JP2911558B2 - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JP2911558B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は電源電圧の瞬停時には支障無く運転を続行
できる電圧型のインバータ装置に関するものである。
[従来の技術] 第3図は例えばインバータ応用マニュアル(電気書院
昭和60年発行)P.57に示された電圧型トランジスタイン
バータの構成図であり、図において1はダイオードブリ
ッジで構成された順変換器、2は順変換器1の直流出力
端に接続された平滑コンデンサ、3はトランジスタで構
成された逆変換器、VSは電源電圧、VDCは直流電圧であ
る。
次に動作について説明する。直流電圧VDCは VDC=1.35×VS ……(1) で表される。この直流電圧(VDC)は逆変換器3によっ
て所定の交流電圧、及び周波数の交流電源に逆変換され
る。この時、平滑コンデンサ2は順変換器1及び逆変換
器3から流れ込むリップル電流を吸収して電源電圧の平
滑作用を行う。このため平滑コンデンサ2の静電容量
(静電エネルギー;1/2CV2〔J〕)は、一般的にはイン
バータ出力容量の数%に設計される。
[発明が解決しようとする課題] 従来のインバータ装置は以上のように構成されている
ので、電源電圧の瞬停時には平滑コンデンサ2に貯えら
れたエネルギーを負荷に供給する必要があるにもかかわ
らず、平滑コンデンサ2に貯えられるエネルギーはわず
かであるために短時間で放電が終了してしまう。そのた
め直流電圧が低下することになりインバータ装置が運転
不能になるという課題があった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされ
たもので、瞬停発生時にも直流電圧を一定値に保持し、
運転を継続できる電圧型のインバータ装置を得ることを
目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明にかかるインバータ装置は、瞬停時に第1の
平滑コンデンサの端子電圧が第2の平滑コンデンサの端
子電圧より低くなると、当該第2の平滑コンデンサに蓄
積されたエネルギーを当該第1の平滑コンデンサの端子
電圧に重畳供給するダイオードと、瞬停時に始動され、
上記第2の平滑コンデンサの端子電圧を昇圧して上記第
1の平滑コンデンサの端子電圧に重畳供給する昇圧チョ
ッパと、上記第1の平滑コンデンサから出力された直流
電力を交流電力に変換する逆変換器とを備えたものであ
る。
[作用] この発明における昇圧チョッパ4は、電源電圧に瞬停
が生ずると低下した第1の平滑コンデンサ間の電圧を規
定値まで昇圧するように動作する。また、第2の平滑コ
ンデンサ11は、電源電圧の低下が所定値以下になった時
のエネルギー供給源として動作する。更に昇圧チョッパ
4の入出力間に設けられたダイオード13は補償動作開始
時に昇圧チョッパ4の動作が安定になるまで第2の平滑
コンデンサ11から第1の平滑コンデンサ2へバイパスし
て蓄積電流を供給する。
[発明の実施例] 以下この発明の一実施例を図について説明する。図中
第2図と同一の部分は同一の符号をもって図示した第1
図において、4は昇圧型(Boost)DC−DCコンバータか
らなる昇圧チョッパで、リアクトル5,ダイオード6,自己
消弧素子としての例えば、トランジスタ7及びチョッパ
制御装置8により構成される。9は電源電圧を検出する
電圧変成器PT、10は順変換器1の出力電圧を検出する直
流電圧検出器、11は第2の平滑コンデンサ、12は第2の
順変換器、13は昇圧チョッパ4の入出力間に設けられた
ダイオードである。ここで1を第1の順変換器、2を第
1の平滑コンデンサ、11を第2の平滑コンデンサと呼
ぶ。また自己消弧素子としては、トランジスタ以外に高
速スイッチング素子としてGTOやIGBT等がある。
まず最初に詳細な説明に入る前に第2図を参照して昇
圧チョッパ4の動作の概要について述べる。この昇圧チ
ョッパ4はスイッチング用のトランジスタ7がONの時に
リアクトル5にエネルギーを蓄え、OFFの時にこのエネ
ルギーを入力電源に重畳させて出力に取り出す回路、す
なわち、入力電圧より出力電圧を高く取り出せる回路と
して特徴がある。
トランジスタ7がONのとき、リアクトル5に加わる電
圧はV1、OFFのときはVO−VIとなる。従って、定常状態
ではこの電源変化分が等しいとすると、 となる。断続モードの場合、トランジスタ7がONした場
合、入力電圧をV1とすると入力から供給される電力PON
は、昇圧チョッパ4に流れる電流がV1t/Lとなるので、 となる。また、トランジスタ7がOFFの期間でも電源か
ら電力が供給される。この時、入力電流は(VO−VI)t/
Lとなるので、OFFの期間に供給される電力POFFは、 となる。従って、出力電力POは上記(4),(5)式の
電力を夫々t=O〜TON,及びO〜TOFF期間積分した電力
の平均値と等しくなる。
ここで、TOFF=VITON/(VI−VO)となるので、出力P
=IOVOとして出力電圧VOを求めると、 よって、臨界点はIO=VO/2L TON,リアクトル5の電流I
Lが連続となる条件は、 次に第1図の動作について説明する。通常の運転中で
は第1の順変換器1→第1の平滑コンデンサ2→逆変換
器3の経路で負荷にエネルギーが供給される。ここで瞬
停により電源電圧VSが低下したとなると負荷Lへの供給
エネルギーは、以下の経路で出力される。
まず、第2の平滑コンデンサ11の端子電圧VIが第1の
平滑コンデンサ2の端子電圧VOよりも大(VI>VO)で、
かつ昇圧チョッパ4の電流が立ち上がらない状態(トラ
ンジスタ7がOFF)では、第2の平滑コンデンサ11→ダ
イオード13→第1の平滑コンデンサ2→逆変換器3の経
路で負荷Lにエネルギーが供給される。
また、第2の平滑コンデンサ11の端子電圧VIが第1の
平滑コンデンサ2の端子電圧VOよりも大(VI>VO)の瞬
停状態で、かつ昇圧チョッパ4の電流が立ち上がった
(トランジスタ7がON)後は、第2の平滑コンデンサ11
→昇圧チョッパ4→第1の平滑コンデンサ2→逆変換器
3の経路で負荷Lにエネルギーが供給される。
さらに第2の平滑コンデンサ11の端子電圧VIが第1の
平滑コンデンサ2の端子電圧VOより小(VI<VO)の瞬停
状態になると、第2の順変換器12→昇圧チョッパ4→第
1の平滑コンデンサ2→逆変換器3の経路で負荷Lにエ
ネルギが供給される。この時の昇圧チョッパ4の制御
は、電源電圧検出用のPT9の検出電圧と、直流電圧検出
器10の検出電圧及び該両検出電圧によってトランジスタ
7に制御信号を与えるチョッパ制御回路8の出力信号と
によって行われる。
瞬停継続時間は通常1秒程度であり、電源電圧が回復
すれば定常状態にもどるので、第2の順変換器12,昇圧
チョッパ4,ダイオード13は短時間定格のものでよく、又
ダイオード13を備えたことで、チョッパの応答時間は標
準的なものでよく、瞬停中といえども逆変換器の運転を
継続可能にできる。
尚、上記実施例ではトランジスタを用いて説明した
が、GTO,IGBT等の他の自己消弧素子であってもよい。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、瞬停時に第1の平滑
コンデンサの端子電圧が第2の平滑コンデンサの端子電
圧より低くなると、当該第2の平滑コンデンサに蓄積さ
れたエネルギーを当該第1の平滑コンデンサの端子電圧
に重畳供給するダイオードと、瞬停時に始動され、上記
第2の平滑コンデンサの端子電圧を昇圧して上記第1の
平滑コンデンサの端子電圧に重畳供給する昇圧チョッパ
と、上記第1の平滑コンデンサから出力された直流電力
を交流電力に変換する逆変換器とを備えて構成したの
で、瞬停時にも装置の運転を継続でき、小形、安価で信
頼性の高い装置が得られる効果がある。また、昇圧チョ
ッパの制御応答が遅くても、ダイオードを介して第2の
平滑コンデンサからエネルギーの供給が行われ、装置が
安定に動作する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す電圧形のインバータ
装置のブロック構成図、第2図は昇圧チョッパの動作原
理を示す説明図、第3図は従来の電圧形のインバータ装
置の構成を示すブロック図である。 図において、1は第1の順変換器、2は第1の平滑コン
デンサ、3は逆変換器、4は昇圧チョッパ、11は第2の
平滑コンデンサ、12は第2の順変換器、13はダイオード
である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源から交流電力を供給されると、当
    該交流電力を直流電力に変換する第1の順変換器と、上
    記第1の順変換器の直流出力端子間に接続された第1の
    平滑コンデンサと、上記第1の順変換器と並列に接続さ
    れ、上記交流電源から交流電力を供給されると、当該交
    流電力を直流電力に変換する第2の順変換器と、上記第
    2の順変換器の直流出力端子間に接続された第2の平滑
    コンデンサと、瞬停時に上記第1の平滑コンデンサの端
    子電圧が上記第2の平滑コンデンサの端子電圧より低く
    なると、当該第2の平滑コンデンサに蓄積されたエネル
    ギーを当該第1の平滑コンデンサの端子電圧に重畳供給
    するダイオードと、瞬停時に始動され、上記第2の平滑
    コンデンサの端子電圧を昇圧して上記第1の平滑コンデ
    ンサの端子電圧に重畳供給する昇圧チョッパと、上記第
    1の平滑コンデンサから出力された直流電力を交流電力
    に変換する逆変換器とを備えたインバータ装置。
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