JP2915511B2 - ガードレール等の設置構造 - Google Patents

ガードレール等の設置構造

Info

Publication number
JP2915511B2
JP2915511B2 JP18163690A JP18163690A JP2915511B2 JP 2915511 B2 JP2915511 B2 JP 2915511B2 JP 18163690 A JP18163690 A JP 18163690A JP 18163690 A JP18163690 A JP 18163690A JP 2915511 B2 JP2915511 B2 JP 2915511B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall surface
adherend
screw
guardrail
adjusting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP18163690A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0470460A (ja
Inventor
新一郎 大櫛
正男 加藤
徹 朝倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Naka Corp
Original Assignee
Naka Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Naka Corp filed Critical Naka Corp
Priority to JP18163690A priority Critical patent/JP2915511B2/ja
Publication of JPH0470460A publication Critical patent/JPH0470460A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2915511B2 publication Critical patent/JP2915511B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 本発明は、ガードレール等の設置構造に関するもので
ある。
【従来の技術】
従来、壁面2から適宜間隔をおいてガードレール等の
被着体1を設置する構造としては、第8図に示すよう
に、壁面2に固定された保持部材7と被着体1側に固定
される筒状部材8とを進退自在に嵌合させ、この保持部
材7と筒状部材8とを止めネジ9で固定したものが提案
されている。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来例においては、筒状部材8に被
着体1との連結手段を設置するとともに、保持部材7に
は壁面2への固定手段を設置し、これらの各手段を止め
ネジ9を使用して間接的に連結固定する構造であるため
に、全体の設置構造が複雑となり、かつ各部材7,8の連
結作業が必要なために作業工数が増える上に、止めネジ
9を保持部材7の側壁から螺合する必要があり、被着体
1の設置作業の際に被着体1を壁面2に向かって押しつ
けて筒状部材8を保持部材7に嵌合させる作業と、壁面
2に沿う方向から止めネジ9を螺合する作業が必要とな
り、作業方向がまちまちで作業性が悪く、また、設置高
さの調節が煩雑となるという欠点を有するものであっ
た。 本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであ
って、設置高さの調節が簡単で、かつ設置作業性の良好
なガードレール等の設置構造を提供することを目的とす
る。
【課題を解決するための手段】
本発明によれば上記目的は、実施例に対応する第1図
に示すように、ガードレール等の被着体1を壁面2から
適宜間隔をおいて設置するガードレール等の設置構造に
おいて、相互に進退自在に嵌合する一対の調節部材3,4
の一方の調節部材3に被着体1の裏面を当接させるとと
もに、他方の調節部材4を壁面2に当接させて設置し、
前記被着体1の表面側から挿入され、調節部材3,4を貫
通する固定用螺杆5を壁面2側に設けられたネジ受け部
6に螺入して前記被着体1の設置高さに進退寸法を調節
した調節部材3,4を壁面2と被着体1の裏面により挟み
つけ、前記調節部材3,4を介在させて被着体1を壁面2
に固定してなるガードレール等の設置構造を提供するこ
とにより達成される。
【作用】
上記構成に基づき、本発明においてガードレール等の
被着体1は、壁面2と被着体1との間に一対の調節部材
3,4を介在させた状態で壁面2に固定される。 上記調節部材3,4は、互いに進退自在に嵌合し合って
おり、進退寸法を調節することにより、被着体1の壁面
2から設置高さが容易に調節される。 また、本発明の設置構造において、被着体1は、上記
一対の調節部材3,4を介在させた後、被着体1の表面側
から固定用螺杆5をネジ受け部6に螺入することにより
設置固定され、各調節部材3,4を各別に壁面2、あるい
は被着体1に固定する作業を要しない。 さらに、被着体1の壁面2への設置作業は、調節部材
3,4配置および被着体1の表面側から固定用螺杆5の螺
入作業からなり、第1図において矢印で示すように、壁
面2に対する作業方向に統一される。
【実施例】
以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。 第1図は本発明の実施例を示す断面図、第2図はその
分解斜視図であり、被着体としてのガードレール1は、
硬質合成樹脂あるいはアルミニウム等の押出形材から製
せられる金属材料から形成されたベース10と、このベー
ス10に被冠係止されるベースカバー11とから構成されて
おり、このベースカバー11は、ベース10の上下端縁に形
成された係止段部12に係止部13を係止させて該ベース10
を被冠して装着されている。 また、ベース10の裏面中央部には、取付段部14が形成
されており、該取付段部14の上端縁をフック状に形成す
ることにより、後述するガードレール1側の調節部材3
の鍔部15に係止させることができるようにされている。 16は壁面2に埋設されるアンカーを示すもので、壁面
2からの突出部位に雌ネジを刻設することにより、後述
する固定用螺杆5を受容するネジ受け部6が形成されて
いる。 この実施例に係る壁面2側の調節部材4は、壁面2へ
の当接面17を有して有底筒状に形成されており、上記当
接面17の中心部には、アンカー16の挿通孔18が穿設され
るとともに、筒部の内周の略全面には、雌ネジ部19が刻
設されている。 この調節部材4に組み合わされるガードレール1側の
調節部材3は、外周壁の先端側に上記雌ネジ部19に螺合
する雄ネジ部20を形成した筒部を有する有底筒状部材で
あり、この筒部の根元側の周囲に鍔部15を膨出させたベ
ース10への当接面21の中心部には、固定用螺杆5の挿通
孔22が穿設されている。 なお、壁面2側に設置される調節部材4に形成される
雌ネジ部19はその筒部の内周面のほぼ全面にわたって刻
設され、また、ガードレール1側に設置される調節部材
3に形成される雄ネジ部20は筒部の先端側半部に偏し、
かつネジ山が外周壁より突出するように形成されている
ため、この一対の調節部材3,4が相互にねじ込まれて進
退させて調節を行った後にガードレール1側の調節部材
3の雄ネジ部20の一部が露呈することなく設置後の美観
を損なったり、雄ネジ部20にほこり等が堆積する恐れが
ない。 したがってこの実施例によれば、先ず一対の調節部材
3,4をその雌ネジ部19と雄ネジ部20を螺合させて組み合
わせた後、壁面2側の調節部材4に穿設された挿通孔18
に壁面2に埋設固定されているアンカー16を挿通させ
る。このとき、一対の調節部材3,4のねじ込み深さは、
複数のガードレール1側の調節部材3の当接面21が略同
一平面上に配置されるように調節される。この後、ガー
ドレール1側の調節部材3の鍔部15とベース10のフック
部23とを位置決め手段として利用しながら、ベース10の
表面側から固定用螺杆5を挿し込んでアンカー16のネジ
受け部6にねじ込んでベース10を固定し、さらにベース
10にベースカバー11を弾発的に被冠装着し、ガードレー
ル1の設置作業が終了する。 以上説明した実施例においては、アンカー16の先端に
ネジ受け部6を形成した場合を示したが、ネジ受け部6
は、第3図に示すように、アンカー16と別個に設けられ
る固定部材24にネジ受け部6を形成して、このネジ受け
部6に固定用螺杆5を螺入させることもできる。 この場合、固定部材24は、アンカー16の先端に壁面2
より突出して形成された雄ネジ部25に、ネジ受け部6と
反対端に形成される雌ネジ部26を螺入して固定される。
また、固定部材24の雌ネジ部26形成側の端縁にフランジ
27を突設し、この固定部材24を固定した状態において壁
面2側の調節部材4を固定することができるようにして
おけば、ベース10のフック部23ベース10側の調節部材3
の鍔部15に係止させて仮固定した状態で調節することが
可能になり、作業性が向上する。 第4図(a)は、本発明のネジ受け部6の他の実施例
であり、ネジ受け部6を壁面2側の調節部材4に一体的
に形成した場合を示すものである。 すなわち、この実施例における壁面2側の調節部材4
の中央部には、先端側にネジ受け部6を有する固定突部
28が形成されており、この固定突部28の壁面2への当接
面17側に設けられた雌ネジ部29をアンカー16の先端に形
成された雄ネジ部25に螺合することにより壁面2に固定
される。 したがってこの実施例においては、雌ネジ部29をアン
カー16にねじ込んで調節部材4を固定した後、被着体1
側の調節部材3の鍔部15にベース10のフック部23を係止
させて、該ベース10を仮固定し、次いで固定用螺杆5を
ネジ受け部6に螺入してベース10が設置される。 上述のようにネジ受け部6を形成する固定部材24を調
節部材4と同時的に固定したり(第3図参照)、あるい
は、第4図(a)に示すように、ネジ受け部材6を調節
部材4に一体的に形成する場合、上記ネジ受け部6は、
第4図(b)に示すように、その先端縁に外周面を六角
形状部6aを形成することによって、調節部材4の壁面2
への装着に際してパイプレンチ等の工具による締め付け
が可能となって、調節部材4の締め付け不足によるガタ
の発生や圧着力の低下を防ぎ、かつ調節部材4に傷をつ
けたり、汚損したりすることを防ぐとともにネジ受け部
6をの開口端を皿もみして拡開6bすることによって固定
用螺杆5をガードレール1の表面側からねじ込む際、ネ
ジ受け部6をを容易にさぐり当てることが可能となる。 なお、以上においては、コンクリート基部30の表面に
モルタル表面層31を形成した壁面2に適用する場合を示
したが、木製の壁面2に対しては、第5図(a)に示す
ように、一端部にネジ込み部32を有し、他端の突出部に
壁面2側に設置される調節部材3を螺合する雄ネジ部25
を有するアンカー16を使用する以外、第5図(b)に示
すように、木ネジ33により調節部材4を固定して構成す
ることもでき、この場合、上記木ネジ33の挿通孔34は、
調節部材4の雌ネジ部19の加工時の回り止め用の孔を利
用することができる。 さらに、プラスターボード等のボード材35からなる壁
面2に対しては、第6図および第7図に示すように、ボ
ード材35を膨出部36とナット37により挟持するボードア
ンカー16を使用したり、あるいはボード材35の裏面への
係止駒38を有するアンカー16を使用すればよい。
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によるガード
レール等の設置構造によれば、被着体は、一対の調節部
材を介在させた後、該被着体の表面側から固定用螺杆を
壁面に固定されるネジ受け部に螺入することにより設置
されるので、各調節部材を各別に壁面あるいは被着体に
固定する作業を要せず、作業工数を低減させ、作業性を
向上させることができる上に、高さ調節を簡単にするこ
とができる。 また、被着体の壁面への設置作業は、壁面に対する方
向に統一されるので、設置作業性を向上させることがて
きる。 さらに、固定用螺杆は、一対の調節部材に挿通されて
外部に露出しないので、外部からの要因によるガタや緩
み等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における設置状態を示す断面
図、 第2図はその分解斜視図、 第3図は本発明の他のネジ受け部を用いた設置状態を示
す断面図、 第4図(a)は本発明のさらに他のネジ受け部を用いた
設置状態を示す断面図、 第4図(b)はネジ受け部の変形例を示す斜視図、 第5図(a)ないし第7図は設置状態の変形例を示す断
面図、 第8図は従来例を示す断面図である。 1……ガードレール(被着体)、2……壁面、3,4……
調節部材、5……固定用螺杆、6……ネジ受け部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−22211(JP,U) 実開 平3−78820(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E01F 15/00 - 15/14 E04F 11/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガードレール等の被着体を壁面から適宜間
    隔をおいて設置するガードレール等の設置構造におい
    て、 相互に進退自在に嵌合する一対の調節部材の一方の調節
    部材に被着体の裏面を当接させるとともに、他方の調節
    部材を壁面に当接させて設置し、 前記被着体の表面側から挿入され、調節部材を貫通する
    固定用螺杆を壁面側に設けられたネジ受け部に螺入して
    前記被着体の設置高さに進退寸法を調節した調節部材を
    壁面と被着体の裏面により挟みつけ、 前記調節部材を介在させて被着体を壁面に固定してなる
    ガードレール等の設置構造。
JP18163690A 1990-07-11 1990-07-11 ガードレール等の設置構造 Expired - Lifetime JP2915511B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18163690A JP2915511B2 (ja) 1990-07-11 1990-07-11 ガードレール等の設置構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18163690A JP2915511B2 (ja) 1990-07-11 1990-07-11 ガードレール等の設置構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0470460A JPH0470460A (ja) 1992-03-05
JP2915511B2 true JP2915511B2 (ja) 1999-07-05

Family

ID=16104231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18163690A Expired - Lifetime JP2915511B2 (ja) 1990-07-11 1990-07-11 ガードレール等の設置構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2915511B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100632381B1 (ko) * 2002-06-25 2006-10-16 김해영 도로용 방호책
JP4549200B2 (ja) * 2005-02-10 2010-09-22 ワイエム工業株式会社 ブラケットカバー
KR100893323B1 (ko) * 2008-12-26 2009-04-14 (주) 케이 이엔씨 차량 방호용 목재 난간

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0470460A (ja) 1992-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2915511B2 (ja) ガードレール等の設置構造
JP3503363B2 (ja) パネル構造体の固定装置
JP3002145B2 (ja) 足場構築用インサート
JPS5938851Y2 (ja) 建具用引手の取付構造
JPS5854512Y2 (ja) 笠木の取付け構造
JPS6338265Y2 (ja)
JPH0326833Y2 (ja)
JP2508354B2 (ja) 取付枠
JPS6037965Y2 (ja) 手摺用ブラケツト
JP2639404B2 (ja) 電子機器ケースにおける取付部の構造
JPS6139123Y2 (ja)
JPH0357562Y2 (ja)
JPS6037456Y2 (ja) 木質部材連結構造
JPS6131280Y2 (ja)
JPS5844174Y2 (ja) プレ−ス材取付装置
JPH0210162Y2 (ja)
JPS5942430Y2 (ja) 手摺などの取付部材
JPS5856279Y2 (ja) 手摺用ブラケツト
JPS626190Y2 (ja)
JP3027109B2 (ja) 天井材吊り下げ構造
JPS587852Y2 (ja) パネル端部押え縁
JPH0334420Y2 (ja)
JPS5820738Y2 (ja) 笠木の取付け構造
JPH0341549Y2 (ja)
JPH0135856Y2 (ja)