JP2915850B2 - 攪拌装置 - Google Patents

攪拌装置

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JP2915850B2
JP2915850B2 JP8232720A JP23272096A JP2915850B2 JP 2915850 B2 JP2915850 B2 JP 2915850B2 JP 8232720 A JP8232720 A JP 8232720A JP 23272096 A JP23272096 A JP 23272096A JP 2915850 B2 JP2915850 B2 JP 2915850B2
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stirring blade
shutter
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八郎 古林
孝博 仲井
隆幸 ▲すぎ▼本
通夫 黒川
一款 潮田
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Kawasaki Motors Ltd
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HAUSU SHOKUHIN KK
Kawasaki Jukogyo KK
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F27/00Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
    • B01F27/80Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis
    • B01F27/805Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis wherein the stirrers or the receptacles are moved in order to bring them into operative position; Means for fixing the receptacle
    • B01F27/806Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis wherein the stirrers or the receptacles are moved in order to bring them into operative position; Means for fixing the receptacle with vertical displacement of the stirrer, e.g. in combination with means for pivoting the stirrer about a vertical axis in order to co-operate with different receptacles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B01F35/00Accessories for mixers; Auxiliary operations or auxiliary devices; Parts or details of general application
    • B01F35/10Maintenance of mixers
    • B01F35/145Washing or cleaning mixers not provided for in other groups in this subclass; Inhibiting build-up of material on machine parts using other means
    • B01F35/1452Washing or cleaning mixers not provided for in other groups in this subclass; Inhibiting build-up of material on machine parts using other means using fluids
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  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、攪拌装置に関し、
より詳細には、衛生的且つ効率的に攪拌可能な攪拌装置
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】大量の
食品原料を一度に攪拌及び/又は加熱して調理するため
の攪拌調理装置が、主に食品業界において使用されてい
る。この攪拌調理装置は、食品原料を内部に投入して、
攪拌調理するための攪拌調理容器と、該攪拌調理容器内
の食品原料を攪拌するための攪拌羽根とを有する。
【0003】しかしながら、かかる攪拌調理装置にあっ
ては、攪拌の際に食品原料、特に練り餡等高粘性の練り
原料が攪拌羽根に付着しやすく、付着した原料をそのま
ま放置しておくと、非衛生的であるとともに、時間経過
とともに変性して容器内部の食品原料に混入して、製品
の品質に悪影響を及ぼす。一方、攪拌羽根に付着した食
品原料を例えば、羽根の表面を直接掻き取ることによっ
て除去するのでは、掻き取り具の養生によってはかえっ
て非衛生となり兼ねない。掻き取った原料を容器外部に
捨て去るのでは、食品原料の歩留りが低下する。そこ
で、本発明の目的は、かかる課題に鑑み、衛生的且つ効
率的に攪拌調理可能な攪拌調理装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の混合攪拌装置にあっては、原料を内部に
投入した、攪拌容器と、前記攪拌容器内の原料を攪拌す
るための攪拌羽根とを備えた攪拌装置において、前記攪
拌容器と前記攪拌羽根とは、前記攪拌羽根が前記攪拌容
器の上端開口を介して前記攪拌容器内の攪拌位置と前記
攪拌容器外の控え位置を取ることができるように、上下
方向に相対移動可能であり、前記攪拌羽根が該攪拌位置
から該控え位置を取る間に、前記攪拌羽根にエアを吹き
つけ、該攪拌羽根に付着した原料を除去して、前記攪拌
容器内に落とすためのエアー吹き付け装置をさらに有
し、該エアー吹き付け装置は、長手方向に所定間隔を隔
てた複数のエア噴射ノズルを備えた細長管を有する構成
としてある。
【0005】又、該細長管は、その一端が前記攪拌容器
の軸線と略平行な軸線を中心として回動自在である構成
としてある。又、前記攪拌羽根を所定水平固定位置で上
下方向に往復運動させるための上下方向移動手段と、前
記攪拌容器を水平方向に移動させるための水平方向移動
手段と、前記攪拌容器を前記所定水平固定位置に位置決
めするための水平方向位置決め手段とをさらに有し、前
記攪拌羽根は、前記攪拌位置から前記控え位置に達した
とき、その下端レベルが前記所定水平固定位置に位置決
めされた前記攪拌容器の前記上端開口レベルより高いレ
ベルに位置決めされ、前記細長管の前記一端は、前記上
端開口と前記控え位置下端レベルとの間に固定されるの
が好ましい。
【0006】さらに、前記上端開口と前記控え位置下端
レベルとの間のレベルで水平方向に開閉自在のシャッタ
ーをさらに有し、該シャッターは、閉じ位置で前記上端
開口を覆うのがよい。さらに又、前記シャッターの開閉
動作によって前記シャッターの上面を擦るための固定ス
クレーパをさらに有するのが好ましい。
【0007】
【作用】以上の構成を有する本発明の攪拌装置によれ
ば、エア吹き付け装置によって非接触方式にて攪拌中に
攪拌羽根に付着した食品原料を吹き飛ばし、それによっ
て攪拌容器内に戻すことができるので、衛生的であると
ともに、吹き飛ばした食品原料を回収することで食品原
料の歩留り低減を防止することが可能になる。又、複数
のエア噴射ノズルを備えた細長管が、攪拌調理容器の軸
線と略平行な軸線を中心として回動自在とすることによ
り、攪拌終了時の攪拌羽根の容器内の周方向角度位置に
応じて、細長管の角度位置を回転調整し、以て吹き受け
面積を有効に確保して、付着食品原料除去効率を向上さ
せることが可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面を
参照して以下に詳細に説明する。図1及び図2はそれぞ
れ、本発明の実施例に係る攪拌調理装置の側面図及び図
1の線II-II における水平断面図である。図1で、参照
番号10は攪拌調理装置で、攪拌調理装置10は、攪拌
調理容器12と、この攪拌調理容器12の軸線A-A に沿
って鉛直方向に延びる回転駆動軸14と、この回転駆動
軸14にそれぞれ連結された掻き取り羽根16及び攪拌
羽根18と、この回転駆動軸14を回転させるための回
転駆動手段20と、エアー吹き付け装置70とから概略
構成されている。攪拌調理容器12は、軸線A-A 方向に
関して回転対称な形状を有する薄肉容器で、円筒胴部1
2a と、円筒胴部12a の下方に取り付けられた鏡板部
12b とからなり、攪拌調理容器12の上部開口22から
容器12内に食品原料を充填して、攪拌混合及び/又は
加熱するようになっている。攪拌調理容器12は、複数
個あり、それぞれモータ駆動のキャスター付カート71
(図4参照)に搭載され、水平方向に移動可能であり、
各攪拌調理容器12毎に、前工程、例えば原料投入工程
を終了後、後に説明するように攪拌調理工程を経て、さ
らに次工程、例えば調理品成形工程に進む、所謂バッチ
方式にて大量の食品原料を攪拌調理可能に構成されてい
る。なお、混合攪拌中の異物混入防止の観点から上蓋4
6が設けられている。
【0009】回転駆動軸14は、攪拌調理容器12の上
方から攪拌調理容器12内に向かって下方に延び、上端
は後に説明する回転伝達機構24に、下端は後に説明す
る掻き取り羽根16の回転水平部材26にそれぞれ固設
されている。回転水平部材26は、回転駆動軸14の攪
拌調理容器12の軸線A-A を中心とする回転によって、
攪拌調理容器12内で水平旋回運動するように構成され
ている。2つの掻き取り羽根16はそれぞれ、前述の回
転水平部材26の両端に連結された、円筒胴部12a か
ら鏡板部12bに向かって延びる細長板部材からなり、
一方は、円筒胴部12aの内周面に沿って略鉛直下方に
胴部12a下端まで延び、他方は、円筒胴部12a及び
鏡板部12bの内周面に沿って攪拌調理容器12の最底
部まで延びる。各掻き取り羽根16は、この延び方向に
対して公転方向進み側が截頭された三角形横断面60を
備え、攪拌容器の内周面に沿って延びる対向面62と、
この対向面62に対して所定鋭角、例えば約45°をな
す斜向面64とを有する。かかる截頭面には、公転方向
に向いた掻き取り原料受け面66が形成され、この掻き
取り原料受け面66の外縁27と攪拌調理容器12の内
周面との間に所定のクリアランスが設けられ、掻き取り
羽根16の公転の際、掻き取り羽根16が攪拌調理容器
12の内周面に接触しないように構成されている。な
お、軸線A-A から偏心した回転水平部材26の中間位置
には、一方の掻き取り羽根16と略平行に延びる鉛直部
材28が取り付けられ、先端に温度センサー(図示せず)
が取付けられている。
【0010】攪拌羽根18は、攪拌調理容器12内に2
基配置され、各羽根18は、軸線A-A と略平行に鉛直方
向に延びる攪拌軸30と、この攪拌軸30の下端に固設
された攪拌部32とを有し、各攪拌軸30の上端は、軸
線A-A から所定距離偏心した位置で後に説明する回転伝
達機構24に連結されている。2つの攪拌軸30は、図
2に示すように、円周方向に180°の角度間隔を隔て
て配置され、各攪拌軸30は、掻き取り羽根16の公転
方向進み側に回転水平部材26と円周角30°の角度間
隔を隔ててそれぞれ位置決めされている。各攪拌部32
は、図1に示すように、その攪拌直径は攪拌調理容器1
2の半径より小さく、攪拌軸30の軸線に関して非対称
なヘラ状の外形を有し、外縁40は、攪拌調理容器12
の内周面に沿って延び、内縁42は軸線A-A と略平行に
延びる。各攪拌部32には、攪拌時の流動抵抗低減の観
点から開口44が形成されている。
【0011】このように、攪拌部32が図2に示すよう
に、攪拌軸30を中心として自転することにより、攪拌
調理容器12内に少なくとも自転半径Rより大きな攪拌
領域(図示せず)を形成し、且つ攪拌領域は外縁27に
よって形成される攪拌調理容器12の内周面の掻き取り
部34近傍に形成される。攪拌領域の最外部は、図2に
示すように攪拌調理容器12の内周面に略接し、攪拌領
域は攪拌羽根18の公転によって攪拌調理容器12の内
部全体に亘ってカバーするようになっている。回転駆動
手段20は、周知のタイプの駆動モータからなり、混合
攪拌調理容器12の上部に配置され、モータの回転シャ
フトは回転伝達機構24に連結され、モータの回転力に
よって攪拌羽根18及び掻き取り羽根16を攪拌調理容
器12の軸線A-A を中心として公転させ、且つ各攪拌羽
根18を攪拌軸30を中心として自転させることができ
るように構成されている。即ち、単一の駆動モータによ
って攪拌羽根18と掻き取り羽根16とを一体で公転さ
せつつ、攪拌羽根18を自転させることができるように
なっている。
【0012】回転伝達機構24について簡単に説明すれ
ば、歯車機構及びベアリング機構等の周知の組み合わせ
機構(図示せず)からなり、駆動モータの回転力を歯車
機構を介して各攪拌軸30に間接的に伝達して、各攪拌
羽根18をそれぞれの攪拌軸30を中心として自転させ
る一方で、回転伝達機構24に直接伝達された回転力に
よって攪拌軸30のまわりに配置されたベアリング機構
によって攪拌軸30を自転フリーとしつつ、回転伝達機
構24に偏心配置された各攪拌軸30を軸線A-A を中心
として公転させることができるようになっている。回転
駆動手段20及び回転伝達機構24、かくしてそれらと
連結した攪拌羽根18及び掻き取り羽根16は、図4乃
至図6に示すよに、既知のシリンダー機構を含む上下方
向移動手段74によって攪拌調理容器12に対して上下
方向に往復移動するように構成されている。より詳細に
は、攪拌羽根18及び掻き取り羽根16は、攪拌調理容
器12の上部開口22を介して攪拌調理容器12内の攪
拌位置(図5の位置)と、攪拌調理容器12外の控え位
置(図4の位置)との間を往復移動するようにしてあ
る。攪拌羽根18及び掻き取り羽根16は、攪拌位置か
ら控え位置に達したとき、図4に示すように、その下端
レベルが所定水平固定位置に位置決めされた攪拌容器の
上部開口22レベルより高いレベルに位置決めされる。
【0013】次に、図3を参照しながら、エアー吹き付
け装置70を説明すれば、エアー吹き付け装置70は、
それぞれ長手方向に所定間隔を隔てた複数のエア噴射ノ
ズル76を備えた一対の細長管78を有し、後に説明す
るように、攪拌羽根18及び掻き取り羽根16が攪拌位
置から上方に向かって控え位置に達する間に、両羽根1
6、18にエアを吹き付け、両羽根に付着した食品原料
を除去して、容器12内に落とすようになっている。細
長管78は、その一端が容器12の上部開口22と控え
位置における両羽根16、18の下端レベルとの間に設
置されるとともに、かかる一端近傍に既知のピストン−
シリンダ機構79が連結され、攪拌調理容器12の軸線
と略平行な軸線を中心として回動自在とされている。回
転範囲は、細長管78の長さ、容器12の開口面積或い
は回動中心の容器12に対する相対位置等に応じて適宜
選択すればよい。これによって、エアー吹き付け装置7
0は、図3の実線位置及び点線位置に示すように、両羽
根16、18の上下移動の際に、衝突を避け、又エアー
吹き付けの際に、両羽根の容器内周方向角度に応じて回
転調整し、以て吹き付け面積を確保できるようになって
いる。
【0014】又、図4乃至図6に示すように、上部開口
22と前記控え位置下端レベルとの間のレベルには、水
平方向に開閉自在のシャッター80が設けられ、このシ
ャッター80は、閉じ位置で上部開口22を覆うように
構成されている。シャッター80の開閉動作によってシ
ャッター80の上面82を擦るための固定スクレーパ8
4がさらに設けられている。以上の構成を有する混合攪
拌装置10について、図4乃至図6を参照して、以下に
その作用を説明する。先ず、図4に示すように、攪拌調
理容器12を移動させて、攪拌羽根18の真下の所定水
平固定位置に位置決めする。次いで、シャッター80を
開き、それと同時に固定スクレーパ84がシャッター8
0の上面を擦って、前の攪拌調理容器12において生
じ、シャッター80の上面にたれ落ちた食品原料を除去
する。これによって、食品原料が容器の入替え中にフロ
アにたれ落ちるのを防止するとともに、新しい攪拌調理
容器12内に変性した食品原料が混入するのを確実に防
止することができる。
【0015】次いで、攪拌羽根18を控え位置から攪拌
位置まで下降させて、攪拌準備を行う。このとき、攪拌
羽根18の容器の周方向角度位置は、前容器における攪
拌終了時に応じて決定されるがこの周方向角度位置は、
図3の示すように所望の吹き付け効果を奏するように、
エア噴射ノズルを備えた一対の細長管78と平行になる
ように決定されている。次いで、図5に示すように、攪
拌羽根18を容器内で回転させて、食品原料を所望時間
に亘って攪拌させる。食品原料は攪拌されつつ、その一
部が攪拌羽根18の表面及び容器12の内面に付着す
る。容器12の内面に付着した食品原料は掻き取り羽根
16によって掻き取られ、一部が掻き取り羽根16の表
面に付着する。
【0016】攪拌終了後、図6に示すように、攪拌羽根
18を上昇させるとともに、予め回転調整したエアー吹
き付け装置70によって攪拌羽根18及び掻き取り羽根
16に向かってエアを吹き付けて、両羽根16、18に
付着した食品原料を吹き飛ばし、下方に位置決めされた
攪拌調理容器12内に落下させる。これにより、両羽根
16、18が元の控え位置に達するまでに、付着した食
品原料の除去工程は自動的に終了することとなり、攪拌
調理工程の効率性を低下させることはない。攪拌羽根1
8が控え位置に達した後に、シャッター80を閉じて、
攪拌調理容器12の上部開口22を覆い、これによって
次の攪拌調理容器12が位置決めされるまでの間、なお
攪拌羽根18に付着した少量の食品原料がフロアにたれ
落ちるのを防止することができる。
【0017】シャッター80が閉じ位置に達した後に、
攪拌調理の終了した攪拌調理容器12を次の工程、例え
ば原料排出に移動させるべく、所定水平位置から移動さ
せ、引き続き未攪拌調理の食品原料が充填された新しい
攪拌調理容器12をこの所定水平位置に位置決めする。
以上で、1つの攪拌調理容器12における攪拌調理工程
が終了する。この工程を繰り返すことによって、大量の
食品原料を衛生的且つ効率的に攪拌調理することが可能
になる。このように、本発明の好ましい実施例によれ
ば、多数の攪拌調理容器12を利用してバッチ方式で食
品原料を攪拌調理する場合に、所定レベルに回動可能に
設けたエアー吹き付け装置70を設けることによって、
掻き取り羽根16及び攪拌羽根18が攪拌位置と控え位
置との間で上下往復運動する際に、互いに干渉して邪魔
にならないようにしつつ、かかる上下方向移動を利用し
て、非接触固定方式で掻き取り羽根16及び攪拌羽根1
8に付着した食品原料を除去することが可能であり、食
品原料の歩留りの低下を防止することが可能となり、し
かも前工程の攪拌終了時の攪拌羽根18の周方向停止位
置を、エア噴射ノズルを備えた一対の細長管78と平行
になるよう決定しているため、後工程の吹き付け面積を
最大にすることができ、付着食品原料除去効率を上げる
ことができる。
【0018】又、攪拌羽根18に付着した食品原料が次
の攪拌調理容器12が固定水平位置に位置決めされるま
でに、フロアに落下して非衛生となるのを防止する、或
いは付着変性した食品原料が次の攪拌調理容器12内に
混入して、攪拌調理容器12毎に製品の品質が変わるの
を防止する。さらに、シャッター80を設けることによ
って、次の攪拌調理容器12内が固定水平位置に位置決
めされるまでの間、攪拌羽根18になお付着した食品原
料がフロアにたれ落ちて、非衛生となるのを防止すると
ともに、たれ落ちた食品原料に起因するキャスタのスリ
ップ等によって容器の水平方向の位置決めが妨害される
のを防止する。加えて、特に汁分の多い食品原料にあっ
ては、シャッター80を設けることによって次の攪拌調
理容器12内に変性した食品原料が混入するのをなお確
実に防止することができる。
【0019】以上、本発明の好ましい実施例を説明した
が、本発明の範囲又は精神に逸脱することなく、特許請
求の範囲に記載された技術的事項の範囲内において開示
した実施例に種々の変更をすることができる。例えば、
容器内面の掻き取り羽根16を具備しない形態にも当然
に本発明は適用可能である。又、エアー吹き付け装置7
0は、その長手軸線方向に回転可能にしてもよく、それ
によって吹き付け位置に応じてエア噴射ノズル76の向
きを変えることができる。エア噴射ノズル76を個別に
回転可能としてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の混合攪拌装置によれば、非接触方式にて攪拌羽根に付
着した原料を攪拌調理容器内に戻すことが可能であるの
で、衛生的あるとともに、食品原料の歩留り低減が防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る攪拌調理装置の概略側面
図である。
【図2】図1の線II−II矢視の平面図である。
【図3】エアー吹き付け装置の概略を示す平面図であ
る。
【図4】本発明の実施例に係る攪拌調理装置の移動工程
を示す概略側面図及び概略平面図である。
【図5】本発明の実施例に係る攪拌調理装置の攪拌工程
を示す概略側面図及び概略平面図である。
【図6】本発明の実施例に係る攪拌調理装置のエアー吹
き付け工程を示す概略側面図及び概略平面図である。
【符号の説明】
10 攪拌調理装置 12 攪拌調理容器 14 回転駆動軸 16 掻き取り羽根 18 攪拌羽根18 20 駆動モータ 22 上部開口 24 回転伝達機構 26 回転水平部材 27 外縁 28 鉛直部材 30 攪拌軸 32 攪拌部 34 掻き取り部 40 外縁 42 内縁 44 開口 46 上蓋 60 截頭三角形横断面 62 対向面 64 斜向面 66 掻き取り原料受け面 A 攪拌位置 B 控え位置 70 エアー吹き付け装置 71 水平方向移動手段 72 水平方向位置決め手段 74 上下方向移動手段 76 エア噴射ノズル 78 細長管 80 シャッター 82 固定スクレーパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲すぎ▼本 隆幸 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品株式会社内 (72)発明者 黒川 通夫 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品株式会社内 (72)発明者 潮田 一款 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−146977(JP,A) 特開 平10−66854(JP,A) 実開 昭58−107135(JP,U) 実開 昭60−144886(JP,U) 実開 昭58−156526(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B01F 15/00 - 15/06 A23C 1/00 - 23/00 B29C 67/20 A23G 1/00 - 9/30

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料を内部に投入した、攪拌容器と、前
    記攪拌容器内の原料を攪拌するための攪拌羽根とを備え
    た攪拌装置において、 前記攪拌容器と前記攪拌羽根とは、前記攪拌羽根が前記
    攪拌容器の上端開口を介して前記攪拌容器内の攪拌位置
    と前記攪拌容器外の控え位置を取ることができるよう
    に、上下方向に相対移動可能であり、 前記攪拌羽根が該攪拌位置から該控え位置を取る間に、
    前記攪拌羽根にエアを吹きつけ、該攪拌羽根に付着した
    原料を除去して、前記攪拌容器内に落とすためのエアー
    吹き付け装置をさらに有し、 該エアー吹き付け装置が、長手方向に所定間隔を隔てた
    複数のエア噴射ノズルを備えた細長管であることを特徴
    とする攪拌装置。
  2. 【請求項2】 上記細長管は、その一端が前記攪拌調理
    容器の軸線と略平行な軸線を中心として回動自在である
    請求項1記載の攪拌装置。
  3. 【請求項3】 前記攪拌羽根を所定水平固定位置で上下
    方向に往復運動させるための上下方向移動手段と、 前記攪拌容器を水平方向に移動させるための水平方向移
    動手段と、 前記攪拌容器を前記所定水平固定位置に位置決めするた
    めの水平方向位置決め手段とをさらに有し、 前記攪拌羽根は、前記攪拌位置から前記控え位置に達し
    たとき、その下端レベルが前記所定水平固定位置に位置
    決めされた前記攪拌容器の前記上端開口レベルより高い
    レベルに位置決めされ、 前記細長管の前記一端は、前記上端開口と前記控え位置
    下端レベルとの間に固定される請求項1に記載の攪拌装
    置。
  4. 【請求項4】 前記上端開口と前記控え位置下端レベル
    との間のレベルで水平方向に開閉自在のシャッターをさ
    らに有し、 該シャッターは、閉じ位置で前記上端開口を覆うことを
    特徴とする請求項3に記載の攪拌装置。
  5. 【請求項5】 前記シャッターの開閉動作によって前記
    シャッターの上面を擦るための固定スクレーパをさらに
    有する請求項4に記載の攪拌装置。
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