JP2913732B2 - Lc複合部品 - Google Patents

Lc複合部品

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JP2913732B2
JP2913732B2 JP5523490A JP5523490A JP2913732B2 JP 2913732 B2 JP2913732 B2 JP 2913732B2 JP 5523490 A JP5523490 A JP 5523490A JP 5523490 A JP5523490 A JP 5523490A JP 2913732 B2 JP2913732 B2 JP 2913732B2
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JP
Japan
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flange
terminal plate
terminal
chip capacitor
bent
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JP5523490A
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久代 三好
豊典 金高
健二 竹田
泰弘 米沢
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオテープレコーダ、テレビジョン受像
機等の信号回路で、フィルタ及び遅延素子等として使用
されるLC複合部品に関するものである。
従来の技術 従来のLC複合部品の一例を第3図及び第4図を参照し
ながら説明する。
11はプラスチック等からなる複数個の鍔11aを有する
多連同軸状のボビンで、この多連同軸ボビン11の鍔11a
間にはコイル12が巻回されている。また、各鍔11aの上
面には、それぞれチップコンデンサ装着部11bが突設さ
れ、この上に角型チップコンデンサ13が装着されてい
る。端子板14は前記鍔11a内で直角に折り曲げられて埋
設されており、一方の端14aは鍔11aの上面に露出してコ
イル12の端部リード線12aと角型チップコンデンサ13が
接続されている。また、端子板14の他方の端14bは鍔11a
の側面に露出して外部接続端子となり、外部回路との接
続に必要な端子板14のみを折り曲げてプリント基板の接
続端子とし、残りの不要な端子は鍔11aの側面部で使用
上支障のない寸法に切断するようにしてLC複合部品が構
成されていた。
発明が解決しようとする課題 このような従来のLC複合部品では、LC複合部品の軽薄
短小化が進んだ際、鍔11a内に植設された端子板14と鍔1
1aの材料であるプラスチック等との接している面積が少
なくなり、鍔11aによる端子板14の保持力が弱くなり、
特に端子板14を折り曲げた時に、端子板14が保持でき
ず、端子板14の出口の鍔11aの一部が欠けたり、ときに
は端子板14が鍔11aから脱落するという問題を有してい
た。
本発明は上記課題を解決するもので、鍔と鍔内に埋設
されている端子との接触面積を多くすることにより鍔の
端子保持力を強化することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、複数個の鍔と、
前記鍔の間に形成された巻溝と、前記巻溝に巻線を巻装
して複数個のコイルを形成する多連同軸ボビンと、前記
鍔に埋設するとともに、一端をチップコンデンサ接続用
端子として前記鍔の上面から露出し、他端を実装接続す
るための外部リード端子として前記鍔の側面から露出し
たL字状端子板と、前記鍔の上面に装着するとともに、
前記端子板の一端と接続したチップコンデンサとを備
え、前記端子板は、前記鍔内で鋭角に折曲し、一端まで
を直線形状にするとともに、前記外部リード端子を下方
に折り曲げており、前記チップコンデンサは前記鍔の上
面に直接装着した構成である。
作用 本発明は上記した構成により、鍔と端子板との接触面
積を多くすることができるので、鍔の端子保持力が強化
され、端子板の折曲げ時の鍔の欠けや端子板の鍔からの
脱落を防止することができるものである。
さらに、端子板は折曲した部分から一端までを直線形
状とし、チップコンデンサを鍔の上面に直接装着してい
るので、鍔の上面とチップコンデンサとの間には何も介
在せず、低背化を図ることができるとともに、端子板の
折曲ばらつきによる寸法精度の悪化を防止することもで
きる。
実施例 以下、本発明の一実施例について第1図及び第2図を
参照しながら説明する。
なお、従来例と同一部材については同一番号を付し説
明を省略する。
1はプラスチック等からなる鍔11aに埋設されたL字
状の端子板で、その一端1aはチップコンデンサ接続端子
として鍔11aの上面に、他端1bは外部リード端子として
鍔11aの側面に露出している。この端子板1のL字状部
は鋭角θに形成され、この鋭角部θが鍔11a内に埋設さ
れている。これにより埋設部の長さlは従来より長くな
り、端子板1は鍔11aにより強固に保持されるものであ
る。
上記構成において、鍔11aの上面に角型チップコンデ
ンサ13を装着し、その電極とチップコンデンサ接続端子
1aを接続し、必要な外部リード端子1bを下方に折り曲
げ、不要の外部リード端子1bを切除してプリント基板に
実装接続するものである。
上記の外部リード端子1bの折り曲げにおいて本発明の
実施例によれば、端子板1は鋭角θに折り曲げられてい
るので、鍔11aに埋設されている埋設部の長さlは長く
なっており、端子板1は鍔11aに強固に保持されて鍔11a
の欠けや端子板1の脱落を防止することができるもので
ある。
さらに、端子板は折曲した部分から一端までを直線形
状とし、チップコンデンサを鍔の上面に直接装着してい
るので、鍔の上面とチップコンデンサとの間には何も介
在せず、低背化を図ることができるとともに、端子板の
折曲ばらつきによる寸法精度の悪化を防止することもで
きる。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明によればL
字型の端子板を鋭角に折り曲げて鍔内に埋設しているの
で、鍔と端子板の接触面積が大きくなって端子板が強固
に保持され、外部リード端子の折り曲げ時に発生する鍔
の欠けや端子板の脱落を防止することができる。
さらに、端子板は折曲した部分から一端までを直線形
状とし、チップコンデンサを鍔の上面に直接装着してい
るので、鍔の上面とチップコンデンサとの間には何も介
在せず、低背化を図ることができるとともに、端子板の
折曲ばらつきによる寸法精度の悪化を防止することもで
きる。
よって、この種のLC複合部品の軽薄短小の要請にも応
えることのできるLC複合部品となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のLC複合部品の外観斜視図、
第2図は同側面図、第3図は従来のLC複合部品の外観斜
視図、第4図は同側面図である。 1……端子板、1a……チップコンデンサ接続端子、1b…
…外部リード端子、11…多連同軸ボビン、11a……鍔、1
2……コイル、13……角型チップコンデンサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米沢 泰弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−119516(JP,A) 特開 昭59−161010(JP,A) 実開 昭57−113408(JP,U) 実開 昭55−102749(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01F 27/00 H01G 17/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の鍔と、前記鍔の間に形成された巻
    溝と、前記巻溝に巻線を巻装して複数個のコイルを形成
    する多連同軸ボビンと、前記鍔に埋設するとともに、一
    端をチップコンデンサ接続用端子として前記鍔の上面か
    ら露出し、他端を実装接続するための外部リード端子と
    して前記鍔の側面から露出したL字状端子板と、前記鍔
    の上面に装着するとともに、前記端子板の一端と接続し
    たチップコンデンサとを備え、前記端子板は、前記鍔内
    で鋭角に折曲し、一端までを直線形状にするとともに、
    前記外部リード端子を下方に折り曲げており、前記チッ
    プコンデンサは前記鍔の上面に直接装着したLC複合部
    品。
JP5523490A 1990-03-06 1990-03-06 Lc複合部品 Expired - Lifetime JP2913732B2 (ja)

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JPH03256306A JPH03256306A (ja) 1991-11-15
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JPH0727126U (ja) * 1992-09-18 1995-05-19 東光株式会社 インダクタ用ボビン
JP6610783B2 (ja) * 2016-06-01 2019-11-27 株式会社村田製作所 フィルタ回路およびコネクタ

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