JP2912911B1 - コンクリート床版の穿孔方法 - Google Patents
コンクリート床版の穿孔方法Info
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- B28D1/02—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
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Abstract
リート床版の広い範囲にわたって、ボルト挿通孔等を多
数穿孔する場合、舗装の輪立掘や路面の傾斜等からそれ
ぞれダイヤモンドコアードリルの芯ずれが生じるため、
全体に角度を統一しての精度の高い穿孔は不可能に近
い。 【解決手段】 複数のダイヤモンドコアードリルをドリ
ル刃によりコンクリート床版の穿孔が可能になるように
して架台高調整装置を備えた取り付け台に取り付け固定
してダイヤモンドコアードリル取り付け台をコンクリー
ト床版上に載置するとともに、床版下面の勾配を測定
し、この下面の勾配と平行になるように架台高調整装置
を操作してダイヤモンドコアードリル取り付け台の勾配
を調整した後、ダイヤモンドコアードリル取り付け台を
コンクリート床版上に固定して複数のダイヤモンドコア
ードリル刃を作動させて穿孔する。
Description
ト床版の穿孔方法に関するものである。
れる機器としては、削岩機やダイヤモンドコアードリル
が知られているが、コンクリート床版上面と下面に鉄筋
等が配置されている場合には、これが障害となって削岩
機での穿孔は不可能な場合があるため、通常はダイヤモ
ンドコアードリルが使用される。
ば、図14及び図15に示すように、ドリル刃1aを備
えたコアードリル本体1bが、支持台固定用コンクリー
トアンカー1c及び支持台高さ調整ボルト1dを備えた
コアードリル支持台1fに直立されたコアードリル支持
支柱1eに取り付けられてなっている。使用に当って
は、コアードリル支持台1fをコンクリート床版等に支
持台高さ調整ボルト1dを用いて高さ調整をし、支持台
固定用コンクリートアンカー1cを用いて、取り付け固
定する。穿孔は、ドリル刃を、内蔵されたモーターの作
動により回転させるとともにモーターの作動又は手動に
より推進して行う。
アードリルを用いての穿孔は一般的であり、汎用されて
はいるが、穿孔される側のコンクリート床版の条件が異
なることからつぎのような幾つかの課題がある。
上の舗装bは、通行車輌の荷重により輪立掘れができて
いる場合があり、平面性に欠けており、コンクリート床
版a下面に定められた穿孔位置(コンクリート床版の直
角位置)を精度高く狙うのは不可能に近い。すなわちア
スファルト舗装輪立掘によりダイヤモンドコアードリル
cは芯ずれが生じる。
床版a上の舗装bは、排水のための勾配が設けられてお
り、コンクリート床版上面より、下面の所定の位置(コ
ンクリート床版の直角位置)を狙うのは同様に不可能に
近い。すなわち、アスファルト舗装排水勾配により、ダ
イヤモンドコアードリルcは芯ずれが生じる。
の線形曲線区間においては、穿孔場所が異なることによ
り横断勾配に変化があり、コアードリル支持台をその都
度、床版の勾配に合わせることは大変である。図19に
おいて、(a)は図18のA−A断面、(b)は同B−
B断面、(c)は同C−C断面、(d)は同D−D断面
を示す。
ンクリート床版の上下面に鋼板を接合する補強工法にお
いて、両鋼板をボルト止めするため、コンクリート床版
の上下面に貫通するボルト挿通孔の複数を穿孔するよう
な場合、ボルト挿通孔のコンクリート床版に対する角度
は、直角方向に揃える必要があるが、一つ一つの穿孔で
は角度を全体的に統一することはほとんど不可能に使
い。
をつぎのようにすることにより、多数の孔を角度を統一
してコンクリート床版に穿孔することができるようにし
たものである。
複数のダイヤモンドコアードリルを、ドリル刃によりコ
ンクリート床版の穿孔が可能になるようにして、架台高
調整装置を備えた取り付け架台に取り付けて固定したダ
イヤモンドコアードリル取り付け台をコンクリート床版
上に載置するとともに、床版下面の勾配を測定し、この
下面の勾配と平行になるように架台高調整装置を操作し
てダイヤモンドコアードリル取り付け台の勾配を調整し
た後、ダイヤモンドコアードリル取り付け台をコンクリ
ート床版上に固定して、複数のダイヤモンドコアードリ
ルのドリル刃を作動させて穿孔することを特徴とするコ
ンクリート床版の穿孔方法とするものである。
いて説明する。
に使用するダイヤモンドコアードリル取り付け台を説明
する。
のが使用でき、この例ではドリル刃1aを備えたドリル
本体1bが架台取り付け用支持台1fに直立されたコア
ードリル支持支柱1eに取り付けられてなっている。ド
リル刃1aの回転は、内蔵されたモーターの作動により
行い、ドリル刃の推進は、ハンドル1hを手動で回転さ
せて行う。
モンドコアードリル1を設置することのできる大きさに
して、この例では10基のダイヤモンドコアードリル1
が設置できる大きさにして、ドリル刃1aが挿通される
ドリル刃挿通孔2aが形成されている。なお必要によ
り、該架台をコンクリート床版上にアンカーボルトによ
り固定するためのボルト挿通孔2bが形成される。
け架台2の長手方向両端に接続具7aにより取り付けら
れた両架台支持桁7の両端にそれぞれ接続具3cを介し
て取り付けられている。架台高調整装置3の具体例を図
4及び図5に示す。
置3の例である。油圧ジャッキ3aは、接続具3cの筒
状部に内包されており、下端にキャスター3dを備えた
シャフト3e上部に接続されるとともに接続具3cによ
り架台支持桁7に取り付けられている。
の例である。下端にキャスター3d、上端にハンドル3
fを備えた雄ねじ付きのシャフト3eが、接続具3cの
雌ねじ(図示しない)を内面に有する筒状部に螺合して
一体となって、接続具3cにより架台支持桁7に取り付
けられている。
ドリル1と取り付け架台2は、架台取り付け用支持台1
fが、取り付け架台2にボルト1gで固定されて一体と
なり、全体としてダイヤモンドコアードリル取り付け台
10が形成される。この例では、複数のダイヤモンドコ
アードリル1のドリル刃1aの位置が、取り付け架台2
の中央横断方向に直線上に位置している。
コアードリル1の取り付け方法を変えたダイヤモンドコ
アードリル取り付け台10の別の例を示す。
装置3を備えた取り付け架台2に固定する点は、先の例
示と同じであるが、複数のダイヤモンドコアードリル1
のドリル刃1aの位置が、取り付け架台2の両外側横断
方向のそれぞれの直線上に位置するようにしてあるとこ
ろが異なる。この場合ダイヤモンドコアードリル1のド
リル刃1aは、取り付け架台2の外側に位置するので、
先の例のように取り付け架台2にドリル刃挿通孔を設け
る必要はない。2bは上述の例と同様に必要により設け
たボルト挿通孔である。
イヤモンドコアードリル取り付け台10を用いてのコン
クリート床版aの穿孔方法を説明する。
aの下面に勾配定規4を当て、コンクリート床版aの勾
配を測定する。
床版aにダイヤモンドコアードリル取り付け台10を載
置する。このとき、コンクリート床版a上の舗装bの不
陸等により、ダイヤモンドコアードリル取り付け台10
は必ずしもコンクリート床版aに対して平行とはなって
いない。
け台10を先に測定したコンクリート床版aの下面の勾
配と平行となるように架台高調整装置3の調整つまみ3
eを操作して高さ調整をする。互いに平行になったらダ
イヤモンドコアードリル取り付け台10をコンクリート
床版aに固定する。固定の方法は、取り付け架台2に穿
孔したアンカーボルト挿入孔2bを介して図10、図1
1のようにして固定する。
ードリル取り付け台10を固定した後、図9に示すよう
にドリル刃1aを作動させて、コンクリート床版aの穿
孔を行う。
2bにアンカーボルト5を挿通して固定した状態を示
し、図11は、同じくコンクリートアンカー6を用いて
固定した状態を示す。
0をコンクリート床版aに固定する方法としては、その
他に図12に示すような、取り付け架台2をフォークリ
フト用パレットのように形成し、フォークリフトeのフ
ォークをフォーク挿入口に挿入して固定する方法、図1
3に示すようなパワショベルカーfのアタッチメントg
を取り替えることによって取り付け架台2を押さえつけ
る方法等がある。
つぎの効果を有する。
調整装置を備えた取り付け架台に取り付けたダイヤモン
ドコアードリル取り付け台を、架台高調整装置を操作し
て測定したコンクリート床版の勾配に平行になるように
してコンクリート床版に固定して設置するので、コンク
リート床版の同一勾配の広い範囲にわたって、芯ずれを
生じることなく、同一角度の穿孔が可能となる。
である。
である。
である。
施の形態を示す平面図である。
用いて測定する説明図である。
取り付け台を載置した状態を示す正面図である。
させた状態を示す正面図である。
カーボルトを用いてコンクリート床版上に固定する説明
図である。
クリートアンカーを用いてコンクリート床版上に固定す
る説明図である。
ークリフトを用いてコンクリート床版上に固定する説明
図である。
ーショベルを用いてコンクリート床版上に固定する説明
図である。
ある。
ある。
孔における芯ずれ状態を示す説明図である。
孔における芯ずれ状態を示す説明図である。
−B断面図、(c)はC−C断面図、(d)はD−D断
面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のダイヤモンドコアードリルを、ド
リル刃によりコンクリート床版の穿孔が可能になるよう
にして、架台高調整装置を備えた取り付け架台に取り付
けて固定したダイヤモンドコアードリル取り付け台をコ
ンクリート床版上に載置するとともに、床版下面の勾配
を測定し、この下面の勾配と平行になるように架台高調
整装置を操作してダイヤモンドコアードリル取り付け台
の勾配を調整した後、ダイヤモンドコアードリル取り付
け台をコンクリート床版上に固定して、複数のダイヤモ
ンドコアードリルのドリル刃を作動させて穿孔すること
を特徴とするコンクリート床版の穿孔方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14038298A JP2912911B1 (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | コンクリート床版の穿孔方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14038298A JP2912911B1 (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | コンクリート床版の穿孔方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2912911B1 true JP2912911B1 (ja) | 1999-06-28 |
JPH11323840A JPH11323840A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=15267523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14038298A Expired - Fee Related JP2912911B1 (ja) | 1998-05-08 | 1998-05-08 | コンクリート床版の穿孔方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2912911B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102041779A (zh) * | 2010-12-29 | 2011-05-04 | 中铁大桥局集团第二工程有限公司 | 一种桥面吊机及其施工方法 |
CN112663478A (zh) * | 2020-12-14 | 2021-04-16 | 中铁二十局集团第三工程有限公司 | 一种几字形跨海临时钢栈桥 |
-
1998
- 1998-05-08 JP JP14038298A patent/JP2912911B1/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102041779A (zh) * | 2010-12-29 | 2011-05-04 | 中铁大桥局集团第二工程有限公司 | 一种桥面吊机及其施工方法 |
CN112663478A (zh) * | 2020-12-14 | 2021-04-16 | 中铁二十局集团第三工程有限公司 | 一种几字形跨海临时钢栈桥 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11323840A (ja) | 1999-11-26 |
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