JP2913771B2 - 伝送装置 - Google Patents

伝送装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はユーザが停止コマンドを出力させた場合の伝
送装置に係り、特にユーザが得た使用権を自動的に消滅
させる様にした伝送装置に関する。
〔発明の概要〕
本発明はユーザが停止コマンドを出力させた場合に、
ユーザが得た再生を行うためのき使用権を自動的に消滅
させる様にした伝送装置に関し、複数の電子機器が集中
的に配設されたマスタールームから複数のサブルームに
配設された送受信装置に伝送路を介して電子機器から再
生されたデータを伝送する伝送装置において、複数のサ
ブルームの内、所定のサブルームに配設された送受信装
置からマスタールームに配設された複数の電子機器の内
の所定の電子機器に対して停止コマンドを転送する転送
手段と、この転送手段にて転送された停止コマンドを受
信した状態から計時を開始する計時手段と、この計時手
段の計数値に基づいて所定時間内に別なコマンドが転送
手段から転送された場合には停止コマンドを一時停止命
令と解釈して別なコマンドに基づいて制御を行い、計時
手段の計数値に基づいて所定時間内に別なコマンドが転
送手段から転送されない場合には停止コマンドを完全停
止命令と解釈して所定のサブルームからの所定の電子機
器に対する占有権を消滅させるように制御する制御手段
を備えてなる伝送装置とすることで、伝送装置内での限
られたソース源からのオーディオ情報或はビデオ情報等
の伝送データを有効に利用しようとするものである。
〔従来の技術〕
近時、家庭内で、例えばパーソナルコンピュータ、照
明制御端末、ガス漏れ検出手段等の各種電子機器を伝送
用ケーブルで結合し、各種制御を行なうホーム・バスシ
ステムが実用化されている。更に本出願人はオーディオ
やビデオ情報を家庭内で各部屋に1ヶ所から有線で分配
して、適宜情報の視聴が行なえるマルチ・リンクシステ
ム(以下MLSと記す)等も提案した。このMLSは第5図に
示す様に構成されている。
同図で、家屋(1)内の複数の部屋のうち例えば、地
下室或は応接室等をマスタールーム(2)とし、このマ
スタールーム(2)内にマルチプリアンプ等のマルチリ
ンクセンタ(3)を設け、このマルチリンクセンタ
(3)で駆動される複数の機器例えば、CDプレーヤ
(4)、テープカセットデッキ(5)、DATデッキ
(6)、AM,FMチューナ(7)、VTR(8)、レーザディ
スクプレーヤ(9)、左右スピーカ(12L)(12R)を含
むメインアンプ(10)、TV受像機(13)等を集中的に配
設し、マスタールーム(2)内でもリモートコントロー
ラ(以下リモコンと記す)(14)等の操作でこれら複数
の機器内の好みのオーディオ情報(16)やビデオ情報
(15)が視聴出来る様になされている。このマスタール
ーム(2)内のマルチリンクセンタ(3)には有線TV
(CATV)情報等が混合器(17a)及びケーブル(18)を
介して供給されると共に、マスタールーム(2)内に集
中的に配設したオーディオ情報(16)やビデオ情報(1
5)を混合器(17a)と分配器(17b)を介して複数のサ
ブルーム(20)(21)(22)(23)で適宜にリモコン
(14a)〜(14c)により視聴出来る様にケーブル(19)
の配線によって分配されている。各ルーム(20)(21)
(22)にはマルチルンクレシーバ(25)(26)(27)が
設けられ、マルチリンクレシーバ(25)には左右スピー
カ(28L)(28R)が配設され、ルーム(20)では例え
ば、CDプレーヤ(4)等からのオーディオ情報(16)を
聴く様に成され、ルーム(21)ではマルチリンクレシー
バ(26)と左右スピーカ(29L)(29R)とTV受像機(3
0)が配設され、例えばVTR(9)等からのビデオ情報
(15)がリモコン(14b)の操作で視ることが出来る。
ルーム(22)ではリモコン(14c)の操作によって、例
えばDAT(6)等からのオーディオ情報(15)をマルチ
リンクレシーバ(27)及び左右スピーカ(30L)(30R)
で聴くことが出来る。ルーム(23)ではTV受像機(31)
が配設され、例えばCATVが視られる様に成されている。
以下同様に各サブルーム(20)〜(23)でソース源
(4)〜(9)からの適宜ソースを選択することが出来
る様に成されている。
上述のマスタールーム(2)内のマルチリンクセンタ
(3)と各種電子機器(4)〜(9)とのデータやコマ
ンドの授受を、更に詳記すると、マスタールーム(2)
内で混合器(17a)からのTV,CATV情報及び各サブルーム
からの制御信号は2分配器(32)に供給される。2分配
器(32)ではCATV,TV,FM等のRF信号を3分配器(33)に
供給すると共にリモコン制御信号をマルチリンクセンタ
(3)に分配する。マルチリンクセンタ(3)とソース
源である各種電子機器(4)〜(9)は制御ライン(3
4)で直列的に結ばれている。オーディオ情報(16)や
ビデオ情報(15)(以下AV情報と記す)はA/Vライン(3
5)を介してマルチリンクセンタ(3)に並列的に供給
され、AV情報はこのマルチリンクセンタ(3)→2分配
器(32)→ケーブル(18)→混合器(17a)→分配器(1
7b)→ケーブル(19)の経路で各サブルーム(20)〜
(23)内のマルチリンクレシーバ(25)〜(27)に供給
される。
マスタールーム(2)内の2分配器(32)で分配され
たCATV等のRF信号は3分配器(32)で例えば、CATV用の
TV受像機(13)のTV用のRF信号、チューナ(7)のFM用
のRF信号、VTR(9)のTV用のRF信号等に分配されてい
る。
この様なMLSではマルチリンクセンタ(3)と各ルー
ムのマルチリンクレシーバ(25)(26)(27)間でリモ
コン(14a)〜(14c)から供給されるリモコン制御信号
としては現在出願人が統一して使用しているSIRCS:サー
クス(Sony Infrared Remote Control System)が用い
られている。このSIRCS方式は赤外線デジタルコード方
式のリモコンのフォーマットであり、第6図にコードフ
ォーマットを示す。このフォーマットは通常15ビット
(又は12ビット)で構成され、スタートを規定する識別
信号としてのガイドパルス(36)と、このガイドパルス
に続く20より始まる15ビット(又は12ビット)の2進コ
ードを用い7ビットで制御機能を表すデータコード(3
7)を有し、このコードの後の8ビット(又は5ビッ
ト)で商品カテゴリを表す商品コード(38)で1フレー
ム(45ms)を構成している。この商品コード(38)でソ
ース源(4)〜(9)の種類を表しデータコードで電源
のオン・オフ状態等を表す様にSIRCS用の制御信号を用
いて、マスタールーム(2)内の所定のソース源から各
ルーム(20)〜(23)で情報を視聴する際に、各サブル
ーム(20)〜(23)のリモコン(14a)〜(14c)から、
マルチリンクセンタ(3)に例えば、CDプレーヤ
(4)、レーザディスクプレーヤ(9)、DATデッキ
(6)及びVTR(8)からのAV情報を要求して来たとす
れば、マルチリンクセンタ(3)ではこれらのリモコン
からのSIRCS信号を整理して、直列的に例えば、CD情
報、LD情報、DAT情報、VTR情報の順に送出している。
この様にして複数のサブルーム(20)(21)(22)‥
‥からのSIRSC制御信号のコマンドに応じてマルチリン
クセンタ(3)側から要求されたオーディオ情報(16)
又はビデオ情報(15)を各ルームに送出させることが出
来る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の構成に於いて、サブルーム(20)〜(23)側の
リモコン(14a)〜(14c)の操作によって、ソース源で
ある各電子機器(4)〜(9)を停止状態にすることも
出来る様に成されている。この停止状態の操作をリモコ
ン(14a)〜(14c)側で行なった場合にマスタールーム
(2)側のマルチリンクセンタ(3)は各電子機器
(4)〜(9)の停止コード状態をみて、停止モードに
入る様に成っているために、サブルーム(20)〜(23)
側のリモコン操作者が停止状態にした意志が他のソース
源を聴くために停止状態にしたのか、或はテープレコー
ダ等の一時停止状態にして、次に早送り、或は巻戻しを
行なうために停止状態にしたのか等の判断を行なうこと
が出来なかった。
本発明は叙上の如き問題点を解決するために成された
もので、その目的とするところは一時的な停止状態か、
ソース源を使用する意志のない停止状態かを時間によっ
て把握する様にして伝送装置全体のソース源の利用効率
を向上させ様とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は複数の電子機器(4)〜(10)(13)が集中
的に配設されたマスタールーム(2)から複数のサブル
ーム(20)〜(23)に配設された送受信装置(3)(2
5)〜(27)に伝送路(19)を介して電子機器(4)〜
(10)(13)から再生されたデータを伝送する伝送装置
において、複数のサブルーム(20)〜(23)の内、所定
のサブルーム(20)〜(23)に配設された送受信装置
(25)〜(27)からマスタールーム(2)に配設された
複数の電子機器(4)〜(10)(13)の内の所定の電子
機器(4)〜(10)(13)に対して停止コマンドを転送
する転送手段(14d),(14e)と、転送手段(14d),
(14e)にて転送された停止コマンドを受信した状態か
ら計時を開始する計時手段(50)と、この計時手段(5
0)の計数値に基づいて所定時間内に別なコマンドが転
送手段(14d),(14e)から転送された場合には停止コ
マンドを一時停止命令と解釈して別なコマンドに基づい
て制御を行い、計時手段(50)の計数値に基づいて所定
時間内に別なコマンドが転送手段(14d),(14e)から
転送されない場合には停止コマンドを完全停止命令と解
釈して所定のサブルーム(20)〜(23)からの所定の電
子機器(4)〜(10)(13)に対する占有権を消滅させ
るように制御する制御手段(47)を備えてなる伝送装置
となしたものである。
〔作用〕
本発明の伝送装置は停止状態のキーの押圧が成されて
所定時間、例えば10分以内に再生(PLAY)のコマンド要
求が無ければ、使用し続ける意志がないものとみなして
ユーザが専有してプログラムを選択出来る権利(以下使
用権と記す)を消滅させる様にしたので限られた、ソー
ス源のソースを有効に利用出来るものが得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の伝送装置をMLSに適用したものについ
て説明する。
第1図で本発明のMLS用の伝送装置の系統図を説明す
るに先だち、外部信号としてCATV信号受信時の周波数ア
ロケーションを第2図に、第3図に第1及び第2のリモ
コン信号のフォーマットを、第4図に第1のリモコン信
号のバイトデータの定義表を示す。
第2図で(40)はFMされたCATVの例えば、2チャンネ
ルから50チャンネルで45MHz〜370MHzの帯域である。本
例のMLSに用いるAV情報はこのCATV帯域の上下に配置さ
れる。即ち、ビデオ情報(15)はアナログでありAM+FM
変調され、CATV帯域の高域側に配設され、オーディオ情
報(16)はデジタル化され、2相位相変調(2PSK:phase
shift keying)され、CATV帯域の低域側に配される。
オーディオ情報(16)並にビデオ情報(15)は共に周波
数多重変調される。更にリモコン制御用の第1のリモコ
ン信号(41)及び第2のリモコン信号(42)がデジタル
周波数変調(FSK:frequency shift keying)され、第1
のリモコン信号(41)の搬送波は例えば16.5MHzに第2
のリモコン信号(42)の搬送波は例えば17.5MHzに選択
される。これらリモコン信号は時間軸多重変調されてい
る。この第1のリモコン信号はマスタールーム(2)側
から各サブルーム(20)〜(23)側への制御に用いら
れ、第2のリモコン信号(42)は各サブルーム(20)〜
(23)のリモコン(14a)〜(14c)からマスタールーム
(2)のマルチリンクセンタ(3)側への制御に用いら
れる。
第3図は第1及び第2のリモコン信号のフォーマット
を示すもので、第3図Aは第1のリモコン信号(41)で
あり、100ms毎に128バイトのデータがあり、始めに同期
信号(41a)があり、その後に図示しないがデータ送出
ルーム番号、各ルームの送受信許可フラグや第4図A及
びBで示す様に例えば、32バイト〜42バイトの間に現在
のサブルーム(20)〜(23)及びマスタールーム(2)
に使用権者即ち、オーナフラグがあるか否かを判断する
フラグ(41c)及びソース源である各種電子機器(4)
〜(9)の動作状態を示す動作状態情報(41d)やその
他のマスター情報(41b)等を各サブルーム(20)〜(2
2)のマルチリンクレシーバ(25)〜(27)に送出して
いる。サブルームオーナフラグは第4図Aに示す様に32
バイト〜33バイト間に各種電子機器(4)〜(9)に対
応してあり、オーナが無ければ“0"オーナが有れば“1"
のフラグを立てる様に成されている。尚、第4図Aに示
されているPSはアナログ用のプレーヤ、BSは衛生放送、
MDPはマルチディスクプレーヤ、MOは光磁気プレーヤ等
を示すものである。更に、34バイト及び35バイトはマス
タールーム(2)のオーナフラグを示すもので同じく各
種電子機器(4)〜(9)に対応している。
第4図Bはソース源である各種電子機器(4)〜
(9)に対応しての動作状態情報(41d)を示すもので
例えば、36バイト〜42バイト間に、VTR1,VTR2,TAP
E1,TAPE2,CD1,CS2TUNER、DAT,PS,BS,VIDEO3,LD,MDP,
MOの各ソース源を上位4ビット及び下位4ビットに割り
あてている。0H〜5H迄でパワーオン、停止、再生、一時
停止、早送り、巻戻し等の動作状態を表す様にしてい
る。
第3図Bは第2のリモコン信号(42)のフォーマット
を示すもので、100msの間に1024ビットのデータが第1
のサブルームから第16のサブルーム迄の制御データ(42
a)(42b)‥‥(42p)として送られる。各サブルーム
毎のデータは第3図Cに示す様に64ビットデータで始め
に同期信号(42a′)、上述したSIRCSの12〜15ビットの
データ(42c′)、その他のセキュリティ用ステータス
データ(42d′)並にCRC(42e′)より成り、時間軸圧
縮されている。
第1図は本例の伝送装置をMLSに適用した場合の系統
図であり、第5図との対応部分には同一符号を付して重
複説明を省略する。
第1図の破線で示すマルチリンクセンタ(3)は、各
サブルーム(20)〜(22)側のリモコン(14a)〜(14
c)でケーブル(18)〜(19)を介してマスタールーム
(2)側のマルチリンクセンタ(3)に伝送される第1
及び第2のリモコン信号(41)(42)の伝送経路を示し
ている。このマスタールーム(2)内の2分配器(32)
で分配されたリモコン(14a)〜(14c)側からの第2の
リモコン信号(42)は17.5MHzの搬送波を有し、RF回路
(43)でRF処理が成され、次段の第1のデコーダ(44)
では第3図Bに示す100msの第2のリモコン信号のデー
タのうち所定のビットのデータがデコードされて取り出
される。このデコードデータを次の第2のデコーダ(4
5)に入れると第3図Cに示す様な64ビットの1ルーム
単位のデータを出力する。この第2のデコーダ(45)の
出力はマイクロコンピュータ(以下CPUと記す)(47)
に供給される。このCPU(47)は100ms区間の16部屋分同
時に処理することが出来て、メモリ(46)及び時計機能
(タイマ)(50)を有し、このCPU(47)は部屋毎の64
ビットのリモコン信号から読み出したデータを整理し、
リモコン(14a)〜(14c)のコマンド状態をみて、例え
ば、CDプレーヤ(4)やDAT(6)を再生する時にはCD
プレーヤやDATに対応するメモリ内の表にフラグを立て
て、CPU(47)の出力端子(49)からCDプレーヤ
(4)、DAT(6)、チューナ(7)、VTR(8)、メイ
ンアンプ(10)等にフラグの立った制御データを送出す
る。この制御データは第6図で説明したSIRCS信号で1
フレーム45msであり確実性を増すため、2回の一致をみ
てCDプレーヤ(4)、DAT(6)、チューナ(7)、VTR
(8)、メインアンプ(10)等の複数の電子機器に制御
データを与える様にしている。
この様にして、例えば、所定のソース源のうちのCDプ
レーヤ(4)のオーディオ情報(16)が、第5図で示し
たA/Vライン(35)を介してマルチリンクセンタ(3)
内の変調回路で変調されてサブルーム(20)〜(23)側
に伝送されることになる。今、仮にサブルーム(20)の
リモコン(14a)の操作によりマスタールーム(2)の
マルチセンタ(3)にCDプレーヤ(4)の演奏要求コマ
ンドを発して、マルチリンクセンタ(3)を介してサブ
ルーム(20)にCDプレーヤ(4)からオーディオ情報
(16)が送出されていたとする。勿論このオーディオ情
報(16)の内容は他のサブルーム(21)(22)等で聴く
ことも出来る。この再生状態ではマスタールーム(2)
のマルチリンクセンタ(3)は第4図Aに示したCD1に
サブルームオーナフラグの“1"を立てて各サブルームの
マルチリンクレシーバ(25)〜(27)に伝送する。
次にこの再生状態でサブルーム(21)から他のオーデ
ィオ情報(他の曲)を聴きたい為にCDプレーヤ(4)を
停止させ様とし、リモコン(14b)から停止キー(14d)
を押圧して停止コードを送信しても、CDプレーヤ(4)
の使用権はサブルーム(20)のオーナが持っているため
マスタールーム(2)側のマルチリンクセンタ(3)の
CPU(47)はサブルーム(21)からのCDプレーヤ停止要
求コマンドを無視する。CPU(47)は第4図Bに示すソ
ース源である各電子機器の動作状態情報をサブルーム
(20)〜(23)に伝送しているので、これらのメモリデ
ータをみることで各電子機器の動作状態をサブルーム側
でも把握出来る。勿論、他の例えば、サブルーム(22)
から各種電子機器の内のテープデッキ(5)へのデータ
要求コマンドが出された場合にはマルチリンクセンタ
(3)はサブルーム(22)にテープデッキ(5)のオー
ディオ情報を伝送する。
更に、サブルーム(22)で聴いているテープデッキ
(5)のオーディオ情報(16)を例えば、パワーオフさ
せた場合、或は他のソース源であるLDプレーヤ等を選択
した場合には、サブルーム(22)が持っているオーナフ
ラグ“1"を“0"に変える必要があり、サブルーム(22)
のテープデッキ(5)のオーディオ情報を選択する使用
権が消滅されることに成る。然し、サブルーム(22)の
オーナがリモコン(14c)の停止キー(14e)を押圧して
停止コードを送信した場合に、マスタールーム(2)側
のCPU(47)は第4図Bに示す“STOP"状態の“1H”をみ
て直ちに停止状態とすると、真の停止であるか、或はテ
ープデッキを早送り(FF)又は巻戻し(REW)にする過
程で停止状態にしたのかの判断が出来ない。即ち、FFや
REWの為に停止状態にしたり、数分間停止状態にしてい
ても、使用し続ける意志がある場合もあり得る。そこ
で、本例ではCPU(47)内のタイマ(50)のカウンタを
停止コードを読み込んだ状態でスタートさせる。このカ
ウンタが所定の時間、例えば、10分を経過する迄にサブ
ルーム(22)から再生(PLAY)コードが来なければ、サ
ブルーム(22)のオーナは現在のテープデッキ(5)を
使用し続ける意志がないものと判断し、カウンタをイン
クリメントさせる。この間10分以内ではサブルーム(2
2)のオーナはテープデッキ(5)を選択する使用権を
消滅させられることはなく、使用権を保持し続け、オー
ナフラグ“1"を立て続けるが10分経過以内に再生コマン
ドが来なければオーナフラグは“0"となり使用権が消滅
する様に成されている。
本例では上述の様に構成させたので停止コマンドが来
た状態で停止状態が保持され続けて、限られたソース源
の内の1つの電子機器が利用出来ない従来構成に比べれ
ば、使用機器を停止したまま一定時間経過しても再生状
態にさせない場合には使用権を消滅させて、真の停止状
態(パワーオフ状態)と同様に自動的に処理されるので
複数のユーザが用いる限れらたソースを有効に利用する
ことが出来るものが得られる。
尚、本発明は叙上の実施例に限定されることなくホー
ムバスシステムに適用させる等、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更し得ることは明らかである。
〔発明の効果〕
本発明の伝送装置によれば複数のユーザが限られたソ
ース源を効率よく選択出来るものが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の伝送装置の一実施例を示す系統図、第
2図はMLSの周波数アロケーションを示す図、第3図は
リモコン信号のフォーマットを示す図、第4図は第1の
リモコン信号のバイトデータの定義を示す図、第5図は
従来のMLSの構成図、第6図はデジタルリモコンフォー
マットの説明図である。 (1)は家屋、(3)はマルチリンクセンタ、(4)は
CDプレーヤ、(5)はデッキ、(6)はDAT、(7)は
チューナ、(8)はVTR、(9)はCDプレーヤ、(10)
はメインアンプ、(20)〜(23)はサブルーム、(25)
〜(27)はマルチリンクレシーバ、(44)及び(45)は
デコーダ、(47)はCPU、(50)はタイマである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の電子機器が集中的に配設されたマス
    タールームから複数のサブルームに配設された送受信装
    置に伝送路を介して電子機器から再生されたデータを伝
    送する伝送装置において、 上記複数のサブルームの内、所定のサブルームに配設さ
    れた送受信装置から上記マスタールームに配設された複
    数の電子機器の内の所定の電子機器に対して停止コマン
    ドを転送する転送手段と、 上記転送手段にて転送された停止コマンドを受信した状
    態から計時を開始する計時手段と、 上記計時手段の計数値に基づいて所定時間内に別なコマ
    ンドが上記転送手段から転送された場合には上記停止コ
    マンドを一時停止命令と解釈して上記別なコマンドに基
    づいて制御を行い、 上記計時手段の計数値に基づいて所定時間内に別なコマ
    ンドが上記転送手段から転送されない場合には上記停止
    コマンドを完全停止命令と解釈して上記所定のサブルー
    ムからの上記所定の電子機器に対する占有権を消滅させ
    るように制御する制御手段を備えてなる伝送装置。
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