緩み止め用ナット又は金具
    を上記ボルト端に螺着して締め付け、上記ナットの外径
    より僅かに大きい内径を有する環状体の内周に環状凹部
    を有し、一端に内径を狭めて上記ボルトの外径よりやや
    大きい内径の内周縁を有する開口部を備えたカラーを、
    その他端の開口部から挿入し、当該カラーで上記ナッ
    ト、爪付き座金、緩み止め用ナット又は金具を被い、上
    記内周縁を有する開口部に上記ボルト端を通し、上記ナ
    ットの端面に対して適選の角度を有する爪の先端がカラ
    ー内周の環状凹部に係止されていることを特徴とする、
    ボルトナットの解体防止構造。
  2. 【請求項2】 ボルト外周に締め付けたナットの外側に
    突出したボルト端に、上記ナットの外径とほぼ同じ外径
    を有する緩み止め用ナット又は金具を螺着して締め付
    け、これらのナットと緩み止め用ナット又は金具との重
    合外周縁によって形成された環状凹部に、環体の一箇所
    で切断された、断面略ハの字型の板バネリングを嵌め、
    当該板バネリングの外周縁が上記ナット及び緩み止め用
    ナット又は金具の外周より外側に突出し、上記ナットの
    外径より僅かに大きい内径を有する環状体の内周に環状
    凹部を有し、一端に内径を狭めて上記ボルトの外径より
    やや大きい内径の内周縁を有する開口部を備えたカラー
    を、その他端の開口部から挿入し、当該カラーで上記ナ
    ット、板バネリング、緩み止め用ナット又は金具を被
    い、上記内周縁を有する開口部に上記ボルト端を通し、
    カラー内周の上記環状凹部に上記板バネリングの外周縁
    が係止されていることを特徴とする、ボルトナットの解
    体防止構造。
  3. 【請求項3】 ボルト外周に締め付けたナットの外側に
    突出したボルト端に、上記ナットの外径以下の外径を有
    する緩み止め用ナット又は金具を螺着して締め付け、さ
    らにこの上から上記ナットの外径より大きい外径のネジ
    付き座金を螺着して締め付け、上記ネジ付き座金の外径
    より僅かに大きい内径を有する環状体の外周面の複数箇
    所に、切り込み透孔により折込み自在な爪部を有し、内
    径を狭めて上記ボルトの外径よりやや大きい内径の内周
    縁を有する開口部を備えたカラーを、その他端の開口部
    から挿入し、当該カラーで上記ナット、緩み止め用ナッ
    ト又は金具及びネジ付き座金を被い、上記内周縁を有す
    る開口部に上記ボルト端を通し、この状態で上記折り込
    み自在な爪部をカラーの内部に折り込み、各爪部の先端
    を上記ネジ付き座金の外周縁の内側に突出させたことを
    特徴とする、ボルトナットの解体防止構造。
JP16153998A 1998-05-27 1998-05-27 ボルトナットの解体防止構造 Expired - Fee Related JP2920909B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16153998A JP2920909B1 (ja) 1998-05-27 1998-05-27 ボルトナットの解体防止構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16153998A JP2920909B1 (ja) 1998-05-27 1998-05-27 ボルトナットの解体防止構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2920909B1 true JP2920909B1 (ja) 1999-07-19
JPH11336735A JPH11336735A (ja) 1999-12-07

Family

ID=15737030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16153998A Expired - Fee Related JP2920909B1 (ja) 1998-05-27 1998-05-27 ボルトナットの解体防止構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2920909B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019039244A (ja) * 2017-08-28 2019-03-14 株式会社竹中工務店 外装部材取付方法
CN112922951A (zh) * 2021-01-18 2021-06-08 吴铁成 一种防盗螺栓组件

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003194034A (ja) * 2001-12-26 2003-07-09 Yanmar Co Ltd 調節ボルトの封印装置
JP4567489B2 (ja) * 2005-03-01 2010-10-20 株式会社大成製作所 固定ボルトおよび固定ナット用着脱式防犯具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019039244A (ja) * 2017-08-28 2019-03-14 株式会社竹中工務店 外装部材取付方法
CN112922951A (zh) * 2021-01-18 2021-06-08 吴铁成 一种防盗螺栓组件
CN112922951B (zh) * 2021-01-18 2022-12-06 深圳市朗固精密五金有限公司 一种防盗螺栓组件

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11336735A (ja) 1999-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5606753A (en) Fixing device with a locking mechanism
RU2272186C2 (ru) Застопоривающееся крепежное средство
US4267870A (en) Screw fastener with multi-point wrenching head and locking capabilities
CA2346591C (en) Screw member
JPH09144732A (ja) 係留ネジ固定具
CA2185381A1 (en) Safety lock device for screw fasteners
JP2920909B1 (ja) ボルトナットの解体防止構造
JP2004211753A (ja) ナット及びこれとボルトとの組合せ
JP3007180U (ja) 空回り防止用座金
KR20010077809A (ko) 풀림 방지 볼트 조립체
GB2300890A (en) Locking device for screw-threaded fasteners
KR200197004Y1 (ko) 풀림 방지 볼트 조립체
GB2212585A (en) Locking washer
JPH0716093Y2 (ja) ダブルロックナット
JPH04203614A (ja) 締付螺合部材の共回り防止装置
JP2001241424A (ja) ボルト・ナット式締結の弛み止め構造
KR0153327B1 (ko) 자동차의 루프안테나 체결용 너트
JPS6014973Y2 (ja) 壁面への取付装置
JP3145679B2 (ja) ねじ式締着構造の保護構造
JP2000337342A (ja) 締結具
JPH03568Y2 (ja)
JPH0632497Y2 (ja) ねじ部品の緩み止め装置
JPH08105424A (ja) ボルト、又はナットのゆるみ止め用金具
JP2557568Y2 (ja) ねじの廻り止め兼緩み止め構造
JPH11270541A (ja) 締付ボルト・ナットの緩め防止構造

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100430

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110430

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110430

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120430

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120430

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140430

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees