JP2911794B2 - 家庭用収納棚 - Google Patents

家庭用収納棚

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JP2911794B2
JP2911794B2 JP7294242A JP29424295A JP2911794B2 JP 2911794 B2 JP2911794 B2 JP 2911794B2 JP 7294242 A JP7294242 A JP 7294242A JP 29424295 A JP29424295 A JP 29424295A JP 2911794 B2 JP2911794 B2 JP 2911794B2
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JP
Japan
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shelf
locking
plate
lock
right direction
Prior art date
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Application number
JP7294242A
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English (en)
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JPH09135738A (ja
Inventor
和明 中川
隆志 宮原
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YODOGAWA SEIKOSHO KK
Original Assignee
YODOGAWA SEIKOSHO KK
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Publication date
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  • Drawers Of Furniture (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、台所や洗濯場など
で用いられる家庭用収納棚に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の家庭用収納棚として、前面開口
の収納部に引手付きの棚板を前後にスライド自在に備え
たものがある。例えば、これを台所に置いて、前記スラ
イド自在な棚板の上に炊飯器、電気調理器、ポット、調
味料などを載置するのに使用される。これによれば、そ
れらを使用するときは棚板を前に引き出すことができて
取り出しやすく、また引き出し状態で載置したままでも
使用することができ、使用しないときは押し込んで収納
部に納めることができて便利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記棚板はス
ライド自在であるため、地震時や不慮に引手に人や他物
が引っ掛かることにより、棚板が収納部から前方へ出て
来て、この上に載せている物が落下する危険があった。
本発明は、このような問題を解消するためになされたも
ので、スライド自在な棚板が不測に前方へ出てくるのを
防止でき、また片手で簡易に押し引き操作できる家庭用
収納棚を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の家庭用収納棚
は、前面開口の収納部を有する本体と、前記収納部の底
板上に前後スライド自在に備えられた棚板と、前記底板
の上面前方の左右方向中央部に設けられた係止穴と、前
記棚板の前端部の左右方向の少なくとも中央部に棚板上
面より上方へ高く突出するよう装着された引手と、前記
棚板前端部の左右方向中央部に備えられたロック具とを
有するものであって、前記ロック具は、ロック具本体の
前側上部に軸を、前側下部にプッシュ操作部をそれぞれ
一体に形成するとともに、ロック具本体の後側に係止爪
を一体に形成してなり、前記ロック具は、前記プッシュ
操作部が前記棚板の前面に露出し、かつ前記軸が前記引
手に設けた軸受に回動自在に支持されるとともに、前記
係止爪が前記棚板を後方へ押し込んだ状態において前記
係止穴に係脱するように前記軸回りに上下回動自在に
えられ、前記ロック具は、前記プッシュ操作部と前記引
手との間に介在されたスプリングにより前記係止爪が前
記係止穴に係合する方向に回動付勢されていることを特
徴とするものである。
【0005】
【作用】棚板を押し込むと、ロック具の係止爪が係止穴
に係合し、この係合状態がスプリングの付勢力で保持さ
れるため、棚板が不測に前方へ出て来るのを防止でき
る。棚板を引き出すときは、片手を引手に掛けてプッシ
ュ操作部をスプリングの力に抗して押圧することでロッ
ク具を軸まわりに回動させることにより係止爪を係止穴
から離脱させることができ、そのまま前方へ引き出すこ
とができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係る家庭用収納棚の一実
施例を図面に基づき説明する。図2において、1は家庭
用収納棚の本体で、天板1a、底板1b、左右側面板1
c・1d、背面板1eで前面開放状のボックス形に形成
され、この内部に前面開口の収納部2と開閉扉付きの収
納部3とを上下数段に設けている。前面開口の収納部2
の底には板金製の底板4が敷設され、この底板4の上面
に左右一対のレール5が前後方向に固定され、このレー
ル5に沿って板金製の棚板6が前後にスライド自在に備
えられる。底板4の上面の前端寄りには左右一対のスト
ッパー7が突設され、このストッパー7に棚板6の底面
の後端部が当接するまで棚板6を前方に引き出せるよう
にしている。
【0007】図1及び図4に示すように、棚板6は断面
L形の前面壁6aを有し、この前面壁6aの前側に引手
8を備える。引手8はプラスチック成形品で、棚板6の
前面壁6aの上下幅よりも広い上下幅で、かつ該前面壁
6aの左右方向長さよりも少し長い長さを持つ帯形状の
主面板9aを有し、この主面板9aの裏面側に上下壁片
10,11を互いに平行に後方へ突設してこの両壁片1
0,11間に凹溝12を形成し、この凹溝12を棚板6
の前面壁6aに嵌合させることにより、主面板9aの上
部に一体に形成した引手部9bが棚板6の上面より上方
へ高く突出するよう取り付ける。その際、下壁片11の
左右端に起立させた左右壁片11aを前面壁6aの左右
端の外側に当接させることにより、引手8が前面壁6a
上で左右方向にずれるのを規制する。
【0008】棚板6の前端部の左右方向中央部にはロッ
ク具14を備える。図4のように、ロック具14はプラ
スチック成形品で、ロック具本体15の前側の上下に軸
16とプッシュ操作部17をそれぞれ一体に形成し、後
側にフック状の係止爪18を一体に形成する。引手8の
主面板9aの左右方向中央部に、係止爪18が通される
穴19を設けるとともに、該穴19の左右両側に軸16
を支持する切欠20aを有する軸受20及び爪21を有
する弾性のある軸端受22をそれぞれ一体に突設してい
る。一方、底板4の上面前方の左右方向中央部に係止穴
23を前記穴19の後方に対応するよう設ける。その係
止穴23は底板4とは別体にプラスチック成形された係
止体24に凹設され、この係止体24を底板4の穴25
に係合固定している。
【0009】かくして、図1のようにロック具14は係
止爪18を引手8の穴19にこれの前方から通して引手
8の後方へ突出させ、軸16を左右の軸受20の切欠2
0aに支持させるとともに、軸16の左右端面を左右の
軸端受22の爪21の後ろ側に係合させる。軸16はこ
れの上下及び後方への移動を軸受20で規制され、軸方
向及び前方への移動を軸端受22で規制される。プッシ
ュ操作部17と引手8の前面との間にはスプリング26
を介在させ、このスプリング26で係止爪18が係止穴
23に係合する方向にロック具14を常に回動付勢す
る。
【0010】引手8の前面には板金製の化粧カバー板2
7をロック具14を覆うように取り付ける。その際、化
粧カバー板27は引手8の前面の左右の軸端受22の外
側に突設した受板28(図4参照)で受け止められるこ
とにより該化粧カバー板27が外力でへこむのを防止す
る。また化粧カバー板27は左右方向中央部に穴29を
有し、この穴29からロック具14のプッシュ操作部1
7のみを突出させる。化粧カバー板27の穴29とプッ
シュ操作部17との間には該プッシュ操作部17の全周
を囲む化粧兼囲い枠30を取り付ける。化粧兼囲い枠3
0の表面側にはプッシュ操作部17の左右端部と引手8
の前面との段差を埋める形の膨出部31を左右一対設
け、裏面側にロック具本体15を囲む筒体32と、引手
8の前面の左右の軸受20の下側に突設した断面C形の
係合筒33(図4参照)に差し込み係合する左右一対の
フック形状の係合片34を後方へ突設している。これら
棚板6の前面壁6a、引手8の主面板9a及び化粧カバ
ー板27の裏面側に部分的に固定した裏板35の三者
は、図4のように前面壁6aの後方からねじ込まれるね
じ36で共締めされる。
【0011】図1及び図2のように、棚板6の上面の左
右端には側部ガード37がそれぞれ前後方向に配設され
る。側部ガード37はパイプ材あるいは棒材からなり、
この前端部は引手8の左右端の上部に後ろ向きに一体に
突設したボス38の穴38aに挿入固定され、後端部は
棚板6の上面にビス40で固定したガード受39の穴3
9aに挿入固定される。側部ガード37は、棚板6の引
出し量に相当する長さか、棚板6の奥行寸法とほぼ同じ
長さに設定する。
【0012】上記構成において、棚板6が押し込まれて
いる状態では、図1のようにロック具14の係止爪18
が係止穴23に係合し、この係合状態がスプリング26
の付勢力で保持されるため、棚板6が地震などで不測に
前方へ出て来るのを防止できる。棚板6を引き出すとき
は、図3のように片手を引手8に掛け、親指でプッシュ
操作部17をスプリング26の力に抗して下方へ押圧す
るとロック具14が軸16まわりに回動し、係止爪18
が係止穴23から離脱するため、そのまま前方へ引き出
すことができる。
【0013】引手8は上記実施例のように棚板6の前端
の左右方向全長にわたって装着することが、棚板6の上
に載せている物Aが前方へ滑り落ちるのを阻止する機能
を兼備させるうえで好ましいが、その左右方向の中央部
のみであってもよい。また、引手8は、主面板9aと引
手部9bを別体として棚板6に取り付けて、引手部9b
を引手8としてもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、ロック具によりスライ
ド自在な棚板が不測に前方へ出てくるのを確実に防止で
き、また片手でロック具を押圧操作することで棚板を簡
易に引き出すことができる。ロック具によるロック部は
棚板の前端の左右方向中央の一か所のみで足り、それだ
け部材点数が少なくてコストも低減でき、構造も簡単で
コンパクトに構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】棚板をロック状態で示す縦断側面図である。
【図2】一つの棚板を引き出した状態で示す全体の外観
斜視図である。
【図3】棚板をアンロック状態で示す縦断側面図であ
る。
【図4】要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 2 収納部 4 底板 6 棚板 8 引手 14 ロック具 16 軸 17 プッシュ操作部 18 係止爪 23 係止穴 26 スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47B 77/10 A47B 77/04 A47B 77/08 A47B 88/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面開口の収納部を有する本体と、前記
    収納部の底板上に前後スライド自在に備えられた棚板
    と、前記底板の上面前方の左右方向中央部に設けられた
    係止穴と、前記棚板の前端部の左右方向の少なくとも中
    央部に棚板上面より上方へ高く突出するよう装着された
    引手と、前記棚板前端部の左右方向中央部に備えられた
    ロック具とを有するものであって、 前記ロック具は、ロック具本体の前側上部に軸を、前側
    下部にプッシュ操作部をそれぞれ一体に形成するととも
    に、ロック具本体の後側に係止爪を一体に形成してな
    前記ロック具は、 前記プッシュ操作部が前記棚板の前面
    に露出し、かつ前記軸が前記引手に設けた軸受に回動自
    在に支持されるとともに、前記係止爪が前記棚板を後方
    へ押し込んだ状態において前記係止穴に係脱するように
    前記軸回りに上下回動自在に備えられ、 前記ロック具は、前記プッシュ操作部と前記引手との間
    に介在されたスプリングにより前記係止爪が前記係止穴
    に係合する方向に回動付勢されていることを特徴とする
    家庭用収納棚。
JP7294242A 1995-11-13 1995-11-13 家庭用収納棚 Expired - Lifetime JP2911794B2 (ja)

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