JP3038930B2 - 四輪操舵車両のモータ制御装置 - Google Patents

四輪操舵車両のモータ制御装置

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JP3038930B2
JP3038930B2 JP387291A JP387291A JP3038930B2 JP 3038930 B2 JP3038930 B2 JP 3038930B2 JP 387291 A JP387291 A JP 387291A JP 387291 A JP387291 A JP 387291A JP 3038930 B2 JP3038930 B2 JP 3038930B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、後輪または前後輪に電
動モータ及び非可逆性ギアをアクチュエータとするモー
タステアリング機構を有し、ハンドル操作時に後輪また
は前後輪の舵角を電動モータにより制御する四輪操舵車
両のモータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動モータ及び非可逆性ギアをア
クチュエータとするステアリング機構を後輪に有する四
輪操舵車両としては、例えば、特開昭61−46766
号公報に記載のものが知られているし、電動モータをア
クチュエータとするステアリング機構を前後輪に有する
四輪操舵車両としては、例えば、特開昭61−8917
1号公報に記載のものが知られている。
【0003】前者の従来出典には、ハンドル操作時にハ
ンドル操作量に応じて前後輪の舵角目標値を決め、この
舵角目標値を得るべく電動モータにより前後輪の舵角を
制御する内容が示され、後者の従来出典には、ハンドル
操作による前輪操舵時に前輪操舵角に応じて後輪舵角目
標値を決め、この後輪舵角目標値を得るべく電動モータ
により前後輪の舵角を制御する内容が示されている。
【0004】以上のような電動モータをアクチュエータ
とするモータステアリング機構では、下記に示すモータ
電流制御式によりモータ制御が行なわれる。
【0005】IM =L・θε−m・ d(θM)+Kp IM :モータ電流 L:比例定数 θε:目標値と追従値との偏差 m:ダンピング定
数 d(θM):モータ回転角速度 Kp:フリクショ
ン補正定数
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな四輪操舵車両のモータ制御装置で、電動モータ及び
ウォームギア等の非可逆性ギアをアクチュエータとする
装置にあっては、目標値に対して追従値が近づいてゆ
き、その偏差が所定以下になると、電動モータに印加す
る小電流値によるモータトルクより非可逆性ギア等によ
るフリクションが上回り、電動モータの動きが止まり、
ステアリング機構を動かしきれない状況が発生する。即
ち、図8に示すように、目標値の増減変化に対し追従値
はフリクションによるヒステリシスを持つ特性を示す。
【0007】加えて、上記モータ電流制御式からも明ら
かなように、モータ電流IM は、目標値と追従値との偏
差θεに比例して印加されることで、直進走行時であっ
て目標値が零の時にもフリクションによるヒステリシス
分で追従値に所定の値を持つことになる為、直進走行時
でありながら小電流によるモータ電流IM を流し続ける
ことになる。
【0008】本発明は、上記のような問題に着目してな
されたもので、後輪または前後輪に電動モータ及び非可
逆性ギアをアクチュエータとするモータステアリング機
構を有する四輪操舵車両のモータ制御装置において、直
進走行時における電力消費の無駄を解消すると共に電動
モータの耐久性を向上させることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の四輪操舵車両のモータ制御装置では、舵角目標
値に基づいて直進走行を判断し、直進走行時にはモータ
電流制御式での電流印加を中止し、強制的にモータ電流
をカットする手段とした。
【0010】即ち、図1のクレーム対応図に示すよう
に、後輪または前後輪に電動モータa及び非可逆性ギア
bをアクチュエータとするモータステアリング機構cを
有し、ハンドル操作時に後輪または前後輪の舵角を電動
モータaにより制御する四輪操舵車両において、前記ハ
ンドル操舵時に所望の舵角目標値を演算する舵角目標値
演算手段dと、電動モータaにより転舵される車輪の舵
角追従値を検出する舵角追従値検出手段eと、前記舵角
目標値と舵角追従値との偏差を演算する偏差演算手段f
と、前記偏差に比例定数を掛け合わせた比例項を有する
モータ電流制御式に基づいてモータ電流を演算するモー
タ電流演算手段gと、前記モータ電流演算手段gにより
得られたモータ電流を前記電動モータaに印加するモー
タ駆動手段hと、前記舵角目標値が零の状態が所定時間
継続しているかどうかにより直進走行を判断する直進走
行判断手段iと、前記直進走行判断手段iにより直進走
行時であると判断された時には偏差の有無にかかわら
ず、強制的にモータ電流をカットする指令を前記モータ
駆動手段hに出力するモータ電流カット手段jとを備え
ていることを特徴とする。
【0011】
【作用】旋回走行時には、偏差演算手段fにおいて、舵
角目標値演算手段dによる舵角目標値と舵角追従値検出
手段eによる舵角追従値との偏差が演算され、モータ電
流演算手段gにおいて、偏差に比例定数を掛け合わせた
比例項を有するモータ電流制御式に基づいてモータ電流
が演算され、モータ駆動手段hにおいて、モータ電流演
算手段gにより得られたモータ電流が電動モータaに印
加される。
【0012】従って、舵角目標値に舵角追従値を収束さ
せるフィードバック制御によりハンドル操舵時に後輪ま
たは前後輪に補助舵角が与えられることになり、最適な
旋回性能が達成される。
【0013】直進走行時には、直進走行判断手段iにお
いて、舵角目標値が零の状態が所定時間継続しているか
どうかにより直進走行が判断され、モータ電流カット手
段jにおいて、偏差の有無にかかわらず、強制的にモー
タ電流をカットする指令がモータ駆動手段hに出力さ
れ、電動モータaへのモータ電流がカットされる。
【0014】従って、電動モータa及び非可逆性ギアb
をアクチュエータとするモータステアリング機構cで
は、フリクションによるヒステリシス影響により偏差が
出てしまいモータ電流制御式に基づいた場合において継
続的に印加されるモータ電流がカットされる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0016】構成を説明する。
【0017】図2は本発明実施例の装置が適用された四
輪操舵車両のモータ制御装置を示す全体システム図であ
る。
【0018】実施例の四輪操舵車両のモータ制御装置
は、図2に示すように、前輪1,2の操舵は、ステアリ
ングハンドル3と機械リンク式ステアリング機構4によ
って行なわれる。これは、例えば、ステアリングギア、
ピットマンアーム、リレーロッド、サイドロッド5,
6、ナックルアーム7,8等で構成される。
【0019】そして、後輪9,10の転舵は、電動式ス
テアリング装置11(モータステアリング機構に相当)
によって行なわれる。この後輪9,10間は、ラックシ
ャフト12、サイドロッド13,14、ナックルアーム
15,16により連結され、ラック12が内挿されたラ
ックチューブ17には、減速機構18(非可逆性ギアに
相当)とモータ19(電動モータに相当)とフェイルセ
ーフソレノイド20が設けられ、このモータ19とフェ
イルセーフソレノイド20は、車速センサ21,前輪舵
角センサ22,ストロークセンサ23,エンコーダ2
4,ロードセル25等からの信号を入力するコントロー
ラ26により駆動制御される。
【0020】図3は電動式ステアリング装置11の具体
的構成を示す断面図で、ラック12が内挿されたラック
チューブ17はブラケットを介して車体に固定されてい
る。そして、ラック12の両端部には、ボールジョイン
ト30,31を介してサイドロッド13,14が連結さ
れている。減速機構18は、モータ19のモータ軸に連
結されたモータピニオン32と、該モータピニオン32
に噛合するリングギア33と、該リングギア33に固定
されると共にラックギア12aに噛み合うラックピニオ
ン35とによって構成されている。従って、モータ19
が回転すると、モータピニオン32→リングギア33→
ラックピニオン35へと回転が伝達され、回転するラッ
クピニオン35とラックギア12aとの噛み合いにより
ラックシャフト12が軸方向へ移動して後輪9,10の
転舵が行なわれる。この後輪9,10の転舵量は、ラッ
クシャフト12の移動量、即ち、モータ19の回転量に
比例する。
【0021】前記ラックピニオン35には、その回転角
度を検出するエンコーダ24のセンサー軸24aがカプ
ラ36を介して連結されている。
【0022】前記フェイルセーフソレノイド20には、
ロックピン20aが進退可能に設けられていて、電子制
御系等のフェイル時には、ラックシャフト12に形成さ
れたロック溝12bにロックピン20aを嵌入させるこ
とでラックシャフト12を、後輪9,10が中立舵角位
置を保つ位置に固定するようにしている。
【0023】作用を説明する。
【0024】まず、電動モータをアクチュエータとする
モータステアリング機構では、下記に示すモータ電流制
御式によりモータ制御が行なわれる。 IM =L・θε−m・ d(θM)+Kp …(1) IM :モータ電流 L:比例定数 θε:目標値と追従値との偏差 m:ダンピング定
数 d(θM):モータ回転角速度 Kp:フリクショ
ン補正定数 即ち、モータステアリング機構において路面負荷が後輪
舵角に比例して増加する場合、図4に示すように、路面
負荷を模擬したバネ負荷を付加したモデルに置き換える
ことができる。このモータステアリング機構モデルにお
いてモータトルクに対するモータ電流値IM の静特性
は、図5のように比例特性を示す。ここで、モータトル
クは、路面負荷が後輪舵角に比例して増加する関係から
目標値と追従値との偏差に置き換えることができるの
で、図6の特性に示すようになり、静特性を考えた場合
には、次式を得ることができる。
【0025】 IM =L・θε+Kp …(2) 加えて、モータへの駆動指令に対する後輪舵角の応答を
決める動特性は、油圧ステアリング機構等に比べて応答
性の良いモータステアリング機構では減衰性を考えれば
良い。そこで、減衰項である{−m・ d(θM)}を上記
(2) 式に加えることで、(1) 式に示すモータ電流制御式
を得ることができる。尚、減衰力は舵角追従値変化速度
に比例する関係にあり、この舵角追従値変化速度として
は、上記のようにモータ回転角速度を用いても、また、
ストローク速度を用いても良い。
【0026】図7はコントローラ26で行なわれるモー
タ制御作動の流れを示すフローチャートであり、以下、
各ステップについて説明する。
【0027】ステップ70では、各センサ21〜25か
ら入力信号が読み込まれる。
【0028】ステップ71では、車速センサ21からの
車速Vと前輪舵角センサ22からの前輪舵角θF に基づ
いて後輪舵角目標値θR*が演算される(舵角目標値演算
手段に相当)。尚、後輪舵角目標値θR*は、例えば、特
開平1−202579号公報等に記載されているような
手法により最適な旋回性能を得るべく求められる。
【0029】ステップ72では、エンコーダ24により
検出されたモータ回転角度θM により後輪舵角追従値θ
R が演算される(舵角追従値演算手段に相当)。
【0030】ステップ73では、後輪舵角目標値θR*か
ら後輪舵角追従値θR を差し引いた絶対値により偏差θ
εが演算される(偏差演算手段に相当)。
【0031】ステップ74では、今回の処理時にエンコ
ーダ24により検出されたモータ回転角度θM と、数回
前の処理時に検出された記憶モータ回転角度θMMに基づ
いてモータ回転角速度d(θM)が演算される。
【0032】ステップ75では、モータ電流IM が上記
の式(1) により演算される(モータ電流演算手段に相
当)。尚、比例定数L,ダンピング定数m及びフリクシ
ョン補正定数Kpは予め設定された固定値により与えて
も良いし、車両諸元を検出して最適の値による可変値に
より与えても良い。
【0033】ステップ76では、ステップ71で求めら
れた後輪舵角目標値θR*が零である状態がto時間継続し
ているかどうかが判断される(直進走行判断手段に相
当)。
【0034】ステップ76でYES、つまり、直進走行
時であると判断された場合には、ステップ77へ進み、
モータ電流IM がIM =0に設定される(モータ電流カ
ット手段に相当)。
【0035】ステップ76でNO、つまり、旋回走行時
であると判断された場合、あるいは、ステップ77でモ
ータ電流IM がIM =0に設定された場合には、ステッ
プ78へ進む。そして、ステップ76→ステップ78へ
進んだ場合には、ステップ75で求められたモータ電流
IM がモータ19に出力され、ステップ77→ステップ
78へ進んだ場合には、ステップ75でのモータ電流I
M の演算にかかわらずモータ電流IM がカットされる
(モータ駆動手段に相当)。
【0036】次に、実施例装置を搭載した四輪操舵車両
での旋回走行時及び直進走行時の作用を説明する。
【0037】(イ)旋回走行時 旋回走行時には、ステップ73において、後輪舵角目標
値θR*から後輪舵角追従値θR を差し引いた絶対値によ
り偏差θεが演算され、ステップ75において、偏差θ
εに比例定数Lを掛け合わせた比例項を有するモータ電
流制御式(1) に基づいてモータ電流IM が演算され、ス
テップ78において、ステップ75での演算により得ら
れたモータ電流IM がモータ19に印加される。
【0038】従って、後輪舵角目標値θR*に後輪舵角追
従値θR を収束させるフィードバック制御によりハンド
ル操舵時に後輪9,10に補助舵角が与えられることに
なり、後輪舵角目標値θR*を決定する時に狙った最適な
旋回性能が達成される。
【0039】(ロ)直進走行時 直進走行時には、ステップ77において、後輪舵角目標
値θR*が零の状態が所定時間to継続しているかどうかに
より直進走行が判断され、ステップ77において、偏差
θεの有無にかかわらず、モータ電流IM がIM =0に
設定され、ステップ78においてモータ19に印加され
ているモータ電流が強制的にカットされる。
【0040】従って、直進走行時にはモータ電流がカッ
トされることになり、モータ電流制御式(1) に基づいた
制御とする場合に比べ電力消費の削減が図られると共
に、モータ19への常時電流印加によるモータ19の耐
久性劣化が防止される。
【0041】即ち、モータ19及び非可逆性ギアである
減速機構18をアクチュエータとする電動式ステアリン
グ装置11では、図8に示すように、フリクションによ
るヒステリシス影響により後輪舵角目標値θR*が零であ
っても偏差θεが出てしまいモータ電流制御式(1) に基
づいた場合において継続的に所定のモータ電流IM が印
加されることになる。
【0042】以上説明してきたように、実施例にあって
は、後輪9,10側にモータ19及び非可逆性ギアであ
る減速機構18をアクチュエータとする電動式ステアリ
ング装置11を有する四輪操舵車両のモータ制御装置に
おいて、後輪舵角目標値θR*に基づいて直進走行を判断
し、直進走行時にはモータ電流制御式(1) での電流印加
を中止し、強制的にモータ電流をカットする装置とした
為、直進走行時における電力消費の無駄を解消すると共
にモータ19の耐久性を向上させることができる。
【0043】以上、実施例を図面により説明してきた
が、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があ
っても本発明に含まれる。
【0044】例えば、実施例では、後輪のみにモータス
テアリング機構を採用した適用例を示したが、前後輪に
モータステアリング機構を採用したものであっても良
い。
【0045】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明にあって
は、後輪または前後輪に電動モータ及び非可逆性ギアを
アクチュエータとするモータステアリング機構を有する
四輪操舵車両のモータ制御装置において、舵角目標値に
基づいて直進走行を判断し、直進走行時にはモータ電流
制御式での電流印加を中止し、強制的にモータ電流をカ
ットする手段とした為、直進走行時における電力消費の
無駄を解消すると共に電動モータの耐久性を向上させる
ことが出来るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の四輪操舵車両のモータ制御装置を示す
クレーム対応図である。
【図2】実施例のモータ制御装置が適用された四輪操舵
車両を示す全体システム図である。
【図3】実施例装置の電動式ステアリング装置の具体的
構成を示す断面図である。
【図4】電動式ステアリング装置の台上モデル図であ
る。
【図5】電動式ステアリング装置でのモータトルクに対
するモータ電流値特性図である。
【図6】電動式ステアリング装置での目標値と追従値と
の偏差に対するモータ電流値特性図である。
【図7】実施例装置のコントローラで行なわれるモータ
制御作動の流れを示すフローチャートである。
【図8】電動モータ及び非可逆性ギアをアクチュエータ
とするモータステアリング機構での目標値に対する追従
値のヒステリシス特性図である。
【符号の説明】
a 電動モータ b 非可逆性ギア c モータステアリング機構 d 舵角目標値演算手段 e 舵角追従値検出手段 f 偏差演算手段 g モータ電流演算手段 h モータ駆動手段 i 直進走行判断手段 j モータ電流カット手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 5/04 B62D 6/00 B62D 7/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後輪または前後輪に電動モータ及び非可
    逆性ギアをアクチュエータとするモータステアリング機
    構を有し、ハンドル操作時に後輪または前後輪の舵角を
    電動モータにより制御する四輪操舵車両において、 前記ハンドル操舵時に所望の舵角目標値を演算する舵角
    目標値演算手段と、 電動モータにより転舵される車輪の舵角追従値を検出す
    る舵角追従値検出手段と、 前記舵角目標値と舵角追従値との偏差を演算する偏差演
    算手段と、 前記偏差に比例定数を掛け合わせた比例項を有するモー
    タ電流制御式に基づいてモータ電流を演算するモータ電
    流演算手段と、 前記モータ電流演算手段により得られたモータ電流を前
    記電動モータに印加するモータ駆動手段と、 前記舵角目標値が零の状態が所定時間継続しているかど
    うかにより直進走行を判断する直進走行判断手段と、 前記直進走行判断手段により直進走行時であると判断さ
    れた時には偏差の有無にかかわらず、強制的にモータ電
    流をカットする指令を前記モータ駆動手段に出力するモ
    ータ電流カット手段と、 を備えていることを特徴とする四輪操舵車両のモータ制
    御装置。
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