JP2913887B2 - 熱線式流量計 - Google Patents

熱線式流量計

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JP2913887B2 JP3095290A JP9529091A JP2913887B2 JP 2913887 B2 JP2913887 B2 JP 2913887B2 JP 3095290 A JP3095290 A JP 3095290A JP 9529091 A JP9529091 A JP 9529091A JP 2913887 B2 JP2913887 B2 JP 2913887B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱線式流量計に係り、
特に内燃機関の吸入空気量を検出するのに好適なもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の流量計として、主流路から一定割
合で流体をバイパス通路の中に導入し、このバイパス通
路内の流量を計測することで主流路の流量を検出するも
のが知られている。例えば、特開昭57─105551
号、実開昭56─163668号、および米国特許第
4,709,581号などの装置が知られている。
【0003】このようなバイパス通路を有する流量計の
場合、吸気通路に絞り部を設け、バイパス通路の出口を
絞り部の最狭部に開口させている。そして、吸気通路の
流量に応じて絞り部に生じる圧力差を利用して、吸気通
路の流量に応じた空気をバイパス通路内に導入し、導入
された空気の流量を計測している。
【0004】また、熱線式流量計として、特開昭55−
48614号公報に開示されるものが知られている。こ
の従来技術では、電気抵抗体を加熱し、この電気抵抗体
から周囲の流体に伝わる熱量が流体の流速に応じて変化
することを利用して流速を測定している。
【0005】このような熱線式流量計に用いられる電気
抵抗体として、特開昭59−104513号公報、特開
昭59−151020号公報、および米国特許第4,7
93,176号に開示されるものが知られている。これ
らの電気抵抗体は、セラミック等のパイプの外周面に白
金線を巻回し、この白金線をパイプの両端でパイプの中
心穴に挿入されたリード線に接続して構成されている。
【0006】また、特開昭62−127632号公報に
開示されるように、パイプの外周に白金薄膜を設けた電
気抵抗体も知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、パイプの外
周面に白金線を巻回した電気抵抗体は、パイプの両端の
エッジの上を白金線が通り、リード線に接続される。こ
のため、パイプ端面のエッジ部分で白金線が滑り、白金
線が切れやすく、生産性が悪いという問題点があった。
【0008】一方、熱線式流量計では、高温になる電気
抵抗体と常温の部材との断熱性を高めるほど、流体の流
量変化や、流体の温度変化に対する電気抵抗体の温度変
化が速くなり、応答性が向上する。この断熱性を高める
ためには、電気抵抗体の両端に設けられたリード線を長
くすることが有効である。しかし、流量計の流路の大き
さは限られており、しかも、その狭い流路の中に電気抵
抗体を流体の流れに対して直交するように設置するた
め、リード線の長さは限られ、充分な長さを確保するこ
とが困難であった。
【0009】特開昭59−104513号公報にはリー
ド線を直角に曲げ、リード線を長くするものが開示され
ているが、強度が弱いという問題点があった。また、特
開昭62−127632号公報には、通路内に張り渡さ
れた2本のリード線の間を橋渡しするように電気抵抗体
を設置し、電気抵抗体を支持するものが開示されている
が、構成が複雑になる。
【0010】本発明は上記のような従来技術の問題点を
解決することを目的とする。本発明は、生産性に優れ、
しかも応答性を向上させた熱線式流量計を提供すること
を目的とする。
【0011】さらに本発明は、電気抵抗体とリード線と
を流体の流れに直交して設置でき、しかもリード線を長
くでき、生産性に優れ、しかも応答性を向上させた熱線
式流量計を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる発明は
上記目的を達成するために、流体の通路内に支持部材を
介して支持された電気抵抗体の抵抗値により前記流体の
流量を計測する熱線式流量計において、前記電気抵抗体
は、絶縁性物質で形成されたパイプと、このパイプに巻
回された電気抵抗材よりなる線材と、一端部が前記支持
部材に固定され、他端部が前記パイプの第1及び第2の
端部にそれぞれ固定され、かつそれら他端部が前記線材
と電気的に接続される第1及び第2のリード線とから構
成され、 前記第1及び第2のリード線の少なくとも一方
が、前記パイプの端部において前記パイプの長手方向に
伸びる軸の方向に対して交差するように前記パイプに取
り付けられ、かつ前記第1及び第2のリード線は、前記
パイプから前記支持部材に向かう方向が異なるように配
置されることを特徴とする熱線式流量計という技術的手
段を採用する。
【0013】また、請求項4に係わる発明は上記目的を
達成するために、流体の通路内に支持された電気抵抗体
の抵抗値により前記流体の流量を計測する熱線式流量計
において、前記電気抵抗体は、前記通路内に突出するよ
うに設けられた2本の支持ピンによって通路内を流れる
流体に晒されるように支持されるものであって、 絶縁性
物質で形成されたパイプと、 このパイプに巻回された電
気抵抗材よりなる線材と、 一端部が前記2本の支持ピン
にそれぞれ固定され、他端部が前記パイプの第1及び第
2の端部にそれぞれ固定され、かつそれら他端部が前記
線材と電気的に接続される第1及び第2のリード線とか
ら構成され、 前記第1及び第2のリード線の少なくとも
一方が、前記パイプの端部において前記パイプの長手方
向に伸びる軸の方向に対して交差するように前記パイプ
に取り付けられ、かつ前記第1及び第2のリード線と前
記パイプとが、前記通路内を流れる流体の流れ方向に直
交するように、前記2本の支持ピンによって支持される
ことを特徴とする熱線式流量計という技術的手段を採用
する。
【0014】さらに、請求項5に係わる発明は上記目的
を達成するために、流体の通路内に支持された電気抵抗
体の抵抗値により前記流体の流量を計測する熱線式流量
計において、流体が通過する主通路を形成するハウジン
グと、このハウジングの主通路の略中央に配置される中
央部材と、前記中央部材の表面に形成され、前記主通路
から流体を取り入れる入口と、前記中央部材と前記ハウ
ジングとの間に形成された通路絞り部と、前記中央部材
に形成され、前記流路絞り部の近傍に開口し、前記入口
から取り入れた流体を前記主通路に放出する出口と、前
記中央部材の内部に形成され、前記入口から前記出口に
いたるバイパス通路の一部を構成する直管部と、前記直
管部の終端に位置する壁部と、前記壁部から前記直管部
の上流側へ向けて、前記直管部の軸と平行に設けられた
2本の支持ピンと、前記支持ピンの間に2本のリード線
を介して支持され、絶縁性物質で形成されたパイプに電
気抵抗材よりなる線材を巻回し、各々の前記リード線の
一端部を前記パイプの軸に対して交差するように取り付
け、前記線材と前記リード線とを電気的に接続した電気
抵抗体とを備えることを特徴とする熱線式流量計という
技術的手段を採用する。
【0015】
【作用】上記の請求項1に係わる発明によると、通路内
に支持される電気抵抗体は、パイプの第1及び第2の端
部にそれぞれ固定された第1及び第2のリード線を介し
て支持部材に支持される。これら第1及び第2のリード
線の少なくとも一方が、パイプの端部においてパイプの
長手方向に伸びる軸の方向に対して交差するようにパイ
プに取り付けられ、かつ第1及び第2のリード線は、パ
イプから支持部材に向かう方向が異なるように配置され
る。このため、パイプに巻回された線材は、パイプの端
部のエッジを越えることなくパイプと交差するリード線
に接続でき、エッジ部における線材の断線が防止され
る。また、第1及び第2のリード線の少なくとも一方の
リード線はパイプの軸と交差させたので長くなる。これ
により、高温になるパイプおよび線材と、支持部材との
間の断熱が確実になる。そして、パイプおよび線材の温
度に与える支持部材の温度の影響が減少し、応答性が向
上する。
【0016】また、上記の請求項4に係わる発明による
と、電気抵抗体は、通路に突出するように設けられた2
本の支持ピンの間に2本のリード線を介して支持され
る。しかも、絶縁性物質で形成されたパイプに電気抵抗
材よりなる線材を巻回し、2本のリード線の少なくとも
一方の一端部を前記パイプの端部において前記パイプの
長手方向に伸びるの方向に対して交差するように取り
付け、線材とリード線とを電気的に接続したことから、
パイプに巻回された線材は、パイプの端部のエッジを越
えることなくリード線に接続でき、エッジ部における線
材の断線が防止される。また、リード線はパイプの軸と
交差させたので長くなる。このため、2本の支持ピンの
間隔と、パイプの長さとの差以上の長さのリード線を介
して支持ピンの間に電気抵抗体を支持できる。これによ
り、高温になるパイプおよび線材と、支持部材との間の
断熱が確実になり、応答性が向上する。
【0017】さらに、上記の請求項5に係わる発明によ
ると、流体通路のほぼ中央に支持された中央部材の中に
バイパス通路が形成され、このバイパス通路内に電気抵
抗体が支持される。このため、中央部材の温度は流体の
温度に近くなり、流体通路の外側の温度の影響が減少す
る。しかも、電気抵抗体は、バイパス通路の一部を構成
する直管部の終端の壁部から設けられた2本の支持ピン
の間に2本のリード線を介して支持され、さらに、絶縁
性物質で形成されたパイプに電気抵抗材よりなる線材を
巻回し、各々のリード線の一端部を前記パイプの軸に対
して交差するように取り付け、線材とリード線とを電気
的に接続したことから、パイプに巻回された線材は、パ
イプの端部のエッジを越えることなくリード線に接続で
き、エッジ部における線材の断線が防止される。また、
リード線はパイプの軸と交差させたので長くなる。この
ため、2本の支持ピンの間隔と、パイプの長さとの差以
上の長さのリード線を介して支持ピンの間に電気抵抗体
を支持できる。これにより、高温になるパイプおよび線
材と、支持部材との間の断熱が確実になり、応答性が向
上する。
【0018】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を説明す
る。まず、第1実施例を図1ないし図6に基づいて説明
する。
【0019】図1は回路図である。発熱抵抗体1は他の
抵抗11,12,13と共にブリッジを構成する。この
ブリッジ回路の差電圧をアンプ14により差動増幅し、
この差動増幅出力によりトランジスタ15を駆動するフ
ィードバック回路を構成する。そして、ブリッジ回路の
電圧を流量を示す信号として取り出す。図2は熱線式流
量計の構成図である。発熱抵抗体1は温度補償用抵抗体
13と共に流体通路に配置されており、周囲温度に対し
て、常に所定の温度差(約100℃〜200℃)を保つ
ようにフィードバック回路により制御される。駆動回路
部は、図2に示すように、ハウジング20の中に収納さ
れている。抵抗1および13は、それぞれ支持ピン2
1,22,23,24により支持され、これらをインサ
ート成形したホルダ25と一体に内燃機関の吸気通路の
一部を形成するチャンバ30に組付けられる。チャンバ
30は、主通路32に連通するバイパス通路33が形成
されており、このバイパス通路33には発熱抵抗体1と
温度補償用抵抗体13が配置されている。なお、チャン
バ30の入口部31はエアクリーナに接続され、また吐
出口34はスロットルバルブを介して内燃機関の燃焼室
に接続されている。
【0020】次に、発熱抵抗体1の詳細について図3〜
図5を用いて説明する。図3および図5において、電気
絶縁物質であるセラミック(例えばアルミナ)で形成さ
れたパイプ2の両端部には径方向の溝25,26が穿接
されている。このパイプ2の外周には白金線5が巻かれ
ている。パイプ2の溝25,26にはリード線3,4の
端部が配置され、白金線5と溶接によって接続されてい
る。なお、白金線5とリード線3,4との接続は、両者
の接触部に導体ペーストを塗布し、これを焼成して接続
してもよい。リード線3,4は、パイプ2に対して垂直
に配置されている。各々のリード線3,4はパイプ2を
中央にして反対方向に延びている。そして、各々のリー
ド線3,4の他端は、支持ピン21,22の先端部に接
続される。さらに、白金線5の外周は、保護層6で覆わ
れている。この保護層6はバインダに配合した鉛ガラス
の粉末を塗布し、600℃前後で焼成して形成される。
この発熱抵抗体1は、パイプ2がバイパス通路33に対
して垂直になるように配置される。
【0021】図3の支持構造によると両側のリード線
3,4の合計長さは支持ピン21と支持ピン22との間
隔L1とパイプ2の軸方向長さL2との差(L1−L
2)以上の長さがある。
【0022】次に、この発熱抵抗体1の製造方法につい
て図6を用いて説明する。図6において、まず電気絶縁
物質であるパイプ2を成形して焼成する。次にパイプ2
に、溝25,26を所定間隔毎に形成する。さらにパイ
プ2の外周に白金線5を巻き付ける。次に、リード線
3,4の端部を溝25,26内に配置して溶接する。次
に、白金線5の外周に保護層6を成膜する。最後に、ひ
とつひとつの抵抗体として切断して各々の発熱抵抗体1
を形成する。
【0023】上述した実施例の発熱抵抗体1の構成によ
れば、リード線3,4はパイプ2に形成された溝25,
26内に位置するので、常に安定した状態でリード線
3,4と接続され、リード線3,4が切れることはな
い。また、リード線3,4はパイプ2に対して垂直、す
なわちバイパス通路33に対して平行となっているの
で、バイパス通路33の径が小さくても、リード線3,
4を長くとることができるので、高温であるパイプ2と
常温である支持ピン21,22との断熱効果を高めるこ
とができ、応答速度が向上する。さらに、リード線3,
4をパイプ2に対して垂直に配置しているので、一本の
長いパイプ2から連続的に発熱抵抗体1を製造すること
ができ、生産性が大幅に向上する。
【0024】第2実施例を図7,図8に基づいて説明す
る。第1実施例では、パイプ2からリード線3,4を異
なる方向に延ばして支持ピン21,22に接続するよう
にした。第2実施例では、図7および図8に示すように
同じ方向に延ばして支持ピン21,22に接続してい
る。
【0025】第3実施例を図9ないし図11に基づいて
説明する。第1,第2実施例では、パイプ2に溝25,
26を形成して、この溝25,26内にリード線3,4
を配置していた。
【0026】第3実施例では、図9及び図10に示すよ
うに、パイプ2の両端部に、パイプ2を径方向に貫通す
る貫通孔27,28を形成し、この貫通孔27,28内
にリード線3,4を差し込み、白金線5をリード線3,
4に巻き付けて電気的に接続している。この構成におい
ては、図11に示すようにパイプ2に貫通孔27,28
を形成し、貫通孔27,28にリード線3,4を差し込
んだ状態で焼成し、その後、白金線5を巻き付け、リー
ド線3,4と白金線5とを溶接した後、パイプ2および
白金線の外周に保護層6を形成し、切断して完成する。
【0027】第4実施例を図12,図13に基づいて説
明する。この第4実施例では、図12,図13に示すよ
うに、リード線3,4を途中で直角に折り曲げて、パイ
プ2と平行にした状態で支持ピン21,22と接続して
いる。
【0028】本発明の第5実施例を図14ないし図19
に基づいて説明する。図14は熱線式流量計100の部
分破断図であり、熱線式流量計100を下流側から見た
図15のI−I断面を示している。
【0029】図14および図15において、熱線式流量
計100は、図示しないエアクリーナの下流側にダクト
を介して接続配置される。熱線式流量計100には、図
14に矢印Aで示すように空気が導入される。また熱線
式流量計100の下流側は図示しないスロットルバルブ
を介して内燃機関の燃焼室に接続されている。
【0030】熱線式流量径100は、主通路102を形
成する円筒形状をなすハウジング101と、このハウジ
ング101の主通路102の中央に配置される中央部材
104とから構成されている。ハウジング101および
中央部材104は樹脂材料にて射出成形等によって成形
される。ハウジング101は上流側と下流側との2つの
部材101a,101bに分割可能である。また、図
に示すように、中央部材104はハウジング101か
ら延びる4本のリブ118によってハウジング101の
中央位置にて保持される。
【0031】ハウジンク101は、その入口部103が
絞られた形状となっており、下流側は通路径が拡大する
よう形成されている。中央部材104は全体が細長い卵
形を呈しており、主通路内での空気抵抗を最小にするよ
う、なめらかな形状に形成されている。
【0032】中央部材104の上流側の部位105は、
その内部106が中空状に形成されるその内部には、中
央部材104の上流端から主通路と平行にまっすぐに延
びる円筒状パイプが形成され、これが主通路をバイパス
するバイパス通路107となる。一方、その外周は上流
端から下流に向かうにつれて径が次第に拡大するよう形
成されている。
【0033】上流部位105の後端部には円盤状のカバ
ー部材109が設けられる。カバー部材109の外周部
は上流部位105の外周面からなめらかに連続するよう
に主流路102の気流方向と平行に曲げられている。
【0034】図14のBに示すように、ハウジング10
1の入口部103と、中央部材104の上流部位105
の先端部とが上流側の流路絞り部を形成している。ま
た、図14のCに示すように、ハウジング101の主通
路102と中央部材104のカバー部材109とが下流
側の流路絞り部を形成している。
【0035】絞り部Bと絞り部Cとによる主通路102
の流路面積は、絞り部Cを1として、図16のようにな
っており、上流側の絞り部Bにおいてより狭く流路が絞
られている。
【0036】バイパス通路107の入口部108は上流
側の絞り部Bよりも上流側に開口している。中央部材1
04の下流側の部位110は、上流側の部位105と同
様にその内部111が中空に形成されるとともに、その
外周が下流に向かうにつれて径が次第に小さくなるよう
形成されている。この下流部位110は、バイパス通路
107内に配置される流速測定用抵抗体112と、温度
補償用抵抗体113とを保持するとともに、この抵抗体
112,113を電気的に制御する制御回路114を収
納している。
【0037】図17に2つの抵抗体112,113の支
持構造を斜視図として示す。2つの抵抗体112,11
3は下流部位110からバイパス通路107内へ向けて
延びるそれぞれ2本の支持ピン120、121、12
2、123により支持されている。
【0038】この実施例では、上述の第1実施例で用い
た抵抗体を用いる。発熱抵抗体112は、そのパイプと
リード線との両方が空気流Aに対して直角に位置するよ
うに支持ピン120と支持ピン121との間に支持され
ている。同様に、温度補償用抵抗体113も、そのパイ
プとリード線との両方が空気流Aに対して直角に位置す
るように支持ピン122と支持ピン123との間に支持
されている。
【0039】この構成により、支持ピン120と支持ピ
ン121との間隔L1と、パイプの軸方向の長さL2と
の差以上の長さのリード線を用いることができる。そし
てリード線を長くできることで、発熱抵抗体112と支
持ピン120、121との断熱性を高めることができ、
応答性を高めることができる。
【0040】また、カバー部材109と下流部位110
との間には、バイパス通路107から垂直方向に広がる
径方向の通路115が全周方向に向けて形成されてい
る。さらに、カバー部材109の外周部109aの内周
面と、下流部位110の外周面との間には、径方向通路
115と垂直方向につながる出口通路116が形成され
ている。この出口通路116は主通路102と平行方向
に延び、その出口部117は主通路102の下流に向け
て開口している。また、出口部117は、図15によく
示されるように、スリット状にリブ118の部分を除い
てほぼ全周にわたって開口している。
【0041】次に、第5実施例の作動を説明する。図1
4において、大気から導入された空気は、図示しないエ
アクリーナを通して矢印Aで示すように熱線式流量計1
00内に導入され、主通路102を流れる。
【0042】この際、下流側流路絞り部Cによって流路
面積が絞られているので、これによって流速が増加し負
圧が発生する。バイパス通路107の出口部117は、
下流側通路絞り部Cに開口しているため、バイパス通路
107の入口部108との差圧によって、バイパス通路
107内に空気の流れが発生する。
【0043】バイパス通路107に設置された流速測定
用抵抗体112は制御回路114によって吸気温度に対
して一定温度差に加熱され、バイパス通路107内の空
気の流れを計測し、吸入空気量を検出する。
【0044】上記作動において、熱線式流量計100の
上流からの空気流には、エアクリーナや、エアクリーナ
に対する熱線式流量計100の取り付け状態に起因して
偏流が発生する。この偏流は、上流側流路絞り部Bを通
過する際、中央部材104の周方向に向かう流れ成分が
増加され、修正される。これにより、下流側絞り部Cの
全周において、ほぼ均一な流速分布が得られる。もし、
下流側絞り部Cにおいて偏流があると、ほぼ全周に開口
した出口部117に作用する吸引力に偏りを生じ、主通
路102の流量に正確に対応したバイパス流量が得られ
なくなる。しかし、この実施例では上流側絞り部Bによ
り偏流が修正されるので、主通路102の流量に正確に
対応したバイパス流量が得られる。
【0045】このように、この実施例の構成によると、
主流路2の気流の偏りにより、絞り部が発生する負圧に
偏りが生じるといった不具合が防止される。そして、入
口部103で気流に偏りがあっても、バイパス通路10
7内に主流路102の流量に正確に対応した空気を導入
できる結果、バイパス通路107内での測定流量の誤差
を低減することができる。
【0046】図18は、上流側流路絞り部Bと下流側流
路絞り部Cとの流路面積比を変更した場合の、バイパス
通路107内での測定流量の、実際の流量に対する誤差
を示すグラフである。上流側流路絞り部Bと下流側流路
絞り部Cとの流路面積比を横軸にとり、縦軸に誤差を示
している。
【0047】この図18から明らかなように、上流側流
路絞り部Bを下流側流路絞り部Cより絞るほど気流の偏
りが修正されるため、誤差は減少し、上流側流路絞り部
Bを下流側流路絞り部Cより広くすると急激に誤差が大
きくなることがわかる。しかし、上流側流路絞り部Bを
絞りすぎると吸気の流通抵抗が増加する。そこで、この
実施例では、偏流の修正効果と吸気の流通抵抗とを考慮
して、流路面積比を0.8とした。
【0048】なお、以上に述べた実施例では、パイプに
対してリード線を直角に取り付けたが、この取り付け角
は直角以外の角度でもよい。例えば、パイプと各リード
線との間の角度が直角以上の鋭角になるように取り付け
れば、リード線をより長くすることができる。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、熱線
式流量計に用いられる電気抵抗体の生産性を向上するこ
とができ、しかもリード線の長さを長くできるため、応
答性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1実施例の熱線式流量計の
回路構成図である。
【図2】第1実施例の熱線式流量計の構成を示す断面図
である。
【図3】第1実施例の発熱抵抗体の構成を示す平面図で
ある。
【図4】第1実施例の発熱抵抗体の構成を示す断面図で
ある。
【図5】第1実施例の発熱抵抗体の構成を示す斜視図で
ある。
【図6】第1実施例の発熱抵抗体の製造手順を説明する
説明図である。
【図7】第2実施例の発熱抵抗体の構成を示す平面図で
ある。
【図8】第2実施例の発熱抵抗体の構成を示す斜視図で
ある。
【図9】第3実施例の発熱抵抗体の構成を示す平面図で
ある。
【図10】第3実施例の発熱抵抗体の構成を示す断面図
である。
【図11】第3実施例の発熱抵抗体の製造手順を説明す
る説明図である。
【図12】第4実施例の発熱抵抗体の構成を示す平面図
である。
【図13】第4実施例の発熱抵抗体の構成を示す斜視図
である。
【図14】本発明を適用した第5実施例の熱線式流量計
の構成を示す部分断面図である。
【図15】第5実施例の熱線式流量計を下流側から見た
平面図である
【図16】第5実施例の熱線式流量計の流路面積比を示
すグラフである。
【図17】第5実施例の熱線式流量計の抵抗体の支持構
造を示す斜視図である。
【図18】第5実施例の絞り部の流路面積比と流量誤差
との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 発熱抵抗体 2 パイプ 3,4 リード線 5 白金線 6 保護層 21 支持ピン 22 支持ピン 100 熱線式流量計 101 ハウジング 102 主通路 103 入口部 104 中央部材 105 上流側部位 107 バイパス通路 108 入口部 110 下流側部位 112 流速測定用抵抗体 113 温度補償用抵抗体 114 制御回路 115 径方向通路 116 出口通路 117 出口部 118 リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−189117(JP,U) 実開 昭63−135233(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01F 1/68 G01P 5/12

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の通路内に支持部材を介して支持さ
    れた電気抵抗体の抵抗値により前記流体の流量を計測す
    る熱線式流量計において、 前記電気抵抗体は、 絶縁性物質で形成されたパイプと、 このパイプに巻回された電気抵抗材よりなる線材と、一端部が前記支持部材に固定され、他端部が前記パイプ
    の第1及び第2の端部にそれぞれ固定され、かつそれら
    他端部が前記線材と電気的に接続される第1及び第2の
    リード線とから構成され、 前記第1及び第2のリード線の少なくとも一方が、前記
    パイプの端部において前記パイプの長手方向に伸びる軸
    の方向に対して交差するように前記パイプに取り付けら
    れ、かつ前記第1及び第2のリード線は、前記パイプか
    ら前記支持部材に向かう方向が異なるように配置される
    こと を特徴とする熱線式流量計。
  2. 【請求項2】 前記第1のリード線と前記第2のリード
    線とが、前記パイプの長手方向に伸びる軸の方向に対し
    て直交し、かつ前記パイプから互いに逆向きの方向に伸
    びるように配置されることを特徴とする請求項1記載の
    熱線式流量計。
  3. 【請求項3】 記第1のリード線と前記第2のリード
    線と前記パイプとが前記流体の流れ方向に対して直交す
    るように前記支持部材に支持されることを特徴とする請
    求項1又は2記載の熱線式流量計。
  4. 【請求項4】 流体の通路内に支持された電気抵抗体の
    抵抗値により前記流体の流量を計測する熱線式流量計に
    おいて、前記電気抵抗体は、前記通路内に突出するように設けら
    れた2本の支持ピンによって通路内を流れる流体に晒さ
    れるように支持されるものであって、 絶縁性物質で形成されたパイプと、 このパイプに巻回された電気抵抗材よりなる線材と、 一端部が前記2本の支持ピンにそれぞれ固定され、他端
    部が前記パイプの第1及び第2の端部にそれぞれ固定さ
    れ、かつそれら他端部が前記線材と電気的に接続される
    第1及び第2のリード線とから構成され、 前記第1及び第2のリード線の少なくとも一方が、前記
    パイプの端部において前記パイプの長手方向に伸びる軸
    の方向に対して交差するように前記パイプに取り付けら
    れ、かつ前記第1及び第2のリード線と前記パイプと
    が、前記通路内を流れる流体の流れ方向に直交するよう
    に、前記2本の支持ピンによって支持される ことを特徴
    とする熱線式流量計。
  5. 【請求項5】 流体の通路内に支持された電気抵抗体の
    抵抗値により前記流体の流量を計測する熱線式流量計に
    おいて、 流体が通過する主通路を形成するハウジングと、 このハウジングの主通路の略中央に配置される中央部材
    と、 前記中央部材の表面に形成され、前記主通路から流体を
    取り入れる入口と、 前記中央部材と前記ハウジングとの間に形成された通路
    絞り部と、 前記中央部材に形成され、前記流路絞り部の近傍に開口
    し、前記入口から取り入れた流体を前記主通路に放出す
    る出口と、 前記中央部材の内部に形成され、前記入口から前記出口
    にいたるバイパス通路の一部を構成する直管部と、 前記直管部の終端に位置する壁部と、 前記壁部から前記直管部の上流側へ向けて、前記直管部
    の軸と平行に設けられた2本の支持ピンと、 前記支持ピンの間に2本のリード線を介して支持され、
    絶縁性物質で形成されたパイプに電気抵抗材よりなる線
    材を巻回し、各々の前記リード線の一端部を前記パイプ
    の軸に対して交差するように取り付け、前記線材と前記
    リード線とを電気的に接続した電気抵抗体とを備えるこ
    とを特徴とする熱線式流量計。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2の支持ピンは、前記流
    体の流れ方向に平行となるように、前記流体の通路内に
    設けられることを特徴とする請求項4記載の熱線式流量
    計。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2のリード線は、ともに
    前記パイプの長手方向に伸びる軸の方向と交差するよう
    に、前記パイプの第1及び第2の端部に固定されること
    を特徴とする請求項4又は6記載の熱線式流量計。
  8. 【請求項8】 前記支持部材は前記流体の通路内に突出
    するように設けられた第1及び第2の支持ピンを含み、
    前記第1及び第2のリード線の一端部はそれぞれ第1及
    び第2の支持ピンに固定されることを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれかに記載の熱線式流量計。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2の支持ピンは、前記流
    体の流れ方向に平行となるように、前記流体の通路内に
    設けられることを特徴とする請求項8記載の熱線式流量
    計。
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