JP2913850B2 - 四輪操舵車両のモータ制御装置 - Google Patents

四輪操舵車両のモータ制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、後輪または前後輪に電
動モータをアクチュエータとするモータステアリング機
構を有し、ハンドル操作時に後輪または前後輪の転舵す
る舵角を電動モータにより制御する四輪操舵車両のモー
タ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動モータをアクチュエータとす
るステアリング機構を後輪に有する四輪操舵車両として
は、例えば、特開昭61−46766号公報に記載のも
のが知られているし、電動モータをアクチュエータとす
るステアリング機構を前後輪に有する四輪操舵車両とし
ては、例えば、特開昭61−89171号公報に記載の
ものが知られている。
【0003】前者の従来出典には、ハンドル操作時にハ
ンドル操作量に応じて前後輪の舵角目標値を決め、この
舵角目標値を得るべく電動モータにより前後輪の舵角を
制御する内容が示され、後者の従来出典には、ハンドル
操作による前輪操舵時に前輪操舵角に応じて後輪舵角目
標値を決め、この後輪舵角目標値を得るべく電動モータ
により前後輪の舵角を制御する内容が示されている。
【0004】以上のような電動モータをアクチュエータ
とするモータステアリング機構では、下記に示すモータ
制御式によりモータ制御が行なわれる。 IM =L・θε−m・ d(θM)+Kp IM :モータ電流 L:比例定数 θε:目標値と追従値との偏差 m:ダンピング定数 d(θM):モータ回転角速度 Kp:フリクション補正定数
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな四輪操舵車両のモータ制御装置にあっては、上記モ
ータ制御式においてダンピング定数mを固定値により与
えるようにしている為、ステップ応答特性及び周波数応
答特性をみた場合、路面負荷の大小により、その特性が
大きく影響を受ける。
【0006】即ち、路面負荷が中程度を基準としてダン
ピング定数mを設定した場合のステップ応答特性をみる
と、図14に示すように、舵角目標値をステップ状で与
えた場合、路面負荷が大きいほど応答性が低くなり、固
定値によるダンピング定数mではその値が大き過ぎて応
答が鈍くなる。また、路面負荷が小さいほど応答性が高
くなり、固定値によるダンピング定数mではその値が小
さ過ぎてオーバシュートが出てしまう。
【0007】また、周波数応答特性をみると、図15に
示すように、特に路面負荷が小さい時に舵角変化速度の
速い高周波数域で、ゲイン特性には共振によるピークが
あらわれ、位相特性には急激な位相低下があらわれる。
【0008】本発明は、上記のような問題に着目してな
されたもので、後輪または前後輪に電動モータをアクチ
ュエータとするモータステアリング機構を有する四輪操
舵車両のモータ制御装置において、旋回時に路面負荷の
変化影響を受けずに最適な応答性及び収束性の維持を図
ることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の四輪操舵車両のモータ制御装置では、路面負荷
相当値を検出し、路面負荷相当値が大きいほどダンピン
グ定数を小さな値に設定してモータ電流を制御する手段
とした。
【0010】即ち、図1のクレーム対応図に示すよう
に、後輪または前後輪に電動モータaをアクチュエータ
とするモータステアリング機構bを有し、ハンドル操作
時に後輪または前後輪を転舵する舵角を電動モータによ
下記のモータ制御式 IM =L・θε−m d(θM)+Kp IM :モータ電流 L:比例定数 θε:目標値と追従値との偏差 m:ダンピング定数 d(θM):モータ回転角速度 Kp:フリクション補正定数 を用いて 制御する四輪操舵車両において、 前記電動モータaにより転舵される車輪の路面負荷相当
値を検出する路面負荷相当値検出手段cと、 前記路面負荷が大きいほどダンピング定数を小さな値
に設定するダンピング定数設定手段dと、 前記電動モータaにより転舵される車輪の舵角追従値変
化速度(=モータ回転角速度d(θM))を検出する舵角追
従値変化速度演算手段eと、 前記ダンピング定数と舵角追従値変化速度d(θM)
用い、上記モータ制御式に基づいてモータ電流IM を演
算するモータ電流演算手段fと、 前記モータ電流演算手段fにより得られたモータ電流を
前記電動モータaに印加するモータ駆動手段gとを備え
ていることを特徴とする。
【0011】
【作用】大きな路面負荷での旋回走行時には、ダンピン
グ定数設定手段dにおいて、路面負荷相当値検出手段c
により検出された路面負荷が大きいほどダンピング定数
が小さな値に設定され、このダンピング定数と舵角
追従値変化速度d(θM)とを用い、モータ制御式に基づい
て電動モータaが制御されることになる。従って、大き
な路面負荷での旋回走行時には、路面負荷によりモータ
ステアリング機構bの減衰力が大きくなるのに対し、モ
タ制御式で与える減衰力を小さくすることで両者によ
るトータル減衰力は最適なものとなり、ステップ応答及
び周波数応答においても応答性及び収束性に高い特性を
示す。
【0012】小さな路面負荷での旋回走行時には、ダン
ピング定数設定手段dにおいて、路面負荷相当値検出手
段cにより検出された路面負荷が小さいことでダンピン
グ定数が大きな値に設定され、このダンピング定数
と舵角追従値変化速度d(θM)とを用い、モータ制御式
基づいて電動モータaが制御されることになる。従っ
て、小さな路面負荷での旋回走行時には、路面負荷によ
りモータステアリング機構bの減衰力が小さくなるのに
対し、モータ制御式で与える減衰力を大きくすることで
両者によるトータル減衰力は最適なものとなり、ステッ
プ応答及び周波数応答においても応答性及び収束性に高
い特性を示す。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】構成を説明する。
【0015】図2は本発明第1実施例の装置が適用され
た四輪操舵車両のモータ制御装置を示す全体システム図
である。
【0016】第1実施例の四輪操舵車両のモータ制御装
置は、図2に示すように、前輪1,2の操舵は、ステア
リングハンドル3と機械リンク式ステアリング機構4に
よって行なわれる。これは、例えば、ステアリングギ
ア、ピットマンアーム、リレーロッド、サイドロッド
5,6、ナックルアーム7,8等で構成される。
【0017】そして、後輪9,10の転舵は、電動式ス
テアリング装置11(モータステアリング機構に相当)
によって行なわれる。この後輪9,10間は、ラックシ
ャフト12、サイドロッド13,14、ナックルアーム
15,16により連結され、ラック12が内挿されたラ
ックチューブ17には、減速機構18とモータ19(電
動モータに相当)とフェイルセーフソレノイド20が設
けられ、このモータ19とフェイルセーフソレノイド2
0は、車速センサ21,前輪舵角センサ22,ストロー
クセンサ23,エンコーダ24,ロードセル25(路面
負荷相当値検出手段に相当)等からの信号を入力するコ
ントローラ26により駆動制御される。
【0018】図3は電動式ステアリング装置11の具体
的構成を示す断面図で、ラック12が内挿されたラック
チューブ17はブラケットを介して車体に固定されてい
る。そして、ラック12の両端部には、ボールジョイン
ト30,31を介してサイドロッド13,14が連結さ
れている。減速機構18は、モータ19のモータ軸に連
結されたモータピニオン32と、該モータピニオン32
に噛合するリングギア33と、該リングギア33に固定
されると共にラックギア12aに噛み合うラックピニオ
ン35とによって構成されている。従って、モータ19
が回転すると、モータピニオン32→リングギア33→
ラックピニオン35へと回転が伝達され、回転するラッ
クピニオン35とラックギア12aとの噛み合いにより
ラックシャフト12が軸方向へ移動して後輪9,10の
転舵が行なわれる。この後輪9,10の転舵量は、ラッ
クシャフト12の移動量、即ち、モータ19の回転量に
比例する。
【0019】前記ラックピニオン35には、その回転角
度を検出するエンコーダ24のセンサー軸24aがカプ
ラ36を介して連結されている。
【0020】前記フェイルセーフソレノイド20には、
ロックピン20aが進退可能に設けられていて、電子制
御系等のフェイル時には、ラックシャフト12に形成さ
れたロック溝12bにロックピン20aを嵌入させるこ
とでラックシャフト12を、後輪9,10が中立舵角位
置を保つ位置に固定するようにしている。
【0021】作用を説明する。
【0022】まず、電動モータをアクチュエータとする
モータステアリング機構では、下記に示すモータ制御式
によりモータ制御が行なわれる。 IM =L・θε−m・ d(θM)+Kp …(1) IM :モータ電流 L:比例定数 θε:目標値と追従値との偏差 m:ダンピング定数 d(θM):モータ回転角速度 Kp:フリクション補正定数 即ち、モータステアリング機構において路面負荷が後輪
舵角に比例して増加する場合、図4に示すように、路面
負荷を模擬したバネ負荷を付加したモデルに置き換える
ことができる。このモータステアリング機構モデルにお
いてモータトルクに対するモータ電流値IM の静特性
は、図5のように比例特性を示す。ここで、モータトル
クは、路面負荷が後輪舵角に比例して増加する関係から
目標値と追従値との偏差に置き換えることができるの
で、図6の特性に示すようになり、静特性を考えた場合
には、次式を得ることができる。
【0023】 IM =L・θε+Kp …(2) 加えて、モータへの駆動指令に対する後輪舵角の応答を
決める動特性は、油圧ステアリング機構等に比べて応答
性の良いモータステアリング機構では減衰性を考えれば
良い。そこで、減衰項である{−m・ d(θM)}を上記
(2) 式に加えることで、(1) 式に示すモータ制御式を得
ることができる。尚、減衰力は舵角追従値変化速度に比
例する関係にあり、この舵角追従値変化速度としては、
上記のようにモータ回転角速度を用いても、また、スト
ローク速度を用いても良い。
【0024】図7はコントローラ26で行なわれるモー
タ制御作動の流れを示すフローチャートであり、以下、
各ステップについて説明する。
【0025】ステップ70では、各センサ21〜25か
ら入力信号が読み込まれる。
【0026】ステップ71では、車速センサ21からの
車速Vと前輪舵角センサ22からの前輪舵角θF に基づ
いて後輪舵角目標値θR*が演算される(舵角目標値演算
手段に相当)。尚、後輪舵角目標値θR*は、例えば、特
開平1−202579号公報等に記載されているような
手法により最適な旋回性能を得るべく求められる。
【0027】ステップ72では、エンコーダ24により
検出されたモータ回転角度θM により後輪舵角追従値θ
R が演算される。
【0028】ステップ73では、後輪舵角目標値θR*か
ら後輪舵角追従値θR を差し引いた絶対値により偏差θ
εが演算される。
【0029】ステップ74では、今回の処理時にエンコ
ーダ24により検出されたモータ回転角度θM と、数回
前の処理時に検出された記憶モータ回転角度θMMに基づ
いてモータ回転角速度d(θM)が演算される(舵角追従値
変化速度演算手段に相当)。
【0030】ステップ75では、ロードセル25により
検出された路面負荷Fによりダンピング定数mが設定さ
れる(ダンピング定数設定手段に相当)。尚、路面負荷
Fに対するダンピング定数mは、図8に示すように、路
面負荷Fが大きいほど小さな値に設定される。
【0031】ステップ76では、モータ電流IM が上記
の式(1) により演算される(モータ電流演算手段に相
当)。尚、比例定数L及びフリクション補正定数Kpは
予め設定された固定値により与えられる。
【0032】ステップ77では、ステップ76で求めら
れたモータ電流IM がモータ19に出力される(モータ
駆動手段に相当)。
【0033】次に、第1実施例装置を搭載した四輪操舵
車両での負荷の異なる路面での旋回作用を説明する。
【0034】(イ)大きな路面負荷での旋回走行時 大きな路面負荷での旋回走行時には、ステップ75にお
いて、ロードセル25により検出された路面負荷Fが大
きいほどダンピング定数mが小さな値に設定され、この
ダンピング定数mとモータ回転角速度d(θM)を掛け合わ
せた減衰項を有するモータ電流制御式(1) に基づいてモ
ータ19が制御されることになる。
【0035】従って、路面負荷の大きな旋回走行時に
は、路面負荷により電動式ステアリング装置11の減衰
力が大きくなるのに対し、モータ電流制御式(1) で与え
る減衰力を小さくすることで両者によるトータル減衰力
は最適なものとなり、図9に示すように、ステップ応答
特性において応答が速く収束の良い特性を示すし、図1
0に示すように、周波数応答特性のゲイン特性及び位相
特性において最適な一次遅れ特性を示す。
【0036】(ロ)小さな路面負荷での旋回走行時 小さな路面負荷での旋回走行時には、ステップ75にお
いて、ロードセル25により検出された路面負荷Fが小
さいダンピング定数mが大きな値に設定され、このダン
ピング定数mとモータ回転角速度d(θM)を掛け合わせた
減衰項を有するモータ電流制御式(1) に基づいてモータ
19が制御されることになる。
【0037】従って、路面負荷の小さな旋回走行時に
は、路面負荷により電動式ステアリング装置11の減衰
力が小さくなるのに対し、モータ電流制御式(1) で与え
る減衰力を大きくすることで両者によるトータル減衰力
は最適なものとなり、図9に示すように、ステップ応答
特性においてオーバシュートが無く収束の良い特性を示
すし、図10に示すように、周波数応答特性のゲイン特
性及び位相特性において最適な一次遅れ特性を示す。
【0038】効果を説明する。
【0039】(1)後輪9,10側に電動式ステアリン
グ装置11を有する四輪操舵車両のモータ制御装置にお
いて、路面負荷Fを検出し、路面負荷Fが大きいほどモ
ータ電流制御式(1) でのダンピング定数mを小さな値に
設定してモータ電流を制御する装置とした為、旋回時に
路面負荷の変化影響を受けずに最適な応答性及び収束性
の維持を図ることができる。
【0040】(2)路面負荷をロードセル25により直
接検出する装置とした為、路面負荷が変化した場合、直
ちにその変化状況が検出されることになり、応答良く最
適なダンピング定数mを設定することができる。
【0041】次に、第2実施例装置について説明する。
【0042】この第2実施例装置は、第1実施例装置が
路面負荷相当値検出手段として路面負荷を直接測定する
ロードセル25を用いた例を示したのに対し、路面負荷
とは比例的な関係を持つ偏差θε(後輪舵角目標値θR*
から後輪舵角追従値θR を差し引いた絶対値)を路面負
荷相当値とした例である。尚、構成については、図2及
び図3に示す第1実施例装置と同様であるので説明を省
略する。
【0043】作用を説明する。
【0044】図11は第2実施例装置のコントローラ2
6で行なわれるモータ制御作動の流れを示すフローチャ
ートであり、ステップ73が第2実施例装置での路面負
荷相当値検出手段に相当する。ステップ78では、図1
2に示すように、ステップ73で求められた偏差θεが
大きいほどダンピング定数mが小さな値に設定される
(ダンピング定数設定手段に相当)。尚、ステップ70
〜ステップ77については、第1実施例装置の場合と同
様であるので説明を省略する。
【0045】従って、例えば、ステップ応答特性で考え
た場合、図13に示すように、後輪舵角目標値θR*と後
輪舵角追従値θR との偏差θεが大きく応答性の必要な
A領域では、ダンピング定数mを小さく設定することで
速応性を得る。また、後輪舵角目標値θR*と後輪舵角追
従値θR との偏差θεが小さく収束性の必要な領域で
は、後輪舵角追従値θR がオーバシュートすることなく
後輪舵角目標値θR*に収束させるためにダンピング定数
mを小さく設定する。
【0046】以上説明してきたように、この第2実施例
装置では、偏差θεを路面負荷相当値とする装置とした
為、路面負荷を検出するロードセル25等を取付けるこ
とのないコスト的に有利な装置により、路面負荷の変化
影響を受けずに最適な応答性及び収束性の維持を図るこ
とができる。
【0047】以上、実施例を図面により説明してきた
が、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があ
っても本発明に含まれる。
【0048】例えば、実施例では、後輪のみにモータス
テアリング機構を採用した適用例を示したが、前後輪に
モータステアリング機構を採用したものであっても良
い。
【0049】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明にあって
は、後輪または前後輪に電動モータをアクチュエータと
するモータステアリング機構を有し、モータ制御式によ
りモータ電流を制御する四輪操舵車両のモータ制御装置
において、路面負荷相当値を検出し、路面負荷相当値が
大きいほどダンピング定数を小さな値に設定してモータ
電流を制御する手段とした為、旋回時に路面負荷の変化
影響を受けずに最適な応答性及び収束性の維持を図るこ
とが出来るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の四輪操舵車両のモータ制御装置を示す
クレーム対応図である。
【図2】第1実施例のモータ制御装置が適用された四輪
操舵車両を示す全体システム図である。
【図3】第1実施例装置の電動式ステアリング装置の具
体的構成を示す断面図である。
【図4】電動式ステアリング装置の台上モデル図であ
る。
【図5】電動式ステアリング装置でのモータトルクに対
するモータ電流値特性図である。
【図6】電動式ステアリング装置での目標値と追従値と
の偏差に対するモータ電流値特性図である。
【図7】第1実施例装置のコントローラで行なわれるモ
ータ制御作動の流れを示すフローチャートである。
【図8】第1実施例装置での路面負荷に対するダンピン
グ定数設定特性図である。
【図9】第1実施例装置でのステップ応答特性図であ
る。
【図10】第1実施例装置での周波数応答特性図であ
る。
【図11】第1実施例装置のコントローラで行なわれる
モータ制御作動の流れを示すフローチャートである。
【図12】第2実施例装置での偏差に対するダンピング
定数設定特性図である。
【図13】第2実施例装置での偏差に対するダンピング
定数設定の考え方を示すステップ応答特性図である。
【図14】ダンピング定数を固定値とし、ステップ状の
目標値を与えた時の路面負荷大の時の追従値応答特性及
び路面負荷小の時の追従値応答特性図である。
【図15】ダンピング定数を固定値とした時の負荷の大
小による周波数応答特性図である。
【符号の説明】
a 電動モータ b モータステアリング機構 c 路面負荷相当値検出手段 d ダンピング定数設定手段 e 舵角追従値変化速度演算手段 f モータ電流演算手段 g モータ駆動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B62D 121:00 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 5/04 B62D 6/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後輪または前後輪に電動モータをアクチ
    ュエータとするモータステアリング機構を有し、ハンド
    ル操作時に後輪または前後輪を転舵する舵角を電動モー
    タにより下記のモータ制御式 IM =L・θε−m d(θM)+Kp IM :モータ電流 L:比例定数 θε:目標値と追従値との偏差 m:ダンピング定数 d(θM):モータ回転角速度 Kp:フリクション補正定数 を用いて 制御する四輪操舵車両において、 前記電動モータにより転舵される車輪の路面負荷相当値
    を検出する路面負荷相当値検出手段と、 前記路面負荷が大きいほどダンピング定数を小さな値
    に設定するダンピング定数設定手段と、 前記電動モータにより転舵される車輪の舵角追従値変化
    速度(=モータ回転角速度d(θM))を検出する舵角追従
    値変化速度演算手段と、 前記ダンピング定数と舵角追従値変化速度d(θM)
    用い、上記モータ制御式に基づいてモータ電流IM を演
    算するモータ電流演算手段と、 前記モータ電流演算手段により得られたモータ電流を前
    記電動モータに印加するモータ駆動手段と、 を備えていることを特徴とする四輪操舵車両のモータ制
    御装置。
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