JP2919092B2 - 透過型液晶表示装置 - Google Patents
透過型液晶表示装置Info
- Publication number
- JP2919092B2 JP2919092B2 JP3013953A JP1395391A JP2919092B2 JP 2919092 B2 JP2919092 B2 JP 2919092B2 JP 3013953 A JP3013953 A JP 3013953A JP 1395391 A JP1395391 A JP 1395391A JP 2919092 B2 JP2919092 B2 JP 2919092B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- liquid crystal
- panel
- crystal display
- transmissive liquid
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- Liquid Crystal (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タのディスプレイ等に用いられる透過型液晶表示装置に
関する。
タのディスプレイ等に用いられる透過型液晶表示装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】図４は、この種従来の液晶表示装置の部
分断面図である。同図に示されるように、液晶パネル１
は、薄膜トランジスタパネル（以下、ＴＦＴパネルと記
す）２と、このＴＦＴパネル２とシール剤４によって接
合されたカラーフィルタパネル（以下、ＣＦパネルと記
す）３と、両パネル間に充填された液晶と、ＴＦＴパネ
ル２の下面およびＣＦパネル３の上面に配置された偏光
板５、６とによって構成されている。
分断面図である。同図に示されるように、液晶パネル１
は、薄膜トランジスタパネル（以下、ＴＦＴパネルと記
す）２と、このＴＦＴパネル２とシール剤４によって接
合されたカラーフィルタパネル（以下、ＣＦパネルと記
す）３と、両パネル間に充填された液晶と、ＴＦＴパネ
ル２の下面およびＣＦパネル３の上面に配置された偏光
板５、６とによって構成されている。
【０００３】ＴＦＴ基板上にはマトリックス状に透明導
電膜からなる画素電極が設けられており、各画素電極に
はこの電極への電圧の印加を制御する薄膜トランジスタ
（いずれも図示なし）が接続されている。ＣＦパネルの
下面には透明電極とマトリックス状のカラーフィルタ
（いずれも図示なし）とが形成されており、カラーフィ
ルタの外周部分には「ロ」の字形状の遮光膜７が形成さ
れている。
電膜からなる画素電極が設けられており、各画素電極に
はこの電極への電圧の印加を制御する薄膜トランジスタ
（いずれも図示なし）が接続されている。ＣＦパネルの
下面には透明電極とマトリックス状のカラーフィルタ
（いずれも図示なし）とが形成されており、カラーフィ
ルタの外周部分には「ロ」の字形状の遮光膜７が形成さ
れている。
【０００４】ＴＦＴパネル２には補強板９で補強された
ハイブリッドＩＣ基板（以下、ＨＩＣ基板と記す）８が
接続されており、ＴＦＴパネル２、ＣＦパネル３および
ＨＩＣ基板８の接合部分はシール樹脂１０によってシー
ルされている。
ハイブリッドＩＣ基板（以下、ＨＩＣ基板と記す）８が
接続されており、ＴＦＴパネル２、ＣＦパネル３および
ＨＩＣ基板８の接合部分はシール樹脂１０によってシー
ルされている。
【０００５】液晶パネル１は支持部材１３によって裏側
シールドケース１２に保持され、そしてＨＩＣ基板８と
液晶パネル１の外周部分は、表側シールドケース１１お
よび裏側シールドケース１２からなるシールドケース内
に収納されている。表側シールドケース１１には、両面
接着テープ１４を用いて保護パネル１５が固着されてい
る。
シールドケース１２に保持され、そしてＨＩＣ基板８と
液晶パネル１の外周部分は、表側シールドケース１１お
よび裏側シールドケース１２からなるシールドケース内
に収納されている。表側シールドケース１１には、両面
接着テープ１４を用いて保護パネル１５が固着されてい
る。
【０００６】この透過型液晶表示装置では光源からの入
射光ａの一部は液晶パネル１を介して透過光ｂとして出
射する。
射光ａの一部は液晶パネル１を介して透過光ｂとして出
射する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】表示領域においては直
進的な不要透過光は画素の周辺部を覆う遮光膜によって
遮光されているが、光源からの入射光のうちシール剤４
へ向かった光ｃはここで反射され、その反射光ｄは表側
シールドケース１１と偏光板６との間の隙間を透過して
保護パネル１５を介して表側に出射し、ディスプレイ画
面上で輝線となって現れる。この妨害光は画面を見苦し
いものとし、また、このディスプレイを見ながら機器を
操作するものの目を異常に疲れさせる。
進的な不要透過光は画素の周辺部を覆う遮光膜によって
遮光されているが、光源からの入射光のうちシール剤４
へ向かった光ｃはここで反射され、その反射光ｄは表側
シールドケース１１と偏光板６との間の隙間を透過して
保護パネル１５を介して表側に出射し、ディスプレイ画
面上で輝線となって現れる。この妨害光は画面を見苦し
いものとし、また、このディスプレイを見ながら機器を
操作するものの目を異常に疲れさせる。
【０００８】また、従来の液晶表示装置では、表側シー
ルドケース１１とＣＦパネル３との間に隙間があり、Ｈ
ＩＣ基板８が収納されている部分から、保護パネル１５
と偏光板６との間にゴミが侵入し易い構造となってい
る。表示画面上にゴミが付着した場合は製品が不良とな
るためこれを除去しなければならないが、除去するには
保護パネル１５を剥がさなければならないという不都合
が生じた。
ルドケース１１とＣＦパネル３との間に隙間があり、Ｈ
ＩＣ基板８が収納されている部分から、保護パネル１５
と偏光板６との間にゴミが侵入し易い構造となってい
る。表示画面上にゴミが付着した場合は製品が不良とな
るためこれを除去しなければならないが、除去するには
保護パネル１５を剥がさなければならないという不都合
が生じた。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の透過型液晶表示
装置は、２枚の透明基板間に、これらの基板の周辺部分
に設けられたシール剤によって囲繞されて液晶が充填さ
れたものであって、前記シール剤による照明光の反射光
を遮断する遮光性テープが、表側透明基板から表面シー
ルドケースに跨がるように貼着されている。
装置は、２枚の透明基板間に、これらの基板の周辺部分
に設けられたシール剤によって囲繞されて液晶が充填さ
れたものであって、前記シール剤による照明光の反射光
を遮断する遮光性テープが、表側透明基板から表面シー
ルドケースに跨がるように貼着されている。
【００１０】２枚の透明基板の外周部分はシールドケー
ス内に収容されるが、前記遮光性テープは例えば表側透
明基板またはその上に配置された偏光板からシールドケ
ースの表内側部分にかけて貼着される。
ス内に収容されるが、前記遮光性テープは例えば表側透
明基板またはその上に配置された偏光板からシールドケ
ースの表内側部分にかけて貼着される。
【００１１】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図１は本発明の第１の実施例の部分断面図
であり、図２はその平面図である。図１、図２におい
て、図４に示した従来例の部分と共通する部分には同一
の番号が付されているので、重複した説明は省略する。
て説明する。図１は本発明の第１の実施例の部分断面図
であり、図２はその平面図である。図１、図２におい
て、図４に示した従来例の部分と共通する部分には同一
の番号が付されているので、重複した説明は省略する。
【００１２】本実施例においては、シール剤４を覆うよ
うに、ＣＦパネル３上の偏光板６の端部からシール樹脂
１０にかけて遮光性テープ１６が貼着されている。
うに、ＣＦパネル３上の偏光板６の端部からシール樹脂
１０にかけて遮光性テープ１６が貼着されている。
【００１３】このようにＣＦパネル３上に遮光性テープ
が貼着されていると、シール剤４による反射光ｄは、こ
の遮光性テープによって遮断されるため、保護パネル側
に出射することはなくなる。
が貼着されていると、シール剤４による反射光ｄは、こ
の遮光性テープによって遮断されるため、保護パネル側
に出射することはなくなる。
【００１４】図３は本発明の第２の実施例の部分断面図
である。本実施例と図１に示された先の実施例とは遮光
性テープの貼着位置が異なっているのみである。本実施
例では、遮光性テープ１６を、反射光の透過を阻止しか
つ表側シールドケース１１とＣＦパネル３上に貼られた
偏光板６との間の隙間を塞ぐように、表側シールドケー
ス１１の内側エッジより少し外側の位置から偏光板６上
の、遮光膜７上の位置にかけて貼着している。
である。本実施例と図１に示された先の実施例とは遮光
性テープの貼着位置が異なっているのみである。本実施
例では、遮光性テープ１６を、反射光の透過を阻止しか
つ表側シールドケース１１とＣＦパネル３上に貼られた
偏光板６との間の隙間を塞ぐように、表側シールドケー
ス１１の内側エッジより少し外側の位置から偏光板６上
の、遮光膜７上の位置にかけて貼着している。
【００１５】遮光性テープ１６をこのように貼着したの
で、本実施例でも反射光ｄが表示画面上に漏れることは
なくなる。さらに、本実施例における遮光性テープ１６
は、ＨＩＣ基板８を収納しているシールドケース内部よ
りのゴミが保護パネル１５と偏光板６との間に侵入する
のを阻止する機能を有している。実際、本実施例におい
て、この遮光性テープを設けたことによりゴミ侵入の事
故を１／１０以下に減少させることができた。
で、本実施例でも反射光ｄが表示画面上に漏れることは
なくなる。さらに、本実施例における遮光性テープ１６
は、ＨＩＣ基板８を収納しているシールドケース内部よ
りのゴミが保護パネル１５と偏光板６との間に侵入する
のを阻止する機能を有している。実際、本実施例におい
て、この遮光性テープを設けたことによりゴミ侵入の事
故を１／１０以下に減少させることができた。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、透過型
液晶表示装置において、２枚の透明基板間に液晶を閉じ
込めるように設けられたシール剤の内側に該シール剤に
よる照明光の反射光を遮断するように遮光性テープを貼
着したものであるので、本発明によれば、シール剤によ
る反射光が表示画面上に漏れるのを防止することができ
る。
液晶表示装置において、２枚の透明基板間に液晶を閉じ
込めるように設けられたシール剤の内側に該シール剤に
よる照明光の反射光を遮断するように遮光性テープを貼
着したものであるので、本発明によれば、シール剤によ
る反射光が表示画面上に漏れるのを防止することができ
る。
【００１７】さらに、遮光性テープによって液晶パネル
と保護パネルとの間の空間をハイブリッドＩＣ収納空間
から分離するようにすれば、ハイブリッドＩＣを収納し
ている部分からの内部ゴミが液晶パネルと保護パネルと
の間の隙間に侵入するのを阻止することができる。
と保護パネルとの間の空間をハイブリッドＩＣ収納空間
から分離するようにすれば、ハイブリッドＩＣを収納し
ている部分からの内部ゴミが液晶パネルと保護パネルと
の間の隙間に侵入するのを阻止することができる。
【図１】本発明の第１の実施例の部分断面図。
【図２】本発明の第１の実施例の平面図。
【図３】本発明の第２の実施例の部分断面図。
【図４】従来例の部分断面図。
１ 液晶パネル ２ 薄膜トランジスタパネル（ＴＦＴパネル） ３ カラーフィルタパネル（ＣＦパネル） ４ シール剤 ５、６ 偏光板 ７ 遮光膜 ８ ハイブリッドＩＣ基板（ＨＩＣ基板） ９ 補強板 １０ シール樹脂 １１ 表側シールドケース １２ 裏側シールドケース １３ 支持部材 １４ 両面接着テープ １５ 保護パネル １６ 遮光性テープ
Claims (1)
- 【請求項１】 それぞれに透明電極を有する第１、第２
の透明基板が狭いギャップを介して積層され、前記第
１、第２の透明基板のそれぞれの外側表面上には偏光板
が密着して設けられ、前記第１、第２の透明基板間には
基板周辺部に設けられたシール剤によって密封されて液
晶が充填され、前記第１の透明基板の裏面側から照明光
が照射され、前記第２の透明基板の外周部分には前記照
明光の透過を阻止する遮光膜が形成されている透過型液
晶表示装置において、前記透過型液晶表示装置の外周部
分を収納するシールドケースを有し、前記シール剤によ
る前記照明光の反射光を遮断する遮光性テープが少なく
とも前記遮光膜の一部と重なり、かつ前記第２の透明基
板上の前記偏光板上から前記シールドケースにかけて貼
着されていることを特徴とする透過型液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3013953A JP2919092B2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 透過型液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3013953A JP2919092B2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 透過型液晶表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04241319A JPH04241319A (ja) | 1992-08-28 |
| JP2919092B2 true JP2919092B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=11847576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3013953A Expired - Lifetime JP2919092B2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 透過型液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2919092B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002174811A (ja) * | 2000-12-08 | 2002-06-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液晶表示装置 |
| US8060168B2 (en) * | 2007-08-20 | 2011-11-15 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | Dust sealing tape and display using same and method of sealing |
| JP2013171619A (ja) * | 2012-02-17 | 2013-09-02 | Sharp Corp | 表示装置及びテレビ受信装置 |
| JP6188403B2 (ja) * | 2013-05-01 | 2017-08-30 | 三菱電機株式会社 | 表示装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07118382B2 (ja) * | 1984-12-13 | 1995-12-18 | 大同特殊鋼株式会社 | ア−ク炉の運転方法 |
| JPH039324A (ja) * | 1989-06-06 | 1991-01-17 | Optrex Corp | ネガ型液晶表示素子 |
-
1991
- 1991-01-11 JP JP3013953A patent/JP2919092B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04241319A (ja) | 1992-08-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980106 |
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