JP2910306B2 - 空気圧送光ケーブル - Google Patents

空気圧送光ケーブル

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JP2910306B2
JP2910306B2 JP3111198A JP11119891A JP2910306B2 JP 2910306 B2 JP2910306 B2 JP 2910306B2 JP 3111198 A JP3111198 A JP 3111198A JP 11119891 A JP11119891 A JP 11119891A JP 2910306 B2 JP2910306 B2 JP 2910306B2
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良明 寺沢
裕昭 佐野
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4429Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
    • G02B6/4438Means specially adapted for strengthening or protecting the cables for facilitating insertion by fluid drag in ducts or capillaries

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気流を用いてチュー
ブ管路内に光ファイバユニットを圧送挿通して構成され
る空気圧送光ケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】あらかじめ布設されたチューブ内に空気
流を用いて光ファイバユニットもしくは光ファイバ単体
を挿通して光ファイバケーブルを構成する方法は、特公
平2−22921号公報に記載されている。しかしなが
ら、この公報においては、チューブの管路形態とそれに
挿通される光ファイバユニットの構造との関係に対する
考慮はない。その後も、「1990年電子情報通信学会
全国大会予稿」B−667、神崎他「撚合わせパイプへ
のエアブローン送通性」に述べられているように、光フ
ァイバユニットを挿通する管路として、螺旋管路を用い
た報告例があるが、これにおいても、光ファイバユニッ
トの構造との関係については、考慮していない。
【0003】従来の空気圧送用光ファイバユニットは、
直線と数カ所の曲がり部分を有する程度のチューブ管路
に圧送することを前提として開発されたものであるか
ら、螺旋に集合されたチューブが、曲率半径200cm
以下の曲がり部分を有しているようなチューブ管路に対
して使用すると、挿通能力が大幅に低下するという問題
があった。
【0004】この原因は、光ファイバユニットが挿通さ
れていく過程において、光ファイバユニットが螺旋形状
に曲げられることにより、管路が直線状に布設されてい
る部分においても、大きな圧送のエネルギーを消費する
ためであり、曲げ剛性が大きい従来タイプの光ファイバ
ユニットでは、螺旋状の管路には不利であるということ
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
点を解決するためになされたもので、曲率半径200c
m以下の曲がり部分を有する螺旋状のチューブ管路に対
して、空気圧により圧送挿通して構成される空気圧送光
ケーブルにおいて、挿通能力が向上した光ファイバユニ
ットを用いて実現された空気圧送光ケーブルを提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、螺旋状に配置され、曲率半径200cm以下の曲が
り部分を有するチューブ管路内に、複数の光ファイバか
らなる光ファイバユニットを空気流を用いて挿通して構
成される空気圧送光ケーブルにおいて、前記光ファイバ
ユニットは、それを構成する光ファイバもしくは複数の
光ファイバからなるサブユニットが、前記チューブ管路
の螺旋ピッチより短い撚りピッチで撚られているととも
に、その撚り方向が前記チューブ管路の螺旋方向と逆向
きであることを特徴とするものであり、請求項2に記載
の発明は、請求項1に記載の空気圧送光ケーブルにおい
て、前記チューブ管路は、複数本のチューブ管路が撚ら
れていることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】チューブに挿通する際に、光ファイバユニット
は挿通されるにしたがって、チューブの螺旋方向に曲げ
られるが、このとき光ファイバユニットの曲げ剛性が小
さい方が、挿通能力は高くなる。本発明による光ファイ
バユニットは、チューブ内に挿入されるにしたがって、
その先端が徐々にチューブの撚り方向に回転するため、
光ファイバもしくはサブユニットの撚りがゆるみ、曲げ
剛性が低下する。
【0008】これに対して、光ファイバもしくはサブユ
ニットの撚り方向がチューブと同じ場合、光ファイバユ
ニットの先端がチューブの撚り方向に回転することによ
って撚りが締まり、曲げ剛性が増加し、挿通能力の低下
を招く。また、光ファイバもしくはサブユニットを撚ら
ない光ファイバユニットは、曲げられた際に外側の光フ
ァイバもしくはサブユニットに伸び歪みを与えることに
なるため、曲げ剛性が大きくなり、同様に、挿通能力が
低下するから不利である。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の光ファイバユニットの一実
施例の断面図である。図中、1は光ファイバ、2は引き
裂き紐、3は内層被覆、4は外層被覆である。この実施
例では、6本の光ファイバ1と1本の引き裂き紐2の計
7本を撚り合わせ、その上に内層被覆3をかぶせ、さら
に、外層被覆4で被覆して、光ファイバユニットが構成
されている。撚りの方向は、このユニットが挿通される
チューブ管路の撚りの方向と逆であり、撚りのピッチ
は、管路の撚りのピッチより小さい値である。
【0010】図2は、本発明の光ファイバユニットの他
の実施例の断面図である。図中、1は光ファイバ、2は
引き裂き紐、3は内層被覆、4は外層被覆、5はサブユ
ニット、6は内層被覆である。この実施例では、光ファ
イバユニットは、3本のサブユニット5から構成されて
いる。各サブユニット5は、図1で説明したものと同様
に、6本の光ファイバ1と1本の引き裂き紐2の計7本
で構成されている。サブユニット内の光ファイバ1と引
き裂き紐2とは、図1と同様に撚り合わせられている
が、必ずしも撚られている必要はない。3本のサブユニ
ット5は、このユニットが挿通されるチューブ管路の撚
りの方向と逆の方向に撚られており、撚りのピッチは、
管路の撚りのピッチより小さい値である。
【0011】図3は管路の一例である。図中、7はチュ
ーブ、8は被覆、9は電力ケーブルである。被覆8が施
されたチューブ7は、3相の電力ケーブル9と一緒に撚
り合わされている。これらの上にさらに適当な被覆が施
されていることもある。
【0012】このような管路に、図1または図2で説明
した光ファイバユニットが挿通されて光ファイバケーブ
ルが構成される。チューブ7内に光ファイバユニットを
挿通させるには、チューブ螺旋方向への曲げ剛性を低減
する必要がある。このために光ファイバユニットを構成
する光ファイバもしくは光ファイバサブユニットを撚る
ことは有効である。しかもその撚りピッチがチューブの
撚りピッチより短くかつその撚り方向がチューブの撚り
方向と逆向きとしたことにより、挿通の際の剛性を低下
させることができる。
【0013】本発明の効果を確認するため、図4に示す
10種類の光ファイバユニットを試作して挿通の実験を
行なった。使用した管路は、螺旋形状の外径8mm、内
径6mmのポリエチレン製チューブである。チューブの
螺旋形状は、撚りピッチ830mm,チューブの層心径
46mm,撚り方向は右である。
【0014】10種類の光ファイバユニットのうち、N
o.1〜No.5は、外径250μmの被覆された光フ
ァイバを、中心に1本、その周りに6本の計7本を配列
し、内層被覆としてポリプロピレンを被覆して外径1m
mに仕上げたものに、さらに、高密度発泡ポリエチレン
を外層被覆し、外径を2mmとしたもので、図1と同様
の構造のものである。光ファイバの撚りピッチは、図4
に示すとおりである。
【0015】No.6〜No.10は、上述したポリプ
ロピレンの内層被覆のものをサブユニットとして3本用
いた。これを図4に示すピッチで撚り合わせ、その上に
ポリプロピレンの内層被覆を重ね2.5mm径とした
上、高密度発泡ポリエチレンを被覆して外径4mmとし
たものである。図2と同様の構造である。
【0016】図4に示す10種類の光ファイバユニット
を、上述した螺旋チューブ管路に対して実験した挿通特
性を図5に示す。挿通に使用した空気の圧縮圧力は、ゲ
ージ圧で5kg/cm2 である。圧送したチューブの長
さは、No.1〜No.5については600m、No.
6〜No.10については300mである。
【0017】この結果からもわかるように、チューブ
と、光ファイバもしくはサブユニットの撚り方向が逆で
あって、その撚りピッチがチューブの撚りピッチ以下で
あるときに、挿通能力が特に高いことが確認できた。
【0018】本発明が適用できる管路としては、図3で
説明したような、電力ケーブルなどとチューブを複合し
て布設された後に、光ファイバユニットを挿通する場合
など、チューブが撚られている管路に効果的である。ま
た、チューブを他のケーブルと複合する場合だけでな
く、複数本のチューブのみを束ねたケーブルの場合で
も、ケーブルの可撓性を上げるためにチューブを撚るこ
とが多く見られる。このような管路にも本発明による光
ファイバユニットは有効である。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、光ファイバユニットを構成する光ファイバも
しくはサブユニットがチューブ管路の螺旋方向と逆方向
に撚られ、かつ、その撚りピッチがチューブ管路の螺旋
ピッチ以下であることにより、挿通能力が向上された空
気圧送光ケーブルを提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバユニットの一実施例の断面
図である。
【図2】本発明の光ファイバユニットの他の実施例の断
面図である。
【図3】本発明が適用される管路の一例である。
【図4】実験に用いた光ファイバユニットの特性の説明
図である。
【図5】実験結果の説明図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ 2 引き裂き紐 3 内層被覆 4 外層被覆 5 サブユニット 6 内層被覆
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 螺旋状に配置され、曲率半径200cm
    以下の曲がり部分を有するチューブ管路内に、複数の光
    ファイバからなる光ファイバユニットを空気流を用いて
    挿通して構成される空気圧送光ケーブルにおいて、前記
    光ファイバユニットは、それを構成する光ファイバもし
    くは複数の光ファイバからなるサブユニットが、前記チ
    ューブ管路の螺旋ピッチより短い撚りピッチで撚られて
    いるとともに、その撚り方向が前記チューブ管路の螺旋
    方向と逆向きであることを特徴とする空気圧送光ケーブ
    ル。
  2. 【請求項2】 前記チューブ管路は、複数本のチューブ
    管路が撚られていることを特徴とする請求項1に記載の
    空気圧送光ケーブル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190128729A (ko) * 2017-12-19 2019-11-18 가부시키가이샤후지쿠라 광섬유 케이블

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190128729A (ko) * 2017-12-19 2019-11-18 가부시키가이샤후지쿠라 광섬유 케이블
KR102397065B1 (ko) * 2017-12-19 2022-05-11 가부시키가이샤후지쿠라 광섬유 케이블

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