JP2913702B2 - マルチプロセッサシステムのアクセス受付制御方式 - Google Patents

マルチプロセッサシステムのアクセス受付制御方式

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JP2913702B2
JP2913702B2 JP28048489A JP28048489A JP2913702B2 JP 2913702 B2 JP2913702 B2 JP 2913702B2 JP 28048489 A JP28048489 A JP 28048489A JP 28048489 A JP28048489 A JP 28048489A JP 2913702 B2 JP2913702 B2 JP 2913702B2
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access control
access
cpu
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multiprocessor system
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裕史 須藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はマルチプロセッサシステムのアクセス受付制
御方式に関する。
〔従来の技術〕
第3図は従来のマルチプロセッサシステムのアクセス
受付制御方式の一例を示すシステムブロック図で、プラ
イオリティエンコーダなどのアクセス制御手段を何段か
重ねて構成されている。第3図ではA,Bの2段重ねで構
成しており、アクセス制御部1A,〜4Aはそれぞれ8台のC
PUからのアクセス受付制御を行なうことができ、アクセ
ス制御部5Bは各アクセス制御部1A,〜4Aからの受付制御
を行なってイネーブル信号を出力していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のマルチプロセッサシステムのアクセス
受付制御方式では、順送りの優先決定方式を用いていた
ため、A段のアクセス制御部にそれぞれCPUが8台ずつ
接続されていれば問題はないが、CPUの台数がアクセス
制御部ごとに変化する可能性のあるシステムでは、例え
ばアクセス制御部1A,2Aには8台ずつCPUが接続され、3A
には3台のCPUが接続されているとすれば、1A,2Aに接続
されているCPUのアクセスが受け付けられる確率は1/8×
1/3=1/24となり、3Aに接続されたCPUの確率は1/3とな
る。(なお、4AにはCPUが接続されていないとして、こ
こでは考慮しない。)その差は8倍にもなっている。つ
まり、1Aに接続されている1つのCPUのアクセスを受け
付けてから次にこのCPUからのアクセスを受け付けるま
でに3Aに接続されたCPUからのアクセスが8回受け付け
られる可能性がある。
このように従来の方式では、不平等なアクセス受付制
御がなされることがあるという欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のマルチプロセッサシステムのアクセス受付制
御方式は、n個のCPUからm本のバスを介して単一の装
置をアクセスするマルチプロセッサシステムにおいて、
前記単一の装置が前記n個のCPUからのアクセスを受け
付けるCPU実装情報レジスタと、このCPU実装情報レジス
タからの情報を保持するアクセス制御レジスタと、この
アクセス制御レジスタを順に指示するm×n進カウンタ
と、前記アクセス制御レジスタからの情報を復号化する
デコーダを含んでなる重み付きアクセス制御回路を備
え、前記CPU個数nに関わらず前記n個のCPUからのアク
セスを均等に選択することを特徴とする。
〔実施例〕
次に、本発明について第1図,第2図を参照して説明
する。
第1図は本発明のマルチプロセッサシステムのアクセ
ス受付制御方式の一実施例を示すシステムブロック図、
第2図は第1図におけるアクセス制御レジスタの内容の
一例を示す図である。
第1図において、マルチプロセッサシステムはアクセ
ス制御部1A,〜4Aとそれぞれバス11A,〜14Aを介して接続
された複数のCPUからなる。本実施例では、アクセス制
御部1AにはCP00〜CP07の8台のCPUが、アクセス制御部2
AにはCP08〜CP13の6台のCPUが、アクセス制御部3Aには
CP14の1台のCPUが接続されているものとする。従ってC
P00〜CP07はそれぞれ1/8の確率で、CP08〜CP13はそれぞ
れ1/6の確率で、CP14は1の確率で選択される。アクセ
ス制御部1A,〜4Aの出力は重み付きアクセス制御回路6
に入力される。重み付きアクセス制御回路6はCP00〜CP
14からのアクセスを受け付けるCPU実装情報レジスタ60
と、CPU実装情報レジスタ60からの情報を保持するアク
セス制御レジスタ61と、アクセス制御レジスタ61内のア
ドレスを順に指示するm×n進カウンタ62と、アドレス
制御レジスタ61からの情報を復号化するデコーダ63を含
んでなる。
次に第2図において、アドレス1〜32はm=4,n=8
としたm×n進カウンタ62(第1図に図示)の出力に対
応し、内容はアクセス制御部1A,〜4A(第1図に図示)
を示し、対応するCPナンバの欄で空白のところはCPUが
未実装であることを示している。
続いて本実施例の動作について説明する。
アクセス制御部1A,2A,3Aで仮りにCP01,CP10,CP14
それぞれ選択したとする。これらのCPUからのアクセス
リクエストが重み付きアクセス制御回路6に入力される
と、オアゲート64を介してm×n進カウンタ62を起動す
る。ここではアクセス制御レジスタ61にCPU実装情報レ
ジスタ60からの情報を元にしてアクセス制御部1A,〜4A
のどれを通過したアクセスかを記憶しているので、その
レジスタ(ここでは32個)を順次m×n進カウンタ62で
読み出し、最適なCPUを選択した時点でアクセス制御レ
ジスタ61はデコーダ63および選択したアクセス制御部対
応のアンドゲート(AND)を介してイネーブル信号を出
力すると共に、前記ANDの出力をオアゲート65を介して
ストップ信号としてm×n進カウンタ62に送ってm×n
進カウンタ62を停止させる。
この際、アクセス受付けの重み付けはアクセス制御レ
ジスタ61によってなされている。本実施例ではアクセス
制御レジスタの内容は第2図に示すようになっており、
重み付きアクセス制御回路6によりアクセス制御部1A,2
A,3Aからのアクセスにはそれぞれ8/15,6/15.1/15の重み
を付加されているので、アクセス制御部1A,2A,3AでC
P01,CP10,CP14がそれぞれ選択される確率1/8,1/6,1と
それぞれ掛け合わせると、すべてが1/15の確率となり、
アクセス受付けの不平等さが解消される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、CPU実装情報レジスタ
からの情報によりアクセス制御部に重み付けを行なうこ
とにより、CPU台数に不均衡があっても、またアクセス
制御手段が何段重ねられても、CPUの選択の確率が平等
化される効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のマルチプロセッサシステムのアクセス
受付制御方式の一実施例を示すシステムブロック図、第
2図は第1図におけるアクセス制御レジスタの内容の一
例を示す図、第3図は従来のマルチプロセッサシステム
のアクセス受付制御方式の一例を示すシステムブロック
図である。 1A,〜4A,5B…アクセス制御部、6…重み付きアクセス制
御回路、11A,〜14A…バス、60…CPU実装情報レジスタ、
61…アクセス制御レジスタ、62…m×n進カウンタ、63
…デコーダ、64,65…オアゲート、AND…アンドゲート、
CP00,〜CP14…CPU。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】n個のCPUからm本のバスを介して単一の
    装置をアクセスするマルチプロセッサシステムにおい
    て、前記単一の装置が前記n個のCPUからのアクセスを
    受け付けるCPU実装情報レジスタと、このCPU実装情報レ
    ジスタからの情報を保持するアクセス制御レジスタと、
    このアクセス制御レジスタを順に指示するm×n進カウ
    ンタと、前記アクセス制御レジスタからの情報を復号化
    するデコーダを含んでなる重み付きアクセス制御回路を
    備え、前記CPU個数nに関わらず前記n個のCPUからのア
    クセスを均等に選択することを特徴とするマルチプロセ
    ッサシステムのアクセス受付制御方式。
JP28048489A 1989-10-26 1989-10-26 マルチプロセッサシステムのアクセス受付制御方式 Expired - Lifetime JP2913702B2 (ja)

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JPH03141459A JPH03141459A (ja) 1991-06-17
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