JP2919970B2 - 無機材料スラリー - Google Patents

無機材料スラリー

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JP2919970B2
JP2919970B2 JP4500472A JP50047292A JP2919970B2 JP 2919970 B2 JP2919970 B2 JP 2919970B2 JP 4500472 A JP4500472 A JP 4500472A JP 50047292 A JP50047292 A JP 50047292A JP 2919970 B2 JP2919970 B2 JP 2919970B2
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    • D21H21/50Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties characterised by form
    • D21H21/52Additives of definite length or shape

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、無機顔料又は充填剤、例えば炭酸カルシウ
ムの陽イオン性分散ハイソリッド水性懸濁液に関する。
粒子が全体として陽電荷をもつような分散無機顔料及
び充填剤が知られている。そのような陽イオン性分散懸
濁液は、製紙工業(EP-0278602A)及び紙塗被に有用で
ある。
特定の粒度分布を持つ無機顔料又は充填剤の使用によ
り、その陽イオン性分散懸濁液のレオロジーが改善でき
ることが見出された。
従って、本発明により、粒状無機材料の10重量%以下
の粒子の等価球直径(esd)が0.25ミクロンより小さい
ような粒度分布をもつことを特徴とする陽イオン性分散
粒状無機材料のハイソリッド水性懸濁液を提供する。
ハイソリッド懸濁液は、少なくとも60重量%が固形分
であるのが好ましい。
無機材料は、粒状塊に粉砕した時、低い平均粒子アス
ペクト比をもつ、規則的な、ほぼ球の粒子の形状で存在
する材料であるのが好ましい。従って、材料は、天然又
は合成のいずれの形態の炭酸カルシウムであってもよ
い。沈降炭酸カルシウム(PCC)及びチョークが使用で
きるが、特に好ましいものは粉砕大理石である。他の考
えられる無機材料は石膏、タルク及び焼成カオリンクレ
ーである。しかし、平板構造の他の材料、例えばカオリ
ンクレーのような層状格子シリケートは、本発明の範囲
内であると認識されるべきである。
好ましくは、本発明に使用される無機材料は、BET N2
法により測定した時、約7.5m2g-1より少ない、より好ま
しくは約6.5m2g-1より少なく、好ましくは少なくとも2
m2g-1の比表面積を有する。
粒状材料は、1%以下の粒子のesdが10ミクロンより
大きく、少なくとも65%が2ミクロンより小さいesdを
有するような粒度分布を持つのも好ましい。
分散の前に、無機材料を望まれる粒度分布にまで粉砕
してもよい。その粉砕条件は、分布が変わる材料を製造
するために、それ自体公知の方法において調製すること
ができる。
本発明により製造された陽イオン性スラリーは、無機
材料がより広い粒度分布を有するスラリーよりも固形分
が多い所定の粘度を有するスラリーを形成することがで
きる。
無機材料が、中性又は陽電荷を保持する顔料又は充填
剤、例えば大理石、タルク、石膏又は焼成カオリンクレ
ーである場合、材料の粒子は、陰イオン性高分子電解質
及び陽イオン性高分子電解質の組合せを含む分散剤を使
用して分散させてもよい。ここで、陽イオン性高分子電
解質は、粒子を陽イオン性にするのに十分な量で使用さ
れる。未加工状態の時、粒子表面に吸収される天然の陰
イオン種のため、チョーク粒子は陽電荷を持たないが、
そのような陰イオン種をはずすためにチョークを激しく
攪拌することができ、陰イオン性高分子電解質及び陽イ
オン性高分子電解質の組合せを使用して、チョークをハ
イソリッドで有効に分散できる傾向にある。
本発明のハイソリッド水性懸濁液は、(もし必要なら
ば)少なくとも45重量%の固形分濃度に希釈すること、
及び実際非イオン性又は陽イオン性であるべき接着剤の
添加により、紙用塗料に“調製する”ことができる。
紙用塗料の成分及びそのような塗料を紙に施す方法の
十分な考察は、James P.Casey著、“Pulp and Paper:Ch
emistry and Technology"と題される本の第二版、第III
巻、第XIX章に示されている。それ以上の考察が、The B
ritish Paper及びBoard Industry Federation、Londo
n、1979年により発行されたT.W.R.Dean著、“An Operat
or's Guide to Apueous Coating for Paper and Board"
に示されている。
本発明の水性懸濁液は、懸濁の前又は後に激しく攪拌
するのが好ましい。一般的に、激しい混合は、無機材料
1kg当たり少なくとも10kJのエネルギーを与えるのに十
分であるべきであり、好ましくは1kg当たり約50kJ以下
である。一般的には、エネルギー投入量は、無機材料1k
g当たり18〜36kJであろう。
紙用塗料は、シート部材をコーティングする方法に使
用することができる。このように形成されたコーテッド
紙は、リサイクルするのに特に好適である。
本発明に使用するための粉砕大理石は、粒状粉砕媒体
を使用する化学分散剤を含まずに水性懸濁液における大
理石のロットを粉砕することにより形成されるのが好ま
しい。さらに、粉砕は、粉砕大理石の懸濁液を脱水する
こと、例えば、凝集剤を入れずに濾過し、その後に顔料
を乾燥すること、及び慣用のミルにおける乾燥生成物の
微粉砕により達成される。
粒状顔料は、陰イオン性高分子電解質及び陽イオン性
高分子電解質の組合せで分散する。好ましくは、陰イオ
ン性高分子電解質は、水溶性ビニルポリマー、それらの
アルカリ金属塩又はアンモニウム塩又はポリケイ酸のア
ルカリ金属塩又はアンモニウム塩である。最も好ましく
は、陰イオン性高分子電解質は、ポリ(アクリル酸)、
ポリ(メタクリル酸)、置換ポリ(アクリル酸)又は置
換ポリ(メタクリル酸)又はこれら酸のいずれかのアル
カリ金属塩又はアンモニウム塩である。置換ポリ(アク
リル酸)は、部分的にスルホン化ポリマーであってもよ
い。特に有効な陰イオン性高分子電解質は、アクリル酸
とアクリル酸のスルホン酸誘導体のコポリマーのアルカ
リ金属塩又はアンモニウム塩であり、スルホン酸誘導体
モノマーの比率は、モノマー単位の全数の5%〜20%が
好ましい。
陰イオン性高分子電解質の数平均分子量は、少なくと
も500が好ましく、100,000以下であるのが好ましい。使
用される量は、乾燥顔料の重量を基準として約0.01重量
%〜約0.5重量%が一般的であり、約0.1〜0.2重量%が
好ましい。
陽イオン性高分子電解質は、4級アンモニウム基を含
む水溶性置換ポリオレフィンであってもよい。4級アン
モニウム基は、線状ポリマー鎖にあってもよいか、ポリ
マー鎖の分岐にあってもよい。置換ポリオレフィンの数
平均分子量は、少なくとも1500であるのが好ましく、1,
000,000以下であるのが好ましく、50,000〜500,000の範
囲であるのがより好ましい。必要とされる量は、乾燥顔
料の重量を基準として約0.01重量%〜約1.5重量%であ
るのが一般的である。有益な結果は、置換ポリオレフィ
ンがポリ(ジアリルジ(ハイドロゲン又は低級アルキ
ル)アンモニウム塩)である時に得られてきた。同じで
も異なっていてもよい低級アルキル基は、例えば、4つ
までの炭素原子を持っていてもよく、それぞれはメチル
であるのが好ましい。例えば、アンモニウム塩は、塩化
物、臭化物、ヨウ化物、HSO4 -との塩、CH3SO4 -との塩又
は亜硝酸塩であってもよい。塩は塩化物であるのが好ま
しい。最も好ましくは、陽イオン性高分子電解質は、ポ
リ(ジアリルジメチルアンモニウムクロライド)であ
る。又は、水溶性置換ポリオレフィンは、エピクロロヒ
ドリン及び脂肪族第二級アミンを共重合した生成物であ
ってもよく、該生成物は、以下の一般式をもつ。
式中、R及びR'は、同じでも異なっていてもよいが、そ
れぞれ水素又は炭素原子を1〜4有する低級アルキル基
であり、好ましくはメチル又はエチルであり、Xは、Cl
-、Br-、I-、HSO4 -、CH3SO4 -又は亜硝酸イオンである。
このエピクロロヒドリン生成物の好ましい数平均分子量
は、50,000〜300,000である。
また、陽イオン性高分子電解質は、大多数が塩基性基
である水溶性有機化合物であってもよく、数平均分子量
が少なくとも10,000であるのが好ましく、1,000,000以
下であるのが好ましい。最も好ましくは、数平均分子量
は少なくとも50,000である。これら水溶性有機化合物
は、多酸有機塩基として記載されてもよく、炭素、水素
及び窒素のみの化合物が好ましく、また水への溶解性が
増加し、従って水性懸濁液中のクレーからそれらが脱離
する可能性が増加する他の官能基、例えばヒドロキシ又
はカルボン酸基は含まない。好ましくは、有機化合物
は、数平均分子量が50,000〜1,000,000であるポリエチ
レンイミン(PEI)である。さらに、使用してもよい水
溶性有機化合物の例としては、エチレンジハライド又は
ホルムアルデヒドとエチレンジアミンのコポリマーであ
ってもよいポリエチレンジアミンがあげられる。
陽イオン性高分子電解質を、無機粒子を陽イオン性に
するのに十分な量で使用する。粒子のゼータ電位が処理
の後に少なくとも+20mVであるのが一般的であり、+30
〜+40mVであるのが典型的であり、通常は+50〜+60mV
以下である。これらの電位を、“Pen Kem Laser Z"メー
ターを用いて、塩化カリウム(10-4M)の指示電解質を
使用して希釈(0.02重量%)固形分懸濁液を使用して測
定した。
使用する陽イオン性高分子電解質の重量対陰イオン性
高分子電解質の重量比は、2:1〜20:1が好ましく、より
好ましくは2:1〜10:1である。
本発明のスラリーの製造方法において、原顔料を固形
分含量が比較的高いフィルターケークとして得るケース
が一般的である。その後に激しく混合してもよい分散ハ
イソリッドスラリー(45〜80重量%固形分)を提供する
ために、このケークに分散剤を加える。
陰イオン性及び陽イオン性高分子電解質の組合せを使
用して顔料を分散すべき場合、陽イオン性高分子電解質
と混合する前に陰イオン性高分子電解質と混合する。こ
のことにより、より流動性の懸濁液が高い固形物濃度で
得られると思われる。
水性懸濁液が紙塗被に使用されるべき時、他の慣用の
紙用塗料アジュバント、例えば不溶化剤(例えばメラミ
ンホルムアルデヒド樹脂)、滑剤、例えばステアリン酸
カルシウム及びもし存在するならば陽イオン性ラテック
スの架橋を触媒する触媒を含んでもよい:ここで、好適
なそのような触媒は重炭酸ナトリウムである。要求され
るこれらアジュバントの量は、当業者に公知である。
紙用塗料を作るのに使用される接着剤は、非イオン性
又は陽イオン性接着剤であるべきである。そのような接
着剤を、顔料が陰イオン性である紙用塗料に一般的に使
用する陰イオン性接着剤と対比する。従って、陽イオン
性カゼイン及び陽イオン性デンプン接着剤を陽イオン性
又は非イオン性ラテックスと同様に使用することができ
る。そのような陽イオン性及び非イオン性接着剤は容易
に購入できる。使用する特定の陽イオン性又は非イオン
性接着剤は、例えば使用すべき印刷方法次第であり、例
えばオフセット印刷は水不溶性であるべき接着剤を必要
とする。オフセット印刷法に使用されるべき紙に関し
て、接着剤の量は、顔料の重量を基準として好ましくは
7〜25重量%であるが、グラビア印刷紙に関しては、接
着剤は顔料の重量を基準として4〜15重量%の量で使用
されるべきである。要求される接着剤の明確な量は、接
着剤の性質及びコーティングされる材料によるであろう
が、これは当業者により容易に決定することができる。
塗料を通常の紙塗被機械を用い、標準紙塗被条件でシ
ート部材にコーティングしてもよい。本発明により陽イ
オン性塗料でコーティングした紙は、慣用の陰イオン系
で得られた紙と概して同様の結果を提供することが分か
った。
本発明を用いて作成することができるコーテッド紙
は、製紙工程において“損紙”又はリサイクル紙として
使用する時、好都合な紙である。一般的に、大量の紙は
ある理由又は他の理由のために製造のある点でリサイク
ルされる。また、リサイクルにおいて本発明の紙の利点
は、製紙工業に最も重要なものである。そのような紙リ
サイクル法には、繊維状のリサイクル可能な状態に紙を
還元する工程及び製紙用組成物(paper-making composi
tion)中に該繊維を入れる工程を含む。
そのような製紙用組成物には、慣用の製紙用パルプ、
例えば漂白した亜硫酸パルプがあげられ、一般的に損紙
繊維及びパルプは、10:90〜60:40の比で使用されるだろ
う。
また、製紙用組成物に含まれるものは、充填剤、例え
ば炭酸カルシウム充填剤及び保持助剤(retention ai
d)であろう。損紙繊維には、塗料由来の炭酸カルシウ
ムの一部が含まれるので、全製紙用組成物の5〜20重量
%の充填剤の全量を与えるように、炭酸カルシウム充填
剤の量を減少することが可能である。加える乾燥損紙
(繊維及び充填剤)の重量は、繊維の約5〜30重量%の
範囲であるのが好ましい。
使用される損紙繊維が、本発明によるコーテッド紙か
ら得られる時、製紙用組成物に使用される保持助剤の量
を減少可能にする。
本発明の水性スラリーは、紙充填剤に特に好適であ
り、本出願人のEP-278602Aも参照文献としてここに含ま
れているものとする。
以下の実施例により、本発明を具体的に説明する。
実施例 二つの炭酸カルシウム顔料を、大理石粉のローソリッ
ド砂を粉砕することにより製造した。粉砕条件を調製す
ることにより、分布の幅を変えた生成物を比較した。セ
ディグラフのデータを、以下の表Iに示したように得た
(百分率は重量%である): 両方のサンプルを濾過し、70〜75%固形分の濾過ケー
クを得た。その後、このケークに、ポリアクリル酸ナト
リウム(分子量4000)を前処理して陽イオンを分散し、
引き続き分子量500,000の多量のポリダドマック(即
ち、ポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロライ
ド))の添加を行った。陽イオン性ポリマー対陰イオン
性ポリマーの重量比を、3.2〜3.5:1に維持した。ブルッ
クフィールド粘度計を使用して100rpmで測定した時、粘
度が約600mPa.sの粘度に達するまで懸濁液を水で希釈
し、懸濁液の固形分含有量を測定した。
故に、この実施例において、広い粒度分布を有する粉
砕大理石は、陽イオンが分散された時、所定のレオロジ
ーに関して、約4ユニット低い固体分を得た。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粒状炭酸カルシウム顔料を固形分が少なく
    とも60重量%となる量で含む、紙用塗料組成物用の水性
    懸濁液であって、該粒状炭酸カルシウム顔料が、7.5m2g
    -1未満の、BET N2法により測定した比表面積を有し、か
    つ、該粒子の1重量%以下の等価球直径(esd)が10ミ
    クロンより大きく、該粒子の少なくとも65重量%の等価
    球直径が2ミクロンより小さく、該粒子の10重量%以下
    の等価球直径が0.25ミクロンより小さくなるような粒度
    分布を有し、また、該粒状炭酸カルシウム顔料が、陽イ
    オン性高分子電解質と陰イオン性高分子電解質とを組み
    合わせてなる分散剤により陽イオン的に分散されてお
    り、該陽イオン性電解質が該顔料粒子を陽イオン性にす
    るのに十分な量で使用されていることを特徴とする該水
    性懸濁液。
  2. 【請求項2】前記炭酸カルシウム顔料が、2.0〜6.5m2g
    -1の範囲の、BET N2法により測定した比表面積を有する
    請求項1に記載の水性懸濁液。
  3. 【請求項3】使用する陽イオン性高分子電解質の量が、
    炭酸カルシウムの乾燥重量を基準として約0.01〜約1.5
    重量%の範囲にあり、かつ、使用する陰イオン性高分子
    電解質の量が、該陽イオン性高分子電解質の陰イオン性
    高分子電解質に対する重量比が約2:1〜20:1の範囲とな
    るものである請求項1に記載の水性懸濁液。
  4. 【請求項4】前記水性懸濁液が、炭酸カルシウム1kgあ
    たり10〜50kJのエネルギーが該水性懸濁液に付与される
    ように、該炭酸カルシウム顔料の分散前又は後に、強力
    な攪拌に付されている請求項1〜3のいずれか1項に記
    載の水性懸濁液。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1項に記載の水性
    懸濁液及び非イオン性又は陽イオン性接着剤を含む紙用
    塗料組成物。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の紙用塗料組成物から形成
    された塗料を含むコーテッド紙。
  7. 【請求項7】繊維状のリサイクル可能な状態にされ、そ
    の後、製紙用組成物に入れられたコーテッド紙をリサイ
    クルする工程を含む製紙方法であって、該コーテッド紙
    が請求項6に記載した紙である該製紙方法。
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AU (1) AU654514B2 (ja)
BR (1) BR9107142A (ja)
CA (1) CA2088515A1 (ja)
DE (1) DE69127458T2 (ja)
DK (1) DK0560813T3 (ja)
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